JPH0142272B2 - - Google Patents
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- JPH0142272B2 JPH0142272B2 JP57196817A JP19681782A JPH0142272B2 JP H0142272 B2 JPH0142272 B2 JP H0142272B2 JP 57196817 A JP57196817 A JP 57196817A JP 19681782 A JP19681782 A JP 19681782A JP H0142272 B2 JPH0142272 B2 JP H0142272B2
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Description
本発明は新規なチアゾロ〔3,2−a〕ピリミ
ジン類、その製法に関する。更に詳しくは、6位
が酸素原子または硫黄原子で置換された新規なチ
アゾロ〔3,2−a〕ピリミジン類、それらの製
造法に関する。 従来、チアゾロピリミジン類としては、2−ア
ミノチアゾリンとマロン酸ジエチル類とから得ら
れる下記式 〔ここで、Rは水素原子又はエチル基であり、そ
してR1はRが水素原子の場合、メチル基、エチ
ル基、iso−プロピル基、フエニル基、又はベン
ジル基であり、Rがエチル基の場合、エチル基、
isoプロピル基、n−ブチル基、フエニル基又は
ベンジル基である。〕 で表わされる6−モノ−または6,6−ジ置換−
5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,7−
ジオキソチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジンが知
られている(Journal of American Chemical
Society、Vol64、1942、pages2709−2712)。 この文献には上記チアゾロピリミジン類が催眠
作用または麻酔作用を有することが期待されると
記載されている。 また特開昭55−64591号公報には 下記式 〔式中、Rは置換又は非置換の脂環式基、置換フ
エニル基、置換アラアルキル基又は炭素数8以上
の非置換アルキル基を表わす。〕 で表わされるチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン
誘導体が記載されている。 さらに、特開昭55−66592号公報には、下記式 〔式中、R1は置換又は非置換の脂環式基、置換
又は非置換のフエニル基、又は置換又は非置換の
aralthylを表わし、R2は低級アルキル基を表わ
し、点線は実線と協同して一重結合又は二重結合
を表わす。〕 で表わされる7−アルコキシチアゾロ〔3,2−
a〕ピリミジン誘導体が記載されている。 さらに特開昭57−130988号公報には、下記式 〔式中、R1は水素原子、置換又は非置換の炭素
数1〜10の鎖状アルキル基、置換又は非置換の炭
素数3〜10の脂環式基、置換又は非置換のフエニ
ル基、あるいは置換又は非置換のアラアルキル基
を表わす。R2は炭素数1〜10のアルキル基を表
わし、R1が水素原子、又は置換又は非置換の炭
素数1〜10の鎖状アルキル基のときのみR2はア
シル基をも表わす。〕 で表わされるチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン
−1−オキシド誘導体が記載されている。 また特開昭57−67585号公報には、 下記式 〔ここで、Rは水素原子、ハロゲン原子、低級ア
ルキル基又は低級アルキルオキシ基を表わす。〕 で表わされるチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン
誘導体が記載されている。 上記4つの公開公報には、上記の如きチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン誘導体が、遅延型アレ
ルギー試験によつて評価して免疫調節体用、特に
免疫促進体用を有することが開示されている。 本発明者は、上記の4つの一般式で表わされる
チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン誘導体の骨格
の6位に相当する炭素原子に結合している原子
を、炭素原子または窒素原子から酸素原子または
硫黄原子に変え、全く新しいチアゾロ〔3,2−
a〕ピリミジン誘導体を合成し、その薬理作用を
検討したところ、これらの化合物には免疫系を刺
激、賦活化する作用があり、それ故自己免疫疾患
あるいは悪性腫瘍の治療あるいは感染の防衛に極
めて有用であることを見出し、本発明に到達した
ものである。 すなわち本発明は下記式〔〕 〔ここで、Aは酸素原子または硫黄原子を表わ
し、R1はハロゲン原子で置換されたもしくは非
置換のアリール基、ハロゲン原子もしくはC1〜
C4アルコキシ基で置換されたもしくは非置換の
アラルキル基、炭素数1〜6のC1〜C3アルコキ
シ基で置換されたもしくは非置換のアルキル基ま
たは炭素数3〜8の非置換のシクロアルキル基を
表わし点線を含む部分の結合は一重結合または二
重結合を表わす。〕 で表わされるチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン
類およびそのエノール誘導体から選ばれるチアゾ
ロ〔3,2−a〕ピリミジン類、その製造法であ
る。 上記式[]において、R1はハロゲン原子で
置換されたもしくは非置換のアリール基、ハロゲ
ン原子もしくはC1〜C4アルコキシ基で置換され
たもしくは非置換のアラアルキル基、炭素数1〜
6のC1〜C3アルコキシ基で置換されたもしくは
非置換のアルキル基または炭素数3〜8の非置換
のシクロアルキル基を表わす。ここでハロゲン原
子で置換されたもしくは非置換のアリール基とし
ては、例えばフツ素、塩素、臭素などのハロゲン
原子で置換されたもしくは非置換のフエニル基ま
たはナフチル基を好ましいものとして挙げること
ができる。特に好ましくはハロゲン原子で置換さ
れたもしくは非置換のフエニル基またはナフチル
基を挙げることができる。 上記ハロゲン原子もしくはC1〜C4のアルコキ
シ基で置換されたもしくは非置換のアラアルキル
基のアラアルキル基としては、例えばベンジル
基、フエネチル基、フエニルプロピル基等をあげ
ることができる。 またハロゲン原子としては、フツ素、塩素、臭
素など、C1〜C4アルコキシ基としては、メトキ
シ、エトシキ、n−プロポキシ、n−ブトキシな
どを挙げることができる。特にハロゲン原子もし
くはC1〜C4アルコキシ基で置換されたもしくは
非置換のベンジル基が好ましい。 炭素数1〜6のC1〜C3アルコキシ基で置換さ
れたもしくは非置換のアルキル基のアルキル基と
しては例えばメチル、エチル、n−プロピル、
iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、t−
ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等を挙げる
ことができる。C1〜C3のアルコキシ基としては、
メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、iso−プ
ロポキシなどを挙げることができる。特にC1〜
C3アルコキシ基で置換されたもしくは非置換の
エチル基またはiso−プロピル基が好ましい。 上記の炭素数3〜8の非置換のシクロアルキル
基としては、飽和又は不飽和のいずれであつても
よく、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シ
クロペンテニル、シクロヘキセニル等を挙げるこ
とができる。これらのうちC5〜C6のシクロアル
キル基、特にシクロペンチル、シクロヘキシルが
好ましい。 上記式〔〕において、Aは酸素原子または硫
黄原子を表わす。また点線を含む部分の結合は一
重結合又は二重結合を表わす。 上記式〔〕のチアゾロ〔3,2−a〕ピリミ
ジン類の好ましい具体例としては以下のものを挙
げることができる。 (100)、5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−
5,7−ジオキソ−6−フエノキシチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン (102)、6−p−クロルフエノキシ−5H−2,
3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ
チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (104)、5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−
6−β−ナフチルオキシ−5,7−ジオキソチ
アゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (106)、6−ベンジルオキシ−5H−2,3,6,
7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン (108)、5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−
6−p−メトキシベンジルオキシ−5,7−ジ
オキソチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (110)、6−sec−ブチルオキシ−5H−2,3,
6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチア
ゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (112)、6−シクロヘキシルオキシ−5H−2,
3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ
チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (114)、6−(2−エトキシエチルオキシ)−5H
−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジ
オキソチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (116)、6−p−クロルフエニルチオ−5H−2,
3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ
チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (118)、5H−6,7−ジヒドロ−5,7−ジオ
キソ−6−フエノキシチアゾロ〔3,2−a〕
ピリミジン 本発明の上記一般式〔〕で表わされるチアゾ
ロ〔3,2−a〕ピリミジン類は本発明によれ
ば、 下記一般式 〔ここでAおよびR1の定義は上記式〔〕に同
じであり、R3およびR4は同一もしくは異なりC1
〜C4のアルキル基である。〕 で表わされるマロン酸誘導体を2−アミノチアゾ
リンもしくは2−アミノチアゾールと、(a)加熱下
で縮合環化反応せしめるか又は、(b)アルカリ金属
アルコキシドの存在下に縮合反応せしめ、次いで
得られたエノールのアルカリ金属塩を酸により中
和することによつて製造することができる。 上記式〔〕におけるAおよびR1の定義は式
〔〕におけると同じである。R3およびR4は同一
もしくは異なり、C1〜C4のアルキル基であり、
例えばメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチ
ル、iso−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルを
をあげることができる。このうちR3とR4が共に
メチル又はエチルであるのが好ましい。 かかるマロン酸誘導体〔〕は相当するハロゲ
ン化マロン酸ジエステル、好ましくはブロムマロ
ン酸ジエステル、又はクロルマロン酸ジエステル
と(a)相当するアルコールまたはチオールとを有機
溶媒例えばアセトン中で塩基例えば炭酸カリウム
の存在下加熱反応せしめるかまたは(b)相当するア
ルコールまたはチオールのアルカリ金属塩と極性
溶媒、例えばエタノール中で加熱反応せしめるこ
とによつて製造することができる。また、これと
は別に(c)相当するアルコールまたはチオールのア
ルカリ金属塩とハロゲン化酢酸を有機溶媒、例え
ばベンゼン、トルエン中で加熱反応せしめ、次い
で得られた生成物をエステル化し、更にこの置換
酢酸エステルに対して塩基、例えばリチウムジイ
ソプロピルアミン、水素化ナトリウム、水素化カ
リウムなどの存在下、クロルギ酸エステルを反応
させることによつても製造することができる。こ
の製造法は例えばJournal of Organie
Chemistry Vol39、2115(1974)に記載されてい
る。 他方の出発原料としては、下記式 で表わされる2−アミノチアゾリンと下記式 で表わされる2−アミノチアゾールが使用され
る。 本発明方法は上記マロン酸誘導体〔〕と2−
アミノチアゾリンまたは2−アミノチアゾールと
を縮合環化反応せしめることにより行なわれる。
縮合環化反応はマロン酸誘導体と2−アミノチア
ゾリンまたは2−アミノチアゾールとの等モル反
応である。本発明方法によれば、好ましくはマロ
ン酸誘導体1モルに対して約0.8〜1.2モルの2−
アミノチアゾリンもしくは2−アミノチアゾール
を用いる。 縮合環化反応は(a)加熱下に行なうことができ、
また(b)アルカリ金属アルコキシドの存在下に行な
うこともできる。好ましくは加熱下に行なわれ
る。アルカリ金属アルコキシドの存在下に反応を
行なつた場合には、縮合環化反応生成物がエノー
ル体のアルカリ金属塩となつて得られる為、次い
で酸により中和する必要がある。 加熱下に行なう縮合環化反応は好ましくは不活
性有機溶媒の存在下に行なわれる。不活性有機溶
媒としては非プロトン性不活性有機溶媒を用いる
のが有利である。かかる不活性有機溶媒として
は、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、クメ
ン、シメン、テトラリン、デカリン、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジ
ブチルエーテル、ジフエニルエーテル、ジメチル
スルホキシド、ジメチルホルムアミド、ニトロベ
ンゼンの如き、非プロトン性不活性有機溶媒、あ
るいはエタノール、ブタノールの如き、C1〜C4
の低級アルコール等が挙げられる。 かかる不活性有機溶媒は、使用するマロン酸誘
導体〔〕および2−アミノチアゾリンまたは2
−アミノチアゾールの総量に対し約1〜約50重量
倍、特に約2〜約20重量倍で好ましく用いられ
る。 反応温度、反応時間は使用する出発原料の種
類、溶媒使用の有無、使用する溶媒の種類によつ
て異なる。通常80〜320℃で1分間〜48時間、特
に100〜300℃で10分間〜24時間の範囲で好ましく
実施される。 反応は常圧〜加圧下で行なうことができる。反
応溶媒として低級アルコールを用いる場合には、
反応温度を高めるために加圧下で行なうのが好ま
しい。 上記手順による縮合環化反応により生成する反
応生成物は上記式〔〕で表わされるチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン類である。この反応生
成物の反応混合物からの単離精製は、再結晶、ク
ロマトグラフイー、抽出分離等の通常の方法によ
つて容易に行なうことができる。 一方、縮合環化反応を触媒としてのアルカリ金
属アルコキシドの存在下で行なう場合には比較的
低い温度で反応を実施することができる。 アルカリ金属アルコキシドとしては、リチウ
ム、ナトリウム又はカリウムのC1〜C4アルコキ
シドが好ましく用いられる。かかるアルカリ金属
アルコキサイドとしては、例えばリチウムメトキ
シド、リチウムエトキシド、リチウムプロポキシ
ド、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、ナトリウムプロポキシド、ナトリウムイソプ
ロポキシド、ナトリウムブトキシド、ナトリウム
イソブトキシド、ナトリウムsec−ブトキシド、
ナトリウムt−ブトキシド、カリウムメトキシ
ド、カリウムエトキシド、カリウムプロポキシ
ド、カリウムイソプロポキシド、カリウムブトキ
シド、カリウムイソブトキシド、カリウムt−ブ
トキシド等が挙げられる。特にナトリウムメトキ
シド、ナトリウムエトキシド等が好ましく用いら
れる。 かかるアルカリ金属アルコキシドは、通常使用
するマロン酸誘導体1モルに対し1〜10モル、好
ましくは1〜2モルの範囲で用いることができ
る。 縮合環化反応をかかるアルカリ金属アルコキシ
ドの存在下で実施する場合には、反応溶媒として
はC1〜C4の低級アルコールが好ましく用いられ
るかかる低級アルコールとしては、例えばメタノ
ール、エタノール、プロパノール、イソプロパノ
ール、ブタノール、イソブタノール、sec−ブタ
ノール、t−ブタノール等の低級アルコール等を
挙げることができる。反応溶媒としては、この他
にC1〜C4低級アルコールと他の不活性有機溶媒
(例えば上述した非プロトン性不活性溶媒)との
混合物を使用することもできる。反応溶媒は、使
用するマロン酸誘導体および2−アミノチアゾリ
ンまたは2−アミノチアゾールの総量に対し、通
常1〜50重量倍、好ましくは2〜10重量倍で用い
られる。 反応時間、反応温度は出発原料、使用する溶
媒、使用するアルカリ金属アルコキサイドの種類
等によつて異なるが、反応は通常、40〜150℃で
30分間〜72時間、さらに好ましくは60〜120℃で
1時間〜8時間行なわれる。反応は常圧〜加圧下
で行なうことができる。 実際に反応を行なう際の手順としては、上記し
た低級アルコール類にナトリウム等のアルカリ金
属を加え、アルカリ金属アルコキシドの低級アル
コール溶液を調製し、次いでこの中に上記式
〔〕のマロン酸誘導体及び2−アミノチアゾリ
ンまたは2−アミノチアゾールを加えて縮合環化
反応を行なうのが好ましい。 アルカリ金属アルコキシドを用いる上記縮合反
応により生成する反応生成物は、エノール体のア
ルカリ金属塩である。このエノール塩は次いで酸
により中和されることにより上記式〔〕で表わ
されるチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン類を与
える。かかる中和反応は、縮合反応により得られ
た反応混合物中に中和反応に必要とされる所定量
の酸を加えるか、あるいは反応混合物からエノー
ル体のアルカリ金属塩を単離したのち、例えば水
中で所定量の酸を加えて行なうこともできる。 酸としては、種々の無機酸、有機スルホン酸、
有機カルボン酸を用いることができる。好ましく
は無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸などの鉱酸、
酢酸などの有機カルボン酸が用いられる。 かくして得られる生成物は、再結晶、クロマト
グラフイー、抽出分離等の通常の手段によつて単
離精製される。 次に本発明をより詳しく説明するために実施例
を記載するが本発明はもとよりこれらに限定され
るものではない。 実施例 1 (i) フエノキシマロン酸ジエチルの合成 フエノール7.1g、ブロムマロン酸ジエチル
20.6g、炭酸カリウム10.4g、アセトン75mlを
混合し、16時間攪拌加熱還流した。放冷後、固
体を過によつて除き、液を減圧留去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイーによつて精製すると、ベンゼン−n−ヘ
キサン(2:1)混合溶媒溶出部にフエノキシ
マロン酸ジエチル7.4g(収率:39%)を得た。
このものの物性値は以下の通りであつた。 NMR(δCCl4 TMS); 1.23(6H、t、J=8Hz)、4.20(4H、q、
J=8Hz)、5.05(1H、s)、6.7〜7.4(5H、
m) (ii) 5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,
7−ジオキソ−6−フエノキシチアゾロ〔3,
2−a〕ピリミジン(100)の合成 金属ナトリウム0.35gを無水エタノール10ml
に溶解し、そこにフエノキシマロン酸ジエチル
1.9g、次いで2−アミノチアゾリン0.77gを
加え、攪拌しながら3時間加熱還流した。 溶媒を減圧留去したのち、水に残渣を溶解
し、希塩酸を加え、PHを4前後にする。析出し
た固体を過し、十分水洗したのち、エタノー
ルを溶媒として再結晶すると、5H−2,3,
6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ−6
−フエノキシチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジ
ン(100)0.80g(収率:40%)が得られた。
このものの物性値は以下の通りであつた。 融点(mp);250.0〜252.8℃ IR(νKBr nax)cm-1; 3470(br)、3200〜2150(エノール)、1650、
1570、1522、1390 NMR(δDMSO-D6 TMS)ppm; 36.0(2H、t、J=7Hz)、4.36(2H、t、
J=7Hz)、6.8〜7.5(5H、m)、10.5〜12.0
(1H、br、D2Oで消失) 実施例 2 (1) p−クロルフエノキシマロン酸ジエチルの合
成 p−クロルフエノール3.86g、ブロムマロン
酸ジエチル7.92g、炭酸カリウム4.15g、アセ
トン30mlを用い、実施例1の(i)と同様の反応、
後処理、精製を行ない、p−クロルフエノキシ
マロン酸ジエチル2.40g(収率:27.9%)を得
た。このものの物性値は以下の通りであつた。 NMR(δCDCl3 TMS); 1.25(6H、t、J=8Hz)、4.25(4H、q、
J=8Hz)、5.03(1H、s)、6.8〜7.5(4H、
m) (2) 6−p−クロルフエノキシ−5H−2,3,
6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチア
ゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(102)の合成 金属ナトリウム1.61g、p−クロルフエノキ
シマロン酸ジエチル10.1g、2−アミノチアゾ
リン3.60g、無水エタノール100mlを用い実施
例1(2)と同様の操作を行なつたところ、6−p
−クロルフエノキシ−5H−2,3,6,7−
テトラヒドロ−5,7−ジオキソチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン(102)3.31g(収
率:30%)が得られた。このものの物性値は以
下の通りであつた。 融点(mp);241.0〜243.8℃ IR(νKBr nax)cm-1; 3450(br)、3100〜2100(エノール)、1642、
1573、1522 NMR(δDMSO-D6 TMS)ppm; 3.60(2H、t、J=7Hz)、4.45(2H、t、
J=7Hz)、6.8〜7.5(4H、m)、10.5〜12.0
(1H、br、D2Oで消失) 実施例 3 (1) β−ナフチルオキシマロン酸ジエチルの合成 β−ナフトール7.65g、ブロムマロン酸ジエ
チル14.0g、炭酸カリウム7.33g、アセトン50
mlを用い、実施例1(1)と同様の操作を行なつ
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーによつて精製すると、ベンゼン溶出
部にβ−ナフチルオキシマロン酸ジエチル7.1
g(収率:44%)を得た。このものの物性値は
以下の通りであつた。 NMR(δCDCl3 TMS); 1.22(6H、t、J=7Hz)、4.20(4H、t、
J=7Hz)、5.18(1H、s)、6.9〜7.8(7H、
m) (2) 5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−6−
β−ナフチルオキシ−5,7−ジオキソチアゾ
ロ〔3,2−a〕ピリミジン(104)の合成 金属ナトリウム0.47g、β−ナフチルオキシ
マロン酸ジエチル3.96g、2−アミノチアゾリ
ン1.48g、無水エタノール70mlを用い、実施例
1(2)と同様の操作を施こした。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフイーによつて
精製するとクロロホルム−メタノール(19:
1)の混合溶媒溶出部に、5H−2,3,6,
7−テトラヒドロ−6−β−ナフチルオキシ−
5,7−ジオキソチアゾロ〔3,2−a〕ピリ
ミジン(104)0.89g(収率:20%)を得た。
このものの物性値は以下の通りであつた。 融点(mp);220℃(分解) IR(νKBr nax)cm-1; 3450(br)、3100〜2000(エノール)、1640、
1565、1520 NMR(δDDCl3 TMS)ppm; 3.50(2H、t、J=7Hz)、4.41(2H、t、
J=7Hz)、7.0〜8.0(7H、m)、10.5〜12.0
(1H、br、D2Oで消失) 実施例 4 (1) ベンジルオキシマロン酸ジエチルの合成 (1‐a) ベンジルオキシ酢酸の合成 金属ナトリウム5.00gとベンジルアルコー
ル33.3gと無水ベンゼン85mlを混合し、2時
間攪拌、加熱還流させた。ここにクロル酢酸
9.45gを加え、更に1時間攪拌、加熱還流さ
せた。反応液を放冷させ、水50mlを加えた
後、濃塩酸19mlで中和させた。ベンゼン層を
分取し、水層を酢酸エチルで抽し、有機層を
併せて水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥し溶
媒を減圧留去した。残渣を減圧蒸留し、ベン
ジルオキシ酢酸7.16g(収率:43%)を得
た。 蒸留条件:圧力0.75Torr、 沸点128〜132℃ (1‐b) ベンジルオキシ酢酸エチルの合成 ベンジルオキシ酢酸7.16g、エタノール30
ml、濃硫酸2滴を混合し攪拌しながら6時間
加熱還流させた。反応液を水にあけ、酢酸エ
チルで抽出した。酢酸エチル層を飽和重曹水
で、次いで水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥した後、溶媒を減圧留去してベンジルオキ
シ酢酸エチル7.19g(収率:85.9%)を得
た。 (1‐c) ベンジルオキシマロン酸ジエチルの合成 無水テトラヒドロフラン10mlを0℃に冷却
し、ここにジイソプロピルアミン1.01gの無
水テトラヒドロフラン3ml溶液を、次いでn
−ブチルリチウム0.01mol相当分を加えて0
℃のまま15分攪拌した。これを−70℃に冷却
し、ここにベンジルオキシ酢酸エチル1.94g
の無水テトラヒドロフラン溶液を加えて10分
間攪拌した。ここにクロル炭酸エチル1.09g
の無水テトラヒドロフラン3ml溶液を加え、
−70℃で25分間攪拌した。飽和塩化アンモニ
ウム水溶液で反応を止めエーテル抽出をし
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーによつて精製すると、n−ヘキ
サン−酢酸エチル(12:1)の混合溶媒溶出
部にベンジルオキシマロン酸ジエチル0.71g
(収率:26.7%)を得た。このものの物性値
は以下の通りであつた。 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.24(6H、t、J=7Hz)、4.21(4H、
q、J=7Hz)、4.53(1H、s)、4.70(2H、
s)、7.33(5H、br、s) (2) 6−ベンジルオキシ−5H−2,3,6,7
−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン(106)の合成 金属ナトリウム90mg、ベンジルオキシマロン
酸ジエチル0.71g、2−アミノチアゾリン0.33
g、無水エタノール5mlを用いて実施例1(2)と
同様の操作で6−ベンジルオキシ−5H−2,
3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ
チアゾロ〔3,2−a〕ピリジン(106)0.33
g(収率:44%)を得た。このものの物性値は
以下の通りであつた。 NMR(δCDCl3-DMSO-D6 TMS)ppm; 3.45(2H、t、J=7Hz)、4.40(2H、t、
J=7Hz)、4.75(2H、s)、〜7.40(5H、br、
s)、10.5〜12.0(1H、br、D2Oで消失) 実施例 5 (1) p−メトキシベンジルマロン酸ジエチル 金属ナトリウム5.1g、p−メトキシベンジ
ルアルコール40.1g、クロル酢酸9.5gを出発
原料として実施例4(1)と同様の操作を行ない、
p−メトキシベンジルマロン酸ジエチル0.63g
(収率:27%)を得た。このものの物性値は以
下の通りである。 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.25(6H、t、J=7Hz)、3.75(3H、s)、
4.20(4H、q、J=7Hz)、4.45(1H、s)、
4.60(2H、s)、6.73〜7.33(4H、m) (2) 5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−6−
p−メトキシベンジルオキシ−5,7−ジオキ
ソチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(108)
の合成 金属ナトリウム80mg、p−メトキシベンジル
マロン酸ジエチル0.63g、2−アミノチアゾリ
ン0.26g、無水エタノール5mlを用いて実施例
1(2)と同様の操作を行ない、5H−2,3,6,
7−テトラヒドロ−6−p−メトキシベンジル
オキシ−5,7−ジオキソチアゾロ〔3,2−
a〕ピリミジン(108)0.07g(収率:10%)
を得た。このものの物性値は以下の通りであ
る。 NMR(δCDCl3-DMSO-D6 TMS)ppm; 3.40(3H、t、J=7Hz)、3.80(3H、s)、
4.45(3H、t、J=7Hz)、4.63(2H、s)、
6.75〜7.40(4H、m)、10.5〜12.0(1H、br、
D2Oで消失) 実施例 6 (1) sec−ブチルオキシマロン酸ジエチルの合成 金属ナトリウム8.4g、sec−ブタノール180
ml、クロル酢酸15.7gを用いて実施例4(1)と同
様の操作を行ない、sec−ブチルオキシマロン
酸ジエチル5.8g(収率:27%)を得た。この
ものの物性値は以下の通りであつた。 沸点;115〜120℃ NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 0.91(6H、d、J=6Hz)、1.25(6H、t、
J=8Hz)、1.5〜2.2(1H、m)、3.33(2H、
d、J=6Hz)、4.24(4H、q、J=7Hz)、
4.33(1H、s) (2) 6−sec−ブチルオキシ−5H−2,3,6,
7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン(110)の合成 金属ナトリウム0.69g、sec−ブチルオキシ
マロン酸ジエチル5.49g、2−アミノチアゾリ
ン2.12および無水エタノール25mlを用いて実施
例1(2)と同様の操作を行ない6−sec−ブチル
オキシ−5H−2,3,6,7−テトラヒドロ
−5,7−ジオキソチアゾロ〔3,2−a〕ピ
リミジン(110)1.35g(収率:28%)を得た。
このものの物性値は以下の通りであつた。 融点(mp);181.5〜183.5℃ IR(νKBr nax)cm-1; 3450(br)、3300〜2100(エノール)、1640
(肩)、1605、1535、1407、1295 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 0.97(6H、d、J=6Hz)、1.6〜2.3(1H、
m)、3.48(2H、t、J=8Hz)、3.77(2H、
d、J=6Hz)、4.42(2H、t、J=8Hz)、
10.5〜12.0(1H、br、D2Oで消失) 実施例 7 (1) シクロヘキシルオキシマロン酸ジエチルの合
成 金属ナトリウム5.06gとシクロヘキサノール
69.0g、クロル酢酸9.45gを出発原料として実
施例4(1)と同様の操作を行ない、シクロヘキシ
ルオキシマロン酸ジエチル1.25g(収率:32
%)を得た。このものの物性値は以下の通りで
ある。 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.24(6H、t、J=7Hz)、0.9〜2.3(10H、
m)、3.2〜3.6(1H、br)、4.23(4H、q、J
=7Hz)、4.53(1H、s) (2) 6−シクロヘキシルオキシ−5H−2,3,
6,7−ジオキソチアゾロ〔3,2−a〕ピリ
ミジン(112)の合成 金属ナトリウム0.14g、シクロヘキシルオキ
シマロン酸ジエチル1.25g、2−アミノチアゾ
リン0.52g、無水エタノール20mlを用いて、実
施例1(2)と同様の操作を行ない、6−シクロヘ
キシルオキシ−5H−2,3,6,7−テトラ
ヒドロ−5,7−ジオキソチアゾロ〔3,2−
a〕ピリミジン(112)0.11g(収率:9%)
を得た。このものの物性値は以下の通りであつ
た。 融点(mp);231.5〜233.5℃ IR(νKBr nax)cm-1; 3450(br)、3100〜2050(エノール)、1670、
1625、1535、1448、1435、1400 NMR(δCDCl3 TMS)+DMSO-D6 ppn; 0.85〜2.1(10H、m)、3.47(2H、t、J=
7Hz)、3.7〜4.1(1H、m)、4.35(2H、t、
J=7Hz)、10.5〜12.0(1H、br、D2Oで消
失) 実施例 8 (1) 2−エトキシエチルオキシマロン酸ジエチル
の合成 水素化ナトリウム6.6gをベンゼン80mlに懸
濁させ、ここにエチルセロソルブ27.9gをゆつ
くり加えた。次いでクロル酢酸1.19gを滴下
し、3時間加熱還流させた。水100mlと濃塩酸
を加えて中和し、ベンゼン層を分取した。これ
を水洗し、乾燥後、濃縮して2−エトキシエチ
ルオキシ酢酸3.4g(収率:45%)を得た。こ
の2−エトキシエチルオキシ酢酸を用い実施例
4(1−b)、(1−c)と同様の操作を行ない、
2−エトキシエチルオキシマロン酸ジエチル
1.2g(全収率:7%)を得た。このものの物
性値は以下の通りであつた。 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.30(6H、t、J=8Hz)、1.60(3H、t、
J=8Hz)、3.3〜4.0(6H、m)、4 4.30
(4H、q、J=8Hz)、4.65(1H、s) (2) 6−(2−エトキシエチルオキシ)−5H−2,
3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ
チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(114)の
合成 金属ナトリウム0.14g、2−エトキシエチル
オキシマロン酸ジエチル1.22g、2−アミノチ
アゾリン0.63gおよび無水エタノール4mlを用
いて実施例1(2)と同様の操作をほどこし、6−
(2−エトキシエチルオキシ)−5H−2,3,
6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチア
ゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(114)0.55g
(収率:43%)を得た。このものの物性値は以
下の通りであつた。 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.30(3H、t、J=7Hz)、3.50(2H、t、
J=7Hz)、3.4〜4.3(6H、m)、4.47(2H、
t、J=7Hz)、8.70(1H、s) 実施例 9 (1) p−クロルフエニルチオマロン酸ジエチルの
合成 金属ナトリウム1.75gをエタノール100mlに
溶解させ、ここにp−クロルチオフエノール
11.0gを加え1.5時間加熱還流させた。放冷後
クロルマロン酸ジエチル15.0gを加え25℃で12
時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで抽出し、
水洗、乾燥し溶媒を減圧留去した。残渣を減圧
蒸留し、p−クロルフエニルチオマロン酸ジエ
チル10.7g(収率:47%)を得た。このものの
物性値は以下の通りであつた。 沸点;140〜155℃(0.7mmHg) NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.23(6H、t、J=7Hz)、4.20(4H、q、
J=7Hz)、4.50(1H、s)、7.15〜7.6(4H、
d−d) (2) 6−p−クロルフエニルチオ−5H−2,3,
6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチア
ゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(116)の合成 2−アミノチアゾリン0.52g、p−クロルフ
エニルチオマロン酸ジエチル1.52gフエニルエ
ーテル2mlを混合し、窒素ガス雰囲気下180℃
で1時間攪拌した。その後反応液をシリカゲル
カラムクロマトグラフイーによつて精製し、ク
ロロホルム−メタノール(97:3)の混合溶媒
溶出部に6−p−クロルフエニルチオ−5H−
2,3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオ
キソチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(116)
46mg(収率:2.9%)を得た。このものの物性
値は以下の通りである。 IR(νKBr nax)cm-1; 3700〜2100、1660、1645、1580、1540、
1475、1443 NMR(δCDCl3-DMSO-D6 TMS)ppm; 3.67(2H、t、J=7Hz)、4.45(2H、t、
J=7Hz)、7.33(4H、q、JAB=11Hz、JAA′
or JBB′=7Hz)、10.5〜12.0(1H、br、
D2Oで消失) 実施例 10 5H−6,7−ジヒドロ−5,7−ジオキソ−
6−フエノキシチアゾロ〔3,2−a〕ピリミ
ジン(118)の合成 フエノキシマロン酸ジエチル4.11gと2−アミ
ノチアゾール1.73gおよびフエニルエーテル5ml
を混合し、窒素ガス雰囲気下180℃で2時間加熱
した。反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーによつて精製し、塩化メチレン−メタノール
(49:1)の混合溶媒溶出部に5H−6,7−ジヒ
ドロ−5,7−ジオキソ−6−フエノキシチアゾ
ロ〔3,2−a〕ピリミジン0.54g(収率:13
%)を得た。このものの物性値は以下の通りであ
つた。 NMR(δCDCl3-DMSO-D6 TMS)ppm; 7.10(1H、d、J=4Hz)、7.0〜7.6(5H、
m)、7.50(1H、d、J=4Hz)、10.5〜12.0
(1H、br、D2Oで消失) 参考例 1 遅延型アレルギーの測定 1群5匹のC3H/He系雄性マウス(7週令)
にヒツジ赤血球5×105細胞を静注して感作した。 被検薬を5%アラビアゴム溶液に懸濁した懸濁
液を感作直後、感作1日、2日、3日後にそれぞ
れ経口投与した。次いで感作4日後、右後跂足蹠
皮内にヒツジ赤血球1×108細胞を注入し、アレ
ルギー反応を誘発せしめた。 アレルギー誘発24時間後、足の肥厚をマイクロ
メーターで計測し、この値よりヒツジ赤血球1×
108細胞注入前の値を差し引きfoot pat reaction
(0.1mm)として遅延型アレルギーの測定を行なつ
た。結果は第1表に示した通りである。
ジン類、その製法に関する。更に詳しくは、6位
が酸素原子または硫黄原子で置換された新規なチ
アゾロ〔3,2−a〕ピリミジン類、それらの製
造法に関する。 従来、チアゾロピリミジン類としては、2−ア
ミノチアゾリンとマロン酸ジエチル類とから得ら
れる下記式 〔ここで、Rは水素原子又はエチル基であり、そ
してR1はRが水素原子の場合、メチル基、エチ
ル基、iso−プロピル基、フエニル基、又はベン
ジル基であり、Rがエチル基の場合、エチル基、
isoプロピル基、n−ブチル基、フエニル基又は
ベンジル基である。〕 で表わされる6−モノ−または6,6−ジ置換−
5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,7−
ジオキソチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジンが知
られている(Journal of American Chemical
Society、Vol64、1942、pages2709−2712)。 この文献には上記チアゾロピリミジン類が催眠
作用または麻酔作用を有することが期待されると
記載されている。 また特開昭55−64591号公報には 下記式 〔式中、Rは置換又は非置換の脂環式基、置換フ
エニル基、置換アラアルキル基又は炭素数8以上
の非置換アルキル基を表わす。〕 で表わされるチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン
誘導体が記載されている。 さらに、特開昭55−66592号公報には、下記式 〔式中、R1は置換又は非置換の脂環式基、置換
又は非置換のフエニル基、又は置換又は非置換の
aralthylを表わし、R2は低級アルキル基を表わ
し、点線は実線と協同して一重結合又は二重結合
を表わす。〕 で表わされる7−アルコキシチアゾロ〔3,2−
a〕ピリミジン誘導体が記載されている。 さらに特開昭57−130988号公報には、下記式 〔式中、R1は水素原子、置換又は非置換の炭素
数1〜10の鎖状アルキル基、置換又は非置換の炭
素数3〜10の脂環式基、置換又は非置換のフエニ
ル基、あるいは置換又は非置換のアラアルキル基
を表わす。R2は炭素数1〜10のアルキル基を表
わし、R1が水素原子、又は置換又は非置換の炭
素数1〜10の鎖状アルキル基のときのみR2はア
シル基をも表わす。〕 で表わされるチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン
−1−オキシド誘導体が記載されている。 また特開昭57−67585号公報には、 下記式 〔ここで、Rは水素原子、ハロゲン原子、低級ア
ルキル基又は低級アルキルオキシ基を表わす。〕 で表わされるチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン
誘導体が記載されている。 上記4つの公開公報には、上記の如きチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン誘導体が、遅延型アレ
ルギー試験によつて評価して免疫調節体用、特に
免疫促進体用を有することが開示されている。 本発明者は、上記の4つの一般式で表わされる
チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン誘導体の骨格
の6位に相当する炭素原子に結合している原子
を、炭素原子または窒素原子から酸素原子または
硫黄原子に変え、全く新しいチアゾロ〔3,2−
a〕ピリミジン誘導体を合成し、その薬理作用を
検討したところ、これらの化合物には免疫系を刺
激、賦活化する作用があり、それ故自己免疫疾患
あるいは悪性腫瘍の治療あるいは感染の防衛に極
めて有用であることを見出し、本発明に到達した
ものである。 すなわち本発明は下記式〔〕 〔ここで、Aは酸素原子または硫黄原子を表わ
し、R1はハロゲン原子で置換されたもしくは非
置換のアリール基、ハロゲン原子もしくはC1〜
C4アルコキシ基で置換されたもしくは非置換の
アラルキル基、炭素数1〜6のC1〜C3アルコキ
シ基で置換されたもしくは非置換のアルキル基ま
たは炭素数3〜8の非置換のシクロアルキル基を
表わし点線を含む部分の結合は一重結合または二
重結合を表わす。〕 で表わされるチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン
類およびそのエノール誘導体から選ばれるチアゾ
ロ〔3,2−a〕ピリミジン類、その製造法であ
る。 上記式[]において、R1はハロゲン原子で
置換されたもしくは非置換のアリール基、ハロゲ
ン原子もしくはC1〜C4アルコキシ基で置換され
たもしくは非置換のアラアルキル基、炭素数1〜
6のC1〜C3アルコキシ基で置換されたもしくは
非置換のアルキル基または炭素数3〜8の非置換
のシクロアルキル基を表わす。ここでハロゲン原
子で置換されたもしくは非置換のアリール基とし
ては、例えばフツ素、塩素、臭素などのハロゲン
原子で置換されたもしくは非置換のフエニル基ま
たはナフチル基を好ましいものとして挙げること
ができる。特に好ましくはハロゲン原子で置換さ
れたもしくは非置換のフエニル基またはナフチル
基を挙げることができる。 上記ハロゲン原子もしくはC1〜C4のアルコキ
シ基で置換されたもしくは非置換のアラアルキル
基のアラアルキル基としては、例えばベンジル
基、フエネチル基、フエニルプロピル基等をあげ
ることができる。 またハロゲン原子としては、フツ素、塩素、臭
素など、C1〜C4アルコキシ基としては、メトキ
シ、エトシキ、n−プロポキシ、n−ブトキシな
どを挙げることができる。特にハロゲン原子もし
くはC1〜C4アルコキシ基で置換されたもしくは
非置換のベンジル基が好ましい。 炭素数1〜6のC1〜C3アルコキシ基で置換さ
れたもしくは非置換のアルキル基のアルキル基と
しては例えばメチル、エチル、n−プロピル、
iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、t−
ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等を挙げる
ことができる。C1〜C3のアルコキシ基としては、
メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、iso−プ
ロポキシなどを挙げることができる。特にC1〜
C3アルコキシ基で置換されたもしくは非置換の
エチル基またはiso−プロピル基が好ましい。 上記の炭素数3〜8の非置換のシクロアルキル
基としては、飽和又は不飽和のいずれであつても
よく、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シ
クロペンテニル、シクロヘキセニル等を挙げるこ
とができる。これらのうちC5〜C6のシクロアル
キル基、特にシクロペンチル、シクロヘキシルが
好ましい。 上記式〔〕において、Aは酸素原子または硫
黄原子を表わす。また点線を含む部分の結合は一
重結合又は二重結合を表わす。 上記式〔〕のチアゾロ〔3,2−a〕ピリミ
ジン類の好ましい具体例としては以下のものを挙
げることができる。 (100)、5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−
5,7−ジオキソ−6−フエノキシチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン (102)、6−p−クロルフエノキシ−5H−2,
3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ
チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (104)、5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−
6−β−ナフチルオキシ−5,7−ジオキソチ
アゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (106)、6−ベンジルオキシ−5H−2,3,6,
7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン (108)、5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−
6−p−メトキシベンジルオキシ−5,7−ジ
オキソチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (110)、6−sec−ブチルオキシ−5H−2,3,
6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチア
ゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (112)、6−シクロヘキシルオキシ−5H−2,
3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ
チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (114)、6−(2−エトキシエチルオキシ)−5H
−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジ
オキソチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (116)、6−p−クロルフエニルチオ−5H−2,
3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ
チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン (118)、5H−6,7−ジヒドロ−5,7−ジオ
キソ−6−フエノキシチアゾロ〔3,2−a〕
ピリミジン 本発明の上記一般式〔〕で表わされるチアゾ
ロ〔3,2−a〕ピリミジン類は本発明によれ
ば、 下記一般式 〔ここでAおよびR1の定義は上記式〔〕に同
じであり、R3およびR4は同一もしくは異なりC1
〜C4のアルキル基である。〕 で表わされるマロン酸誘導体を2−アミノチアゾ
リンもしくは2−アミノチアゾールと、(a)加熱下
で縮合環化反応せしめるか又は、(b)アルカリ金属
アルコキシドの存在下に縮合反応せしめ、次いで
得られたエノールのアルカリ金属塩を酸により中
和することによつて製造することができる。 上記式〔〕におけるAおよびR1の定義は式
〔〕におけると同じである。R3およびR4は同一
もしくは異なり、C1〜C4のアルキル基であり、
例えばメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチ
ル、iso−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチルを
をあげることができる。このうちR3とR4が共に
メチル又はエチルであるのが好ましい。 かかるマロン酸誘導体〔〕は相当するハロゲ
ン化マロン酸ジエステル、好ましくはブロムマロ
ン酸ジエステル、又はクロルマロン酸ジエステル
と(a)相当するアルコールまたはチオールとを有機
溶媒例えばアセトン中で塩基例えば炭酸カリウム
の存在下加熱反応せしめるかまたは(b)相当するア
ルコールまたはチオールのアルカリ金属塩と極性
溶媒、例えばエタノール中で加熱反応せしめるこ
とによつて製造することができる。また、これと
は別に(c)相当するアルコールまたはチオールのア
ルカリ金属塩とハロゲン化酢酸を有機溶媒、例え
ばベンゼン、トルエン中で加熱反応せしめ、次い
で得られた生成物をエステル化し、更にこの置換
酢酸エステルに対して塩基、例えばリチウムジイ
ソプロピルアミン、水素化ナトリウム、水素化カ
リウムなどの存在下、クロルギ酸エステルを反応
させることによつても製造することができる。こ
の製造法は例えばJournal of Organie
Chemistry Vol39、2115(1974)に記載されてい
る。 他方の出発原料としては、下記式 で表わされる2−アミノチアゾリンと下記式 で表わされる2−アミノチアゾールが使用され
る。 本発明方法は上記マロン酸誘導体〔〕と2−
アミノチアゾリンまたは2−アミノチアゾールと
を縮合環化反応せしめることにより行なわれる。
縮合環化反応はマロン酸誘導体と2−アミノチア
ゾリンまたは2−アミノチアゾールとの等モル反
応である。本発明方法によれば、好ましくはマロ
ン酸誘導体1モルに対して約0.8〜1.2モルの2−
アミノチアゾリンもしくは2−アミノチアゾール
を用いる。 縮合環化反応は(a)加熱下に行なうことができ、
また(b)アルカリ金属アルコキシドの存在下に行な
うこともできる。好ましくは加熱下に行なわれ
る。アルカリ金属アルコキシドの存在下に反応を
行なつた場合には、縮合環化反応生成物がエノー
ル体のアルカリ金属塩となつて得られる為、次い
で酸により中和する必要がある。 加熱下に行なう縮合環化反応は好ましくは不活
性有機溶媒の存在下に行なわれる。不活性有機溶
媒としては非プロトン性不活性有機溶媒を用いる
のが有利である。かかる不活性有機溶媒として
は、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、クメ
ン、シメン、テトラリン、デカリン、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジ
ブチルエーテル、ジフエニルエーテル、ジメチル
スルホキシド、ジメチルホルムアミド、ニトロベ
ンゼンの如き、非プロトン性不活性有機溶媒、あ
るいはエタノール、ブタノールの如き、C1〜C4
の低級アルコール等が挙げられる。 かかる不活性有機溶媒は、使用するマロン酸誘
導体〔〕および2−アミノチアゾリンまたは2
−アミノチアゾールの総量に対し約1〜約50重量
倍、特に約2〜約20重量倍で好ましく用いられ
る。 反応温度、反応時間は使用する出発原料の種
類、溶媒使用の有無、使用する溶媒の種類によつ
て異なる。通常80〜320℃で1分間〜48時間、特
に100〜300℃で10分間〜24時間の範囲で好ましく
実施される。 反応は常圧〜加圧下で行なうことができる。反
応溶媒として低級アルコールを用いる場合には、
反応温度を高めるために加圧下で行なうのが好ま
しい。 上記手順による縮合環化反応により生成する反
応生成物は上記式〔〕で表わされるチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン類である。この反応生
成物の反応混合物からの単離精製は、再結晶、ク
ロマトグラフイー、抽出分離等の通常の方法によ
つて容易に行なうことができる。 一方、縮合環化反応を触媒としてのアルカリ金
属アルコキシドの存在下で行なう場合には比較的
低い温度で反応を実施することができる。 アルカリ金属アルコキシドとしては、リチウ
ム、ナトリウム又はカリウムのC1〜C4アルコキ
シドが好ましく用いられる。かかるアルカリ金属
アルコキサイドとしては、例えばリチウムメトキ
シド、リチウムエトキシド、リチウムプロポキシ
ド、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、ナトリウムプロポキシド、ナトリウムイソプ
ロポキシド、ナトリウムブトキシド、ナトリウム
イソブトキシド、ナトリウムsec−ブトキシド、
ナトリウムt−ブトキシド、カリウムメトキシ
ド、カリウムエトキシド、カリウムプロポキシ
ド、カリウムイソプロポキシド、カリウムブトキ
シド、カリウムイソブトキシド、カリウムt−ブ
トキシド等が挙げられる。特にナトリウムメトキ
シド、ナトリウムエトキシド等が好ましく用いら
れる。 かかるアルカリ金属アルコキシドは、通常使用
するマロン酸誘導体1モルに対し1〜10モル、好
ましくは1〜2モルの範囲で用いることができ
る。 縮合環化反応をかかるアルカリ金属アルコキシ
ドの存在下で実施する場合には、反応溶媒として
はC1〜C4の低級アルコールが好ましく用いられ
るかかる低級アルコールとしては、例えばメタノ
ール、エタノール、プロパノール、イソプロパノ
ール、ブタノール、イソブタノール、sec−ブタ
ノール、t−ブタノール等の低級アルコール等を
挙げることができる。反応溶媒としては、この他
にC1〜C4低級アルコールと他の不活性有機溶媒
(例えば上述した非プロトン性不活性溶媒)との
混合物を使用することもできる。反応溶媒は、使
用するマロン酸誘導体および2−アミノチアゾリ
ンまたは2−アミノチアゾールの総量に対し、通
常1〜50重量倍、好ましくは2〜10重量倍で用い
られる。 反応時間、反応温度は出発原料、使用する溶
媒、使用するアルカリ金属アルコキサイドの種類
等によつて異なるが、反応は通常、40〜150℃で
30分間〜72時間、さらに好ましくは60〜120℃で
1時間〜8時間行なわれる。反応は常圧〜加圧下
で行なうことができる。 実際に反応を行なう際の手順としては、上記し
た低級アルコール類にナトリウム等のアルカリ金
属を加え、アルカリ金属アルコキシドの低級アル
コール溶液を調製し、次いでこの中に上記式
〔〕のマロン酸誘導体及び2−アミノチアゾリ
ンまたは2−アミノチアゾールを加えて縮合環化
反応を行なうのが好ましい。 アルカリ金属アルコキシドを用いる上記縮合反
応により生成する反応生成物は、エノール体のア
ルカリ金属塩である。このエノール塩は次いで酸
により中和されることにより上記式〔〕で表わ
されるチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン類を与
える。かかる中和反応は、縮合反応により得られ
た反応混合物中に中和反応に必要とされる所定量
の酸を加えるか、あるいは反応混合物からエノー
ル体のアルカリ金属塩を単離したのち、例えば水
中で所定量の酸を加えて行なうこともできる。 酸としては、種々の無機酸、有機スルホン酸、
有機カルボン酸を用いることができる。好ましく
は無機酸、例えば塩酸、臭化水素酸などの鉱酸、
酢酸などの有機カルボン酸が用いられる。 かくして得られる生成物は、再結晶、クロマト
グラフイー、抽出分離等の通常の手段によつて単
離精製される。 次に本発明をより詳しく説明するために実施例
を記載するが本発明はもとよりこれらに限定され
るものではない。 実施例 1 (i) フエノキシマロン酸ジエチルの合成 フエノール7.1g、ブロムマロン酸ジエチル
20.6g、炭酸カリウム10.4g、アセトン75mlを
混合し、16時間攪拌加熱還流した。放冷後、固
体を過によつて除き、液を減圧留去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フイーによつて精製すると、ベンゼン−n−ヘ
キサン(2:1)混合溶媒溶出部にフエノキシ
マロン酸ジエチル7.4g(収率:39%)を得た。
このものの物性値は以下の通りであつた。 NMR(δCCl4 TMS); 1.23(6H、t、J=8Hz)、4.20(4H、q、
J=8Hz)、5.05(1H、s)、6.7〜7.4(5H、
m) (ii) 5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,
7−ジオキソ−6−フエノキシチアゾロ〔3,
2−a〕ピリミジン(100)の合成 金属ナトリウム0.35gを無水エタノール10ml
に溶解し、そこにフエノキシマロン酸ジエチル
1.9g、次いで2−アミノチアゾリン0.77gを
加え、攪拌しながら3時間加熱還流した。 溶媒を減圧留去したのち、水に残渣を溶解
し、希塩酸を加え、PHを4前後にする。析出し
た固体を過し、十分水洗したのち、エタノー
ルを溶媒として再結晶すると、5H−2,3,
6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ−6
−フエノキシチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジ
ン(100)0.80g(収率:40%)が得られた。
このものの物性値は以下の通りであつた。 融点(mp);250.0〜252.8℃ IR(νKBr nax)cm-1; 3470(br)、3200〜2150(エノール)、1650、
1570、1522、1390 NMR(δDMSO-D6 TMS)ppm; 36.0(2H、t、J=7Hz)、4.36(2H、t、
J=7Hz)、6.8〜7.5(5H、m)、10.5〜12.0
(1H、br、D2Oで消失) 実施例 2 (1) p−クロルフエノキシマロン酸ジエチルの合
成 p−クロルフエノール3.86g、ブロムマロン
酸ジエチル7.92g、炭酸カリウム4.15g、アセ
トン30mlを用い、実施例1の(i)と同様の反応、
後処理、精製を行ない、p−クロルフエノキシ
マロン酸ジエチル2.40g(収率:27.9%)を得
た。このものの物性値は以下の通りであつた。 NMR(δCDCl3 TMS); 1.25(6H、t、J=8Hz)、4.25(4H、q、
J=8Hz)、5.03(1H、s)、6.8〜7.5(4H、
m) (2) 6−p−クロルフエノキシ−5H−2,3,
6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチア
ゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(102)の合成 金属ナトリウム1.61g、p−クロルフエノキ
シマロン酸ジエチル10.1g、2−アミノチアゾ
リン3.60g、無水エタノール100mlを用い実施
例1(2)と同様の操作を行なつたところ、6−p
−クロルフエノキシ−5H−2,3,6,7−
テトラヒドロ−5,7−ジオキソチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン(102)3.31g(収
率:30%)が得られた。このものの物性値は以
下の通りであつた。 融点(mp);241.0〜243.8℃ IR(νKBr nax)cm-1; 3450(br)、3100〜2100(エノール)、1642、
1573、1522 NMR(δDMSO-D6 TMS)ppm; 3.60(2H、t、J=7Hz)、4.45(2H、t、
J=7Hz)、6.8〜7.5(4H、m)、10.5〜12.0
(1H、br、D2Oで消失) 実施例 3 (1) β−ナフチルオキシマロン酸ジエチルの合成 β−ナフトール7.65g、ブロムマロン酸ジエ
チル14.0g、炭酸カリウム7.33g、アセトン50
mlを用い、実施例1(1)と同様の操作を行なつ
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフイーによつて精製すると、ベンゼン溶出
部にβ−ナフチルオキシマロン酸ジエチル7.1
g(収率:44%)を得た。このものの物性値は
以下の通りであつた。 NMR(δCDCl3 TMS); 1.22(6H、t、J=7Hz)、4.20(4H、t、
J=7Hz)、5.18(1H、s)、6.9〜7.8(7H、
m) (2) 5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−6−
β−ナフチルオキシ−5,7−ジオキソチアゾ
ロ〔3,2−a〕ピリミジン(104)の合成 金属ナトリウム0.47g、β−ナフチルオキシ
マロン酸ジエチル3.96g、2−アミノチアゾリ
ン1.48g、無水エタノール70mlを用い、実施例
1(2)と同様の操作を施こした。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフイーによつて
精製するとクロロホルム−メタノール(19:
1)の混合溶媒溶出部に、5H−2,3,6,
7−テトラヒドロ−6−β−ナフチルオキシ−
5,7−ジオキソチアゾロ〔3,2−a〕ピリ
ミジン(104)0.89g(収率:20%)を得た。
このものの物性値は以下の通りであつた。 融点(mp);220℃(分解) IR(νKBr nax)cm-1; 3450(br)、3100〜2000(エノール)、1640、
1565、1520 NMR(δDDCl3 TMS)ppm; 3.50(2H、t、J=7Hz)、4.41(2H、t、
J=7Hz)、7.0〜8.0(7H、m)、10.5〜12.0
(1H、br、D2Oで消失) 実施例 4 (1) ベンジルオキシマロン酸ジエチルの合成 (1‐a) ベンジルオキシ酢酸の合成 金属ナトリウム5.00gとベンジルアルコー
ル33.3gと無水ベンゼン85mlを混合し、2時
間攪拌、加熱還流させた。ここにクロル酢酸
9.45gを加え、更に1時間攪拌、加熱還流さ
せた。反応液を放冷させ、水50mlを加えた
後、濃塩酸19mlで中和させた。ベンゼン層を
分取し、水層を酢酸エチルで抽し、有機層を
併せて水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥し溶
媒を減圧留去した。残渣を減圧蒸留し、ベン
ジルオキシ酢酸7.16g(収率:43%)を得
た。 蒸留条件:圧力0.75Torr、 沸点128〜132℃ (1‐b) ベンジルオキシ酢酸エチルの合成 ベンジルオキシ酢酸7.16g、エタノール30
ml、濃硫酸2滴を混合し攪拌しながら6時間
加熱還流させた。反応液を水にあけ、酢酸エ
チルで抽出した。酢酸エチル層を飽和重曹水
で、次いで水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥した後、溶媒を減圧留去してベンジルオキ
シ酢酸エチル7.19g(収率:85.9%)を得
た。 (1‐c) ベンジルオキシマロン酸ジエチルの合成 無水テトラヒドロフラン10mlを0℃に冷却
し、ここにジイソプロピルアミン1.01gの無
水テトラヒドロフラン3ml溶液を、次いでn
−ブチルリチウム0.01mol相当分を加えて0
℃のまま15分攪拌した。これを−70℃に冷却
し、ここにベンジルオキシ酢酸エチル1.94g
の無水テトラヒドロフラン溶液を加えて10分
間攪拌した。ここにクロル炭酸エチル1.09g
の無水テトラヒドロフラン3ml溶液を加え、
−70℃で25分間攪拌した。飽和塩化アンモニ
ウム水溶液で反応を止めエーテル抽出をし
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーによつて精製すると、n−ヘキ
サン−酢酸エチル(12:1)の混合溶媒溶出
部にベンジルオキシマロン酸ジエチル0.71g
(収率:26.7%)を得た。このものの物性値
は以下の通りであつた。 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.24(6H、t、J=7Hz)、4.21(4H、
q、J=7Hz)、4.53(1H、s)、4.70(2H、
s)、7.33(5H、br、s) (2) 6−ベンジルオキシ−5H−2,3,6,7
−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン(106)の合成 金属ナトリウム90mg、ベンジルオキシマロン
酸ジエチル0.71g、2−アミノチアゾリン0.33
g、無水エタノール5mlを用いて実施例1(2)と
同様の操作で6−ベンジルオキシ−5H−2,
3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ
チアゾロ〔3,2−a〕ピリジン(106)0.33
g(収率:44%)を得た。このものの物性値は
以下の通りであつた。 NMR(δCDCl3-DMSO-D6 TMS)ppm; 3.45(2H、t、J=7Hz)、4.40(2H、t、
J=7Hz)、4.75(2H、s)、〜7.40(5H、br、
s)、10.5〜12.0(1H、br、D2Oで消失) 実施例 5 (1) p−メトキシベンジルマロン酸ジエチル 金属ナトリウム5.1g、p−メトキシベンジ
ルアルコール40.1g、クロル酢酸9.5gを出発
原料として実施例4(1)と同様の操作を行ない、
p−メトキシベンジルマロン酸ジエチル0.63g
(収率:27%)を得た。このものの物性値は以
下の通りである。 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.25(6H、t、J=7Hz)、3.75(3H、s)、
4.20(4H、q、J=7Hz)、4.45(1H、s)、
4.60(2H、s)、6.73〜7.33(4H、m) (2) 5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−6−
p−メトキシベンジルオキシ−5,7−ジオキ
ソチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(108)
の合成 金属ナトリウム80mg、p−メトキシベンジル
マロン酸ジエチル0.63g、2−アミノチアゾリ
ン0.26g、無水エタノール5mlを用いて実施例
1(2)と同様の操作を行ない、5H−2,3,6,
7−テトラヒドロ−6−p−メトキシベンジル
オキシ−5,7−ジオキソチアゾロ〔3,2−
a〕ピリミジン(108)0.07g(収率:10%)
を得た。このものの物性値は以下の通りであ
る。 NMR(δCDCl3-DMSO-D6 TMS)ppm; 3.40(3H、t、J=7Hz)、3.80(3H、s)、
4.45(3H、t、J=7Hz)、4.63(2H、s)、
6.75〜7.40(4H、m)、10.5〜12.0(1H、br、
D2Oで消失) 実施例 6 (1) sec−ブチルオキシマロン酸ジエチルの合成 金属ナトリウム8.4g、sec−ブタノール180
ml、クロル酢酸15.7gを用いて実施例4(1)と同
様の操作を行ない、sec−ブチルオキシマロン
酸ジエチル5.8g(収率:27%)を得た。この
ものの物性値は以下の通りであつた。 沸点;115〜120℃ NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 0.91(6H、d、J=6Hz)、1.25(6H、t、
J=8Hz)、1.5〜2.2(1H、m)、3.33(2H、
d、J=6Hz)、4.24(4H、q、J=7Hz)、
4.33(1H、s) (2) 6−sec−ブチルオキシ−5H−2,3,6,
7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチアゾロ
〔3,2−a〕ピリミジン(110)の合成 金属ナトリウム0.69g、sec−ブチルオキシ
マロン酸ジエチル5.49g、2−アミノチアゾリ
ン2.12および無水エタノール25mlを用いて実施
例1(2)と同様の操作を行ない6−sec−ブチル
オキシ−5H−2,3,6,7−テトラヒドロ
−5,7−ジオキソチアゾロ〔3,2−a〕ピ
リミジン(110)1.35g(収率:28%)を得た。
このものの物性値は以下の通りであつた。 融点(mp);181.5〜183.5℃ IR(νKBr nax)cm-1; 3450(br)、3300〜2100(エノール)、1640
(肩)、1605、1535、1407、1295 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 0.97(6H、d、J=6Hz)、1.6〜2.3(1H、
m)、3.48(2H、t、J=8Hz)、3.77(2H、
d、J=6Hz)、4.42(2H、t、J=8Hz)、
10.5〜12.0(1H、br、D2Oで消失) 実施例 7 (1) シクロヘキシルオキシマロン酸ジエチルの合
成 金属ナトリウム5.06gとシクロヘキサノール
69.0g、クロル酢酸9.45gを出発原料として実
施例4(1)と同様の操作を行ない、シクロヘキシ
ルオキシマロン酸ジエチル1.25g(収率:32
%)を得た。このものの物性値は以下の通りで
ある。 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.24(6H、t、J=7Hz)、0.9〜2.3(10H、
m)、3.2〜3.6(1H、br)、4.23(4H、q、J
=7Hz)、4.53(1H、s) (2) 6−シクロヘキシルオキシ−5H−2,3,
6,7−ジオキソチアゾロ〔3,2−a〕ピリ
ミジン(112)の合成 金属ナトリウム0.14g、シクロヘキシルオキ
シマロン酸ジエチル1.25g、2−アミノチアゾ
リン0.52g、無水エタノール20mlを用いて、実
施例1(2)と同様の操作を行ない、6−シクロヘ
キシルオキシ−5H−2,3,6,7−テトラ
ヒドロ−5,7−ジオキソチアゾロ〔3,2−
a〕ピリミジン(112)0.11g(収率:9%)
を得た。このものの物性値は以下の通りであつ
た。 融点(mp);231.5〜233.5℃ IR(νKBr nax)cm-1; 3450(br)、3100〜2050(エノール)、1670、
1625、1535、1448、1435、1400 NMR(δCDCl3 TMS)+DMSO-D6 ppn; 0.85〜2.1(10H、m)、3.47(2H、t、J=
7Hz)、3.7〜4.1(1H、m)、4.35(2H、t、
J=7Hz)、10.5〜12.0(1H、br、D2Oで消
失) 実施例 8 (1) 2−エトキシエチルオキシマロン酸ジエチル
の合成 水素化ナトリウム6.6gをベンゼン80mlに懸
濁させ、ここにエチルセロソルブ27.9gをゆつ
くり加えた。次いでクロル酢酸1.19gを滴下
し、3時間加熱還流させた。水100mlと濃塩酸
を加えて中和し、ベンゼン層を分取した。これ
を水洗し、乾燥後、濃縮して2−エトキシエチ
ルオキシ酢酸3.4g(収率:45%)を得た。こ
の2−エトキシエチルオキシ酢酸を用い実施例
4(1−b)、(1−c)と同様の操作を行ない、
2−エトキシエチルオキシマロン酸ジエチル
1.2g(全収率:7%)を得た。このものの物
性値は以下の通りであつた。 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.30(6H、t、J=8Hz)、1.60(3H、t、
J=8Hz)、3.3〜4.0(6H、m)、4 4.30
(4H、q、J=8Hz)、4.65(1H、s) (2) 6−(2−エトキシエチルオキシ)−5H−2,
3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソ
チアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(114)の
合成 金属ナトリウム0.14g、2−エトキシエチル
オキシマロン酸ジエチル1.22g、2−アミノチ
アゾリン0.63gおよび無水エタノール4mlを用
いて実施例1(2)と同様の操作をほどこし、6−
(2−エトキシエチルオキシ)−5H−2,3,
6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチア
ゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(114)0.55g
(収率:43%)を得た。このものの物性値は以
下の通りであつた。 NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.30(3H、t、J=7Hz)、3.50(2H、t、
J=7Hz)、3.4〜4.3(6H、m)、4.47(2H、
t、J=7Hz)、8.70(1H、s) 実施例 9 (1) p−クロルフエニルチオマロン酸ジエチルの
合成 金属ナトリウム1.75gをエタノール100mlに
溶解させ、ここにp−クロルチオフエノール
11.0gを加え1.5時間加熱還流させた。放冷後
クロルマロン酸ジエチル15.0gを加え25℃で12
時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで抽出し、
水洗、乾燥し溶媒を減圧留去した。残渣を減圧
蒸留し、p−クロルフエニルチオマロン酸ジエ
チル10.7g(収率:47%)を得た。このものの
物性値は以下の通りであつた。 沸点;140〜155℃(0.7mmHg) NMR(δCDCl3 TMS)ppm; 1.23(6H、t、J=7Hz)、4.20(4H、q、
J=7Hz)、4.50(1H、s)、7.15〜7.6(4H、
d−d) (2) 6−p−クロルフエニルチオ−5H−2,3,
6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオキソチア
ゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(116)の合成 2−アミノチアゾリン0.52g、p−クロルフ
エニルチオマロン酸ジエチル1.52gフエニルエ
ーテル2mlを混合し、窒素ガス雰囲気下180℃
で1時間攪拌した。その後反応液をシリカゲル
カラムクロマトグラフイーによつて精製し、ク
ロロホルム−メタノール(97:3)の混合溶媒
溶出部に6−p−クロルフエニルチオ−5H−
2,3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオ
キソチアゾロ〔3,2−a〕ピリミジン(116)
46mg(収率:2.9%)を得た。このものの物性
値は以下の通りである。 IR(νKBr nax)cm-1; 3700〜2100、1660、1645、1580、1540、
1475、1443 NMR(δCDCl3-DMSO-D6 TMS)ppm; 3.67(2H、t、J=7Hz)、4.45(2H、t、
J=7Hz)、7.33(4H、q、JAB=11Hz、JAA′
or JBB′=7Hz)、10.5〜12.0(1H、br、
D2Oで消失) 実施例 10 5H−6,7−ジヒドロ−5,7−ジオキソ−
6−フエノキシチアゾロ〔3,2−a〕ピリミ
ジン(118)の合成 フエノキシマロン酸ジエチル4.11gと2−アミ
ノチアゾール1.73gおよびフエニルエーテル5ml
を混合し、窒素ガス雰囲気下180℃で2時間加熱
した。反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーによつて精製し、塩化メチレン−メタノール
(49:1)の混合溶媒溶出部に5H−6,7−ジヒ
ドロ−5,7−ジオキソ−6−フエノキシチアゾ
ロ〔3,2−a〕ピリミジン0.54g(収率:13
%)を得た。このものの物性値は以下の通りであ
つた。 NMR(δCDCl3-DMSO-D6 TMS)ppm; 7.10(1H、d、J=4Hz)、7.0〜7.6(5H、
m)、7.50(1H、d、J=4Hz)、10.5〜12.0
(1H、br、D2Oで消失) 参考例 1 遅延型アレルギーの測定 1群5匹のC3H/He系雄性マウス(7週令)
にヒツジ赤血球5×105細胞を静注して感作した。 被検薬を5%アラビアゴム溶液に懸濁した懸濁
液を感作直後、感作1日、2日、3日後にそれぞ
れ経口投与した。次いで感作4日後、右後跂足蹠
皮内にヒツジ赤血球1×108細胞を注入し、アレ
ルギー反応を誘発せしめた。 アレルギー誘発24時間後、足の肥厚をマイクロ
メーターで計測し、この値よりヒツジ赤血球1×
108細胞注入前の値を差し引きfoot pat reaction
(0.1mm)として遅延型アレルギーの測定を行なつ
た。結果は第1表に示した通りである。
【表】
参考例 2
1錠が次の組成よりなる錠剤を製造した。
活性成分(6−p−クロロフエニルオキシ−5H
−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオ
キソ〔3,2−a〕ピリミジン) 200mg 乳 糖 250mg ジアガイモデンプン 70mg ポリビニルピロリドン 11mg ステアリン酸マグネシウム 5mg 活性成分、乳糖およびジアガイモデンプンを混
合し、これをポリビニルピロリドンの20%エタノ
ール溶液で均等に湿潤させ、2.0mmメツシユのフ
ルイを通し、45℃にて乾燥させ、かつ再び1.5mm
のメツシユのフルイを通した。こうして得た顆粒
をステアリン酸マグネシウムと混和し、錠剤に圧
縮した。 活性成分として、6−p−クロロフエニルオキ
シ−5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,
7−ジオキソ〔3,2−a〕ピリミジンを用い
た。 参考例 3 1カプセルが次の組成を含有する硬質ゼラチン
カプセルを製造した。 活性成分(6−p−クロロフエニルオキシ−5H
−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオ
キソ〔3,2−a〕ピリミジン) 200mg 微晶セルロース 185mg 無定形珪酸 5mg 細かく粉末化した形の活性成分、微晶セルロー
ス及び未プレスの無定形珪酸を十分に混合し、硬
質ゼラチンカプセルに詰めた。
−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオ
キソ〔3,2−a〕ピリミジン) 200mg 乳 糖 250mg ジアガイモデンプン 70mg ポリビニルピロリドン 11mg ステアリン酸マグネシウム 5mg 活性成分、乳糖およびジアガイモデンプンを混
合し、これをポリビニルピロリドンの20%エタノ
ール溶液で均等に湿潤させ、2.0mmメツシユのフ
ルイを通し、45℃にて乾燥させ、かつ再び1.5mm
のメツシユのフルイを通した。こうして得た顆粒
をステアリン酸マグネシウムと混和し、錠剤に圧
縮した。 活性成分として、6−p−クロロフエニルオキ
シ−5H−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,
7−ジオキソ〔3,2−a〕ピリミジンを用い
た。 参考例 3 1カプセルが次の組成を含有する硬質ゼラチン
カプセルを製造した。 活性成分(6−p−クロロフエニルオキシ−5H
−2,3,6,7−テトラヒドロ−5,7−ジオ
キソ〔3,2−a〕ピリミジン) 200mg 微晶セルロース 185mg 無定形珪酸 5mg 細かく粉末化した形の活性成分、微晶セルロー
ス及び未プレスの無定形珪酸を十分に混合し、硬
質ゼラチンカプセルに詰めた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式[] 〔式中、Aは酸素原子または硫黄原子を表わし、
R1はハロゲン原子で置換されたもしくは非置換
のアリール基、ハロゲン原子もしくはC1〜C4ア
ルコキシ基で置換されたもしくは非置換のアラル
キル基、炭素数1〜6のC1〜C3アルコキシ基で
置換されたもしくは非置換のアルキル基または炭
素数3〜8の非置換のシクロアルキル基を表わ
し、点線を含む部分の結合は一重結合または二重
結合を表わす。〕 で表わされるチアゾロ[3,2−a]ピリミジン
類。 2 上記式[]において、アリール基がフエニ
ル基またはナフチル基である特許請求の範囲第1
項記載のチアゾロ[3,2−a]ピリミジン類。 3 上記式[]において、アラルキル基がベン
ジル基である特許請求の範囲第1項記載のチアゾ
ロ[3,2−a]ピリミジン類。 4 上記式[]において、アルキル基がエチル
基またはiso−プロピル基である特許請求の範囲
第1項記載のチアゾロ[3,2−a]ピリミジン
類。 5 下記一般式[] 〔式中、Aは酸素原子または硫黄原子を表わし、
R1はハロゲン原子で置換されたもしくは非置換
のアリール基、ハロゲン原子もしくはC1〜C4ア
ルコキシ基で置換されたもしくは非置換のアラル
キル基、炭素数1〜6のC1〜C3アルコキシ基で
置換されたもしくは非置換のアルキル基または炭
素数3〜8の非置換のシクロアルキル基を表わ
し、R3およびR4は同一もしくは異なり炭素数1
〜4のアルキル基である。〕 で表わされるマロン酸誘導体を2−アミノチアゾ
リンもしくは2−アミノチアゾールと(a)加熱下に
縮合環化反応せしめるか、又は(b)アルカリ金属ア
ルコキシドの存在下に縮合環化反応せしめ、次い
で得られたエノールのアルカリ金属塩を酸で中和
することを特徴とする下記一般式[] 〔ここでAおよびR1の定義は上記式[]に同
じであり、点線を含む部分の結合は一重結合また
は二重結合を表わす。〕 で表わされるチアゾロ[3,2−a]ピリミジン
類の製造法。 6 上記加熱下の縮合環化反応を不活性有機溶媒
の存在下に実施する特許請求の範囲第5項記載の
チアゾロ[3,2−a]ピリミジン類の製造法。 7 上記加熱下の縮合環化反応を約80〜320℃の
温度で実施する特許請求の範囲第5項又は第6項
記載のチアゾロ[3,2−a]ピリミジン類の製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57196817A JPS5988491A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | チアゾロ〔3,2―a〕ピリミジン類、その製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57196817A JPS5988491A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | チアゾロ〔3,2―a〕ピリミジン類、その製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5988491A JPS5988491A (ja) | 1984-05-22 |
| JPH0142272B2 true JPH0142272B2 (ja) | 1989-09-11 |
Family
ID=16364149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57196817A Granted JPS5988491A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | チアゾロ〔3,2―a〕ピリミジン類、その製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5988491A (ja) |
-
1982
- 1982-11-11 JP JP57196817A patent/JPS5988491A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5988491A (ja) | 1984-05-22 |
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