JPH0146545B2 - - Google Patents

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JPH0146545B2
JPH0146545B2 JP61007448A JP744886A JPH0146545B2 JP H0146545 B2 JPH0146545 B2 JP H0146545B2 JP 61007448 A JP61007448 A JP 61007448A JP 744886 A JP744886 A JP 744886A JP H0146545 B2 JPH0146545 B2 JP H0146545B2
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JP
Japan
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flame
retardant
weight
adhesive
polyester film
Prior art date
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Expired
Application number
JP61007448A
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English (en)
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JPS62167383A (ja
Inventor
Makoto Nishimura
Masanao Watanabe
Tomohiro Okada
Nobuo Kameda
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Dexerials Corp
Original Assignee
Sony Chemicals Corp
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Publication date
Application filed by Sony Chemicals Corp filed Critical Sony Chemicals Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子・電気機器、自動車等の内部配
線に使用されるフラツトケーブルの電気絶縁フイ
ルムに関する。 〔発明の概要〕 本発明はポリエステルフイルムの一面にプライ
マー層を形成し、このプライマー層の上に飽和共
重合ポリエステル樹脂の第1成分と第2成分、難
燃剤及びケイ酸より成る難燃化接着剤層を形成し
て熱接着性難燃化ポリエステルフイルムを構成す
ることにより、耐ブロツキング性、接着性及び難
燃性を改善することができるようにしたものであ
る。 〔従来の技術〕 従来の熱接着性難燃化ポリエステルフイルム
は、基材となるポリエステルフイルム上に難燃化
接着剤層が形成されて成り、ロール状の製品形態
を有している。そして例えば夏季の高温雰囲気中
に保存された場合、ロール状フイルムの接着剤層
と延長部分にあるフイルムのポリエステルフイル
ムとの界面が接着して所謂ブロツキング現象が生
じ、フイルムの巻き戻しが不能あるいは接着力が
強いため巻き戻し作業が低下するという問題点が
生じていた。 従来このようなブロツキング現象を防止するた
めに、第2図に示すようにポリエステルフイルム
11の背面にシリコン系剥離剤層12を形成する
ことが提案されている。13は難燃化接着剤層で
ある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 第2図に示すように、この剥離剤層12を形成
したフイルム14により製造したフラツトケーブ
ル15を使用して端子16に接続する場合、端末
の銅配線17の折れや曲がりを防ぐために、補強
テープ18を貼つているが、剥離剤層12のため
に補強テープ18の接着力が弱くなり、剥れ事故
の原因となつていた。また、このような問題点を
改善するために、剥離剤層12を溶剤などで拭き
取つた後に補強テープ18を貼ることも提案され
ているが、この場合には作業の低下をもたらして
いた。 本発明は、上記問題点を解決することができる
熱接着性難燃化ポリエステルフイルムを提供する
ものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明に係る熱接着性難燃化ポリエステルフイ
ルム4においては、基材となるポリエステルフイ
ルム1の一面に飽和共重合ポリエステル樹脂を主
成分とし、熱硬化剤を含むプライマー層2と、難
燃化接着剤層3を形成することにより構成し、難
燃化接着剤層3の成分と含量を下記のように設定
する。 <難燃化接着剤層> (イ) 飽和共重合ポリエステル樹脂の第1成分(ガ
ラス転移点(Tg)は−20〜5℃、軟化点は100
〜150℃)…25〜45重量部 (ロ) 飽和共重合ポリエステル樹脂の第2成分(ガ
ラス転移点(Tg)は45〜70℃、軟化点は155〜
180℃…5〜25重量部 (ハ) 難燃剤 ……30〜50重量部 (ニ) ケイ酸(SiO2) ……1〜10重量部 ポリエステルフイルム1は、例えば85%以上が
テレフタル酸である2塩基酸残基とグリコール残
基より成るポリエステルフイルムである、主とし
てポリエチレンテレフタレートの2軸延伸フイル
ムを使用することができる。 プライマー層2の主成分となる飽和共重合ポリ
エステル樹脂としては、基材となるポリエステル
フイルム1と難燃化接着剤層3とが良好に接着す
るように比較的軟らかい樹脂を使用するのが好ま
しい。飽和共重合ポリエステル樹脂としては例え
ば、2塩基酸成分(フタル酸、テレフタル酸、イ
ソフタル酸等)とグリコール類(エチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、ネオペンチルグ
リコール等)との共重合体を挙げることができ
る。 プライマー層2の熱硬化剤としては、2,4―
トリレンジイソシアナート、2,6―トリレンジ
イソシアナート、ジフエニルメタン―4,4′―ジ
イソシアナート、ポリメチレンポリフエニルジイ
ソシアナート、ヘキサメチレンジイソシアナート
などの多官能イソシアナートがこれらの混合物、
これらのイソシアナートをポリオール変性したも
の、カルボジイミド変性したもの、あるいはアル
コール、フエノール、アミン等でマスクしてブロ
ツク型イソシアナートとしたもの等が使用可能で
ある。 難燃化接着剤層3中の飽和共重合ポリエステル
樹脂の第1成分としては、第2成分と比較して軟
らかく、プライマー層2への接着力が強く、且つ
熱ラミネート時に軟化して塗工面同士の良好な接
着状態が得られるような樹脂を選ぶ。なお、この
第1成分の含量比が上記割合より多い場合には、
耐ブロツキング性及びポリエステルフイルム4の
耐熱性が低下するので好ましくない。 また、飽和共重合ポリエステル樹脂の第2成分
としては、第1成分と比較して硬く、170℃位の
温度では溶融しないで、ポリエステルフイルム4
の耐熱性を向上させることができる樹脂を選ぶ。
なお、この第2成分の含量比が上記割合より多い
場合には、熱ラミネート時に樹脂が軟化し難くな
り、また熱ラミネートの際の設定温度が高温にな
る。 難燃化接着剤層3中の難燃剤としては、溶剤に
対して不溶であり、フイルム4の難燃化とブロツ
キング防止を図ることができる。次のような添加
型難燃剤を使用する。ハロゲン系難燃剤として
は、デカブロモジフエニルオキサイド(D.B.D.P.
O)、テトラブロモビスフエノールA(T.B.A)、
テトラブロモキシレン(T.B.X)等、無機系難燃
剤としては三酸化アンチモン、水酸化アルミニウ
ム、酸化スズ、メタホウ酸バリウム等を使用する
ことができる。これらの難燃剤は、1次粒子とし
て0.1〜1.0μ位の粒径を有しているが、実際には
1次粒子同士が会合して比較的大きな粒子となつ
ている。難燃剤の配合量は、難燃化接着剤100重
量部に対して、30〜60重量部とするのが好まし
い。30重量部以下の場合には、難燃性が低下する
と共にブロツキングが生じ易くなり、また60重量
部以上の場合には接着力が低下するので好ましく
ない。 ケイ酸としては、SiO2より成る無水ケイ酸を
使用し、ブロツキング防止のために添加する。1
次粒子の粒径は、5〜30mμの範囲にあるが、実
際には会合して大きな粒径を有している。 〔作用〕 本発明によれば、飽和共重合ポリエステル樹
脂、難燃剤及びケイ酸より成る接着剤を使用して
難燃化接着剤層3を形成するため、ブロツキング
防止効果が得られる。ポリエステルフイルムの一
面に飽和共重合ポリエステル樹脂を主成分とし、
熱硬化剤を含むプライマー層2を形成したため、
難燃化接着剤層3中の難燃剤の配合量を多くして
も接着力が低下する虞れはなくなる。また、これ
により接着力を低下させずに難燃化を容易にする
ことができる。プライマー層2により、難燃化接
着剤層3中に耐熱性のある飽和共重合ポリエステ
ル樹脂を含有させることができるため、作製され
たフラツトケーブルの耐熱性が高まる。 難燃化接着剤は、飽和共重合ポリエステル樹脂
溶液に難燃剤と無水ケイ酸を混合し、ロールミル
で会合粒子の粒子径が1〜30μとなるように(顕
微鏡測定による)分散させることにより調製す
る。粒子径が1μより下の場合にはブロツキング
が生じ易く、また30μより上の場合には塗工面に
凹凸ができて接着不良が生じ易い。 〔実施例〕 先ず、第1図に示すように飽和共重合ポリエス
テル樹脂(ユニチカ製のUE3220、Tg5℃(DBC
法)、軟化点120℃(JIS K2531)、分子量(VPO
法)25000)95重量部とヘキサメチレンジイソシ
アナート(日本ポリウレタン製のコロネート
HL)5重量部をメチルエチルケトン/トルエン
=2/8の混合溶剤中に溶かして5%の塗工液を
調製し、この塗工液を乾燥後の厚さが0.5μとなる
ようにポリエステルフイルム1の一面に塗工して
プライマー層2を形成する。 次に、飽和共重合ポリエステル樹脂の第1成分
(ユニチカ製のUE3220、特性は上述)40重量部と
飽和共重合ポリエステル樹脂の第2成分(ユニチ
カ製のUE3220、Tg65℃、軟化点165℃、分子量
15000)10重量部をメチルチルケトン/トルエン
=2/8の混合溶剤中に溶解して固形分35%の溶
液をつくる。この溶液に難燃剤のデカブロモジフ
エニレンオキサイド(東洋曹達工業(株)製のフレー
ムカツトBR―100、Br含有量81%以上、平均粒
径3μ)30重量部と三酸化アンチモンSb2O3(平均
粒径0.5μm)16重量部を加えた後、更に微粒子無
水ケイ酸SiO2(日本アエロジール製のアエロジー
ル200、一次粒子径8mμ)4重量部を加えて混合
し、ロールミルで分散して難燃化接着剤を調製す
る。この接着剤中における難燃剤と無水ケイ酸の
分散粒子径は、1〜30μである。次に、この難燃
化接着剤を、ロールコータを使用してプライマー
層2上に乾燥後の厚さが40μとなるように塗布し
て難燃化接着剤層3を形成し、本実施例に係る熱
接着性難燃化ポリエステルフイルム4を得る。こ
の実施例を実施例1とする。 次に、表に示すように、プライマー層について
は実施例1と同じ組成を有するプライマー層2を
形成し、難燃化接着剤3中の飽和共重合ポリエス
テル樹脂の第1成分と第2成分、難燃剤及び無水
ケイ酸の配合比を変えて、実施例2〜5に係る熱
接着性難燃化ポリエステルフイルム4を作製す
る。 また、表に示すように、実施例1と同じプライ
マー層を形成した後、又はプライマー層を形成し
ないで、飽和共重合ポリエステル樹脂の第1成分
と第2成分、難燃剤及び無水ケイ酸の配合比を変
えて難燃化接着剤層を形成し、比較例1〜7に係
る熱接着性難燃化ポリエステルフイルムを作製す
る。 実施例と比較例の評価 実施例1〜5及び比較例1〜7に係る熱接着性
難燃化ポリエステルフイルムに対して、接着力、
耐ブロツキング性及び難燃性についての評価を行
つた。この結果を、表に併せて示す。 接着力は、試料の塗工面同士を、温度180℃、
圧力10Kg/cm、スピード1m/分の条件でホツト
〔発明の効果〕
本熱接着性難燃化ポリエステルフイルムによれ
ば、難燃化接着剤層により、ポリエステルフイル
ムの背面に従来のようなシリコン系の剥離剤層を
形成しなくてもブロツキングを防止することがで
きる。また、シリコン系剥離剤が形成されていな
いため、補強テープをポリエステルフイルムの背
面に直接熱接着して、安定した接着力を得ること
ができる。プライマー層を形成したことにより、
難燃化が容易になり、ポリエステルフイルムに対
する強い接着力を維持したまま、耐熱性のある難
燃化接着剤層を形成することができる。従つて、
耐熱性の高いフラツトケーブルが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の熱接着性難燃化ポリエステル
フイルムの断面図、第2図は従来例の熱接着性難
燃化ポリエステルフイルムを使用したフラツトケ
ーブルを示す断面図である。 1はポリエステルフイルム、2はプライマー
層、3は難燃化接着剤層、4は熱接着性難燃化ポ
リエステルフイルムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリエステルフイルムの一面に飽和共重合ポ
    リエステル樹脂を主成分とし、熱硬化剤を含むプ
    ライマー層と、難燃化接着剤層を形成し、 前記難燃化接着剤層は、下記組成 (イ) 飽和共重合ポリエステル樹脂の第1成分(ガ
    ラス転移点(Tg)は−20〜5℃、軟化点は100
    〜150℃)…25〜45重量部 (ロ) 飽和共重合ポリエステル樹脂の第2成分(ガ
    ラス転移点(Tg)は45〜70℃、軟化点は155〜
    180℃)…5〜25重量部 (ハ) 難燃剤…30〜60重量部 (ニ) ケイ酸(SiO2)…1〜10重量部 を有していることを特徴とする熱接着性難燃化ポ
    リエステルフイルム。
JP61007448A 1986-01-17 1986-01-17 熱接着性難燃化ポリエステルフイルム Granted JPS62167383A (ja)

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