JPS647247B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS647247B2 JPS647247B2 JP58099083A JP9908383A JPS647247B2 JP S647247 B2 JPS647247 B2 JP S647247B2 JP 58099083 A JP58099083 A JP 58099083A JP 9908383 A JP9908383 A JP 9908383A JP S647247 B2 JPS647247 B2 JP S647247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- hydraulic
- clutch
- control
- neutral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内燃機関などに付設される油圧式ク
ラツチにおいて、油圧を機関回転数に応じて制御
することにより、嵌入に要する時間を遅らせるこ
となく、しかも嵌入時のシヨツクをなくしてスム
ーズな嵌入を行なえるようにした制御装置に関す
るものである。
ラツチにおいて、油圧を機関回転数に応じて制御
することにより、嵌入に要する時間を遅らせるこ
となく、しかも嵌入時のシヨツクをなくしてスム
ーズな嵌入を行なえるようにした制御装置に関す
るものである。
例えば船舶用デイーゼルエンジン等の内燃機関
は、通常、エンジン出力軸とプロペラ軸との間に
油圧式クラツチ及び変速ギヤ等の組合わせからな
る減速逆転装置を設け、油圧方向切換器と油圧調
整装置により、油圧式クラツチの嵌入方向や嵌入
度合を制御してプロペラ軸の回転方向及び回転数
を調整し、船の前進、後進、速度等を自由にコン
トロールするようになつている。
は、通常、エンジン出力軸とプロペラ軸との間に
油圧式クラツチ及び変速ギヤ等の組合わせからな
る減速逆転装置を設け、油圧方向切換器と油圧調
整装置により、油圧式クラツチの嵌入方向や嵌入
度合を制御してプロペラ軸の回転方向及び回転数
を調整し、船の前進、後進、速度等を自由にコン
トロールするようになつている。
ところで、この種の装置においては、クラツチ
の中立時に油圧を高圧に保持しておくと、クラツ
チ操作時の嵌入時間は遅れない反面、嵌入時のシ
ヨツクが大きく、逆に中立時の油圧を低圧に保持
しておくと、嵌入シヨツクは小さくなる代りに嵌
入時間が遅れるという一般的な性質があり、いず
れの場合にも操作時のフイーリングが悪くなると
いう問題がある。このため、調圧弁構造を応用し
た緩嵌入弁を用い、クラツチ嵌入の油圧回路が形
成された時に圧力を下げながら嵌入動作を行なう
ようにする方式が試みられているが、これでは圧
力が初めから低下してしまうため嵌入時間が比較
的長くなり、所期の目的、すなわち嵌入時間が遅
れず、しかも嵌入シヨツクをなくすという目的を
十分に達成することはできないものであつた。
の中立時に油圧を高圧に保持しておくと、クラツ
チ操作時の嵌入時間は遅れない反面、嵌入時のシ
ヨツクが大きく、逆に中立時の油圧を低圧に保持
しておくと、嵌入シヨツクは小さくなる代りに嵌
入時間が遅れるという一般的な性質があり、いず
れの場合にも操作時のフイーリングが悪くなると
いう問題がある。このため、調圧弁構造を応用し
た緩嵌入弁を用い、クラツチ嵌入の油圧回路が形
成された時に圧力を下げながら嵌入動作を行なう
ようにする方式が試みられているが、これでは圧
力が初めから低下してしまうため嵌入時間が比較
的長くなり、所期の目的、すなわち嵌入時間が遅
れず、しかも嵌入シヨツクをなくすという目的を
十分に達成することはできないものであつた。
本発明は上記の問題点に着目し、クラツチ操作
時の嵌入時間を遅らせることなく、しかも嵌入時
のシヨツクを防止してスムーズな嵌入を行なうこ
とのできる油圧式クラツチの制御装置を提供する
ことを目的としてなされたものであつて、電気的
に駆動可能なクラツチ油圧方向切換器と、任意圧
力に調整可能な油圧調整装置と、油圧検出器と、
機関回転数検出器と、前記クラツチ油圧方向切換
器と油圧調整装置に制御出力を与える制御部とを
備え、この制御部に次のような演算手段を設けた
ことを特徴としている。制御部に設けられた演算
手段は、クラツチの中立時には、予め機関回転数
に応じて設定された中立時圧力に保つ制御出力を
油圧調整装置に対して出力し、またクラツチ油圧
方向切換器の作動によりクラツチが嵌入する側に
油圧回路が形成された時には、予め機関回転数に
応じて設定された減圧待ち時間だけ前記中立時圧
力を維持した後、嵌入シヨツクを許容値に抑えら
れる所定圧力まで油圧を低圧させる制御出力を油
圧調整装置に対して出力し、更に予め設定された
増圧待ち時間だけ前記低い所定圧力を維持した
後、比較的高いクラツチ嵌入設定圧力まで油圧を
上昇させる制御出力を油圧調整装置に対して出力
するように構成されている。前記の機関回転数に
応じて設定される中立時圧力と減圧待ち時間と
は、いずれも試験によつて最適値を求められるも
のであり、これにより、作動油の吐出量や圧力が
変り、機関回転数に応じて実際の油圧が設定値に
対して変化することに対処した適正な制御が可能
となるのである。また前記の嵌入シヨツクを許容
値に抑えられる低い所定圧力や増圧待ち時間、及
び増圧後のクラツチ嵌入設定圧力はクラツチの型
式や容量などによつて決まる値であり、これらも
予め試験によつて求められるものである。
時の嵌入時間を遅らせることなく、しかも嵌入時
のシヨツクを防止してスムーズな嵌入を行なうこ
とのできる油圧式クラツチの制御装置を提供する
ことを目的としてなされたものであつて、電気的
に駆動可能なクラツチ油圧方向切換器と、任意圧
力に調整可能な油圧調整装置と、油圧検出器と、
機関回転数検出器と、前記クラツチ油圧方向切換
器と油圧調整装置に制御出力を与える制御部とを
備え、この制御部に次のような演算手段を設けた
ことを特徴としている。制御部に設けられた演算
手段は、クラツチの中立時には、予め機関回転数
に応じて設定された中立時圧力に保つ制御出力を
油圧調整装置に対して出力し、またクラツチ油圧
方向切換器の作動によりクラツチが嵌入する側に
油圧回路が形成された時には、予め機関回転数に
応じて設定された減圧待ち時間だけ前記中立時圧
力を維持した後、嵌入シヨツクを許容値に抑えら
れる所定圧力まで油圧を低圧させる制御出力を油
圧調整装置に対して出力し、更に予め設定された
増圧待ち時間だけ前記低い所定圧力を維持した
後、比較的高いクラツチ嵌入設定圧力まで油圧を
上昇させる制御出力を油圧調整装置に対して出力
するように構成されている。前記の機関回転数に
応じて設定される中立時圧力と減圧待ち時間と
は、いずれも試験によつて最適値を求められるも
のであり、これにより、作動油の吐出量や圧力が
変り、機関回転数に応じて実際の油圧が設定値に
対して変化することに対処した適正な制御が可能
となるのである。また前記の嵌入シヨツクを許容
値に抑えられる低い所定圧力や増圧待ち時間、及
び増圧後のクラツチ嵌入設定圧力はクラツチの型
式や容量などによつて決まる値であり、これらも
予め試験によつて求められるものである。
以下、図示の一実施例により本発明を具体的に
説明する。
説明する。
第1図のブロツク図において、1はクラツチ油
圧方向切換器、2は油圧調整弁3とこれを駆動す
る駆動装置4からなる油圧調整装置、5は油圧検
出器、6は機関回転数検出器、7は制御部であ
る。制御部7はハンドル操作などの手操作入力M
を入力されるクラツチ位置切換スイツチ8、油圧
検出器5からの入力をA/D変換するA/D変換
器9、駆動装置4に駆動出力を与えるリレー1
0,11、記憶装置12、及び各種の入力信号に
応じて所要の演算を行ない、クラツチ油圧方向切
換器1に対する制御出力と、リレー10,11に
対する油圧調整装置2の制御出力とを出力する演
算装置13を備えており、これらの主要部は例え
ばマイクロコンピユータによつて構成することが
できる。
圧方向切換器、2は油圧調整弁3とこれを駆動す
る駆動装置4からなる油圧調整装置、5は油圧検
出器、6は機関回転数検出器、7は制御部であ
る。制御部7はハンドル操作などの手操作入力M
を入力されるクラツチ位置切換スイツチ8、油圧
検出器5からの入力をA/D変換するA/D変換
器9、駆動装置4に駆動出力を与えるリレー1
0,11、記憶装置12、及び各種の入力信号に
応じて所要の演算を行ない、クラツチ油圧方向切
換器1に対する制御出力と、リレー10,11に
対する油圧調整装置2の制御出力とを出力する演
算装置13を備えており、これらの主要部は例え
ばマイクロコンピユータによつて構成することが
できる。
第2図は、クラツチ油圧方向切換器1と油圧調
整装置2の概略構造と関連する油圧回路の一例を
示すものである。油圧調整装置2の駆動装置4に
はDCモータ4aが使用されており、リレー10
あるいは11の作動に応じて増圧あるいは減圧の
方向に出力軸21が回転し、ねじ式カツプリング
22を介して油圧調整弁3内のサーボ弁23を軸
方向に移動させる。これに応じて、サーボ弁23
の外側に設けられているサーボピストン24が調
圧スプリング25の反発力と油圧ポンプ26の送
給圧力とがバランスする位置に移動し、出力ポー
ト27に所定の値に調圧された圧力が供給され
る。油圧検出器5にはポテンシヨメータ5aが使
用されており、サーボ弁23の軸部に取付けられ
た検出用ガイドピン28の位置を検出する構造と
なつている。このポテンシヨメータ5aの読みと
油圧調整弁3の出力ポート27に得られる圧力と
の間には、例えば第3図に示すような一義的な関
係があるので、ポテンシヨメータ5aの読みによ
つて圧力の検出が行なわれ、ポテンシヨメータ5
aの読みはA/D変換器9を介して演算装置13
に入力される。
整装置2の概略構造と関連する油圧回路の一例を
示すものである。油圧調整装置2の駆動装置4に
はDCモータ4aが使用されており、リレー10
あるいは11の作動に応じて増圧あるいは減圧の
方向に出力軸21が回転し、ねじ式カツプリング
22を介して油圧調整弁3内のサーボ弁23を軸
方向に移動させる。これに応じて、サーボ弁23
の外側に設けられているサーボピストン24が調
圧スプリング25の反発力と油圧ポンプ26の送
給圧力とがバランスする位置に移動し、出力ポー
ト27に所定の値に調圧された圧力が供給され
る。油圧検出器5にはポテンシヨメータ5aが使
用されており、サーボ弁23の軸部に取付けられ
た検出用ガイドピン28の位置を検出する構造と
なつている。このポテンシヨメータ5aの読みと
油圧調整弁3の出力ポート27に得られる圧力と
の間には、例えば第3図に示すような一義的な関
係があるので、ポテンシヨメータ5aの読みによ
つて圧力の検出が行なわれ、ポテンシヨメータ5
aの読みはA/D変換器9を介して演算装置13
に入力される。
クラツチ油圧方向切換器1は、パイロツト弁3
1、前進用切換弁32、後進用切換弁33を備え
ており、図は中立状態を示している。演算装置1
3の出力に応じてパイロツト弁31が前進側ある
いは後進側に作動すると、油圧ポンプ26の供給
圧力で切換弁32あるいは33の弁体34あるい
は35が移動し、油圧調整弁3の出力ポート27
からクラツチの前進シリンダ36あるいは後進シ
リンダ37までの油圧回路が形成され、クラツチ
は前進側あるいは後進側に嵌入される。
1、前進用切換弁32、後進用切換弁33を備え
ており、図は中立状態を示している。演算装置1
3の出力に応じてパイロツト弁31が前進側ある
いは後進側に作動すると、油圧ポンプ26の供給
圧力で切換弁32あるいは33の弁体34あるい
は35が移動し、油圧調整弁3の出力ポート27
からクラツチの前進シリンダ36あるいは後進シ
リンダ37までの油圧回路が形成され、クラツチ
は前進側あるいは後進側に嵌入される。
なお、38はフイルタ、39は調圧弁、40は
オイルパンである。
オイルパンである。
次に動作を説明する。まず、クラツチの中立時
には、前進シリンダ36及び後進シリンダ37に
は圧力は供給されておらず、出力ポート27に得
られた圧力は切換弁32,33の手前で閉じ込み
になつている。この時の油圧調整装置2はサーボ
弁23を増圧方向へ押し込んだ状態で、中立時圧
力P0を比較的高い圧力に保持している。この中
立時圧力P0は、第4図に示すように機関回転数
に応じて設定されたもので、特に機関回転数が低
くなると圧力が高くなるような関係となつてお
り、この関係は数表の形で記憶装置12に記憶さ
せてある。そして、演算装置13は機関回転数検
出器6による検出出力に応じて、第4図の関係を
満足するポテンシヨメータ5aの読みが得られる
ような演算を行ない、リレー10,11を介して
DCモータ4aを駆動し、油圧調整装置2を所定
の中立時出力P0を得るように制御している。
には、前進シリンダ36及び後進シリンダ37に
は圧力は供給されておらず、出力ポート27に得
られた圧力は切換弁32,33の手前で閉じ込み
になつている。この時の油圧調整装置2はサーボ
弁23を増圧方向へ押し込んだ状態で、中立時圧
力P0を比較的高い圧力に保持している。この中
立時圧力P0は、第4図に示すように機関回転数
に応じて設定されたもので、特に機関回転数が低
くなると圧力が高くなるような関係となつてお
り、この関係は数表の形で記憶装置12に記憶さ
せてある。そして、演算装置13は機関回転数検
出器6による検出出力に応じて、第4図の関係を
満足するポテンシヨメータ5aの読みが得られる
ような演算を行ない、リレー10,11を介して
DCモータ4aを駆動し、油圧調整装置2を所定
の中立時出力P0を得るように制御している。
今、手操作によりクラツチ位置切換スイツチ8
が操作されると、演算装置13に切換スイツチ8
から切換信号が入力され、演算装置13からクラ
ツチ油圧方向切換弁1に切換信号に応じた制御出
力が出され、切換弁32あるいは33が作動して
クラツチの嵌入動作が開始される。続いて、機関
回転数に応じた減圧待ち時間T2だけ待つて、リ
レー11を作動させる制御出力を出して油圧調整
装置2を減圧方向に作動させ、予め設定された低
い圧力P2までポテンシヨメータ5aの読みと比
較しながら油圧を低下させる。この減圧待ち時間
T2は、第5図に示すように機関回転数に応じて
設定されたもので、特に機関回転数が低くなると
時間が長くなるような関係となつており、この関
係は数表の形で記憶装置12に記憶させてある。
そして、演算装置13は機関回転数検出器6によ
る検出出力に応じて、第5図の関係を満足するよ
うな時間T2を演算し、リレー11の作動を開始
させるのである。また低い圧力P2は、回転伝達
率があまり小さくならず、しかもシヨツクが小さ
くてすむような半クラツチ状態に保たれる圧力と
して、クラツチ容量などに応じて予め得られてい
る値であり、記憶装置12に記憶させてある。
が操作されると、演算装置13に切換スイツチ8
から切換信号が入力され、演算装置13からクラ
ツチ油圧方向切換弁1に切換信号に応じた制御出
力が出され、切換弁32あるいは33が作動して
クラツチの嵌入動作が開始される。続いて、機関
回転数に応じた減圧待ち時間T2だけ待つて、リ
レー11を作動させる制御出力を出して油圧調整
装置2を減圧方向に作動させ、予め設定された低
い圧力P2までポテンシヨメータ5aの読みと比
較しながら油圧を低下させる。この減圧待ち時間
T2は、第5図に示すように機関回転数に応じて
設定されたもので、特に機関回転数が低くなると
時間が長くなるような関係となつており、この関
係は数表の形で記憶装置12に記憶させてある。
そして、演算装置13は機関回転数検出器6によ
る検出出力に応じて、第5図の関係を満足するよ
うな時間T2を演算し、リレー11の作動を開始
させるのである。また低い圧力P2は、回転伝達
率があまり小さくならず、しかもシヨツクが小さ
くてすむような半クラツチ状態に保たれる圧力と
して、クラツチ容量などに応じて予め得られてい
る値であり、記憶装置12に記憶させてある。
圧力P2が得られると、今度はこの圧力P2を増
圧待ち時間T3だけ維持した後、リレー10を作
動させる制御出力が演算装置13から出され、油
圧はクラツチ嵌入設定圧力P1まで上昇する。こ
の増圧待ち時間T3は、立上り時間を長くするこ
とによつてシヨツクを緩和するためのもので、ク
ラツチ容量などに応じて予め得られている値であ
り、記憶装置12に記憶させてある。また圧力
P1は、クラツチが確実に嵌入状態を保持できる
圧力であり、機関回転数とは関係なく、クラツチ
のスリツプ限界圧力に安全率を乗じて得られるも
のである。従つて、この圧力P1もクラツチ容量
などに応じて予め得られる値であり、記憶装置1
2に記憶させてある。
圧待ち時間T3だけ維持した後、リレー10を作
動させる制御出力が演算装置13から出され、油
圧はクラツチ嵌入設定圧力P1まで上昇する。こ
の増圧待ち時間T3は、立上り時間を長くするこ
とによつてシヨツクを緩和するためのもので、ク
ラツチ容量などに応じて予め得られている値であ
り、記憶装置12に記憶させてある。また圧力
P1は、クラツチが確実に嵌入状態を保持できる
圧力であり、機関回転数とは関係なく、クラツチ
のスリツプ限界圧力に安全率を乗じて得られるも
のである。従つて、この圧力P1もクラツチ容量
などに応じて予め得られる値であり、記憶装置1
2に記憶させてある。
第6図は以上のような動作を行なうための制御
フローチヤートであり、第7図はタイムチヤート
である。第7図の時間T1は嵌入時間であり、従
動軸回転数、例えばプロペラ回転数はこの嵌入時
間T1の後に立上り時間T4をかけて立上り、所望
の速度での運転が開始されるのであるが、前記の
減圧待ち時間T2は、比較的高い中立時圧力P0を
一定時間保つことによつて嵌入時間T1を遅らせ
ずにすみ、しかも圧力P2との関係で従動軸回転
数の立上りが滑らかで嵌入シヨツクがない最適な
値が機関回転数に応じて設定されるのである。第
7図の時間T′4は、このような油圧制御を行なわ
ない場合の従動軸回転数の立上り時間であり、立
上りが急激でシヨツクが大きくなることを示して
いる。
フローチヤートであり、第7図はタイムチヤート
である。第7図の時間T1は嵌入時間であり、従
動軸回転数、例えばプロペラ回転数はこの嵌入時
間T1の後に立上り時間T4をかけて立上り、所望
の速度での運転が開始されるのであるが、前記の
減圧待ち時間T2は、比較的高い中立時圧力P0を
一定時間保つことによつて嵌入時間T1を遅らせ
ずにすみ、しかも圧力P2との関係で従動軸回転
数の立上りが滑らかで嵌入シヨツクがない最適な
値が機関回転数に応じて設定されるのである。第
7図の時間T′4は、このような油圧制御を行なわ
ない場合の従動軸回転数の立上り時間であり、立
上りが急激でシヨツクが大きくなることを示して
いる。
なお、機関回転数がある値以上の場合、すなわ
ち、第4図及び第5図の例では800rpm以上の時
には、中立時圧力P0の設定値は低く、減圧待ち
時間T2は零となり、低い圧力P2への圧力低下が
すぐに行なわれる。これは、800rpm以上の場合
十分な吐出量があるため、或る所定の値以上に油
圧が設定されていれば、待ち時間を零として前述
の作動を行なつても嵌入時間がほとんど変らない
からである。
ち、第4図及び第5図の例では800rpm以上の時
には、中立時圧力P0の設定値は低く、減圧待ち
時間T2は零となり、低い圧力P2への圧力低下が
すぐに行なわれる。これは、800rpm以上の場合
十分な吐出量があるため、或る所定の値以上に油
圧が設定されていれば、待ち時間を零として前述
の作動を行なつても嵌入時間がほとんど変らない
からである。
以上の実施例の説明からも明らかなように、本
発明は、クラツチの中立時には予め機関回転数に
応じて設定された中立時圧力を保ち、クラツチの
嵌入時には予め機関回転数に応じて設定された減
圧待ち時間だけ前記中立時圧力を維持した後に、
嵌入シヨツクを許容値に抑えられる所定圧力まで
油圧を低下させ、更に予め設定された増圧待ち時
間後に、クラツチ嵌入設定圧力まで油圧を上昇さ
せるようにしたものであり、クラツチの嵌入時間
の遅れを最小限に抑えるとともに、一旦油圧を下
げてクラツチ嵌入時のシヨツクを少なくすること
ができ、しかもこれらの制御は、機関回転数によ
つて作動油の吐出量や実際の油圧が変化すること
を補正しながら、機関回転数に左右されず常に良
好な制御を行なうことが容易となるのである。ま
た手操作によるクラツチ切換の実操作は従来と全
く変らず、操作性が損なわれることはなく、装置
全体を電気的にコントロールできるのでリモート
コントロールが容易となり、操作性を向上するこ
とも可能となるのである。
発明は、クラツチの中立時には予め機関回転数に
応じて設定された中立時圧力を保ち、クラツチの
嵌入時には予め機関回転数に応じて設定された減
圧待ち時間だけ前記中立時圧力を維持した後に、
嵌入シヨツクを許容値に抑えられる所定圧力まで
油圧を低下させ、更に予め設定された増圧待ち時
間後に、クラツチ嵌入設定圧力まで油圧を上昇さ
せるようにしたものであり、クラツチの嵌入時間
の遅れを最小限に抑えるとともに、一旦油圧を下
げてクラツチ嵌入時のシヨツクを少なくすること
ができ、しかもこれらの制御は、機関回転数によ
つて作動油の吐出量や実際の油圧が変化すること
を補正しながら、機関回転数に左右されず常に良
好な制御を行なうことが容易となるのである。ま
た手操作によるクラツチ切換の実操作は従来と全
く変らず、操作性が損なわれることはなく、装置
全体を電気的にコントロールできるのでリモート
コントロールが容易となり、操作性を向上するこ
とも可能となるのである。
図面は本発明の一実施例であり、第1図はブロ
ツク図、第2図は油圧回路と関連機器の概略構造
を示す油圧系統図、第3図はポテンシヨメータの
読みと油圧との関係を示す図、第4図は機関回転
数と中立時圧力の設定値との関係を示す図、第5
図は機関回転数と減圧待ち時間の設定値との関係
を示す図、第6図は制御のフローチヤート、第7
図は制御のタイムチヤートである。 1……クラツチ油圧方向切換器、2……油圧調
整装置、5……油圧検出器、6……機関回転数検
出器、7……制御部、13……演算装置、P0…
…中立時圧力、P2……低い圧力、P1……クラツ
チ嵌入設定圧力、T2……減圧待ち時間、T3……
増圧待ち時間。
ツク図、第2図は油圧回路と関連機器の概略構造
を示す油圧系統図、第3図はポテンシヨメータの
読みと油圧との関係を示す図、第4図は機関回転
数と中立時圧力の設定値との関係を示す図、第5
図は機関回転数と減圧待ち時間の設定値との関係
を示す図、第6図は制御のフローチヤート、第7
図は制御のタイムチヤートである。 1……クラツチ油圧方向切換器、2……油圧調
整装置、5……油圧検出器、6……機関回転数検
出器、7……制御部、13……演算装置、P0…
…中立時圧力、P2……低い圧力、P1……クラツ
チ嵌入設定圧力、T2……減圧待ち時間、T3……
増圧待ち時間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電気的に駆動可能なクラツチ油圧方向切換器
と、任意圧力に調整可能な油圧調整装置と、油圧
検出器と、機関回転数検出器と、前記クラツチ油
圧方向切換器と油圧調整装置に制御出力を与える
制御部とを備えた油圧式クラツチの制御装置にお
いて、 クラツチの中立時には、予め機関回転数に応じ
て設定された中立時圧力に保つ制御出力を油圧調
整装置に対して出力し、またクラツチ油圧方向切
換器の作動によりクラツチが嵌入する側に油圧回
路が形成された時には、予め機関回転数に応じて
設定された減圧待ち時間だけ前記中立時圧力を維
持した後、嵌入シヨツクを許容値に抑えられる所
定圧力まで油圧を低下させる制御出力を油圧調整
装置に対して出力し、更に予め設定された増圧待
ち時間だけ前記低い所定圧力を維持した後、比較
的高いクラツチ嵌入設定圧力まで油圧を上昇させ
る制御出力を油圧調整装置に対して出力する演算
手段を制御部に設けたことを特徴とする油圧式ク
ラツチの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58099083A JPS59226742A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 油圧式クラツチの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58099083A JPS59226742A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 油圧式クラツチの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59226742A JPS59226742A (ja) | 1984-12-19 |
| JPS647247B2 true JPS647247B2 (ja) | 1989-02-08 |
Family
ID=14238010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58099083A Granted JPS59226742A (ja) | 1983-06-02 | 1983-06-02 | 油圧式クラツチの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59226742A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6298053A (ja) * | 1985-10-21 | 1987-05-07 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 舶用油圧式減速逆転機の自動減圧装置 |
| JPS62165030A (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-21 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 油圧調整弁 |
| JPS62165025A (ja) * | 1986-01-10 | 1987-07-21 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 油圧制御装置 |
| JPS62165026A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-07-21 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 船舶用油圧クラツチの制御装置 |
| JP4899752B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2012-03-21 | 井関農機株式会社 | 走行車両 |
-
1983
- 1983-06-02 JP JP58099083A patent/JPS59226742A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59226742A (ja) | 1984-12-19 |
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