JPH0146540B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0146540B2 JPH0146540B2 JP56089056A JP8905681A JPH0146540B2 JP H0146540 B2 JPH0146540 B2 JP H0146540B2 JP 56089056 A JP56089056 A JP 56089056A JP 8905681 A JP8905681 A JP 8905681A JP H0146540 B2 JPH0146540 B2 JP H0146540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating film
- weight
- acrylic resin
- absorption
- paint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S70/00—Details of absorbing elements
- F24S70/20—Details of absorbing elements characterised by absorbing coatings; characterised by surface treatment for increasing absorption
- F24S70/225—Details of absorbing elements characterised by absorbing coatings; characterised by surface treatment for increasing absorption for spectrally selective absorption
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
本発明は、太陽熱の集熱器、主として銅、アル
ミニウムなどの金属の集熱器表面に塗装して、こ
の表面に太陽熱の選択吸収性を付与させるための
集熱材物に関するものである。 近年のエネルギー事情から、太陽熱利用技術が
注目され、家庭用としても既に給湯などを目的に
実用化が進んでいる。 太陽エネルギーを集熱する集熱器の表面に、望
ましい特性として太陽エネルギーを極力大量に吸
収するとともに、吸収された結果温度上昇した面
から放射する放射エネルギーをできるだけ少なく
する選択吸収性を付与する方法がある。 大気圏を通過して来る太陽光線の放射エネルギ
ーは、そのほとんどが0.2〜2.5μmの短波長側にあ
り、一方、そのエネルギーを吸収して熱変換し、
例えば80〜100℃に温度上昇した面から放射され
る放射エネルギーは、2.5μm以上の長波長の赤外
領域にある。この出入の波長のずれを利用して、
2.5μm以下の短波長側ではその吸収率が1に近
く、2.5μm以上の長波長側ではその放射率が0に
近い程、理想的な選択吸収面となる。 塗料を用いて金属面上に塗膜を形成し、太陽熱
の選択吸収面とするためには、2.5μm以下の波長
の光の吸収性に優れた黒色顔料を用いることによ
つて、吸収率は比較的容易に高くすることができ
る。しかし、通常の塗膜は2.5μm以上の波長をも
吸収してしまうため、結果として2.5μm以上の波
長の放射率も高くなり、如何にしてこの放射率を
低くするかが課題となる。 これを達成するための一般的な考え方として
は、金属表面が赤外線を良く反射することを利用
し、極力塗膜の膜厚を数μm以下と薄くすること
により、2.5μm以上の赤外線の吸収を少なく、即
ち放射率を低くとどめる方法がある。この方法の
場合、塗料成分をある程度選択することにより、
選択吸収性を発揮させることができたとしても、
支持物として用いる金属の種類によつて、塗膜と
の密着性が悪いなど安定したものを得ることは極
めて困難であつた。 支持物としてステンレス鋼を用いた場合には、
既に本発明者らの提案により、選択吸収性と塗膜
物性を両立させ実用化レベルにある。これによれ
ば、無機黒色顔料とアクリル樹脂と主成分とする
塗料にフツ素樹脂を添加し、耐熱性、耐食性を向
上することにより、塗膜物性を良好にしている。 本発明者らは、この系を銅、アルミニウムの金
属面に適用し、ステンレス鋼と同様な各種塗膜物
性試験を実施したところ、ピンホールからの腐食
により、塗膜の剥離が発生することが認められ
た。 ステンレス鋼の場合、それ自体耐食性に優れて
いるため、塗膜にピンホールが存在しても腐食の
進行は極めて遅い。塗膜中に存在するフツ素樹脂
は撥水性を示し、水などをはじくため結果的に腐
食が抑制される。これがステンレス鋼と塗膜の密
着性が良好な理由と考えられる。 一方、銅、アルミニウムはステンレス鋼に比べ
れば耐食性は悪く、腐食性の強い環境では塗膜に
ピンホールが存在する以上、そこからの腐食が進
行し、ついには塗膜の剥離という結果になる。こ
の場合、フツ素樹脂によりある程度腐食を抑制す
ることができるが、塩水噴霧や沸騰水での苛酷な
試験には耐えきれない。 本発明は上記に鑑み、ステンレス鋼に比べて耐
食性の悪い、銅、アルミニウムなどを集熱面とす
るものに適用して、選択吸収性と塗膜物性とをバ
ランス良く両立させるための太陽熱の集熱材物を
提供するものである。 本発明の集熱材は、無機黒色顔料と、バインダ
のアクリル樹脂およびエポキシ樹脂をバインダの
溶剤とともに混合し、ボールミルなどの分散機で
分散混合して得られる。なお、塗料には必要に応
じて、界面活性剤などの補助剤あるいは充填剤な
どを添加することができる。 黒色顔料は、選択吸収性を成立させるために、
特に2.5μm以上の赤外線の吸収がある有機系顔料
の適用は不適であり、無機顔料を用いる。特に良
好なものとしてFe、Mn、Cu、Cr、Co、Niの群
から選択した少なくとも1種の金属の酸化物また
は複合酸化物が挙げられる。なかでもコバルト酸
化物系が優れているが、コストも含めた実用性を
考えるとFe2O3・MnO2・CuOなどの顔料が最適
である。 薄膜形成のための安定した隠ぺい力、更には赤
外線の散乱吸収などが少なく、低い放射率を得る
ためには、これらの無機黒色顔料の粒径が重要で
あり、通常用いられる顔料としては0.5〜1.5μmの
粒径であるが、本発明の場合にはそれより細かく
0.01〜0.5μmの平均粒径が望ましい。 塗膜を形成するためのバインダとしては、樹脂
を用いる訳であるが、ほとんどの樹脂は赤外線領
域に吸収があり、その中で比較的吸収の少ない樹
脂としてアクリル系樹脂が挙げられる。 耐候性、密着性などの塗膜物性と選択吸収能に
有利なアクリル樹脂としては熱硬化型アクリル樹
脂が挙げられる。熱硬化型アクリル樹脂と無機黒
色顔料とから塗料が得られるが、この場合、選択
吸収性を良く発揮させようとすれば、塗膜として
の密着性、耐熱性、耐食性などの物性が満足しな
い。 これらの欠点を改良するために、本発明者らは
エポキシ樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂な
どの種々の樹脂を検討した結果、エポキシ樹脂の
添加が極めて有効であることを見出した。このエ
ポキシ樹脂の添加により、赤外放射率は若干高く
なるが、支持物として用いる銅、アルミニウムの
赤外反射が極めて良好であるためステンレス鋼上
の塗膜の選択吸収性と比較すれば同レベルにな
る。 以下、本発明を実施例により説明する。 塗膜を形成するため基材として、溶剤で脱脂し
た銅、アルミニウムを用いた。これらの基材の赤
外放射率は、銅でε=0.02、アルミニウムでε=
0.03であつた。 選択吸収性の評価において、太陽光吸収率は島
津製作所製分光光度計MPS―5000型を用いて分
光反射率を測定し、6000〓の黒体放射能との比か
ら評価し、赤外放射率はDEVICES &
SERVICES COMPANY製の放射率計を用いて
測定した。 実施例 1 市販のFe2O3・MnO2・CuO系黒色顔料を用い、
粒径を分級して6種のものを用意した。 アクリル樹脂として、三菱レイヨン(株)の熱硬化
型シリコーン変性アクリル樹脂「ダイヤナール
SE―653」(溶剤分50重量%)を用い、その100重
量部に、前記の顔料26重量部と、油化シエルエポ
キシ(株)のエポキシ樹脂「エピコート834―×―90」
の5重量部、および溶剤500重量部を加え、ボー
ルミルで24時間混合分散して塗料を調整した。な
お、前記溶剤は、n―ブタノール29重量%、キシ
レン21重量%、エツソスタンダードオイル社の
「ソルベツソ#100」50重量%からなるものであ
る。 以上のようにして調整した塗料を用いて、スプ
レーにて膜厚が約3μmとなるように塗装し、170
℃で25分間焼成した。銅、アルミニウム上の塗膜
は、いずれも良好な塗膜物性を示した。 次表に顔料の粒径と選択吸収性との関係を示
す。なお、支持物である銅とアルミニウムの間に
差はなかつた。
ミニウムなどの金属の集熱器表面に塗装して、こ
の表面に太陽熱の選択吸収性を付与させるための
集熱材物に関するものである。 近年のエネルギー事情から、太陽熱利用技術が
注目され、家庭用としても既に給湯などを目的に
実用化が進んでいる。 太陽エネルギーを集熱する集熱器の表面に、望
ましい特性として太陽エネルギーを極力大量に吸
収するとともに、吸収された結果温度上昇した面
から放射する放射エネルギーをできるだけ少なく
する選択吸収性を付与する方法がある。 大気圏を通過して来る太陽光線の放射エネルギ
ーは、そのほとんどが0.2〜2.5μmの短波長側にあ
り、一方、そのエネルギーを吸収して熱変換し、
例えば80〜100℃に温度上昇した面から放射され
る放射エネルギーは、2.5μm以上の長波長の赤外
領域にある。この出入の波長のずれを利用して、
2.5μm以下の短波長側ではその吸収率が1に近
く、2.5μm以上の長波長側ではその放射率が0に
近い程、理想的な選択吸収面となる。 塗料を用いて金属面上に塗膜を形成し、太陽熱
の選択吸収面とするためには、2.5μm以下の波長
の光の吸収性に優れた黒色顔料を用いることによ
つて、吸収率は比較的容易に高くすることができ
る。しかし、通常の塗膜は2.5μm以上の波長をも
吸収してしまうため、結果として2.5μm以上の波
長の放射率も高くなり、如何にしてこの放射率を
低くするかが課題となる。 これを達成するための一般的な考え方として
は、金属表面が赤外線を良く反射することを利用
し、極力塗膜の膜厚を数μm以下と薄くすること
により、2.5μm以上の赤外線の吸収を少なく、即
ち放射率を低くとどめる方法がある。この方法の
場合、塗料成分をある程度選択することにより、
選択吸収性を発揮させることができたとしても、
支持物として用いる金属の種類によつて、塗膜と
の密着性が悪いなど安定したものを得ることは極
めて困難であつた。 支持物としてステンレス鋼を用いた場合には、
既に本発明者らの提案により、選択吸収性と塗膜
物性を両立させ実用化レベルにある。これによれ
ば、無機黒色顔料とアクリル樹脂と主成分とする
塗料にフツ素樹脂を添加し、耐熱性、耐食性を向
上することにより、塗膜物性を良好にしている。 本発明者らは、この系を銅、アルミニウムの金
属面に適用し、ステンレス鋼と同様な各種塗膜物
性試験を実施したところ、ピンホールからの腐食
により、塗膜の剥離が発生することが認められ
た。 ステンレス鋼の場合、それ自体耐食性に優れて
いるため、塗膜にピンホールが存在しても腐食の
進行は極めて遅い。塗膜中に存在するフツ素樹脂
は撥水性を示し、水などをはじくため結果的に腐
食が抑制される。これがステンレス鋼と塗膜の密
着性が良好な理由と考えられる。 一方、銅、アルミニウムはステンレス鋼に比べ
れば耐食性は悪く、腐食性の強い環境では塗膜に
ピンホールが存在する以上、そこからの腐食が進
行し、ついには塗膜の剥離という結果になる。こ
の場合、フツ素樹脂によりある程度腐食を抑制す
ることができるが、塩水噴霧や沸騰水での苛酷な
試験には耐えきれない。 本発明は上記に鑑み、ステンレス鋼に比べて耐
食性の悪い、銅、アルミニウムなどを集熱面とす
るものに適用して、選択吸収性と塗膜物性とをバ
ランス良く両立させるための太陽熱の集熱材物を
提供するものである。 本発明の集熱材は、無機黒色顔料と、バインダ
のアクリル樹脂およびエポキシ樹脂をバインダの
溶剤とともに混合し、ボールミルなどの分散機で
分散混合して得られる。なお、塗料には必要に応
じて、界面活性剤などの補助剤あるいは充填剤な
どを添加することができる。 黒色顔料は、選択吸収性を成立させるために、
特に2.5μm以上の赤外線の吸収がある有機系顔料
の適用は不適であり、無機顔料を用いる。特に良
好なものとしてFe、Mn、Cu、Cr、Co、Niの群
から選択した少なくとも1種の金属の酸化物また
は複合酸化物が挙げられる。なかでもコバルト酸
化物系が優れているが、コストも含めた実用性を
考えるとFe2O3・MnO2・CuOなどの顔料が最適
である。 薄膜形成のための安定した隠ぺい力、更には赤
外線の散乱吸収などが少なく、低い放射率を得る
ためには、これらの無機黒色顔料の粒径が重要で
あり、通常用いられる顔料としては0.5〜1.5μmの
粒径であるが、本発明の場合にはそれより細かく
0.01〜0.5μmの平均粒径が望ましい。 塗膜を形成するためのバインダとしては、樹脂
を用いる訳であるが、ほとんどの樹脂は赤外線領
域に吸収があり、その中で比較的吸収の少ない樹
脂としてアクリル系樹脂が挙げられる。 耐候性、密着性などの塗膜物性と選択吸収能に
有利なアクリル樹脂としては熱硬化型アクリル樹
脂が挙げられる。熱硬化型アクリル樹脂と無機黒
色顔料とから塗料が得られるが、この場合、選択
吸収性を良く発揮させようとすれば、塗膜として
の密着性、耐熱性、耐食性などの物性が満足しな
い。 これらの欠点を改良するために、本発明者らは
エポキシ樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂な
どの種々の樹脂を検討した結果、エポキシ樹脂の
添加が極めて有効であることを見出した。このエ
ポキシ樹脂の添加により、赤外放射率は若干高く
なるが、支持物として用いる銅、アルミニウムの
赤外反射が極めて良好であるためステンレス鋼上
の塗膜の選択吸収性と比較すれば同レベルにな
る。 以下、本発明を実施例により説明する。 塗膜を形成するため基材として、溶剤で脱脂し
た銅、アルミニウムを用いた。これらの基材の赤
外放射率は、銅でε=0.02、アルミニウムでε=
0.03であつた。 選択吸収性の評価において、太陽光吸収率は島
津製作所製分光光度計MPS―5000型を用いて分
光反射率を測定し、6000〓の黒体放射能との比か
ら評価し、赤外放射率はDEVICES &
SERVICES COMPANY製の放射率計を用いて
測定した。 実施例 1 市販のFe2O3・MnO2・CuO系黒色顔料を用い、
粒径を分級して6種のものを用意した。 アクリル樹脂として、三菱レイヨン(株)の熱硬化
型シリコーン変性アクリル樹脂「ダイヤナール
SE―653」(溶剤分50重量%)を用い、その100重
量部に、前記の顔料26重量部と、油化シエルエポ
キシ(株)のエポキシ樹脂「エピコート834―×―90」
の5重量部、および溶剤500重量部を加え、ボー
ルミルで24時間混合分散して塗料を調整した。な
お、前記溶剤は、n―ブタノール29重量%、キシ
レン21重量%、エツソスタンダードオイル社の
「ソルベツソ#100」50重量%からなるものであ
る。 以上のようにして調整した塗料を用いて、スプ
レーにて膜厚が約3μmとなるように塗装し、170
℃で25分間焼成した。銅、アルミニウム上の塗膜
は、いずれも良好な塗膜物性を示した。 次表に顔料の粒径と選択吸収性との関係を示
す。なお、支持物である銅とアルミニウムの間に
差はなかつた。
【表】
表のように顔料の粒径は0.01〜0.5μmの範囲が
良好である。これは粒子の光散乱に関係している
と考えられ、粒径が0.01〜0.50μmの範囲では
2.0μm以上の長波長側の光を余り散乱吸収せず、
2.0μm以下は良く散乱吸収するような性質を示す
ためと推定される。 また、塗膜の膜厚が厚くなるとバインダである
アクリル樹脂成分により、赤外放射率(赤外吸収
率)が高くなることが確認された。このことか
ら、赤外放射率を0.5以下とするには、塗膜の膜
厚は5μm以下であることが要求される。 実施例 2 実施例1と同様であるが、顔料の粒径を0.02〜
0.50μmとし、アクリル樹脂に対する顔料の割合
を変えて塗料を調整し、スプレーにより塗装後、
焼成して塗膜をつくり、その物性を評価した。そ
の結果、以下の点が明らかになつた。 (1) 顔料/アクリル樹脂の比が45/100以下の場
合 表面光択が上がり、塗膜の密着性は極めて良
好となるが、太陽光の吸収率は低下し、赤外放
射率は増大してくる。 (2) 顔料/アクリル樹脂の比が65/100以上の場
合 表面の光択はほとんど無くなる。太陽光吸収
率は大きいが、赤外放射率は低くなり、選択吸
収性は良好であるが、塗膜物性は著しく悪くな
る。 以上から、顔料/アクリル樹脂の比が45/100
〜65/100の範囲であれば一応の水準は得られる
が、特に良好な範囲は50/100〜55/100である。 実施例 3 実施例1と同様であるが、顔料の粒径を0.02〜
0.50とし、エポキシ樹脂量を変えて塗料を調整
し、スプレーにより塗装、焼成後塗膜を評価し
た。 (1) エポキシ樹脂固形分/アクリル樹脂固形分の
比が5/100以下の場合。 選択吸収性は、エポキシ樹脂を添加しないも
のと同レベルにあるが、密着性、耐食性が悪
く、特に塩水噴霧500時間実施したのちテープ
剥離試験を実施すると、塗膜の剥離が認められ
た。 (2) エポキシ樹脂固形分/アクリル樹脂固形分の
比が5/100〜15/100の場合 赤外放射率がエポキシ樹脂を添加しない場合
より、1割程度高くなる。これはエポキシ樹脂
自身が赤外線吸収の大きいことが原因である。
塗膜物性については良好であり、塩水噴霧500
時間後のテープ剥離試験を実施しても全く剥離
が認められなかつた。 (3) エポキシ樹脂固形分/アクリル樹脂固形分の
比が15/100以上の場合 耐食性は良好であるが、赤外放射率は著しく
高くなり、ε=0.50以下を実現することが困難
である。 以上から、エポキシ樹脂のアクリル樹脂に対す
る添加割合は5/100〜15/100が望ましい。この
場合、赤外放射率は1割程度高くなるが、支持物
である銅、アルミニウムの赤外放射率が低いた
め、安定してε=0.50以下を実現できる。 エポキシ樹脂は、その分子構造から金属との接
着力が強い。したがつて、ピンホールでの腐食が
発生しても塗膜が劣化しないため、塗膜の剥離が
起こらないと考えられる。さらに、エポキシ樹脂
の添加により、アクリル樹脂の架橋反応を促進さ
せ、樹脂固形分のレベリングが良くなり、塗膜の
ピンホールが少なくなつているものと思われる。
なお、エポキシ樹脂の分子量は、アクリル樹脂と
の相溶性から、1000以下のものが好ましい。 以上のように本発明は塗膜を構成する顔料の粒
子径、顔料とバインダの組成、バインダの種類、
塗膜の厚みの必要条件が満たされて初めて優れた
光選択吸収性と塗膜物性(性食性、密着性)の両
特性を両立できるものである。この実現によつて
信頼性に優れた太陽熱の集熱材を得ることができ
る。
良好である。これは粒子の光散乱に関係している
と考えられ、粒径が0.01〜0.50μmの範囲では
2.0μm以上の長波長側の光を余り散乱吸収せず、
2.0μm以下は良く散乱吸収するような性質を示す
ためと推定される。 また、塗膜の膜厚が厚くなるとバインダである
アクリル樹脂成分により、赤外放射率(赤外吸収
率)が高くなることが確認された。このことか
ら、赤外放射率を0.5以下とするには、塗膜の膜
厚は5μm以下であることが要求される。 実施例 2 実施例1と同様であるが、顔料の粒径を0.02〜
0.50μmとし、アクリル樹脂に対する顔料の割合
を変えて塗料を調整し、スプレーにより塗装後、
焼成して塗膜をつくり、その物性を評価した。そ
の結果、以下の点が明らかになつた。 (1) 顔料/アクリル樹脂の比が45/100以下の場
合 表面光択が上がり、塗膜の密着性は極めて良
好となるが、太陽光の吸収率は低下し、赤外放
射率は増大してくる。 (2) 顔料/アクリル樹脂の比が65/100以上の場
合 表面の光択はほとんど無くなる。太陽光吸収
率は大きいが、赤外放射率は低くなり、選択吸
収性は良好であるが、塗膜物性は著しく悪くな
る。 以上から、顔料/アクリル樹脂の比が45/100
〜65/100の範囲であれば一応の水準は得られる
が、特に良好な範囲は50/100〜55/100である。 実施例 3 実施例1と同様であるが、顔料の粒径を0.02〜
0.50とし、エポキシ樹脂量を変えて塗料を調整
し、スプレーにより塗装、焼成後塗膜を評価し
た。 (1) エポキシ樹脂固形分/アクリル樹脂固形分の
比が5/100以下の場合。 選択吸収性は、エポキシ樹脂を添加しないも
のと同レベルにあるが、密着性、耐食性が悪
く、特に塩水噴霧500時間実施したのちテープ
剥離試験を実施すると、塗膜の剥離が認められ
た。 (2) エポキシ樹脂固形分/アクリル樹脂固形分の
比が5/100〜15/100の場合 赤外放射率がエポキシ樹脂を添加しない場合
より、1割程度高くなる。これはエポキシ樹脂
自身が赤外線吸収の大きいことが原因である。
塗膜物性については良好であり、塩水噴霧500
時間後のテープ剥離試験を実施しても全く剥離
が認められなかつた。 (3) エポキシ樹脂固形分/アクリル樹脂固形分の
比が15/100以上の場合 耐食性は良好であるが、赤外放射率は著しく
高くなり、ε=0.50以下を実現することが困難
である。 以上から、エポキシ樹脂のアクリル樹脂に対す
る添加割合は5/100〜15/100が望ましい。この
場合、赤外放射率は1割程度高くなるが、支持物
である銅、アルミニウムの赤外放射率が低いた
め、安定してε=0.50以下を実現できる。 エポキシ樹脂は、その分子構造から金属との接
着力が強い。したがつて、ピンホールでの腐食が
発生しても塗膜が劣化しないため、塗膜の剥離が
起こらないと考えられる。さらに、エポキシ樹脂
の添加により、アクリル樹脂の架橋反応を促進さ
せ、樹脂固形分のレベリングが良くなり、塗膜の
ピンホールが少なくなつているものと思われる。
なお、エポキシ樹脂の分子量は、アクリル樹脂と
の相溶性から、1000以下のものが好ましい。 以上のように本発明は塗膜を構成する顔料の粒
子径、顔料とバインダの組成、バインダの種類、
塗膜の厚みの必要条件が満たされて初めて優れた
光選択吸収性と塗膜物性(性食性、密着性)の両
特性を両立できるものである。この実現によつて
信頼性に優れた太陽熱の集熱材を得ることができ
る。
Claims (1)
- 1 銅、もしくはアルミニウムよりなる支持物上
に、粒径が0.01〜0.5μmの金属酸化物よりなる黒
色顔料45〜65重量部と、熱硬化型アクリル樹脂
100重量部(樹脂固形分)と、エポキシ樹脂5〜
15重量部(樹脂固形分)と溶剤から構成される塗
料組成物を塗装し、5μm以下の膜厚とした太陽熱
の集熱材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56089056A JPS57205455A (en) | 1981-06-10 | 1981-06-10 | Paint composition for selectively absorbing solar heat |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56089056A JPS57205455A (en) | 1981-06-10 | 1981-06-10 | Paint composition for selectively absorbing solar heat |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57205455A JPS57205455A (en) | 1982-12-16 |
| JPH0146540B2 true JPH0146540B2 (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=13960195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56089056A Granted JPS57205455A (en) | 1981-06-10 | 1981-06-10 | Paint composition for selectively absorbing solar heat |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57205455A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5843391B2 (ja) * | 1978-09-05 | 1983-09-27 | 田辺製薬株式会社 | 新規尿素誘導体およびその製法 |
-
1981
- 1981-06-10 JP JP56089056A patent/JPS57205455A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57205455A (en) | 1982-12-16 |
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