JPH0143623Y2 - - Google Patents
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- JPH0143623Y2 JPH0143623Y2 JP1983019612U JP1961283U JPH0143623Y2 JP H0143623 Y2 JPH0143623 Y2 JP H0143623Y2 JP 1983019612 U JP1983019612 U JP 1983019612U JP 1961283 U JP1961283 U JP 1961283U JP H0143623 Y2 JPH0143623 Y2 JP H0143623Y2
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- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
本考案は、電子制御自動変速装置の診断装置に
関し、更に詳細には、電子制御自動変速装置に用
いられるセンサ等(センサおよび電磁弁をいう)
の故障診断およびモニタを行なう診断装置に関す
る。 現在一般に使用されている自動変速装置は、ト
ルクコンバータ等の動力伝達機構と遊星歯車機構
等の歯車機構を有する歯車変速機構とを組合せて
構成されている。このような自動変速装置の変速
制御には、通常油圧機構が用いられ、電磁弁(電
磁式切換弁)により油圧回路を切換え、これによ
つて歯車変速機構に付随するブレーキ、クラツチ
等の摩擦要素から成る変速切換手段を適宜作動さ
せてエンジン動力の伝達経路を切換え、所要の変
速段を得るようになつている。電磁弁によつて油
圧回路を切換える場合には、車両の走行状態が予
め定められた変速線を越えたことを電子装置によ
り検出し、この装置からの信号によつて電磁弁を
選択的に作動させ、これによつて油圧回路を切換
えて変速するのが普通である。 上記変速線は、従来装置にあつては、車速−エ
ンジン負荷特性を制御パラメータとして用いて定
められていたが、車速は変速機を介した制御パラ
メータであるため、各変速段ごとに異なつたパタ
ーンの変速線が必要となり、このため制御が複雑
となる。また、エンジン負荷の検出を、通常段階
的に設定されるスロツトル開度を検出することに
よつて行なつているため、上記変速線をステツプ
状とした場合、このステツプ状の変速線とエンジ
ンの回転数−トルク特性すなわちエンジン特性と
の間の偏差がかなり大きくなつてしまう部分があ
る。これは、用いる量子化データが粗い場合に特
に顕著となる。 従来装置の以上説明したような欠点を解消する
ため、特公昭56−44312号、特開昭55−109854号
等においては、変速線を定めるための上記パラメ
ータとしてエンジン回転数−エンジン負荷特性、
タービン回転数−エンジン負荷特性を用いるもの
が提案されている。 上記特公昭56−44312号、特開昭55−109854号
等のように、エンジン回転数−エンジン負荷特性
やタービン回転数−エンジン負荷特性を制御パラ
メータとして用いるものは、変速機を介したデー
タを用いないので変速線が1本ですみ、また制御
の精度も向上するという利点がある。ところが、
この利点は、上記エンジン回転数、タービン回転
数、エンジン負荷等の種々の制御フアクタを検出
するセンサが常に正常に作動していることを前提
とし、従つて上記センサ等の故障診断、モニタ等
に基づくメンテナンスが必要である。 このような変速機等の動力伝達装置の故障検出
を行なう装置としては、特開昭57−47058号に示
されたものが知られているが、この公開特許公報
に示された故障検出装置は、駆動回転数と従動回
転数とを比較しこれら回転数の差が設定範囲外の
とき故障を警報するもので単一の作動部材に対す
る故障検出装置であり、複数の作動部材を対象と
する場合やこれに加えてモニタを行なう場合には
出力端が1つでは済まず、表示系等の出力部が複
雑になるという欠点がある。 このため、故障検出装置の出力端は1つにする
ことが操作性の良さ等から望まれるのであるが、
故障診断とモニタを1つの出力端により行なう場
合、これらを区分する必要がある。この場合、検
出の重要度から考えてまず故障診断を行なつて故
障の有無を調べて故障部分を修理した後、モニタ
を行なつて各センサ等の作動を確認するようなも
のが最も望ましい。 本考案は、このような事情に鑑みて、故障診断
をモニタに優先して行なうとともに、1つの出力
端子により故障診断とモニタの両方を行なえるよ
うにした電子制御式自動変速機の診断装置を提供
することを目的とするものである。 本考案の診断装置は、電子制御式自動変速機の
センサ等の故障診断および作動状態のモニタを行
なうものであり、この診断装置が、センサ等の故
障状態を検出し故障信号を発する故障検出部と、
センサ等の作動状態を検出しモニタ信号を発する
モニタ信号発生部と、故障信号をモニタ信号より
優先させて単一出力端子から出力させる優先処理
部とを有することを特徴とするものである。 本考案によれば、1つの出力端子により故障診
断およびモニタを行なうことができるとともに、
故障診断がモニタより優先されるので、故障があ
る時はまず故障の個所を知ることができ、故障を
修理してはじめて作動状態のモニタを行なうこと
ができ、使用上便利で且つ実用的である。さら
に、故障信号およびモニタ信号を1つにまとめて
出力できるので、診断装置の配線を簡単にするこ
とができる。 以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。 第1図は、本考案の診断装置によつて診断され
る電子制御自動変速機の自動変速機部分の断面お
よび油圧制御回路を示す図である。 自動変速機ATは、動力伝達機構であるトルク
コンバータ10と、歯車変速機構とから成り、該
歯車変速機構は、多段歯車変速機構20と、該ト
ルクコンバータ10と多段歯車変速機構20との
間に配置されたオーバードライブ用遊星歯車変速
機構50とから構成されている。 トルクコンバータ10は、エンジン出力軸1に
結合されたポンプ11、該ポンプ11に対向して
配置されたタービン12、及びポンプ11とター
ビン12との間に配置されたステータ13を有
し、タービン12にはコンバータ出力軸14が結
合されている。コンバータ出力軸14とポンプ1
1との間には、ロツクアツプクラツチ15が設け
られている。このロツクアツプクラツチ15は、
トルクコンバータ10内を循環する作動油圧式に
より常時係合方向に押されており、該クラツチ1
5に外部から供給される解放用油圧により解放状
態に保持される。 多段歯車変速機構20は、前段遊星歯車機構2
1と後段遊星歯車機構22を有し、前段遊星歯車
機構21のサンギア23と後段遊星歯車機構22
のサンギア24とは連結軸25により連結されて
いる。多段歯車変速機構20の入力軸26は、前
方クラツチ27を介して連結軸25に、また後方
クラツチ28を介して前段遊星歯車機構21のイ
ンターナルギア29にそれぞれ連結されるように
なつている。連結軸25すなわちサンギア23,
24と変速機ケースとの間には前方ブレーキ30
が設けられている。前段遊星歯車機構21のプラ
ネタリキヤリア31と、後段遊星歯車機構22の
インターナルギア33とは出力軸34に連結さ
れ、後段遊星歯車機構22のプラネタリキヤリア
35と変速機ケースとの間には後方ブレーキ36
とワンウエイクラツチ37が設けられている。 オーバードライブ用遊星歯車変速機構50は、
プラネタリアギア51を回転自在に支持するプラ
ネタリキヤリア52がトルクコンバータ10の出
力軸14に連結され、サンギア53は直結クラツ
チ54を介してインターナルギア55に結合され
るようになつている。サンギア53と変速機ケー
スとの間には、オーバードライブブレーキ56が
設けられ、またインターナルギア55は多段歯車
変速機構20の入力軸26に連結されている。 多段歯車変速機構20は従来公知の形式で前進
3段、後進1段の変速段を有し、クラツチ27,
28及びブレーキ30,31を適宜作動させるこ
とにより所要の変速段を得ることができる。オー
バードライブ用遊星歯車変速機50は、直結クラ
ツチ54が係合しブレーキ56が解除されたと
き、軸14,26を直結状態で結合し、ブレーキ
56が係合し、クラツチ54が解放されたとき軸
14,26をオーバードライブ結合する。 以上説明した自動変速機ATは、第1図に示し
たような油圧制御回路を備えている。この油圧制
御回路は、エンジン出力軸1によつて駆動される
オイルポンプ100を有し、このオイルポンプ1
00から圧力ライン101に吐出された作動油
(圧力流体)は、調圧弁102により圧力が調整
されてセレクト弁103に導かれる。セレクト弁
103は、1,2,D,N,R,Pの各シフト位
置を有し、該セレクト弁の上記各位置に応じて、
下記のように各バルブへ選択的に油圧を供給す
る。ポートaは後方クラツチ28の作動油アクチ
ユエータ104に接続されており、弁103が
1,2,Dの位置にあるとき、後方クラツチ28
は係合状態に保持される。また、ポートaは1−
2シフト弁110にも接続され、このスプールを
図において右方に押しつけている。ポートbはセ
カンドロツク弁105にライン140を介して接
続され、この圧力は弁105のスプールを図にお
いて下方に押し下げるように作用する。弁105
のスプールが下方位置にあるとき、ライン140
とライン141とが連通し油圧が前方ブレーキ3
0のアクチユエータ108の係合側圧力室に導入
されて前方ブレーキ30を作動方向に保持すす
る。ポートcはセカンドロツク弁105に接続さ
れ、この圧力は該弁105のスプールを上方に押
し下げるように作用する。さらにポートcは圧力
ライン106を介して2−3シフト弁120に接
続されており、このライン106は弁120のソ
レノイド120aが励磁されてそのスプールが左
方に移動したとき、ライン107に連通し、ライ
ン107は前方ブレーキ30のアクチユエータ1
08の解除側圧力室に接続され、該圧力室に油圧
が導入されたとき、アクチユエータ108は係合
側圧力室の圧力に抗してブレーキ30を解除方向
に作動させる。また、ライン107の圧力は、前
方クラツチ27のアクチユエータ109にも導か
れ、このクラツチ27を係合させる。 セレクト弁103は、1位置において圧力ライ
ン101に通じるポートdを有し、このポートd
は、ライン112を経て1−2シフト弁110に
達しさらにライン113を経て後方ブレーキ36
のアクチユエータ114に接続される。1−2シ
フト弁110及び2−3シフト弁120は電磁弁
であり所定の信号によりソレノイド110a,1
20aが励磁されたとき、スプールを移動させて
ラインを切り替え、これにより所定のブレーキ、
又はクラツチが作動し、それぞれ1−2,2−3
の変速動作が行なわれる。また油圧制御回路には
調圧弁102からの油圧を安定させるカツトバツ
ク用電磁弁115、キツクダウン用のダウンシフ
ト電磁弁116、吸気負圧の大きさに応じて調圧
弁102からのライン圧を変化させるバキユーム
スロツトル弁117、このスロツトル弁119を
補助するスロツトルバツクアツプ弁118が設け
られている。 さらに、本例の油圧制御回路にはオーバードラ
イブ用の遊星歯車変速機50のクラツチ54及び
ブレーキ56を制御するために、3−4シフト弁
130及びアクチユエータ132が設けられてい
る。アクチユエータ132の係合側圧力室は圧力
ライン101に接続されており、該ライン101
の圧力によりブレーキ56は係合方向に押されて
いる。この3−4シフト弁も上記1−2,2−3
シフト弁110,120と同様電磁弁でありソレ
ノイド130aが励磁されると該弁130のスプ
ール131が下方に移動し、圧力ライン101と
ライン122が連通し、ライン122に油圧が導
入される。このライン122に導入された油圧
は、ブレーキ56のアクチユエータ132の解除
側圧力室に作用し、ブレーキ56を解除方向に作
動させるとともにクラツチ54のアクチユエータ
131がクラツチ54を係合させるように作用す
る。 さらに本例の油圧制御回路には電磁弁である電
磁式のロツクアツプ制御弁133が設けられてお
り、該弁のソレノイド133aが励磁されると圧
力ライン101の油圧はライン123を介してラ
イン124に導入され、ロツクアツプクラツチ1
5を解除方向に動かす。以上の回路において各変
速段とクラツチ、ブレーキの作動関係を第1表に
示す。
関し、更に詳細には、電子制御自動変速装置に用
いられるセンサ等(センサおよび電磁弁をいう)
の故障診断およびモニタを行なう診断装置に関す
る。 現在一般に使用されている自動変速装置は、ト
ルクコンバータ等の動力伝達機構と遊星歯車機構
等の歯車機構を有する歯車変速機構とを組合せて
構成されている。このような自動変速装置の変速
制御には、通常油圧機構が用いられ、電磁弁(電
磁式切換弁)により油圧回路を切換え、これによ
つて歯車変速機構に付随するブレーキ、クラツチ
等の摩擦要素から成る変速切換手段を適宜作動さ
せてエンジン動力の伝達経路を切換え、所要の変
速段を得るようになつている。電磁弁によつて油
圧回路を切換える場合には、車両の走行状態が予
め定められた変速線を越えたことを電子装置によ
り検出し、この装置からの信号によつて電磁弁を
選択的に作動させ、これによつて油圧回路を切換
えて変速するのが普通である。 上記変速線は、従来装置にあつては、車速−エ
ンジン負荷特性を制御パラメータとして用いて定
められていたが、車速は変速機を介した制御パラ
メータであるため、各変速段ごとに異なつたパタ
ーンの変速線が必要となり、このため制御が複雑
となる。また、エンジン負荷の検出を、通常段階
的に設定されるスロツトル開度を検出することに
よつて行なつているため、上記変速線をステツプ
状とした場合、このステツプ状の変速線とエンジ
ンの回転数−トルク特性すなわちエンジン特性と
の間の偏差がかなり大きくなつてしまう部分があ
る。これは、用いる量子化データが粗い場合に特
に顕著となる。 従来装置の以上説明したような欠点を解消する
ため、特公昭56−44312号、特開昭55−109854号
等においては、変速線を定めるための上記パラメ
ータとしてエンジン回転数−エンジン負荷特性、
タービン回転数−エンジン負荷特性を用いるもの
が提案されている。 上記特公昭56−44312号、特開昭55−109854号
等のように、エンジン回転数−エンジン負荷特性
やタービン回転数−エンジン負荷特性を制御パラ
メータとして用いるものは、変速機を介したデー
タを用いないので変速線が1本ですみ、また制御
の精度も向上するという利点がある。ところが、
この利点は、上記エンジン回転数、タービン回転
数、エンジン負荷等の種々の制御フアクタを検出
するセンサが常に正常に作動していることを前提
とし、従つて上記センサ等の故障診断、モニタ等
に基づくメンテナンスが必要である。 このような変速機等の動力伝達装置の故障検出
を行なう装置としては、特開昭57−47058号に示
されたものが知られているが、この公開特許公報
に示された故障検出装置は、駆動回転数と従動回
転数とを比較しこれら回転数の差が設定範囲外の
とき故障を警報するもので単一の作動部材に対す
る故障検出装置であり、複数の作動部材を対象と
する場合やこれに加えてモニタを行なう場合には
出力端が1つでは済まず、表示系等の出力部が複
雑になるという欠点がある。 このため、故障検出装置の出力端は1つにする
ことが操作性の良さ等から望まれるのであるが、
故障診断とモニタを1つの出力端により行なう場
合、これらを区分する必要がある。この場合、検
出の重要度から考えてまず故障診断を行なつて故
障の有無を調べて故障部分を修理した後、モニタ
を行なつて各センサ等の作動を確認するようなも
のが最も望ましい。 本考案は、このような事情に鑑みて、故障診断
をモニタに優先して行なうとともに、1つの出力
端子により故障診断とモニタの両方を行なえるよ
うにした電子制御式自動変速機の診断装置を提供
することを目的とするものである。 本考案の診断装置は、電子制御式自動変速機の
センサ等の故障診断および作動状態のモニタを行
なうものであり、この診断装置が、センサ等の故
障状態を検出し故障信号を発する故障検出部と、
センサ等の作動状態を検出しモニタ信号を発する
モニタ信号発生部と、故障信号をモニタ信号より
優先させて単一出力端子から出力させる優先処理
部とを有することを特徴とするものである。 本考案によれば、1つの出力端子により故障診
断およびモニタを行なうことができるとともに、
故障診断がモニタより優先されるので、故障があ
る時はまず故障の個所を知ることができ、故障を
修理してはじめて作動状態のモニタを行なうこと
ができ、使用上便利で且つ実用的である。さら
に、故障信号およびモニタ信号を1つにまとめて
出力できるので、診断装置の配線を簡単にするこ
とができる。 以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。 第1図は、本考案の診断装置によつて診断され
る電子制御自動変速機の自動変速機部分の断面お
よび油圧制御回路を示す図である。 自動変速機ATは、動力伝達機構であるトルク
コンバータ10と、歯車変速機構とから成り、該
歯車変速機構は、多段歯車変速機構20と、該ト
ルクコンバータ10と多段歯車変速機構20との
間に配置されたオーバードライブ用遊星歯車変速
機構50とから構成されている。 トルクコンバータ10は、エンジン出力軸1に
結合されたポンプ11、該ポンプ11に対向して
配置されたタービン12、及びポンプ11とター
ビン12との間に配置されたステータ13を有
し、タービン12にはコンバータ出力軸14が結
合されている。コンバータ出力軸14とポンプ1
1との間には、ロツクアツプクラツチ15が設け
られている。このロツクアツプクラツチ15は、
トルクコンバータ10内を循環する作動油圧式に
より常時係合方向に押されており、該クラツチ1
5に外部から供給される解放用油圧により解放状
態に保持される。 多段歯車変速機構20は、前段遊星歯車機構2
1と後段遊星歯車機構22を有し、前段遊星歯車
機構21のサンギア23と後段遊星歯車機構22
のサンギア24とは連結軸25により連結されて
いる。多段歯車変速機構20の入力軸26は、前
方クラツチ27を介して連結軸25に、また後方
クラツチ28を介して前段遊星歯車機構21のイ
ンターナルギア29にそれぞれ連結されるように
なつている。連結軸25すなわちサンギア23,
24と変速機ケースとの間には前方ブレーキ30
が設けられている。前段遊星歯車機構21のプラ
ネタリキヤリア31と、後段遊星歯車機構22の
インターナルギア33とは出力軸34に連結さ
れ、後段遊星歯車機構22のプラネタリキヤリア
35と変速機ケースとの間には後方ブレーキ36
とワンウエイクラツチ37が設けられている。 オーバードライブ用遊星歯車変速機構50は、
プラネタリアギア51を回転自在に支持するプラ
ネタリキヤリア52がトルクコンバータ10の出
力軸14に連結され、サンギア53は直結クラツ
チ54を介してインターナルギア55に結合され
るようになつている。サンギア53と変速機ケー
スとの間には、オーバードライブブレーキ56が
設けられ、またインターナルギア55は多段歯車
変速機構20の入力軸26に連結されている。 多段歯車変速機構20は従来公知の形式で前進
3段、後進1段の変速段を有し、クラツチ27,
28及びブレーキ30,31を適宜作動させるこ
とにより所要の変速段を得ることができる。オー
バードライブ用遊星歯車変速機50は、直結クラ
ツチ54が係合しブレーキ56が解除されたと
き、軸14,26を直結状態で結合し、ブレーキ
56が係合し、クラツチ54が解放されたとき軸
14,26をオーバードライブ結合する。 以上説明した自動変速機ATは、第1図に示し
たような油圧制御回路を備えている。この油圧制
御回路は、エンジン出力軸1によつて駆動される
オイルポンプ100を有し、このオイルポンプ1
00から圧力ライン101に吐出された作動油
(圧力流体)は、調圧弁102により圧力が調整
されてセレクト弁103に導かれる。セレクト弁
103は、1,2,D,N,R,Pの各シフト位
置を有し、該セレクト弁の上記各位置に応じて、
下記のように各バルブへ選択的に油圧を供給す
る。ポートaは後方クラツチ28の作動油アクチ
ユエータ104に接続されており、弁103が
1,2,Dの位置にあるとき、後方クラツチ28
は係合状態に保持される。また、ポートaは1−
2シフト弁110にも接続され、このスプールを
図において右方に押しつけている。ポートbはセ
カンドロツク弁105にライン140を介して接
続され、この圧力は弁105のスプールを図にお
いて下方に押し下げるように作用する。弁105
のスプールが下方位置にあるとき、ライン140
とライン141とが連通し油圧が前方ブレーキ3
0のアクチユエータ108の係合側圧力室に導入
されて前方ブレーキ30を作動方向に保持すす
る。ポートcはセカンドロツク弁105に接続さ
れ、この圧力は該弁105のスプールを上方に押
し下げるように作用する。さらにポートcは圧力
ライン106を介して2−3シフト弁120に接
続されており、このライン106は弁120のソ
レノイド120aが励磁されてそのスプールが左
方に移動したとき、ライン107に連通し、ライ
ン107は前方ブレーキ30のアクチユエータ1
08の解除側圧力室に接続され、該圧力室に油圧
が導入されたとき、アクチユエータ108は係合
側圧力室の圧力に抗してブレーキ30を解除方向
に作動させる。また、ライン107の圧力は、前
方クラツチ27のアクチユエータ109にも導か
れ、このクラツチ27を係合させる。 セレクト弁103は、1位置において圧力ライ
ン101に通じるポートdを有し、このポートd
は、ライン112を経て1−2シフト弁110に
達しさらにライン113を経て後方ブレーキ36
のアクチユエータ114に接続される。1−2シ
フト弁110及び2−3シフト弁120は電磁弁
であり所定の信号によりソレノイド110a,1
20aが励磁されたとき、スプールを移動させて
ラインを切り替え、これにより所定のブレーキ、
又はクラツチが作動し、それぞれ1−2,2−3
の変速動作が行なわれる。また油圧制御回路には
調圧弁102からの油圧を安定させるカツトバツ
ク用電磁弁115、キツクダウン用のダウンシフ
ト電磁弁116、吸気負圧の大きさに応じて調圧
弁102からのライン圧を変化させるバキユーム
スロツトル弁117、このスロツトル弁119を
補助するスロツトルバツクアツプ弁118が設け
られている。 さらに、本例の油圧制御回路にはオーバードラ
イブ用の遊星歯車変速機50のクラツチ54及び
ブレーキ56を制御するために、3−4シフト弁
130及びアクチユエータ132が設けられてい
る。アクチユエータ132の係合側圧力室は圧力
ライン101に接続されており、該ライン101
の圧力によりブレーキ56は係合方向に押されて
いる。この3−4シフト弁も上記1−2,2−3
シフト弁110,120と同様電磁弁でありソレ
ノイド130aが励磁されると該弁130のスプ
ール131が下方に移動し、圧力ライン101と
ライン122が連通し、ライン122に油圧が導
入される。このライン122に導入された油圧
は、ブレーキ56のアクチユエータ132の解除
側圧力室に作用し、ブレーキ56を解除方向に作
動させるとともにクラツチ54のアクチユエータ
131がクラツチ54を係合させるように作用す
る。 さらに本例の油圧制御回路には電磁弁である電
磁式のロツクアツプ制御弁133が設けられてお
り、該弁のソレノイド133aが励磁されると圧
力ライン101の油圧はライン123を介してラ
イン124に導入され、ロツクアツプクラツチ1
5を解除方向に動かす。以上の回路において各変
速段とクラツチ、ブレーキの作動関係を第1表に
示す。
【表】
第2図は、本考案の診断装置を有する電子制御
式自動変速機の実施例を示す制御系統図である。 エンジン201の吸気通路内に設けられたスロ
ツトル202には、スロツトル開度センサ203
が連結されていて、スロツトル開度センサ203
によりスロツトル開度、すなわちエンジン負荷を
検出して、ライン203aを通してコントローラ
214に検出信号を出力する。エンジン201の
出力軸はトルクコンバータ10のポンプ11およ
びロツクアツプクラツチ15と結合されていて、
ロツクアツプクラツチ15が係合している時はト
ルクコンバータ10はその機能を行なわず、エン
ジン出力はそのままコンバータ出力軸14に伝わ
る。ロツクアツプクラツチ15が解放時には、エ
ンジン出力は、トルクコンバータ10を構成する
ポンプ11、タービン12、およびステータ13
の作用により速度比に応じてトルクが増幅されて
トルクコンバータ出力軸14に伝わる。このトル
クコンバータ出力軸14の出力は上記歯車変速機
構に入力されて、第1図において説明したよう
に、動力伝達経路が切り換えられて変速が行なわ
れる。この場合、ロツクアツプクラツチ15の作
動は、コントローラ214からライン205aを
通して出力される信号によりソレノイド133a
を励磁もしくは消磁して、つまり上記電磁弁13
3を駆動制御して行なわれ、また、自動変速機
ATでの変速は、コントローラ214からライン
210を通して出力される信号により、ソレノイ
ド110a,120a,130aを選択的に駆動
して、つまり上記電磁弁110,120,130
を選択的に駆動制御して行なわれる。上記ソレノ
イド110a,120a,130a,133aへ
の制御信号は、エンジン負荷センサとしての上記
スロツトル開度センサ203からの入力信号、上
記歯車変速機構のいずれかの軸の回転数を検出す
る回転数センサとしてのエンジン回転数センサ2
04もしくはタービン回転数センサ206からそ
れぞれライン204a、ライン206aを通して
入力される信号、およびシフトレバー212の位
置センサ213からライン213を通して入力さ
れる信号に基づいて、これらの信号と予め設定さ
れたシフトデータ(変速時性)とを比較して、シ
フトレバー位置で定まるシフトゾーン内において
シフトチエンジを要するか否かを判定し自動変速
を行なわせるようにコントローラ214から発せ
られる。また、モードスイツチ211が設けられ
る場合もあり、この場合モードスイツチ211が
ECON.側の時は、上記シフトデータでの変速ライ
ンをエンジン負荷に対してエンジン出力回転数も
しくはタービン回転数が低い所に設定して、早め
のシフトアツプを行なわせるようにするととも
に、POW.側の時は変速ラインをエンジン出力回転
数もしくはタービン回転数が高い所に設定して、
シフトアツプを遅くして低速段の同一変速段での
出力レンジを広げるようにしている。 以上に示したセンサ等(電磁弁110,12
0,130,133(より具体的には各電磁弁の
ソレノイド110a,120a,130a,13
3a,)、回転数センサ204,206、スロツト
ル開度センサ203、モードスイツチ211、お
よびシフトレバー位置センサ213)の入出力端
子は、それぞれ診断装置215にもつながつてい
て、この診断装置内において故障信号およびモニ
タ信号が優先順位に従つて、出力端子417へ出
力される。このため、例えば、出力端子417に
テスタ217をつないで、この出力信号を検知し
て、故障診断およびモニタを行なうことができ
る。 第3図には、本考案による診断装置回路図を示
し、この装置は故障検出部401、モニタ信号発
生部450、および優先処理部510からなる。 故障検出部401の入力端子F0〜F7はセンサ
等の故障信号が入力され、故障信号は故障の時は
“1”で正常の時は“0”が入力される。 故障検出部401の優先順判断回路414は、
8つの入力端子I1〜I8と9つの出力端子O1〜O9を
有する処理回路500を備えている。この処理回
路500の入力端子I1〜I8には、それぞれ故障診
断用入力端子F0〜F7が接続されており、出力端
子O1〜O8には、一方の入力端が上記故障診断用
入力端子F0〜F7に接続されたゲート回路501
a〜501hの他方の入力端が接続されている。
上記処理回路500は、入力端子I1〜I8において
入力信号を受け、第2表の真理値表に従う出力信
号を出力端子O1〜O9から出力する。第2表にお
いて“×”印は、“0”もしくは“1”の信号の
いずれでもよいことを示す。
式自動変速機の実施例を示す制御系統図である。 エンジン201の吸気通路内に設けられたスロ
ツトル202には、スロツトル開度センサ203
が連結されていて、スロツトル開度センサ203
によりスロツトル開度、すなわちエンジン負荷を
検出して、ライン203aを通してコントローラ
214に検出信号を出力する。エンジン201の
出力軸はトルクコンバータ10のポンプ11およ
びロツクアツプクラツチ15と結合されていて、
ロツクアツプクラツチ15が係合している時はト
ルクコンバータ10はその機能を行なわず、エン
ジン出力はそのままコンバータ出力軸14に伝わ
る。ロツクアツプクラツチ15が解放時には、エ
ンジン出力は、トルクコンバータ10を構成する
ポンプ11、タービン12、およびステータ13
の作用により速度比に応じてトルクが増幅されて
トルクコンバータ出力軸14に伝わる。このトル
クコンバータ出力軸14の出力は上記歯車変速機
構に入力されて、第1図において説明したよう
に、動力伝達経路が切り換えられて変速が行なわ
れる。この場合、ロツクアツプクラツチ15の作
動は、コントローラ214からライン205aを
通して出力される信号によりソレノイド133a
を励磁もしくは消磁して、つまり上記電磁弁13
3を駆動制御して行なわれ、また、自動変速機
ATでの変速は、コントローラ214からライン
210を通して出力される信号により、ソレノイ
ド110a,120a,130aを選択的に駆動
して、つまり上記電磁弁110,120,130
を選択的に駆動制御して行なわれる。上記ソレノ
イド110a,120a,130a,133aへ
の制御信号は、エンジン負荷センサとしての上記
スロツトル開度センサ203からの入力信号、上
記歯車変速機構のいずれかの軸の回転数を検出す
る回転数センサとしてのエンジン回転数センサ2
04もしくはタービン回転数センサ206からそ
れぞれライン204a、ライン206aを通して
入力される信号、およびシフトレバー212の位
置センサ213からライン213を通して入力さ
れる信号に基づいて、これらの信号と予め設定さ
れたシフトデータ(変速時性)とを比較して、シ
フトレバー位置で定まるシフトゾーン内において
シフトチエンジを要するか否かを判定し自動変速
を行なわせるようにコントローラ214から発せ
られる。また、モードスイツチ211が設けられ
る場合もあり、この場合モードスイツチ211が
ECON.側の時は、上記シフトデータでの変速ライ
ンをエンジン負荷に対してエンジン出力回転数も
しくはタービン回転数が低い所に設定して、早め
のシフトアツプを行なわせるようにするととも
に、POW.側の時は変速ラインをエンジン出力回転
数もしくはタービン回転数が高い所に設定して、
シフトアツプを遅くして低速段の同一変速段での
出力レンジを広げるようにしている。 以上に示したセンサ等(電磁弁110,12
0,130,133(より具体的には各電磁弁の
ソレノイド110a,120a,130a,13
3a,)、回転数センサ204,206、スロツト
ル開度センサ203、モードスイツチ211、お
よびシフトレバー位置センサ213)の入出力端
子は、それぞれ診断装置215にもつながつてい
て、この診断装置内において故障信号およびモニ
タ信号が優先順位に従つて、出力端子417へ出
力される。このため、例えば、出力端子417に
テスタ217をつないで、この出力信号を検知し
て、故障診断およびモニタを行なうことができ
る。 第3図には、本考案による診断装置回路図を示
し、この装置は故障検出部401、モニタ信号発
生部450、および優先処理部510からなる。 故障検出部401の入力端子F0〜F7はセンサ
等の故障信号が入力され、故障信号は故障の時は
“1”で正常の時は“0”が入力される。 故障検出部401の優先順判断回路414は、
8つの入力端子I1〜I8と9つの出力端子O1〜O9を
有する処理回路500を備えている。この処理回
路500の入力端子I1〜I8には、それぞれ故障診
断用入力端子F0〜F7が接続されており、出力端
子O1〜O8には、一方の入力端が上記故障診断用
入力端子F0〜F7に接続されたゲート回路501
a〜501hの他方の入力端が接続されている。
上記処理回路500は、入力端子I1〜I8において
入力信号を受け、第2表の真理値表に従う出力信
号を出力端子O1〜O9から出力する。第2表にお
いて“×”印は、“0”もしくは“1”の信号の
いずれでもよいことを示す。
【表】
このため、入力端子I1に故障信号が入力される
と残りの入力端子I2〜I8への故障信号の有無に拘
らず、No.1の行で示すアウトプツト信号(O1の
みが“1”で他は“0”)が出力される。以下、
これと同様にしてNo.1〜No.9のインプツトとアウ
トプツトの関係になるため、故障信号はI1〜I8の
順に優先され、I1〜I8に対応するO1〜O8から
“1”の信号が出力される。 例えば、入力端子I1,I2には、故障信号が入力
されておらず、入力端子I3に故障信号が入力され
ている場合、他の入力端子I4〜I8の信号のいかん
に拘らず出力端子O3のみからゲート制御信号が
出力されるようになつている。この出力端子O3
からのゲート制御信号は、ゲート回路501cの
他方の入力端に入力され、この結果ゲート回路5
01cのみが開いて、故障診断用入力端子F2か
らの故障信号を、信号変換回路415に出力す
る。なお、このとき出力端子O9も信号を出力す
るが、この信号については後述する。 この信号変換回路415は、優先順判断回路4
14からの故障信号に基づき、故障個所に応じた
コード信号を出力する。この信号変換回路415
の出力端には、モールス信号発生器416が接続
されており、このモールス信号発生器416は、
上記コード信号を受けて故障個所に応じたモール
ス信号を発生する。 モニタ信号発生部450の優先順判断回路45
1は、9番目の出力端子O9がないこと以外は上
記処理回路500と同一の構造の処理回路502
を備えている。この処理回路502の入力端子I1
〜I8は、データ変化テスタ503を介してモニタ
用入力端子M0〜M7に接続されている。この入力
端子M0〜M7には、センサ等の出力信号が入力さ
れる。データ変化テスタ503では、モニタ用入
力端子M0〜M7からの入力信号、すなわちセンサ
等が出力するデータ信号が変化しているか否かを
判定し、入力信号が変化しているモニタ用入力端
子M0〜M7に対応する処理回路502の入力端子
I1〜I8にのみ信号を出力するようになつている。
すなわち、このデータ変化テスタ503は、モニ
タ用入力端子M0〜M7からの入力信号が変化して
いるか否かを判定することによつて、現在作動し
ているセンサ等のエレメントを検出し、この検出
したエレメントを示す1またはそれ以上の信号を
出力するものである。 処理回路502は、データ変化テスタ503か
ら2以上の信号を受けたとき、処理回路500の
真理値表と同じ真理値表に従いゲート制御信号を
出力する。処理回路502の出力端子O1〜O8は、
それぞれトランスミツシヨンゲート504a〜5
04hが接続されており、このトランスミツシヨ
ンゲート504a〜504hは、上記モニタ用入
力端子M0〜M7に接続されており、データ変化テ
スタ503から上記ゲート制御信号を受けて、ゲ
ートを開き上記モニタ用入力端子M0〜M7からの
信号を信号変換回路452に通すようになつてい
て、この信号変換回路452において上記モニタ
用入力端子M0〜M7からの信号を特定のコード信
号に変換して出力するものである。信号変換回路
452の出力端は、メモリ453に接続されてお
り、このメモリ453の出力端は、デユーテイ比
制御回路454に接続されている。上記信号変換
回路452から出力されるコード信号は、メモリ
453に一旦記憶された後、デユーテイ比制御回
路454に入力されるようになつている。このデ
ユーテイ比制御回路454は、テスタの針の振れ
がほとんど感じられなくなる20Hz程度のパルスの
デユーテイ比を、上記コード信号に応じて変化さ
せ、各センサの出力に応じた値の疑似アナログ出
力を発する。 ここで、上述の故障検出部401のモールス信
号発生器416から発せられる故障個所に応じた
モールス信号と、上記モニタ信号発生部450の
デユーテイ比制御回路454から発せられる疑似
アナログ出力とが、優先処理部510で優先処理
されて出力端子417に出力される。優先処理部
510においては、モースル信号発生器の出力が
AND回路506に入力され、デユーテイ比制御
回路454の出力がAND回路507に入力され
る。さらに、フリツプフロツプ505のR端子と
リセツト回路509が接続され、S端子は処理回
路500の9番目の出力端子O9に接続されると
ともに、端子はAND回路507の入力と、Q
端子はAND回路506の入力と接続される。
AND回路507の出力とAND回路506の出力
とは、OR回路508に入力された後、OR回路
508から出力端子417に出力される。この場
合、上記9番目の出力端子O9は、第2表に示す
真理値表に従い、いずれかのセンサ等に故障が発
見されたときHiレベルすなわち“1”の信号を
出力することによつて、フリツプフロツプ505
の端子をLowレベルとして、AND回路507
によりモニタ系の信号をテスタ端子417から出
力しないようになし、これによつて故障診断系の
信号のみがAND回路506およびOR回路508
を介して上記テスタ端子417から出力するよう
になしている。一方、いずれのセンサ等にも故障
が発見されないとき、出力端子O9は、真理値表
に従いLowレベルすなわち“0”の信号を出力
し、これによつてQ端子と端子を反転し、Q端
子をLowレベルとなすとともに、端子をHiレ
ベルとなして、AND回路506の出力がなくな
りモニタ系の信号のみが出力端子417から出力
されるようになつている。 このように、センサ等に故障がある時は故障検
出部401からの信号を優先して、且つ故障個所
の優先順位の高い順にモールス信号発生器416
から故障個所に応じたモールス信号が出力される
ため、出力端子417にテスタ等を接続して信号
を読み取ることにより、診断者が容易に故障個所
を知ることができる。そして、故障が修理された
時、もしくは故障がない時は、モニタ信号発生部
450のデユーテイ比制御回路454から疑似ア
ナログ出力が出力されるので、これを上記のよう
にテスタ等を用いて観察して、センサ等の作動を
検知する、いわゆるモニタを行なうことができ
る。 なお、本考案による実施例においては、故障診
断はソレノイド110a,120a,130a,
133aの断線および短絡チエツク、タービン回
転数センサ206チエツク、エンジン回転数セン
サ204チエツク、およびスロツトル開度センサ
203チエツクをこの順に優先順位をつけて行な
う。すなわち、ソレノイド110a,120a,
130a,133aが故障(断線、短絡等)の時
は入力端子F0に“1”の信号を、タービン回転
数センサ206が故障の時は入力端子F1に“1”
の信号を、エンジン回転数センサ204が故障の
時は入力端子F2に“1”の信号を、そしてスロ
ツトル開度センサ203が故障の時は入力端子
F3に“1”の信号をそれぞれ出力する。この出
力に応じて、優先順位の一番高位の出力のみが信
号変換器415で故障個所(入力端子)に応じた
コード信号とされて、モールス信号発生器416
に出力され、このモールス信号発生器416から
故障個所に応じたモールス信号が発せられる。こ
の場合、例えば、ソレノイドが故障の時(入力端
子F0に故障信号入力の時)には第4図Aに示す
ように各周期毎1パルスのモールス信号を、ター
ビン回転数センサが故障の時(入力端子F1に故
障信号)には第4図Bのように各周期毎2パルス
のモールス信号を、エンジン回転数センサが故障
の時(入力端子F2に故障信号)には第4図Cの
ように各周期毎3パルスのモールス信号を、およ
びスロツトル開度センサが故障の時(入力端子
F3に故障信号)には第4図Dのように各周期毎
4パルスモールス信号を出力するようにしている
ので、診断者はテスタなどによりこの信号を容易
に読み取つて故障個所を知ることができる。 なお、各センサ等が故障であると判断する基準
は、ソレノイドの場合は、ソレノイド使用回路の
入力に対する出力を検出して正常もしくは異常の
判断を行なう。タービン回転数センサの場合は、
シフトレバーの位置がD,2,1のいずれかにあ
り、変速段(ギア位置)が1,2,3速のいずれ
かで、エンジン回転数センサが2500rpm以上の出
力を出している時、タービン回転数センサの出力
が0であるなら故障と判断する。エンジン回転数
センサの場合は、タービン回転数センサの出力が
200〜300rpm以上であり、車が停車していない状
態で、エンジン回転数センサの出力が0である時
故障と判断する。スロツトル開度センサの場合
は、センサ端子間抵抗値による電圧変化値の正
常、異常の判断により、故障を判断する。 次に、故障がなくなつてモニタを行なう場合で
あるが、モニタは、本実施例ではタービン回転数
センサ206、エンジン回転数センサ204、ス
ロツトル開度センサ203、シフトレバー位置セ
ンサ213、およびモードスイツチ211のモニ
タを、上記の順に優先順位を設けて行なうように
している。 モニタ信号の出力方法としては、テスタの針の
動きがほぼ止まつて見える約20Hzの方形波出力の
デユーテイ比を、0,10,20,……,100%と11
段階に切り換えるようにするとともに、この11段
階の信号を各センサ等の動きに疑似アナログ信号
として対応させ、各センサ等の動きに応じて出力
させて、テスタの針をほぼ連続的に変化させるよ
うにしている。エンジン回転数センサもしくはタ
ービン回転数センサの場合は、0〜5000rpmを0
〜100%の11段階デユーテイ比信号に対応させ、
スロツトル開度センサもしくはモードスイツチの
場合は全閉から全開もしくはECON.からPOW.への変
化を11段階デユーテイ比信号に対応させ、シフト
レバー位置センサの場合はDレンジを30%デユー
テイ比に、2レンジを60%デユーテイ比に、1レ
ンジを90%デユーテイ比に対応させている。この
ため、テスタの針の動きを読みとることにより、
各センサ等の作動をモニタすることができる。 第5図に、故障診断およびモニタを行なう場合
のフローチヤートを示す。イグニツシヨンスイツ
チを“ON”にすると、診断装置が作動し、ステ
ツプS1からステツプS2に進みセンサ等の故障
の有無、すなわち故障信号の入力の有無を調べ、
故障信号が入力されている時は、ステツプS3に
進み故障個所に応じたモールス信号を出す。この
信号は、その故障が修理されるまで、もしくはイ
グニツシヨンキーが“OFF”になるまで出力し
続けられる。故障が修理された時、もしくは故障
がない時は、ステツプS4に進みタービン回転数
TSP=0かどうかを見る。通常、エンジンがス
タートされて動いているのでTSP≠0であり、
ステツプS5に進みタービン回転数TSPに応じ
て、前述のデユーテイ比制御信号が出力され、こ
れをテスタ等で読みとり、モニタすることができ
る。タービン回転数のモニタが完了すれば、例え
ばブレーキを踏んでトルクコンバータをストール
状態にすることによりTSP=0として、ステツ
プS6へ進む。ステツプS6ではエンジン回転数
ESP=0の判定を行ない、通常ESP≠0なのでス
テツプS7に進み、タービン回転数の場合と同様
にエンジン回転数のモニタを行なう。エンジン回
転数のモニタが完了すれば、イグニツシヨンキー
をOFFにしてエンジンを止めてESP=0として、
ステツプS8に進む。ステツプS8ではスロツト
ル開度が全閉かどうかの判定を行なうため、例え
ばアクセルペダルを踏んでスロツトルを開ければ
ステツプS9に進んでその開度に応じて信号が出
力されてスロツトル開度のモニタを行なうことが
でき、アクセルペダルから足を離すとスロツトル
は全閉になりステツプS10に進む。ステツプS
10では、シフトレバーがP,R,Nのうちのい
ずれかにあるかどうかを判定するため、シフトレ
バーをD,2,1の間で動かせばステツプS11
により各位置に応じた信号が出力されてモニタを
行なうことができる。そして、シフトレバーを
P,R,Nのうちのいずれかに移動させると、ス
テツプS12に進みモードスイツチの位置に応じ
た信号を出力して、モードスイツチのモニタを行
なうことができる。 なお、実施例としては動力伝達機構としてトル
クコンバータを、歯車変速機構として遊星歯車機
構を用いた電子制御式自動変速機を挙げたが、ト
ルクコンバータの代わりに機械式クラツチを用い
た電子制御式自動変速機の場合や遊星歯車機構の
代わりにカウンターシヤフト式歯車機構を用いた
電子制御式自動変速機の場合においても、同様に
して本考案の診断装置が使用できることは明らか
である。 以上詳細に説明したように、本考案によれば故
障診断をモニタに優先させて、1つの出力端子か
ら出力させることができるので、故障診断および
モニタが容易であるばかりでなく診断装置の配線
が簡単になるという利点がある。
と残りの入力端子I2〜I8への故障信号の有無に拘
らず、No.1の行で示すアウトプツト信号(O1の
みが“1”で他は“0”)が出力される。以下、
これと同様にしてNo.1〜No.9のインプツトとアウ
トプツトの関係になるため、故障信号はI1〜I8の
順に優先され、I1〜I8に対応するO1〜O8から
“1”の信号が出力される。 例えば、入力端子I1,I2には、故障信号が入力
されておらず、入力端子I3に故障信号が入力され
ている場合、他の入力端子I4〜I8の信号のいかん
に拘らず出力端子O3のみからゲート制御信号が
出力されるようになつている。この出力端子O3
からのゲート制御信号は、ゲート回路501cの
他方の入力端に入力され、この結果ゲート回路5
01cのみが開いて、故障診断用入力端子F2か
らの故障信号を、信号変換回路415に出力す
る。なお、このとき出力端子O9も信号を出力す
るが、この信号については後述する。 この信号変換回路415は、優先順判断回路4
14からの故障信号に基づき、故障個所に応じた
コード信号を出力する。この信号変換回路415
の出力端には、モールス信号発生器416が接続
されており、このモールス信号発生器416は、
上記コード信号を受けて故障個所に応じたモール
ス信号を発生する。 モニタ信号発生部450の優先順判断回路45
1は、9番目の出力端子O9がないこと以外は上
記処理回路500と同一の構造の処理回路502
を備えている。この処理回路502の入力端子I1
〜I8は、データ変化テスタ503を介してモニタ
用入力端子M0〜M7に接続されている。この入力
端子M0〜M7には、センサ等の出力信号が入力さ
れる。データ変化テスタ503では、モニタ用入
力端子M0〜M7からの入力信号、すなわちセンサ
等が出力するデータ信号が変化しているか否かを
判定し、入力信号が変化しているモニタ用入力端
子M0〜M7に対応する処理回路502の入力端子
I1〜I8にのみ信号を出力するようになつている。
すなわち、このデータ変化テスタ503は、モニ
タ用入力端子M0〜M7からの入力信号が変化して
いるか否かを判定することによつて、現在作動し
ているセンサ等のエレメントを検出し、この検出
したエレメントを示す1またはそれ以上の信号を
出力するものである。 処理回路502は、データ変化テスタ503か
ら2以上の信号を受けたとき、処理回路500の
真理値表と同じ真理値表に従いゲート制御信号を
出力する。処理回路502の出力端子O1〜O8は、
それぞれトランスミツシヨンゲート504a〜5
04hが接続されており、このトランスミツシヨ
ンゲート504a〜504hは、上記モニタ用入
力端子M0〜M7に接続されており、データ変化テ
スタ503から上記ゲート制御信号を受けて、ゲ
ートを開き上記モニタ用入力端子M0〜M7からの
信号を信号変換回路452に通すようになつてい
て、この信号変換回路452において上記モニタ
用入力端子M0〜M7からの信号を特定のコード信
号に変換して出力するものである。信号変換回路
452の出力端は、メモリ453に接続されてお
り、このメモリ453の出力端は、デユーテイ比
制御回路454に接続されている。上記信号変換
回路452から出力されるコード信号は、メモリ
453に一旦記憶された後、デユーテイ比制御回
路454に入力されるようになつている。このデ
ユーテイ比制御回路454は、テスタの針の振れ
がほとんど感じられなくなる20Hz程度のパルスの
デユーテイ比を、上記コード信号に応じて変化さ
せ、各センサの出力に応じた値の疑似アナログ出
力を発する。 ここで、上述の故障検出部401のモールス信
号発生器416から発せられる故障個所に応じた
モールス信号と、上記モニタ信号発生部450の
デユーテイ比制御回路454から発せられる疑似
アナログ出力とが、優先処理部510で優先処理
されて出力端子417に出力される。優先処理部
510においては、モースル信号発生器の出力が
AND回路506に入力され、デユーテイ比制御
回路454の出力がAND回路507に入力され
る。さらに、フリツプフロツプ505のR端子と
リセツト回路509が接続され、S端子は処理回
路500の9番目の出力端子O9に接続されると
ともに、端子はAND回路507の入力と、Q
端子はAND回路506の入力と接続される。
AND回路507の出力とAND回路506の出力
とは、OR回路508に入力された後、OR回路
508から出力端子417に出力される。この場
合、上記9番目の出力端子O9は、第2表に示す
真理値表に従い、いずれかのセンサ等に故障が発
見されたときHiレベルすなわち“1”の信号を
出力することによつて、フリツプフロツプ505
の端子をLowレベルとして、AND回路507
によりモニタ系の信号をテスタ端子417から出
力しないようになし、これによつて故障診断系の
信号のみがAND回路506およびOR回路508
を介して上記テスタ端子417から出力するよう
になしている。一方、いずれのセンサ等にも故障
が発見されないとき、出力端子O9は、真理値表
に従いLowレベルすなわち“0”の信号を出力
し、これによつてQ端子と端子を反転し、Q端
子をLowレベルとなすとともに、端子をHiレ
ベルとなして、AND回路506の出力がなくな
りモニタ系の信号のみが出力端子417から出力
されるようになつている。 このように、センサ等に故障がある時は故障検
出部401からの信号を優先して、且つ故障個所
の優先順位の高い順にモールス信号発生器416
から故障個所に応じたモールス信号が出力される
ため、出力端子417にテスタ等を接続して信号
を読み取ることにより、診断者が容易に故障個所
を知ることができる。そして、故障が修理された
時、もしくは故障がない時は、モニタ信号発生部
450のデユーテイ比制御回路454から疑似ア
ナログ出力が出力されるので、これを上記のよう
にテスタ等を用いて観察して、センサ等の作動を
検知する、いわゆるモニタを行なうことができ
る。 なお、本考案による実施例においては、故障診
断はソレノイド110a,120a,130a,
133aの断線および短絡チエツク、タービン回
転数センサ206チエツク、エンジン回転数セン
サ204チエツク、およびスロツトル開度センサ
203チエツクをこの順に優先順位をつけて行な
う。すなわち、ソレノイド110a,120a,
130a,133aが故障(断線、短絡等)の時
は入力端子F0に“1”の信号を、タービン回転
数センサ206が故障の時は入力端子F1に“1”
の信号を、エンジン回転数センサ204が故障の
時は入力端子F2に“1”の信号を、そしてスロ
ツトル開度センサ203が故障の時は入力端子
F3に“1”の信号をそれぞれ出力する。この出
力に応じて、優先順位の一番高位の出力のみが信
号変換器415で故障個所(入力端子)に応じた
コード信号とされて、モールス信号発生器416
に出力され、このモールス信号発生器416から
故障個所に応じたモールス信号が発せられる。こ
の場合、例えば、ソレノイドが故障の時(入力端
子F0に故障信号入力の時)には第4図Aに示す
ように各周期毎1パルスのモールス信号を、ター
ビン回転数センサが故障の時(入力端子F1に故
障信号)には第4図Bのように各周期毎2パルス
のモールス信号を、エンジン回転数センサが故障
の時(入力端子F2に故障信号)には第4図Cの
ように各周期毎3パルスのモールス信号を、およ
びスロツトル開度センサが故障の時(入力端子
F3に故障信号)には第4図Dのように各周期毎
4パルスモールス信号を出力するようにしている
ので、診断者はテスタなどによりこの信号を容易
に読み取つて故障個所を知ることができる。 なお、各センサ等が故障であると判断する基準
は、ソレノイドの場合は、ソレノイド使用回路の
入力に対する出力を検出して正常もしくは異常の
判断を行なう。タービン回転数センサの場合は、
シフトレバーの位置がD,2,1のいずれかにあ
り、変速段(ギア位置)が1,2,3速のいずれ
かで、エンジン回転数センサが2500rpm以上の出
力を出している時、タービン回転数センサの出力
が0であるなら故障と判断する。エンジン回転数
センサの場合は、タービン回転数センサの出力が
200〜300rpm以上であり、車が停車していない状
態で、エンジン回転数センサの出力が0である時
故障と判断する。スロツトル開度センサの場合
は、センサ端子間抵抗値による電圧変化値の正
常、異常の判断により、故障を判断する。 次に、故障がなくなつてモニタを行なう場合で
あるが、モニタは、本実施例ではタービン回転数
センサ206、エンジン回転数センサ204、ス
ロツトル開度センサ203、シフトレバー位置セ
ンサ213、およびモードスイツチ211のモニ
タを、上記の順に優先順位を設けて行なうように
している。 モニタ信号の出力方法としては、テスタの針の
動きがほぼ止まつて見える約20Hzの方形波出力の
デユーテイ比を、0,10,20,……,100%と11
段階に切り換えるようにするとともに、この11段
階の信号を各センサ等の動きに疑似アナログ信号
として対応させ、各センサ等の動きに応じて出力
させて、テスタの針をほぼ連続的に変化させるよ
うにしている。エンジン回転数センサもしくはタ
ービン回転数センサの場合は、0〜5000rpmを0
〜100%の11段階デユーテイ比信号に対応させ、
スロツトル開度センサもしくはモードスイツチの
場合は全閉から全開もしくはECON.からPOW.への変
化を11段階デユーテイ比信号に対応させ、シフト
レバー位置センサの場合はDレンジを30%デユー
テイ比に、2レンジを60%デユーテイ比に、1レ
ンジを90%デユーテイ比に対応させている。この
ため、テスタの針の動きを読みとることにより、
各センサ等の作動をモニタすることができる。 第5図に、故障診断およびモニタを行なう場合
のフローチヤートを示す。イグニツシヨンスイツ
チを“ON”にすると、診断装置が作動し、ステ
ツプS1からステツプS2に進みセンサ等の故障
の有無、すなわち故障信号の入力の有無を調べ、
故障信号が入力されている時は、ステツプS3に
進み故障個所に応じたモールス信号を出す。この
信号は、その故障が修理されるまで、もしくはイ
グニツシヨンキーが“OFF”になるまで出力し
続けられる。故障が修理された時、もしくは故障
がない時は、ステツプS4に進みタービン回転数
TSP=0かどうかを見る。通常、エンジンがス
タートされて動いているのでTSP≠0であり、
ステツプS5に進みタービン回転数TSPに応じ
て、前述のデユーテイ比制御信号が出力され、こ
れをテスタ等で読みとり、モニタすることができ
る。タービン回転数のモニタが完了すれば、例え
ばブレーキを踏んでトルクコンバータをストール
状態にすることによりTSP=0として、ステツ
プS6へ進む。ステツプS6ではエンジン回転数
ESP=0の判定を行ない、通常ESP≠0なのでス
テツプS7に進み、タービン回転数の場合と同様
にエンジン回転数のモニタを行なう。エンジン回
転数のモニタが完了すれば、イグニツシヨンキー
をOFFにしてエンジンを止めてESP=0として、
ステツプS8に進む。ステツプS8ではスロツト
ル開度が全閉かどうかの判定を行なうため、例え
ばアクセルペダルを踏んでスロツトルを開ければ
ステツプS9に進んでその開度に応じて信号が出
力されてスロツトル開度のモニタを行なうことが
でき、アクセルペダルから足を離すとスロツトル
は全閉になりステツプS10に進む。ステツプS
10では、シフトレバーがP,R,Nのうちのい
ずれかにあるかどうかを判定するため、シフトレ
バーをD,2,1の間で動かせばステツプS11
により各位置に応じた信号が出力されてモニタを
行なうことができる。そして、シフトレバーを
P,R,Nのうちのいずれかに移動させると、ス
テツプS12に進みモードスイツチの位置に応じ
た信号を出力して、モードスイツチのモニタを行
なうことができる。 なお、実施例としては動力伝達機構としてトル
クコンバータを、歯車変速機構として遊星歯車機
構を用いた電子制御式自動変速機を挙げたが、ト
ルクコンバータの代わりに機械式クラツチを用い
た電子制御式自動変速機の場合や遊星歯車機構の
代わりにカウンターシヤフト式歯車機構を用いた
電子制御式自動変速機の場合においても、同様に
して本考案の診断装置が使用できることは明らか
である。 以上詳細に説明したように、本考案によれば故
障診断をモニタに優先させて、1つの出力端子か
ら出力させることができるので、故障診断および
モニタが容易であるばかりでなく診断装置の配線
が簡単になるという利点がある。
第1図は本考案の診断装置によつて診断される
電子制御式自動変速機の自動変速機部分の断面図
および油圧回路図、第2図は本考案の診断装置を
有する電子制御式自動変速機の実施例を示す制御
系統図、第3図は本考案による診断装置の回路
図、第4図はモールス信号発生器からの発生信号
例を示すグラフ、および第5図は本考案による故
障診断実施例のフローチヤートである。 10……トルクコンバータ、15……ロツクア
ツプクラツチ、100……油圧ポンプ、103…
…セレクト弁、110a,120a,130a,
133a……ソレノイド、203……スロツトル
開度センサ、204……エンジン回転数センサ、
206……タービン回転数センサ、211……モ
ードスイツチ、212……シフトレバー、214
……コントローラ、215……診断装置、216
……出力端子、217……テスタ、401……故
障検出部、414……優先判断回路、450……
モニタ信号発生部、510……優先処理部。
電子制御式自動変速機の自動変速機部分の断面図
および油圧回路図、第2図は本考案の診断装置を
有する電子制御式自動変速機の実施例を示す制御
系統図、第3図は本考案による診断装置の回路
図、第4図はモールス信号発生器からの発生信号
例を示すグラフ、および第5図は本考案による故
障診断実施例のフローチヤートである。 10……トルクコンバータ、15……ロツクア
ツプクラツチ、100……油圧ポンプ、103…
…セレクト弁、110a,120a,130a,
133a……ソレノイド、203……スロツトル
開度センサ、204……エンジン回転数センサ、
206……タービン回転数センサ、211……モ
ードスイツチ、212……シフトレバー、214
……コントローラ、215……診断装置、216
……出力端子、217……テスタ、401……故
障検出部、414……優先判断回路、450……
モニタ信号発生部、510……優先処理部。
Claims (1)
- エンジンの出力軸に連結された動力伝達機構、
この動力伝達機構の出力軸に連結された歯車変速
機構、この歯車変速機構の動力伝達経路を切換え
変速操作するクラツチ、ブレーキ等の摩擦要素か
ら成る変速切換手段、この変速切換手段を操作す
るアクチユエータ、このアクチユエータへの圧力
流体の供給を制御する電磁弁、前記歯車変速機構
のいずれかの軸の回転数を検出する回転数セン
サ、前記エンジンの負荷を検出するエンジン負荷
センサ、前記回転数センサおよび前記エンジン負
荷センサからの入力と予め記憶された変速特性と
を比較して、シフトチエンジを要するか否かを判
定し、前記電磁弁を駆動制御して自動変速を行な
わせる制御信号を発するコントローラ、前記セン
サと電磁弁の少なくともいずれか一方の故障状態
を検出し故障信号を発する故障検出部、前記セン
サと電磁弁の少なくともいずれか一方の作動状態
を検出しモニタ信号を発するモニタ信号発生部、
前記故障信号を前記モニタ信号より優先させて単
一出力端子から出力させる優先処理部を有するこ
とを特徴とする電子制御式自動変速機の診断装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983019612U JPS59127149U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 電子制御式自動変速機の診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983019612U JPS59127149U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 電子制御式自動変速機の診断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59127149U JPS59127149U (ja) | 1984-08-27 |
| JPH0143623Y2 true JPH0143623Y2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=30150752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983019612U Granted JPS59127149U (ja) | 1983-02-14 | 1983-02-14 | 電子制御式自動変速機の診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59127149U (ja) |
-
1983
- 1983-02-14 JP JP1983019612U patent/JPS59127149U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59127149U (ja) | 1984-08-27 |
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