JPH0140970Y2 - - Google Patents

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JPH0140970Y2
JPH0140970Y2 JP1985172404U JP17240485U JPH0140970Y2 JP H0140970 Y2 JPH0140970 Y2 JP H0140970Y2 JP 1985172404 U JP1985172404 U JP 1985172404U JP 17240485 U JP17240485 U JP 17240485U JP H0140970 Y2 JPH0140970 Y2 JP H0140970Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の背景 本考案は粉炭燃焼炉に使用するバーナノズルチ
ツプに係るものであり、更に具体的にいえば耐摩
耗性の高い材料の、取替えれる鋳造又は塑造のイ
ンサートと耐熱性材料の取替えれるエンドキヤツ
プとを有する粉炭燃焼バーナ用ノズルチツプに係
るものである。
従来の石炭燃焼蒸気発生ボイラの炉で石炭を燃
焼する一つの普通の方法は接線燃焼として知られ
ている。この方法では炉の隅の風箱内に配置され
た、しばしば燃料−空気取入れアセンブリと呼ば
れるバーナを通る一次空気流にのせて粉炭を炉に
入れる。これらのバーナから放出する粉炭と空気
の混合流は炉の中心の仮想円に対し接線方向に向
けられて炉中に火球と称する炎の塊りをつくる。
炉を出るとき、火球内でつくられた燃焼生成物
はボイラセクシヨンを通る。このボイラセクシヨ
ンは燃焼生成物を冷却し、過熱蒸気を発生するた
め過熱器、再熱器そして他の種々の熱吸収面を含
んでいるのが普通である。バーナから出る燃料と
空気の混合流の収斂時に炉内に形成される火球の
位置を変化することにより過熱器又は再熱器を出
る蒸気の温度の制御が行なわれる。バーナノズル
チツプをいつせいに傾けることにより炉内で火球
を上下させて炉壁の熱吸収を増減させ、それによ
り炉を出てそして過熱器と再熱器の表面を流れる
燃焼生成物の温度を上げたり下げたりすることが
できる。ボイラセクシヨンに入る燃焼生成物の温
度が変化するにつれそれに応じてボイラセクシヨ
ン内に配置された熱吸収面に発生させられる蒸気
の温度が変化する。このような蒸気温度制御は米
国特許第2363875号明細書に示されている。
接線燃焼炉にこれまで採用されてきた典型的な
石炭・空気取入れアセンブリ又はバーナはしばし
ば石炭ノズルと称する石炭放出パイプ(このパイ
プを通して一次空気流にのせた粉炭が炉へ放出さ
れる)と、この石炭放出パイプを包囲する空気導
管(この導管を通して追加の空気が炉へ放出され
る)と、垂直面内で傾けれるように石炭放出パイ
プへ回動するよう取付けられたノズルチツプとを
備え、それにより石炭放出パイプを通して炉へ放
出されている粉炭と空気との混合流と、空気導管
を流れる追加の空気とを蒸気温度の要請に応じて
炉内へ選択的に向けることができる。
米国特許第2895435号明細書に示されているよ
うな典型的な先行技術のバーナノズルチツプは端
が開いた鋼製の内側シエルと端が開いた鋼製の外
側シエルとから形成され、前記の内側シエルが形
成する流路を通つて石炭放出パイプからの粉炭と
空気との混合流は炉内へ送り込まれ、そして外側
シエルは内側シエルから間隔をおいてこれを取囲
んでその間に環状ダクトを形成し、この環状ダク
トの空気コンジツトを出た空気が炉内へ向けられ
る。更に、スプリツタプレートと称する一つ又は
それ以上の鋼製もしくはステンレス鋼製のバツフ
ルがノズルチツプの内側シエル内にそれの長軸に
平行に配置されていて内側シエルを通つて出る石
炭と空気の混合流へ付加的な指向力を与え、そし
てノズルが蒸気温度制御のため水平から離れるよ
うに傾けられるとき石炭と空気との混合流の均一
な分布を保証するようにしている。
このようなノズルチツプを使用するときのこれ
までの大きな問題は、石炭放出パイプからの高速
空気流にのせられている粉炭の衝突により生じる
極端な侵蝕のため鋼製もしくはステンレス鋼製の
スプリツタプレートが急速に摩耗するということ
である。これらのスプリツタプレートが摩耗する
につれてスプリツタプレートは粉炭と空気の混合
流を炉内へ向けることができなくなり、ノズルチ
ツプの効果を減殺する。更に、ノズルチツプを水
平から傾けるとき内側シエルの壁に粉炭が衝突
し、内側シエルの摩耗を増大し促進する。
ノズルチツプは炉内の炎からの熱にさらされて
いる。スプリツタプレートを内側シエルに溶接し
ているところで、又は内側シエルを外側シエルへ
溶接しているところで炉内の炎からの熱にさらさ
れるため従来のノズルチツプは割れ易かつた。
米国特許第3823875号明細書に開示のバーナノ
ズルチツプにおいては前述の問題を解決すると称
して、耐熱性ステンレス鋼製の外側シエルと耐蝕
性ステンレス鋼製の内側シエルとからバーナノズ
ルチツプを形成し、両方のシエルを溶接ではなく
鋳造又は塑造により製作し、そして溶接によるの
ではなく機械的に組立てゝノズルチツプを形成し
ている。内側シエル(これは耐蝕性ステンレス鋼
製からつくられているけれども外側シエルよりも
早く取替えなければならない)を取替えるために
は石炭ノズルそれ自体からノズルチツプを完全に
取外し、そして内側シエルを外側シエルから後方
へ引出さなければならない。それから外側シエル
内へ新しい内側シエルを挿入し、そして石炭ノズ
ルチツプの全体を再び石炭ノズルへ取付けねばな
らない。これはわずらわしいそして時間のかかる
作業であり、炉が運転していないときにしなけれ
ばならず、そのため炉の休止期間を不必要に延長
することとなる。
それ故、本考案の目的は、石炭放出パイプから
の一次空気にのせた粉炭を炉に送り込む流路を形
成する耐蝕性の高い交換可能のインサートと、炉
内の高温にされされるノズルチツプの端へ取付け
た耐熱性の高い交換可能のエンドキヤツプとを含
む粉炭燃焼バーナの改良ノズルチツプを提供する
ことである。
本考案の別の目的は、バーナの石炭放出パイプ
からバーナノズルチツプを取外すことなく炉内内
側から簡単に取外すことのできる改良バーナノズ
ルチツプを提供することである。
本考案の更に別の目的は、耐摩耗性の高い材料
の、交換可能で、溶接していない鋳造又は塑造の
インサートと、ノズルチツプボデイと嵌まり合
い、そして溶接ではなく機械的手段によりノズル
チツプボデイへ固定されている耐熱性の高い材料
の、交換可能のエンドキヤツプとを提供すること
である。
考案の要旨 バーナの石炭放出パイプから放出する粉炭と空
気の流れをうけてこれを炉内へ向けるための本考
案による粉炭燃焼炉のバーナのノズルチツプは、
ベースボデイ、耐摩耗性の高い交換可能の鋳造又
は塑造のインサート及び耐熱性の高い交換可能の
エンドキヤツプとから成り、このエンドキヤツプ
はベースボデイへ機械的手段により簡単に取付け
れるようになつていてインサート又はエンドキヤ
ツプを取替えるためのノズルチツプの分解を容易
にしている。
耐摩耗性の高い材料の中空で、端が開いてい
て、溶接個所のないインサートは、ベースボデイ
とエンドキヤツプとの中間にあつて、それらの間
に保持されている。インサートはベースボデイの
放出端からノズルチツプを通つてエンドキヤツプ
の受端へ至る耐摩耗性の高い流れコンジツトを形
成し、これを通つて粉炭と空気の流れはバーナか
ら炉へ流れ込む。
石炭放出パイプの石炭放出口へ機械的手段によ
りベースボデイを取付けるようにする。好ましい
実施例では、ベースボデイはバーナの放出端の回
動するよう取付けられた中空の、端の開いた外側
シエルと、この外側シエル内に間隔をあけて同軸
に配置した中空の、端が開いた内側シエルとを備
え、内側シエルの内側を通る第1の流路と、内側
シエルと外側シエルとの間の環状空間を通る第2
の流路とを形成している。
石炭ノズルチツプを裏打ちする耐摩耗性のイン
サートは、耐摩耗性材料の中空で端の開いた、溶
接個所のないシエル鋳造又は塑造から成り、これ
は矩形錐台の形をして先細の流路を形成している
のが好ましい。インサートの流路内に少なくとも
一つの、一体に鋳造又は塑造した、溶接個所のな
いスプリツタプレートを配置して流路を更に細か
く分け、それらの多数の流路を通して粉炭と一次
空気の流れを炉へ送り込むようにするのが好まし
い。
交換可能のエンドキヤツプは中空の、端が開い
た外側シエルとこの外側シエル内に間隔をあけて
同軸に配置した中空の端が開いた内側シエルとを
備え、内側シエルを通して第1の流路を形成し、
そして内側シエルと外側シエルとの間の環状空間
を通して第2の流路を形成する。内側シエルと外
側シエルとの間で横断方向に配置された複数のプ
レート状部材はシエルからのびて石炭ノズルチツ
プのベースボデイと係合しそして固定されてい
る。交換可能のエンドキヤツプは耐熱性ステンレ
ス鋼から形成されるのが好ましい。
交換可能のエンドキヤツプをノズルチツプのベ
ースボデイへ取外しできるように取付け、耐摩耗
性インサートはエンドキヤツプとベースボデイと
の間に固定してエンドキヤツプの内側シエルの入
口端を耐摩耗性のインサートの出口端と嵌め合わ
せ、そしてベースボデイの内側シエルの出口端を
耐摩耗性のインサートの入口端と嵌め合わせて、
ベーンボデイの内側シエルを通し、端の開いたイ
ンサートの内部を通し、そしてエンドキヤツプの
内側シエルを通して第1の流路を形成する。更
に、交換可能のエンドキヤツプの外側シエルの入
口端はベースボデイの外側シエルの出口端と嵌ま
り合つてベースボデイの内側シエルと外側シエル
との間と交換可能のエンドキヤツプの内側シエル
と外側シエルとの間の環状空間を通して第2の流
路を形成する。バーナ放出口から炉へ供給されて
いる粉炭と一次空気は第1の流路を流れ、そして
炉へ供給されている第2の空気は第2の流路を流
れる。
実施例 添付図面には本考案により改良されたノズルチ
ツプ10が示されている。第1図に示されている
ように、バーナノズルチツプ10はベースボデイ
20、交換可能の耐摩擦性のインサート30そし
て交換可能のエンドキヤツプ40を備えている。
第1図において、成分を組立てられるように揃え
てバーナノズルチツプ10を分解して示してい
る。第2,3図において、バーナノズルチツプ1
0は接線燃焼を採用する粉炭燃焼炉に典型的に使
用される型式の燃料・空気取入れアセンブリ、す
なわちバーナの石炭放出パイプへ取付けられてい
る。しかし本考案のノズルチツプ10は本考案の
思想と範囲から逸脱することなく他の型式のバー
ナに容易に組込めることができる。
本考案のノズルチツプ10は3つの成分、すな
わちベースボデイ20、交換可能の耐摩耗性のイ
ンサート30そして交換可能のエンドキヤツプ4
0であつて、これらは耐摩耗性のインサート30
又はエンドキヤツプ40の取替えのため分解する
とき簡単に取外せるよう組立てられている。中空
の、端が開いたベースボデイ20は石炭放出パイ
プ50の放出端へ、好ましくは回動するよう取付
けられるようになつている。ベースボデイ20の
放出端に交換可能の、端が開いたエンドキヤツプ
40を簡単に取外せるように、例えば、これに限
るものではないが、ボルトで、ピンで、タツク溶
接でそして他のよく知られている技術で取付け
る。
耐摩耗性の高い材料の、交換可能の、中空で端
が開いており、溶接個所のないインサート30が
ベースボデイ20とエンドキヤツプ40との中間
に配置され、そしてベースボデイ20へ固定され
ているエンドキヤツプ40によりベースボデイと
エンドキヤツプとの間に保持される。ベースボデ
イ20の出口端からエンドキヤツプ40の入口端
へノズルチツプを通る耐摩耗性の高い流れコンジ
ツトをインサートが形成している。粉炭と空気の
混合流は石炭放出パイプ50からベースボデイ2
0を通つて、それから耐摩耗性のインサート30
を通りそしてエンドキヤツプ40を通つて炉へ流
れ込む。
機能的に、バーナノズルチツプ10は石炭放出
パイプ50から出る粉炭と、風箱60から炉へ送
られている空気とへ指向力を与える手段となつて
いる。ベースボデイ20は石炭放出パイプ50の
放出端の周りに嵌まつて、それへ回動するように
取付けられる。ノズル10は石炭放出パイプ50
の長軸に直交する軸の周りに傾くことができ、そ
れにより炉内の火球の位置を変え、蒸気の温度制
御を果す。正常位置ではノズルチツプ10はそれ
の長軸を石炭放出パイプの長軸と揃えて配置され
ている。石炭放出パイプは一般に水平に配置され
ている。炉内で火球を上昇させるにはノズルチツ
プ10を回動ピン52の周りで回動させて上方に
傾け、それにより粉炭と空気との流れと2次空気
流との両方が上方に向うようにする。同様に、も
し火球を炉内で下降させようとするならば、ノズ
ルチツプ10を回動ピン52の周りで回転させて
下方に傾け、それにより粉炭と空気との流れと2
次空気流との両方が下方に向くようにする。
実際には、ノズルチツプ10の放出端が炉内へ
僅かにのびていることが必要である。それ故、ノ
ズルチツプ10の放出端が炉内の高温と炎からの
熱伝達にさらされる。更に、石炭放出パイプ50
から出てそしてノズルチツプ10を通る1次空気
と粉炭の混合流の粉炭は非常に研摩性であつて、
特にノズルチツプ10を石炭パイプ50の長軸か
ら離れる方へ傾けるときノズルチツプ10の内面
に粉炭が衝突することによりノズルチツプ10の
内面は苛酷な侵蝕をうける。
本考案により改良されたノズルチツプ10は取
替えれる耐熱性のエンドキヤツプ40とノズルチ
ツプ10の内側を裏打ちするための取替えれる耐
摩耗性のインサートとを有する。この取替えれる
エンドキヤツプ40は耐熱性の高いステンレス鋼
から形成するのが好ましく、それにより炉雰囲気
内のエンドキヤツプ40の寿命が長くなり、そし
て同時にノズルチツプのその他の部分、特に鋳造
又は塑造のインサート30を炉内に発生した熱か
ら保護する耐摩耗性のインサート30は耐摩耗性
の高い材料、好ましくはニツケル・ハード(Ni
−Hard)の一体鋳造又は塑造物である。もつと
もシリコンカーバイド又は耐摩耗性の高いステン
レス鋼を使用してもよい。耐摩耗性のインサート
30は、石炭放出パイプ50から出てノズルチツ
プ10を通る粉炭と1次空気の混合流内の粉炭に
よる衝突からエンドキヤツプ40を保護する。
炉内に発生する熱から耐摩耗性のインサート3
0を保護するため耐熱性のエンドキヤツプ40を
設けることにより、そしてノズルチツプ10を通
つて出ていく粉炭と空気との混合流の粉炭により
生ぜしめる侵蝕から耐熱性のエンドキヤツプ40
を保護するため耐摩耗性のインサート30を設け
ることにより炉雰囲気内のノズルチツプの寿命を
大きくのばすことができる。
これは耐熱性のエンドキヤツプ40とインサー
ト30とを形成する材料の選択を最適にすること
ができるからである。すなわち、エンドキヤツプ
40を形成するために選択された材料は耐摩耗性
を考えることなく耐熱性だけを考えて選択するこ
とができ、耐摩耗性のインサート30を形成する
ため選択された材料は耐熱性を考えることなく耐
摩耗性だけを考えて選択することができる。
第1,2及び3図に示す、現在最良と考えられ
ている実施例において、ノズルチツプ10の中空
の、端が開いているベースボデイ20は外側シエ
ル22と、この外側シエル22内でそれから離し
て同軸配置した内側シエル24とから成り、内側
シエル24の中空内部空間を通る第1の流路と、
内側シエルと外側シエルとの間の環状空間を通る
第2の流路とを形成する。好ましくは、ベースボ
デイ20の構造的完全性を増大するためベースボ
デイの内側シエルと外側シエルとの間を横断して
複数のプレート状の支持リブ26を配置してい
る。
第3図に最もよく示されているように、ベース
ボデイ20は粉炭バーナの石炭放出パイプ50の
放出端へ取付けられている。石炭放出パイプ50
の放出端へ回動ピン等によりベースボデイ20を
回動するよう取付けるのが好ましい。石炭放出パ
イプ50から出てくる粉炭と1次空気流とは、ベ
ースボデイ20の内側シエル24の中空内部を通
りそして耐摩耗性のインサート30内へ流れ込
み、他方風箱60から出てくる2次空気はベース
ボデイ20の内側シエルと外側シエルとの間の環
状空間を流れる。
取替えれる、中空の、端が開いたエンドキヤツ
プ40は外側シエル42とこの外側シエル42内
にそれから離して同軸に配置した内側シエル44
を備え、内側シエル44の中空内部を通る第1流
路と、取替えれるエンドキヤツプ40の内側シエ
ルと外側シエルとの間の環状空間を通る第2流路
とを形成する。エンドキヤツプ40の構造的完全
性を増大するためにエンドキヤツプの内側シエル
と外側シエルとの間を横断して複数のプレート状
の支持リブ46を配置するのが好ましい。更に、
少なくとも一枚のスプリツタプレート54を石炭
放出パイプ50の長軸に平行にエンドキヤツプ4
0の内側シエル44内に配置して内側シエルを多
数の通路に再分割するのが好ましい。
既に述べたように、特に耐熱性のステンレス鋼
から取替えれるエンドキヤツプ40をつくるのが
好ましい。この取替えれるエンドキヤツプ40は
ベースボデイ20へ取外しできるように取付けら
れており、耐摩耗性のインサート30をそれらの
間に固定している。取替えれるエンドキヤツプ4
0をベースボデイ20へ取付けてエンドキヤツプ
40の外側シエル42がベースボデイ20の外側
シエル22と嵌まり合つて、それにより2次空気
流コンジツトを形成し、この2次空気流コンジツ
トを通つて2次燃焼空気は風箱60からベースボ
デイ20の内側シエルと外側シエルとの間の環状
通路を通り、そして内側シエルと外側シエルとの
間の環状通路を通つて取替えれるエンドキヤツプ
40へそして炉内へ流れる。
好ましい実施例において、ベースボデイ20へ
エンドキヤツプ40を取外しできるように取付け
る手段はベースボデイ20の内側シエル24と外
側シエル22との間を横断して配置されてエンド
キヤツプ40の方へ向つてのびる複数のプレート
状部材28と、エンドキヤツプ20の内側シエル
44と外側シエル42との間を横断して配置され
てベースボデイ20に向う方向へのびている第2
の複数のプレート状部材48を備えている。孔2
9をプレート状部材28に、孔49をプレート状
部材48にあけて、取替えれるエンドキヤツプ4
0をベースボデイ20へ嵌めるときベースボデイ
20のプレート状部材28の孔29とエンドキヤ
ツプ40のプレート状部材48の孔49が一致す
るようにする。第2図に最もよく示されているよ
うに、限定するものではないがピン又はボルトの
ような取外しできる固定手段62が第1プレート
状部材28と第2プレート状部材48とを通つて
ベースボデイ20へエンドキヤツプ40を取外し
できるように取付けている。
既に述べたように、耐摩耗性の高い材料の取替
えれる、中空の、端が開いていて溶接個所のない
インサート30は、ノズルを組立てるときベース
ボデイ20とエンドキヤツプ40との中間に配置
される。インサート30の入口端32がベースボ
デイ20の内側シエル24の出口端に衝合させて
組合せ、それの出口端34は取替えれるエンドキ
ヤツプ40の内側シエル42の入口端に衝合させ
て組合せ、それにより流れコンジツトを形成し、
石炭放出パイプ50から出てくる粉炭と一次空気
とはこのコンジツトを通し、ベースボデイ20の
内側シエル22の内側を通つてインサート30に
入り、そしてエンドキヤツプ40の内側シエル4
2の内側を通つて炉に入る。
インサート30はノズル10内に完全に入り、
そして炉内の炎により発生する熱へ取替えれるエ
ンドキヤツプ40により露出されないようになつ
ているので、耐熱特性を考慮することなく耐摩耗
特性だけを考えて選択した材料からインサート3
0をつくることができる。耐摩耗性の高いニツケ
ル・ハード、シリコンカーバイド又はステンレス
スチールのような耐摩耗性の高い材料から耐摩耗
性のインサート30を鋳造するのが好ましい。
耐摩耗性のインサート30は截頭矩形錐の形を
した中空の、端が開いている。溶接個所のないシ
エルから成つていて、インサート30の入口端3
2から出口端34へ内方へ先細となつている流路
を形成しているのが好ましい。更に、少なくとも
一つの一体鋳造又は塑造の、溶接個所のないスプ
リツタプレート36が石炭放出パイプ50の長軸
に実質的に平行な先細流路内に配置されていてイ
ンサート30の先細流路に再分割する。更に好ま
しいことは、一体鋳造又は塑造のインサート30
内のスプリツタプレート36が截頭錐台の形をし
たシエルの入口端32を通つて外方へのびている
ことである。耐摩耗性のインサート30の出口縁
34を取替えれるエンドキヤツプ40の内側シエ
ル42に衝合させ、そしてインサートの入口端3
2をベースボデイ20の内側シエル24に衝合さ
せてノズルチツプ10内に耐摩耗性のインサート
30を配置する。かくして、ノズルチツプ10が
下方に傾けられても、耐摩耗性のインサート30
は取替えられるエンドキヤツプ40により炉内へ
落下しないようにされ、そして同様に、ノズルチ
ツプ10が上方に傾けられても、耐摩耗性のイン
サート30はベースボデイ20により石炭放出パ
イプ50に落下しないようにされている。更に好
ましいことは、取替えられるエンドキヤツプ40
の内側シエルト外側シエルとの間の支持リブ46
とプレート状部材48とをそれらの内面に沿つて
機械加工して、エンドキヤツプ40とベースボデ
イ20との中間に配置された耐摩耗性のインサー
ト30の側面に係合して、作動中耐摩耗性のイン
サート30を正しい位置に固定するようにするこ
とである。
粉炭を燃焼するバーナのための本考案により改
良したノズルチツプ10は、粉炭燃焼に伴なう高
温と極端に侵蝕性の雰囲気内にあつて従来のノズ
ルチツプよりも長い寿命を有することが期待され
ている。ノズルチツプ10を通る粉炭流路の先細
部分を形成する鋳造又は塑造のインサート30は
耐摩耗性の高い材料から作られている。それはノ
ズルチツプを通つて流れる石炭粒子の衝突によく
耐え、そして侵蝕性雰囲気内ではるかに長い寿命
を有する。
更に、耐熱性の高いエンドキヤツプ40がイン
サート30を有害な炉雰囲気から保護しているの
で、インサート30の材料選択を適当に行なつて
耐摩耗性の高い材料を使用すればノズルチツプの
有用寿命を更にのばせる。更に、ノズルチツプ1
0を通つて流れる石炭粒による衝突から鋳造又は
塑造のインサート30が耐熱性の高いエンドキヤ
ツプ40を保護しているので、取替えられるエン
ドキヤツプ40の材料選択を適正に行なつて取替
えられるエンドキヤツプ40を形成するのに耐熱
性の非常に高い材料を使用してノズルチツプ10
の有用寿命を再び延長できる。
更に、鋳造又は塑造のインサート30と取替え
られるエンドキヤツプ40がベースボデイ20へ
取外しできるように取付けられているので、そし
てベースボデイ20だけ石炭放出パイプ50へ取
付けられているので、ノズルチツプ10は簡単に
炉の内側から手入れでき、そのため鋳造又は塑造
のインサート30と取替えれるエンドキヤツプ4
0とは必要なとき、正規の炉の運転停止中に非常
に短期間に取外され、取替えれる。
本考案の好ましい実施例を、接線燃焼炉に典型
的に使用される型式の燃料・空気放出アセンブリ
に組込んだものとして現在考えられる最良の態様
で図示し、そして説明したが、本考案はこの実施
例に限定されるものではない。本考案のノズルチ
ツプは、粉炭又は他の研摩性の固体燃料を燃焼す
るバーナならばどのようなバーナにも適用できる
ように本考案の技術的思想の範囲内で当業者によ
つて変更できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による改良したノズルチツプ
の斜視図であつて、このノズルチツプの構成部品
を分解した状態であるが組立のために整合した状
態において示す図である。第2図は、タンゼンシ
ヤルフアイヤリング(接線燃焼)による粉炭燃焼
炉に用いた典型的な燃料−空気取入アセンブリに
組付けて装架した本考案のノズルチツプを示す第
3図の2−2線に沿う横断面図である。第3図は
接線燃焼方式による粉炭燃焼炉に採用されている
典型的な燃料−空気取入れアセンブリに組付けて
取付けてある本考案によるノズルチツプを示す、
第2図の3−3線に沿つて切つた横断面図であ
る。 10……バーナノズルチツプ、20……ベース
ボデイ、22……外側シエル、24……内側シエ
ル、28……プレート部材、29……孔、30…
…インサート、40……エンドキヤツプ、42…
…外側シエル、44……内側シエル、46……支
持リブ、48……プレート部材、49……孔、5
0……石炭放出パイプ、52……回動ピン、54
……スプリツタプレート、60……風箱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 粉砕した燃料を燃焼する炉のバーナから出る
    粉砕した燃料と空気の流れを受け、そしてその
    粉砕した燃料と空気の流れを炉に向けて入れる
    ノズルチツプにおいて、 (a) バーナの放出端へ回動するように取付けら
    れるようになつており、外側シエルとこの外
    側シエル内に離して実質的に同軸に配置した
    内側シエルを有し、内側シエルの内側に第1
    の流路を、そして内側シエルと外側シエルと
    の間の環状空間を通して第2の流路を形成す
    るようにした、中空の、端が開いたベースボ
    デイ; (b) 外側シエルとこの外側シエル内に離して実
    質的に同軸に配置した内側シエルを有し、内
    側シエルの内側に第1の流路を、そして内側
    シエルと外側シエルとの間の環状空間を通し
    て第2の流路を形成するようにした、ベース
    ボデイの放出端においてベースボデイへ取外
    し自在に取付けられる取替えれる、中空の、
    端が開いているエンドキヤツプ; そして (c) ベースボデイとエンドキヤツプとの中間に
    あつてそしてベースボデイとエンドキヤツプ
    とによりそれらの間に保持されている耐摩耗
    性の高い材料で作られ、入口端を前記のベー
    スボデイの内側シエルの放出端に突合わせそ
    して出口端を前記のエンドキヤツプの内側シ
    エルの受取端に突合わせ、ベースボデイの第
    1の流路の放出端からエンドキヤツプの第1
    の流路の受取端へノズルチツプを通る耐摩耗
    性の高いコンジツトを形成し、このコンジツ
    トを通して粉砕した燃料と空気の流れがバー
    ナから炉の中へ流れるようにした、取替えれ
    る、中空の、端が開いていたインサート; を備えたノズルチツプ。 2 前記の取替えれる中空の、端が開いた、イン
    サートは、前記のベースボデイに隣接した受取
    端から前記のエンドキヤツプに隣接した放出端
    へ内方へ先細となつて、それにより前記のベー
    スボデイの放出端から前記のエンドキヤツプの
    受取端へノズルチツプを通る内方へ先細となつ
    た流れコンジツトを形成している実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載のノズルチツプ。 3 前記のエンドキヤツプを前記のベースボデイ
    へ取外しできるよう取付けるための前記の手段
    が、 (a) 前記のベースボデイの内側シエルと外側シ
    エルとの間に横断して配置され、そして前記
    のエンドキヤツプに向う方向にのびていて、
    貫通孔を有する第1の複数のプレート状部
    材; (b) 前記のエンドキヤツプの内側シエルト外側
    シエルとの間に横断して配置され、そして前
    記のベースボデイに向う方向にのびていて、
    前記のエンドキヤツプを前記のベースボデイ
    に嵌め合わせると前記の第1の部材の孔と一
    致するように配置した貫通孔を有する第2の
    複数のプレート状部材;そして (c) 前記のエンドキヤツプを前記のベースボデ
    イへ取付けるため前記の第1部材と前記の第
    2部材との一致する孔を通して配置される取
    外せる固定手段 を備えている実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載のノズルチツプ。 4 前記のエンドキヤツプの内側シエルと外側シ
    エルとの間に横断して配置され、前記のベース
    ボデイに向う方向にのびる第2の複数のプレー
    ト状部材の各々が前記のエンドキヤツプと前記
    のベースボデイとの中間に配置された前記イン
    サートの側面に係合する実用新案登録請求の範
    囲第3項記載のノズルチツプ。 5 前記のベースボデイは耐摩耗性のステンレス
    スチールから成り、そして前記の取替えれるエ
    ンドキヤツプは耐熱性のステンレススチールか
    ら成る実用新案登録請求の範囲第4項に記載の
    ノズルチツプ。 6 前記の取替えられる、中空の、端が開いてい
    る、インサートがニツケル・ハード材料の単一
    片として形成されている実用新案登録請求の範
    囲第5項に記載のノズルチツプ。
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