JPH0149276B2 - - Google Patents

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JPH0149276B2
JPH0149276B2 JP57156930A JP15693082A JPH0149276B2 JP H0149276 B2 JPH0149276 B2 JP H0149276B2 JP 57156930 A JP57156930 A JP 57156930A JP 15693082 A JP15693082 A JP 15693082A JP H0149276 B2 JPH0149276 B2 JP H0149276B2
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sam
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carbon atoms
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Bioresearch SRL
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Publication of JPH0149276B2 publication Critical patent/JPH0149276B2/ja
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    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/02Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
    • C07H19/04Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
    • C07H19/16Purine radicals
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は次式 (式中RはH又は炭素数1〜6の線状又は分岐状
脂肪族基であり、R1はH又は炭素数2〜12の線
状又は分岐状脂肪族又は芳香族アシルであり、
R2はH又は炭素数2〜12の線状又は分岐状脂肪
族又は芳香族アシルであり、mは0又は1;nは
0〜5でありAはpK2.5未満の無機又は有機酸の
酸基であり、またR1はR2と同一か又は異なつて
おりR、R1及びR2の少なくとも一つは水素以外
である)のS―アデノシルメチオニン(SAM)
誘導体の新しいタイプにかんする。 SAMは生きている生成体のすべてに存在する
物質として知られており、これは生物体における
メチル基の主要な供与体に相当する点で基本的に
主要な大多数の生物学的方法に関与するものであ
る。 それはまた、1975年までSAMの実さい的応用
がその極端な不安定性により妨げられてきたこと
が知られている。 1975年以降、本出願人は全く予期せざることに
人体の種々の治療分野で有用な薬剤処方を可能に
する如き安定性を実証した特定のSAM塩にかん
する一連の特許(USA特許第3893999;
3954726;4057686)を出願した。 SAMのマイナスの面の一つを解決するが、こ
れらの塩はこの製品にかんする他の問題、即ちセ
ルバリヤーを通過するさいの低いキヤパシテイ、
従つてとくに径口投与されるとき生物体による吸
収の困難な問題を依然として解決していない。 新しいタイプの生成物、即ち式()の生成物は
全く予期せざることにすでに確定されたSAM塩
の薬理学的活性をすべて有しかつ昇温下でさえも
同等か又はそれ以上の安定性と良好な生物学的有
用性を有することが今や見出された。 とくに、この後者の特性は人間の治療にとつて
非常に有用である経口用の製剤処方を可能ならし
める。 式()の化合物の中、次式 (式中Rは炭素数1〜6の線状又は分岐状脂肪族
基、A-はpK2.5未満の強無機酸又は有機酸のアニ
オンに相当し、mは1、nは0〜4であり好まし
くは3である)で示されるエステル及び次式 (式中R1はR2と同一か又は異なり、炭素数2〜
12の線状又は分岐状脂肪族又は芳香族アシルであ
り、AはpK2.5未満の無機酸又は有機酸の酸基に
相当する、mは0、nは1〜5、好ましくは4で
ある)で示されるアシル化誘導体はとくに関心が
高いものである。 新しい化合物()の安定性は各分子に結合した
酸基の数により実質的に影響されることも見出さ
れた。とくに、式()の化合物は最大の安定性が
n=3のとき得られ、一方式()の化合物は最大
の安定性がn=4のとき得られる。 新しい生成物のいくつかの安定性データが次の
表に示される。とくに表1は100℃での水溶液に
おいて種々のPHの場合ですべてn=3のとき、
SAMに比べて、式()のエステルの安定性にか
んするデータを表わす。
【表】
【表】 式()のアシル誘導体は溶液では低い安定性を
示したもので、これらの条件下でエステルは明ら
かにすぐれていると考えられる。 表2はSAMに比べて式()のSAMアシル誘導
体の、45℃、乾燥状態での安定性を示す。
【表】 式()のエステルは45℃で乾燥状態で無期限に
安定である。 前述のとおり、式()の生成物の更に別の利点
はセルバリヤーを通過するそのキヤパシテイから
引出される。表3の値は新しい生成物のこの特徴
を示す。“発生部位”法(腸袋)として知られて
いる第一のテストにおいて、生理溶液1ml中のテ
スト用各生成物2mgがエーテル麻酔下のラツト中
に用意された腸袋中に置かれた。ラツトは2時間
後殺されその袋の残存内容物(壁+内容物)が分
析された。第2テストにおいて、内側を外にした
腸の部分が用いられ、10-4Mの外部生成物濃度に
対してクレブスリンガーKrebs Ringerに従つて
37℃でインキユベートされた。 生成物はすべてmが0又は1でnが3である塩
を得るためH2SO4で塩化された。
【表】
【表】 式()の生成物は以下の方法により製造され
た。 A) 式()のSAMエステル 新しいSAMエステルは既知の方法により得
られたSAM塩から製造される。サルフエート
が好ましく用いられる。無水アルコール中の濃
縮硫酸の1%と3%の間の濃度(好ましくは2
%)を有する溶液が調製され、これはSAMを
エステル化することを意図する。 SAMサルフエートの充分量が撹拌下でこの
溶液に加えられ、10と100g/との間、好ま
しくは50g/のSAMイオンの最終濃度が得
られる。 透明な溶液が低分子量アルコールで得られ、
一方懸濁液が高分子量アルコールで得られる。
それは用いられるアルコールに従つて10―20時
間還流下で加熱される。反応の終りで透明な溶
液がすべての場合得られる。 SAMエステルの他に最終反応生成物は少量
のSAMの残渣(最大5%まで)及び用いられ
るアルコールによつて変りうる量のSAM熱減
成生成物を含有する。その割合はメチルエステ
ルの場合エステル転化率80%と減成生成物の20
%から、C5〜C6アルコールの場合転化率50%
と減成生成物の50%までの範囲にある。 反応生成混合物が冷却されH2O等量が加え
られる(あるいはもしアルコールがH2Oと不
混和であればそれは水で抽出される)。 過剰の硫酸はOH-型の塩基性樹脂(アンバ
ーライトIRA401又はアンバーライトIRA93)
の添加によりPHを3に調整することにより除去
される。樹脂は過され再生のため送られる。 アルコールが水と混和する場合、アルコール
は真空下で蒸発させる。 かくして得られた溶液中の残渣SAMが1%
をこえるならば、溶液は残渣SAMを破かいす
るため20分間沸とうされる。 PHは撹拌下で6.5に調整され、溶液は予じめ
H2Oで洗浄されたH+型の弱酸樹脂(アンバラ
イトIRC50又はCG50)のカラムに通され、そ
のカラム操作パラメーターを考慮する。 レジン床の直径/高さの比 1:10、 SAMエステル20g/レジン1当りを供給、 1カラム容積/時間当りを流す。 カラムは次にH2Oの1カラム容積及び0.1N
酢酸で溶出液のPHが3となるまで洗浄する。更
に水の1カラム容積で洗浄する。 SAMエステルが0.1N H2SO4で(又はこと
なる塩が要求されるときは別の強酸で)溶出さ
れる。かくて得られる溶液は真空下で50g/
に濃縮される。これは活性炭(SAMエステル
の1/10)で過され、酸組成は濃H2SO4(又
は別の強酸)を加えることにより所望の値(3
〜5当量、好ましくは4)に調節され、溶液は
凍結乾燥される。 B) 式()のSAMアシル誘導体 出発原料は再び可溶性SAM塩、好ましくは
サルフエートである。 水中のSAM塩の溶液をSAM濃度が50と200
g/の間、好ましくは100g/となる様に
調製する。溶液を1℃に冷却し冷却によりこの
温度に維持し乍らPHを2N NaOHを用いて7に
調節する。 方法は所望される誘導体によつて次のとおり
である。 〈C2―C6脂肪族酸及び芳香族酸のモノシアル
誘導体〉 アシル化剤(所望される酸の無水物又はクロ
ライド)がSAMに対し1:1.2のモル割合で少
しずつ加えられ、温度を1℃に、PHを2N
NaOHの添加により7に維持する。 反応の終りに(即ちPHが安定であるとき)温
度を20℃に上昇させる。 溶液を20g/の濃度に希釈し沈澱物を別
する。 SAMのモノアシル誘導体への転化率は90%
より大きい。かくて得られた溶液をイオン交換
樹脂上でクロマトグラフイにかける。 〈C7―C12脂肪族酸のモノアシル誘導体〉 所望される酸のクロライドをSAMに対し
1:3のモル比で無水溶剤(アセトン、
DMFA、DMSOなど)にとかして10%溶液を
つくり、これは温度を1℃にまたPHを2N
NaOHの添加により7に維持し乍ら少しづつ
添加される。反応の終りに温度を20℃に昇温さ
せる。溶液を20g/の濃度に希釈し、溶剤を
真空蒸発させ沈澱物を別する。モノアシル誘
導体への転化はこの場合約80%である。かくて
得られる溶液はイオン交換樹脂上でクロマトグ
ラフイにかけられる。 〈C2―C6脂肪族混合酸のトリアシル誘導体〉 アシル化剤をSAMに対し1:5ないし1:
10のモル比で加え、温度を1℃にPHを2N
NaOHの添加により7に維持する。反応の終
りに温度を20℃に昇温させる。SAMのトリア
シル誘導体への転化率は約80%である。溶液は
20g/の濃度に希釈され沈澱物は別され
る。 かくて得られた溶液はイオン交換樹脂上でク
ロマトグラフイにかけられる。 すべての場合において、予じめH2Oで洗浄
されたH+型の弱酸樹脂(アンバーライト
IRC50又はCG50)カラムが用いられ、次の操
作パラメーターを考慮する: ―樹脂床の直径/高さの比 1:10 ―樹脂の1当りSAM誘導体20gを供給す
る ―時間当り1カラム容量を流す カラムを次にH2O1容量で更に0.1N酢酸で溶
出液のPHが3となるまで洗浄する。更に残渣の
SAM及び他の副生物を完全に溶出する迄20m
N H2SO4で洗浄し、所望の生成物が0.1N
H2SO4で(あるいは異なる塩が所望されると
きは別の強酸で)溶出される。かくて得られる
溶液は真空下で50g/に濃縮される。これは
活性炭で(SAM誘導体の1/10)過され、
酸組成は所望の化学量論の値に調節され溶液は
凍結乾燥される。 C) 式()の混合誘導体 R、R1及びR2が水素以外であるSAM誘導体
はまづパラグラフ(A)で述べたとおりエステル化
しついで得られたエステルをパラグラフ(B)で述
べるとおり水溶液中でアシル化に付することに
より製造される。 本発明を説明するためSAM誘導体の製造のた
めの非限定的実施例を以下述べる。 実施例 1 1KgのSAMイオンに相当する量のSAMサルフ
エートを2容量%の濃硫酸を含むメタノール20
中に溶解させる。溶液を16時間還流下で加熱す
る。冷却し、20の蒸留水で希釈する。 アンバーライトIRA93樹脂(予め2N NaOHで
活性化して中性になるまで洗浄したもの)でPHが
3になるまで処理する。約15の樹脂が用いられ
る。 混合物を過し、蒸留水で洗浄する。真空下で
メタノールを蒸発させる。未反応SAMの最後の
トレースを除去するため溶液を20分間沸騰させ、
次いで冷却する。 100の0.5N H2SO4で活性化して中性になる
まで洗浄したH+型アンバーライトIRC50樹脂40
を含むカラムを準備する。上記の得られた溶液
を2N NaOHでPH6.5に中性化し、40/hの流
量でカラムに通す。40の水で洗浄する。 溶出液がPH3となるまで0.1N酢酸溶液をカラ
ムに通し(約200)、次に40の蒸留水を通す。 60の0.1N H2SO4で溶出する。溶出液を真空
下(35℃、30mmHg)で約10に濃縮し、50gの
活性炭を添加し、混合物を過する。溶液を滴定
する。 十分な量の濃硫酸を添加してモル比1:2の
SAMメチルエステル:硫酸を得、次に溶液を凍
結乾燥する。 820gの生成物が得られ、その組成は以下の通
りである: SAMメチルエステル 66.8% H2SO4 31.7% H2O 1.5% SAMイオンに関する収率 54.7% HPLCによる分析(PARTISIL10SCXカラム、
溶出液0.1MPH4のギ酸アンモニウム、20%メタ
ノール、流量1ml/分)では、生成物は580秒の
保持時間でシングルピークを示す。 生成物はU.V.及びNMRスペクトルで同定され
た。 U.V.スペクトル: PH4において、258nmで最大吸収、 ε=14040 PH1において、256nmで最大吸収、 ε=13500 NMRスペクトル: 3ppmにおいて、+ S ―CH3基のシングレツト 3.7ppmにおいて、
【式】基のシング レツト 凍結乾燥前に化学量論的組成がSAMメチルエ
ステル:硫酸比1:1.5又は1:2.5に調整され次
いで凍結乾燥される場合には、それぞれ下記の塩
が得られる: SAMメチルエステル・1.5H2SO4・0.5H2O SAMメチルエステル・2.5H2SO4・0.5H2O IRC50カラムが硫酸の代わりに塩酸で溶出され
る場合には、下記の塩が得られる: SAMメチルエステル・3HCl・0.5H2O SAMメチルエステル・4HCl・0.5H2O SAMメチルエステル・5HCl・0.5H2O 同様にして、メタンスルホン酸を用いる場合に
は対応するメタンスルホネートが得られる。 これらの塩の分析データを以下の表に示す。
【表】 実施例 2 2%の硫酸を含む純粋エタノールを用いて実施
例1の方法を行う。 式:SAMエチルエステル・2H2SO4・0.5H2O
のSAMエチルエステルが得られる。 U.V.スペクトル: PH4において、258nmで最大吸収、ε=14040 PH1において、256nmで最大吸収、ε=13500 NMRスペクトル: 1.25ppmにおいて、R−CH3基のトリプレツト 3ppmにおいて、+ S −CH3基のシングレツト 4.2ppmにおいて、
【式】基のク オドラプレツト 実施例1の条件下におけるHPLCによる分析で
は、生成物は600秒の保持時間でシングルピーク
を示す。 実施例1の場合と同様、下記の一連の塩が得ら
れる。 SAMエチルエステル・1.5H2SO4・0.5H2O SAMエチルエステル・2.5H2SO4・0.5H2O SAMエチルエステル・3HCl・0.5H2O SAMエチルエステル・4HCl・0.5H2O SAMエチルエステル・5HCl・0.5H2O SAMエチルエステル・3CH3SO3H・0.5H2O SAMエチルエステル・4CH3SO3H・0.5H2O SAMエチルエステル・5CH3SO3・0.5H2O これら全ての塩は上記塩と同じU.V.及びNMR
スペクトルをもつ。 実施例 3 2%の硫酸を含むn−ブタノールを用いて実施
例1の方法を行う。 先ず、懸濁液が得られ、これを還流により透明
溶液に転化する。 式:SAMn−ブチルエステル・2H2SO4
0.5H2OのSAMn−ブチルエステルが得られる。 U.V.スペクトル: PH4において、258nmで最大吸収、ε=14040 PH1において、256nmで最大吸収、ε=13500 NMRスペクトル: 0.9ppmにおいて、R−CH3基に特徴的なトリ
プレツト 3ppmにおいて、+ S −CH3基のシングレツト 4.1ppmにおいて、
【式】基に特 徴的なクオドラプレツト 実施例1の条件下でのHPLCによる分析では、
生成物は650秒の保持時間でシングルピークを示
す。 実施例1及び2の一連の塩が同一条件下で得ら
れた。 ブタノールの代わりにn−ペンタノール及びn
−ヘキサノールを用いることにより、SAMn−ペ
ンチル及びn−ヘキシルエステルが得られた。 以下の表は実施例2及び3のSAMエステルの
分析データである。
【表】 実施例 4 1KgのSAMイオンに相当する量のSAMサルフ
エートを10のH2Oに溶解させ、1℃に冷却す
る。 冷却液体の循環により上記温度を保ちながら、
2N NaOHでPHを7に調整する。 更に1℃の温度を保ち同時に2N NaOHの添加
によりPH7に保ちながら、285mlの無水酢酸を1
時間かけて添加する。 無水酢酸添加後、同一温度でPHを安定化させ、
その後温度を20℃に上げる。モノアセチル誘導体
への転化収率は95%である。反応混合物を20の
蒸留水で希釈する。 予め100の0.5N H2SO4で活性化され中性と
なるまで洗浄されたH+型のアンバーライト
IRC50樹脂50のカラムを分離して準備する。 反応混合物を50/hの流量でカラムに通す。 50の蒸留水で洗浄する。溶出液のPHが3にな
るまでカラムに0.1N酢酸溶液を通す(約400)。
カラムを50の20mN H2SO4で洗浄して未反
応SAMの最後のトレースを溶出させる。次に、
50の0.1N H2SO4で溶出する。真空下(30mm
Hg、35℃)で溶液を約10に濃縮する。50gの
活性炭で処理し過する。 溶液を滴定し、十分な濃硫酸を添加しモル比
1:2のSAMモノアセチル/H2SO4を得、しか
る後に凍結乾燥する。 900gの塩SAMモノアセチル・2H2SO4
0.5H2Oが得られ、その組成は以下の通りであ
る: モノアセチル 68.3% H2SO4 30.3% H2O 1.4% SAMに関する収率 61.5% HPLCによる分析(PARTISIL10SCXカラム、
溶出液0.1MPH4のギ酸アンモニウム、20%メタ
ノール、流量1ml/分)では、生成物は360秒の
保持時間でシングルピークを示す。 生成物はU.V.及びNMRスペクトルで同定され
た。 U.V.スペクトル: PH4において、258nmで最大吸収、ε=14040 PH1において、256nmで最大吸収、ε=13500 NMRスペクトル: 2ppmにおいて、アセチル基のシングレツト 3ppmにおいて、+ S −CH3基のシングレツト 生成物はアミノ酸基の変化を示すニンヒドリン
テストに正の反応を示さない。 凍結乾燥前に硫酸に関する化学量論的モル比を
1.5又は2.5に調整すると、下記の塩が得られた: SAMモノアセチル・1.5H2SO4・0.5H2O SAMモノアセチル・2.5H2SO4・0.5H2O カラム溶出で硫酸の代わりに塩酸又はメタンス
ルホン酸を用いた場合には、下記の塩が得られ
た: SAMモノアセチル・3HCl・0.5H2O SAMモノアセチル・4HCl・0.5H2O SAMモノアセチル・5HCl・0.5H2O SAMモノアセチル・3CH3SO3H・0.5H2O SAMモノアセチル・4CH3SO3H・0.5H2O SAMモノアセチル・5CH3SO3H・0.5H2O これら全ての塩は上記の生成物と同じU.V.及
びNMR特性をもつ。 これらの塩に関する分析データを以下の表に示
す:
【表】 実施例 5 無水酢酸の代わりに無水プロピオン酸、無水ブ
チル酸、塩化ヘキサノイル、塩化ベンゾイル、塩
化パラトルエンスルホニル、無水コハク酸及び無
水グルタル酸を用いて実施例4の方法を行つた。
対応するSAMアシル誘導体が得られ、その分析
特性を以下の表に示す。
【表】
【表】 実施例 6 無水酢酸の代わりに約15のアセトン中の1540
mlの塩化デカノイルを用いて実施例4の方法を行
つた。 反応終了後、溶液を20のH2Oで希釈し、真
空下でアセトンを蒸発させ、デカン酸沈殿物を
別する。 実施例4と同様にして、塩SAMデカノイル・
2H2SO4・0.5H2Oが得られた。 実施例4の条件下でのHPLCによる分析では、
生成物は340秒の保持時間でシングルピークを示
す。 生成物はまた以下のU.V.特性をもつ: PH4において、258nmで最大吸収、ε=14040 PH1において、256nmで最大吸収、ε=13500 塩化デカノイルの代わりに塩化オクチル及び塩
化ドデシルを用いた場合には、以下の生成物が得
られた: SAMn−オクチル・2H2SO4・0.5H2O SAMn−ドデシル・2H2SO4・0.5H2O これら生成物の分析データを以下の表に示す。
【表】 実施例 7 1KgのSAMイオンに相当する量のSAM塩を10
のH2Oに溶解させ、1℃に冷却する。 冷却液体を循環させることにより上記温度を保
ちながら、2N NaOHでPHを7に調整する。 温度1℃に保ち、2N NaOHを添加することに
よりPHを7に保ちながら、1200mlの無水酢酸を2
時間かけてゆつくりと添加する。 トリアセチル誘導体への転化収率は80%であ
る。これ以降は実施例4の工程が行われる。 720gの塩SAMトリアセチル・2H2SO4
0.5H2Oが得られ、その組成は以下の通りであ
る: SAMトリアセチル 71.9% H2SO4 26.8% H2O 1.3% SAMに関する収率 51.8% 実施例4の条件下でのHPLCによる分析では、
生成物は820秒の保持時間でシングルピークを示
す。 生成物はまた以下のU.V.及びNMR特性を示
す: U.V.スペクトル: PH4において、258nmで最大吸収、ε=14050 PH1において、256nmで最大吸収、ε=13500 NMRスペクトル: 2ppmにおいて、メチオニン上のアセチルのシ
ングレツト 2.2ppmにおいて、リボース上の2つのアセチ
ルに対応するシングレツト 3ppmにおいて、 S+ −CH3基のシングレツト 無水酢酸の代わりに無水プロピオン酸又は無水
ブチル酸を用いる場合には以下の生成物が得られ
る: SAMトリプロピオニル・2H2SO4・0.5H2O SAMトリブチリル・2H2SO4・0.5H2O SAMトリアセチル誘導体の分析データを以下
の表に示す。
【表】 実施例 8 実施例5の方法を行い、それぞれSAMヘキサ
ノイル.SAMベンゾイル及びSAMスクシニルを
含む反応混合物を得る。 この時点で、温度を1℃に保ち、2N NaOHを
添加することによりPHを7に保ちながら、1000ml
の無水酢酸を1時間かけて添加する。次いで、実
施例4の方法を行う。 以下の混合タイプのトリアシル誘導体が得られ
る: SAMヘキサノイル−ジアセチル・2H2SO4
0.5H2O SAMベンゾイル−ジアセチル・2H2SO4
0.5H2O SAMスクシニル−ジアセチル・2H2SO4
0.5H2O その分析データを以下の表に示す:
【表】 本発明のすべての誘導体が広範囲の薬理学的ス
クリーニング方法でテストされ、すべての場合高
い活性と毒性特徴を示した。 新しい化合物の活性は生物体中のSAM+イオン
を解放する能力及びリピド、プロチド及びグルシ
ド代謝の基本的反応を触媒する大多数のトランス
メチラーゼ酵素の天然基質としてメチル基の供与
体として作用する能力に実質的に左右されること
が実証された。 新しい化合物の重要性はそれらがS−アデノシ
ルメチオニンを絶対的に安定にし、それで人体中
のそのトランスメチル化活性の100%利用を可能
ならしめしかもSAM+により活性化される生物学
的方法にマイナスに干渉する毒性の減成生成物を
生成するリスクを生じないという事実から実質的
に引き出される。 それは又SAMをセルバリヤーに通過させかく
てそれを高度に生物学的に利用させる能力によつ
ても左右される。 毒 性 マウスにおける急性毒性がしらべられ、次の値
が全ての塩について得られる: 径口投与によるLD50>3g/Kg 静脈内投与によるLD501g/Kg 許容度及び慢性毒性テストがウイスター及びス
プラグ−ドウリイストツクのねずみについて生成
物を1日当り20mg/Kg12月間投与することにより
行われた。処理の終りにさいし種々の器官や組織
には病理学的変化は見られなかつた。 胚子奇形発生テストが兎について行われた。最
大の治療投与量より10倍多い塩の投与量が与えら
れるとき胚又は末端胎児について胚子奇形作用又
は奇形作用は見られなかつた。 200mg/Kgまでの静脈投与量は兎における発熱
性徴候を生じなかつた。 兎やねずみにおける40mg/Kgの静脈投与は勁動
脈圧、心臓及び呼吸器の振動数あるいは心電計ト
レースに何の変化も生じなかつた。 筋肉内注射の局部許容度は投与を30〜60日間く
り返した後でも、また兎の外耳の周辺静脈におけ
る静脈内注射の局部許容度はすぐれていた。 薬理作用 ねずみについて行われた一連のテストは新しい
生成物がハンドラーに準拠する過脂質−過蛋白質
ダイエツトにより誘起される肝脂肪症において及
びSAM+を10mg/Kgを投与するときですら急性ア
ルコール性中毒及び他の毒性薬剤により誘起され
る脂肪症において非常にかなりの保護的及び分解
的作用を奏することが判明した。 たとえばトリトン.Sにより誘起される、ねず
みにおける実験的過脂肪血症では新しい生成物は
用いられた投与量、即ち10mg/Kg(SAM+で表現
して)で、抗脂肪血症活性の他の薬剤の場合より
一層強力であつた。 コレステロール及びフルクトーズに富むダイエ
ツトによりアテローム性動脈硬化症とされた鶏に
おいて10mg/Kgの量で新しい生成物を非経口投与
するとコレステロール血症をへらし胸部及び腹部
大動脈及びまた脳基部の小さい血管にかんするコ
ントロールにおいて遭遇する病巣を有利に軽減す
る。 リン脂質代謝物にかんして、補償されない脂肪
症のねずみの肝組織でフオスフアチジルコリン量
が増大することが実験的に見出された。フオスフ
アチジルコリンの明らかな増量は又β/αリポプ
ロテイン比により生ずる実験的変量における血液
内のα−リポプロテインの消費により決定され
た。 これらすべてのテストは脂質代謝の変化におけ
る新しい誘導体の治癒的効果を明らかに示した。 ねずみについて行われた別の一連のテストによ
り1mg/Kgの投与量が肝臓及び筋肉レベルでの貯
蔵グリコーゲンの累積を生じこれは組織化学的方
法及び定量分析の両方により実証されることが判
明した。アロキサンにより誘発された実験的糖尿
病において、血糖値を通常に戻するのに必要なイ
ンシユリン量はSAM+の0.5mg/Kgに当量な投与
によりかなり減少された。 この一連のテストは本発明による新しい化合物
のグルシド代謝に対する明瞭な積極的作用を実証
した。 最後に、実験的にハイポデイスプロテインミア
を誘発させたねずみをSAM誘導体10mg/Kgの量
で処理した。この生成物は実質的にアルブミンレ
ベルを増加させることにより全蛋白血症値を通常
に戻し、かくて著しい蛋白質同化作用活性を示す
ことが見出された。 このテスト及び他の類似のテストは単純蛋白質
代謝の機能不全における新しい生成物の治癒的な
力を証明した。 要するに、前述の薬理学テスト及び新しい生成
物の活性を人間の生体のすべてのレベルで探究さ
せることができた多くの他のテストにもとづい
て、新しい生成物の活性が、この新規物質の活性
は、急性及び慢性の肝臓中毒について、また、抑
うつ症について、また、変形関節炎について、臨
床的に確認された。 人間の治療の多くの他の分野での活性が研究中
である。 この新規生成物はまた全く予期せざることに十
分な抗炎症及び鎮痛活性をもつ。 この新規生成物は経口により、あるいは筋肉内
又は静脈内注射により投与される。しかしなが
ら、これらはSAMよりも大きな腸内吸収性を示
すので、特に経口用の薬剤の製造に有用である。 他の可能な投与形態は坐薬、接眼装置、アエロ
ゾル用の液体あるいは局所応用のための形態であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式 (式中、RはHであるか又は炭素原子数1〜6の
    直鎖状又は分枝鎖状の脂肪族基であ、R1はHで
    あるか又は炭素原子数2〜12の芳香族又は脂肪族
    の直鎖状又は分枝鎖状のアシルであり;R2はH
    であるか又は炭素原子数2〜12の直鎖状又は分枝
    鎖状の芳香族又は脂肪族のアシルであり;mは0
    又は1であり;nは0〜5であり;AはpK<2.5
    の無機酸又は有機酸の酸基であり、R1はR2と同
    一でも異つていてもよく、ただし基R、R1、R2
    の少なくとも1つは水素以外であり、そしてmと
    nとは同時には0を表わさないものとする) で示されるS―アデノシルメチオニン(SAM)
    誘導体。 2 次式、 (式中、Rは炭素原子数1〜6の直鎖状又は分枝
    鎖状の脂肪族基であり、AはpK<2.5の強い無機
    酸又は有機酸のアニオンであり、mは1であり、
    nは0〜4である) で示される特許請求の範囲第1項に記載のS―ア
    デノシルメチオニン誘導体。 3 次式、 (式中、R1及びR2は同一でも異つていてもよく、
    炭素原子数2〜12の直鎖状又は分枝鎖状の芳香族
    又は脂肪族のアシルであり;AはpK<2.5の無機
    酸又は有機酸の酸基であり、mは0であり、nは
    1〜5である) で示される特許請求の範囲第1項に記載のS―ア
    デノシルメチオニン誘導体。 4 次式、 (式中、Rは炭素原子数1〜6の直鎖状又は分枝
    鎖状の脂肪族基であり、AはpK<2.5の強い無機
    酸又は有機酸の一般的アニオンの酸基であり、n
    は0〜4である) で表わされるS―アデノシルメチオニンエステル
    の製造方法であつて、SAM塩を1〜3%の
    H2SO4を含む式ROHで表わされるアルコール中
    に溶解せしめた溶液を還流下で加熱し、生成する
    エステルの水溶液を弱酸性樹脂のカラムに通し、
    次いで、酸の希釈水溶液で溶出し、濃縮し、得ら
    れる水溶液に対し、式中のnの数値に応じて、必
    要な化学量論量の式HAで表わされる酸を添加す
    ることにより精製することを特徴とする、上記S
    ―アデノシルメチオニンエステルの製法。 5 次式、 (式中、R1及びR2は同一でも異つていてもよく、
    炭素原子数2〜12の直鎖状又は分枝鎖状の芳香族
    又は脂肪族のアシルであり;AはpK<2.5の無機
    酸又は有機酸の酸基であり、nは1〜5である) で示されるS―アデノシルメチオニン誘導体の製
    造方法であつて、SAM塩の水溶液を、約1℃及
    びPH7の条件下にアシル化剤で処理し、反応終了
    時に、溶液を弱酸性樹脂に通して酸の水溶液で溶
    出せしめ、濃縮後に得られる溶液に式中のnの数
    値に応じて、必要な化学量論量の式HAで表わさ
    れる酸を添加することを特徴とする、上記S―ア
    デノシルメチオニン誘導体の製法。 6 前記のアシル化剤として酸無水物又は酸塩化
    物を用いることによりC2〜C6モノアシル誘導体
    を得る、特許請求の範囲第5項記載の方法。 7 アセトン溶液中で過剰量の酸塩化物を用いる
    ことによりC7〜C12モノアシル誘導体を得る、特
    許請求の範囲第5項記載の方法。 8 酸無水物又は酸塩化物を大過剰量で用いるこ
    とによりC2〜C6トリアシル誘導体を得る、特許
    請求の範囲第5項記載の方法。
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