JPH0451250Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0451250Y2
JPH0451250Y2 JP1986193578U JP19357886U JPH0451250Y2 JP H0451250 Y2 JPH0451250 Y2 JP H0451250Y2 JP 1986193578 U JP1986193578 U JP 1986193578U JP 19357886 U JP19357886 U JP 19357886U JP H0451250 Y2 JPH0451250 Y2 JP H0451250Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
failure
fault
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986193578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6397746U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986193578U priority Critical patent/JPH0451250Y2/ja
Publication of JPS6397746U publication Critical patent/JPS6397746U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0451250Y2 publication Critical patent/JPH0451250Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電子制御式自動変速機の故障診断装
置に関するものである。
(従来技術) 現在一般に使用されている自動変速装置は、ト
ルクコンバータと遊星歯車機構等の歯車機構を有
する多段歯車式変速機構とを組合せて構成されて
いる。このような自動変速装置の変速制御には、
通常油圧機構を用い、機械式または電磁式切換弁
により油圧回路を切換え、これによつて多段歯車
式変速機構に付随するブレーキ、クラツチ等の摩
擦要素を適宜作動させてエンジン動力の伝達系を
切換えて、所要の変速段を得るようになつてい
る。そして、電磁式切換弁によつて油圧回路を切
換える場合には、車両の走行状態が予め定められ
た変速線を越えたことを電子装置により検出し、
この装置からの信号によつて電磁式切換弁を選択
的に作動させ、これによつて油圧回路を切換えて
変速するのが普通である。
上記変速線は、従来の自動変速装置にあつて
は、車速−エンジン負荷特性を制御パラメータと
して用いて定められていが、この車速は変速機を
介した制御パラメータであるため、各変速段ごと
に異なつたパターンの変速線が必要となり、この
ため制御が複雑となる。また、エンジン負荷の検
出を、通常段階的に設定されるスロツトル開度を
検出することによつて行つているため、上記変速
線をステツプ状とした場合、このステツプ状の変
速線とエンジンの回転数−トルク特性、すなわち
エンジン特性との間の偏差がかなり大きくなつて
しまう部分がある。これは、用いる量子化データ
が粗い場合に特に顕著となる。
そこで、以上に説明したような欠点を解消する
ため、例えば特公昭56−44312号、特開昭55−
109854号公報等に記載の自動変速装置において
は、上記変速線を定めるための制御パラメータと
して、エンジン回転数−エンジン負荷特性、並び
にタービン回転数−エンジン負荷特性を用いるも
のが提案されている。
これらの装置のように、エンジン回転数−エン
ジン負荷特性やタービン回転数−エンジン負荷特
性を制御パラメータとして用いるものは、変速機
を介したデータを用いないので、変速線が1本で
すみ、また制御の精度も向上するという利点があ
る。ところが、この利点は、上記エンジン回転
数、タービン回転数、エンジン負荷等の種々の制
御フアクタを検出するセンサが常に正常に作動し
ていることを前提とする。従つて、他面上記セン
サの故障診断、モニタ等に基づくメンテナンスが
必要となる。
このような変速機等の動力伝達装置の故障検出
を行なう装置として、例えば、実開昭59−12749
号公報に示されたものが知られている。
このような自動変速機の故障診断装置では、上
記サンサ等の故障状態を当該センサ等の正常時の
出力を基準にして(要するに入出力の相関関係か
ら)判定し、該判定データを故障状態検出信号と
して故障状態記憶メモリ(ランダムアクセスメモ
リ)に順次記憶させるようになつている。
そして、この故障状態記憶メモリは、上記故障
が修理されるまで上記故障検出データを確実に保
持して置く必要があることから、通常バツテリ電
源によつて常時バツクアツプされており、自動車
整備工場等での対応する故障修理が完了した時に
初めて上記バツクアツプ電源をカツト(バツテリ
との接続端子を外す方法が採られる)することに
より現在までの全ての記憶データが消失されるよ
うになつていた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、通常自動車には上記故障状態記憶メ
モリとともにエンジンコントロール用の学習制御
用メモリやオーデイオ用プリセツトメモリ等各種
のバツクアツプ状態を必要とする書き換え可能な
メモリ(RAM)が多数並設されている。従つ
て、上記のように故障状態記憶メモリのデータ消
去作業をバツテリとの接続端子を外す方法によつ
て行なうような構成にすると、誤つて他のメモリ
へのバツクアツプ電源をもカツトしてしまう恐れ
が生じる。これは各メモリのバツクアツプ電源端
子がコモン化されている場合に特に問題となる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記の問題を解決することを目的と
してなされたもので、運転状態に応じた変速制御
を行なう変速機コントロールユニツトと、制御要
素の故障状態を判定し該判定結果に応じた論理値
信号を出力する故障診断手段と、該故障診断手段
から出力される上記論理値信号を入力して記憶す
る書き換え可能な故障状態記憶メモリとを備えて
なる電子制御式自動変速機において、上記故障状
態記憶メモリに当該メモリの記憶内容を消去する
消去信号入力端子を設ける一方、運転操作毎に形
成される論理値信号を入力し、該論理値信号の組
合せが当該運転時における本来の適正な運転操作
の組合せでない時に消去信号を形成する消去信号
形成手段を設け、該消去信号形成手段により形成
された消去信号を上記故障状態記憶メモリの上記
消去信号入力端子に入力することにより記憶内容
を消去するようにしたことを特徴とするものであ
る。
(作用) 上記の手段によると、先ず、運転状態に応じた
変速制御を行なう変速機コントロールユニツト
と、制御要素の故障状態を判定し該判定結果に応
じた論理値信号を出力する故障診断手段と、該故
障診断手段から出力される上記論理値信号を入力
して記憶する書き換え可能な故障状態記憶メモリ
とを備えて前提となる電子制御式自動変速機の故
障診断装置が形成されている。
したがつて、車両の運転状態に応じ、変速機コ
ントロールユニツトにより、例えばセンサ、アク
チユエータ(ソレノイド)等の制御要素が適切に
作動制御(入出力制御)されて、自動変速機の変
速制御がなされる。
そして、該変速制御状態において、故障診断手
段により上記制御要素の故障状態が正確に判定さ
れ、該判定結果が故障データとして故障状態記憶
メモリに入力されて順次記憶蓄積される。次に、
本考案の構成では該システムにおいて、さらに、
上記故障状態記憶メモリに対して当該メモリの記
憶内容を消去する消去信号入力端子を設ける一
方、それに対応して、所定の運転操作毎に形成さ
れる論理値信号を入力し、該入力された論理値信
号の組合せが当該車両運転時における本来の適正
な運転操作の組合せでない時に消去信号を形成す
る消去信号形成手段を設け、該消去信号形成手段
により形成された消去信号を故障修理完了時に上
記故障状態記憶メモリの上記消去信号入力端子に
入力することにより、それまでの記憶内容を確実
に消去し得るようになつている。
(実施例) 先ず第1図は、本考案の実施例に係る電子制御
式自動変速機の故障診断装置を示す制御系統図で
ある。
符号201はエンジンであり、このエンジン2
01の吸気通路内に設けられたスロツトル弁20
2には、アイドルスイツチ202aを備えたスロ
ツトル開度センサ203が設けられており、該ス
ロツトル開度センサ203によりスロツトル開
度、すなわちエンジン負荷を検出して、ライン2
03aを通して変速機コントローラ(変速機コン
トロールユニツト)214に負荷検出信号を出力
するようになつている。エンジン201の出力軸
1はトルクコンバータ10のオイルポンプ11お
よびロツクアツプクラツチ15と結合されてい
る、ロツクアツプクラツチ15が係合している時
はトルクコンバータ10はその機能を行なわず、
エンジン出力はそのままコンバータ出力軸14に
伝わる。ロツクアツプクラツチ15が解放された
時には、エンジン出力は、トルクコンバータ10
を構成する上記オイルポンプ11、タービン1
2、およびステータ13の作用によりその速度比
に応じてトルクが増幅されてトルクコンバータ出
力軸14に伝わる。このトルクコンバータ出力軸
14の出力は自動変速機ATに入力されて、その
動力伝達経路が切り換えられて変速が行なわれ
る。この場合、ロツクアツプクラツチ15の作動
は、変速機コントローラ214からライン205
aを通して出力される信号によりソレノイド13
3aを励磁もしくは消磁して行なわれ、また、自
動変速機ATでの変速は、コントローラ214か
らライン210を通して出力される信号により、
ソレノイド110a,120a,130aを選択
的に駆動して行なわれる。上記ソレノイド110
a,120a,130a,133aへの制御信号
は、スロツトル開度センサ203からの入力信
号、エンジン回転数センサ204からライン20
4aを通して、もしくはタービン回転センサ20
6からライン206aを通して各々入力される信
号、およびシフトレバー212の位置センサ21
3からライン213aを通して入力される信号等
に基づいて、これらの各信号と予め設定されたシ
フトデータとを比較して、シフトレバー位置で定
まるシフトゾーン内において自動変速を行なわせ
るように上記変速機コントロール214から発せ
られる。また、モードスイツチ211が設けられ
る場合もあり、この場合モードスイツチ211が
Ecow側の時は、上記シフトデータでの変速ライ
ンをエンジン負荷に対してエンジン出力回転もし
くはタービン回転が低い所に設定して、早めのシ
フトアツプを行なわせるようにするとともに、
Pow側の時は変速ラインをエンジン出力回転も
しくはタービン回転が高い所に設定して、シフト
アツプを遅くして低速段の同一変速段での出力レ
ンジを広げるようにしている。
以上に示したセンサ等(ソレノイド110a,
120a,130a,133a、回転センサ20
4,206、スロツトル開度センサ203、モー
ドスイツチ211、およびシフトレバー位置セン
サ213)の入出力端子は、それぞれ故障診断装
置215にもつながつていて、この故障診断装置
215内において故障信号およびモニタ信号が優
先順位に従つて、出力端子417へ出力される
(詳細は後述)。このため、例えば、出力端子41
7にテスタ217をつないで、この出力信号を検
知して、故障診断およびモニタを行なうことがで
きるようになつている。そして、上記故障信号
は、故障データとして上記変速機コントローラ2
14内の故障状態記憶メモリ(バツクアツプメモ
リ)270に順次記憶されるようになつている。
故障状態記憶メモリ270は、そのためにバツテ
リBによつて常時バツクアツプされている。
さらに、符号250は上記故障状態記憶メモリ
270の記憶データを消去する必要がある場合の
メイン入力信号として使用される信号を発生する
テストスイツチ、252はブレーキ251が踏ま
れたときにONになるブレーキスイツチ、253
はブレーキ251用のマスタシリンダである。ま
た上記テストスイツチ250がONになると故障
表示ランプ260が点灯するようになつている。
上記テストスイツチ250は、上記故障データの
消去に必要な所定時間、例えば10秒程度ON状態
に維持される。
次に第2図には、上記故障診断装置の故障診断
回路部の構成を示す、この故障診断回路部は大別
すると故障検出部401、モニタ信号発生部45
0、および優先処理部510からなる。
故障検出部401の入力端子F0〜F7はセンサ
等の故障信号が入力され、故障信号は故障のとき
は“1”で正常の時は“0”が入力される。
故障検出部401の優先順位判断回路414
は、8つの入力端子I1〜I8と9つの出力端子O1
O9を有する処理回路500を備えている。この
処理回路500の入力端子I1〜I8には、それぞれ
故障診断用入力端子F0〜F7が接続されており、
出力端子O1〜O8には、一方の入力端が上記故障
診断用入力端子F0〜F7に接続されたゲート回路
501a〜501hの他方の入力端が接続されて
いる。上記処理回路500は、入力端子I1〜I7
おいて入力信号を受け、第6図の真理値表に従う
出力信号を出力端子O1〜O9から出力する。第6
図の真理値表において“X”印は、“0”もしく
は“1”の信号のいずれでもよいことを示す。
このため、入力端子I1に故障信号が入力される
と残りの入力端子I2〜I8への故障信号の有無に拘
わらず、No.1の行で示すアウトプツト信号(O1
のみが“1”で他は“0”)が出力っされる。以
下、これと同様にてNo.1〜No.9のインプツトとア
ウトプツトの関係になるため、故障信号がI1〜I8
の順に優先され、I1〜I8に対応するO1〜O8から
“1”の信号が出力される。
例えば、入力端子I1,I2には、故障信号が入力
されておず、入力端子I3に故障信号が入力されて
いる場合、他の入力端子I4〜I8の信号の如何に拘
わらず出力端子O3のみからゲート制御信号が出
力されるようになつている。この出力端子O3
らのゲート制御信号は、ゲート回路501cの他
方の入力端に入力され、このゲート回路501c
のみが開いて、故障診断用入力端子F3からの故
障信号を、信号変換回路415に出力する。な
お、このとき出力端子O9も信号を出力するが、
この信号については後述する。
この信号変換回路415は、優先順位判断回路
414からの故障信号に基づき、故障個所に応じ
たコード信号を出力する。この信号変換回路41
5の出力端には、モールス信号発生器416が接
続されており、このモールス信号発生器416は
上記コード信号を受けて故障個所に応じたモール
ス信号を発生する。
モニタ信号発生部450の優先順位判断回路4
51は、9番目の出力端O9がないこと以外は上
記処理回路500と同一構造の処理回路502を
備えている。この処理回路502の入力端子I1
I8は、データ変化テスタ503を介してモニタ用
入力端子M0〜M7に接続されている。このモニタ
用入力端子M0〜M7には、センサ等の出力信号が
入力される。データ変化テスタ503ではモニタ
用入力端子M0〜M7からの入力信号、すなわちセ
ンサ等が出力するデータ信号が変化しているか否
かを判定し、入力信号が変化してるモニタ用入力
端子M0〜M7に対応する処理回路502の入力端
子I1〜I8にのみ信号を出力するようになつてい
る。すなわち、このデータ変化テスタ503は、
モニタ用入力端子M0〜M7からの入力信号が変化
しているか否かを判定することによつて、現在作
動しているセンサ等のエレメントを検出し、この
エレメントを示す1またはそれ以上の信号を出力
するものである。
処理回路502は、データ変化テスタ503か
ら2以上の信号受けたとき、上記処理回路500
の真理値表と同じ真理値表に従いゲート制御信号
を出力する、処理回路502の出力端子O1〜O8
は、それぞれトランスミツシヨンゲート504a
〜504hが接続されており、このトランスミツ
シヨンゲート504a〜504hは、上記モニタ
用入力端子M0〜M7に接続されており、データ変
化テスタ503から上記ゲート制御信号を受け
て、ゲートを開き上記モニタ用入力端子M0〜M7
からの信号を信号変換回路452に通すようにな
つていて、この信号変換回路452において上記
モニタ用入力端子M0〜M7からの信号を特定のコ
ード、信号に変換して出力するものである。信号
変換回路452の出力端は、メモリ453に接続
されており、このメモリ453の出力端は、デユ
ーテイ比制御回路454に接続されている。上記
信号変換回路452から出力されるコード信号
は、メモリ453に一旦記憶された後、デユーテ
イ比制御回路454に入力されるようになつてい
る。このデユーテイ比制御回路454は、テスタ
針の振れがほとんど感じられなくなる20Hz程度の
パルスのデユーテイ比を、上記コード信号に応じ
て変化させ、各センサの出力に応じた値の疑似ア
ナログ出力を発する。
ここで、上述の故障検出部401のモールス信
号発生器416から発せられる故障個所に応じた
モールス信号と、上記モニタ信号発生部450の
デユーテイ比制御回路454から発せられる疑似
アナログ出力とが、優先処理部510で優先処理
されて出力端子417に出力される。優先処理部
510においては、モールス信号発生器416の
出力がAND回路506に入力され、デユーテイ
比制御回路454の出力がAND回路507に入
力される。さらに、フリツプフロツプ505のR
(リセツト)端子はリセツト回路の出力端子に接
続され、またS(セツト)端子は処理回路500
の上記第9番目の出力端子O9に接続されている
とともに、さらに上部側Q(Q)出力端子はAND
回路507の他方側入力端子と、下部側Q()
出力端子はAND回路506の他方側入力端子と
各々接続されている。AND回路507の出力と
AND回路506の出力は、各々OR回路508を
通して出力端子417に出力される。この場合、
上記9番目の出力端子O9は、第6図に示す真理
値表に従い、いずれかのセンサ等に故障が発見さ
れたときHiレベルすなわち論理値“1”の信号
を出力することによつて、フリツプフロツプ50
5のAND回路507の入力となる上部側Q(Q)
出力端子をLowレベルとして、AND回路507
によりモニタ系の信号をテスタ端子417から出
力しないようにし、これによつて故障診断系の信
号のみがAND回路506およびOR回路508を
介して上記テスタ端子417から出力するように
なしている。一方、いずれのセンサ等にも故障が
発見されないとき、上記出力端子O9は、真理値
表に従いLowレベルすなわち論理値“0”の信
号を出力し、これによつて上記上部側Q(Q)出
力端子と下部側Q()出力端子とを反転し、
AND回路506の入力となる下部側Q()出力
端子をLowレベルとなすとともに、上部側Q
(Q)出力端子をHiレベルとなして、AND回路
506の出力がなくなりモニタ系の信号のみが出
力端子417から出力されるようになつている。
このように、センサ等に故障がある時は故障検
出部401からの信号を優先して、且つ故障個所
の優先順位の高い順にモールス信号発生器416
から故障個所に応じたモールス信号が出力される
ため、出力端子417にテスタ等を接続して信号
を読み取ることにより、診断者が用に故障個所を
知るとができる。そして、故障が修理された時、
もしくは故障がない時は、モニタ信号発生器45
0のデユーテイ比制御回路454から疑似アナロ
グ出力が出力されるのでこれを上記のようにテス
タ等を用いて観察して、センサ等の作動を検知す
る、いわゆるモニタを行なうことができる。
なお、本考案による実施例においては、故障診
断はソレノイド110a,120a,130a,
133aの断線および短絡チエツク、タービン回
転センサ206のチエツク、エンジン回転数セン
サ204のチエツク、およびスロツトル開度セン
サ203のチエツクをこの順に優先順位をつけて
行なう。すなわち、ソレノイド110a,120
a,130a,133aが故障(断線、短絡等)
の時は入力端子F0に論理値“1”の信号を、タ
ービン回転センサ206が故障の時は入力端子
F1に同“1”の信号を、エンジン回転数センサ
204が故障の時は入力端子F2に同“1”の信
号を、そしてスロツトル開度センサ203が故障
の時は入力端子F3に同“1”の信号をそれぞれ
出力する。この論理値出力似応じて、優先順位の
一番高位の出力のみが信号変換器415で故障個
所(入力端子)に応じたコード信号とされて、モ
ールス信号発生器416に出力され、このモール
ス信号発生器416から故障個所に応じたモール
ス信号が発せられる。この場合、例えば、ソレノ
イドが故障の時(入力端子F0に故障信号入力の
時)には第4図(A)に示すように各周期毎に1パル
スのモールス信号を、タービン回転数センサ20
4が故障の時(入力端子F1に故障信号)には第
4図(B)のように各周期毎に2パルスのモールス信
号を、エンジン回転数センサ203が故障の時
(入力端子F2に故障信号)には第4図(C)のように
各周期毎に3パルスのモールス信号を、およびス
ロツトル開度センサが故障の時(入力端子F3
故障信号)には第4図(D)のように各周期毎に4パ
ルスモールス信号を出力するようにしているの
で、診断者はテスタなどによりこの信号を容易に
読み取つて故障個所を知ることができる。
なお、各センサ等が故障であると判断する基準
は、ソレノイドの場合は、ソレノイド使用回路の
入力に対する出力を検出して正常もしくは異常の
判断を行なう。タービン回転センサ206の場合
は、シフトレバー212の位置がD,2,1のい
ずれかにあり、変速段(ギヤ位置)が1,2,3
速のいずれかで、エンジン回転数センサ204が
2500rpm以上の出力を出している時、タービン回
転センサ206の出力が0であるなら故障と判断
する。エンジン回転数センサ204の場合は、タ
ービン回転センサ206の出力が0であるなら故
障と判断する。エンジン回転数センサ204の場
合は、タービン回転センサ206の出力が200〜
300rpm以上であり、車が停車していない状態で、
エンジン回転数センサ204の出力が0である時
故障と判断する。スロツトル開度センサ203の
場合は、センサ端子間抵抗値による電圧変化値の
正常、異常の判断により、故障を判断する。
次に、故障がなくなつてモニタを行なう場合で
あるが、モニタは、本実施例ではタービン回転セ
ンサ206、エンジン回転数センサ204、スロ
ツトル開度センサ203、シフトレバー位置セン
サ213、およびモードスイツチ211のモニタ
を、上記の順に優先順位を設けて行なうようにし
ている。
モニタ信号の出力方法としては、テスタ針の動
きがほぼ止まつて見える約20Hzの方形波出力のデ
ユーテイ比が、0,10,20,……,100%と11段
階に切り換えられるようにするとともに、この11
段階の信号を各センサ等の動きに対し疑似アナロ
グ信号として対応させ、各センサ等の動きに応じ
て出力させて、テスタの針のほぼ連続的に変化さ
せるようにしている。エンジン回転数センサ20
4もしくはタービン回転センサ206の場合は、
0〜5000rpmを0〜100%の11段階デユーテイ比
信号に対応させ、スロツトル開度センサ203し
くはモードスイツチ211の場合は全閉から全開
もしくはEcowからPowへの変化を同11段階のデ
ユーテイ比信号に対応させ、シフトレバー位置セ
ンサ213の場合はDレンジを30%デユーテイ比
に、2レンジを60%デユーテイ比に、1レンジを
90%デユーテイ比に各々対応させている。このた
め、テスタの針の動きを読み取ることにより、各
センサ等の作動をモニタするとができる。
第5図に、故障診断およびモニタを行なう場合
のフローチヤートを示す。イグニツシヨンスイツ
チをONにすると診断装置が作動し、ステツプS1
からステツプS2に進みセンサ等の故障の有無、
すなわち故障信号の入力の有無を調べ、故障信号
が入力されている時は、ステツプS3に進み故障
個所に応じたモールス信号を出す。この信号は、
その故障が修理されるまで、もしくはイグニツシ
ヨンキーが“OFF”になるまで出力し続けられ
る。故障が修理された時、もしくは故障がない時
は、ステツプS4に進みタービン回転数TSP=0
かどうかを見る。通常、エンジンがスタートされ
て動いているのでTSP≠0であり、ステツプS5
に進みタービン回転数TSPに応じて、前述のデ
ユーテイ比制御信号が出力され、これをテスタ等
で読みとり、モニタすることができる。タービン
回転数のモニタが完了すれば、例えばブレーキ2
51を踏んでトルクコンバータをストール状態に
することによりTSP=0として、ステツプS6へ
進む。ステツプS6ではエンジン回転数ESP=0
の判定を行ない、通常ESP≠0なのでステツプ
S7に進み、タービン回転数の場合と同様にエン
ジン回転数のモニタを行なう。エンジン回転数の
モニタが完了すれば、イグニツシヨンキーを
OFFにしてエンジンを止めてESP=0として、
ステツプS8に進む。ステツプS8ではスロツトル
開度が全閉かどうかの判定を行なう。例えばアク
セルペダルを踏んでスロツトル弁が開けばステツ
プS9に進んでその開度に応じた信号が出力され
てスロツトル開度のモニタを行なうことができる
一方、アクセルペダルから足を離すとスロツトル
は全閉になるのでステツプS10に進む。ステツプ
S10では、シフトレバがP,R,Nのうちいずれ
かにあるかどうかを判定するため、シフトレバー
212をD,2,1の間で動かせばステツプS11
により各位置に応じた信号が出力されてモニタを
行なうことができる。そして、シフトレバー21
2をP,R,Nのうちいずれかに移動させると、
ステツプS12に進みモードスイツチ211の位置
に応じた信号を出力して、モードスイツチ211
のモニタを行なうことができる。
なお、この場合、自動変速機の例としてトルク
コンバータと遊星歯車機構を用いた電子制御式自
動変速機を挙げているが、トルクコンバータの代
わりに機械式クラツチを用いた電子制御式自動変
速機の場合や遊星歯車機構の代わりにカウンター
シヤフト歯車機構を用いた電子制御式自動変速機
の場合においても、同様にして本考案の診断装置
が使用できることは明らかである。
次に、上記故障状態記憶用バツクアツプメモリ
270の記憶データ消去動作について第3図を参
照して説明する。
すなわち、上記故障状態記憶用バツクアツプメ
モリ270には、この記憶データを完全にクリア
するためのクリア入力端子(消去信号入力端子)
CLが設けられており、該クリア入力端子CLは消
去信号形成手段である論理積回路272を介して
第1図で説明したテストスイツチ250のON信
号、アイドルスイツチ202aのOFF信号、ブ
レーキスイツチ252のON信号3者の論理積信
号が入力されるようになつている。なお、アイド
ルスイツチ202aのOFF信号(L信号)はイ
ンバータ271でH信号に反転された後に論理積
回路272に入力されるようになつている。
従つて、今例えば故障状態記憶用バツクアツプ
メモリ270の故障状態記憶データに基いた故障
修理が完了した時点で、メモリ内容消去の必要性
を示す上記テストスイツチ250をONにすると
ともにブレーキ251を踏み込んでブレーキスイ
ツチ252がONの制動状態となし、この状態で
アクセルペダルを踏み込んで空吹かしを行なうこ
と(これは本体の適正な運転操作としては考えら
れない)でアイドルスイツチ202aをOFFに
する。すると、上記論理積回路271の3つの論
理値入力は全てH入力の本来の適正な運転操作時
とは明らかに異なる組合せの論理値入力となり、
論理積回路271は消去信号となるH出力を発生
し、該H出力を上記故障状態記憶用バツクアツプ
メモリ270のクリア入力端子CLに入力して、
それまでの故障状態記憶データを完全にクリアす
る。この状態は、上記それまでに蓄積されている
故障状態記憶データの消去に必要な所定時間、例
えば10秒間継続して行なわれる。この結果、上記
故障状態記憶用バツクアツプメモリ270の故障
状態記憶データは、従来のようにバツクアツプ電
源Bをカツトすることなく容易かつ確実にクリア
される。
(考案の効果) 本考案は、以上に説明したように、運転状態に
応じた変速制御を行なう変速機コントロールユニ
ツトと、制御要素の故障状態を判定し該判定結果
に応じた論理値信号を出力する故障診断手段と、
該故障診断手段から出力される上記論理値信号を
入力して記憶する書き換え可能な故障状態記憶メ
モリとを備えてなる電子制御式自動変速機におい
て、上記故障状態記憶メモリに当該メモリの記憶
内容を消去する消去信号入力端子を設ける一方、
運転操作毎に形成される論理値信号を入力し、該
論理値信号の組合せが当該運転時における本来の
適正な運転操作の組合せでない時に消去信号を形
成する消去信号形成手段を設け、該消去信号形成
手段により形成された消去信号を上記故障状態記
憶メモリの上記消去信号入力端子に入力すること
により記憶内容を消去するようにしたことを特徴
とするものである。
すなわち、本考案の構成では、先ず運転状態に
応じた変速制御を行なう変速機コントロールユニ
ツト、制御要素の故障状態を判定し該判定結果に
応じた論理値信号を出力する故障診断手段と、該
故障診断手段から出力される上記論理値信号を入
力して記憶する書き換え可能な故障状態記憶メモ
リとを備えて前提となる電子制御式自動変速機の
故障診断装置が形成されている。
したがつて、車両の運転状態に往事、変速機コ
ントロールユニツトにより、例えばセンサ、アク
チユエータ(ソレノイド)等の制御要素が適切に
作動制御(入出力制御)されて、自動変速機の変
速制御がなされる。
そして、該変速制御状態において、故障診断手
段により上記制御要素の故障状態が正確に判定さ
れ、該判定結果が故障データとして故障状態記憶
メモリに入力されて順次記憶蓄積される。
次に、本考案では該システムにおいて、さらに
上記故障状態記憶メモリに対して当該メモリの記
憶内容を消去する消去信号入力端子を設ける一
方、それに対応して、所定の運転操作毎に形成さ
れる論理値信号を入力し、該入力された論理値信
号の組合せが当該車両運転時における本来の適正
な運転操作の組合せでない時に消去信号を形成す
る消去信号形成手段を設け、該消去信号形成手段
により形成された消去信号を故障修理完了時に上
記故障状態記憶メモリの上記消去信号入力端子に
入力することにより、それまでの記憶内容を確実
に消去し得るようになつている。
従つて、本考案によると、自動変速機制御要素
各部の修理が完了した状態で、本来の適正な運転
操作では想定し得ない運転操作の組合せにより形
成される入力条件のみによつて記憶データの消去
が可能になるから、他のメモリの誤消去を確実に
防止することができるようになることはもちろ
ん、メモリ内容の消去方法自体も極めて簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る電子制御式自
動変速機の故障診断装置の制御系統図、第2図
は、同実施例装置の故障診断回路部のブロツク
図、第3図は、同実施例装置の故障状態記憶バツ
クアツプメモリの記憶データ消去回路の電気回路
図、第4図は、上記実施例装置の制御動作のタイ
ムチヤート、第5図は、同制御動作のフローチヤ
ート、第6図は、上記実施例装置の故障診断にお
いて使用される真理値表である。 1……エンジン出力軸、10……トルクコンバ
ータ、15……ロツクアツプクラツチ、202a
……アイドルスイツチ、201……エンジン、2
03……スロツトル開度センサ、204……エン
ジン回転数センサ、206……タービン回転セン
サ、214……変速機コントローラ、250……
テストスイツチ、251……ブレーキ、252…
…ブレーキスイツチ、260……故障表示ラン
プ、270……故障状態記憶用バツクアツプメモ
リ、272……論理積回路、CL……クリア入力
端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 運転状態に応じた変速制御を行なう変速機コン
    トロールユニツトと、制御要素の故障状態を判定
    し該判定結果に応じた論理値信号を出力する故障
    診断手段と、該故障診断手段から出力される上記
    論理値信号を入力して記憶する書き換え可能な故
    障状態記憶メモリとを備えてなる電子制御式自動
    変速機において、 上記故障状態記憶メモリに当該メモリの記憶内
    容を消去する消去信号入力端子を設ける一方、運
    転操作毎に形成される論理値信号を入力し、該論
    理値信号の組合せが当該運転時における本来の適
    正な運転操作の組合せでない時に消去信号を形成
    する消去信号形成手段を設け、該消去信号形成手
    段により形成された消去信号を上記故障状態記憶
    メモリの上記消去信号入力端子に入力することに
    より記憶内容を消去するようにしたことを特徴と
    する電子制御式自動変速機の故障診断装置。
JP1986193578U 1986-12-15 1986-12-15 Expired JPH0451250Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986193578U JPH0451250Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986193578U JPH0451250Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6397746U JPS6397746U (ja) 1988-06-24
JPH0451250Y2 true JPH0451250Y2 (ja) 1992-12-02

Family

ID=31149729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986193578U Expired JPH0451250Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0451250Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6397746U (ja) 1988-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4910494A (en) Automotive vehicle control system
KR890002531B1 (ko) 고장진단 처리 시스템
US4833613A (en) Method for controlling AMT system including throttle position sensor signal fault detection and tolerance
JP2864361B2 (ja) 自動車の変速機の自動シフト装置の制御装置及び方法
US4922425A (en) Method for controlling AMT system including throttle position sensor signal fault detection and tolerance
KR100387482B1 (ko) 자동차용 자동 변속기의 입력 속도센서 고장 진단방법
JPS62266257A (ja) 自動機械式伝動システムの制御方法
RU2627952C2 (ru) Способ для выработки вывода управления из системы считывания положения сцепления моторного транспортного средства
ITMI992244A1 (it) Procedimento per il comando start/stop di un autoveicolo con frizioneautomatizzata e/o cambio automatizzato
CN100554715C (zh) 离合器控制装置
US6466852B2 (en) Method and device for producing an error signal in a motor vehicle
JPH0451250Y2 (ja)
KR950019122A (ko) 자동변속 차량의 자동변속기 고장코드 소거장치 및 제어방법
JP3063521B2 (ja) 車両用総合制御装置
JPH023147Y2 (ja)
US6278927B1 (en) Transfer case ratio diagnostic method for a motor vehicle powertrain
JPS59145945A (ja) 車輛用電子制御式変速機のダイアグノ−シス装置
KR880004973A (ko) 예비용 가속신호 발생장치
JP2505423B2 (ja) 電子制御自動変速機の故障診断装置
JPH0143623Y2 (ja)
JPH03219164A (ja) 自動変速機のシフト指示装置
KR20050064957A (ko) 자동 변속기의 피 지 비 센서 진단방법
JP6700115B2 (ja) 自動変速機の制御装置
KR100411156B1 (ko) 자동변속기 차량의 차량 급발진 방지방법
JPS61169332A (ja) 自動変速機の故障診断装置