JPH0150209B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0150209B2 JPH0150209B2 JP58012324A JP1232483A JPH0150209B2 JP H0150209 B2 JPH0150209 B2 JP H0150209B2 JP 58012324 A JP58012324 A JP 58012324A JP 1232483 A JP1232483 A JP 1232483A JP H0150209 B2 JPH0150209 B2 JP H0150209B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urokinase
- salts
- albumin
- dried
- acid
- Prior art date
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- Expired
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
本発明はウロキナーゼ乾燥製剤に関する。
ウロキナーゼは新鮮な人尿中に微量に存在する
酵素であり、その高純度品はフイブリン溶解剤と
して血管栓塞性疾患の治療に広く使用されてい
る。 ところで、ウロキナーゼは尿中、精製過程の中
性溶媒中、(凍結)乾燥した製剤の状態のいずれ
の状態においても極めて不安定である。 而して、ウロキナーゼの安定化方法としては、
アルブミン及びゼラチンを用いる方法が、特開昭
53−142592号、特公昭56−43233号明細書中に開
示されているが、この方法は水溶液状態における
ウロキナーゼの安定化に関するものであり、当該
水溶液を凍結乾燥して得た乾燥ウロキナーゼの安
定化についてのものではない。 そこで、本発明者らは乾燥物状態におけるウロ
キナーゼの安定化をはかるべく鋭意研究を重ねた
結果、無機塩及び有機酸塩から選ばれる少なくと
も一種とアルブミンとを併用してウロキナーゼに
添加することによつて、乾燥ウロキナーゼが相剰
的に安定化されるという新知見を得て本発明を完
成した。 即ち、本発明は、乾燥したウロキナーゼを主成
分とし、安定化剤として無機塩及び有機酸塩から
選ばれる少なくとも一種及びアルブミンを配合し
てなるウロキナーゼ乾燥製剤である。 本発明製剤の主成分であるウロキナーゼは、従
来のウロキナーゼ製剤用として使用され、または
提案されてきたものなどの高度精製されたもので
あればよく、そのウロキナーゼの由来自体には特
に制限はない。 本発明で使用されるアルブミンとしては、抗原
性等の問題からヒト由来のものが好ましく、医療
用に精製されたものであるかぎり特に限定されな
い。その純度は、電気泳動法で分析した場合に80
%以上であることが好ましい。 無気塩としては、たとえば塩化ナトリウム、塩
化カリウムなどのハロゲン塩(就中、ハロゲンの
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩)、リン酸
ナトリウム、リン酸カリウムなどのリン酸塩(就
中、リン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩)、炭酸水素ナトリウムなどの炭酸塩(就中、
炭酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩)な
どが例示される。 有機酸としては、水酸基を有していてもよい脂
肪族カルボン酸が好ましく、そのカルボキシル基
は1〜3個が、また水酸基は0〜3個が好まし
い。かかる有機酸としては、たとえばクエン酸な
どのオキシ酸、シユウ酸などの脂肪酸ジカルボン
酸、酢酸、マンデル酸、ラウリル酸、などの脂肪
酸などが例示される。 これら安定化剤は、ウロキナーゼ10000〜
1000000IUに対して、アルブミンは30〜50mgに相
当する割合で、また無機塩又は/及び有機酸塩は
10〜20mgに相当する割合で配合される。 本発明のウロキナーゼ乾燥製剤の製造は、ウロ
キナーゼを(凍結)乾燥する前に安定化剤を加え
て(凍結)乾燥してもよく、又各々の成分を乾燥
後調合して製剤化してもよい。 本発明の安定化剤はウロキナーゼの凍結乾燥に
よる分解をも防止するので、ウロキナーゼの凍結
乾燥前に当該安定化剤を加えておくことが好まし
い。 以下の実験例及び実施例において本発明をより
明確に説明する。 なお、ウロキナーゼの活性は国際単位(IU)
で表示し、フイブリン溶解法により測定した。 実験例 1 0.10Mリン酸緩衝液を溶媒としたウロキナーゼ
溶液に、同緩衝液を溶媒とした人血清アルブミン
を加え、人血清アルブミン40mg/2mlを含むウロ
キナーゼ溶液24000IU/2mlを調製した。この溶
液に各種添加物(無機塩、有機酸塩)を総量15
mg/2ml加え、凍結乾燥した。対照としては精製
ウロキナーゼ溶液に何も添加しないもの、及び精
製ウロキナーゼにアルブミンのみを添加したもの
を同様に凍結乾燥したものを用いた。これらを50
℃で3ケ月間保存し、ウロキナーゼ残存力価
(%)を測定し、その結果を第1表に示した。
酵素であり、その高純度品はフイブリン溶解剤と
して血管栓塞性疾患の治療に広く使用されてい
る。 ところで、ウロキナーゼは尿中、精製過程の中
性溶媒中、(凍結)乾燥した製剤の状態のいずれ
の状態においても極めて不安定である。 而して、ウロキナーゼの安定化方法としては、
アルブミン及びゼラチンを用いる方法が、特開昭
53−142592号、特公昭56−43233号明細書中に開
示されているが、この方法は水溶液状態における
ウロキナーゼの安定化に関するものであり、当該
水溶液を凍結乾燥して得た乾燥ウロキナーゼの安
定化についてのものではない。 そこで、本発明者らは乾燥物状態におけるウロ
キナーゼの安定化をはかるべく鋭意研究を重ねた
結果、無機塩及び有機酸塩から選ばれる少なくと
も一種とアルブミンとを併用してウロキナーゼに
添加することによつて、乾燥ウロキナーゼが相剰
的に安定化されるという新知見を得て本発明を完
成した。 即ち、本発明は、乾燥したウロキナーゼを主成
分とし、安定化剤として無機塩及び有機酸塩から
選ばれる少なくとも一種及びアルブミンを配合し
てなるウロキナーゼ乾燥製剤である。 本発明製剤の主成分であるウロキナーゼは、従
来のウロキナーゼ製剤用として使用され、または
提案されてきたものなどの高度精製されたもので
あればよく、そのウロキナーゼの由来自体には特
に制限はない。 本発明で使用されるアルブミンとしては、抗原
性等の問題からヒト由来のものが好ましく、医療
用に精製されたものであるかぎり特に限定されな
い。その純度は、電気泳動法で分析した場合に80
%以上であることが好ましい。 無気塩としては、たとえば塩化ナトリウム、塩
化カリウムなどのハロゲン塩(就中、ハロゲンの
アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩)、リン酸
ナトリウム、リン酸カリウムなどのリン酸塩(就
中、リン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩)、炭酸水素ナトリウムなどの炭酸塩(就中、
炭酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩)な
どが例示される。 有機酸としては、水酸基を有していてもよい脂
肪族カルボン酸が好ましく、そのカルボキシル基
は1〜3個が、また水酸基は0〜3個が好まし
い。かかる有機酸としては、たとえばクエン酸な
どのオキシ酸、シユウ酸などの脂肪酸ジカルボン
酸、酢酸、マンデル酸、ラウリル酸、などの脂肪
酸などが例示される。 これら安定化剤は、ウロキナーゼ10000〜
1000000IUに対して、アルブミンは30〜50mgに相
当する割合で、また無機塩又は/及び有機酸塩は
10〜20mgに相当する割合で配合される。 本発明のウロキナーゼ乾燥製剤の製造は、ウロ
キナーゼを(凍結)乾燥する前に安定化剤を加え
て(凍結)乾燥してもよく、又各々の成分を乾燥
後調合して製剤化してもよい。 本発明の安定化剤はウロキナーゼの凍結乾燥に
よる分解をも防止するので、ウロキナーゼの凍結
乾燥前に当該安定化剤を加えておくことが好まし
い。 以下の実験例及び実施例において本発明をより
明確に説明する。 なお、ウロキナーゼの活性は国際単位(IU)
で表示し、フイブリン溶解法により測定した。 実験例 1 0.10Mリン酸緩衝液を溶媒としたウロキナーゼ
溶液に、同緩衝液を溶媒とした人血清アルブミン
を加え、人血清アルブミン40mg/2mlを含むウロ
キナーゼ溶液24000IU/2mlを調製した。この溶
液に各種添加物(無機塩、有機酸塩)を総量15
mg/2ml加え、凍結乾燥した。対照としては精製
ウロキナーゼ溶液に何も添加しないもの、及び精
製ウロキナーゼにアルブミンのみを添加したもの
を同様に凍結乾燥したものを用いた。これらを50
℃で3ケ月間保存し、ウロキナーゼ残存力価
(%)を測定し、その結果を第1表に示した。
【表】
実験例 2
実験例1と同様にして、人血清アルブミンと食
塩、及びクエン酸ナトリウムを種々の割合で混合
し、凍結乾燥品を作成した。これを50℃1ケ月間
保存し、ウロキナーゼ残存力価(%)を測定し
た。結果は第2表に示すとうりである。
塩、及びクエン酸ナトリウムを種々の割合で混合
し、凍結乾燥品を作成した。これを50℃1ケ月間
保存し、ウロキナーゼ残存力価(%)を測定し
た。結果は第2表に示すとうりである。
【表】
実施例 1
ウロキナーゼ24000IU、人血清アルブミン40
mg、食塩12.8mgをPH7.0、0.1Mリン酸緩衝液2ml
に溶解し、無菌ろ過後、バイアル瓶に充填し、凍
結乾燥し、製剤中、人血清アルブミン40mg、食塩
12.8mg含有するウロキナーゼ24000IUの注射剤を
得た。 実施例 2 実施例1と同様に操作し、製剤中、人血清アル
ブミン40mg、クエン酸ナトリウム12.8mgを含有す
るウロキナーゼ24000IUの注射剤を得た。 実施例 3 実施例1と同様に操作し、製剤中、人血清アル
ブミン40mg、食塩64mg、クエン酸ナトリウム6.4
mgを含有するウロキナーゼ24000IUの注射剤を得
た。
mg、食塩12.8mgをPH7.0、0.1Mリン酸緩衝液2ml
に溶解し、無菌ろ過後、バイアル瓶に充填し、凍
結乾燥し、製剤中、人血清アルブミン40mg、食塩
12.8mg含有するウロキナーゼ24000IUの注射剤を
得た。 実施例 2 実施例1と同様に操作し、製剤中、人血清アル
ブミン40mg、クエン酸ナトリウム12.8mgを含有す
るウロキナーゼ24000IUの注射剤を得た。 実施例 3 実施例1と同様に操作し、製剤中、人血清アル
ブミン40mg、食塩64mg、クエン酸ナトリウム6.4
mgを含有するウロキナーゼ24000IUの注射剤を得
た。
Claims (1)
- 1 乾燥ウロキナーゼを主成分とし、安定化剤と
して無機塩及び有機酸塩から選ばれる少なくとも
一種及びアルブミンを配合してなるウロキナーゼ
乾燥製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58012324A JPS59139323A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | ウロキナ−ゼ乾燥製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58012324A JPS59139323A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | ウロキナ−ゼ乾燥製剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59139323A JPS59139323A (ja) | 1984-08-10 |
| JPH0150209B2 true JPH0150209B2 (ja) | 1989-10-27 |
Family
ID=11802129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58012324A Granted JPS59139323A (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | ウロキナ−ゼ乾燥製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59139323A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61130223A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-18 | Shionogi & Co Ltd | 抗菌性凍結乾燥製剤 |
| JPS61238731A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-24 | Green Cross Corp:The | ウロキナーゼ前駆体乾燥製剤 |
| NL8503097A (nl) * | 1985-11-11 | 1987-06-01 | Leuven Res & Dev Vzw | Geneesmiddel met thrombolytische werking. |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54147916A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-19 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of urokinase injection |
-
1983
- 1983-01-28 JP JP58012324A patent/JPS59139323A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59139323A (ja) | 1984-08-10 |
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