JPH0146986B2 - - Google Patents
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- JPH0146986B2 JPH0146986B2 JP55000418A JP41880A JPH0146986B2 JP H0146986 B2 JPH0146986 B2 JP H0146986B2 JP 55000418 A JP55000418 A JP 55000418A JP 41880 A JP41880 A JP 41880A JP H0146986 B2 JPH0146986 B2 JP H0146986B2
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- electrode
- electrodes
- focusing
- anode
- voltage
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/58—Arrangements for focusing or reflecting ray or beam
- H01J29/62—Electrostatic lenses
- H01J29/622—Electrostatic lenses producing fields exhibiting symmetry of revolution
- H01J29/624—Electrostatic lenses producing fields exhibiting symmetry of revolution co-operating with or closely associated to an electron gun
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複数の電子ビームを発生するカラー陰
極線管の多電子銃電極構体、特に電気的、構造的
に共通で各電子ビーム通路には実質的に個別、或
いは共通の電子レンズを形成する一体化電極を備
えた電子銃電極構体に関するものである。
極線管の多電子銃電極構体、特に電気的、構造的
に共通で各電子ビーム通路には実質的に個別、或
いは共通の電子レンズを形成する一体化電極を備
えた電子銃電極構体に関するものである。
電子銃電極構体の組立作業の簡易化、組立精度
の向上、或いはカラー陰極線管の電子銃が封止さ
れる硝子外囲器頚部の径小化に伴う電子銃電極構
体の占有体積の縮小化を実現する手段として電気
的、構造的に共通で各電子ビーム通路には実質的
に個別、或いは共通の電子レンズを形成する一体
化電極を備えた電子銃電極構体が一般に用いられ
ている。更に電子ビームに対する電子銃主電子レ
ンズの集束特性を大幅に改善する手段として、一
つの主電子レンズによらず複数の電子レンズを組
合せた多段集束型電子レンズを備えた電子銃電極
構体が用いられているが、その電極構成によつて
は電極の軸方向長さが対向電極間隙と同程度、或
いはそれ以下となる電極があり、その電極の熱容
量は他の電極と比べて著しく小さくなり、又電極
支持子間の相互距離も対向電極間隙と同程度なる
ことがある。電子銃の動作時には前記電極間に異
つた高電圧が印加され、各対向電極間に大きな電
位差が生じるため電極相互間の耐電圧特性は良好
でなければならない。従がつて陰極線管製造工程
中、上述の高電位差の生じる電極間の耐電圧特性
を向上させるために高電圧処理が行われるが、複
数の電極間に大きな熱容量の差があつたり、電極
支持体間の相互距離に大きな差があると、電極間
を十分高電圧処理が出来ず、電極相互間の耐電圧
特性は著しく劣化する。
の向上、或いはカラー陰極線管の電子銃が封止さ
れる硝子外囲器頚部の径小化に伴う電子銃電極構
体の占有体積の縮小化を実現する手段として電気
的、構造的に共通で各電子ビーム通路には実質的
に個別、或いは共通の電子レンズを形成する一体
化電極を備えた電子銃電極構体が一般に用いられ
ている。更に電子ビームに対する電子銃主電子レ
ンズの集束特性を大幅に改善する手段として、一
つの主電子レンズによらず複数の電子レンズを組
合せた多段集束型電子レンズを備えた電子銃電極
構体が用いられているが、その電極構成によつて
は電極の軸方向長さが対向電極間隙と同程度、或
いはそれ以下となる電極があり、その電極の熱容
量は他の電極と比べて著しく小さくなり、又電極
支持子間の相互距離も対向電極間隙と同程度なる
ことがある。電子銃の動作時には前記電極間に異
つた高電圧が印加され、各対向電極間に大きな電
位差が生じるため電極相互間の耐電圧特性は良好
でなければならない。従がつて陰極線管製造工程
中、上述の高電位差の生じる電極間の耐電圧特性
を向上させるために高電圧処理が行われるが、複
数の電極間に大きな熱容量の差があつたり、電極
支持体間の相互距離に大きな差があると、電極間
を十分高電圧処理が出来ず、電極相互間の耐電圧
特性は著しく劣化する。
従来用いられている多段集束型電子レンズを備
えた電子銃電極構体の一つについて第1図〜第3
図に従がつて説明する。第1図及び第2図は従来
用いられている同一平面内に互に電気的に絶縁さ
れて等間隔距離を保つて陰極が配列されたインラ
イン型で、主電子レンズが3個のバイ・ポテンシ
ヤル・フオーカス電子レンズを積重ねた多段集束
型電子レンズ方式を採る電子銃電極構体1の夫々
正面図及び側面図、第3図は第1図に示すA−A
断面を示す。
えた電子銃電極構体の一つについて第1図〜第3
図に従がつて説明する。第1図及び第2図は従来
用いられている同一平面内に互に電気的に絶縁さ
れて等間隔距離を保つて陰極が配列されたインラ
イン型で、主電子レンズが3個のバイ・ポテンシ
ヤル・フオーカス電子レンズを積重ねた多段集束
型電子レンズ方式を採る電子銃電極構体1の夫々
正面図及び側面図、第3図は第1図に示すA−A
断面を示す。
電子銃電極構体1は同一平面内に互に絶縁され
て等間隔距離を保つて一列に配列された陰極構体
10と、これに対向して電子ビーム進行方向に順
次配置される電気的に共通な制御電極であるG1
電極11、及び陰極より射出された熱電子ビーム
の加速電極であるG2電極12、電気的、構造的
に共通で各電子ビーム通路には実質的に独立した
電子レンズを形成する一体化電極からなる第1集
束電極であるG3電極13、第1陽極電極である
G4電極14、第2集束電極であるG5電極15、
第2陽極電極であるG6電極16で構成されてい
る。
て等間隔距離を保つて一列に配列された陰極構体
10と、これに対向して電子ビーム進行方向に順
次配置される電気的に共通な制御電極であるG1
電極11、及び陰極より射出された熱電子ビーム
の加速電極であるG2電極12、電気的、構造的
に共通で各電子ビーム通路には実質的に独立した
電子レンズを形成する一体化電極からなる第1集
束電極であるG3電極13、第1陽極電極である
G4電極14、第2集束電極であるG5電極15、
第2陽極電極であるG6電極16で構成されてい
る。
各電極は絶縁物支持杆19との融着強度を高め
るために複数の切欠部18Aを先端に設けた支持
子18を持ち、支持子18の切欠部18Aを二本
の直方柱状絶縁支持杆19へ埋込んで融着するこ
とにより各電極間隔が所定寸法に保持固定されて
いる。G4電極14とG6電極16は給電線17A
により同電位となるように接続され、図示しない
が電子銃電極構体1が封止される陰極線管硝子外
囲器漏斗状部に配設された陽極端子に接続された
内部導電性被膜から20〜30KV程度の高電圧の陽
極電圧が供給され、G3電極13とG5電極15は
給電線17Bにより同電位とされ、図示されてい
ないが電子銃電極構体1が支持固定されるステム
の給電ピンから陽極電圧の20〜40%程度の集束電
圧が供給され、他の電極もステムの給電ピンより
所定電圧が供給される様に互にステムの給電ピン
に接続される。陰極10より放射された電子ビー
ムはG1電極11とG2電極12付近に形成される
クロス・オーバ点より発散され、G2電極12と
G3電極13間に形成されるブリ・フオーカス・
レンズで予備集束された後、G3電極13とG4電
極14、G4電極14とG5電極15、G5電極15
とG6電極16の電極間隙に形成される主フオー
カス・レンズとなる夫々独立した3個のバイ・ポ
テンシヤル型レンズで三段に順次集束され、螢光
面上で最小のビーム・スポツト断面積を持つよう
に集束電極であるG3電極13及びG5電極15に
印加される集束電圧が調整される。プリ・フオー
カス電子レンズで予備集束された電子ビームは3
個の主フオーカス・レンズで三段に集束されるた
め、主フオーカス・レンズは従来用いられている
電子銃に於ける1個からなる主フオーカス・レン
ズより夫々のレンズ強度は弱く出来る。従がつて
3個の主電子レンズで徐々に電子ビームを集束出
来て、主電子レンズ系の球面収差は極めて小さく
なり、陰極線管動作時の高輝度画面となる大ビー
ム電流時に於ても電子ビーム束は各主電子レンズ
の収差の小さい中心部を通過することになり、細
く集束されたビーム束が得られ、螢光面上には高
輝度画面であつても高解像度の受像画像が得られ
る。
るために複数の切欠部18Aを先端に設けた支持
子18を持ち、支持子18の切欠部18Aを二本
の直方柱状絶縁支持杆19へ埋込んで融着するこ
とにより各電極間隔が所定寸法に保持固定されて
いる。G4電極14とG6電極16は給電線17A
により同電位となるように接続され、図示しない
が電子銃電極構体1が封止される陰極線管硝子外
囲器漏斗状部に配設された陽極端子に接続された
内部導電性被膜から20〜30KV程度の高電圧の陽
極電圧が供給され、G3電極13とG5電極15は
給電線17Bにより同電位とされ、図示されてい
ないが電子銃電極構体1が支持固定されるステム
の給電ピンから陽極電圧の20〜40%程度の集束電
圧が供給され、他の電極もステムの給電ピンより
所定電圧が供給される様に互にステムの給電ピン
に接続される。陰極10より放射された電子ビー
ムはG1電極11とG2電極12付近に形成される
クロス・オーバ点より発散され、G2電極12と
G3電極13間に形成されるブリ・フオーカス・
レンズで予備集束された後、G3電極13とG4電
極14、G4電極14とG5電極15、G5電極15
とG6電極16の電極間隙に形成される主フオー
カス・レンズとなる夫々独立した3個のバイ・ポ
テンシヤル型レンズで三段に順次集束され、螢光
面上で最小のビーム・スポツト断面積を持つよう
に集束電極であるG3電極13及びG5電極15に
印加される集束電圧が調整される。プリ・フオー
カス電子レンズで予備集束された電子ビームは3
個の主フオーカス・レンズで三段に集束されるた
め、主フオーカス・レンズは従来用いられている
電子銃に於ける1個からなる主フオーカス・レン
ズより夫々のレンズ強度は弱く出来る。従がつて
3個の主電子レンズで徐々に電子ビームを集束出
来て、主電子レンズ系の球面収差は極めて小さく
なり、陰極線管動作時の高輝度画面となる大ビー
ム電流時に於ても電子ビーム束は各主電子レンズ
の収差の小さい中心部を通過することになり、細
く集束されたビーム束が得られ、螢光面上には高
輝度画面であつても高解像度の受像画像が得られ
る。
ここに主電子レンズの一部を構成するG5電極
15を例に採り詳細にその電極支持構造を見る
と、第3図に電子ビーム進行方向に垂直な断面で
示す様に一直線上に整列して中央及び両外側電子
ビーム透過孔として穿設された三つの開孔15
R,15G,15Bの配列方向に長く、配列方向
の直角方向に短い略々長方形、或いは長円形状を
呈した閉塞端面及び筒側部とを持つた閉塞筒状体
であり、開放端には筒側部に連続して直角に張出
された鍔状縁15Aが一体に形成され、長辺側の
鍔状縁15Aには絶縁物支持杆19との融着強度
を高めるために複数の切欠部18Aを先端に設け
て電極支持子18を構成し、二つの閉塞筒状体電
極が鍔状縁15Aで夫々重ね合せられている。
15を例に採り詳細にその電極支持構造を見る
と、第3図に電子ビーム進行方向に垂直な断面で
示す様に一直線上に整列して中央及び両外側電子
ビーム透過孔として穿設された三つの開孔15
R,15G,15Bの配列方向に長く、配列方向
の直角方向に短い略々長方形、或いは長円形状を
呈した閉塞端面及び筒側部とを持つた閉塞筒状体
であり、開放端には筒側部に連続して直角に張出
された鍔状縁15Aが一体に形成され、長辺側の
鍔状縁15Aには絶縁物支持杆19との融着強度
を高めるために複数の切欠部18Aを先端に設け
て電極支持子18を構成し、二つの閉塞筒状体電
極が鍔状縁15Aで夫々重ね合せられている。
上述の様にG4電極14とG6電極16に高電圧
の陽極電圧が、G3電極13とG5電極15には集
束電圧として陽極電圧の20〜40%程度の中高電圧
が印加される。即ちG3電極13乃至G6電極16
迄の電極間には高電圧の陽極電圧と中高電圧の集
束電圧とが周期的に印加されて、G3電極13と
G4電極14、G4電極14とG5電極15及びG5
電極15とG6電極16間には大きな電位差を生
じるため、対向する電極相互間隔及び絶縁物支持
杆19に埋設される支持子相互間隔の大きさは耐
電圧特性に大きく影響する。G3電極13とG4電
極14、G4電極14とG5電極15及びG5電極1
5とG6電極16の各電極相互間隔a1a2a3は耐電
圧特性上大きい程よいが、余り大きいと外部電界
の侵入の影響を受け、電子ビーム通過中の電子ビ
ーム径路を不所望に曲げてしまうため、この影響
を受けない大きさで、且つ等しい大きさに選定さ
れている。一方G3電極13、G4電極14、G5電
極15、G6電極16の各電極支持子18相互間
の耐電圧特性は絶縁物支持杆19の組成による固
着抵抗値及び表面状態等による表面抵抗値に応じ
て流れる微小漏洩電流で決まるため、G3電極1
3とG4電極14、G4電極14とG5電極15、
G5電極15とG6電極16の電極支持子18間距
離A1A2A3は可能の限り大きくして、絶縁物支持
杆19に沿つた最短漏洩電流径路は大きいことが
望ましいが、これはフオーカス特性から決まる各
電極の軸方向長さ、及び電極相互間隔a1a2a3で決
定される。通常上記電極間隔a1a2a3は0.8〜1.5mm
程度に選定され、対向電極面の表面状態は電子銃
電極構体及び陰極線管の製造工程に於ける処理で
耐電圧上問題ない清浄な表面とすることが可能で
あり、且つ陰極線管は高真空中で動作することを
考慮すれば50〜80KV程度の耐電圧特性を有する
ことになり、電極間隔の大きさは耐電圧特性上余
り問題ではなく、寧ろ電極間の耐電圧特性を決定
する主要因は絶縁物支持杆19表面に沿つた電極
支持子間距離であると云える。
の陽極電圧が、G3電極13とG5電極15には集
束電圧として陽極電圧の20〜40%程度の中高電圧
が印加される。即ちG3電極13乃至G6電極16
迄の電極間には高電圧の陽極電圧と中高電圧の集
束電圧とが周期的に印加されて、G3電極13と
G4電極14、G4電極14とG5電極15及びG5
電極15とG6電極16間には大きな電位差を生
じるため、対向する電極相互間隔及び絶縁物支持
杆19に埋設される支持子相互間隔の大きさは耐
電圧特性に大きく影響する。G3電極13とG4電
極14、G4電極14とG5電極15及びG5電極1
5とG6電極16の各電極相互間隔a1a2a3は耐電
圧特性上大きい程よいが、余り大きいと外部電界
の侵入の影響を受け、電子ビーム通過中の電子ビ
ーム径路を不所望に曲げてしまうため、この影響
を受けない大きさで、且つ等しい大きさに選定さ
れている。一方G3電極13、G4電極14、G5電
極15、G6電極16の各電極支持子18相互間
の耐電圧特性は絶縁物支持杆19の組成による固
着抵抗値及び表面状態等による表面抵抗値に応じ
て流れる微小漏洩電流で決まるため、G3電極1
3とG4電極14、G4電極14とG5電極15、
G5電極15とG6電極16の電極支持子18間距
離A1A2A3は可能の限り大きくして、絶縁物支持
杆19に沿つた最短漏洩電流径路は大きいことが
望ましいが、これはフオーカス特性から決まる各
電極の軸方向長さ、及び電極相互間隔a1a2a3で決
定される。通常上記電極間隔a1a2a3は0.8〜1.5mm
程度に選定され、対向電極面の表面状態は電子銃
電極構体及び陰極線管の製造工程に於ける処理で
耐電圧上問題ない清浄な表面とすることが可能で
あり、且つ陰極線管は高真空中で動作することを
考慮すれば50〜80KV程度の耐電圧特性を有する
ことになり、電極間隔の大きさは耐電圧特性上余
り問題ではなく、寧ろ電極間の耐電圧特性を決定
する主要因は絶縁物支持杆19表面に沿つた電極
支持子間距離であると云える。
然るに従来はG3電極13、G4電極14、G5電
極15は必要とする軸方向長さを二等分した長さ
を持つた二つの閉塞筒状体電極13-1,13-2,
14-1,14-2,15-1,15-2をその鍔状縁を
重ね合せて夫々形成されていたため、第2図に示
す様にG3電極13、G4電極14、G5電極15、
G6電極16の各電極支持子18間隔A1A2A3は不
等長となり、特にフオーカス特性から決る電極構
成によつては、或る電極の軸方向長さが他の電極
のそれより著しく短くなり(第2図の場合では
G4電極14)、この電極に隣接した電極の夫々の
電極支持子間隔A1A2は他の間隔A3に比べて短く
なり、絶縁物支持杆19に沿つた電極支持子18
間に形成される最短漏洩電流経路に長短が生じ
る。この内の最小径路が電極間に印加される高電
圧に対する耐電圧に不十分の長さであつたり、或
いは陰極線管製造工程中、上述の高電位差の生じ
る電極間の耐電圧特性を向上させるため、実際に
使用される陽極定格電圧の数倍相当の高電圧を印
加して、電極表面の微小突起や、汚れ等を除去す
る高電圧処理工程があるが、この時電極支持子間
の最短漏洩電流経路中の最小径路に高負荷がかか
り、漏洩電流がこの間に集中する為余り大きな高
電圧を印加して高電圧処理が出来ず、耐電圧特性
は良好でなくなる。
極15は必要とする軸方向長さを二等分した長さ
を持つた二つの閉塞筒状体電極13-1,13-2,
14-1,14-2,15-1,15-2をその鍔状縁を
重ね合せて夫々形成されていたため、第2図に示
す様にG3電極13、G4電極14、G5電極15、
G6電極16の各電極支持子18間隔A1A2A3は不
等長となり、特にフオーカス特性から決る電極構
成によつては、或る電極の軸方向長さが他の電極
のそれより著しく短くなり(第2図の場合では
G4電極14)、この電極に隣接した電極の夫々の
電極支持子間隔A1A2は他の間隔A3に比べて短く
なり、絶縁物支持杆19に沿つた電極支持子18
間に形成される最短漏洩電流経路に長短が生じ
る。この内の最小径路が電極間に印加される高電
圧に対する耐電圧に不十分の長さであつたり、或
いは陰極線管製造工程中、上述の高電位差の生じ
る電極間の耐電圧特性を向上させるため、実際に
使用される陽極定格電圧の数倍相当の高電圧を印
加して、電極表面の微小突起や、汚れ等を除去す
る高電圧処理工程があるが、この時電極支持子間
の最短漏洩電流経路中の最小径路に高負荷がかか
り、漏洩電流がこの間に集中する為余り大きな高
電圧を印加して高電圧処理が出来ず、耐電圧特性
は良好でなくなる。
更に上述の高電圧処理工程では陽極電極である
G6電極16、G4電極14に陽極定格電圧の数倍
の高電圧を印加し、これ以外の他電極、即ち集束
電極であるG5電極15、G3電極13及びG2電極
12、G1電極11、陰極10は接地電位に保た
れている。主電子レンズ電極相互間隔a1a2a3は通
常0.8〜1.5mm程度で、高電圧処理電圧は50〜
80KV程度であり、従がつて主電子レンズ電極相
互間には50〜100MV/mの強電界がかかること
になり、いわゆる冷陰極放出作用により高電位電
極であるG6電極16、G4電極14から接地電位
であるG5電極15、G3電極13に向う冷陰極放
出電流が流入する。換言すれば第2図中矢印Bで
示す様に冷陰極放出電子が接地電位にあるG5電
極15、G3電極13から高電位にあるG6電極1
6、G4電極14へ流入することになり、しかも
電子は強電界で高速度に加速され、G6電極16、
G4電極14の接地電位にある電極に対向する電
極表面に激突し、電子の運動エネルギーは熱に変
換されて、その熱で高電圧処理期間中電極は加熱
され続け、G6電極16、G4電極14の電極表面
温度は急激に上昇していく。特に第2図中矢印B
で示す様に高電圧処理工程中、接地電位にある
G3電極13、G5電極15にはさまれたG4電極1
4にはG3電極13とG5電極15から電子が激突
し、両面が加熱されることになり、片面だけ加熱
されるG6電極16より2倍加熱される。更に主
電子レンズ電極構成の設計寸法から決定される電
極の軸方向長さが、他の電極や電極間隔に対して
著しく短い第2図に示すG4電極14は他の電極
と比べて熱容量も著しく小さいため、激突する電
子により赤熱するに至る迄加熱され、同時に電極
支持部18も赤熱され、その局部的熱で絶縁物支
持杆19を局部的に歪ませて、その結果絶縁物支
持杆19に割目を形成したり、或いはこれを破壊
する迄に至り、電子銃電極構体1を機械的、電気
的に不良にしてしまう。従がつて高電圧処理の条
件は絶縁物支持杆19の破壊防止を考慮したG4
電極14に対向するG3電極13、G5電極15の
電極間処理条件に制限され、そのために耐電圧品
位は不十分であつた。
G6電極16、G4電極14に陽極定格電圧の数倍
の高電圧を印加し、これ以外の他電極、即ち集束
電極であるG5電極15、G3電極13及びG2電極
12、G1電極11、陰極10は接地電位に保た
れている。主電子レンズ電極相互間隔a1a2a3は通
常0.8〜1.5mm程度で、高電圧処理電圧は50〜
80KV程度であり、従がつて主電子レンズ電極相
互間には50〜100MV/mの強電界がかかること
になり、いわゆる冷陰極放出作用により高電位電
極であるG6電極16、G4電極14から接地電位
であるG5電極15、G3電極13に向う冷陰極放
出電流が流入する。換言すれば第2図中矢印Bで
示す様に冷陰極放出電子が接地電位にあるG5電
極15、G3電極13から高電位にあるG6電極1
6、G4電極14へ流入することになり、しかも
電子は強電界で高速度に加速され、G6電極16、
G4電極14の接地電位にある電極に対向する電
極表面に激突し、電子の運動エネルギーは熱に変
換されて、その熱で高電圧処理期間中電極は加熱
され続け、G6電極16、G4電極14の電極表面
温度は急激に上昇していく。特に第2図中矢印B
で示す様に高電圧処理工程中、接地電位にある
G3電極13、G5電極15にはさまれたG4電極1
4にはG3電極13とG5電極15から電子が激突
し、両面が加熱されることになり、片面だけ加熱
されるG6電極16より2倍加熱される。更に主
電子レンズ電極構成の設計寸法から決定される電
極の軸方向長さが、他の電極や電極間隔に対して
著しく短い第2図に示すG4電極14は他の電極
と比べて熱容量も著しく小さいため、激突する電
子により赤熱するに至る迄加熱され、同時に電極
支持部18も赤熱され、その局部的熱で絶縁物支
持杆19を局部的に歪ませて、その結果絶縁物支
持杆19に割目を形成したり、或いはこれを破壊
する迄に至り、電子銃電極構体1を機械的、電気
的に不良にしてしまう。従がつて高電圧処理の条
件は絶縁物支持杆19の破壊防止を考慮したG4
電極14に対向するG3電極13、G5電極15の
電極間処理条件に制限され、そのために耐電圧品
位は不十分であつた。
本発明の目的は、上述の欠点を除去し、電極相
互間の耐電圧処理を良好に行なえて耐電圧特性の
よい電子銃電極構体を提供することである。
互間の耐電圧処理を良好に行なえて耐電圧特性の
よい電子銃電極構体を提供することである。
本発明の陰極線管電子銃電極構体は、陰極構体
と、制御電極と、加速電極と、軸方向の長さが異
なる二つの閉塞筒状体電極をその電極支持子用の
鍔状縁で重ね合せて形成された第1集束電極、第
1陽極電極および第2集束電極と、一個の閉塞筒
状体電極よりなる第2陽極電極とがそれらの電極
支持子を絶縁物支持杆に埋設することにより、こ
の順序で配設されており、かつ第1陽極電極とそ
の両側の第1集束電極および第2集束電極との相
互の電極対向面間隔が共に第2集束電極と第2陽
極電極との相互の電極対向面間隔より大きく設定
され、さらに第1集束電極、第1陽極電極、第2
集束電極および第2陽極電極の電極支持子相互間
の最小の間隔が、軸方向の長さが等しい二つの閉
塞筒状体電極をその電極支持子用の鍔状縁で重ね
合せて第1集束電極、第1陽極電極および第2集
束電極を形成し、これらの電極対向面間隔を等し
くした場合の電極支持子相互間の最小の間隔より
大きく設定されていることを特徴とする。
と、制御電極と、加速電極と、軸方向の長さが異
なる二つの閉塞筒状体電極をその電極支持子用の
鍔状縁で重ね合せて形成された第1集束電極、第
1陽極電極および第2集束電極と、一個の閉塞筒
状体電極よりなる第2陽極電極とがそれらの電極
支持子を絶縁物支持杆に埋設することにより、こ
の順序で配設されており、かつ第1陽極電極とそ
の両側の第1集束電極および第2集束電極との相
互の電極対向面間隔が共に第2集束電極と第2陽
極電極との相互の電極対向面間隔より大きく設定
され、さらに第1集束電極、第1陽極電極、第2
集束電極および第2陽極電極の電極支持子相互間
の最小の間隔が、軸方向の長さが等しい二つの閉
塞筒状体電極をその電極支持子用の鍔状縁で重ね
合せて第1集束電極、第1陽極電極および第2集
束電極を形成し、これらの電極対向面間隔を等し
くした場合の電極支持子相互間の最小の間隔より
大きく設定されていることを特徴とする。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を詳細
に説明する。第4図は本発明の実施例を示す電子
銃電極構体の側面図であり、説明を簡略にするた
め従来と同一のものには同一符号を付ける。
に説明する。第4図は本発明の実施例を示す電子
銃電極構体の側面図であり、説明を簡略にするた
め従来と同一のものには同一符号を付ける。
電子銃電極構体2は同一平面内に互に絶縁され
て等間隔距離を保つて一列に配列された陰極構体
10と、これに対向して電子ビーム進行方向に順
次配置される電気的に共通な制御電極であるG1
電極11、及び陰極より射出された熱電子ビーム
の加速電極であるG2電極12、電気的、構造的
に共通で各電子ビーム通路には実質的に独立した
電子レンズを形成する一体化電極からなる第1集
束電極であるG3電極23、第1陽極電極である
第4電極24、第2集束電極であるG5電極25、
第2陽極電極であるG6電極26で従来と同様に
構成されている。各電極は絶縁支持杆19への埋
設部の形成された支持子18を持ち、各支持子1
8の埋設部を二本の絶縁物支持杆19へ埋込んで
融着することにより各電極間隔が所定寸法に保持
固定されている。従来と同様に第4電極24と
G6電極26は図示されていないが給電線で同電
位とされ、20〜30KV程度の高電圧の陽極電圧が
供給され、G3電極23とG5電極25は給電線に
より同電位とされ陽極電圧の20〜40%程の集束電
圧が供給される。
て等間隔距離を保つて一列に配列された陰極構体
10と、これに対向して電子ビーム進行方向に順
次配置される電気的に共通な制御電極であるG1
電極11、及び陰極より射出された熱電子ビーム
の加速電極であるG2電極12、電気的、構造的
に共通で各電子ビーム通路には実質的に独立した
電子レンズを形成する一体化電極からなる第1集
束電極であるG3電極23、第1陽極電極である
第4電極24、第2集束電極であるG5電極25、
第2陽極電極であるG6電極26で従来と同様に
構成されている。各電極は絶縁支持杆19への埋
設部の形成された支持子18を持ち、各支持子1
8の埋設部を二本の絶縁物支持杆19へ埋込んで
融着することにより各電極間隔が所定寸法に保持
固定されている。従来と同様に第4電極24と
G6電極26は図示されていないが給電線で同電
位とされ、20〜30KV程度の高電圧の陽極電圧が
供給され、G3電極23とG5電極25は給電線に
より同電位とされ陽極電圧の20〜40%程の集束電
圧が供給される。
然るにG3電極23,G4電極24,G5電極2
5,G6電極26の軸方向の全長、電極構造は従
来と全く同様であるが、電極相互間隔が不等間隔
であり、且つ夫々の電極を構成している各組の閉
塞筒状体電極の軸方向長さは異なる長さにされて
いる。
5,G6電極26の軸方向の全長、電極構造は従
来と全く同様であるが、電極相互間隔が不等間隔
であり、且つ夫々の電極を構成している各組の閉
塞筒状体電極の軸方向長さは異なる長さにされて
いる。
先ず電極相互間隔はG3電極23とG4電極2
4,G4電極24とG5電極25及びG5電極25と
G6電極26の各電極相互間隔を夫々b1b2b3とし、
対応する従来の電子銃電極構体1の電極間隔をa1
=a2=a3とすると、 b1=b2≧a,b1=b2>b3 の関係を満足するように設定されている。即ち陰
極線管製造工程中の高電圧処理時に接地電位され
るG3電極23、G5電極25に両側からはさまれ
る高電位電極となるG4電極24に対向する電極
間隔b1,b2を従来の対応する電極間隔と等しい
か、それ以上とし、接地電位にされるG5電極2
5と片側だけ対向する高電位電極となるG6電極
26との電極間隔b3を前記電極間隔b1,b2より小
さく設定する。但し電極相互間隔b1,b2は余り大
きいと外部電界の侵入の影響を受け、電子ビーム
通過孔中の電子ビーム径路を不所望に曲げてしま
うため、この影響を受けない大きさに選定し、b3
は余り小さいと電極相互間の耐電圧特性を劣化さ
せるため、これを劣化させることのない大きさに
選定されている。
4,G4電極24とG5電極25及びG5電極25と
G6電極26の各電極相互間隔を夫々b1b2b3とし、
対応する従来の電子銃電極構体1の電極間隔をa1
=a2=a3とすると、 b1=b2≧a,b1=b2>b3 の関係を満足するように設定されている。即ち陰
極線管製造工程中の高電圧処理時に接地電位され
るG3電極23、G5電極25に両側からはさまれ
る高電位電極となるG4電極24に対向する電極
間隔b1,b2を従来の対応する電極間隔と等しい
か、それ以上とし、接地電位にされるG5電極2
5と片側だけ対向する高電位電極となるG6電極
26との電極間隔b3を前記電極間隔b1,b2より小
さく設定する。但し電極相互間隔b1,b2は余り大
きいと外部電界の侵入の影響を受け、電子ビーム
通過孔中の電子ビーム径路を不所望に曲げてしま
うため、この影響を受けない大きさに選定し、b3
は余り小さいと電極相互間の耐電圧特性を劣化さ
せるため、これを劣化させることのない大きさに
選定されている。
次にG3電極23〜G5電極25各組の閉塞筒状
体電極の軸方向長さは必要とする軸方向長さを二
等分割した長さでなく、異つた長さを持つた二つ
の閉塞筒状体電極23-1,23-2,24-1,24
-2,25-1,25-2の夫々が鍔状縁を重ね合せて
形成され、重ね合せられた鍔状縁の一部が絶縁物
支持杆19への支持子18となつている。各電極
の軸方向長さの分割は第4図に示す様に、G3電
極23とG4電極24、G4電極24とG5電極2
5、G5電極25とG6電極26の電極支持子18
間距離B1B2B3はその最小値を等分割した場合の
長さより大きくし、且つほぼ等しくなるように設
定されている。即ち電子ビーム進行方向である電
極軸方向長さが他の電極より小さく、電極間隔と
同等程度のG4電極24に対向するG3電極23、
G5電極25に於て、G3電極23のG4電極24に
対向するG3電極23-2の軸方向長さをG2電極1
2に対向するG3電極23-1より大きくなるよう
に分割し、G5電極25のG4電極24に対向する
G5電極25-1の軸方向長さをG5電極25-2より
大きくなるように分割し、電極支持子18間隔
B1B2を各電極の軸方向長を等分割したより大き
く設定し、G4電極24も可能な限り支持子間隔
B1B2が等しくなるように不等長をもつたG4電極
24-1,24-2に分割される。又G5電極25と
G6電極26の支持子間隔B3も他の間隔B1B2にほ
ぼ等しくなるようにG5電極25の軸方向分割比
は考慮される。
体電極の軸方向長さは必要とする軸方向長さを二
等分割した長さでなく、異つた長さを持つた二つ
の閉塞筒状体電極23-1,23-2,24-1,24
-2,25-1,25-2の夫々が鍔状縁を重ね合せて
形成され、重ね合せられた鍔状縁の一部が絶縁物
支持杆19への支持子18となつている。各電極
の軸方向長さの分割は第4図に示す様に、G3電
極23とG4電極24、G4電極24とG5電極2
5、G5電極25とG6電極26の電極支持子18
間距離B1B2B3はその最小値を等分割した場合の
長さより大きくし、且つほぼ等しくなるように設
定されている。即ち電子ビーム進行方向である電
極軸方向長さが他の電極より小さく、電極間隔と
同等程度のG4電極24に対向するG3電極23、
G5電極25に於て、G3電極23のG4電極24に
対向するG3電極23-2の軸方向長さをG2電極1
2に対向するG3電極23-1より大きくなるよう
に分割し、G5電極25のG4電極24に対向する
G5電極25-1の軸方向長さをG5電極25-2より
大きくなるように分割し、電極支持子18間隔
B1B2を各電極の軸方向長を等分割したより大き
く設定し、G4電極24も可能な限り支持子間隔
B1B2が等しくなるように不等長をもつたG4電極
24-1,24-2に分割される。又G5電極25と
G6電極26の支持子間隔B3も他の間隔B1B2にほ
ぼ等しくなるようにG5電極25の軸方向分割比
は考慮される。
上述した様に本発明の実施例によれば、主電子
レンズ構成電極の軸方向長さを異なる長さにした
ことと、及び電極の軸方向長さが対向電極間隙と
同程度、或いはそれ以下で高電圧が印加される
G4電極24に両側から対向するG3電極23、G5
電極25に対する電極間隔距離b1,b2を高電圧が
印加されるG6電極26に片側のみ対向するG5電
極25の両電極間隔距離b3より大きく設定した結
果各閉塞筒状体電極の軸方向長を等分割し、対向
電極相互間隔を等しくした場合より高電位差の生
じる各電極支持子間隔B1,B2,B3は可能の限り
大きく、且つ大略等しく設定されている。従がつ
て絶縁物支持杆19に沿つた電極支持子18間に
形成される最短漏洩電流径路も可能な限り大き
く、且つ大略等しくなり、陰極線管動作時に印加
される高電圧に対する耐電圧には十分の長さとな
り、又陰極線管製造工程中の高電圧処理工程では
印加高圧処理電圧を上昇させても最短漏洩電流径
路中の最小径路への漏洩電流の過大集中が防止出
来て、その処理電圧を大きく出来る。一方高電圧
処理時に接地電位されるG3電極23とG5電極2
5の二電極に両側からはさまれて高電位に保たれ
るG4電極24はその対向電極間隔b1,b2を接地
電位にされるG5電極25に片面だけ対向して高
電位に保たれるG6電極26との対向電極間隔b3
より大きく設定されているため、G3電極23と
G4電極24及びG4電極24とG5電極25間の電
界強度を、G5電極25とG6電極26間の電界強
度より弱く出来る。従がつて強電界による冷陰極
放出作用によるG4電極24からG3電極23、G5
電極25へ流入する冷陰極放出電流はG6電極2
6からG5電極25へ流入する電流より小さくな
る。即ちG3電極23、G5電極25から放出され
G4電極24表面に激突する電子の量及びその運
動エネルギーの夫々はG5電極25から放出され
G6電極26表面に激突する電子の量及び運動エ
ネルギーより小さくなるため、G4電極24の熱
容量がG6電極26と比べて著しく小さくても、
高電圧処理電圧を上昇させることにより、G4電
極24が異常に加熱され、赤熱することはなく、
電極支持子18の局部的熱で絶縁物支持杆19に
破壊に至る割れ目を生じることがなくなる。従が
つて高電位差の生じる電極支持子相互間隔を最大
限大きく、大略等しくすることと、電極相互間隔
を不等間隔とすることによる高電圧処理条件を全
ての電極間で一致出来るため、高電圧処理高圧を
高く出来て、電極間の耐電圧特性は著しく良好と
なる。
レンズ構成電極の軸方向長さを異なる長さにした
ことと、及び電極の軸方向長さが対向電極間隙と
同程度、或いはそれ以下で高電圧が印加される
G4電極24に両側から対向するG3電極23、G5
電極25に対する電極間隔距離b1,b2を高電圧が
印加されるG6電極26に片側のみ対向するG5電
極25の両電極間隔距離b3より大きく設定した結
果各閉塞筒状体電極の軸方向長を等分割し、対向
電極相互間隔を等しくした場合より高電位差の生
じる各電極支持子間隔B1,B2,B3は可能の限り
大きく、且つ大略等しく設定されている。従がつ
て絶縁物支持杆19に沿つた電極支持子18間に
形成される最短漏洩電流径路も可能な限り大き
く、且つ大略等しくなり、陰極線管動作時に印加
される高電圧に対する耐電圧には十分の長さとな
り、又陰極線管製造工程中の高電圧処理工程では
印加高圧処理電圧を上昇させても最短漏洩電流径
路中の最小径路への漏洩電流の過大集中が防止出
来て、その処理電圧を大きく出来る。一方高電圧
処理時に接地電位されるG3電極23とG5電極2
5の二電極に両側からはさまれて高電位に保たれ
るG4電極24はその対向電極間隔b1,b2を接地
電位にされるG5電極25に片面だけ対向して高
電位に保たれるG6電極26との対向電極間隔b3
より大きく設定されているため、G3電極23と
G4電極24及びG4電極24とG5電極25間の電
界強度を、G5電極25とG6電極26間の電界強
度より弱く出来る。従がつて強電界による冷陰極
放出作用によるG4電極24からG3電極23、G5
電極25へ流入する冷陰極放出電流はG6電極2
6からG5電極25へ流入する電流より小さくな
る。即ちG3電極23、G5電極25から放出され
G4電極24表面に激突する電子の量及びその運
動エネルギーの夫々はG5電極25から放出され
G6電極26表面に激突する電子の量及び運動エ
ネルギーより小さくなるため、G4電極24の熱
容量がG6電極26と比べて著しく小さくても、
高電圧処理電圧を上昇させることにより、G4電
極24が異常に加熱され、赤熱することはなく、
電極支持子18の局部的熱で絶縁物支持杆19に
破壊に至る割れ目を生じることがなくなる。従が
つて高電位差の生じる電極支持子相互間隔を最大
限大きく、大略等しくすることと、電極相互間隔
を不等間隔とすることによる高電圧処理条件を全
ての電極間で一致出来るため、高電圧処理高圧を
高く出来て、電極間の耐電圧特性は著しく良好と
なる。
以上の説明では主電子レンズ電極が4個からな
る電子銃電極構体について説明したが、4個以上
の電極構成であつて、高電圧の陽極電圧と中高電
圧の集束電圧が交互に周期的に印加される電子銃
電極構体に本願が適用出来ることはいうまでもな
い。
る電子銃電極構体について説明したが、4個以上
の電極構成であつて、高電圧の陽極電圧と中高電
圧の集束電圧が交互に周期的に印加される電子銃
電極構体に本願が適用出来ることはいうまでもな
い。
又上述の説明では一体化電極を備えたインライ
ン型電子銃電極構体について説明したが、デルタ
型電子銃にも本願が適用出来ることもいうまでも
ない。
ン型電子銃電極構体について説明したが、デルタ
型電子銃にも本願が適用出来ることもいうまでも
ない。
第1図、第2図は従来の多段集束型電子レンズ
を備えたインライン型電子銃電極構体の夫々正面
図、側面図、第3図は第1図に示すA−A′断面
図、第4図は本発明の一実施例を示す多段集束型
電子レンズを備えたインライン型電子銃電極構体
の側面図を示す。 10……陰極構体、11……G1電極、12…
…G2電極、13-1,13-2,23-1,23-2……
G3電極、14-1,14-2,24-1,24-2……
G4電極、15-1,15-2,25-1,25-2……
G5電極、16,26……G6電極、18……電極
支持子、19……絶縁物支持杆。
を備えたインライン型電子銃電極構体の夫々正面
図、側面図、第3図は第1図に示すA−A′断面
図、第4図は本発明の一実施例を示す多段集束型
電子レンズを備えたインライン型電子銃電極構体
の側面図を示す。 10……陰極構体、11……G1電極、12…
…G2電極、13-1,13-2,23-1,23-2……
G3電極、14-1,14-2,24-1,24-2……
G4電極、15-1,15-2,25-1,25-2……
G5電極、16,26……G6電極、18……電極
支持子、19……絶縁物支持杆。
Claims (1)
- 1 陰極構体と、制御電極と、加速電極と、軸方
向の長さが異なる二つの閉塞筒状体電極をその電
極支持子用の鍔状縁で重ね合せて形成された第1
集束電極、第1陽極電極および第2集束電極と、
一個の閉塞筒状体電極よりなる第2陽極電極とが
それらの電極支持子を絶縁物支持杆に埋設するこ
とにより、この順序で配設されており、かつ第1
陽極電極とその両側の第1集束電極および第2集
束電極との相互の電極対向面間隔が共に第2集束
電極と第2陽極電極との相互の電極対向面間隔よ
り大きく設定され、さらに第1集束電極、第1陽
極電極、第2集束電極および第2陽極電極の電極
支持子相互間の最小の間隔が、軸方向の長さが等
しい二つの閉塞筒状体電極をその電極支持子用の
鍔状縁で重ね合せて第1集束電極、第1陽極電極
および第2集束電極を形成し、これらの電極対向
面間隔を等しくした場合の電極支持子相互間の最
小の間隔より大きく設定されていることを特徴と
する陰極線管電子銃電極構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41880A JPS5697947A (en) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | Electron gun electrode frame for cathode-ray tube |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41880A JPS5697947A (en) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | Electron gun electrode frame for cathode-ray tube |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5697947A JPS5697947A (en) | 1981-08-07 |
| JPH0146986B2 true JPH0146986B2 (ja) | 1989-10-12 |
Family
ID=11473245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41880A Granted JPS5697947A (en) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | Electron gun electrode frame for cathode-ray tube |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5697947A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100778874B1 (ko) * | 2001-11-01 | 2007-11-22 | 엘지.필립스 디스플레이 주식회사 | 음극선관용 전자총 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5396756A (en) * | 1977-02-04 | 1978-08-24 | Matsushita Electronics Corp | Picture tube unit |
| JPS54137959A (en) * | 1978-04-19 | 1979-10-26 | Toshiba Corp | Structure and fabrication method of electron gun |
-
1980
- 1980-01-07 JP JP41880A patent/JPS5697947A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5697947A (en) | 1981-08-07 |
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