JPH0148716B2 - - Google Patents

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JPH0148716B2
JPH0148716B2 JP5588982A JP5588982A JPH0148716B2 JP H0148716 B2 JPH0148716 B2 JP H0148716B2 JP 5588982 A JP5588982 A JP 5588982A JP 5588982 A JP5588982 A JP 5588982A JP H0148716 B2 JPH0148716 B2 JP H0148716B2
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output signal
output
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signals
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Debitsudo Andoriuusu Garii
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Tektronix Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カラーテレビジヨン画像のモニタ装
置等に好適なフイルタ回路に関する。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題] NTSCカラーテレビジヨン方式において、複合
映像信号の輝度成分及び色度成分は、ビート、ク
ロストーク等を防止する為に、周波数間挿法を用
いて混合されている。即ち、輝度成分の信号エネ
ルギの存在しない周波数スペクトルの空間に色度
成分の信号をのせた副搬送波が挿入される。斯か
る複合映像信号を復調する際、輝度成分及び色度
成分は、一般に、帯域通過/ノツチ・フイルタ又
は櫛型フイルタを使用して分離されている。
第1図は、輝度成分及び色度成分信号分離用の
従来の帯域通過/ノツチ・フイルタを示してい
る。複合映像信号が帯域通過フイルタ2及び位相
等化器4に入力される。帯域通過フイルタ2から
副搬送波周波数付近の色度成分信号(周波数間挿
された輝度成分を含む)が得られ、この帯域通過
フイルタ2の出力信号を位相等化器4で位相調整
された複合映像信号から減算することにより輝度
成分信号を得ている。しかし、この輝度成分及び
色度成分分離法では、垂直方向の解像度は良好で
あるが、帯域通過フイルタ2を通過した信号の中
に周波数間挿された輝度成分の高域成分が含まれ
ているので、所謂クロスカラーの問題を生じ、且
つ、減算器6から出力される輝度成分信号は、副
搬送波周波数付近の高域成分が除去されているの
で、水平解像度が劣化する。
第2図は、輝度成分及び色度成分分離用の従来
の櫛型フイルタを示すブロツク図である。複合映
像信号が遅延手段10、減算器12、及び加算器
14に夫々入力される。遅延手段10は、1水平
ライン期間(約63.5μs)だけ入力信号を遅延させ
る。隣接する2ラインの複合映像信号は、互いに
色度成分のみが位相反転された略同様の信号(ラ
イン相関があるという)であるのが普通なので、
1水平ライン期間だけ遅延された複合映像信号か
ら次のラインの複合映像信号を減算すると、櫛形
状に輝度成分が除去された色度成分信号が得ら
れ、この遅延された複合映像信号と次のラインの
複合映像信号を加算すると櫛形状に色度成分が除
去された輝度成分信号が得られる。この櫛型フイ
ルタでは、加算器14は、輝度成分の高域成分も
通過させるので、水平方向の解像度は良好となる
が、隣接する2つのライン間の演算処理によりラ
イン間の相関関係の影響を受け、画像の隣接する
ライン間の相関関係が低い(ライン相関がない)
場合には垂直方向の解像度は著しく劣化する。
カラーテレビジヨン画像のモニタ装置は、番組
を製作している時や、VTR(ビデオ・テープ・レ
コーダ)で録画/再生したり、主調整室で種々の
信号源からのテレビジヨン信号を切り換える時
に、実際に再現された映像が適正であるか否かを
評価する為に用いられるので、正確な視覚評価の
為には高解像度である必要がある。従つて、上述
の2種のフイルタの夫々の利点を利用する為、両
フイルタを設けて切り換え使用することが望まし
い。しかし、両フイルタを切り換えた場合、フイ
ルタ特性の相違により、輝度成分及び色度成分の
分離特性及び帯域幅が異なり、更に、輝度信号路
の遅延時間の違いにより画像がずれるという欠点
が生じる。
従つて、本発明の目的は、櫛型フイルタ及び帯
域通過/ノツチ・フイルタに夫々相当する各動作
モード間の切り換えにおいて、画像ずれの生じな
いフイルタ回路を提供することである。
[課題を解決する為の手段] 本発明のフイルタ回路によれば、印加された複
合映像信号を1水平ラインに相当する時間だけ遅
延させる遅延手段及び帯域通過フイルタを有する
直列回路と、この直列回路に選択的に出力信号を
発生させるスイツチ手段と、上記複合映像信号を
受け、副搬送波周波数を中心に帯域通過された第
1出力信号及び上記複合映像信号を所定時間遅延
した第2出力信号を発生するトランスバーサル・
フイルタ手段と、上記スイツチ手段が上記直列回
路の出力信号を発生させるとき、該出力信号及び
上記第1出力信号を受け、これら両信号の輝度成
分を相殺して色度成分信号のみを出力し、上記ス
イツチ手段が上記直列回路の出力信号の発生を阻
止したとき、上記第1出力信号を受け、該第1出
力信号のみを出力する第1演算手段と、上記第2
出力信号及び上記第1演算手段の出力信号を受
け、これら両信号の色度成分を相殺して輝度成分
のみを出力する第2演算手段とを具えたフイルタ
回路を提供している。
[作 用] このフイルタ回路では、スイツチ手段によつて
2つの動作モードが選択される。ライン相関があ
る場合に選択する櫛型フイルタ動作モードでは、
上記直列回路から出力信号が発生され、この出力
信号と上記トランスバーサル・フイルタ手段から
の第1出力信号の輝度成分が第1演算手段により
相殺され、櫛形状の色度成分信号が得られ、この
色度成分信号と上記トランスバーサル・フイルタ
手段からの第2出力信号の色度成分が第2演算手
段により相殺され、櫛形状の輝度成分信号が得ら
れる。
ライン相関がない場合に選択する帯域通過/ノ
ツチ・フイルタ動作モードでは、上記直列回路か
ら出力信号は出力されず、第1演算手段は、上記
トランスバーサル・フイルタ手段の第1出力信号
のみを受け、これをそのまま色度成分信号として
出力する。尚、トランスバーサル・フイルタ手段
の第1出力信号は、副搬送波周波数を中心に帯域
通過された色度成分信号を主体とする信号である
が周波数間挿された輝度成分も含んでいる。第1
演算手段の出力信号と上記トランスバーサル・フ
イルタ手段の第2出力信号が第2演算手段に入力
され、これら両信号の色度成分が相殺されて副搬
送波周波数付近の成分が除去された輝度成分信号
が出力される。尚、第2演算手段はノツチ・フイ
ルタとして動作される。
以上の2つの動作モードでは、トランスバーサ
ル・フイルタ手段の第1及び第2出力信号が共通
に利用されており、動作モードの切り換えに際
し、出力される色度成分信号及び輝度成分信号の
各帯域幅の変化及び輝度成分信号の遅延時間の変
化をなくすことが出来る。
[実施例] 第3図は、本発明の原理を説明する為のブロツ
ク図である。NTSC方式の複合映像信号を遅延手
段16に印加し、第2図の遅延手段10と同様
に、1水平ライン期間だけ遅延させる。遅延手段
16の出力端は、帯域通過フイルタ18に接続
し、その接続中点は単極双投スイツチ17の可動
接点に接続している。スイツチ17は、その可動
接点を固定接点C1に接続した時(櫛型フイルタ
動作モードの時)には、映像信号を後段に通過さ
せ、可動接点を固定接点C2に接続した時(帯域
通過/ノツチ・フイルタ動作モードの時)には、
映像信号の後段への通過を阻止する。スイツチ1
7が接点C1側にあるときは、帯域通過フイルタ
18は、約3.58MHzの副搬送波付近の信号成分を
帯域通過させる。即ち、帯域通過フイルタ18
は、輝度信号の高調波成分を通過させると共に、
この高調波間に挿入された(即ち、周波数間挿さ
れた)色度成分信号も通過させる。トランスバー
サル・フイルタ手段20の入力端にも複合映像信
号が印加される。このトランスバーサル・フイル
タ手段20は、タツプT1〜Tn付の遅延手段22
及び加減算手段24を有し、遅延手段22のタツ
プT1〜Tnの出力信号は、夫々重み係数K1〜Kn
で重み付けされた後、加減算手段24により加算
及び減算される。トランスバーサル・フイルタ手
段20は、周知のように、複数のタツプからの信
号に重み付けし、それらの信号を加減算手段24
により加算及び減算した第1出力信号及び複合映
像信号を所定時間遅延させた第2出力信号を発生
する。尚、この第2出力信号の遅延時間は、1水
平ライン期間より非常に短い。これら重み付け係
数K1〜Knを適当に選択することにより、トラン
スバーサル・フイルタ手段20に線形位相特性を
持たせ、後述するように、副搬送周波数(約
3.58MHz)を中心に帯域通過された第1出力信号
を発生させることが出来る。即ち、第1出力信号
は、副搬送波周波数付近の輝度成分及び色度成分
が周波数間挿された信号であるが、色度成分を主
体とする信号である。
帯域通過フイルタ18及びトランスバーサル・
フイルタ手段20の第1出力端(加減算手段24
の出力端)は、減算器である第1演算手段26の
非反転入力端及び反転入力端に夫々接続されてい
る。第1演算手段26は、櫛型フイルタ動作モー
ドの時に、2つの入力信号からの輝度成分を相殺
する為の手段であつて、第3図において、2つの
入力信号の輝度成分の位相関係が同位相であるこ
とが前提になる。後述するように、2つの入力信
号の輝度成分の位相が逆位相であれば、第1演算
手段として加算器を使用する。第1演算手段26
は、その出力信号を出力端子A(色度成分信号を
取り出す端子)及び回路網28に印加する。回路
網28の出力端子及び遅延手段22の出力端子
(タツプTn)は、減算器である第2演算手段30
の反転入力端及び非反転入力端に夫々接続されて
いる。第2演算手段30は、2つの入力信号から
の色度成分を相殺する為の手段であつて、2つの
入力信号の色度成分が同位相であることが前提に
なる。勿論、2つの入力信号の色度成分が逆位相
ならば、第2演算手段として加算器を用いる。第
2演算手段30の出力信号は、出力端子B(輝度
成分信号を取り出す端子)から取り出される。
次に、スイツチ17の可動接点の位置がC2側
にある場合(即ち、ライン相関が低い時に好適な
帯域通過/ノツチ・フイルタ動作モード)の回路
動作を説明する。この場合、第1演算手段26の
非反転入力端には帯域通過フイルタ18から信号
が印加されず、反転入力端にのみ加減算手段24
からトランスバーサル・フイルタ手段20の第1
出力信号が印加される。この第1出力信号は、副
搬送波周波数を中心に帯域通過された色度成分を
主体とする信号であるが、色度成分信号間に周波
数間挿された輝度成分も含まれている。この第1
出力信号は、第1演算手段26の反転入力端に入
力するので、反転されて出力端子A及び回路網2
8に印加される。回路網28は、第1演算手段2
6からの信号を遅延させ、必要ならば、トランス
バーサル・フイルタ手段20のスプリアス応答に
よる、副搬送波周波数の3倍の周波数を有する成
分を除去する。回路網28の遅延時間を適当に選
択することにより、回路網28の出力信号の色度
成分の位相と、トランスバーサル・フイルタ手段
20の第2出力信号(タツプTnの出力)の色度
成分の位相が同相になる。トランスバーサル・フ
イルタ手段20の第2出力信号は、複合映像信号
を所定時間遅延させただけで、実質的に元の複合
映像信号と変わりはない。この第2出力信号と回
路網28の出力信号の色度成分が、減算器である
第2演算手段30で相殺され、出力端子Bから輝
度成分信号が出力される。この第2演算手段30
は、2つの入力信号の色度成分の位相関係が逆位
相になるように設計した時は、勿論、色度成分を
相殺する為に加算器を使用する。後述するよう
に、トランスバーサル・フイルタ手段20で帯域
通過処理された第1出力信号は、優れた位相直線
性を有するので、この第1出力信号と第2出力信
号から色度成分を相殺して得られる輝度成分信号
の位相直線性も良好となる。
次に、スイツチ17の可動接点がC1側にある
場合(即ち、ライン相関が高い時に好適な櫛型フ
イルタ動作モード)の回路動作を説明する。この
場合、帯域通過フイルタ18の出力信号は、遅延
手段16によつて1水平ライン期間だけ遅延され
ている。また、隣接する次の水平ラインの複合映
像信号の色度成分は、逆位相になつている。この
結果、帯域通過フイルタ18の出力信号とトラン
スバーサル・フイルタ手段20の第1出力信号
は、互いに隣接する2つの水平ラインに対応する
信号であり、これら2つの信号の輝度成分は同位
相であり、他方、色度成分は逆位相になつてい
る。更に、帯域通過フイルタ18内に含まれる調
整回路(図示せず)により、帯域通過フイルタ1
8の出力信号の輝度成分及びトランスバーサル・
フイルタ手段20の第1出力信号の輝度成分の振
幅を等しくする。これにより、減算器である第1
演算手段26により、輝度成分が相殺され、色度
成分の振幅は2倍になる。前述のように、これら
2つの入力信号の輝度成分が逆位相になるように
設計した場合には、第1演算手段として加算器が
用いられる。NTSC方式の複合映像信号は、周波
数領域で見ると、15.734KHz間隔で輝度信号の高
調波信号成分が含まれ、これら輝度成分の間、即
ち、輝度成分の周波数から7.87KHz異なる位置に
色度成分信号が挿入されている。従つて、この場
合、出力端子Aから出力される色度成分信号は、
第4A図に示すような櫛形状の周波数成分を有す
る信号となる。第4A図の中央部分の点線は、副
搬送波周波数(3.58MHz)の位置を示す。この櫛
形の色度成分信号の隣合う歯の周波数間隔は、
15.734KHzである。一方、減算器である第2演算
手段30は、トランスバーサル・フイルタ手段2
0の第2出力信号から回路網28の出力信号を減
算して色度成分を相殺し、輝度成分信号を出力端
子Bに供給する。即ち、第2演算手段30に入力
する2つの信号は、色度成分が同位相になるよう
に調整されている。従つて、出力端子Bからは、
第4B図に示すような櫛形状の輝度成分信号が得
られる。第4A図及び第4B図に示した色度成分
信号及び輝度成分信号の一方の谷の部分は他方の
歯の部分に正確に対応している。
第5図は、本発明のフイルタ回路の1実施例を
示す回路図である。尚、第5図において第3図の
ブロツクに対応するブロツクには同一の参照番号
を付してある。複合映像信号は、入力端子IN、
緩衝増幅器31及び遅延手段16を介して帯域通
過フイルタ18に印加される。帯域通過フイルタ
18は、増幅器32、コンデンサ34及びトラン
ス36から成る帯域通過フイルタ、並びに演算増
幅器38及びその周辺素子(可変インダクタ4
4、可変抵抗器48等)から構成される位相及び
グループ遅延調整回路を有する。帯域通過フイル
タ18において、増幅器32の出力端をコンデン
サ34を介してトランス36の一方の端子に接続
し、増幅器32は、トランス36に低電源インピ
ーダンスを与える。トランス36の他方の端子
は、抵抗器40を介してコンデンサ42、可変イ
ンダクタ44及び抵抗器46の夫々の一方の端子
に接続している。コンデンサ42及び可変インダ
クタ44の他方の端子は、演算増幅器38の非反
転入力端に接続すると共に、可変抵抗器48を介
して接地し、抵抗器46の他方の端子は、演算増
幅器38の反転入力端に接続している。演算増幅
器38の出力端は、帰還抵抗器50を介して反転
入力端に接続している。可変インダクタ44は、
帯域通過フイルタ18の出力信号の位相調整用で
あり、可変抵抗器48は、帯域通過フイルタ18
の出力信号をトランスバーサル・フイルタ手段2
0の第1出力信号の遅延時間と合わせる為のグル
ープ遅延調整用である。帯域通過フイルタ18の
出力信号は、位相及び遅延時間を適正に調整され
た後、演算増幅器である第1演算手段26の反転
入力端に供給され、トランスバーサル・フイルタ
手段20の一部を構成する加減算手段24からの
第1出力信号と加算される。即ち、第1演算手段
26は、抵抗器80,82及び84と共に加算器
を構成している。尚、第3図の場合の第1演算手
段26が減算器であるのに対して、第5図の第1
演算手段26として加算器を使用しているのは、
帯域通過フイルタ18の出力信号と、トランスバ
ーサル・フイルタ手段20の第1出力信号とを比
較したとき、輝度成分信号が逆位相であり、色度
成分信号が同位相になるように設計されているか
らであり、可変抵抗器82を調整することによ
り、加算により相殺される逆位相の輝度成分の振
幅を等しくしている。このように、第5図の場合
には、第1演算手段26に入力する2つの信号の
色度成分及び輝度成分の位相関係が第3図の場合
と異なつていることに留意されたい。
トランスバーサル・フイルタ手段20は、1水
平ライン期間より極めて短い140nsの遅延時間を
有する遅延線の如き遅延手段52及び54、演算
増幅器である加減算手段24、演算増幅器56、
緩衝増幅器58、並びに抵抗器60及び62等を
有する。抵抗器60及び遅延手段52の入力側の
接続中点は、緩衝増幅器31の出力端に接続して
いる。複合映像信号は、抵抗器60を介し、加減
算手段24の反転入力端に印加される。副搬送波
周波数の半周期は、略140nsなので、遅延手段5
2及び54に副搬送波周波数の信号が入力された
時、その出力信号の位相は入力信号に対し180゜異
なり、逆位相になることに留意されたい。演算増
幅器56並びに抵抗器62及び64は、反転増幅
器66を構成している。反転増幅器66の出力端
は、可変抵抗器68を介して加減算手段24の反
転入力端に接続している。可変抵抗器68の摺動
子を中央位置にすると、可変抵抗器68及び抵抗
器60は略等しい抵抗値になる。反転増幅器66
の出力は、更に、遅延手段54にも印加され、
140nsだけ遅延される。遅延手段54の出力は、
緩衝増幅器58を介して、一端が接地されている
可変抵抗器74の他端に印加され、可変抵抗器7
4の出力信号は加減算手段24の非反転入力端に
印加される。抵抗器76は、加減算手段24の帰
還抵抗器である。遅延手段52及び54は、第3
図のタツプ付の遅延手段22に相当し、タツプの
重み付け係数は、抵抗器60及び76、可変抵抗
器68及び74、並びに反転増幅器66によつて
決まる。
トランスバーサル・フイルタ手段20の動作に
ついて説明する。このフイルタ手段20の位相特
性を分析するには、第6a図に示した所謂Tパル
ス信号を用いれば便利である。第6a図〜第6d
図の各波形は、トランスバーサル・フイルタ手段
20に、Tパルス信号を印加したときの第5図の
丸で囲んだa〜dの位置に於ける波形を示してい
る。第5図のa点に印加された第6a図のTパル
スは、遅延手段52で140nsだけ遅延され、反転
増幅器66で反転される(第6b図)。反転増幅
器66の出力は、抵抗器60と可変抵抗器68の
接続点で加算され、加減算手段24の反転入力端
に入力される。反転増幅器66の出力は、更に、
遅延手段54で140nsだけ遅延され(第6c図)、
緩衝増幅器58及び可変抵抗器74を介して加減
算手段24の非反転入力端に入力される。この結
果、第6a図の信号と第6b図の信号の加算され
た信号が、第6c図の信号から減算され、第6b
図に示した信号が加減算手段24の出力端d点に
生じる。この第6d図の波形は、対称形であり、
トランスバーサル・フイルタ手段の位相特性の直
線性が良好であることを示している。
再び第5図に戻り、先ず、副搬送波周波数(正
確には3.579545MHz)の信号がトランスバーサ
ル・フイルタ手段24に印加された場合を説明す
る。上述のように、この副搬送波周波数の信号
は、遅延手段52及び54を通過する度に位相が
反転する。トランスバーサル・フイルタ手段20
の入力端で、入力信号の相対振幅が1であると仮
定する。この入力信号は、遅延手段52で位相反
転され、反転増幅器66で更に位相反転されるの
で、反転増幅器66の出力信号の位相は、入力信
号の位相と同相であり、その相対振幅は1になつ
ている。入力信号と反転増幅器66の出力信号が
夫々抵抗器60及び可変抵抗器68を介して加算
されて加減算手段24の反転入力端に相対振幅2/
3の信号として供給される。また、反転増幅器6
6の出力信号は、遅延手段54で更に位相反転さ
れ、緩衝増幅器58及び可変抵抗器74を介して
加減算手段24の非反転入力端に相対振幅−1/3
(負号は逆位相を示す)の信号として供給される。
この結果、加減算手段24の出力信号は、非反転
入力端の信号から反転入力端の信号が減算される
ので、−1/3−2/3=−1となり、入力信号に対し
て絶対値は等しく位相が反転された信号となる。
以上は、副搬送波周波数の信号に対する応答であ
つて、このトランスバーサル・フイルタ手段20
の第1出力信号(加減算手段24の出力信号)
は、副搬送波周波数を中心に帯域通過され、且つ
入力信号に対し位相が反転された信号となる。即
ち、複合映像信号が入力された場合、第5図のト
ランスバーサル・フイルタ手段20の第1出力信
号は、副搬送波周波数を中心に帯域通過され、輝
度成分及び色度成分の位相は、入力された複合映
像信号と比較して逆位相になつている。この位相
に関しては、第3図の実施例の場合と異なつてい
るので注意されたい。一方、スイツチ17がC1
側の時、帯域通過フイルタ18の出力信号は、1
水平ライン期間の遅延により、隣接するラインの
複合映像信号に対して輝度成分は同位相で、色度
成分のみが逆位相になつている。よつて、第5図
において、帯域通過フイルタ18の出力信号とト
ランスバーサル・フイルタ手段20の第1出力信
号を比較すると、輝度成分は逆位相で、色度成分
は同位相になるので、両信号を加算することによ
り輝度成分を相殺し、第4A図のような櫛形状に
輝度成分を除去した色度成分信号を得ることが出
来る。また、スイツチ17がC2側の時には、ト
ランスバーサル・フイルタ手段20の第1の出力
信号が、そのまま帯域通過された色度成分信号と
して出力される。尚、第3図の場合には、第1演
算手段26として減算器を用いていたが、要する
に、第1演算手段に入力する2つの信号の輝度成
分及び色度成分の位相関係に応じて、輝度成分を
相殺するように加算器又は減算器の何れかを用い
れば良い。
等化器(イコライザ)88は、輝度成分信号の
位相及びグループ遅延を補償するものであり、演
算増幅器86、その反転入力端に接続した抵抗器
90、その非反転入力端とアース間に接続した可
変抵抗器92、その非反転入力端と演算増幅器2
6の出力端間に接続した可変インダクタ94、及
び可変インダクタ94に並列接続したコンデンサ
96を含んでいる。可変抵抗器92及び可変イン
ダクタ94は、色度成分信号が演算増幅器30に
印加される際、適正な位相及びグループ遅延を有
するように調整される。直列接続されたコンデン
サ100及び可変インダクタ102から成る帯域
通過フイルタ98は、等化器88の出力を3.58M
Hzを中心周波数として帯域通過させる。更に、直
列接続されたコンデンサ104及びインダクタ1
06は、トランスバーサル・フイルタ手段20の
スプリアス応答の周波数(10.7MHz:副搬送波周
波数の3倍の周波数)を減少させる為のものであ
る。可変インダクタ102及びインダクタ106
の接続点は抵抗器103を介して接地されてい
る。
演算増幅器である第2演算手段30は、関連す
る抵抗器108〜114と共に減算器を構成して
いる。即ち、緩衝増幅器58から出力されるトラ
ンスバーサル・フイルタ手段20の第2出力信号
と、等化器88の出力信号とを比較すると、両信
号の色度成分信号が同位相になるように調整され
ているので、両信号を減算処理することにより色
度成分を相殺して、輝度成分信号を出力する。勿
論、相殺するべき色度成分が逆位相になるように
設計した時には、第2演算手段30として加算器
を用いる。尚、上述のように、スイツチ17のス
イツチ位置がC1(櫛型フイルタ動作モード)の
時、出力端子A及びBから出力される信号は、
夫々櫛形状の色度成分信号及び輝度成分信号であ
り、スイツチ17のスイツチ位置がC2(帯域通
過/ノツチ・フイルタ動作モード)の時には、出
力端子A及びBから出力される信号は、夫々副搬
送波周波数を中心に帯域通過された色度成分信号
及びノツチ・フイルタにより副搬送波周波数付近
の成分が除去された輝度成分信号となる。
以上本発明の好適実施例ついて説明したが、本
発明はここに説明した実施例のみに限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱する事なく必要
に応じて種々の変形及び変更を実施し得る事は当
業者には明らかである。
[発明の効果] 本発明によれば、櫛型フイルタ動作モード及び
帯域通過/ノツチ・フイルタ動作モードの何れの
動作状態においてもトランスバーサル・フイルタ
手段の2つの出力信号に基づいて色度成分信号及
び輝度成分信号を得ているので、両動作モードを
切り換える際に、各出力信号の帯域幅の変化及び
輝度成分信号の遅延時間の変化等の影響をなくす
ことが出来る。更に、トランスバーサル・フイル
タ手段を使用することにより、従来の帯域通過/
ノツチ・フイルタ及び櫛型フイルタを両方用いて
切り換え使用する場合よりも回路構成を簡単にす
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の帯域通過/ノツチ・フイルタ
のブロツク図、第2図は、従来の櫛型フイルタの
ブロツク図、第3図は、本発明に係るフイルタ回
路の原理を説明する為のブロツク図、第4図は、
櫛型フイルタの出力特性を示す図、第5図は、本
発明の1実施例の回路図、第6図は、トランスバ
ーサル・フイルタ手段の動作を説明する為の波形
図である。 16:遅延手段、17:スイツチ手段、18:
帯域通過フイルタ、20:トランスバーサル・フ
イルタ手段、26:第1演算手段、30:第2演
算手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複合映像信号が印加され、該複合映像信号を
    1水平ラインに相当する時間だけ遅延させる遅延
    手段及び該遅延手段の出力端子に接続された帯域
    通過フイルタを有する直列回路と、 該直列回路に選択的に出力信号を発生させるス
    イツチ手段と、 上記複合映像信号を受け、副搬送波周波数を中
    心に帯域通過された第1出力信号及び上記複合映
    像信号を所定時間遅延した第2出力信号を発生す
    るトランスバーサル・フイルタ手段と、 上記スイツチ手段が上記直列回路の出力信号を
    発生させるとき、該出力信号及び上記第1出力信
    号を受け、これら両信号の輝度成分を相殺して色
    度成分信号のみを出力し、上記スイツチ手段が上
    記直列回路の出力信号の発生を阻止したとき、上
    記第1出力信号を受け、該第1出力信号のみを出
    力する第1演算手段と、 上記第2出力信号及び上記第1演算手段の出力
    信号を受け、これら両信号の色度成分を相殺して
    輝度成分のみを出力する第2演算手段とを具える
    ことを特徴とするフイルタ回路。
JP5588982A 1982-04-02 1982-04-02 フイルタ回路 Granted JPS58173991A (ja)

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JPS60197088A (ja) * 1984-03-21 1985-10-05 Sony Corp カラ−ビデオ信号の処理回路

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