JPH0148808B2 - - Google Patents
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- JPH0148808B2 JPH0148808B2 JP60189486A JP18948685A JPH0148808B2 JP H0148808 B2 JPH0148808 B2 JP H0148808B2 JP 60189486 A JP60189486 A JP 60189486A JP 18948685 A JP18948685 A JP 18948685A JP H0148808 B2 JPH0148808 B2 JP H0148808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mercury
- exhaust gas
- liquid
- cleaning
- polysulfide
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- Expired
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Description
「発明の目的」
本発明はゴミ焼却排ガスの水銀除去方法に係
り、ゴミ焼却場などにおける排ガス中の水銀を効
率高く除去することができ、又低コストな水銀除
去を得しめようとするものである。 産業上の利用分野 ゴミ焼却排ガス中の水銀除去技術。 従来の技術 ゴミ焼却排ガス中に水銀が含まれていることが
近時明かにされたところであつて、その処理に関
して未だ確定的な方法が得られていない。即ちガ
ス中の水銀除去技術としては電解ソーダ工場にお
ける水銀回収に用いられている過マンガン酸カリ
ウム―硫酸法或いは次亜塩素酸―食塩法などがあ
るが、これらの方法に用いられる酸化剤はコスト
高であり、又過マンガン酸などの2次公害対策な
どからしてそのままゴミ焼却排ガスの水銀除去に
適用できない。 然してゴミ焼却排ガス対策として現情では脱
硫、脱硝、集塵、脱HClなどが行われているが、
この中で弱アルカリ液でガスを洗浄する湿式HCl
プロセスにおいて水銀がある程度除去される場合
のあることが知られており、この点から湿式HCl
洗浄プロセスで弱アルカリ液に水銀除去用の液体
キレート剤を添加し、或いは液体キレート剤と水
銀の反応を促進させるためにある種の金属塩を添
加するような方法が提案されている。 発明が解決しようとする問題点 しかしこれらのゴミ焼却排ガス中水銀除去方法
について本発明者等が検討した結果によれば、ゴ
ミ焼却排ガス中水銀はすべてが塩化水銀などの水
銀化合物になつているわけでなく、金属水銀の状
態のものも存在するため液体キレート剤のみでは
ガス中の水銀を十分に除去できない。 「発明の構成」 問題点を解決するための手段 ゴミ焼却排ガスの塩化水素除去に用いられた苛
性ソーダ洗浄液にポリ硫化物を添加した処理液に
対し前記ゴミ焼却排ガスを吸収処理させることを
特徴とするゴミ焼却排ガスの水銀除去方法。 作 用 ゴミ焼却排ガスの塩化水素除去に用いられた苛
性ソーダ洗浄液にポリ硫化ソーダのようなポリ硫
化物を添加することによりガス中水銀分を有効に
吸収除去する。 吸収率は90%以上に達し、高い吸収効果をもた
らすことができる。 実施例 上記したような本発明について更に説明する
と、ゴミ焼却排ガス中の水銀は、排ガス中に
HCl、O2などが多量に含まれていることから電
気集塵機以後の250℃以下のような比較的低温条
件下ではHgO、HgCl2などの水銀化合物と金属
水銀の混合物になつていると考えられる。然して
チオール系の液体キレート剤、あるいはNa2Sを
苛性ソーダ溶液に添加して排ガスを洗浄した場合
には金属水銀は殆んどが除去されないため金属水
銀の比率が相対的に高い排ガスでは水銀除去率が
低下する。このような場合に比較的弱い酸化力を
有するポリ硫化物を洗浄液に添加することによ
り、排ガス中の水銀化合物吸収と共に金属水銀に
ついてもその殆んどが酸化吸収されるため排ガス
中水銀分の殆んどを除去し、洗浄液に吸収させる
ことができる。 又洗浄液は循環使用するため、液側が還元性と
なり、洗浄塔で排ガスと接触させた場合に液中に
吸収された水銀が気中に揮散される場合も排ガス
の質によつては考えられるが、斯様な場合でもポ
リ硫化物が添加されているので次の反応により安
定なHgSが生成するため液中から揮散する恐れ
は殆んどない。 Hg+Sx2-→HgS+Sx2-−1 液中に吸収された水銀については、S2-が過剰
に存在する場合は水銀が再溶解するが、これには
他の金属イオン、例えばFe3+を添加して過剰の
S2-を下式のように硫化物となし沈澱させれば上
澄液中の水銀は頗る低濃度となる。 2Fe3++3S2-→Fe2S3 本発明を添附図面を参照して具体的に説明する
と、ゴミ焼却炉を出た排ガスはガスクーラー又は
ボイラーによつて冷却されてから集塵機に入り、
該集塵機を出た250℃以下の排ガス1は通常HCl
を500〜1500ppm程度、水銀を0.2〜2mg/Nm3程
度含有している。そしてこのような排ガス1は第
1図に示すようにHClの除去を主目的とした排ガ
ス洗浄塔2に送られ、先ず予冷部3で洗浄液噴霧
により100℃以下に冷却される。該冷却後のガス
は主洗浄部4内で洗浄液と接触せしめられ、HCl
を洗浄液側に移行させた後、あるいは減湿部5で
除湿した後洗浄塔2を出る。斯うして得られる洗
浄液はNaClが一般的に3〜15%程度のものであ
つて、該洗浄液は洗浄塔2下部の洗浄液溜6から
洗浄液ポンプ7によつて予冷部3および主洗浄部
4内を循環させられるが、斯かる循環洗浄液は1
日当り一定量を引抜き、または洗浄液の比重、電
導度などを検知し、バルブ13より手動または自
動的に引抜き、補給はPH指示調節計10によつて
苛性ソーダタンク8よりポンプ9を用い自動的に
行うのが一般的であり、この場合の設定PH値は
7.5〜8程度が普通であつて、そのNaClは代表的
に10%として理解することができる。 本発明では上記のような洗浄液にポリ硫化ソー
ダを添加して排ガスを洗浄し、排ガス中の水銀を
HClと同時に洗浄除去しようとするもので、この
場合においてポリ硫化ソーダの添加はポリ硫化ソ
ーダタンク11からポンプ12により定量的に添
加し、或いは苛性ソーダ液の添加量に対し一定比
率で添加せしめ、若しくは引抜き量に対し一定比
率で添加するなどの方法で行う。なおポリ硫化ソ
ーダを添加するとPHが上昇するため、必要添加量
に応じてPH指示調節計24の設定PHを変えること
が好ましい。 ポリ硫化ソーダの添加量はガス中水銀濃度にも
よるが、洗浄液全量に対して5〜300ppm程度を
一応の目安とすればよく、又ポリ硫化物溶液は沸
騰させると加水分解して硫化ソーダとチオ硫酸ソ
ーダを生成するため洗浄塔2の予冷部3に洗浄液
を循環させる方法は、場合により水銀除去に不利
となるので斯様な場合には第2図に示すように予
冷部3に別の水源からの水17を供給し噴霧する
ことが効果的である。 前記したポリ硫化ソーダは製品を購入してもよ
いが、硫化ソーダと硫黄が容易に作ることがで
き、具体的には硫化ソーダ水溶液に硫黄粉末を添
加して数時間〜1日程度撹拌すればよい。生成す
るポリ硫化ソーダのS/Na(モル比)は混合時の
Na2Sと硫黄の混合比によつて決り、S/Na=1
〜1.6でNa2S2、S/Na=1.6〜2.6でNa2S4、S/
Na=2.6以上でNa2S5が一応の目安となる。なお
硫化ソーダ水溶液に硫黄を添加した場合、チオ硫
酸ナトリウムが少量生成する場合があるが、エタ
ノールの10〜30%水溶液に硫化ソーダと硫黄を添
加することにより反応時間を短縮でき、又チオ硫
酸ソーダの生成を抑制することができる。ポリ硫
化物としての濃度は作り易さなどを考慮すれば20
%以下で適当な濃度を選ぶとよい。 洗煙排水の処理に際しては過剰の硫黄が存在す
ると生成したHgSが再溶解するため、この過剰
の硫黄分を、例えば第3図に示すように前記した
引抜きバルブ13から貯槽18に引抜かれた排液
をポンプ19で攪拌反応槽25、固液分離槽26
に送るに当り塩化第2鉄タンク20、ポンプ21
によりFeCl3などの金属塩を加えて溶液中から除
去する。このようにすることにより同時に安定な
HgSとして水銀を液中から除去することができ、
前記攪拌反応槽25にはタンク22からポンプ2
3とPH指示調節計24により苛性ソーダが適宜添
加されるようになつている。FeCl3については過
剰の硫黄分に見合う量を定量注入することとし、
PHは中性付近にコントロールする。又この場合必
要に応じてポリマーを添加する。 次に本発明による具体例と従来法による比較実
験例について説明すると以下の如くである。 即ち第4図に示すように水銀蒸気発生器32に
空気31を送入して得られる水銀蒸気を硫酸―過
マンガン酸カリウム(KMnO4+H2SO4)吸収液
100mlを収容した250mlの洗浄瓶33,34と試験
用吸収液を100ml収容した洗浄瓶35および同じ
く硫酸―過マンガン酸カリウム吸収液100mlを収
容した洗浄瓶36,37を図示のように連結し、
前記水銀蒸気発生器32を通したガスを0.5/
minのの割合で1時間供給し吸収実験した。洗浄
瓶35には10%NaCl溶液およびこの10%NaCl溶
液にチオール系液体キレート100mg/の割合で
配合したもの、および同じくこの10%NaCl溶液
にポリ硫化物〔20%エタノール水溶液中にNa2S
と、硫黄をS/Na=2.5(モル比)で添加し調整
したもの〕100mg/lの割合に添加した本発明方
法に準ずるものの3種を用い実験測定した結果は
次の第1表の通りであつた。
り、ゴミ焼却場などにおける排ガス中の水銀を効
率高く除去することができ、又低コストな水銀除
去を得しめようとするものである。 産業上の利用分野 ゴミ焼却排ガス中の水銀除去技術。 従来の技術 ゴミ焼却排ガス中に水銀が含まれていることが
近時明かにされたところであつて、その処理に関
して未だ確定的な方法が得られていない。即ちガ
ス中の水銀除去技術としては電解ソーダ工場にお
ける水銀回収に用いられている過マンガン酸カリ
ウム―硫酸法或いは次亜塩素酸―食塩法などがあ
るが、これらの方法に用いられる酸化剤はコスト
高であり、又過マンガン酸などの2次公害対策な
どからしてそのままゴミ焼却排ガスの水銀除去に
適用できない。 然してゴミ焼却排ガス対策として現情では脱
硫、脱硝、集塵、脱HClなどが行われているが、
この中で弱アルカリ液でガスを洗浄する湿式HCl
プロセスにおいて水銀がある程度除去される場合
のあることが知られており、この点から湿式HCl
洗浄プロセスで弱アルカリ液に水銀除去用の液体
キレート剤を添加し、或いは液体キレート剤と水
銀の反応を促進させるためにある種の金属塩を添
加するような方法が提案されている。 発明が解決しようとする問題点 しかしこれらのゴミ焼却排ガス中水銀除去方法
について本発明者等が検討した結果によれば、ゴ
ミ焼却排ガス中水銀はすべてが塩化水銀などの水
銀化合物になつているわけでなく、金属水銀の状
態のものも存在するため液体キレート剤のみでは
ガス中の水銀を十分に除去できない。 「発明の構成」 問題点を解決するための手段 ゴミ焼却排ガスの塩化水素除去に用いられた苛
性ソーダ洗浄液にポリ硫化物を添加した処理液に
対し前記ゴミ焼却排ガスを吸収処理させることを
特徴とするゴミ焼却排ガスの水銀除去方法。 作 用 ゴミ焼却排ガスの塩化水素除去に用いられた苛
性ソーダ洗浄液にポリ硫化ソーダのようなポリ硫
化物を添加することによりガス中水銀分を有効に
吸収除去する。 吸収率は90%以上に達し、高い吸収効果をもた
らすことができる。 実施例 上記したような本発明について更に説明する
と、ゴミ焼却排ガス中の水銀は、排ガス中に
HCl、O2などが多量に含まれていることから電
気集塵機以後の250℃以下のような比較的低温条
件下ではHgO、HgCl2などの水銀化合物と金属
水銀の混合物になつていると考えられる。然して
チオール系の液体キレート剤、あるいはNa2Sを
苛性ソーダ溶液に添加して排ガスを洗浄した場合
には金属水銀は殆んどが除去されないため金属水
銀の比率が相対的に高い排ガスでは水銀除去率が
低下する。このような場合に比較的弱い酸化力を
有するポリ硫化物を洗浄液に添加することによ
り、排ガス中の水銀化合物吸収と共に金属水銀に
ついてもその殆んどが酸化吸収されるため排ガス
中水銀分の殆んどを除去し、洗浄液に吸収させる
ことができる。 又洗浄液は循環使用するため、液側が還元性と
なり、洗浄塔で排ガスと接触させた場合に液中に
吸収された水銀が気中に揮散される場合も排ガス
の質によつては考えられるが、斯様な場合でもポ
リ硫化物が添加されているので次の反応により安
定なHgSが生成するため液中から揮散する恐れ
は殆んどない。 Hg+Sx2-→HgS+Sx2-−1 液中に吸収された水銀については、S2-が過剰
に存在する場合は水銀が再溶解するが、これには
他の金属イオン、例えばFe3+を添加して過剰の
S2-を下式のように硫化物となし沈澱させれば上
澄液中の水銀は頗る低濃度となる。 2Fe3++3S2-→Fe2S3 本発明を添附図面を参照して具体的に説明する
と、ゴミ焼却炉を出た排ガスはガスクーラー又は
ボイラーによつて冷却されてから集塵機に入り、
該集塵機を出た250℃以下の排ガス1は通常HCl
を500〜1500ppm程度、水銀を0.2〜2mg/Nm3程
度含有している。そしてこのような排ガス1は第
1図に示すようにHClの除去を主目的とした排ガ
ス洗浄塔2に送られ、先ず予冷部3で洗浄液噴霧
により100℃以下に冷却される。該冷却後のガス
は主洗浄部4内で洗浄液と接触せしめられ、HCl
を洗浄液側に移行させた後、あるいは減湿部5で
除湿した後洗浄塔2を出る。斯うして得られる洗
浄液はNaClが一般的に3〜15%程度のものであ
つて、該洗浄液は洗浄塔2下部の洗浄液溜6から
洗浄液ポンプ7によつて予冷部3および主洗浄部
4内を循環させられるが、斯かる循環洗浄液は1
日当り一定量を引抜き、または洗浄液の比重、電
導度などを検知し、バルブ13より手動または自
動的に引抜き、補給はPH指示調節計10によつて
苛性ソーダタンク8よりポンプ9を用い自動的に
行うのが一般的であり、この場合の設定PH値は
7.5〜8程度が普通であつて、そのNaClは代表的
に10%として理解することができる。 本発明では上記のような洗浄液にポリ硫化ソー
ダを添加して排ガスを洗浄し、排ガス中の水銀を
HClと同時に洗浄除去しようとするもので、この
場合においてポリ硫化ソーダの添加はポリ硫化ソ
ーダタンク11からポンプ12により定量的に添
加し、或いは苛性ソーダ液の添加量に対し一定比
率で添加せしめ、若しくは引抜き量に対し一定比
率で添加するなどの方法で行う。なおポリ硫化ソ
ーダを添加するとPHが上昇するため、必要添加量
に応じてPH指示調節計24の設定PHを変えること
が好ましい。 ポリ硫化ソーダの添加量はガス中水銀濃度にも
よるが、洗浄液全量に対して5〜300ppm程度を
一応の目安とすればよく、又ポリ硫化物溶液は沸
騰させると加水分解して硫化ソーダとチオ硫酸ソ
ーダを生成するため洗浄塔2の予冷部3に洗浄液
を循環させる方法は、場合により水銀除去に不利
となるので斯様な場合には第2図に示すように予
冷部3に別の水源からの水17を供給し噴霧する
ことが効果的である。 前記したポリ硫化ソーダは製品を購入してもよ
いが、硫化ソーダと硫黄が容易に作ることがで
き、具体的には硫化ソーダ水溶液に硫黄粉末を添
加して数時間〜1日程度撹拌すればよい。生成す
るポリ硫化ソーダのS/Na(モル比)は混合時の
Na2Sと硫黄の混合比によつて決り、S/Na=1
〜1.6でNa2S2、S/Na=1.6〜2.6でNa2S4、S/
Na=2.6以上でNa2S5が一応の目安となる。なお
硫化ソーダ水溶液に硫黄を添加した場合、チオ硫
酸ナトリウムが少量生成する場合があるが、エタ
ノールの10〜30%水溶液に硫化ソーダと硫黄を添
加することにより反応時間を短縮でき、又チオ硫
酸ソーダの生成を抑制することができる。ポリ硫
化物としての濃度は作り易さなどを考慮すれば20
%以下で適当な濃度を選ぶとよい。 洗煙排水の処理に際しては過剰の硫黄が存在す
ると生成したHgSが再溶解するため、この過剰
の硫黄分を、例えば第3図に示すように前記した
引抜きバルブ13から貯槽18に引抜かれた排液
をポンプ19で攪拌反応槽25、固液分離槽26
に送るに当り塩化第2鉄タンク20、ポンプ21
によりFeCl3などの金属塩を加えて溶液中から除
去する。このようにすることにより同時に安定な
HgSとして水銀を液中から除去することができ、
前記攪拌反応槽25にはタンク22からポンプ2
3とPH指示調節計24により苛性ソーダが適宜添
加されるようになつている。FeCl3については過
剰の硫黄分に見合う量を定量注入することとし、
PHは中性付近にコントロールする。又この場合必
要に応じてポリマーを添加する。 次に本発明による具体例と従来法による比較実
験例について説明すると以下の如くである。 即ち第4図に示すように水銀蒸気発生器32に
空気31を送入して得られる水銀蒸気を硫酸―過
マンガン酸カリウム(KMnO4+H2SO4)吸収液
100mlを収容した250mlの洗浄瓶33,34と試験
用吸収液を100ml収容した洗浄瓶35および同じ
く硫酸―過マンガン酸カリウム吸収液100mlを収
容した洗浄瓶36,37を図示のように連結し、
前記水銀蒸気発生器32を通したガスを0.5/
minのの割合で1時間供給し吸収実験した。洗浄
瓶35には10%NaCl溶液およびこの10%NaCl溶
液にチオール系液体キレート100mg/の割合で
配合したもの、および同じくこの10%NaCl溶液
にポリ硫化物〔20%エタノール水溶液中にNa2S
と、硫黄をS/Na=2.5(モル比)で添加し調整
したもの〕100mg/lの割合に添加した本発明方
法に準ずるものの3種を用い実験測定した結果は
次の第1表の通りであつた。
【表】
即ち10%NaCl溶液にポリ硫化物を添加したも
のを吸収液としたのものは極めて高い吸収効果
を示すことが確認された。 そこで上記したような実験結果に基き、実際に
水銀を含有したゴミ焼却排ガスを用いると共に、
第1図に示したような焼却炉排ガスの塩化水素
除去処理に使用される苛性ソーダ洗浄液および
該洗浄液にチオール系液体キレートを100mg/
の割合合で添加したもの、該洗浄液に本発明に
従いポリ硫化物を100mg/の割合で添加したも
のを用い、前述したところと同様に吸収処理結果
を測定した。 即ちこの結果は次の第2表に示す通りであつ
て、本発明によるのものが94%に達する高い吸
収効果を示した。
のを吸収液としたのものは極めて高い吸収効果
を示すことが確認された。 そこで上記したような実験結果に基き、実際に
水銀を含有したゴミ焼却排ガスを用いると共に、
第1図に示したような焼却炉排ガスの塩化水素
除去処理に使用される苛性ソーダ洗浄液および
該洗浄液にチオール系液体キレートを100mg/
の割合合で添加したもの、該洗浄液に本発明に
従いポリ硫化物を100mg/の割合で添加したも
のを用い、前述したところと同様に吸収処理結果
を測定した。 即ちこの結果は次の第2表に示す通りであつ
て、本発明によるのものが94%に達する高い吸
収効果を示した。
【表】
「発明の効果」
以上説明したような本発明によるときは、ゴミ
焼却排ガス中に含有される水銀分をを、該排ガス
の塩素化除去に使用される苛性ソーダ洗浄液を用
い、これにポリ硫化ソーダを添加して効率的且つ
低コストに吸収除去することが可能であり、工業
的にその効果の大きい発明である。
焼却排ガス中に含有される水銀分をを、該排ガス
の塩素化除去に使用される苛性ソーダ洗浄液を用
い、これにポリ硫化ソーダを添加して効率的且つ
低コストに吸収除去することが可能であり、工業
的にその効果の大きい発明である。
図面は本発明の技術的内容を示すもので、第1
図と第2図はゴミ焼却排ガスの洗浄処理状態を示
した各説明図、第3図はその洗浄排液に対する除
去処理行程の説明図、第4図は水銀蒸気を準備し
吸収実験をなしたものの説明図である。 然してこれらの図面において、1は焼却排ガ
ス、2は洗浄塔、3は予冷部、4は主洗浄部、5
は減湿部、6は洗浄液溜、7は洗浄液ポンプ、8
は苛性ソーダタンク、9は苛性ソーダポンプ、1
0はPH指示調節計、11はポリ硫化ソーダタン
ク、12はポリ硫化ソーダポンプ、13は洗浄液
液引抜バルブ、16は処理排ガス、17は予冷液
ライン、18は洗浄排液貯槽、19は洗浄排液供
給ポプ、20は塩化第二鉄タンク、21はそのポ
ンプ、22は苛性ソーダタンク、23はそのポン
プ、24はPH指示調節計、25は攪拌反応槽、2
6は固液分離槽、27は処理水、28は汚泥、3
1は空気、32は水銀蒸気発生器、33,34お
よび36,37は硫酸―過マンガン酸カリウム吸
収液、35は洗浄液、39はエアポンプ、40は
ガスメータ、41はエアポンプを夫々示すもので
ある。
図と第2図はゴミ焼却排ガスの洗浄処理状態を示
した各説明図、第3図はその洗浄排液に対する除
去処理行程の説明図、第4図は水銀蒸気を準備し
吸収実験をなしたものの説明図である。 然してこれらの図面において、1は焼却排ガ
ス、2は洗浄塔、3は予冷部、4は主洗浄部、5
は減湿部、6は洗浄液溜、7は洗浄液ポンプ、8
は苛性ソーダタンク、9は苛性ソーダポンプ、1
0はPH指示調節計、11はポリ硫化ソーダタン
ク、12はポリ硫化ソーダポンプ、13は洗浄液
液引抜バルブ、16は処理排ガス、17は予冷液
ライン、18は洗浄排液貯槽、19は洗浄排液供
給ポプ、20は塩化第二鉄タンク、21はそのポ
ンプ、22は苛性ソーダタンク、23はそのポン
プ、24はPH指示調節計、25は攪拌反応槽、2
6は固液分離槽、27は処理水、28は汚泥、3
1は空気、32は水銀蒸気発生器、33,34お
よび36,37は硫酸―過マンガン酸カリウム吸
収液、35は洗浄液、39はエアポンプ、40は
ガスメータ、41はエアポンプを夫々示すもので
ある。
Claims (1)
- 1 ゴミ焼却排ガスの塩化水素除去に用いられた
苛性ソーダ洗浄液にポリ硫化物を添加した処理液
に対し前記ゴミ焼却排ガスを吸収処理させること
を特徴とするゴミ焼却排ガスの水銀除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60189486A JPS6253726A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ゴミ焼却排ガスの水銀除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60189486A JPS6253726A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ゴミ焼却排ガスの水銀除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6253726A JPS6253726A (ja) | 1987-03-09 |
| JPH0148808B2 true JPH0148808B2 (ja) | 1989-10-20 |
Family
ID=16242065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60189486A Granted JPS6253726A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | ゴミ焼却排ガスの水銀除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6253726A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6556189B1 (en) | 1998-04-24 | 2003-04-29 | Nissha Printing Co., Ltd. | Touch panel device |
| EP1424625A4 (en) | 2001-09-06 | 2006-01-18 | Nissha Printing | TOUCH PANEL WITH LARGE DURABILITY |
| US7758829B2 (en) * | 2007-12-05 | 2010-07-20 | Alstom Technology Ltd | Process for promoting mercury retention in wet flue gas desulfurization systems |
| DE102008005742A1 (de) * | 2008-01-23 | 2009-07-30 | Vosteen Consulting Gmbh | Verfahren zur verbesserten und kostengünstigen nassen Abscheidung von Quecksilber aus Rauchgasen |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP60189486A patent/JPS6253726A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6253726A (ja) | 1987-03-09 |
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