JPH0141527Y2 - - Google Patents

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JPH0141527Y2
JPH0141527Y2 JP1985094904U JP9490485U JPH0141527Y2 JP H0141527 Y2 JPH0141527 Y2 JP H0141527Y2 JP 1985094904 U JP1985094904 U JP 1985094904U JP 9490485 U JP9490485 U JP 9490485U JP H0141527 Y2 JPH0141527 Y2 JP H0141527Y2
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chip
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chips
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【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 イ−1 産業上の利用分野 本考案は、主として金属切削用として、又繊維
強化樹脂を含む非金属材の切削用として一般に用
いるフライスのうち、ボデーにチツプを機械的に
締め付けたクランプフライスにおいて、特に外周
刃を有し、かつ同一ねじれみぞに複数の焼結合金
チツプを締着したフライスの改良に関する。
イ−2 従来技術 一般にクランプフライスは、フライスボデーに
チツプをクランプ部材を用いて機械的に締め付
け、取り外しを行なうことのできるフライスであ
る。
従来、この種のフライスは、一般に第5図に示
す如くフライスボデー19のねじれみぞ29のす
くい面6に、複数個の焼結合金チツプ21の断片
状に締着されていた。
チツプの断片状取り付け位置としては、各チツ
プをフライスボデーの軸線方向および周方向に互
いにずらし、回転軌跡が一直線上に連続して一つ
の外周刃を形成し、底面視において、各チツプは
互いの間の周方向ピツチ間隔がほぼ等しいもの
(実開昭58−196018)がある。
また、チツプの配列に際し、軸方向および半径
方向に負のすくい角が構成され、切屑ポケツトを
大きくしたもの(実開昭55−156818)、 また、チツプの取り付け方法を改善して、直角
肩削りを行なうようにし、チツプのすくい面上に
凸曲面をもたせたもの(実開昭53−165394)、な
どが存在していた。
これらの従来技術が採り上げていることは、各
チツプの切削順序を変えて均等な切削作用をさせ
るとか、切屑の排出を円滑にしてチツプの切れ刃
の欠損、切屑の溶着を減少させるようにしたもの
などであつた。
こうした方法は、クランプフライスを機械に取
り付けて使用するについては、それぞれの目的を
有していたものであるが、クランプフライスのボ
デーの一つのねじれみぞの側面視において、外周
刃を構成するチツプの相隣接するチツプの切れ刃
部分が外周円柱上にあたかも不連続するように配
置、締着して、連続して切削作用をさせるという
ものではなかつた。
イ−3 本考案が解決しようとする問題点 従来技術では、加工物(第4図7)に対しクラ
ンプフライスは、軸心dを中心として右廻り8を
する場合に、フライスボデーの一つのねじれみぞ
に配列、締着された複数のチツプの切削順序は、
底刃を兼ねている第1チツプ21の先端コーナ2
6から始まり、切削点を順次切れ刃上方に移行さ
せて末端コーナ27で終り、その間第1チツプ2
1を通じてフライスボデー上には絶えず下方へ軸
方向荷重が作用している。
そこから第2チツプ22に移るには、遊び空間
28が存在してここでは無負荷の空転時間が発生
し、切削抵抗が消滅し、機械の消費動力は減少す
る。
動力負荷が減少したことによつて、機械のテー
ブル送り速度と、フライスの回転速度はやや早く
なつて空間区間28を通過し、第2チツプ22の
先端コーナ29に達して、第2チツプ22の切削
作用が始まる。
このとき、切削負荷がかかり始めるため、瞬間
的な衝撃と圧縮応力および軸方向荷重を受けたあ
と、円滑な切削作用に移行し、末端コーナ30で
切削作用が終つて第1チツプ21のときと同様に
切削抵抗が消滅する。
このようにして、第3チツプ23、第4チツプ
24も衝撃と圧縮応力および軸方向荷重を受けて
通過し、最終チツプ25に達して終了する。
そして、1回転後に再び第1チツプ21に戻つ
てくるので、切削作用中、ボデーは衝撃と圧縮応
力および軸方向荷重ならびに消滅サイクルを反復
して受けることにより微細な機械振動を発生す
る。
前述の相隣接するチツプの距離間隔の他に時間
間隔も加わることにより派生するところの振動に
より、加工物の表面粗さの劣下、あるいは加工物
やフライスの締め付けボルトの弛緩の誘発、また
機械固有の振動特性と相乗して共振を起こすな
ど、その影響する範囲は広く、この状態は、振動
の周波数分折曲線(第6図)でも知ることができ
る。
また、各チツプの軸方向すくいの方向が同一で
あるために、繊維状質の被削材の場合には、各チ
ツプの末端コーナにて発生するひげバリの方向が
同一方向に残り、フライスの回転に伴ない切削に
供する次のねじれみぞすくい面上の各チツプによ
る切削によつても繊維上ひげバリを成長させる方
向に切削作用し仕上面が悪いままである。
このような距離間隔を有したチツプを配置、締
着したクランプフライスによる定周期断続切削の
欠点を解決しようとするのが本考案である。
ロ 考案の構成 ロ−1 問題点を解決するための手段 本考案は、フライスボデーに単条または複数条
の外周切れ刃ねじれみぞを有し、各ねじれみぞ
に、複数のチツプを締着し、各チツプの主切れ刃
の回転軌跡が工具体の軸線方向に連続して一つの
外周刃を形成する構造のクランプフライスにおい
て、一つのねじれみぞ上で相隣接するチツプの切
れ刃の軸方向すくい角が交互に正負逆となると共
に工具底面視において各切れ刃部分が外周円弧上
で連続するように配置、締着したことを特徴とす
るクランプフライスである。
第1図は、本考案の説明図で、 aは、クランプフライスの軸心 bは、ねじれみぞのすくい面6に、底刃を兼ね
る第1チツプ1、第2チツプ2、第3チツプ3、
第4チツプ4および最終チツプ5をチツプ取り付
けねじ6で締着した正面図、 cは、bの側面展開図、 である。
第1図は、右廻り8で切削作用をするクランプ
フライスについて示してあり、クランプフライス
に形成されている単条または複数条のねじれみぞ
のうちの一条である。
底刃を兼ねる第1チツプ1から最終チツプ5ま
で、第1図bの如く相隣接するチツプとは、距離
間隔と軸方向すくい角の正、負の違いをもつて締
着されている。
底面視において、外周刃を構成するチツプの切
れ刃部分が、外周円弧上に連続するように配置さ
れており、第1図cの第1チツプ1の末端コーナ
10と、第2チツプ2の末端コーナ11は、軸心
aを通る軸断面17上において、軸心aから同一
半径の距離に位置するように、ボデー台座19′
のチツプ締着面の高さとチツプ取り付けねじ(b
図16)の位置によつて決められている。つぎ
に、第2チツプ2の先端コーナ12と、第3チツ
プ3の先端コーナ13も、第1チツプ1と、第2
チツプ4の関係と同じように形成されていて、以
下、最終チツプ5まで同じ方法によつて形成され
ている。
ロ−2 作用 前記構成にかかるクランプフライスを使用した
場合における作用を説明する。
第1図の加工物7に対してクランプフライス
は、軸心aを中心にして、ねじれみぞのすくい面
6に複数個のチツプ1〜5が締着されている。
フライスは、右廻り8で回転して切削作用をす
るので、この図においては底刃を兼ねる第1チツ
プ1の先端コーナ9から切削を始め、フライスの
右回転8に伴つて切削点を順次切れ刃上方に移行
させて末端コーナ10に達する。
第1チツプ1の軸方向すくい角14と、第2チ
ツプ2のすくい角15と正、負が逆になつている
ため、第1チツプ1の末端コーナ10と、第2チ
ツプ2の末端コーナ11との間には、距離間隔が
存在するが、軸心を通る軸断面17上において、
軸心から同一半径の距離に置かれているから、第
1チツプ1の末端コーナ10に切削点が到達した
とき、第2チツプ2の末端コーナ11は、切削作
用を始め、時間間隔はない。
第2チツプ2の先端コーナ12と、第3チツプ
3の先端コーナ13との位置関係も同様であるの
で、切削作用が第2チツプ2から第3チツプ3に
移行するときにも、切削作用は中断することなく
第3チツプ3の先端コーナ13に継続状態で切削
点が移行していく。
このようにして切削点は、最終チツプ5に到達
して、第1チツプ1から最終チツプ5まで、あた
かも単一構造のねじれ外周刃20(第2図)の如
き連続切削の働きを行なうことができる。
しかも、第1チツプ1の軸方向すくい角14
と、第2チツプ2の軸方向すくい角15と正負が
相反することにより、第1チツプ1と第2チツプ
2とが同時に切削作用をしているときの軸方向荷
重は、それぞれ反対方向に作用しあうことによ
り、ボデーを通して機械に作用する軸方向荷重、
または、加工物に作用する軸方向荷重を消去する
こととなる。又、繊維状質の被削材で生じ易いひ
げバリの方向がチツプ毎に逆向きになりその成長
を抑制する。更に、軸直角断面との切れ刃位置が
円周上で不等分割となり、切削時のびびり振動が
軽減される。
ロ−3 実施例 本考案の実施例を第3図を参照しながら説明す
る。
第3図は、本考案の実施例を示す斜視図で、右
廻り8切削を行なう場合のものである。
テーパシヤンクをもつ4枚刃クランプフライス
であることは、第5図に示す従来のものと同じで
ある。
本実施例では、チツプに超硬合金材を使用し、
ねじれみぞ29のすくい面6には、底刃を兼ねる
第1チツプ1から最終チツプ5までが、ボデー台
座19′上に締着されている。
締着方法は、チツプを六角穴付き取り付けねじ
で、ボデー台座19′上のめねじ穴に締め付けて
いる。
底刃を兼ねる第1チツプ1の先端コーナ10
と、第2チツプ2の先端コーナ11と、あるいは
第2チツプ2の末端コーナ12と、第3チツプ3
の末端コーナ13は、それぞれが軸心aを通る軸
断面上において、軸心から同一半径の距離に位置
するように、ボデー台座19′に締着されていて、
ボデー台座19′は、切削抵抗に耐え得る十分な
剛性を備えている。
第3チツプ3と、最終チツプ4の関係も前述の
通りである。
また、第1チツプ1と第2チツプ2、第3チツ
プ3と最終チツプ4とは、それぞれ軸方向すくい
角が正、負反対とされている。
さらに、相隣接するねじれみぞ30′に配置、
締着される4個のチツプの、底刃を兼ねる第1チ
ツプから最終チツプまでの順番において、ねじれ
みぞ29′に配置、締着されたチツプと相反する
軸方向すくい角を備えており、その軸方向位置
は、互いに重復するように配置されている。
4つのねじれみぞの中心角は、等分割に加工さ
れているが、軸心aの垂直断面上にある4つのチ
ツプは、相隣接するねじれみぞ毎にその軸方向す
くい角が正、負相反する部分を持つことにより、
切れ刃外周円弧上にて相隣接するチツプ間隔の中
心角は、互に補角をなしつつ不等分割となる部分
を有する。
本実施例では、右廻り8のときに切削作用をす
る右ねじれみぞクランプフライスについて説明し
たものである。左ねじれみぞでも、左廻り切削用
のクランプフライスでも同様な方法を実施するこ
とができる。
また、本実施例で用いたねじクランプ方式以外
の他のクランプ方式についても同様である。
ハ 考案の効果 本考案は一つのねじれみぞ上で相隣接するチツ
プの切れ刃の軸方向すくい角が交互に正負逆とな
ると共に工具底面視において各切れ刃部分が外周
円弧上で連続するように配置したので、次のよう
な効果を有する。
(1) 隣葬接するチツプにかゝる軸方向切削抵抗が
反対方向に作用し、互いに打消し合つて工具全
体および下降全体に作用する軸方向荷重が小さ
くなる。
(2) 繊維状質の被削材で発生すにひげバリの成長
を抑制することができる。
(3) 軸直角断面上の切れ刃位置が円周上で不等分
割となり、切削時のひびり振動を軽減できる。
(4) 各切れ刃部分が外周円弧上で連続するよう配
置したので、この面からも切削時のひびり振動
を軽減した。
以上、要するに、工具及び加工物に作用する軸
方向荷重が小さくなり、切削時のひびり振動を軽
減し、ひげバリの成長を抑制できる等の効果によ
り、焼結合金材の欠陥を補い、チツプの耐欠損性
と使途の適用性を高め、使用する切削領域を広
げ、加工範囲を拡大し、更に仕上面の品質を向上
させ、機械およびボデーの共振を防ぎ、かつ加工
物およびフライスの締着用ねじの緩む難点を解消
した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の単条ねじれみぞすくい面に
おけるチツプの配置関係と加工物の関係説明図
で、そのaは、クランプフライスの軸心、bは、
ねじれみぞすくい面のチツプ配置の正面図、c
は、bの側面展開図である。第2図は単一構造の
ねじれ外周刃を有するフライスの斜視図、第3図
は本考案による実施例を示した斜視図、第4図は
従来技術の単条のねじれみぞすくい面におけるチ
ツプの配置関係と加工物との関係説明図で、その
dは、クランプフライスの軸心、eは、ねじれみ
ぞすくい面のチツプ配置の正面図、fは、eの側
面展開図である。第5図は、従来技術によるクラ
ンプフライスの斜視図、第6図は、切削加工中の
振動の大きさと周波数を示し、aは、従来技術製
品の例、bは、本考案による製品の例を示す。 1……第1チツプ、2……第2チツプ、3……
第3チツプ、4……第4チツプ、5……最終チツ
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フライスボデーに単条または複数条の外周切れ
    刃ねじれみぞを有し、各ねじれみぞに、複数のチ
    ツプを締着し、各チツプの主切れ刃の回転軌跡が
    工具体の軸線方向に連続して一つの外周刃を形成
    する構造のクランプフライスにおいて、一つのね
    じれみぞ上で相隣接するチツプの切れ刃の軸方向
    すくい角が交互に正負逆となると共に工具底面視
    において各切れ刃部分が外周円弧上で連続するよ
    うに配置、締着したことを特徴とするクランプフ
    ライス。
JP1985094904U 1985-06-21 1985-06-21 Expired JPH0141527Y2 (ja)

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JPS627317U JPS627317U (ja) 1987-01-17
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JPH0790411B2 (ja) * 1986-10-07 1995-10-04 三菱マテリアル株式会社 スロ−アウエイ式転削工具
DK2353758T4 (da) * 2010-01-28 2019-05-27 Ledermann Gmbh & Co Kg Bearbejdningsværktøj

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JPS627317U (ja) 1987-01-17

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