JPH0143423B2 - - Google Patents
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- JPH0143423B2 JPH0143423B2 JP55000419A JP41980A JPH0143423B2 JP H0143423 B2 JPH0143423 B2 JP H0143423B2 JP 55000419 A JP55000419 A JP 55000419A JP 41980 A JP41980 A JP 41980A JP H0143423 B2 JPH0143423 B2 JP H0143423B2
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- focusing
- electrodes
- electron
- anode
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/485—Construction of the gun or of parts thereof
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複数の電子ビームを発生するカラー陰
極線管の多電子銃電極構体、特に電気的、構造的
に共通で各電子ビーム通路には実質的に個別、或
いは共通の電子レンズを形成する一体化電極を備
えた電子銃電極構体に関するものである。
極線管の多電子銃電極構体、特に電気的、構造的
に共通で各電子ビーム通路には実質的に個別、或
いは共通の電子レンズを形成する一体化電極を備
えた電子銃電極構体に関するものである。
電子銃電極構体の組立作業の簡易化、組立精度
の向上、或いはカラー陰極線管の電子銃が封止さ
れる硝子外囲器頚部の径小化に伴う電子銃電極構
体の占有体積の縮小化を実現する手段として電気
的、構造的に共通で各電子ビーム通路には実質的
に個別、或いは共通の電子ビームを形成する一体
化電極を備えた電子銃電極構体が一般に用いられ
ている。更に電子ビームに対する電子銃主電子レ
ンズの集束特性を大幅に改善する手段として、一
つの主電子レンズによらず複数の電子レンズを組
合せた多段集束型電子レンズを備えた電子銃電極
構体が用いられているが、その電極構成によつて
は電極の軸方向長さが対向電極間隙と同程度、或
いはそれ以下となる電極があり、その電極の熱容
量は他の電極と比べて著しく小さくなる。
の向上、或いはカラー陰極線管の電子銃が封止さ
れる硝子外囲器頚部の径小化に伴う電子銃電極構
体の占有体積の縮小化を実現する手段として電気
的、構造的に共通で各電子ビーム通路には実質的
に個別、或いは共通の電子ビームを形成する一体
化電極を備えた電子銃電極構体が一般に用いられ
ている。更に電子ビームに対する電子銃主電子レ
ンズの集束特性を大幅に改善する手段として、一
つの主電子レンズによらず複数の電子レンズを組
合せた多段集束型電子レンズを備えた電子銃電極
構体が用いられているが、その電極構成によつて
は電極の軸方向長さが対向電極間隙と同程度、或
いはそれ以下となる電極があり、その電極の熱容
量は他の電極と比べて著しく小さくなる。
電子銃の動作時には電極間に異つた高電圧が印
加されて各対向電極間に大きな電位差が生じるた
め、電極相互間の耐電圧特性は良好でなければな
らない。従がつて陰極線管製造工程中、上述の高
電位差の生じる電極間の耐電圧特性を向上させる
ために高電圧処理が行われるが、複数の電極間に
大きな熱容量の差があると、電極間を十分高電圧
処理が出来ず、電極相互間の耐電圧特性は著しく
劣化する。
加されて各対向電極間に大きな電位差が生じるた
め、電極相互間の耐電圧特性は良好でなければな
らない。従がつて陰極線管製造工程中、上述の高
電位差の生じる電極間の耐電圧特性を向上させる
ために高電圧処理が行われるが、複数の電極間に
大きな熱容量の差があると、電極間を十分高電圧
処理が出来ず、電極相互間の耐電圧特性は著しく
劣化する。
従来用いられている多段集束型電子レンズを備
えた電子銃電極構体の一つについて第1図〜第3
図に従がつて説明する。第1図及び第2図は従来
用いられている同一平面内に互に電気的に絶縁さ
れて等間隔距離を保つて陰極が配列されたインラ
イン型で、主電子レンズが3個のバイ・ポテンシ
ヤル・フオーカス電子レンズを積重ねた多段集束
型電子レンズ方式を採る電子銃電極構体1の夫々
正面図及び側面図、第3図は第1図に示すA−A
断面を示す。電子銃電極構体1は、同一平面内に
互に絶縁されて等間隔距離を保つて一列に配列さ
れた陰極構体10と、これに対向して電子ビーム
進行方向に順次配置される電気的に共通な制御電
極であるG1電極11、及び陰極より射出された
熱電子ビームの加速電極であるG2電極12、電
気的、構造的に共通で各電子ビーム通路には実質
的に独立した電子レンズを形成する一体化電極か
らなる第1集束電極であるG3電極13、第1陽
極電極であるG4電極14、第2集束電極である
G5電極15、第2陽極電極であるG6電極16で
構成されている。各電極は絶縁物支持杆19との
融着強度を高めるために複数の切欠部18Aを先
端に設けた支持子18(第3図参照)を持ち、支
持子18の切欠部18Aを二本の直方柱状絶縁物
支持杆19へ埋込んで融着することにより各電極
間隔が所定寸法に保持固定されている。G4電極
14とG6電極16は給電線17Aにより同電位
となるように接続され、図示しないが電子銃電極
構体1が封止される陰極線管硝子外囲器漏斗状部
に配設された陽極端子に接続された内部導電性被
膜から20〜30KV程度の高電圧の陽極電圧が供給
され、G3電極13とG5電極15は給電線17B
により同電位とされ、図示されていないが電子銃
電極構体1が支持固定されるステムの給電ピンか
ら陽極電圧の20〜40%程度の集束電圧が供給さ
れ、他の電極もステムの給電ピンより所定電圧が
供給される様に互にステムの給電ピンに接続され
る。陰極10より放射された電子ビームはG1電
極11とG2電極12付近に形成されるクロス・
オーバ点より発散され、G2電極12とG3電極1
3間に形成されるプリ・フオーカス・レンズで予
備集束された後、G3電極13とG4電極14、G4
電極14とG5電極15、G5電極15とG6電極1
6の電極間隙に形成される主フオーカス・レンズ
となる夫々独立した3個のバイ・ポテンシヤル型
レンズで三段に、順次集束され、螢光面上で最小
のビーム・スポツト断面積を持つように集束電極
であるG3電極13及びG5電極15に印加される
集束電圧が調整される。プリーフオーカス・レン
ズで予備集束された電子ビームは3個の主フオー
カス・レンズで三段に集束されるため、主フオー
カス・レンズは従来用いられている電子銃に於け
る1個からなる主フオーカス・レンズより夫々の
レンズ強度は弱く出来る。従がつて3個の主レン
ズで徐々に電子ビームを集束出来て、主レンズ系
の球面収差は極めて小さくなり、陰極線管動作時
の大ビーム電流時に於ても電子ビーム束は各主電
子レンズの収差の小さい中心部を通過することな
り、尖鋭なビーム束が得られ、螢光面上には高輝
度画面であつても高解像度の受像画像が得られ
る。
えた電子銃電極構体の一つについて第1図〜第3
図に従がつて説明する。第1図及び第2図は従来
用いられている同一平面内に互に電気的に絶縁さ
れて等間隔距離を保つて陰極が配列されたインラ
イン型で、主電子レンズが3個のバイ・ポテンシ
ヤル・フオーカス電子レンズを積重ねた多段集束
型電子レンズ方式を採る電子銃電極構体1の夫々
正面図及び側面図、第3図は第1図に示すA−A
断面を示す。電子銃電極構体1は、同一平面内に
互に絶縁されて等間隔距離を保つて一列に配列さ
れた陰極構体10と、これに対向して電子ビーム
進行方向に順次配置される電気的に共通な制御電
極であるG1電極11、及び陰極より射出された
熱電子ビームの加速電極であるG2電極12、電
気的、構造的に共通で各電子ビーム通路には実質
的に独立した電子レンズを形成する一体化電極か
らなる第1集束電極であるG3電極13、第1陽
極電極であるG4電極14、第2集束電極である
G5電極15、第2陽極電極であるG6電極16で
構成されている。各電極は絶縁物支持杆19との
融着強度を高めるために複数の切欠部18Aを先
端に設けた支持子18(第3図参照)を持ち、支
持子18の切欠部18Aを二本の直方柱状絶縁物
支持杆19へ埋込んで融着することにより各電極
間隔が所定寸法に保持固定されている。G4電極
14とG6電極16は給電線17Aにより同電位
となるように接続され、図示しないが電子銃電極
構体1が封止される陰極線管硝子外囲器漏斗状部
に配設された陽極端子に接続された内部導電性被
膜から20〜30KV程度の高電圧の陽極電圧が供給
され、G3電極13とG5電極15は給電線17B
により同電位とされ、図示されていないが電子銃
電極構体1が支持固定されるステムの給電ピンか
ら陽極電圧の20〜40%程度の集束電圧が供給さ
れ、他の電極もステムの給電ピンより所定電圧が
供給される様に互にステムの給電ピンに接続され
る。陰極10より放射された電子ビームはG1電
極11とG2電極12付近に形成されるクロス・
オーバ点より発散され、G2電極12とG3電極1
3間に形成されるプリ・フオーカス・レンズで予
備集束された後、G3電極13とG4電極14、G4
電極14とG5電極15、G5電極15とG6電極1
6の電極間隙に形成される主フオーカス・レンズ
となる夫々独立した3個のバイ・ポテンシヤル型
レンズで三段に、順次集束され、螢光面上で最小
のビーム・スポツト断面積を持つように集束電極
であるG3電極13及びG5電極15に印加される
集束電圧が調整される。プリーフオーカス・レン
ズで予備集束された電子ビームは3個の主フオー
カス・レンズで三段に集束されるため、主フオー
カス・レンズは従来用いられている電子銃に於け
る1個からなる主フオーカス・レンズより夫々の
レンズ強度は弱く出来る。従がつて3個の主レン
ズで徐々に電子ビームを集束出来て、主レンズ系
の球面収差は極めて小さくなり、陰極線管動作時
の大ビーム電流時に於ても電子ビーム束は各主電
子レンズの収差の小さい中心部を通過することな
り、尖鋭なビーム束が得られ、螢光面上には高輝
度画面であつても高解像度の受像画像が得られ
る。
上述の様にG4電極14とG6電極16に高電圧
の陽極電圧が、G3電極13とG5電極15には集
束電圧として陽極電圧の20〜40%程度の中高電圧
が印加される。即ちG3電極13及至G6電極16
迄の電極間には高電圧の陽極電圧と中高電圧の集
束電圧とが周期的に印加されて、G3電極13と
G4電極14、G4電極14とG5電極15及びG5
電極15とG6電極16間には大きな電位差を生
じるため、対向する電極相互間隔及び絶縁物支持
杆19に埋設される支持子相互間隔の大きさは耐
電圧特性に大きく影響する。G3電極13とG4電
極14、G4電極14とG5電極15及びG5電極1
5とG6電極16の各電極相互間隔a1,a2,a3は
耐電圧特性上大きい程よいが、余り大きいと外部
電界の侵入の影響を受け、電子ビーム通過中の電
子ビーム径路を不所望に曲げてしまうため、この
影響を受けない程度の大きさで、且つ等しい大き
さ通常選定されている。又G3電極13、G4電極
14、G5電極15、G6電極16の各電極支持子
18相互間の耐電圧特性は絶縁物支持杆19の組
成による固有抵抗値及び表面状態等による表面抵
抗値に応じて流れる微少漏洩電流で決まるため、
各電極支持子18相互間距離は可能の限り大きい
ことが望ましいが、これはフオーカス特性から決
まる各電極の軸方向長さ、及び電極相互間隔a1,
a2,a3で決定される。一方フオーカス特性から決
まる電極構成によつては、或る電極の軸方向長さ
が、他の電極と比べて著しく短くなり、場合によ
つては対向電極間隙と同程度、或いはそれ以下と
なることがあり、その電極の熱容量は他の電極に
対し極めて小さくなる。第1図、第2図に示す電
子銃電極構体ではG4電極14がこれに相当する。
の陽極電圧が、G3電極13とG5電極15には集
束電圧として陽極電圧の20〜40%程度の中高電圧
が印加される。即ちG3電極13及至G6電極16
迄の電極間には高電圧の陽極電圧と中高電圧の集
束電圧とが周期的に印加されて、G3電極13と
G4電極14、G4電極14とG5電極15及びG5
電極15とG6電極16間には大きな電位差を生
じるため、対向する電極相互間隔及び絶縁物支持
杆19に埋設される支持子相互間隔の大きさは耐
電圧特性に大きく影響する。G3電極13とG4電
極14、G4電極14とG5電極15及びG5電極1
5とG6電極16の各電極相互間隔a1,a2,a3は
耐電圧特性上大きい程よいが、余り大きいと外部
電界の侵入の影響を受け、電子ビーム通過中の電
子ビーム径路を不所望に曲げてしまうため、この
影響を受けない程度の大きさで、且つ等しい大き
さ通常選定されている。又G3電極13、G4電極
14、G5電極15、G6電極16の各電極支持子
18相互間の耐電圧特性は絶縁物支持杆19の組
成による固有抵抗値及び表面状態等による表面抵
抗値に応じて流れる微少漏洩電流で決まるため、
各電極支持子18相互間距離は可能の限り大きい
ことが望ましいが、これはフオーカス特性から決
まる各電極の軸方向長さ、及び電極相互間隔a1,
a2,a3で決定される。一方フオーカス特性から決
まる電極構成によつては、或る電極の軸方向長さ
が、他の電極と比べて著しく短くなり、場合によ
つては対向電極間隙と同程度、或いはそれ以下と
なることがあり、その電極の熱容量は他の電極に
対し極めて小さくなる。第1図、第2図に示す電
子銃電極構体ではG4電極14がこれに相当する。
然るに陰極線管製造工程中、上述の高電位差の
生じる電極間の耐電圧特性を向上させるために、
実際に使用される陽極定格電圧の数倍以上の高電
圧を陽極電極であるG6電極16、G4電極14に
印加し、これ以外の他電極、即ち集束電極である
G5電極15、G3電極13及びG2電極12、G1
電極11、陰極10を接地電位とし、電極表面の
微小突起や、汚れ等を除去する高電圧処理工程が
ある。主電子レンズ電極相互間隔a1,a2,a3は通
常0.8〜1.5mm程度で、高電圧処理電圧は80〜
50KV程度であり、従がつて主電子レンズ電極相
互間には100〜50MV/mの強電界がかかること
になり、いわゆる冷陰極放出作用により高電位電
極であるG6電極16、G4電極14から接地電位
にあるG5電極15、G3電極13に向う冷陰極放
出電流が流入する。換言すれば、第2図中矢印B
で示す様に冷陰極放出電子が接地電位にあるG5
電極15、G3電極13から高電位にあるG6電極
16、G4電極14へ流入することになり、しか
も電子は強電界で高速度に加速され、G6電極1
6、G4電極14の接地電位にある電極に対向す
る電極表面に激突し、電子の運動エネルギは熱に
変換され、その熱で高電圧処理中電極は加熱され
続け、G6電極16、G4電極14の電極表面温度
は急激に上昇していく。特に第2図中矢印Bで示
す様に高電圧処理工程中、接地電位電極にはさま
れたG4電極14はG5電極15とG3電極13から
放出された電子が激突し、両面が加熱されること
になり、片面だけ加熱されるG6電極16より2
倍加熱される。更に主電子レンズ電極構成の設計
寸法から決定される電極の軸方向長さが、他の電
極や、電極間隔に対して著しく短い第2図に示す
G4電極14は他の電極と比べ熱容量も著しく小
さいため、激突する電子により赤熱するに至る迄
加熱され、その電極支持部18も赤熱され、その
局部的熱で絶縁物支持杆19を局部的に歪ませ、
その結果これに割目を形成したり、或いは破壊す
るまでに至り、電子銃電極構体1を機械的、電気
的不良にしてしまう。従がつて高電圧処理の条件
はG4電極14に対向するG3電極13、G5電極1
5の電極間の処理条件に制限され、その結果耐電
圧品位は不十分であつた。
生じる電極間の耐電圧特性を向上させるために、
実際に使用される陽極定格電圧の数倍以上の高電
圧を陽極電極であるG6電極16、G4電極14に
印加し、これ以外の他電極、即ち集束電極である
G5電極15、G3電極13及びG2電極12、G1
電極11、陰極10を接地電位とし、電極表面の
微小突起や、汚れ等を除去する高電圧処理工程が
ある。主電子レンズ電極相互間隔a1,a2,a3は通
常0.8〜1.5mm程度で、高電圧処理電圧は80〜
50KV程度であり、従がつて主電子レンズ電極相
互間には100〜50MV/mの強電界がかかること
になり、いわゆる冷陰極放出作用により高電位電
極であるG6電極16、G4電極14から接地電位
にあるG5電極15、G3電極13に向う冷陰極放
出電流が流入する。換言すれば、第2図中矢印B
で示す様に冷陰極放出電子が接地電位にあるG5
電極15、G3電極13から高電位にあるG6電極
16、G4電極14へ流入することになり、しか
も電子は強電界で高速度に加速され、G6電極1
6、G4電極14の接地電位にある電極に対向す
る電極表面に激突し、電子の運動エネルギは熱に
変換され、その熱で高電圧処理中電極は加熱され
続け、G6電極16、G4電極14の電極表面温度
は急激に上昇していく。特に第2図中矢印Bで示
す様に高電圧処理工程中、接地電位電極にはさま
れたG4電極14はG5電極15とG3電極13から
放出された電子が激突し、両面が加熱されること
になり、片面だけ加熱されるG6電極16より2
倍加熱される。更に主電子レンズ電極構成の設計
寸法から決定される電極の軸方向長さが、他の電
極や、電極間隔に対して著しく短い第2図に示す
G4電極14は他の電極と比べ熱容量も著しく小
さいため、激突する電子により赤熱するに至る迄
加熱され、その電極支持部18も赤熱され、その
局部的熱で絶縁物支持杆19を局部的に歪ませ、
その結果これに割目を形成したり、或いは破壊す
るまでに至り、電子銃電極構体1を機械的、電気
的不良にしてしまう。従がつて高電圧処理の条件
はG4電極14に対向するG3電極13、G5電極1
5の電極間の処理条件に制限され、その結果耐電
圧品位は不十分であつた。
本発明の目的は、上述の欠点を除去し、電極相
互間の耐電圧処理を良好に行なえる電子銃電極構
体を提供することである。
互間の耐電圧処理を良好に行なえる電子銃電極構
体を提供することである。
本発明は、高電圧の陽極電圧が印加される陽極
電極と、陽極電圧より低い集束電圧が印加される
集束電極とを交互に配設して主集束電子レンズを
形成する陰極線管電子銃電極構体において、両側
に対向集束電極が配置された陽極電極と集束電極
との相互の対向面間隔は、片側にのみ対向集束電
極が配置された陽極電極と集束電極との相互の対
向面間隔より大きく設定されていることを特徴と
する。
電極と、陽極電圧より低い集束電圧が印加される
集束電極とを交互に配設して主集束電子レンズを
形成する陰極線管電子銃電極構体において、両側
に対向集束電極が配置された陽極電極と集束電極
との相互の対向面間隔は、片側にのみ対向集束電
極が配置された陽極電極と集束電極との相互の対
向面間隔より大きく設定されていることを特徴と
する。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を詳細
に説明する。第4図は本発明を示す電子銃電極構
体の側面図であり、説明を簡略にするため第1〜
第3図の従来例と同一のものには同一符号を付け
てある。
に説明する。第4図は本発明を示す電子銃電極構
体の側面図であり、説明を簡略にするため第1〜
第3図の従来例と同一のものには同一符号を付け
てある。
電子銃電極構体2は同一平面内に互に絶縁され
て等間隔距離を保つて一列に配列された陰極構体
10と、これに対向して電子ビーム進行方向に順
次配置される電気的に共通な制御電極であるG1
電極11、及び陰極より射出された熱電子ビーム
の加速電極であるG2電極12、電気的、構造的
に共通で各電子ビーム通路には実質的に独立した
電子レンズを形成する一体化電極からなる第1集
束電極であるG3電極23、第1陽極電極である
G4電極24、第2集束電極であるG5電極25、
第2陽極電極であるG6電極26で従来と同様に
構成されている。各電極は絶縁物支持杆19への
埋設部の形成された支持子18を持ち、各支持子
18の埋設部を二本の絶縁物支持杆19へ埋込ん
で融着することにより各電極間隔が所定寸法に保
持固定されている。従来と同様にG4電極24と
G6電極26は図示されていないが給電線で同電
位とされ、20〜30KV程度の高電圧の陽極電圧が
供給され、G3電極23とG5電極25は給電線に
より同電位とされ陽極電圧の20〜40%程度の集束
電圧が供給される。
て等間隔距離を保つて一列に配列された陰極構体
10と、これに対向して電子ビーム進行方向に順
次配置される電気的に共通な制御電極であるG1
電極11、及び陰極より射出された熱電子ビーム
の加速電極であるG2電極12、電気的、構造的
に共通で各電子ビーム通路には実質的に独立した
電子レンズを形成する一体化電極からなる第1集
束電極であるG3電極23、第1陽極電極である
G4電極24、第2集束電極であるG5電極25、
第2陽極電極であるG6電極26で従来と同様に
構成されている。各電極は絶縁物支持杆19への
埋設部の形成された支持子18を持ち、各支持子
18の埋設部を二本の絶縁物支持杆19へ埋込ん
で融着することにより各電極間隔が所定寸法に保
持固定されている。従来と同様にG4電極24と
G6電極26は図示されていないが給電線で同電
位とされ、20〜30KV程度の高電圧の陽極電圧が
供給され、G3電極23とG5電極25は給電線に
より同電位とされ陽極電圧の20〜40%程度の集束
電圧が供給される。
然るにG3電極23、G4電極24、G5電極25
及びG6電極26の軸方向の全長、電極構造は従
来と全く同様であるが、G3電極23とG4電極2
4、G4電極24とG5電極25及びG5電極25と
G6電極26の各電極相互間隔を夫々b1,b2,b3
とし、対応する従来の電子銃電極構体1の電極間
隔をa1=a2=a3=aとすると b1=b2a、b3<b2=b1 となる様に電極相互間隔が設定されている。
及びG6電極26の軸方向の全長、電極構造は従
来と全く同様であるが、G3電極23とG4電極2
4、G4電極24とG5電極25及びG5電極25と
G6電極26の各電極相互間隔を夫々b1,b2,b3
とし、対応する従来の電子銃電極構体1の電極間
隔をa1=a2=a3=aとすると b1=b2a、b3<b2=b1 となる様に電極相互間隔が設定されている。
即ち高電圧処理時に接地電位にされるG3電極
23、G5電極25に両側からはさまる高電位電
極となるG4電極24に対向する電極間隔b1,b2
を従来の対応する電極間隔と等しいか或はそれ以
上とし、接地電位にされるG5電極25と片側だ
け対向する高電位電極であるG6電極26との電
極間隔b3を電極間隔b1,b2より小さく設定する。
但し電極相互間隔b1,b2は余り大きいと外部電界
の侵入の影響を受け、電子ビーム通過孔中の電子
ビーム径路を不所望に曲げてしまうため、この影
響を受けない大きさに選定し、b3は余り小さいと
電極相互間の耐電圧特性を劣化させるため、これ
を劣化させることのない大きさに選定されてい
る。
23、G5電極25に両側からはさまる高電位電
極となるG4電極24に対向する電極間隔b1,b2
を従来の対応する電極間隔と等しいか或はそれ以
上とし、接地電位にされるG5電極25と片側だ
け対向する高電位電極であるG6電極26との電
極間隔b3を電極間隔b1,b2より小さく設定する。
但し電極相互間隔b1,b2は余り大きいと外部電界
の侵入の影響を受け、電子ビーム通過孔中の電子
ビーム径路を不所望に曲げてしまうため、この影
響を受けない大きさに選定し、b3は余り小さいと
電極相互間の耐電圧特性を劣化させるため、これ
を劣化させることのない大きさに選定されてい
る。
上述した様に本発明の実施例によれば、高電圧
処理時に接地電位にされるG3電極23とG5電極
25の二つの電極に両面からはさまれる高電位に
されるG4電極24はその対向電極間隔b1,b2を
接地電位にされるG5電極25に片面だけ対向す
る高電位にされるG6電極26との対向電極間隔
b3より大きく設定されているため、G3電極23
とG4電極24及びG4電極24とG5電極25間の
電界強度を、G5電極25とG6電極26間の電界
強度より弱く出来る。従がつて強電界による冷陰
極放出作用によるG4電極24からG3電極23、
G5電極25へ流入する冷陰極放出電流はG6電極
26からG5電極25へ流入するより小さくなる。
即ちG3電極23、G5電極25から放出されG4電
極24表面に激突する電子の量及びその運動エネ
ルギーの夫々はG5電極25から放出されG6電極
26表面に激突する電子の量及び運動エネルギー
より小さくなるため、G4電極24の熱容量がG6
電極26と比べて著しく小さくても、高電圧処理
電圧を上昇させることによりG4電極24が異常
に加熱されることはなく、従がつて高電圧処理条
件を全ての電極間で一致出来るため、その耐電圧
品位は均一となり、更に高電圧処理電圧を高く出
来るため電極間の耐電圧特性は著しく向上する。
処理時に接地電位にされるG3電極23とG5電極
25の二つの電極に両面からはさまれる高電位に
されるG4電極24はその対向電極間隔b1,b2を
接地電位にされるG5電極25に片面だけ対向す
る高電位にされるG6電極26との対向電極間隔
b3より大きく設定されているため、G3電極23
とG4電極24及びG4電極24とG5電極25間の
電界強度を、G5電極25とG6電極26間の電界
強度より弱く出来る。従がつて強電界による冷陰
極放出作用によるG4電極24からG3電極23、
G5電極25へ流入する冷陰極放出電流はG6電極
26からG5電極25へ流入するより小さくなる。
即ちG3電極23、G5電極25から放出されG4電
極24表面に激突する電子の量及びその運動エネ
ルギーの夫々はG5電極25から放出されG6電極
26表面に激突する電子の量及び運動エネルギー
より小さくなるため、G4電極24の熱容量がG6
電極26と比べて著しく小さくても、高電圧処理
電圧を上昇させることによりG4電極24が異常
に加熱されることはなく、従がつて高電圧処理条
件を全ての電極間で一致出来るため、その耐電圧
品位は均一となり、更に高電圧処理電圧を高く出
来るため電極間の耐電圧特性は著しく向上する。
以上の説明では、主電子レンズ電極が4個から
なる電子銃電極構体について説明したが、これ以
上の電極構成であつて、高電圧の陽極電圧と中高
電圧の集束電圧が交互に印加される電子銃電極構
体にも本願が適用出来ることはいうまでもない。
なる電子銃電極構体について説明したが、これ以
上の電極構成であつて、高電圧の陽極電圧と中高
電圧の集束電圧が交互に印加される電子銃電極構
体にも本願が適用出来ることはいうまでもない。
又、上述の説明では、一体化電極を備えたイン
ライン型電子銃電極構体について説明したが、デ
ルタ型電子銃、或いは単電子銃電極構体にも本願
が適用出来ることはいうまでもない。
ライン型電子銃電極構体について説明したが、デ
ルタ型電子銃、或いは単電子銃電極構体にも本願
が適用出来ることはいうまでもない。
第1図、第2図は従来の多段集束型電子レンズ
を備えたインライン型電子銃電極構体の夫々正面
図、側面図、第3図は第1図に示すA−A′断面
図、第4図は本発明の一実施例を示す多段集束型
電子レンズを備えたインライン型電子銃電極構体
の側面図を示す。 10……陰極構体、11……G1電極、12…
…G2電極、13-1,13-2,23-1,23-2……
G3電極、14-1,14-2,24……G4電極、1
5-1,15-2,25……G5電極、16,26…
…G6電極、18……電極支持子、19……絶縁
物支持杆。
を備えたインライン型電子銃電極構体の夫々正面
図、側面図、第3図は第1図に示すA−A′断面
図、第4図は本発明の一実施例を示す多段集束型
電子レンズを備えたインライン型電子銃電極構体
の側面図を示す。 10……陰極構体、11……G1電極、12…
…G2電極、13-1,13-2,23-1,23-2……
G3電極、14-1,14-2,24……G4電極、1
5-1,15-2,25……G5電極、16,26…
…G6電極、18……電極支持子、19……絶縁
物支持杆。
Claims (1)
- 1 高電圧の陽極電圧が印加される陽極電極と、
陽極電圧より低い集束電圧が印加される集束電極
とを交互に配設して主集束電子レンズを形成する
陰極線管電子銃電極構体において、両側に対向集
束電極が配置された陽極電極と集束電極との相互
の対向面間隔は、片側にのみ対向集束電極が配置
された陽極電極と集束電極との相互の対向面間隔
より大きく設定されていることを特徴とする陰極
線管電子銃電極構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41980A JPS5697948A (en) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | Electron gun electrode frame for cathode-ray tube |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41980A JPS5697948A (en) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | Electron gun electrode frame for cathode-ray tube |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5697948A JPS5697948A (en) | 1981-08-07 |
| JPH0143423B2 true JPH0143423B2 (ja) | 1989-09-20 |
Family
ID=11473274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41980A Granted JPS5697948A (en) | 1980-01-07 | 1980-01-07 | Electron gun electrode frame for cathode-ray tube |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5697948A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59148245A (ja) * | 1983-02-15 | 1984-08-24 | Nec Corp | 電子銃電極構体 |
| FR2652678B1 (fr) * | 1989-09-29 | 1996-05-15 | Thomson Tubes Electroniques | Canon a electrons a capacite reduite pour tube a rayons cathodiques. |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5396756A (en) * | 1977-02-04 | 1978-08-24 | Matsushita Electronics Corp | Picture tube unit |
-
1980
- 1980-01-07 JP JP41980A patent/JPS5697948A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5697948A (en) | 1981-08-07 |
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