JPH0146638B2 - - Google Patents
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- JPH0146638B2 JPH0146638B2 JP56204035A JP20403581A JPH0146638B2 JP H0146638 B2 JPH0146638 B2 JP H0146638B2 JP 56204035 A JP56204035 A JP 56204035A JP 20403581 A JP20403581 A JP 20403581A JP H0146638 B2 JPH0146638 B2 JP H0146638B2
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- Japan
- Prior art keywords
- dye
- printing
- alkali
- dyes
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Description
本発明はポリエステル・セルロース繊維混合構
造物の防抜染法に関するものであり、更に詳しく
は特定の分散染料を使用し、アルカリの存在下に
防抜染と着色を行う防抜染法に関する。 従来、ポリエステル・セルロース繊維混合構造
物を均一染色する方法としては、分散染料/置換
反応型反応性染料(たとえばモノクロルトリアジ
ン系)、分散染料/付加反応型反応性染料(たと
えばビニルスルホン系)、分散染料/直接染料、
分散染料/バツト染料、分散染料/硫化染料、分
散染料/ナフトール染料、ダイブレン染料(E.I.
デユポン社)、顔料、更にはアルカリ可溶型分散
染料(I.C.I社、デイスパゾールPC)/特殊置換
反応型反応性染料(I.C.I社、プロシオンT)等を
用いる方法が知られている。 しかしながら、分散染料/置換反応型反応性染
料の組合せではアルカリの存在下でサーモゾル、
高温スチーミング(HTS)、高圧スチーミング
(HPS)等によりポリエステル・セルロース繊維
混合構造物(以下P/C構造物と略記)を均一に
染色することができるが、抜染困難であり着色防
抜染には全く不向きである。又分散染料/硫化染
料、分散染料/ナフトール染料、ダイブレン染料
等による染色布も抜染し難く、鮮明な差色を入れ
ることは到底不可能である。又顔料捺染技術を差
色用として使用することも考えられるが、地色用
として抜染出来ないことや風合硬化などから採用
できない。一方、地色にアルカリ可溶型分散染
料、付加反応型反応性染料を使用し、差し色とし
て耐アルカリ性分散染料及び/または置換反応型
反応性染料を用いる防抜染法も検討されている
が、洗濯堅牢度、耐塩素堅牢度等が劣ることから
強力な洗濯堅牢度が要求される用途、たとえばス
ポーツ衣料用等には不満足である。本発明者は上
記実情にかんがみ鋭意研究の結果、本発明の方法
に到達した。すなわち、本発明はポリエステル・
セルロース繊維混合構造物に、(a)アルカリ可溶型
分散染料および(b)付加反応型反応性染料を必須成
分とする染液又は捺染糊を付与した後、(c)バツト
染料、(d)アルカリ剤及び(e)還元剤を必須成分とす
る染液又は捺染糊を印捺又は部分付与するか、も
しくは上記(c)、(d)および(e)成分を必須成分とする
染液又は捺染糊を印捺又は部分付与した後上記(a)
および(b)成分を必須成分とする染液又は捺染糊を
付与し、次いで乾燥、固着処理することを特徴と
するポリエステル・セルロース繊維混合構造物の
防抜染法である。 本発明の方法によれば、P/C構造物の鮮明性
かつ型際尖鋭性のすぐれた、しかも洗濯堅牢度、
耐塩素堅牢度のすぐれた防抜染品を提供すること
ができる。 以下、本発明の方法を更に詳細に説明する。 本発明におけるポリエステルとしては、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリオキシエトキシベンゾエート、ポリエ
チレンナフタレート、シクロヘキサンジメチレン
テレフタレート及びそれらのポリエステルに付加
的成分として更にイソフタル酸、アジピン酸、ス
ルホイソフタル酸のようなジカルボン酸成分、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、シク
ロヘキサンジメタノール、ジエチレングリコール
のようなジオール成分を共重合したポリエステ
ル、ポリアルキレングリコール類をブレンドした
改質ポリエステル等が挙げられる。又セルロース
としては綿、麻、ビスコースレーヨン、ポリノジ
ツクレーヨン、銅安レーヨン等が挙げられる。こ
れらの繊維混合構造物としては糸条物、編織物、
不織布、敷物、テープ等が挙げられ、混合の形態
としては混紡、混繊、交織、交編のほかカバーヤ
ーンのような複合糸等任意でよい。 本発明において用いられるアルカリ可溶型分散
染料とはアルカリによつて可溶化又は分解可溶化
する型の分散染料であり、たとえば分子中にカル
ボキシル基、カルボン酸エステル基等を少くとも
1個有する分散染料が好ましい。該分散染料の例
としては、特開昭51−186980号公報に開示されて
いる染料が挙げられる。しかしアルカリによつて
分解可溶化するニトロチアゾールアゾ系染料等も
使用することが出来る。 又付加反応型反応性染料としては、ビニルスル
ホン型、α−ブロムアクリルアミド等が好まし
い。P/C構造物への付与方法は通常方法でよ
い。 本発明において、防抜染用に用いられるアルカ
リ剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムのような水酸化アルカリ、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム
のような炭酸アルカリ、珪酸ナトリウム、珪酸カ
リウムのような珪酸アルカリ、燐酸三ナトリウ
ム、燐酸三カリウムのような燐酸アルカリ等の無
機アルカリ、トリクロル酢酸、酢酸、蟻酸、シア
ノ酢酸、アセトンジカルボン酸、アセト酢酸、ジ
エトオキサル酸のような有機カルボン酸のアルカ
リ金属塩、第4級アンモニウム水酸化物等の有機
アルカリが例示される。特に好ましいアルカリは
炭酸アルカリ、重炭酸アルカリ、珪酸アルカリ、
有機カルボン酸のアルカリ金属塩のような弱アル
カリ又は潜在性アルカリである。アルカリ剤の使
用量は主としてアルカリの種類、反応性染料の反
応基の種類等によつても異なるが、防抜染糊に対
して通常0.5〜12重量%であり、好ましくは1〜
10重量%である。もちろんアルカリ剤は2種以上
の組合せで使用してもよい。 又差し色に用いられるバツト染料としては還元
電位の高い染料が好適に使用される。バツト染料
を防抜染に用いる場合、還元ならびに差し色の染
着を促進する目的で通常吸湿剤(ヒドロトロープ
剤)が使用される。たとえばグリセリン、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチ
レングリコールやチオジエチレングリコールが例
示されるが、本法の如く地色にアルカリ可溶型分
散染料を使用する場合、アルカリ抜染用助剤が吸
湿剤を兼ねることができる。例えばアルキレンオ
キシド単位を連結員子とするアニオン化合物及び
又はそのエステルが広く挙げられる。 R{X〔(AO)nR′Y〕o}p ここでR:置換又は未置換のアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基、アルキレン基、ア
リーレン基等 X:−O−、−COO−、−N=、−NR″−、−
S−、−CONR″−、−CON=、−
SONR″−、−SON=等 R′:アルキレン基、アリーレン基等の2価
の連結基 R″:水素原子又はアルキル基 A:アルキレン基 m:正の整数、好ましくは2〜20の整数 n:1又は2 p:1〜6の整数 Y:−SO3M、−PO(OM)2、−COOM、
造物の防抜染法に関するものであり、更に詳しく
は特定の分散染料を使用し、アルカリの存在下に
防抜染と着色を行う防抜染法に関する。 従来、ポリエステル・セルロース繊維混合構造
物を均一染色する方法としては、分散染料/置換
反応型反応性染料(たとえばモノクロルトリアジ
ン系)、分散染料/付加反応型反応性染料(たと
えばビニルスルホン系)、分散染料/直接染料、
分散染料/バツト染料、分散染料/硫化染料、分
散染料/ナフトール染料、ダイブレン染料(E.I.
デユポン社)、顔料、更にはアルカリ可溶型分散
染料(I.C.I社、デイスパゾールPC)/特殊置換
反応型反応性染料(I.C.I社、プロシオンT)等を
用いる方法が知られている。 しかしながら、分散染料/置換反応型反応性染
料の組合せではアルカリの存在下でサーモゾル、
高温スチーミング(HTS)、高圧スチーミング
(HPS)等によりポリエステル・セルロース繊維
混合構造物(以下P/C構造物と略記)を均一に
染色することができるが、抜染困難であり着色防
抜染には全く不向きである。又分散染料/硫化染
料、分散染料/ナフトール染料、ダイブレン染料
等による染色布も抜染し難く、鮮明な差色を入れ
ることは到底不可能である。又顔料捺染技術を差
色用として使用することも考えられるが、地色用
として抜染出来ないことや風合硬化などから採用
できない。一方、地色にアルカリ可溶型分散染
料、付加反応型反応性染料を使用し、差し色とし
て耐アルカリ性分散染料及び/または置換反応型
反応性染料を用いる防抜染法も検討されている
が、洗濯堅牢度、耐塩素堅牢度等が劣ることから
強力な洗濯堅牢度が要求される用途、たとえばス
ポーツ衣料用等には不満足である。本発明者は上
記実情にかんがみ鋭意研究の結果、本発明の方法
に到達した。すなわち、本発明はポリエステル・
セルロース繊維混合構造物に、(a)アルカリ可溶型
分散染料および(b)付加反応型反応性染料を必須成
分とする染液又は捺染糊を付与した後、(c)バツト
染料、(d)アルカリ剤及び(e)還元剤を必須成分とす
る染液又は捺染糊を印捺又は部分付与するか、も
しくは上記(c)、(d)および(e)成分を必須成分とする
染液又は捺染糊を印捺又は部分付与した後上記(a)
および(b)成分を必須成分とする染液又は捺染糊を
付与し、次いで乾燥、固着処理することを特徴と
するポリエステル・セルロース繊維混合構造物の
防抜染法である。 本発明の方法によれば、P/C構造物の鮮明性
かつ型際尖鋭性のすぐれた、しかも洗濯堅牢度、
耐塩素堅牢度のすぐれた防抜染品を提供すること
ができる。 以下、本発明の方法を更に詳細に説明する。 本発明におけるポリエステルとしては、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリオキシエトキシベンゾエート、ポリエ
チレンナフタレート、シクロヘキサンジメチレン
テレフタレート及びそれらのポリエステルに付加
的成分として更にイソフタル酸、アジピン酸、ス
ルホイソフタル酸のようなジカルボン酸成分、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、シク
ロヘキサンジメタノール、ジエチレングリコール
のようなジオール成分を共重合したポリエステ
ル、ポリアルキレングリコール類をブレンドした
改質ポリエステル等が挙げられる。又セルロース
としては綿、麻、ビスコースレーヨン、ポリノジ
ツクレーヨン、銅安レーヨン等が挙げられる。こ
れらの繊維混合構造物としては糸条物、編織物、
不織布、敷物、テープ等が挙げられ、混合の形態
としては混紡、混繊、交織、交編のほかカバーヤ
ーンのような複合糸等任意でよい。 本発明において用いられるアルカリ可溶型分散
染料とはアルカリによつて可溶化又は分解可溶化
する型の分散染料であり、たとえば分子中にカル
ボキシル基、カルボン酸エステル基等を少くとも
1個有する分散染料が好ましい。該分散染料の例
としては、特開昭51−186980号公報に開示されて
いる染料が挙げられる。しかしアルカリによつて
分解可溶化するニトロチアゾールアゾ系染料等も
使用することが出来る。 又付加反応型反応性染料としては、ビニルスル
ホン型、α−ブロムアクリルアミド等が好まし
い。P/C構造物への付与方法は通常方法でよ
い。 本発明において、防抜染用に用いられるアルカ
リ剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムのような水酸化アルカリ、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム
のような炭酸アルカリ、珪酸ナトリウム、珪酸カ
リウムのような珪酸アルカリ、燐酸三ナトリウ
ム、燐酸三カリウムのような燐酸アルカリ等の無
機アルカリ、トリクロル酢酸、酢酸、蟻酸、シア
ノ酢酸、アセトンジカルボン酸、アセト酢酸、ジ
エトオキサル酸のような有機カルボン酸のアルカ
リ金属塩、第4級アンモニウム水酸化物等の有機
アルカリが例示される。特に好ましいアルカリは
炭酸アルカリ、重炭酸アルカリ、珪酸アルカリ、
有機カルボン酸のアルカリ金属塩のような弱アル
カリ又は潜在性アルカリである。アルカリ剤の使
用量は主としてアルカリの種類、反応性染料の反
応基の種類等によつても異なるが、防抜染糊に対
して通常0.5〜12重量%であり、好ましくは1〜
10重量%である。もちろんアルカリ剤は2種以上
の組合せで使用してもよい。 又差し色に用いられるバツト染料としては還元
電位の高い染料が好適に使用される。バツト染料
を防抜染に用いる場合、還元ならびに差し色の染
着を促進する目的で通常吸湿剤(ヒドロトロープ
剤)が使用される。たとえばグリセリン、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチ
レングリコールやチオジエチレングリコールが例
示されるが、本法の如く地色にアルカリ可溶型分
散染料を使用する場合、アルカリ抜染用助剤が吸
湿剤を兼ねることができる。例えばアルキレンオ
キシド単位を連結員子とするアニオン化合物及び
又はそのエステルが広く挙げられる。 R{X〔(AO)nR′Y〕o}p ここでR:置換又は未置換のアルキル基、アリ
ール基、アラルキル基、アルキレン基、ア
リーレン基等 X:−O−、−COO−、−N=、−NR″−、−
S−、−CONR″−、−CON=、−
SONR″−、−SON=等 R′:アルキレン基、アリーレン基等の2価
の連結基 R″:水素原子又はアルキル基 A:アルキレン基 m:正の整数、好ましくは2〜20の整数 n:1又は2 p:1〜6の整数 Y:−SO3M、−PO(OM)2、−COOM、
【式】−PO(OM)(OR)、−
PO(OR)2等
R:アルキル基、アリール基、(−AO)−n
R等 R′′′′:アルキル基、アリール基、アシル基
等 M:水素原子、アルカリ金属、アンモニウム
基又は有機アミン基 更に具体的には脂肪酸、アルコール、アルキル
アミン、アルキルメルカプタン、脂肪酸アミド、
フエノール、アルキルスルホンアミド、アルキレ
ンジアミン等とアルキレンオキシドとの付加体の
硫酸エステル及びそのアルカリ塩、アンモニウム
塩類、脂肪酸、アルコール、アルキルアミン、ア
ルキルメルカプタン、脂肪酸アミド、フエノー
ル、アルキルスルホンアミド、アルキレンジアミ
ン等のアルキレンオキシド付加体のスルホン化物
等が例示される。 上記化合物に於るエチレンオキシド単位の一部
又は全部をプロピレンオキシド単位で置換しても
よく、更にそれらの一部をブチレンオキシド単位
等で置換してもよい。2種類以上のアルキレンオ
キシド単位を含むときは結合形態はブロツク、ラ
ンダムいずれであつてもよい。上記吸湿剤兼防抜
染助剤の使用量はP/C構造物の混合割合及び使
用染料濃度等によつても異なるが、0.5〜15重量
%が好ましく、更には2〜10重量%が特に好まし
い。 又還元剤としては、スーパライトC
(NaHSO2・CH2O・2H2O)、ZnSO2・CH2O・
H2O、レドールZW“Zn(HSO2・CH2O)2”、
ZnSO2・CH2O・H2O、Na2S2O5、ヒドロキシメ
タスルフイン酸の亜鉛塩、塩化第一錫、二酸化チ
オ尿素、酢酸第一錫に代表される有機錫化合物等
が使用される。 本発明においては上記のアルカリ可溶型分散染
料と付加反応型反応性染料を任意の方法により
P/C構造物の全面又は部分付与した後、上記バ
ツト染料、アルカリ剤及び還元剤を含む捺染糊を
差色処方として印捺、塗布等によりオーバープリ
ントする。地色の固着には場合によりトリクロル
酢酸ソーダの如き反応性染料の固着向上剤を併用
してもよい。以上は抜染について説明したが、地
色と差色の付与順序を逆にすることにより、すな
わち差色処方を印捺したP/C構造物に地色を全
面又は部分的にオーバープリントして着色防染す
ることもできる。地色及び差色を付与した後は通
常乾燥、固着処理が施される。 固着処理法としては、たとえば100〜150℃で2
〜10分間程度HTS(高温スチーミング)処理した
後190〜220℃で6〜90秒間程度サーモゾールする
方法、もしくは160〜180℃で5〜15分間程度
HTS処理する方法、あるいはHPS(高圧スチーミ
ング)で120〜130℃20〜30分間程度処理した後85
〜90℃で10〜60秒間RC(リダクシヨンクリーニン
グ)シヨツク又は室温15分間〜24時間のコールド
フイツクスする処理する方法等が例示される。濃
色染めにおいてはHTS処理に先立ち100〜150℃
2〜10分間程度のプレスチーミングすることもで
きる。しかし、ことに地色が淡色の場合プレスチ
ーミングは特に必要でない。固着処理後は通常バ
ツト染法同様水洗、酸化、水洗処理を施す。 以下実施例により、本発明を更に詳細に説明す
る。なお、実施例中の部および%は重量基準であ
る。 実施例 1 ポリエステル/綿混(65/35%)ブロードを下
記地色処方の染液に浸染し、絞り率60%に絞液後
中間乾燥し、次いで下記差色処方の捺染糊をフラ
ツトスクリーンにより花柄模様にオーバープリン
トし、乾燥してから105℃、7分のHTS処理、
170℃10分のHTS処理、さらに90℃30秒のRCシ
ヨツク処理を施して染料固着し、水洗、酸化、ソ
ーピングした。
R等 R′′′′:アルキル基、アリール基、アシル基
等 M:水素原子、アルカリ金属、アンモニウム
基又は有機アミン基 更に具体的には脂肪酸、アルコール、アルキル
アミン、アルキルメルカプタン、脂肪酸アミド、
フエノール、アルキルスルホンアミド、アルキレ
ンジアミン等とアルキレンオキシドとの付加体の
硫酸エステル及びそのアルカリ塩、アンモニウム
塩類、脂肪酸、アルコール、アルキルアミン、ア
ルキルメルカプタン、脂肪酸アミド、フエノー
ル、アルキルスルホンアミド、アルキレンジアミ
ン等のアルキレンオキシド付加体のスルホン化物
等が例示される。 上記化合物に於るエチレンオキシド単位の一部
又は全部をプロピレンオキシド単位で置換しても
よく、更にそれらの一部をブチレンオキシド単位
等で置換してもよい。2種類以上のアルキレンオ
キシド単位を含むときは結合形態はブロツク、ラ
ンダムいずれであつてもよい。上記吸湿剤兼防抜
染助剤の使用量はP/C構造物の混合割合及び使
用染料濃度等によつても異なるが、0.5〜15重量
%が好ましく、更には2〜10重量%が特に好まし
い。 又還元剤としては、スーパライトC
(NaHSO2・CH2O・2H2O)、ZnSO2・CH2O・
H2O、レドールZW“Zn(HSO2・CH2O)2”、
ZnSO2・CH2O・H2O、Na2S2O5、ヒドロキシメ
タスルフイン酸の亜鉛塩、塩化第一錫、二酸化チ
オ尿素、酢酸第一錫に代表される有機錫化合物等
が使用される。 本発明においては上記のアルカリ可溶型分散染
料と付加反応型反応性染料を任意の方法により
P/C構造物の全面又は部分付与した後、上記バ
ツト染料、アルカリ剤及び還元剤を含む捺染糊を
差色処方として印捺、塗布等によりオーバープリ
ントする。地色の固着には場合によりトリクロル
酢酸ソーダの如き反応性染料の固着向上剤を併用
してもよい。以上は抜染について説明したが、地
色と差色の付与順序を逆にすることにより、すな
わち差色処方を印捺したP/C構造物に地色を全
面又は部分的にオーバープリントして着色防染す
ることもできる。地色及び差色を付与した後は通
常乾燥、固着処理が施される。 固着処理法としては、たとえば100〜150℃で2
〜10分間程度HTS(高温スチーミング)処理した
後190〜220℃で6〜90秒間程度サーモゾールする
方法、もしくは160〜180℃で5〜15分間程度
HTS処理する方法、あるいはHPS(高圧スチーミ
ング)で120〜130℃20〜30分間程度処理した後85
〜90℃で10〜60秒間RC(リダクシヨンクリーニン
グ)シヨツク又は室温15分間〜24時間のコールド
フイツクスする処理する方法等が例示される。濃
色染めにおいてはHTS処理に先立ち100〜150℃
2〜10分間程度のプレスチーミングすることもで
きる。しかし、ことに地色が淡色の場合プレスチ
ーミングは特に必要でない。固着処理後は通常バ
ツト染法同様水洗、酸化、水洗処理を施す。 以下実施例により、本発明を更に詳細に説明す
る。なお、実施例中の部および%は重量基準であ
る。 実施例 1 ポリエステル/綿混(65/35%)ブロードを下
記地色処方の染液に浸染し、絞り率60%に絞液後
中間乾燥し、次いで下記差色処方の捺染糊をフラ
ツトスクリーンにより花柄模様にオーバープリン
トし、乾燥してから105℃、7分のHTS処理、
170℃10分のHTS処理、さらに90℃30秒のRCシ
ヨツク処理を施して染料固着し、水洗、酸化、ソ
ーピングした。
【表】
【表】
差色処方
15%ソルビトーゼC−5(スコルテン社、加工で
んぷん) 50部 炭酸カリウム 8部 ロンガリツトC(BASF社、還元剤) 8部 グリセリン 5部 ミケスレンブリリアントピンク・R(三井東圧社、
バツト染料) 4部水 25部 全量 100部 その結果、鮮明な赤色の地にピンクの花柄模様
を有する着色抜染品が得られた。又綿部の強度低
下もほとんどなかつた。洗濯堅牢度、耐塩素堅牢
度も良好であつた。 実施例 2 ポリエステル/ポリノジツクレーヨンステープ
ル混(65/35%)布を下記地色処方の染液に浸染
し、65%絞り率で絞液し中間乾燥した後、実施例
1の差色処方の捺染糊を印捺し、中間乾燥後165
℃10分間HTS処理後通常のコールド・フイツク
ス法で常温4時間染料固着して水洗、次いでバツ
ト染法における通常の酸化処理を施し、ソーピン
グした。 差色処方 カヤロンポリエステルブルーBD−Sコンク(日
本化薬社、アルカリ可溶型分散染料) 2部 スミフイツクスブルー2RB(住友化学社、ビニル
スルホン系反応性染料) 1部 5%アルギン酸ソーダ水溶液 10部水 87部 全量 100部 その結果、均一なブルー地にピンクの花柄模様
を有する鮮明着色抜染品が得られた。又洗濯堅牢
度、耐塩素堅牢度も良好であつた。 実施例 3 ポリエステル/綿混(65/35%)天竺を下記地
染め処方の染液及び差色処方の防染糊を用いて着
色防染後、実施例1と同様の固着処理、ソーピン
グを行つた。 地色処方 デイスパゾールブラツク2R−PC(リキツド)
(ICI社、アルカリ加水分解型分散染料) 10部 スミフイツクスブラツクB(住友化学社、ビニル
スルホン系反応性染料) 5部 1%アルギン酸ソーダ水溶液 50部水 35部 全量 100部
んぷん) 50部 炭酸カリウム 8部 ロンガリツトC(BASF社、還元剤) 8部 グリセリン 5部 ミケスレンブリリアントピンク・R(三井東圧社、
バツト染料) 4部水 25部 全量 100部 その結果、鮮明な赤色の地にピンクの花柄模様
を有する着色抜染品が得られた。又綿部の強度低
下もほとんどなかつた。洗濯堅牢度、耐塩素堅牢
度も良好であつた。 実施例 2 ポリエステル/ポリノジツクレーヨンステープ
ル混(65/35%)布を下記地色処方の染液に浸染
し、65%絞り率で絞液し中間乾燥した後、実施例
1の差色処方の捺染糊を印捺し、中間乾燥後165
℃10分間HTS処理後通常のコールド・フイツク
ス法で常温4時間染料固着して水洗、次いでバツ
ト染法における通常の酸化処理を施し、ソーピン
グした。 差色処方 カヤロンポリエステルブルーBD−Sコンク(日
本化薬社、アルカリ可溶型分散染料) 2部 スミフイツクスブルー2RB(住友化学社、ビニル
スルホン系反応性染料) 1部 5%アルギン酸ソーダ水溶液 10部水 87部 全量 100部 その結果、均一なブルー地にピンクの花柄模様
を有する鮮明着色抜染品が得られた。又洗濯堅牢
度、耐塩素堅牢度も良好であつた。 実施例 3 ポリエステル/綿混(65/35%)天竺を下記地
染め処方の染液及び差色処方の防染糊を用いて着
色防染後、実施例1と同様の固着処理、ソーピン
グを行つた。 地色処方 デイスパゾールブラツク2R−PC(リキツド)
(ICI社、アルカリ加水分解型分散染料) 10部 スミフイツクスブラツクB(住友化学社、ビニル
スルホン系反応性染料) 5部 1%アルギン酸ソーダ水溶液 50部水 35部 全量 100部
【表】
その結果、均一な黒地色に紫色の着色防染され
た鮮明な花柄模様が得られた。又洗濯堅牢度、耐
塩素堅牢度も良好であつた。 実施例 4 ポリエステル/綿混(65/35)ブロードを下記
地色処方の染液に浸漬し、絞り率60%に絞液後中
間乾燥し、次いで下記差色処方の捺染糊をフラツ
トスクリーンにより花柄模様にオーバープリント
し、乾燥してから160℃で15分間HTS処理して染
料固着し水洗、酸化、ソーピングした。
た鮮明な花柄模様が得られた。又洗濯堅牢度、耐
塩素堅牢度も良好であつた。 実施例 4 ポリエステル/綿混(65/35)ブロードを下記
地色処方の染液に浸漬し、絞り率60%に絞液後中
間乾燥し、次いで下記差色処方の捺染糊をフラツ
トスクリーンにより花柄模様にオーバープリント
し、乾燥してから160℃で15分間HTS処理して染
料固着し水洗、酸化、ソーピングした。
【表】
差色処方
12%メイプロガムNP(メイホール社、グアガム)
25部 15%ソルビトーゼC−5 25部 ミケスレンオレンジR(三井東圧社、バツト染料)
5部 炭酸カリウム 6部 ロンガリツトC 6部 エチレングリコール 4部水 29部 全量 100部 その結果、得られた染色布は均一な赤色の地に
オレンジの花柄模様を有する鮮明な差色抜染品で
あつた。又洗濯堅牢度、耐塩素堅牢度も良好であ
つた。
25部 15%ソルビトーゼC−5 25部 ミケスレンオレンジR(三井東圧社、バツト染料)
5部 炭酸カリウム 6部 ロンガリツトC 6部 エチレングリコール 4部水 29部 全量 100部 その結果、得られた染色布は均一な赤色の地に
オレンジの花柄模様を有する鮮明な差色抜染品で
あつた。又洗濯堅牢度、耐塩素堅牢度も良好であ
つた。
Claims (1)
- 1 ポリエステル・セルロース繊維混合構造物
に、(a)アルカリ可溶型分散染料および(b)付加反応
型反応性染料を必須成分とする染液又は捺染糊を
付与した後(c)バツト染料、(d)アルカリ剤及び(e)還
元剤を必須成分とする染液又は捺染糊を印捺又は
部分付与するか、もしくは上記(c)、(d)および(e)成
分を必須成分とする染液又は捺染糊を印捺又は部
分付与した後上記(a)および(b)成分を必須成分とす
る染液又は捺染糊を付与し、次いで乾燥、固着処
理することを特徴とするポリエステル・セルロー
ス繊維混合構造物の防抜染法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56204035A JPS58104293A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | ポリエステル・セルロ−ス繊維混合構造物の防抜染法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56204035A JPS58104293A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | ポリエステル・セルロ−ス繊維混合構造物の防抜染法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58104293A JPS58104293A (ja) | 1983-06-21 |
| JPH0146638B2 true JPH0146638B2 (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=16483667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56204035A Granted JPS58104293A (ja) | 1981-12-16 | 1981-12-16 | ポリエステル・セルロ−ス繊維混合構造物の防抜染法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58104293A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61194284A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-28 | 東洋紡績株式会社 | 防抜染された繊維複合構造物及びその製造方法 |
| JP4767451B2 (ja) * | 2001-08-09 | 2011-09-07 | 帝国繊維株式会社 | セルロース系繊維とポリエステル系繊維とからなる繊維製品の捺染方法 |
| JP2007224128A (ja) * | 2006-02-22 | 2007-09-06 | Shima Seiki Mfg Ltd | 抜染インク、インクジェット抜染方法および抜染対象物 |
| EP4053331A1 (en) * | 2021-03-04 | 2022-09-07 | Archroma IP GmbH | Formaldehyde-free, aqueous composition for discharge printing of fabric |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55163286A (en) * | 1979-06-08 | 1980-12-19 | Mitsubishi Rayon Co | Coloring discharge style of polyester fiber and cellulosic fiber blended fabric |
| JPS5848674B2 (ja) * | 1979-11-22 | 1983-10-29 | 東洋紡績株式会社 | ポリエステル・セルロ−ス繊維混合構造物の着色防抜染法 |
| JPS56159379A (en) * | 1980-05-12 | 1981-12-08 | Toyo Boseki | Coloring resist and discharge style of polyester . cellulose fiber blended structure |
-
1981
- 1981-12-16 JP JP56204035A patent/JPS58104293A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58104293A (ja) | 1983-06-21 |
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