JPH0140372Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0140372Y2 JPH0140372Y2 JP14196284U JP14196284U JPH0140372Y2 JP H0140372 Y2 JPH0140372 Y2 JP H0140372Y2 JP 14196284 U JP14196284 U JP 14196284U JP 14196284 U JP14196284 U JP 14196284U JP H0140372 Y2 JPH0140372 Y2 JP H0140372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- pin
- piston pin
- boss hole
- inner diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はピストンに係り、特に二段圧縮機の高
圧側ピストンに関する。
圧側ピストンに関する。
(従来技術)
シリンダ内を往復運動するピストンは、ピスト
ンピンを介してコネクテイングロツドに連結され
ている。このピストンピンは、通常、ピストンの
周壁に形成された一対のピストンボス孔に支持さ
れており、しかもピストンから抜け出ないように
ピストンに固定されている。
ンピンを介してコネクテイングロツドに連結され
ている。このピストンピンは、通常、ピストンの
周壁に形成された一対のピストンボス孔に支持さ
れており、しかもピストンから抜け出ないように
ピストンに固定されている。
このピストンピンのピストンへの固定は、従来
次のようにして行われていた。即ち、一対のピス
トンボス孔の内径を、ピストンピンの外径よりも
小さくしておき、ピストンピンの固定時に、ピス
トンを加熱して、ピストンボス孔を膨張させた
後、ピストンピンを挿入し、次いでピストンを冷
却してピストンピンを締めつける、という所謂焼
ばめによつて行われていた。
次のようにして行われていた。即ち、一対のピス
トンボス孔の内径を、ピストンピンの外径よりも
小さくしておき、ピストンピンの固定時に、ピス
トンを加熱して、ピストンボス孔を膨張させた
後、ピストンピンを挿入し、次いでピストンを冷
却してピストンピンを締めつける、という所謂焼
ばめによつて行われていた。
(考案が解決しようとする問題点)
前述したように、上記従来例では、一対のピス
トンボス孔によつて支持されるピストンピンの2
個所をともに焼ばめによつて固定していたため次
のような不都合があつた。
トンボス孔によつて支持されるピストンピンの2
個所をともに焼ばめによつて固定していたため次
のような不都合があつた。
即ち、加熱後ピストンを冷却すると、通常は均
一に縮径するのであるが、ピストンボス孔にピス
トンピンが挿入されていると、ピストンボス孔と
ピストンピンとのすきまが小さくなるため、両者
間に摩擦抵抗が生ずることになり、その結果ピス
トンピンの長手方向におけるピストンの収縮は抑
制されることになるため、冷却後、ピストンは、
第3図に示すように、ピストンピンの長手方向を
長軸の伸長方向とする断面だ円形に変形すること
になり、異音発生の原因となつていた。尚、同図
において、aは加熱時のピストンの外形線、bは
冷却後の変形したピストンの外形線、cは変形し
ていないピストンの外形線を示す。
一に縮径するのであるが、ピストンボス孔にピス
トンピンが挿入されていると、ピストンボス孔と
ピストンピンとのすきまが小さくなるため、両者
間に摩擦抵抗が生ずることになり、その結果ピス
トンピンの長手方向におけるピストンの収縮は抑
制されることになるため、冷却後、ピストンは、
第3図に示すように、ピストンピンの長手方向を
長軸の伸長方向とする断面だ円形に変形すること
になり、異音発生の原因となつていた。尚、同図
において、aは加熱時のピストンの外形線、bは
冷却後の変形したピストンの外形線、cは変形し
ていないピストンの外形線を示す。
また前述したように、上記従来例では、ピスト
ンピンの2個所を焼ばめするため、ピストンを加
熱した後でなければピストンピンをピストンボス
孔に挿入することができず、このため組付けに特
殊な治具を必要としていた。
ンピンの2個所を焼ばめするため、ピストンを加
熱した後でなければピストンピンをピストンボス
孔に挿入することができず、このため組付けに特
殊な治具を必要としていた。
本考案はかかる問題点に鑑み、ピストンの加熱
前にピストンピンをピストンボス孔の1つに挿入
可能とすることにより、組付けを容易にしかつ焼
ばめを1個所とすることにより、ピストンの変形
を極力抑制しようとするものである。
前にピストンピンをピストンボス孔の1つに挿入
可能とすることにより、組付けを容易にしかつ焼
ばめを1個所とすることにより、ピストンの変形
を極力抑制しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点を解決するため、ピストン
ピンを支持するピストンボス孔の一方を該ピスト
ンピンに対して焼ばめ可能な内径とし、他方をす
きまばめ可能な内径にする、というものである。
ピンを支持するピストンボス孔の一方を該ピスト
ンピンに対して焼ばめ可能な内径とし、他方をす
きまばめ可能な内径にする、というものである。
(作用)
すきまばめ可能な内径を有するピストンボス孔
にピストンピンを挿通した後、ピストンを加熱し
て該ピストンボス孔を膨張させ、次いで膨張した
ピストンボス孔にピストンピンを挿入した後、ピ
ストンを冷却し、ピストンピンの1個所を焼ばめ
とし、他の個所をすきまばめとすることにり、ピ
ストンピンをピストンに固定する。
にピストンピンを挿通した後、ピストンを加熱し
て該ピストンボス孔を膨張させ、次いで膨張した
ピストンボス孔にピストンピンを挿入した後、ピ
ストンを冷却し、ピストンピンの1個所を焼ばめ
とし、他の個所をすきまばめとすることにり、ピ
ストンピンをピストンに固定する。
(実施例)
以下図面に示す実施例を参照しながら本考案を
説明すると、第1図に示すように、ピストンの周
壁には、一対のピストンボス孔1a,1bが軸対
称に形成されており、かつ該ボス孔1a,1bは
それらの軸線が、互いに一致するように配置され
ている。
説明すると、第1図に示すように、ピストンの周
壁には、一対のピストンボス孔1a,1bが軸対
称に形成されており、かつ該ボス孔1a,1bは
それらの軸線が、互いに一致するように配置され
ている。
該ピストンボス孔1a,1bは、ピストンピン
2を支持するためのものであり、該ボス孔1a,
1bの内径は、互いに異なつている。つまり該ボ
ス孔1a,1bの一方1aの内径は、ピストンピ
ン2の外径よりも小さく、他方1bの内径は、逆
にピストンピン2の外径よりも大きくなつてい
る。このように、ピストンボス孔1a,1bとピ
ストンピン2との相対寸法関係を設定するのは、
一方のピストンボス孔1aでは焼ばめにより、ま
た他方のピストンボス孔1bではすきまばめによ
り、ピストンピン2をピストンに固定するためで
ある。
2を支持するためのものであり、該ボス孔1a,
1bの内径は、互いに異なつている。つまり該ボ
ス孔1a,1bの一方1aの内径は、ピストンピ
ン2の外径よりも小さく、他方1bの内径は、逆
にピストンピン2の外径よりも大きくなつてい
る。このように、ピストンボス孔1a,1bとピ
ストンピン2との相対寸法関係を設定するのは、
一方のピストンボス孔1aでは焼ばめにより、ま
た他方のピストンボス孔1bではすきまばめによ
り、ピストンピン2をピストンに固定するためで
ある。
したがつて、一方のピストンボス孔1aの内径
とピストンピン2の外径との差は、焼ばめが可能
な範囲に設定され、また他方のピストンボス孔1
bの内径とピストンピン2の外径との差は、しま
りばめが可能な範囲に設定される。
とピストンピン2の外径との差は、焼ばめが可能
な範囲に設定され、また他方のピストンボス孔1
bの内径とピストンピン2の外径との差は、しま
りばめが可能な範囲に設定される。
このようにピストンボス孔1a,1bとピスト
ンピン2との相対寸法関係を設定しておくと、ピ
ストンピン2の組付時に、ピストンピン2を、他
方のピストンボス孔1bに挿通することができ、
この状態でピストンを加熱すると、該ボス孔1a
は膨張するため、ピストンピン2を挿入すること
が可能になる。そして最後にピストンを自然冷却
または強制冷却により冷却すると、該ボス孔1a
は収縮することになり、ピストンピン2は焼ばめ
されることになる。
ンピン2との相対寸法関係を設定しておくと、ピ
ストンピン2の組付時に、ピストンピン2を、他
方のピストンボス孔1bに挿通することができ、
この状態でピストンを加熱すると、該ボス孔1a
は膨張するため、ピストンピン2を挿入すること
が可能になる。そして最後にピストンを自然冷却
または強制冷却により冷却すると、該ボス孔1a
は収縮することになり、ピストンピン2は焼ばめ
されることになる。
尚、ピストンの冷却時、他方のピストンボス孔
1bとピストンピン2とにはすきまが形成されて
おり、したがつてピストンが収縮しても両者間に
は摩擦抵抗が生ぜず、このため、ピストンの収縮
の妨げとならない。
1bとピストンピン2とにはすきまが形成されて
おり、したがつてピストンが収縮しても両者間に
は摩擦抵抗が生ぜず、このため、ピストンの収縮
の妨げとならない。
(効果)
本考案は、以上から明らかなように、ピストン
ピンとの関係において、一方のピストンボス孔を
焼ばめ可能な内径とし、他方のピストンボス孔を
すきまばめ可能な内径としたので、加熱前にピス
トンピンを他方のピストンボス孔に挿通すること
が可能になり、したがつて治具を要せずして焼ば
めができることになるため、組付けが容易にな
る。
ピンとの関係において、一方のピストンボス孔を
焼ばめ可能な内径とし、他方のピストンボス孔を
すきまばめ可能な内径としたので、加熱前にピス
トンピンを他方のピストンボス孔に挿通すること
が可能になり、したがつて治具を要せずして焼ば
めができることになるため、組付けが容易にな
る。
また、上記の如く、他方のピストンボス孔は、
ピストンピンとの関係においてすきまばめ可能な
内径を有しているので、ピストンの収縮時におい
ても両者間には摩擦抵抗が生ぜず、したがつて2
個所ともに焼ばめを行う従来例に比較してピスト
ンの変形が極力抑制されることになる。
ピストンピンとの関係においてすきまばめ可能な
内径を有しているので、ピストンの収縮時におい
ても両者間には摩擦抵抗が生ぜず、したがつて2
個所ともに焼ばめを行う従来例に比較してピスト
ンの変形が極力抑制されることになる。
第1図は本考案に係るピストンの断面図、第2
図はピストンピンの断面図、第3図はピストンの
変形の状態を示す断面図である。 1a,1b……ピストンボス孔、2……ピスト
ンピン。
図はピストンピンの断面図、第3図はピストンの
変形の状態を示す断面図である。 1a,1b……ピストンボス孔、2……ピスト
ンピン。
Claims (1)
- ピストンピンを支持するピストンボス孔の一方
を該ピストンピンに対して焼ばめ可能な内径と
し、他方をすきまばめ可能な内径としてなるピス
トン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14196284U JPH0140372Y2 (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14196284U JPH0140372Y2 (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6155549U JPS6155549U (ja) | 1986-04-14 |
| JPH0140372Y2 true JPH0140372Y2 (ja) | 1989-12-04 |
Family
ID=30700294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14196284U Expired JPH0140372Y2 (ja) | 1984-09-19 | 1984-09-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0140372Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-19 JP JP14196284U patent/JPH0140372Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6155549U (ja) | 1986-04-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2780980B2 (ja) | カム軸の製造方法とカム軸 | |
| JP2004003574A (ja) | ピストンリング | |
| US4781075A (en) | Camshaft and method of making the same | |
| US5549034A (en) | Wrist pin for piston and connecting rod assembly | |
| KR20220078384A (ko) | 볼스터드 및 이의 제조방법 | |
| JPH0140372Y2 (ja) | ||
| JPH0772588B2 (ja) | カム軸 | |
| JP2002535548A (ja) | 組立てピストンまたは互いに溶着もしくははんだ付けされた構成部分から成るピストン | |
| US5661904A (en) | Method of assembling piston and connecting rod with stepped wrist pin | |
| JPH07167298A (ja) | ピストンと連接棒のユニット | |
| JP3060366B2 (ja) | 等速自在継手の外方継手部材およびその製造方法 | |
| JP3138394B2 (ja) | 真空二重蛇腹パイプ | |
| JP4080291B2 (ja) | 組立式クランクシャフト | |
| JP3452157B2 (ja) | 分割式エキゾーストマニホールドのガス漏れ防止構造 | |
| JPH049095Y2 (ja) | ||
| JP3375421B2 (ja) | 形状記憶合金のファスナーを持つ回転機械の分割形軸受及び分割形スリーブ | |
| JPS5922266Y2 (ja) | エンジンのシリンダ | |
| CN218844906U (zh) | 一种汽车驱动轴总成结构 | |
| JPH0235047Y2 (ja) | ||
| JP2526094Y2 (ja) | ロッカカバー化粧板 | |
| JP2000283170A (ja) | 転がり軸受けにおける内輪の固定方法 | |
| JPH0522692Y2 (ja) | ||
| JPS6250214B2 (ja) | ||
| JP3767459B2 (ja) | 熱交換器 | |
| JP2588336Y2 (ja) | 配管結合構造 |