JPH0144461Y2 - - Google Patents

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JPH0144461Y2
JPH0144461Y2 JP1984119455U JP11945584U JPH0144461Y2 JP H0144461 Y2 JPH0144461 Y2 JP H0144461Y2 JP 1984119455 U JP1984119455 U JP 1984119455U JP 11945584 U JP11945584 U JP 11945584U JP H0144461 Y2 JPH0144461 Y2 JP H0144461Y2
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container
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synthetic resin
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hanging plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として列車内や駅の売店等におい
て販売されるお茶、コーヒ、スープ等の熱い飲物
類の販売用容器として、またジユース、コーラ等
の冷たい飲物の容器、さらには熱湯を注いで食す
る即席食品の容器として好適に用いられる容器に
関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、列車内や駅の売店等で販売されるお茶
等の容器は、非発泡の合成樹脂成形体よりなるも
のであつて、その容器本体に手提げ用の提げ手が
取着されているが、断熱性に乏しく、これに収納
されたお茶等が熱いと把持し難く、しかも内部の
お茶等が冷め易い欠点があつた。またコーヒ、ジ
ユース等の車内販売用カツプや即席食品の包装容
器等に多用されている合成樹脂発泡体製の容器
は、断熱性に優れるものの、耐熱性や発泡体中の
成分溶出の点さらには保形強度の点で難があり、
お茶等の熱い飲物を収納しした状態で販売に供す
る容器として決して好ましいものではない。そこ
で、この種のお茶等の容器として、非発泡の合成
樹脂成形体よりなる内容器の外側に断熱性のよい
合成樹脂発泡体よりなる外容器を嵌合した2重構
造の容器を使用することを考えたものである。
従来より、非発泡素材の内容器とその外側に嵌
合するる合成樹脂発泡体の外容器とからなる2重
構造の容器としては、種々の提案がなされてお
り、例えば即席食品用容器等において合成樹脂発
泡体の外装体(外容器)の内側にアルミ箔等の金
属製の内装体(内装体)を嵌合したもの(実公昭
52−25407号公報)、あるいはアルミ箔等の金属製
容器本体(内容器)の外周に発泡樹脂等よりなる
外ケース(外容器)を嵌合したもの(実公昭53−
22122号公報)等が知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかし、上記のごとき2重構造の容器にあつて
は、内容器と外容器とが上記従来例のように単に
嵌合されているのみであると、内外容器が相互に
廻り易くてかつ抜け離脱し易く、特に上記後者の
場合のように内容器の開口周縁外側に有するリブ
が外容器の開口周縁に有する切欠に嵌合する構造
でも、内外容器相互の廻り止め機能を果すもの
の、抜け止めには何等効果がなく、そのため前記
内容器のみを持つと外容器が抜け落ちるおそれが
あり、手提げ状態で持ち運びすることの多い上記
お茶等の販売用容器としては実用的でない。そう
かと言つて、内外容器を接着手段等により結合す
るのは製造に手数がかかることになる。
また、上記お茶等の飲物の販売用容器等として
は、内部のお茶等を直接容器に口を着けて飲める
こと、そのため提げ手を蓋に取着し該蓋を容器に
対し螺合手段等により被着しておくのが望ましい
が、合成樹脂発泡体が開口縁部外側に露出してい
ると、蓋を螺合手段等により被着できる構造を採
用し難く、また口を着けた場合の当触感も良くな
い。
本考案は、上記に鑑み、非発泡の合成樹脂成形
体よりなる内容器とその胴部外側に嵌合する合成
樹脂発泡体の外容器とを容易にしてかつ強固に嵌
着でき、内外容器相互の抜け止めおよび廻り止め
効果に優れるとともに、開口縁部外側に蓋の螺合
構造等を何等問題なく採用でき、また当触感も良
好な2重構造の容器を提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決するために、非
発泡の合成樹脂成形体よりなる内容器には、その
上端開口縁に合成樹脂発泡体よりなる外容器の開
口縁部外側を被う折返し垂下板を折曲連成すると
ともに、該垂下板の内周に縦方向の突起条を周方
向所要間隔毎に設け、この折返し垂下板と胴部と
の間に押入せる外容器の開口縁部に対し前記突起
条をくい込ませてなるものである。
〔作用〕
上記の構成を備えた本考案の容器にあつては、
外容器は内容器に対し胴部外側に嵌合され、しか
も開口縁部が内容器の上端開口縁より折曲連成さ
れた折返し垂下板の内側に押入されて、この開口
縁部に対し前記垂下板内周の縦方向の突起条がく
い込んだ状態であるため、この突起条の個所で外
容器の構成体である合成樹脂発泡体の一部が内側
へ強く弾力的に圧着されることとなり、従つて接
着剤等を要さずとも一体性よく強固に結合され、
内外容器が相互に容易に抜脱分離することがない
ばかりか、前記くい込みのために廻り止めの役目
を果し、内外容器相互の回転が阻止される。また
外容器の開口縁部が内容器の上端開口縁より連成
された折返し垂下板にて被われているため、合成
樹脂発泡体が開口縁部外側に露出することがな
い。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する
る。
第1図〜第6図において、10は上方に開口し
かつ胴部11が上端側ほど径大のテーパ状をなす
非発泡の合成樹脂成形体よりなる内容器、20は
前記内容器10の胴部11外側に嵌合する合成樹
脂発泡体よりなる外容器であつて、胴部21上部
の開口縁部22はその下方部より若干厚肉に形成
されており、この内外容器10,20により2重
構造の容器Aを構成する。
しかして、上記内容器10には、胴部11の上
端開口縁12に、外容器20の開口縁部22外側
を被うように前記開口縁部22の外径と同程度も
しくは僅かに大なる内径をなす折返し垂下板13
が折曲連成され、さらに該折返し垂下板13の内
周には周方向所要間隔毎に縦方向の突起条14が
配設されており、この内容器10の折返し垂下板
13と胴部11との間に外容器20の開口縁部2
2を押込むように嵌合することにより、前記突起
条14が外容器20の開口縁部22に対し外側よ
り一部くい込んだ状態になるよう構成されてい
る。そのため前記突起条14の内接円径は外容器
の開口縁部22の外径より若干小さくかつ内径よ
り大なるよう設定されている。前記突起条14
は、断面略三角山形状をなすものが外容器20の
開口縁部22に対するくい込み作用上好適なもの
であるが、その頂部があまり鋭角であると外容器
20を構成する発泡体が切断されるおそれがある
ので、頂部には僅かに丸みを付しておくのが望ま
しく、また突起条14の下端部を図示のようにシ
ール状に形成しておくのが望ましい。もちろん突
起条14の数、形状等については、図示するもの
のほか、外容器20の開口縁部22に対しくい込
ませ得る種々の実施が可能で、例えば突起条14
を折返し垂下板13の下半部にのみ設けておくこ
ともできる。
また図示する実施例の場合、内容器10の底部
15下面には内外容器10,20の嵌合状態にお
いて外容器20の底部23に対しくい込み状態と
なる小突起16を所要数設け、内外容器10,2
0の相互の廻り止め効果を一層よくしている。
30は上記2重構造の容器Aに対し被着自在な
蓋を示し、内容器10と同様の非発泡の合成樹脂
成形体よりなり、上面部31とその周端縁より垂
下連成され内容器10の折返し垂下板13の外側
に嵌合する周側板部32とを有するキヤツプ状を
なしている。そして蓋30の容器Aに対する被着
構造として、内容器10の折返し垂下板13の外
周と蓋30の周側板部32の内周とに互に螺合す
る係合突部17および33が設けられ、螺合式に
被着できるようになつている。前記螺合用の係合
突部17および33としては、周方向にかなり長
い螺条でもよいが、図示のように比較的短かい突
条を周方向等間隔毎の数個所に設けておくのが成
形上より望ましい。この場合、少なくとも一方の
係合突部、例えば折返し垂下板13側の係合突部
17は、第5図に示すように斜状のねじ部17a
に連続して水平方向に延びた水平部17bおよび
その端部より直角に延びたストツパー部17cを
有する形状とし、これと螺合される他方の係合突
部33を水平部17bに安定よく係合しておける
ようにするのがよい。
上記蓋30の上面部31はその中央部が内容器
10の開口縁内周に嵌入するよう若干凹設され、
該凹設部34の周側面35が内容器10の内周面
に対し上記被着作用により密嵌できるようになつ
ている。前記周側面35は通常内容器10の内周
面と略対応するテーパ状に形成するが、特にこの
周側面35の下端部の径をごく僅かに大きくして
前記テーパを若干小さくしておくと、該下端部で
内容器10に対し強く密接することになり好まし
い。
40は上記の蓋30に取着された適度の弾力性
を有す可撓性素材よりなる帯状の提げ手部材であ
つて、切込み孔等の係合孔41,41を有する両
端部42,42が周側板部32の外周における相
対向位置に設けられたきのこ形や断面略T形、鉤
形等の係止用突起36,36に係止されて、上面
部31において上記凹設部34を横切るよう径方
向に張設されている。そしてこの提げ手部材40
における凹設部34の個所に相当する中央部42
には直線状の主部44の両側に平面略半円形でか
つ内方部を指挿し孔45,45として切欠した把
持部46,46が互に対称形をなすよう連成され
ており、該把持部46,46をその基部より折曲
起上させることにより提げ持つことができるよう
になつている。前記把持部46,46の形状は、
図示のような平面略半円形に限らず、例えば平面
略半楕円形、台形等の角形にすることもでき、ま
た指挿し孔45,45の形状も把持部46,46
の形状に対応するものに限らない。いずれにして
も、把持部46,46には、図示するように、主
として中央等の互の相対向位置の一方に小凸部4
7を、他方に前記小凸部47が嵌入し得る切込み
孔や切欠孔等の小孔48を設けておき、この小凸
部47と小孔48との嵌合により両把持部46,
46を折曲起上状態に保持できるようにするのが
望ましい。なお提げ手部材40の素材としてはポ
リエチレン樹脂等の比較的軟質の合成樹脂等の適
度に弾力性のある可撓性シート材が好適に用いら
れる。
上記した実施例の場合、茶の葉の収納袋等の包
装体Bを蓋30の凹設部34に載置してかつこれ
を提げ手部材40の中央部43で押えるようにし
て安定よく保持でき、この状態で把持部46,4
6を折曲起上させて手提げ状態で持ち運びでき
る。しかも提げ手部材40が取着された蓋30は
容器Aの非発泡樹脂の内容器10に対し螺合式に
被着されているので、前記手提げ状態において内
容器10が蓋30から離脱することがなく、また
外容器20は内容器10に対し折返し垂下板13
内周に有する突起条14が開口縁部にくい込んだ
状態で嵌合されているため、外容器20が内容器
10から離脱するおそれもなく、手提げ状態で安
全に持ち運びできることになる。
上記提げ手部材40については、第7図および
第8図のようにその一端を周側板部32に連接す
るとともに、他端部42を係合突起36に対し係
止自在に設けたり、第8図のように細長に形成す
る等種々の形態による実施が可能であり、特に茶
の葉の収納袋等の包装体Bを蓋30上に保持させ
ない場合はさらに長くすることもできる。
また蓋30は上記した実施例のように内容器1
0に対し螺合手段により係合状態に被着できるよ
うに設ける場合のほか、他の手段により係合状態
に被着できるよう構成することも、さらに提げ手
部材40を内容器10に取着しておく場合単なる
嵌合によつて被着できるように構成しておくこと
もできる。もちろん本考案は、蓋を有さない容器
においても、内容器10と外容器20とを上記同
様の嵌合構造にして実施可能である。
容器形状、つまり内容器10と外容器20の形
状としては、図示のような胴部11および21の
全長にわたつて同一のテーパ状をなすもののほ
か、該胴部の上部と下部とでテーパを異にしたも
の、あるいは胴部の下部を彎曲状にしたもの等、
嵌合可能な種々形状にできる。
さらに、上記内容器10および蓋30の構成素
材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等の
ポリオレフイン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂その
他の合成樹脂が用いられ、その厚みは容器の大き
さにもよるが、通常0.5〜1.0mm程度に設定され
る。また、外容器20の構成要材としては、ポリ
スチレンおよびスチレンを主体とする共重合体等
のスチレン系樹脂発泡体、ポリ塩化ビニル樹脂発
泡体その他の合成樹脂発泡体が用いられ、特に発
泡粒子の直径が1〜1.5mm前後の小粒子発泡体が
好適で、通常胴部21の厚みは2.0mm程度、開口
縁部22の厚みは3.0mm程度とする。
〔考案の効果〕
上記したように本考案の容器は、非発泡の合成
樹脂成形体よりなる内容器とその胴部外側に嵌合
した合成樹脂発泡体の外容器との2重構造をなす
もので、断熱性に優れているので、内部にお茶等
の熱い飲物が収納されていてもその熱が外部に伝
わることがなく、安全に把持でき、また内容物で
あるお茶等の飲物が冷め難く、冷たい飲物は冷温
に保持できる。
しかも内容器と外容器とは、内容器の折返し垂
下板の内側に押入された外容器の開口縁部に対す
る前記垂下板内周の突起条のくい込み構造によつ
て、一体性よく確実に結合され、内外容器相互の
抜け止めおよび廻り止め作用に優れているので、
内容器のみを持つても外容器が離脱するおそれが
ない。また内容器に対し螺合式に係合する蓋を備
えている場合、該蓋の被着、離脱操作の際外容器
の胴部を把持した状態でも内容器が蓋に同伴する
おそれがない。その上、内容器と外容器の嵌合組
立て操作が容易であるため、使用まで両容器を別
個に取扱うことができる。
さらに外容器の開口縁部が内容器の折返し垂下
板にて被われて合成樹脂発泡体の端面が露出して
いないので、外観的体裁が良好であるばかりか、
容器の開口縁に直接口を着けた場合の当触感も良
好で、内容物であるお茶等を飲み易い。また前記
の折返し垂下板には蓋を螺合式に被着するための
螺合手段、提げ手取付部等のある程度の強度を必
要とする構成を付与することが可能で、蓋付き容
器や提げ手付き容器も合成樹脂発泡体の外容器に
力がかからないようにして容易に実施できる。
従つて本考案の容器は、列車内や駅の売店等に
おいて販売されるお茶、コーヒ等の熱い飲物ある
いはコーラ、ジユース等の冷たに飲物の販売用容
器として、また即席食品等の容器としてきわめて
好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す縦断正面図、
第2図は同一部の拡大断面図、第3図は第1図
−線における蓋を除いた一部の拡大断面図、第
4図は分離した斜視図、第5図は内容器の折返し
垂下板に有する蓋螺合用の係合突部を示す一部の
拡大正面図、第6図は使用状態の斜視図、第7図
および第8図はそれぞれ他の実施例を示す斜視図
である。 A……容器、10……内容器、11……胴部、
12……上端開口縁、13……折返し垂下板、1
4……縦方向の突起条、20……外容器、21…
…胴部、22……開口縁部、30……蓋、40…
…提げ手部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 非発泡の合成樹脂成形体よりなる内容器とそ
    の胴部外側に嵌合する合成樹脂発泡体製の外容
    器との2重構造の容器であつて、内容器には、
    その上端開口縁に外容器の開口縁部外側を被う
    折返し垂下板が折曲連成されるとともに、該垂
    下板の内周に縦方向の突起条が周方向所要間隔
    毎に設けられ、この折返し垂下板と胴部との間
    に押入せる外容器の開口縁部に対し前記突起条
    をくい込ませてなることを特徴とする容器。 2 縦方向の突起条が断面略三角山形状をなす実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の容器。
JP1984119455U 1984-07-31 1984-07-31 容器 Granted JPS6135179U (ja)

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