JPH0143698Y2 - - Google Patents

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JPH0143698Y2
JPH0143698Y2 JP12956585U JP12956585U JPH0143698Y2 JP H0143698 Y2 JPH0143698 Y2 JP H0143698Y2 JP 12956585 U JP12956585 U JP 12956585U JP 12956585 U JP12956585 U JP 12956585U JP H0143698 Y2 JPH0143698 Y2 JP H0143698Y2
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auxiliary electrode
square
prussian blue
electrode
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電気化学的な酸化還元反応を利用し
て、可逆的に着色・消色させるエレクトロクロミ
ツク(以下、ECと略称する)表示体、特に酸化
性発色体と還元性発色体を備えたEC表示体に関
する。
〔従来の技術〕
本考案のように、プルシアンブルー膜などの酸
化性発色層とWO3などの還元性発色層を備えた
EC表示体にあつては、各EC層をネサ膜などの透
明導電膜にコーテイングした状態では、いずれも
電気化学的には酸化の状態(プルシアンブルー:
青色、WO3:無色)にあるので、駆動に先立ち
一方のEC層を何らかの方法で還元状態にしなけ
れば、着・消色することができない。特開昭59−
159134号には、どちらかを還元状態にするために
酸化還元を可逆的に行なう物質からなる補助電極
が提案されている。しかし補助電極をどのように
配置するかについて詳しく示されていない。
ところで、EC表示体はその重量が大きくなら
ないよう2枚の基板間隔は可及的に小さいものが
要求されているので、補助電極の厚みに制限があ
る。
また、補助電極は表示部領域外に設けなければ
ならないので配置する場所が制限されるととも
に、巾を可及的に小さくする必要がある。このよ
うな制約下にあつて、EC表示体の面積が小さい
場合には、補助電極の配置、使用量を考慮する必
要はないが、EC表示体の面積が100mm角以上と大
きい場合には、補助電極の使用量が少な過ぎると
初期消色に例えば30数時間というような多大の時
間を要し、実用に供しえず、使用量が多過ぎると
前述の制約条件に反し好ましくなく、またそれだ
けコスト高、作業性の低下を招くものである。
本考案はこのような点に鑑みてなされたもの
で、補助電極の使用量を必要最低量に抑えて、初
期消色の時間を大巾に短縮可能なEC表示体を提
供することを目的とし、次のような手段により達
成される。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のEC表示体は、形状が略四辺形で、か
つ酸化性発色層と還元性発色層を備え、どちらか
一方の層を初期に酸化状態にするための補助電極
をEC表示体の少なくとも2辺以上の周辺部に設
けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
プルシアンブルー膜のような酸化性発色材料と
補助電極との間に電圧を印加して、電位差がマイ
ナス、例えば−0.8Vになるようにすると酸化性
発色材料に対して、陽イオンM+(リチウムイオ
ン、ナトリウムイオン等)と電子がダブルに注入
され(ダブルインジエクト)、酸化性発色材料が
還元され、初期消色を行なう。
本考案者らはこの初期消色をするために、補助
電極材が表示面積1cm2あたり1mg最低必要である
ことを見出し、かつその配置に工夫を凝らしたも
のである。
即ち、表面部が大面積であつても、補助電極と
還元しようとする発色材料との距離が大きくなら
ないよう配置したので、還元時の陽イオン、電子
の拡散が速やかに行なわれ、消色時間を短縮した
ものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本考案を詳しく説明
する。
第1図は本考案のEC表示体を示す断面図、第
2〜第5図は補助電極の配置を示す平面図であ
る。
実施例 1 1,1は透明導電膜2,2を有する400mm角ネ
サガラスで、その一方の透明導電膜上には表示電
極3として還元性発色材料WO3を蒸着により形
成、他の透明導電膜上には、対向電極4として化
学式Fe4〓〔Fe〓(CN)63で表わされる酸化性発色
材料プルシアンブルー膜を電解合成法により形成
した。
5は補助電極でポリトリフエニールアミン粉末
6重量部、カーボン粉末3重量部、テフロンデイ
スパージヨン粉末1重量部を混合したものを電気
化学的に不活性な金属チタンネツト(40〜50μm
ナツシユ)に圧着し、絶縁材で外装し、巾11mm、
厚み1mm弱になるようにしたもので、ブチルゴム
等で第2図に示すように周辺部2辺に取付けた。
このときポリトリフエニルアミンの使用量が表示
面積1cm2あたりほぼ1mgになる。
次いで、これらのネサガラス1,1を間隔1mm
になるようシール材6で封止、電解液7として
LiClo4を1モル/含むプロピレンカーボネート
溶液を注入して400mm角のEC表示体を作製した。
このようにして得られたEC表示体のプルシア
ンブルー膜と補助電極との間に電圧を印加し、5
〜10mV/分の速度で電位を徐々に下げてゆき約
2時間で−0.8Vとし−0.8Vになつたところで約
3時間一定に保持して合計5時間でプルシアンブ
ルー膜は良好な透明体となり、初期消色を完了し
た。初期消色を完了したEC表示体の表示電極と
対向電極の間に+1Vの直流電圧を印加したとこ
ろ、2分間で全面均一で可視光透過率5%の鮮明
な青色に着色した。
次に−0.5Vの直流電圧を印加したところ、1
分間で全面消色し、可視光透過率80%の良好な透
明体となつた。
さらに、着・消色を約500回程度繰り返すと、
イオンの蓄積、不純物による劣化などの理由によ
ると思われるが、WO3とプルシアンブルー膜の
酸化、還元のバランスがくずれ特に、プルシアン
ブルー膜の消色を完全にすることができなくなつ
たので、製作時の初期消色と同様に、プルシアン
ブルー膜と補助電極との間に電位差が約−0.8V
になるように電圧を10〜30分間印加して、消色を
行なつた。
実施例 2 900mm角のネサガラスを用いて、ポリトリフエ
ニルアミンの使用量が表示面積1cm2あたりほぼ1
mgとなるように補助電極を巾7mm、厚み2mm弱と
して第3図のように周辺3辺に設け、ネサガラス
の間隔を2mmとした以外は実施例1と同じ構成に
して900mm角のEC表示体を作製した。
このようにして得られたEC表示体の補助電極
とプルシアンブルー膜との間に第1実施例と同様
の電圧を印加して、約8時間で初期消色を完了し
た。
実施例 3 1800mm角のネサガラスを用いて、ポリトリフエ
ニルアミンの使用量が表示面積1cm2あたりほぼ1
mgになるように補助電極を巾6.5mm、厚み3mm弱
として第4図のように周辺4辺に設け、ネサガラ
スの間隔を3mmとした以外は実施例1と同じ構成
にして1800mm角のEC表示体を作製した。
このようにした得られたEC表示体のプルシア
ンブルー膜と補助電極との間に、第1実施例と同
様の電圧を印加して、約15時間で初期消色を完了
した。
比較例 補助電極を巾11mm、厚み1mm弱とし、周辺1辺
のみに設けた以外は実施例1と同じ構成にして
400mm角のEC表示体を作製した。
このようにして得られたEC表示体のプルシア
ンブルー膜と補助電極との間に電圧を−0.8Vに
なるように印加して、この状態を保持して初期消
色を行つたところ約20時間を要した。さらに補助
電極近傍のWO3が着色してしまうという不具合
が生じた。
次いで、第1実施例と同様の方法で着・消色を
約500回繰り返すとプルシアンブルー膜の消色が
不完全になつたので、製作時の初期消色と同様
に、プルシアンブルー膜と補助電極との間に電位
差が約−0.8Vになるように電圧を印加して消色
を行なつたところ、1時間以上を要した。
なお、本考案は実施例のものに限定されること
なく、種々の応用をなすことができる。
酸化性発色材料については、プルシアンブルー
膜以外にもイリジウム酸化物、Ni00H,Cu2O、
ポリトリフエニルアミンなどを使用することがで
きる。
還元性発色材料については、WO3以外にも
MoO3,V2O3,Nb2O3,TiO2などを使用するこ
とができる。
補助電極材については、ポリトリフエニンアミ
ン以外にも、前記の発色材料の酸化還元反応に対
して、これと全く逆の還元酸化反応が可逆的に成
立する材料であればよく、プルシアンブルー、ポ
リピロール、ポリチオフエンなどを使用すること
ができる。また、補助電極の配置については、
EC表示体の面積が100cm2(100mm角)以上、1600
cm2(400mm角)以下の場合周辺部3辺あるいは4
辺に設けてもよいが、面積が比較的小さいので周
辺部2辺に設ければ十分であり、コスト、作業性
の点で好ましく、さらに、この場合第5図のよう
に配置してもよいが、リード線が2本必要である
のに対し、実施例1のようにL字型に配置したも
のはリード線が1本でよく最良である。
EC表示体の面積が1600cm2(400mm角)を越え、
8100cm2(900mm角)以下の場合、周辺部2辺に設
けてもよいが、面積が比較的大きくそれだけ初期
消色に時間を要するので、実施例2のように周辺
部3辺、あるいは第4図のように周辺部4辺に設
けた方がよい。EC表示体の面積が例えば32400cm2
(1800mm角)のように8100cm2(900mm角)を越える
大面積の場合、周辺部2辺あるいは3辺に設けて
もよいが、初期消色時間を短縮するために実施例
3のように周辺部4辺に設けた方がよい。
また、EC表示体の形状については、どの実施
例についても正方形で説明したが、その他長方
形、平行四辺形、ひし型、台形などの各種四辺形
は勿論、各辺は必ずしも直線状のものに限定され
ることなく、曲線で四辺形を形成するようなもの
であつてもよい。
〔考案の効果〕
本考案のEC表示体は、その面積が100mm角以上
1800mm角程度と大型であつても、補助電極による
製作時の初期消色、駆動後の初期消色に要する時
間を実用に供しうる程度にまで短縮するととも
に、補助電極の使用量を必要最低量に抑え、製作
時の作業性向上、低コスト化を可能にしたもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のEC表示体を表わす断面図、
第2図〜第5図は補助電極の配置を示す平面図で
ある。 1.1……ネサガラス、3……表示電極、4…
…対向電極、5……補助電極、5……シール材、
7……電解液。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 酸化性発色層と還元性発色層を備えた略四辺形
    のエレクトロクロミツク表示体において、どちら
    か一方の層を初期に酸化状態にするための補助電
    極を前記表示体の少なくとも2辺以上の周辺部に
    設けたことを特徴とするエレクトロクロミツク表
    示体。
JP12956585U 1985-08-27 1985-08-27 Expired JPH0143698Y2 (ja)

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JP12956585U JPH0143698Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

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JP12956585U JPH0143698Y2 (ja) 1985-08-27 1985-08-27

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JPS6238625U JPS6238625U (ja) 1987-03-07
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