JPH0146547B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0146547B2 JPH0146547B2 JP61169824A JP16982486A JPH0146547B2 JP H0146547 B2 JPH0146547 B2 JP H0146547B2 JP 61169824 A JP61169824 A JP 61169824A JP 16982486 A JP16982486 A JP 16982486A JP H0146547 B2 JPH0146547 B2 JP H0146547B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- base material
- pressure
- surface base
- acrylic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はラベル、ステツカーの如き一般的な粘
着シートに関するものであり、更に詳しくは、ラ
ベル、ステツカーの表面基材として金属化合物を
含む上質紙、コート紙、ポリ塩化ビニルフイルム
などを用い、粘着剤としてアクリル系粘着剤を用
いた粘着シートにおいて、その湿熱または加熱状
態での保存性が大変優れた粘着シートに関するも
のである。 〔従来の技術〕 ラベル、ステツカーの如き粘着シートは通常、
上質紙、コート紙、ポリ塩化ビニルフイルム、ポ
リエチレンテレフタレートフイルムなどの基材
(以後、表面基材と呼ぶ)と、天然ゴムないしは
合成ゴムを主成分としたゴム系粘着剤若しくはア
クリル酸アルキルエステルとメタアクリル酸アル
キルエステルとを主成分とした共重合体から成る
アクリル系粘着剤、及び粘着剤の保護を目的とす
る剥離紙より構成されている。 粘着シートをラベル、ステツカーなどに加工す
る工程を簡単に説明する。先ず、所定の形状を持
つ打ち抜き刃を用いて粘着シートのうち剥離紙を
残して、表面基材及び粘着剤に刃を入れる。次に
ラベル、ステツカーに不要な部分(通常、粕また
はマトリツクスと呼ばれている)を除去し、所謂
粕上げを行なつてラベル、ステツカーを剥離紙上
に残す。斯かる工程がラベル、ステツカー製造の
一般的工程であるが、打ち抜きの際に粘着剤が完
全に切断されていないと粕上げ時に粕が破断し、
連続的にラベル、ステツカーを製造出来なくな
る。アクリル系粘着剤はゴム系粘着剤と比較して
打ち抜き易さにおいて遥かに優つている。またア
クリル系粘着剤はアクリル酸アルキルエステルと
メタアクリル酸アルキルエステルとを主成分とし
た共重合体であるが、そのモノマー組成を変化さ
せたり、アクリル酸若しくはメタアクリル酸中の
カルボキシル基をイソシアネート、エポキシ、メ
ラミン、アジリジン、多価金属キレートなどで適
度に架橋をさせたりすることによつて幅広い粘着
特性を発現出来る。 この様にラベル加工性に優れていること及び幅
広い粘着特性を得られることからアクリル系粘着
剤は粘着シート用粘着剤として広く用いられてい
る。しかしながら、その反面、表面基材に金属化
合物が含まれた構成の粘着シートにおいて粘着シ
ートを高温若しくは高温多湿下に放置することに
より粘着力が極度に低下する現象の起こることが
知られている。 本発明者等は上記粘着力低下原因の究明及びそ
の対策に就いて鋭意研究を重ねた結果、本発明を
成すに至つたものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 表面基材に用いられる上質紙、コート紙などに
は紙中填料としてタルク、炭酸カルシウムなどが
使用されている。特に近年では中性抄造による耐
久性向上及び製造コスト低減の目的で炭酸カルシ
ウムを使用する傾向が強くなつているが、この様
な表面基材を用いた粘着シートを40℃、85%相対
湿度下に放置することにより上記金属化合物が解
離し、粘着剤中に浸入した遊離金属イオンがアク
リル酸若しくはメタアクリル酸と結合して過度の
架橋を起こし、粘着剤の流動性の低下、つまりは
粘着力の低下を惹起させる。この現象は粘着力低
下前後の夫々の粘着剤を赤外吸光スペクトルによ
る1600〜1500cm-1付近の吸収、つまりイオン化し
たカルボキシル基の存在による吸収の有無で確認
出来る。 同様な現象はポリ塩化ビニルフイルムを表面基
材とした際にも発生する。ポリ塩化ビニルフイル
ムの場合にはフイルム中に含まれる金属安定剤が
高温放置により可塑剤と共に粘着剤中に浸入して
粘着剤中のアクリル酸若しくはメタアクリル酸と
反応し過架橋を起こすことが原因である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は表面基材より侵入して来る金属イオン
と粘着剤中のアクリル酸若しくはメタアクリル酸
との架橋反応を防止する方法に就いて鋭意研究し
た結果、金属イオン封鎖剤の利用が極めて効果的
方法であることを見出したものである。金属イオ
ンを封鎖する物質としては、フタル酸、コハク
酸、シユウ酸、アスパラギン酸などの二塩基酸、
エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、縮合リ
ン酸塩などが知られているが、本目的には縮合リ
ン酸塩の利用が最も効果的である。縮合リン酸塩
には、トリポリリン酸ナトリウム、酸性メタリン
酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、ヘキサメタ
リン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、ポリ
リン酸カリウム、メタリン酸カリウムなどが使用
出来る。 前記縮合リン酸塩を表面基材の粘着剤層に接す
る面に、表面基材に対して0.5g/m2以上、好まし
くは0.7g/m2以上塗布することにより表面基材か
らの金属イオンの浸入が防止出来、アクリル系粘
着剤の粘着力低下が防止出来る。表面基材に対す
る縮合リン酸塩の塗布量が0.5g/m2より少ないと
粘着力低下の防止効果は小さい。塗布量が1.2g/
m2を超えると粘着力低下の防止効果は得られるも
のの表面基材と粘着剤の密着性がやゝ低下する。
更に経済性をも考慮すると実用性は乏しい。塗布
手段としては表面基材が上質紙、コート紙などの
紙製品の場合には前記縮合リン酸塩を水溶性高分
子(澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビ
ニルアルコールなど)と共に水溶液として塗布す
ることで良い。塗布場所はサイズプレス、カレン
ダロールなどのオンマシン、若しくはオフマシン
コータなどがあるが、特に限定するものではな
い。表面基材が、ポリ塩化ビニルフイルムなどの
フイルム製品の場合は前記縮合リン酸塩を有機溶
剤溶解型樹脂(塩化ビニル、酢酸ビニルコポリマ
ー、各種アクリル系バインダー)と共に塗布する
ことで良い。 以下に表面基材として炭酸カルシウム15%含有
のコート紙を用い之に縮合リン酸塩を澱粉水溶液
を用いて塗布した際の実施例及びその際の効果を
具体的に説明するが、本発明は之等の実施例に限
定されるものではない。 〔実施例〕 実施例 1 コート紙(商品名;SKコート、山陽国策パル
プ(株)製)の粘着剤の接する面に、トリポリリン酸
ナトリウムと澱粉との混合水溶液を、塗布量
1.0g/m2(トリポリリン酸ナトリウム塗工量とし
ては0.8g/m2)になる様に塗工した表面基材。 比較例 1 実施例1に用いた未塗工コート紙の表面基材。 比較例 2 実施例1に用いたコート紙にトリポリリン酸ナ
トリウムと澱粉との混合水溶液を、塗工量0.6g/
m2(トリポリリン酸ナトリウム塗工量としては
0.4g/m2)になる様に塗工した表面基材。 比較例 3 実施例1に用いたコート紙にトリポリリン酸ナ
トリウムと澱粉との混合水溶液を、塗工量1.4g/
m2(トリポリリン酸ナトリウム塗工量としては
1.2g/m2)になる様に塗工した表面基材。 エマルジヨン型アクリル粘着剤(商品名;タフ
タツク601、山陽国策パルプ(株)製)を剥離紙(商
品名;EK120D2、創研化工(株)製)に固形分換算
で20g/m2になる様に塗布し、熱風乾燥機で充分
に乾燥後、実施例1、比較例1〜3の表面基材に
貼付し、所定の条件に放置した後の粘着力を第1
表に示す。尚、第1表中の放置条件、測定条件は
以下に示す方法によつた。 常態放置: 各試料を20℃、65%RH雰囲気下に1週間放
置、 湿熱放置: 各試料を40℃、85%RH雰囲気下に1週間放
置、 粘着力: 幅20mmの試料をポリエチレン板に貼付し、5Kg
荷重のロールで1回圧着し、10分後に引張り試
験機にて引張り速度300mm/分の速度で引き剥
がした時の剥離抵抗を10mm幅に換算した値。
着シートに関するものであり、更に詳しくは、ラ
ベル、ステツカーの表面基材として金属化合物を
含む上質紙、コート紙、ポリ塩化ビニルフイルム
などを用い、粘着剤としてアクリル系粘着剤を用
いた粘着シートにおいて、その湿熱または加熱状
態での保存性が大変優れた粘着シートに関するも
のである。 〔従来の技術〕 ラベル、ステツカーの如き粘着シートは通常、
上質紙、コート紙、ポリ塩化ビニルフイルム、ポ
リエチレンテレフタレートフイルムなどの基材
(以後、表面基材と呼ぶ)と、天然ゴムないしは
合成ゴムを主成分としたゴム系粘着剤若しくはア
クリル酸アルキルエステルとメタアクリル酸アル
キルエステルとを主成分とした共重合体から成る
アクリル系粘着剤、及び粘着剤の保護を目的とす
る剥離紙より構成されている。 粘着シートをラベル、ステツカーなどに加工す
る工程を簡単に説明する。先ず、所定の形状を持
つ打ち抜き刃を用いて粘着シートのうち剥離紙を
残して、表面基材及び粘着剤に刃を入れる。次に
ラベル、ステツカーに不要な部分(通常、粕また
はマトリツクスと呼ばれている)を除去し、所謂
粕上げを行なつてラベル、ステツカーを剥離紙上
に残す。斯かる工程がラベル、ステツカー製造の
一般的工程であるが、打ち抜きの際に粘着剤が完
全に切断されていないと粕上げ時に粕が破断し、
連続的にラベル、ステツカーを製造出来なくな
る。アクリル系粘着剤はゴム系粘着剤と比較して
打ち抜き易さにおいて遥かに優つている。またア
クリル系粘着剤はアクリル酸アルキルエステルと
メタアクリル酸アルキルエステルとを主成分とし
た共重合体であるが、そのモノマー組成を変化さ
せたり、アクリル酸若しくはメタアクリル酸中の
カルボキシル基をイソシアネート、エポキシ、メ
ラミン、アジリジン、多価金属キレートなどで適
度に架橋をさせたりすることによつて幅広い粘着
特性を発現出来る。 この様にラベル加工性に優れていること及び幅
広い粘着特性を得られることからアクリル系粘着
剤は粘着シート用粘着剤として広く用いられてい
る。しかしながら、その反面、表面基材に金属化
合物が含まれた構成の粘着シートにおいて粘着シ
ートを高温若しくは高温多湿下に放置することに
より粘着力が極度に低下する現象の起こることが
知られている。 本発明者等は上記粘着力低下原因の究明及びそ
の対策に就いて鋭意研究を重ねた結果、本発明を
成すに至つたものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 表面基材に用いられる上質紙、コート紙などに
は紙中填料としてタルク、炭酸カルシウムなどが
使用されている。特に近年では中性抄造による耐
久性向上及び製造コスト低減の目的で炭酸カルシ
ウムを使用する傾向が強くなつているが、この様
な表面基材を用いた粘着シートを40℃、85%相対
湿度下に放置することにより上記金属化合物が解
離し、粘着剤中に浸入した遊離金属イオンがアク
リル酸若しくはメタアクリル酸と結合して過度の
架橋を起こし、粘着剤の流動性の低下、つまりは
粘着力の低下を惹起させる。この現象は粘着力低
下前後の夫々の粘着剤を赤外吸光スペクトルによ
る1600〜1500cm-1付近の吸収、つまりイオン化し
たカルボキシル基の存在による吸収の有無で確認
出来る。 同様な現象はポリ塩化ビニルフイルムを表面基
材とした際にも発生する。ポリ塩化ビニルフイル
ムの場合にはフイルム中に含まれる金属安定剤が
高温放置により可塑剤と共に粘着剤中に浸入して
粘着剤中のアクリル酸若しくはメタアクリル酸と
反応し過架橋を起こすことが原因である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は表面基材より侵入して来る金属イオン
と粘着剤中のアクリル酸若しくはメタアクリル酸
との架橋反応を防止する方法に就いて鋭意研究し
た結果、金属イオン封鎖剤の利用が極めて効果的
方法であることを見出したものである。金属イオ
ンを封鎖する物質としては、フタル酸、コハク
酸、シユウ酸、アスパラギン酸などの二塩基酸、
エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)、縮合リ
ン酸塩などが知られているが、本目的には縮合リ
ン酸塩の利用が最も効果的である。縮合リン酸塩
には、トリポリリン酸ナトリウム、酸性メタリン
酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、ヘキサメタ
リン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、ポリ
リン酸カリウム、メタリン酸カリウムなどが使用
出来る。 前記縮合リン酸塩を表面基材の粘着剤層に接す
る面に、表面基材に対して0.5g/m2以上、好まし
くは0.7g/m2以上塗布することにより表面基材か
らの金属イオンの浸入が防止出来、アクリル系粘
着剤の粘着力低下が防止出来る。表面基材に対す
る縮合リン酸塩の塗布量が0.5g/m2より少ないと
粘着力低下の防止効果は小さい。塗布量が1.2g/
m2を超えると粘着力低下の防止効果は得られるも
のの表面基材と粘着剤の密着性がやゝ低下する。
更に経済性をも考慮すると実用性は乏しい。塗布
手段としては表面基材が上質紙、コート紙などの
紙製品の場合には前記縮合リン酸塩を水溶性高分
子(澱粉、カルボキシメチルセルロース、ポリビ
ニルアルコールなど)と共に水溶液として塗布す
ることで良い。塗布場所はサイズプレス、カレン
ダロールなどのオンマシン、若しくはオフマシン
コータなどがあるが、特に限定するものではな
い。表面基材が、ポリ塩化ビニルフイルムなどの
フイルム製品の場合は前記縮合リン酸塩を有機溶
剤溶解型樹脂(塩化ビニル、酢酸ビニルコポリマ
ー、各種アクリル系バインダー)と共に塗布する
ことで良い。 以下に表面基材として炭酸カルシウム15%含有
のコート紙を用い之に縮合リン酸塩を澱粉水溶液
を用いて塗布した際の実施例及びその際の効果を
具体的に説明するが、本発明は之等の実施例に限
定されるものではない。 〔実施例〕 実施例 1 コート紙(商品名;SKコート、山陽国策パル
プ(株)製)の粘着剤の接する面に、トリポリリン酸
ナトリウムと澱粉との混合水溶液を、塗布量
1.0g/m2(トリポリリン酸ナトリウム塗工量とし
ては0.8g/m2)になる様に塗工した表面基材。 比較例 1 実施例1に用いた未塗工コート紙の表面基材。 比較例 2 実施例1に用いたコート紙にトリポリリン酸ナ
トリウムと澱粉との混合水溶液を、塗工量0.6g/
m2(トリポリリン酸ナトリウム塗工量としては
0.4g/m2)になる様に塗工した表面基材。 比較例 3 実施例1に用いたコート紙にトリポリリン酸ナ
トリウムと澱粉との混合水溶液を、塗工量1.4g/
m2(トリポリリン酸ナトリウム塗工量としては
1.2g/m2)になる様に塗工した表面基材。 エマルジヨン型アクリル粘着剤(商品名;タフ
タツク601、山陽国策パルプ(株)製)を剥離紙(商
品名;EK120D2、創研化工(株)製)に固形分換算
で20g/m2になる様に塗布し、熱風乾燥機で充分
に乾燥後、実施例1、比較例1〜3の表面基材に
貼付し、所定の条件に放置した後の粘着力を第1
表に示す。尚、第1表中の放置条件、測定条件は
以下に示す方法によつた。 常態放置: 各試料を20℃、65%RH雰囲気下に1週間放
置、 湿熱放置: 各試料を40℃、85%RH雰囲気下に1週間放
置、 粘着力: 幅20mmの試料をポリエチレン板に貼付し、5Kg
荷重のロールで1回圧着し、10分後に引張り試
験機にて引張り速度300mm/分の速度で引き剥
がした時の剥離抵抗を10mm幅に換算した値。
【表】
第1表中の実施例1及び比較例1から表面基材
へのトリポリリン酸ナトリウム塗布により、湿熱
放置後の粘着力低下を防止出来ることが判る。ま
たトリポリリン酸ナトリウム塗布量が少ないと
(比較例2)効果が不充分であり、塗布量が多過
ぎると(比較例3)湿熱劣化防止効果は認められ
るものの常態放置後の粘着力が実施例1に比較し
て稍々低くなつているが、実用性に欠く程度では
ない、しかし経済性を考慮すると実用性に乏し
い。 実施例 2 バリウム亜鉛系安定剤含有のポリ塩化ビニルフ
イルム(商品名:ビニバン80μ、バンド―化学社
製)に、ピロリン酸カリウムをアクリル樹脂(商
品名:サーモラツクS―2000、創研化工社製)と
共にピロリン酸カリウム付着量が1.0g/m2になる
様に塗工した表面基材。 比較例 4 実施例2に用いたポリ塩化ビニルフイルム表面
基材。 溶液型アクリル粘着剤(商品名:サイビノール
AT―201L、サイデン化学社製)を剥離紙(商品
名;EK120D2、創研化工社製)に固形分換算で
30g/m2になる様に塗布し、乾燥後、実施例2、
比較例4の表面基材に貼付し、所定の条件に放置
した後の粘着力を第2表に示した。 尚、第2表中の放置条件、測定条件は以下に示
す方法によつた。 常温放置: 前述と同条件、 加熱放置: 各試料を70℃の雰囲気に1週間放置、 粘着力: 前述と同条件。
へのトリポリリン酸ナトリウム塗布により、湿熱
放置後の粘着力低下を防止出来ることが判る。ま
たトリポリリン酸ナトリウム塗布量が少ないと
(比較例2)効果が不充分であり、塗布量が多過
ぎると(比較例3)湿熱劣化防止効果は認められ
るものの常態放置後の粘着力が実施例1に比較し
て稍々低くなつているが、実用性に欠く程度では
ない、しかし経済性を考慮すると実用性に乏し
い。 実施例 2 バリウム亜鉛系安定剤含有のポリ塩化ビニルフ
イルム(商品名:ビニバン80μ、バンド―化学社
製)に、ピロリン酸カリウムをアクリル樹脂(商
品名:サーモラツクS―2000、創研化工社製)と
共にピロリン酸カリウム付着量が1.0g/m2になる
様に塗工した表面基材。 比較例 4 実施例2に用いたポリ塩化ビニルフイルム表面
基材。 溶液型アクリル粘着剤(商品名:サイビノール
AT―201L、サイデン化学社製)を剥離紙(商品
名;EK120D2、創研化工社製)に固形分換算で
30g/m2になる様に塗布し、乾燥後、実施例2、
比較例4の表面基材に貼付し、所定の条件に放置
した後の粘着力を第2表に示した。 尚、第2表中の放置条件、測定条件は以下に示
す方法によつた。 常温放置: 前述と同条件、 加熱放置: 各試料を70℃の雰囲気に1週間放置、 粘着力: 前述と同条件。
以上、実施例1、実施例2に示す様に縮合リン
酸塩を表面基材に塗布することにより金属化合物
含有表面基材と、アクリル酸アルキルエステルと
メタアクリル酸アルキルエステルとを主成分とす
る粘着剤の組み合わせにおける湿熱若しくは加熱
放置後の粘着力低下防止が図れることを確認出来
た。
酸塩を表面基材に塗布することにより金属化合物
含有表面基材と、アクリル酸アルキルエステルと
メタアクリル酸アルキルエステルとを主成分とす
る粘着剤の組み合わせにおける湿熱若しくは加熱
放置後の粘着力低下防止が図れることを確認出来
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属化合物を含む表面基材、アクリル系粘着
剤層及び剥離紙から構成されている粘着シートに
おいて、表面基材の粘着剤層に接する面に金属イ
オン封鎖剤が0.5g/m2以上塗工されていることを
特徴とする粘着シート。 2 金属イオン封鎖剤が縮合リン酸塩系物質であ
る特許請求の範囲第1項記載の粘着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61169824A JPS6327581A (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | 粘着シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61169824A JPS6327581A (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | 粘着シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6327581A JPS6327581A (ja) | 1988-02-05 |
| JPH0146547B2 true JPH0146547B2 (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=15893582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61169824A Granted JPS6327581A (ja) | 1986-07-21 | 1986-07-21 | 粘着シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6327581A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001337614A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-07 | Nitto Denko Corp | プラズマデイスプレイパネル用フイルタ、プラズマデイスプレイパネル用前面板およびプラズマデイスプレイパネル表示装置 |
| JP2002140008A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-17 | Toppan Forms Co Ltd | 温水剥離性ラベル |
| DE102008021247A1 (de) * | 2008-04-28 | 2009-10-29 | Tesa Se | Klebeband für den Rollenwechsel von Flachbahnmaterialien |
| JP6705371B2 (ja) * | 2016-12-26 | 2020-06-03 | 王子ホールディングス株式会社 | 粘着シート |
-
1986
- 1986-07-21 JP JP61169824A patent/JPS6327581A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6327581A (ja) | 1988-02-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3441430A (en) | Adhesives and adhesive tapes | |
| RU2618724C2 (ru) | Подложка на основе целлюлозных волокон, содержащая модифицированный слой пвс, и способ ее получения и применения | |
| US4476190A (en) | Adhesives for prepasted wallcoverings | |
| HK1000287B (en) | Aqueous release coating composition | |
| CN1117069A (zh) | 具有可控制湿度特性的丙烯酸压敏粘合剂 | |
| HK1000287A1 (en) | Aqueous release coating composition | |
| US4386183A (en) | Release coatings based on polyvinyl alcohol | |
| JPS5818204B2 (ja) | 白華防止効果を有する難燃剤、それを用いた難燃化方法および難燃性繊維類または合板類 | |
| US4639395A (en) | Prepasted wallcoverings | |
| JPS6327581A (ja) | 粘着シ−ト | |
| JPS6375199A (ja) | 剥離紙 | |
| US5244950A (en) | Aqueous synthetic resin dispersions | |
| JP5230177B2 (ja) | 再パルプ化可能な接着剤 | |
| US3084067A (en) | Pressure-sensitive adhesive sheet having hydrophilic film backing and primer of rubbery latex, hydrophilic methylolated polyacrylamide, and acid catalyst and method of making it | |
| JPS6322884A (ja) | 粘着剤組成物 | |
| US3850673A (en) | Flexible sheet material | |
| JP2993722B2 (ja) | 粘着紙 | |
| JPH0238154B2 (ja) | ||
| JPH08299895A (ja) | 剥離紙用原紙及びその製造方法 | |
| JPH06287891A (ja) | 紙及び板紙の製造方法 | |
| JPH0411595B2 (ja) | ||
| JPS62121053A (ja) | 表面保護シ−ト | |
| JPH031459Y2 (ja) | ||
| JPS60152582A (ja) | 剥離シ−ト | |
| JPS6216187B2 (ja) |