JPH0142688Y2 - - Google Patents

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JPH0142688Y2
JPH0142688Y2 JP1983093997U JP9399783U JPH0142688Y2 JP H0142688 Y2 JPH0142688 Y2 JP H0142688Y2 JP 1983093997 U JP1983093997 U JP 1983093997U JP 9399783 U JP9399783 U JP 9399783U JP H0142688 Y2 JPH0142688 Y2 JP H0142688Y2
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oil
spring
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engine
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、油圧クラツチを備えた舶用推進装
置に、関するものである。
油圧クラツチを備えた舶用推進装置において、
油圧クラツチに対する作動油の給排を制御する切
換弁を中立位置に移し油圧クラツチないしその油
圧作動筒から作動油を排出させて、油圧クラツチ
の運転を停止させようとする場合に従来、エンジ
ン回転数が低い範囲で特に原動側の摩擦エレメン
トの回転に追随して流動する潤滑油に引きずられ
て従動側の摩擦エレメントが回転し、油圧クラツ
チの完全な運転停止、したがつて船舶の完全な停
止が得がたかつた。この理由は、油圧クラツチを
作動させるための油圧を設定する一次調圧弁から
のリリーフ油が潤滑油として用いられるのに対
し、エンジンの回転数が低い範囲では作動油と潤
滑油とを兼ねた油の温度が低く維持され、そのよ
うに油温が低いことから逆に油の粘性が高くて、
上記のような引きずり現象が起るためである。
そして上記した現象は特に、例えばタグボート
のように船舶の前後進切替えを、プロペラを含む
推進装置終端部分の回動変位によるプロペラの向
き変更で行なうようにされた船舶であつて1個の
油圧クラツチしか備えていない推進装置を設置し
てある船舶とか、大きな推進力を要求される船舶
前進方向でのトルク伝達を司どる前進用油圧クラ
ツチの個数を後進用油圧クラツチの個数よりも多
くしてある船舶とかにおいて、著しく、船舶の発
進前にエンジンをアイドリングさせている状態で
不測の船舶発進が起きるとか、船舶の接岸時にエ
ンジン回転数を落すと共に油圧クラツチの運転を
停止したにも拘らずプロペラの回転が継続し船体
が岸壁に衝突するとかの、事態がみられていた。
そこでこの考案は、エンジン低速回転時におけ
る油圧クラツチでの上記のような引きずり現象が
自動的に避けられることとする、新規な舶用推進
装置を提供して、安全を図ろうとするものであ
る。
図示の実施例について、この考案に係る舶用推
進装置の構成を説明すると、第1図が第1の実施
例を示しており、第1図において、1はクラツチ
部、2はその出力軸である。クラツチ部1には1
個のみの多板式の油圧クラツチ3、つまり原動側
の摩擦エレメント3aと従動側の摩擦エレメント
3bとを油圧作用によるピストン3cのリターン
バネ3d力に抗しての前進により摩擦係合させる
ことで、クラツチ係合を得るように構成されてい
る多板式の油圧クラツチ3が、設けられている。
出力軸2は通例のように図外のプロペラ軸へと、
連動連結されている。
同様に第1図に示すように、油タンク4からサ
クシヨンフイルタ5を介し作動油を吸入して吐出
する油圧ポンプ6の吐出回路7端には、油圧クラ
ツチ3に対する作動油の給排を制御する切換弁8
を接続してあり、この切換弁8は、油圧クラツチ
3方向に作動油を供給する作用位置Iと油圧クラ
ツチ3方向から作動油を排出し排油回路9を介し
油タンク4へと戻す中立位置Nとを備えた、2ポ
ジシヨンのバルブに構成されている。上記吐出回
路7に接続して設けたドレン回路10には、油圧
クラツチ3に対する正規作用油圧を設定する一次
調圧弁11と潤滑油圧を設定する二次調圧弁12
とを、この順で挿入設置してあり、両調圧弁1
1,12間でドレン回路10からは、油圧クラツ
チ3の摩擦エレメント3a,3b部及びクラツチ
部1の軸受部その他の軸受部である被潤滑部Lに
対し潤滑油を供給する潤滑油供給回路13が導き
出されている。
上記した各調圧弁11,12の油圧設定用スプ
リング11a,12aは特に、制御ピストン11
b,12bに受けさせてあり、各制御ピストン1
1b,12bの位置変更により各スプリング11
a,12aのバネ荷重を変更することで、各調圧
弁11,12にて設定される油圧を変更可能とさ
れている。そしてエンジン14の回転数検出手段
としてガバナー15を設け、このガバナー15に
より位置を変更されるピストン16aを備えた油
圧制御用シリンダ16と上記制御ピストン11
b,12b背後間を閉回路17により接続して、
ガバナー15にて検出されるエンジン回転数に応
じ油圧制御用シリンダ16のピストン16a位置
を変更し、もつて閉回路17を介し制御ピストン
11a,11bの位置を変更することとしてあ
る。
より具体的に説明すると、先ずガバナー15
は、摺動可能に支持されたロツド18上に遊嵌し
た中空軸19を設けて、この中空軸19をエンジ
ン14にて回転駆動される回転軸20に対しギヤ
21,22により連動連結すると共に、中空軸1
9に形成した鍔部19aに支点ピン23まわりで
回動自在に支持させた適当数のベルクランク状の
アーム24の一端に重錘25を取付け、アーム2
4の他端をロツド18の鍔部18aに接当させて
あるものに、構成されている。また油圧制御用シ
リンダ16は、前記ピストン16aを1対のスプ
リング16b,16cにより一方向及び他方向に
移動附勢して設けると共に、ガバナー15側に形
成した油室16dを前記閉回路17へと接続して
あるものに、構成されている。
そして上記したロツド18は油圧制御用シリン
ダ16内へと臨ませてピストン16aへと接当さ
せてあり、シリンダ16内の一方のスプリング1
6bのバネ荷重を他方のスプリング16cのバネ
荷重より適当量大として、ロツド18とピストン
16aとの接当を維持させてある。これよりし
て、エンジン14の回転数が大きいほどアーム2
4が矢印S方向により大きく回動変位せしめられ
ることに基づき、エンジン14の回転数が高めら
れるとロツド18が矢印A方向に摺動変位し逆に
同回転数が低められるとロツド18が矢印B方向
に摺動変位して、スプリング16b力により該ロ
ツド18の変位に追随するピストン16aの変位
で油室16dの容積が変更されることと、してあ
る。したがつてエンジン14の回転数が高められ
ると油室16dから閉回路17へ油が流出するこ
とで各調圧弁11,12における制御ピストン1
1b,12bが各油圧設定用スプリング11a,
12aのバネ荷重を高める方向に変位せしめら
れ、逆にエンジン14の回転数が低められると閉
回路17から油室16d内へと油が流入すること
で上記した各油圧設定用スプリング11a,12
aのバネ荷重が低められることとなつている。
すなわちガバナー15はエンジン14の回転数
をロツド18の位置でもつて検出するものに構成
され、油圧制御用シリンダ16と閉回路17は、
そのようなガバナー15と設定油圧可変型の調圧
弁11,12間を接続して、エンジン14の回転
数が小さいほど各調圧弁11,12による設定油
圧を低めることとする。第1図において26,2
7はそれぞれ、前記潤滑油供給回路13に挿入し
て設けたラインフイルタ及びオイルクーラーであ
る。
第1図に図示の舶用推進装置は、以上に説明し
たように構成されているから、二次調圧弁12に
て設定される潤滑油の油圧は、エンジン14の回
転数が小さいほど低められることとなる。したが
つてエンジン14の回転数が低いほぼ、二次調圧
弁12にてリリーフされ油タンク14へと戻され
る油量が増し、これよりして潤滑油供給回路13
を介し前記摩擦エレメント3a,3b部を含む被
潤滑部Lへと供給される潤滑油の油量が減らされ
る。このように摩擦エレメント部3a,3bへ供
給される潤滑油の油量が少ないと、油圧クラツチ
3において原動側の摩擦エレメント3aの回転に
追随して流動することとなる油の量が減らされる
ことからして、従動側の摩擦エレメント3bが潤
滑油に引きずられて回転しようとする傾向が減ら
される。したがつてガバナー15の重錘25のウ
エイトとか油圧制御用シリンダ16のスプリング
16b,16cのバネ荷重とかを適当に設定して
おけば、エンジン14の低速回路域で従来みられ
ていた前記引きずり現象を無くしうるのであり、
実際の設計にあたつてはそのように配慮される。
第1図に図示の第1の実施例において、エンジ
ン14の回転数が低いほど一次調圧弁11による
設定油圧も低くなることとしたことによつては、
切換弁8の作用位置Iにおいて負荷の大小に応じ
た油圧が油圧クラツチ3に作用せしめられること
となり、油圧ポンプ6の駆動に余分のエネルギー
を要せずして、ロス馬力が少なくなる。
次に第2図に図示の第2の実施例について説明
すると、この第2の実施例では、二次調圧弁12
の弁体12Aが、ポンプポート12cの油圧を背
後の油室12dに作用せしめられ鎖線図示の位置
まで前進変位せしめられるとポンプポート12c
からタンクポート12dへと油をリリーフするも
のに構成され、また前記制御ピストン12b相当
の制御ピストン12bが、油圧設定用スプリング
12aの他に別のスプリング12fによつても後
退附勢されているのに対し、前記のもの同様に構
成されたガバナー15のロツド18を二次調圧弁
12の制御ピストン12bに対し、矢印A方向へ
のロツド18変位により油圧設定用スプリング1
2aのバネ荷重を大とする向きに制御ピストン1
2bが変位せしめられるように、接当させてい
る。したがつてエンジン14の回転数が小さいほ
どロツド18が矢印B方向に変位せしめられるこ
とで、油圧設定用スプリング12aのバネ荷重が
小さくされて二次調圧弁12による設定油圧が低
められる。
なお第2の実施例では一次調圧弁11の制御ピ
ストン11bの背後に対し、切換弁8と油圧クラ
ツチ3間の油給排回路29の油圧を、絞り30を
挿入した油圧作用回路31により作用させてあ
る。したがつて切換弁8を中立位置Nから作用位
置Iへ移したときは、絞り30を介しての徐々の
油圧作用で制御ピストン11bが徐々に前進せし
められて一次調圧弁11による設定油圧、したが
つて油圧クラツチ3に対する作用油圧が徐々に高
められ、油圧クラツチ3が緩衝的にエンゲージン
グせしめられて行く。一次調圧弁11には制御ピ
ストン11bの最前進位置を規制するストツパー
11cが設けられており、また上記絞り30に並
列接続して、切換弁8が作用位置Iから中立位置
Nに移されたときに制御ピストン11b背後から
の迅速な油圧ドレーンを行なわせる逆止弁32
が、設けられている。
第2図に図示の第2の実施例でも、エンジン1
4の回転数に応じて位置を変更されるロツド18
がエンジン回転数検出手段であるガバナー15と
設定油圧可変型の二次調圧弁12とを、エンジン
14の回転数が小さいほど二次調圧弁12にて設
定される油圧が低められるように接続して、エン
ジン14の低速回転域では油圧クラツチ3の摩擦
エレメント3a,3b部へ供給される潤滑油の油
量が減らされ、前記の引きずり現象が無くされ
る。
次に第3図に図示の第3の実施例について説明
すると、この第3の実施例では一次調圧弁11及
び二次調圧弁12が共に、電磁比例圧力制御弁に
て構成されている。そして前記のもの同様の回転
軸20に嵌着した歯輪35aと該歯輪35aに対
設したマグネチツク・ピツクアツプ35bとでも
つて、エンジン14の回転数を検出する回転数検
出手段である回転数検出器35が構成されてお
り、この回転数検出器35を各調圧弁11,12
のソレノイド部に対し電気的な接続手段36によ
りエンジン14の回転数が小さいほど各調圧弁1
1,12にて設定される油圧が低められるよう
に、接続している。
すなわち第3図に示すように二次調圧弁12は
電磁比例圧力制御弁一般がそうであるように、ソ
レノイドコイルSLCに導通される電流値により位
置を変更調節されるプランジヤ12bによつて油
圧設定用スプリング12aの基端を受けさせてあ
るものとされているが、前記した電気的な接続手
段36は回転数検出器35の出力信号に応じソレ
ノイドコイルSLCに導通する電流値を変更制御し
て、エンジン回転数が小さいほどプランジヤ12
bがスプリング12aのバネ荷重を小さくする位
置をとるようにプランジヤ12bの位置変更を行
なうものとされている。なお同様に電磁比例圧力
制御弁に構成されている一次調圧弁11について
も、同様に図られている。
以上よりして第3図に図示の第3の実施例は、
第1図に図示の第1の実施例について説明したの
と同様に機能することとなる。
以上の説明から明らかなように、この考案の舶
用推進装置は、油圧クラツチ3を備えた舶用推進
装置において、油圧クラツチ3の摩擦エレメント
3a,3b部に供給される潤滑油の油圧を設定す
る二次調圧弁12における油圧設定用スプリング
12aの基端を、該スプリング12aのバネ荷重
を変更調節するための可動調節部材12bに受け
させると共に、エンジン14の回転数を検出する
回転数検出手段15,35を設けて、この回転数
検出手段15,35と上記可動調節部材12bと
を、回転数検出手段15,35の出力信号に応じ
エンジン14の回転数が小さいほど可動調節部材
12bが上記スプリング12aのバネ荷重を小さ
くする位置に変位されるように接続したことを特
徴としてなる構成のものであつて、次のような長
所を備えている。
すなわちこの考案の舶用推進装置は、上記した
構成によりエンジンの回転数が小さいほど二次調
圧弁12による設定油圧を低くし、二次調圧弁1
2による油リリーフ量を高めて逆に、油圧クラツ
チ3の摩擦エレメント3a,3b部に供給される
潤滑油の油量が減らされることとしているから、
エンジンの回転数が低い範囲では、原動側の摩擦
エレメント3aの回転に追随して流動し従動側の
摩擦エレメント3bを引きずり回転させようとす
る潤滑油の油量が減らされ、これよりしてエンジ
ンの低回転数域で従来みられていた引きずり現象
が無くされて、そのような引きずり現象に基づく
船舶の不測の移動を無くすこととする。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図はそれぞれ、この考
案の第1、第2及び第3の実施例を示す機構図兼
油圧回路図である。 3……油圧クラツチ、3a,3b……摩擦エレ
メント、10……ドレン回路、11……一次調圧
弁、12……二次調圧弁、12a……油圧設定用
スプリング、12b……制御ピストン、13……
潤滑油供給回路、14……エンジン、15……ガ
バナー(回転数検出手段)、16……油圧制御用
シリンダ、16a……ピストン、16b,16c
……スプリング、16d……油室、17……閉回
路、18……ロツド、18a……鍔部、19……
中空軸、24……アーム、25……重錘、35…
…回転数検出器(回転数検出手段)、35a……
歯輪、35b……マグネチツク・ピツクアツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧クラツチを備えた舶用推進装置において、
    油圧クラツチの摩擦エレメント部に供給される潤
    滑油の油圧を設定する二次調圧弁12における油
    圧設定用スプリング12aの基端を、該スプリン
    グのバネ荷重を変更調節するための可動調節部材
    12bに受けさせると共に、エンジンの回転数を
    検出する回転数検出手段15,35を設けて、こ
    の回転数検出手段と上記可動調節部材とを、回転
    数検出手段の出力信号に応じエンジンの回転数が
    小さいほど可動調節部材が上記スプリングのバネ
    荷重を小さくする位置に変位されるように接続し
    たことを特徴としてなる舶用推進装置。
JP1983093997U 1983-06-17 1983-06-17 舶用推進装置 Granted JPS602047U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983093997U JPS602047U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 舶用推進装置

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JP1983093997U JPS602047U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 舶用推進装置

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Publication Number Publication Date
JPS602047U JPS602047U (ja) 1985-01-09
JPH0142688Y2 true JPH0142688Y2 (ja) 1989-12-13

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ID=30225228

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JP1983093997U Granted JPS602047U (ja) 1983-06-17 1983-06-17 舶用推進装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6268876U (ja) * 1985-10-21 1987-04-30
JPH0426304Y2 (ja) * 1986-10-30 1992-06-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2180448B2 (ja) * 1972-04-17 1974-12-20 Thomson Csf
JPS575981A (en) * 1980-06-06 1982-01-12 Nippon Synthetic Chem Ind Warp yarn sinzing composition and method

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JPS602047U (ja) 1985-01-09

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