JPH0140673Y2 - - Google Patents
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- JPH0140673Y2 JPH0140673Y2 JP16021984U JP16021984U JPH0140673Y2 JP H0140673 Y2 JPH0140673 Y2 JP H0140673Y2 JP 16021984 U JP16021984 U JP 16021984U JP 16021984 U JP16021984 U JP 16021984U JP H0140673 Y2 JPH0140673 Y2 JP H0140673Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buffer layer
- polybutadiene
- synthetic resin
- base material
- packaging
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は各種商品、例えば放送器材のような電
子機器を保護するための包装用基材に関する。
子機器を保護するための包装用基材に関する。
(従来の技術)
従来、この種の包装用基材にはスチロールやポ
リエチレンを単独でビーズ発泡させたもの、或は
前二者を混合してビーズ発泡させたもの等が多用
されていたが、これらはいずれも硬質の発泡材よ
りなる緩衝層をそのまま包装用基材としたもので
あつて、その使用によつて商品を傷付けやすい難
点を有していた。特に、コンピユータやビデオ機
器のような電子機器、カメラその他の高級商品を
包装した場合にその包装用基材とのすれ合いによ
つて商品が傷付いてしまうと、その商品価値を著
しく低下させてしまうことになる。
リエチレンを単独でビーズ発泡させたもの、或は
前二者を混合してビーズ発泡させたもの等が多用
されていたが、これらはいずれも硬質の発泡材よ
りなる緩衝層をそのまま包装用基材としたもので
あつて、その使用によつて商品を傷付けやすい難
点を有していた。特に、コンピユータやビデオ機
器のような電子機器、カメラその他の高級商品を
包装した場合にその包装用基材とのすれ合いによ
つて商品が傷付いてしまうと、その商品価値を著
しく低下させてしまうことになる。
そこで、上記した緩衝層の表面にABS或は
PVC等の軟質フイルムを貼り付けた包装用基材
が提案されている。このものを使用すると硬質の
発泡材よりなる緩衝層が直接商品と接触しなくな
つて商品への傷付きが防止されるものの、上記し
た緩衝層のみからなる包装用基材に比べると軟質
フイルムを貼り付ける分だけ重量増となる上、包
装用基材の製造工程に軟質フイルムの貼付工程が
含まれてくるので製造工数の増加を招いてコスト
アツプにつながる難点がある。また、緩衝層と軟
質フイルムとの熱収縮差による寸法安定性の低下
やしわの発生を生じやすい難点がある。その他、
軟質フイルムとしてPVCを使用したものにあつ
ては、軟質フイルムに当然に含まれている可塑剤
が商品に移行して悪影響を与えることもある。
PVC等の軟質フイルムを貼り付けた包装用基材
が提案されている。このものを使用すると硬質の
発泡材よりなる緩衝層が直接商品と接触しなくな
つて商品への傷付きが防止されるものの、上記し
た緩衝層のみからなる包装用基材に比べると軟質
フイルムを貼り付ける分だけ重量増となる上、包
装用基材の製造工程に軟質フイルムの貼付工程が
含まれてくるので製造工数の増加を招いてコスト
アツプにつながる難点がある。また、緩衝層と軟
質フイルムとの熱収縮差による寸法安定性の低下
やしわの発生を生じやすい難点がある。その他、
軟質フイルムとしてPVCを使用したものにあつ
ては、軟質フイルムに当然に含まれている可塑剤
が商品に移行して悪影響を与えることもある。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案が解決しようとする問題点は、商品を傷
付けることがなく、製造工程が簡単なためにコス
トダウンを図り得、寸法安定性が良好で、可塑剤
等の商品への移行するおそれのない包装用基材を
提供することである。
付けることがなく、製造工程が簡単なためにコス
トダウンを図り得、寸法安定性が良好で、可塑剤
等の商品への移行するおそれのない包装用基材を
提供することである。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するための手段は、1.2−ポ
リブタジエンを含む合成樹脂を発泡させてなる緩
衝層と、この緩衝層と同一組成の合成樹脂よりな
る未発泡のスキン層とを備え、上記1.2−ポリブ
タジエンは1.2結合が約70%以上、分子量が10万
以上、結晶化度が10〜50%で20%以上のシンジオ
タクチツク立体規則性を有することである。
リブタジエンを含む合成樹脂を発泡させてなる緩
衝層と、この緩衝層と同一組成の合成樹脂よりな
る未発泡のスキン層とを備え、上記1.2−ポリブ
タジエンは1.2結合が約70%以上、分子量が10万
以上、結晶化度が10〜50%で20%以上のシンジオ
タクチツク立体規則性を有することである。
(作用)
1.2−ポリブタジエンの性質は1.2結合の割合、
分子量の大きさ、結晶化度及び側鎖の立体規則性
に微妙に左右され、これらが上記範囲のものであ
れば、1.2−ポリブタジエンを含む合成樹脂の発
泡体は柔軟性及び弾力性に富み、しかも軽量で曲
げ跡が残らない性質を備える。このため、1.2−
ポリブタジエンを含む合成樹脂の発泡体は薄層に
成形されて、良好な踏圧感や適度の弾力性が要求
される運動用の床マツトや特殊用途の衣料等に利
用されている。
分子量の大きさ、結晶化度及び側鎖の立体規則性
に微妙に左右され、これらが上記範囲のものであ
れば、1.2−ポリブタジエンを含む合成樹脂の発
泡体は柔軟性及び弾力性に富み、しかも軽量で曲
げ跡が残らない性質を備える。このため、1.2−
ポリブタジエンを含む合成樹脂の発泡体は薄層に
成形されて、良好な踏圧感や適度の弾力性が要求
される運動用の床マツトや特殊用途の衣料等に利
用されている。
これからも明らかなように、本考案による包装
用基材においては、1.2−ポリブタジエンを含む
合成樹脂を発泡させてなる緩衝層が大きな柔軟性
及び弾力性を発揮して商品を衝撃から保護する。
用基材においては、1.2−ポリブタジエンを含む
合成樹脂を発泡させてなる緩衝層が大きな柔軟性
及び弾力性を発揮して商品を衝撃から保護する。
また、1.2ポリブタジエンを含む合成樹脂より
なる未発泡のスキン層は、上記した緩衝層よりも
硬質になるため、凹凸を備える包装用基材におい
てはその保形性を高めるのに役立つ。このスキン
層は硬質であるといつても、冒頭で説明した従来
の包装用基材の緩衝層を形成する発泡体よりも軟
質であつてある程度の「腰」を有するにすぎない
ものであり、このスキン層が商品とすれ合つても
商品が傷付くことはない。また、スキン層2は深
絞り成形によつても破れにくいので緩衝層1の破
断防止に役立つ。
なる未発泡のスキン層は、上記した緩衝層よりも
硬質になるため、凹凸を備える包装用基材におい
てはその保形性を高めるのに役立つ。このスキン
層は硬質であるといつても、冒頭で説明した従来
の包装用基材の緩衝層を形成する発泡体よりも軟
質であつてある程度の「腰」を有するにすぎない
ものであり、このスキン層が商品とすれ合つても
商品が傷付くことはない。また、スキン層2は深
絞り成形によつても破れにくいので緩衝層1の破
断防止に役立つ。
さらに、本考案による包装用基材は、緩衝層と
スキン層が同一組成であるために、両層間に熱収
縮差を生じず、従つて寸法安定性が損われたりし
わが発生しやすいという難点をもたないのみなら
ず、両層を同一の連続工程中に形成できるように
なるからコストダウンを容易に達成できる。さら
に可塑剤を使用しなくて済むから可塑剤の移行に
よつて商品に与える悪影響が皆無になる。
スキン層が同一組成であるために、両層間に熱収
縮差を生じず、従つて寸法安定性が損われたりし
わが発生しやすいという難点をもたないのみなら
ず、両層を同一の連続工程中に形成できるように
なるからコストダウンを容易に達成できる。さら
に可塑剤を使用しなくて済むから可塑剤の移行に
よつて商品に与える悪影響が皆無になる。
(実施例)
本考案による包装用基材の基本的構造は、第1
図に示したように、合成樹脂を発泡させてなる緩
衝層1と、この緩衝層1と同一組成の合成樹脂よ
りなる未発泡のスキン層2とを備え、緩衝層1及
びスキン層2の合成樹脂は、1.2結合が約70%以
上、分子量が10万以上、結晶化度が10〜50%で20
%以上のシンジオタクチツク立体規則性を有する
1.2−ポリブタジエンを含むものである。
図に示したように、合成樹脂を発泡させてなる緩
衝層1と、この緩衝層1と同一組成の合成樹脂よ
りなる未発泡のスキン層2とを備え、緩衝層1及
びスキン層2の合成樹脂は、1.2結合が約70%以
上、分子量が10万以上、結晶化度が10〜50%で20
%以上のシンジオタクチツク立体規則性を有する
1.2−ポリブタジエンを含むものである。
このような包装用基材は押出し成形法により合
成樹脂原料をシート状に連続的に押出しそのシー
トを錬続的に紫外線により照射を行ない発泡槽で
加熱させて未発泡のスキン層2と完全発泡の緩衝
層1を同時形成させるものである。
成樹脂原料をシート状に連続的に押出しそのシー
トを錬続的に紫外線により照射を行ない発泡槽で
加熱させて未発泡のスキン層2と完全発泡の緩衝
層1を同時形成させるものである。
即ち押出し成形機より押出されたシートに240
〜400mμの波長の紫外線を10分以内の短時間に調
整照射してゲル分率30〜80%に光架橋した後発泡
槽で100〜230℃程度に加熱を行ない発泡させる。
〜400mμの波長の紫外線を10分以内の短時間に調
整照射してゲル分率30〜80%に光架橋した後発泡
槽で100〜230℃程度に加熱を行ない発泡させる。
加熱を行なう際発泡させるシートの上下面に温
度差を生じる様に温度コントロールを行ない未発
泡のスキン層2と完全発泡の緩衝層1を同時に形
成させるものである。また、上記方法における紫
外線の波長並びに照射時間、ゲル分率、発泡温度
等の諸条件は緩衝層1の柔軟性、弾力性等の性状
を勘案して適宜定めるべきである。
度差を生じる様に温度コントロールを行ない未発
泡のスキン層2と完全発泡の緩衝層1を同時に形
成させるものである。また、上記方法における紫
外線の波長並びに照射時間、ゲル分率、発泡温度
等の諸条件は緩衝層1の柔軟性、弾力性等の性状
を勘案して適宜定めるべきである。
本考案において使用する合成樹脂は、上述した
1.2−ポリブタジエンを、要望される性状によつ
て適宜定められるが、5〜100%、特に、30〜100
%の範囲で含んでいることが望まれる。上記緩衝
層1はそれに含まれる1.2−ポリブタジエンが増
量するほど柔軟性、弾力性が高まるから商品に対
する耐衝撃性の向上に好ましい。1.2−ポリブタ
ジエンが5%より少いと、柔軟性、弾力性に欠け
る包装用基材となり易い。また、1.2−ポリブタ
ジエン100%よりも少い場合は、1.2−ポリブタジ
エンとEVA又はPEのいずれか一方或は双方をブ
レンドした合成樹脂を使用することが好ましい。
1.2−ポリブタジエンを、要望される性状によつ
て適宜定められるが、5〜100%、特に、30〜100
%の範囲で含んでいることが望まれる。上記緩衝
層1はそれに含まれる1.2−ポリブタジエンが増
量するほど柔軟性、弾力性が高まるから商品に対
する耐衝撃性の向上に好ましい。1.2−ポリブタ
ジエンが5%より少いと、柔軟性、弾力性に欠け
る包装用基材となり易い。また、1.2−ポリブタ
ジエン100%よりも少い場合は、1.2−ポリブタジ
エンとEVA又はPEのいずれか一方或は双方をブ
レンドした合成樹脂を使用することが好ましい。
第2図は第1図について説明した包装用基材を
プレス成形して凹所3と凸部4とを形成し、ビデ
オ機器の包装に供し得るようにしたものを示して
いる。第2図に示した包装材Aを使用して実際に
ビデオ機器を包装して所定の取扱いを行つたとこ
ろ、包装材Aの肉厚が薄いにもかかわらずビデオ
機器は衝撃から完全に保護され、またビデオ機器
の外面及び包装材Aのスキン層のいずれも傷付か
ないことが確認された。
プレス成形して凹所3と凸部4とを形成し、ビデ
オ機器の包装に供し得るようにしたものを示して
いる。第2図に示した包装材Aを使用して実際に
ビデオ機器を包装して所定の取扱いを行つたとこ
ろ、包装材Aの肉厚が薄いにもかかわらずビデオ
機器は衝撃から完全に保護され、またビデオ機器
の外面及び包装材Aのスキン層のいずれも傷付か
ないことが確認された。
(考案の効果)
本考案による包装用基材は、上述した1.2−ポ
リブタジエンを含む合成樹脂を発泡させてなる緩
衝層と、この緩衝層と同一組成の合成樹脂よりな
る未発泡のスキン層とを備えるから、緩衝層とス
キン層とを同一の合成樹脂原料押出工程において
併行して形成でき、そのようにすることによつて
寸法安定性が良好で、スキン層と緩衝層との間に
熱収縮差によるしわが生じず、しかも両層の一体
性に富むものになる。また、上述した1.2−ポリ
ブタジエンの発泡体に特有の優れた柔軟性、弾力
性が緩衝層に付与されるから緩衝層を比較的薄く
しても商品を衝撃から十分に保護できる。そし
て、緩衝層は柔軟性に富むものであつてもその保
形性はスキン層によつて確保されるから、凹凸を
備える包装材を容易に提供し得る基材として好適
なものになる。
リブタジエンを含む合成樹脂を発泡させてなる緩
衝層と、この緩衝層と同一組成の合成樹脂よりな
る未発泡のスキン層とを備えるから、緩衝層とス
キン層とを同一の合成樹脂原料押出工程において
併行して形成でき、そのようにすることによつて
寸法安定性が良好で、スキン層と緩衝層との間に
熱収縮差によるしわが生じず、しかも両層の一体
性に富むものになる。また、上述した1.2−ポリ
ブタジエンの発泡体に特有の優れた柔軟性、弾力
性が緩衝層に付与されるから緩衝層を比較的薄く
しても商品を衝撃から十分に保護できる。そし
て、緩衝層は柔軟性に富むものであつてもその保
形性はスキン層によつて確保されるから、凹凸を
備える包装材を容易に提供し得る基材として好適
なものになる。
第1図は本考案実施例による包装用基材の断面
図、第2図は包装用基材によつて製作した包装材
を示す概略斜視図である。 1……緩衝層、2……スキン層。
図、第2図は包装用基材によつて製作した包装材
を示す概略斜視図である。 1……緩衝層、2……スキン層。
Claims (1)
1.2−ポリブタジエンを含む合成樹脂を発泡さ
せてなる緩衝層と、この緩衝層と同一組成の合成
樹脂よりなる未発泡のスキン層とを備え、上記
1.2−ポリブタジエンは1.2結合が約70%以上、分
子量が10万以上、結晶化度が10〜50%で20%以上
のシンジオタクチツク立体規則性を有してなる包
装用基材。
せてなる緩衝層と、この緩衝層と同一組成の合成
樹脂よりなる未発泡のスキン層とを備え、上記
1.2−ポリブタジエンは1.2結合が約70%以上、分
子量が10万以上、結晶化度が10〜50%で20%以上
のシンジオタクチツク立体規則性を有してなる包
装用基材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16021984U JPH0140673Y2 (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16021984U JPH0140673Y2 (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61152425U JPS61152425U (ja) | 1986-09-20 |
| JPH0140673Y2 true JPH0140673Y2 (ja) | 1989-12-05 |
Family
ID=30718144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16021984U Expired JPH0140673Y2 (ja) | 1984-10-23 | 1984-10-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0140673Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-23 JP JP16021984U patent/JPH0140673Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61152425U (ja) | 1986-09-20 |
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