JPH01502194A - 肝細胞内で亜三日熱マラリヤ原虫により生成されたタンパク質の特微的なエピトープを単数又は複数有する少なくとも1つのペプチド配列を含む分子、及びこれらの分子を含む化合物 - Google Patents

肝細胞内で亜三日熱マラリヤ原虫により生成されたタンパク質の特微的なエピトープを単数又は複数有する少なくとも1つのペプチド配列を含む分子、及びこれらの分子を含む化合物

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 肝細胞内で亜三日熱マラリヤ原虫に より生成されたタンパク質の特徴的な エピトープを単数又は複数有する少なくとも1つのペプチド配列を含む分子、 及びこれらの分子を含む化合物 主要なものだけでも亜三日熱マラリヤ原虫(Plasmodium falci parum)又は良性三日熱マラリヤ原虫(Plasmodium vivax )を挙げることのできるヒトにおけるマラリャの原因となる寄生虫は、ヒトとい う宿主の中でさまざまな形を呈し感染した宿主の有機体内におけるその場所に応 じて異なる抗原を表わす、形及び抗原面におけるこれらの寄生虫のヒトの体内で のそのライフサイクル中の相違により、我々は明確に異なる少なくとも4つの発 達段階を定義づけることができる。
ヒトの体内での寄生虫の発達のごく最初の段階は、寄生虫をもつ昆虫の刺し傷に より宿主の血液中に導入されたスポロゾイト形に相当する。第2の段階は、寄生 虫の肝臓内通過ならびに肝細胞の感染に相当し、この肝細胞内で寄生虫は発達し て肝性のシゾント(分裂小体)を形成し、このシゾントが破裂により肝性のメロ ゾイトを産生ずる。第3段階は、寄生虫の無性形(メロゾイト)による赤血球の 感染により特徴づけられる;寄生虫の発達のこの赤血球段階は、疾病の病因段階 に相当する。第4段階は、蚊において細胞外生殖体となる有性形(又は生殖母細 胞)の形成に相当する。
一方では相応する抗体の検出によりマラリャの試験管内診断を行なうため、又他 方ではマラリャ予防ワクチンの接種を試みるため、ヒト宿主に対する伝染性寄生 虫の株からポリペプチド部分を分離するべく、数多くの研究が行なわれてきた。
例えば、亜三日熱マラリャ原虫のスポロゾイトから誘導されたクローニングされ たcDNAのバンクがENEAその他(1984年1.5cience、第22 5巻、628−630により立証された。これらのバンクは、スポロゾイト抗原 (亜三日熱マラリャ原虫の)の特異的アミノ酸4つの反復性単位を含む免疫学的 ポリペプチドを表現する可能性のあるクローンを有していることが認められてい る。
しかしながら、マラリャの原因である寄生虫の肝性形については、はとんど研究 が行なわれていない、肝性形の形態学については1948年に初めて、感染した 志願者の生検に基づいて記述された(Trans、 Roy、 Soc。
Trop、 Med、 Hyg、、 41.785(1948)l 、亜三日熱 マラリャ原虫の肝l!段階の特異的抗原は、寄生虫の血液形には無感覚であるが 肝性形が発達しうる南アフリカ産のサルの肝臓内において記述されることができ た。 (Am、 J、 Trop、 Med、 Hyg、、 3H3) 336 −341(1984)l 。
単数又は複数の肝臓特異抗原(以下、肝臓特異抗原なLSAと言う)の局在性の 検出は、シゾントの成熟段階全体を通して蛍光抗体法によって行なわれた。これ は5〜40ミクロンのサイズの寄生虫の周辺に局在化されている0次にこれは、 シゾントが50〜100ミクロンに達した時点で、胞子虫生殖体又は大量のメロ ゾイトの間に分布させられる。これは、スポロゾイト表面抗原及び寄生虫内部の 蛍光抗体法の画像を与える血液及び肝臓のシゾントにより共有される抗原とは異 なる。
ヒトの肝細胞内で亜三日熱マラリャ原虫の肝性形を培養することはそれ以後可能 になっているものの(Science、 227.440 (1985))、試 験管内及び生体内での培養方法により寄生虫の成熟した形を得る率は低いもので あるため、肝臓段階で生成された抗原の生化学的分析は不可能である。
また、マラリャにかかった人は、LSA (肝特異抗原)に対する抗体をきわめ て高い比率でもっていることもわかった。LSAは、寄生虫のさまざまな発達段 階において合成される全ての抗原のうちもつとも強いものの中でも、きわめて強 い免疫原であると思われる。これに対して、寄生虫の血液段階の形に対する抗体 の率は時として非常に低く、このため血液段階の特異抗原に基づいて行なわれる 診断は時として誤ってマイナスになることがある。
本発明の目的の1つはまさに、現在の方法では不可能である最も敏感な条件の下 での亜三日熱マラリャ原虫による人間の感染の試験管内診断を可能にすることに ある。
同様に、本発明の目的は、亜三日熱マラリャ原虫によりひきおこされるマラリャ に対する人間のワクチン接種を目的とする新しい化合物にもある。
さらに限定的に言うと、本発明は、肝細胞内の亜三日熱マラリャ原虫の伝染性活 性の結果として得られるタンパク質の特徴的エピトープ、特にBエピトープを単 数又は複数頁する単数又は複数のペプチド配列がその構造中に存在することを特 徴とする、ペプチド又はポリペプチドの分子又は化合物に関するものである。
本発明に基づくポリペプチド化合物は基本的に、以下の式の17のアミノ酸配列 が1つ存在することをその特徴とする: Leu−Ala−Lys−Glu−Lys−Leu−Gln−X−Gln−Gl n−Ser−Asp−Leu−Glu−Gln−Glu−Argなおこの式中、 XはGlu又はctyである。また、rLeuJはロイシン、rSerJはセリ ン、rLysJはリジン、rGluJはグルタミン酸、rGlnJはグルタミン 、rAspJはアスパラギン酸そしてrArgJはアルギニンである。XがrG luJである場合、この本文中これに相応するペプチドを「ペプチドエ」そして XがrGlyJ (グリシン)である場合、「ペプチドII Jと呼ぶ。
本発明は先ず第1に、上述の式をそれぞれ満たしかつその末端アミノ酸がそれぞ れ遊離アミン及びカルボキシル基の端部を有している17個のアミノ酸の独特の ペプチド配列を含む合成単量体、或いは17個のアミノ酸の上述のペプチド配列 I及びHのうちのいずれか1つの倍数を特に含むオリゴマーに関するものである 。
当然のことながら、本発明に基づく分子の構成に入るいくつかのアミノ酸を有す る反応性の遊離官能基、特にGlu基或いはC末端アミノ酸が有する!雌カルボ キシル基及び/又はN末端アミノ酸又は例えばLysのようなペプチド鎖内部の アミノ酸が有する遊離基は、その変更がその分子全体の抗原性ひいては、免疫原 的特性の変更をひきおこさないかぎりにおいて、変更されることができる、こう して変更された分子は当然。
「請求の範囲」により本発明に与えられる保護の範囲内に入る。これらのカルボ キシル官能基は、場合によっては、アシル化又はエステル化されている。
その他の変更態様も又本発明の範囲に入る。特に末端アミノ酸のアミン官能基又 はエステル官能基或いはその両方はそれ自体、その他のアミノ酸との結合の中に 組み込まれうる0例えば、N末端酸は、それについてすでに述べた定義づけに合 致するもう1つのペプチドのC末端領域の一部分に相当する単数又は複数のアミ ノ酸を含む1つの配列に結合され得る。その逆も又同様である。
同様に当然のことながら、17個のアミノ酸の2つのペプチド配列I及びHのい ずれか一方の単数又は複数のアミノ酸の置換及び/又は付加及び/又は削除によ る変更の結果得られる全てのペプチド配列も、かかる変更がポリベブチドエ及び Hの抗原的又は免疫原的特性を変えないかぎりにおいて、特にこれらの免疫原特 性が例えば適当な免疫学的補助薬(例えばムラミルペプチド)とこれらポリペプ チドエ又は■を会合させることにより又はさらに高い分子量をもつ分子(例えば 血清アルブミン又はポリ−リジン)又はテタニー性タイプの毒素又はその他の亜 三日マラリャ原虫抗原との結合により適切に強化された場合、「請求の範囲」に より本発明に対し与えられる保護の範囲内に入る。
さらに一般的に言うと、本発明は、2つのペプチド配列により生体内で誘導され うる抗体に関して上述の式を満たす2つのペプチド配列とかけ合わされた免疫学 的反応を呈する単数又は複数のペプチド配列がその構造内に存在することを特徴 としている。
本発明は又、単数又は複数のアミノ酸の環状置換により上述のものから得られる 構造をもつ全てのペプチドに関するものでもある。特に本発明は、以下の式のペ プチドにも関連する: Al a−Lys−Glu−Lys−Leu−Gl n−X−G1 n−G1  n −5er−As p−Leu−Glu−Gln−Glu−Arg−LeuL ys−G 1u−Lys −Leu’−Gln−X−Gl n−Gin −Se r−Asp−Leu−Glu−Gln−Glu−Arg−Leu−AlaG 1 u−Lys −Leu−G In−X−Gin −Gl n−5er−Asp− Leu−Glu−Gin −Glu−Arg−Leu−Ala−LysLys− Leu−Gin−X−Gln−Gln−Ser−Asp−Leu−Glu−Gi n−Glu−Arg−Leu−Ala−Lys−GluLeu−GIn−X−G in−Gin−Ser−Asp−Leu−Glu−Gln−Glu−Arg − Leu−Ala−Lys−Glu−LysGln−X−GIn−Gin−Ser −Asp−Leu−Glu−Gin−Glu−Arg−Leu−Ala−Lys rGlu−Lys−LeuX−Gln−Gin−Ser−Asp−Leu−Gl u−Gln−Glu−Arg−Leu−Ala−Lys−Glu−Lys−Le u−GlnGln−Gin−Ser−Asp−Leu−Glu−Gin−Glu −Arg−Leu−A 1a−Lys −Glu−Lys−Leu−Gln−X −G In−Ser−AIn−5er−Asp−Leu−Glu−Gin−Gl u−Ar a−Lys−Glu −Lys−Leu−Gln−X−Gln Ser−Asp−Leu−Glu−Gin−Glu−Arg−Leu−Ala− Lys−G lu−Lys−Leu−Gln−X−Gln−Gln−Asp−L eu−Glu−Gln−Glu−Arg−Leu−Ala−Lys−Glu−L ys−Leu−GlrrX−Gln−Gln−Set−Leu−Glu−Gln −Glu−Arg−Leu−Ala−Lys−Glu−Lys−Leu−Gin −X−Gln−Gln−Ser−Asp G lu−Gln−Glu−Arg−Leu−Ala−Lys−Glu−Lys  −Leu−Gln−X−Gln−Gln−Ser−Asp−LeuGln−G lu−Arg−Leu−Ala−Lys−Glu−Lys−Leu−Gl n− X−G1 n −Gln−Ser−Asp−Leu−GluGlu−Arg−L eu−Ala−Lys−Glu−Lys−Leu−Gln−X−Gin−Gin −Ser−Asp−Leu−Glu−GlnArg−Leu−A 1a−Lys −Glu−Lys−Leu−Gl n−X−G1 n−Gln−5er −As p−Leu−Glu−Gln−Leuなお式中、Xは前述の式と同じ意味をもつ 。
上述の第1のペプチドの場合と同様に、上に挙げられたさまざまなペプチドは、 その構造変更がその抗原特性を著しく変えないかぎりにおいて、本発明の範囲か ら逸脱することなく変更を加えることができる。
本発明に基づくペプチドは、ペプチド合成の分野内で従来の方法により調製され うる。この合成は、均質溶液又は固体相にて行なうことができる。
例えば、E、 Wunsch監修のrMeuthode derOrganis chen Chemie (有機化学方法)」とイウ題ノ著書(第15−1及び 11巻、THIEME、ストゥットガルト。
1974年)の中でHOLIBENWEYLが記している均質溶液での合成技法 を利用することができる。
この合成方法は、必要とされる順番で連続するアミノアシルを2つずつ連続的に 縮合させること、或いは予め形成されすでに適切な順序で複数のアミノアシルを 又はこうして予め調製された複数のフラグメントを含んでいるアミノアシル及び フラグメントを縮合させることから成る8なおここで当然のことながら、ペプチ ド合成においてよく知られた方法に従い、特にカルボキシル官能基の活性化の後 ペプチド結合の形成に通常介入してくるべき、一方のもののアミン官能基ともう 一方のもののカルボキシル官能基又はその逆を除くこれらのアミノアシル又はフ ラグメントがもつ反応性官能基金てを予め保護する配慮が払われている。変形実 施態様としては、例えば1−エチル−3−(3−ジメチル−アミノプロピル)− 力ルポジイミドのようなカルボジイミドタイプの従来のカップリング試薬を使用 するカップリング反応を利用することもできる。使用されるアミノアシルが補足 的な酸性官能基を有する場合(特にグルタミン酸の場合)、これらの官能基は、 例えばt−ブチルエステル基により保護される。
アミノ酸1つずつの漸進的合成の場合、合成はできればC末端アミノ酸の、望ま しい配列内の隣接するアミノアシルに相当するアミノ酸との縮合により始まり、 同様にして次々と近づいてN末端アミノ酸に至るまで続く0本発明の好ましいも う1つの技法に従うと、「固体相ペプチド合成」という題の論文(J、 Am。
Soc、、 45.2149−21541の中でR,D、 MERRIFIEL Dにより記されている技法が利用される。
MERRIFIELDの方法に従ってペプチド鎖を製造するためには、非常に多 孔質の重合体樹脂を用いてその上に、鎖の最初のC末端アミノ酸を固定させる。
このアミノ酸はそのカルボキシル基を介して樹脂の上に固定され、そのアミン官 能基は、例えばt−ブチルオキシカルボニル基により保護される。
第1のC末端アミノ酸がこのようにして樹脂上に固定されると、この樹脂を酸で 洗うことによりアミン官能基の保護基をとり除く。
アミン官能基の保護基がt−ブチルオキシカルボニル基である場合、これはトリ フルオロ酢酸を用いて樹脂処理により除去されうる。
次に、鎖上に固定された第1のC末端アミノ酸から保護解除されたアミン官能基 上のC末端アミノアシル残基から請求められている配列の第2のアミノアシルを 提供する第2のアミノ酸をカップリングする。できれば、この第2のアミノ酸の カルボキシル官能基は、例えばジシクロへキシルカルボジイミドなどにより活性 化され、アミン官能基は、例えばt−ブチルオキシカルボニルなどにより保護さ れていることが望ましい。
こうして2つのアミノ酸をもちその末端アミン官能基が保護されているような所 望のペプチド鎖の第1の部分が得られる。前述の場合と同様、アミン官能基を保 護解除し、次に第2のC末端アミノ酸の付加の条件と同様の条件の下で第3のア ミノアシルの固定を行なうことができる。
こうして次々とアミノ酸を固定し、これらのアミノ酸は、すでに形成され樹脂に 再度付着させられたペプチド鎖の部分から毎度予め保護解除されるアミン基上で ペプチド鎖を構成することになる。
望まれるペプチド鎖の全てが形成されると、ペプチド鎖を構成するさまざまなア ミノ酸の保護基を除去し、例えばフッ化水素酸を用いて樹脂からペプチドを離脱 させる。
本発明はまた、上述の単量体ペプチドの水溶性オリゴマーにも関係する。オリゴ マー化は、本発明に基づく単量体ペプチドの免疫原性の増大を誘発させうる。
決して制限的な意味で示すわけではないが、これらのオリゴマーが例えば2〜1 0単位の単量体を含みうるということを言っておきたい。
このオリゴマーの中に入る単量体単位は、全て配列Iのポリペプチド又は配列H のポリペプチドで構成されているか、或いはこれらのポリペプチドの両方で構成 されているものである。
オリゴマー化を行なうためには、現在ペプチドの分野で一般に用いられているあ らゆる重合技法を利用することができる。なおかかる重合は、望ましい免疫原性 を得るのに必要な単量体モチーフ数を含むオリゴマー又は重合体を得るまで行な われる。
単量体のオリゴマー化又は重合の方法は、グルタルアルデヒドのような架橋剤( 網状化剤)と単量体の反応から成る。
また、例えば同質(ホモ)又は異質(ペテロ)の三機能性カップリング剤を加え た状態でのそのカルボキシル及びアミン末端官能基を介しての単量体単位の連続 的カップリングを利用するもののような、その他のオリゴマー化又はカップリン グ方法を利用することもできる。
さらにまた、上述のような17のアミノ酸の単数又は複数のモチーフを含む分子 を生成するためには、相応する適当なヌクレオチド配列を含む一定の核酸により 形質転換された微生物を用いる遺伝子工学の技法を利用することもできる。
このため、本発明は、各々上述の種類の17のトリブレットを含むこれらの反復 性配列を単数又は複数含む核酸に関するものでもある。
さらに本発明は、それぞれ担体分子とペプチドが運ぶ補足的反応基(原子団)を 介して、生理学的に受容可能でかつ毒性の無い担体分子(天然の又は合成の)に 対し本発明に基づくペプチド(又は上述のオリゴマー)を共有結合(カップリン グ)させることにより得られる複合体にも関するものである。該当する基(原子 団)の例は、以下に示すとおりである。
本発明に基づく複合体の構成の中に入る担体分子または高分子支持体の例として 、チクニー性アナトキシン、卵アルブミン、血清アルブミン、ヘモシアニンなど の天然タンパク質を挙げることができる。
合成の高分子支持体としては、例えば、ポリリジン又はポリ(D−L−アラニン )−ポリ(L−リジン)などを挙げることができる。
文献をみると使用することのできるその他のタイプの高分子支持体について言及 されており、これらは一般に20000以上の分子量を有する。
本発明に基づく複合体を合成するためには、rInfect and Immu nity」33.193−198(1981年)中にFRANTZ及びROBE RTSONが記しているもの或いはrApplied and Environ mental MicrobiologyJ [1981年lO月)、第42@  、 No、4. 611−614にP、 E、 KAUFFMANが記してい るもののような、適切な担体分子及びペプチドを使用する周知の方法を利用する ことができる。
実際には、共役剤としては、以下に制限的な意味なく示される化合物を用いるこ とが望ましいニゲルタルアルデヒド、クロル」酸エチル、水溶性カルボジイミド [N−エチル−N′ (3−ジメチルアミノ−プロピル)カルボジイミド、HC l2] 、ジイソシアン酸塩、ビス−ジアゾベンチジン、ジ及びトリクロロ−5 −トリアジン、臭化シアンならびに5cand、 J。
Immunol、、 (1978年1.第8巻、 p?−231(AVRAME AS。
TERNYNCK、 GUESDONl内に言及されているカップリング剤。
また、一方ではペプチドの単数又は複数の反応性官能基、他方では支持分子の単 数又は複数の反応性官能基を介入させるあらゆるカップリング方法を利用するこ とができる。有利なことにここで問題となっているのは、カルボキシル官能基及 びアミン官能基であり、これらは、例えば1−エチル−3−(3−ジメチルアミ ノプロピル)−力ルポジイミド、N−ヒドロキシベンゾトリアゾールなどのタン パク質合成内で用いられる種類のカップリング剤を加えた状態でカップリング反 応を起こさせることができるものである。さらに、特にそれぞれペプチド及び支 持分子が有するアミノ基を互いに結びつける場合、グルタルアルデヒドを利用す ることもできる。
本発明に基づく望ましい分子団は、これらの分子の抗原性及び免疫原性を強化す るαらせん立体配座な有するものから成る。αらせん立体配座を有するかかる分 子は、トリフルオロエタノール中又は水溶液状態で、環状二色性により立証され た。
本発明に基づく分子は、亜三日熱マラリャ原虫の発達の肝臓段階の特異LSA抗 原の特徴的抗原性を有する。
実際、以下に続く詳しい説明において本発明に基づく分子の例を用いてより限定 的に記されているように、本発明に基づく分子は、亜三日熱マラリャ原虫により 生成されるLSA抗原に対する抗体と特異的に反応し、亜三日熱マラリャ原虫に より生成されるその他の抗原に対する又はその他の種類の原生動物住血胞子虫類 (Plasmodium)により生成される抗原に対する抗体とは反応しない。
従って本発明に基づくこれらの分子は、そのきわめて強い免疫原性について前述 してきたLSA抗原の効果の下で、亜三日熱マラリャ原虫に感染した人間の免疫 系が生成した抗体を特定的に認識する。
こうして、本発明に基づく分子は大量に生産することができるものであることそ して人間が亜三日熱マラリャ原虫に感染したとき最も活発に生成される抗体を特 定的に認識する特性を持つものであることから、これらの分子は、亜三日熱マラ リャ原虫に感染した人間におけるマラリャの試験管内診断のための特選試薬とな っているのである。
従って、本発明は、それを含む可能性のある生物学的組織又は流体内における亜 三日熱マラリャ原虫による人間の感染に由来するマラリャに相関関係づけること のできる抗体の試験管内検出方法に関するものである。かかる方法は、生物学的 流体又は組織内に場合によって存在する抗体と本発明に基づく分子の間の試験管 内での免疫学的反応を可能にする条件の下でかかる分子とかかる組織又は流体を 接触させる段階、ならびに場合によって形成される抗原抗体複合体の試験管内検 出の段階を含んでいる。
できれば、生物学的媒質は、ヒト血清で構成されていることが望ましい。
このような検出を行なうためには従来のあらゆる手順を利用することができる。
一例を挙げると、好まれる一方法は、ELISA技法(固相酵素免疫測定法)に よる免疫酵素方法、又は免疫蛍光測定法又は放射免疫測定法(RI A)又はそ れと同等のものを用いる。
従って、本発明はまた、酵素、蛍光、放射性タイプの適当な標識を用いて標識付 けされた本発明に基づく全ての分子にも関するものである。
このような方法には例えば以下のような段階が含まれるニ ー 滴定用マイクロプレートのウェルの中に本発明に基づくポリペプチド化合物 を一定量沈積させる段階。
− かかるウェルの中に、診断の対象となる血清の増大する希釈物を導入する段 階。
−マイクロプレートのインキュベーション段階。
−マイクロプレートをくり返し洗浄する段階。
−血液の免疫グロブリンに対して標識づけされた抗体のマイクロプレートをウェ ル内に導入する段階。
なお、これらの抗体の標識付けは、少な(とも一定の波長にて、基質の放射線吸 収を変えることによりこの基質を加水分解することのできる酵素の中から選定さ れた酵素を用いて行なわれている。
−対照との比較による、加水分解された基質の量の横比段階。
本発明は又、以下のものを含む、亜三日熱マラリャ原虫によりひきおこされたマ ラリャの試験管内診断のためのキットにも関するものであるニ ー 本発明に基づくポリペプチド化合物。
−免疫学的反応の実現に好都合な媒質を構成するための試薬。
−免疫学的反応により生成された抗原抗体複合体の検出を可能にする試薬、なお かかる試薬は同様に標識を有していてもよく又特に上述のポリペプチド化合物に 標識が無い場合、それ自体が標識付試薬により認識されうるものであってもよい 。
−上述のポリペプチド化合物により認識される抗体を含んでいない基準となる生 物学的流体又は組織。
本発明は、それ自体本発明に基づくポリペプチドに対抗して形成された抗体に関 するものである。
当然のことながら、この生成は多クローン性抗体に限られていない。
さらに又本発明は、一方では本発明に基づく純化されたポリペプチドの1つに対 して免疫にされた特にマウス又はラットといった動物の牌臓細胞から又他方では 適当な骨髄腫細胞系列の細胞から従来の方法を用いて形成され、動物の免疫のた めに当初用いられたポリペプチド、限定的にいうとポリペプチドエヌはポリペプ チド■を認識する単クローン性抗体を生成するその能力により選定される可能性 の高い全てのハイプリドーマにより生成される全ての単クローン性抗体に適用さ れる。
最後に、本発明は、亜三日熱マラリャ原虫による人間の感染に由来するマラリャ に対する免疫を与える新しい成分の完成への道を切り開くものである。
本発明は又、薬学的に受容できる適当な賦形剤及び場合によってはマラリャに対 する免疫性あるその他の有効成分と結びつけて、本発明に基づくペプチド又はこ のペプチドのオリゴマー或いは又このペプチド又はオリゴマーと担体分子の複合 体を含むワクチンの形で調製された化合物にも関するものである。
有利な薬学的化合物は、本発明に基づく製剤を少なくとも1つ有効な用量だけ含 んでいる注射可能な溶液、懸濁液又はリポソームで構成されている。できれば、 これらの溶液、懸濁液又はリポソームは、できれば塩を含むか又はグルコースを 含む殺菌された等張水相内で作られるのが望ましい。
さらに限定的にいうと、本発明は、皮肉注射、筋肉的注射又は皮下注射或いは又 乱切法により投与することのできる上述のような懸濁液、水溶液又はリポソーム 形に関するものである。
同様に本発明は、その他の経路、特に経口、肛門経路を通して或いは又粘膜特に 目、鼻、肺又は腟の粘膜と接触するエアロゾルの形で投与することのできる薬学 的化合物にも関するものである。
従って、本発明は、本発明に基づく製剤のうち少なくとも1つが、口、目又は鼻 からの投与形態の組成に適合させられた固体又は液体の薬学的に受容できる賦形 剤、又は肛門投与形態の組成に適合させられた賦形剤或いは又膣投与用のゼラチ ン状の賦形剤に結びつけられているような薬学的化合物に関するものである。
又、本発明は、特に目又は鼻の粘膜上への投与に適合させられた本発明に基づく 複合体のうち少なくとも1つを含む等張液化合物にも関係する。
本発明に基づくワクチン接種用化合物にはさらに、ワクチン投与を容易にするポ リビニルピロリドンといった賦形剤(溶液)も含まれていることが望ましい、ポ リビニル・ピロリドンの代わりに、以前用いていた従来の意味でのあらゆるタイ プの補助薬すなわち薬をより容易に吸収させ人体内でのその作用を容易にするこ とのできる物質を用いることができる。このりイブのその他の補助薬の例として は、カルボキシメチルセルロース、水酸化アルミニウム及びリン酸アルミニウム 或いは当該分野の専門家にはよく知られたこのタイプのその他の補助薬を挙げる ことができる。要するに、これらには必要−とあらば、特にムラミルペプチドタ イプの免疫学的補助薬が含まれている。
当然のことながら、本発明は例として以上に記されている実施態様に限られるわ けではなく、当該分野の専門家は以下に示す請求の範囲から逸脱することなくこ れに変更を加えることができる:特に、本発明に基 。
づくペプチド配列に介入するアミノ酸のいくつかを同機能体(1sofonct ionnel)又は同配体(isosterique)のアーミノ酸で置換する こともできる0例えば以下のような単数又は複数の置換が考えられるニー Gl uをAsp又はGinで置換する。
−LeuをAlaなどで置換する。
又当然のことながら、かかる置換の結果書られるペプチドは、それ自体又はこれ らのペプチドから形成されるオリゴマ又は複合体が免疫原的に同じような特性を 有するかぎりにおいて、より限定的に請求されているペプチドの等価物で構成さ れている。
本発明はさらに限定的に言うと、それぞれ本発明に基づく配列の17のアミノ酸 を有しβ−ガラクトシダーゼ以外のペプチドフラグメントに統合又は付着させら れた単数又は複数のペプチド配列を含みうる、遺伝子工学技法を用いて得ること のできる「キメラタンパク質」に関するものでもある。上述のペプチドフラグメ ントはできれば、本発明に基づくペプチド配列の免疫原性を強化するのに充分な 分子量を有し、免疫学的見地からみてめられる免疫原性の発現と干渉しないこと が望ましい。
本発明の補足的特性は、本発明に基づいて得られた17個のアミノ酸の配列を複 数含むポリペプチドの条件についての以下に記す説明からさらに理解できること だろう。
以下では1次のものを含む図面が参照されているニ ー 第1図は、それ自体亜三日熱マラリャ原虫の肝性形の特徴的なポリペプチド に対し暗号づけする特異的配列を含む、研究中の組換え型拡散の1つ(クローン DG307)のヌクレオチド配列を示している。
−第2図は、上述の特異ヌクレオチド配列に対し暗号づけされたアミノ酸の配列 を示している。
風土病のある地帯に住み、血液段階のシゾントに対する薬を用いた連続的予防療 法を受けているヨーロッパ人から採った血清が選定され、スポロゾイト段階(C 3抗原)、肝臓段階(LSA抗原)そして血液段階の抗原を用いてテストに付さ れた。これらの血清の大部分は、恐らくは予防療法が中断されたことが原因で、 あらゆる段階の抗原と反応している。熱帯アフリカの農村に住んでいて23年か ら26年の間中断熱く毎日10014のクロロキンを摂取してきた人から採取し た3つの血清は免疫螢光測定法(IFA)に従って、血液段階の抗原と反応しな い、それでも、これら3つの血清は、スポロゾイト及びLSAタンパク質に対し て向けられた抗体の高い滴定濃度を有している(それぞれIFA希釈度1/32 00及び1/6400)。
特異性が減少した前述の3つの血清のうちの1つを用いて、以下のような要領で λgtllバンクをスクリーニングした: l) 三日、マラリャ のゲノムDNAバンクの成 亜三日熱マラリャ原虫のタイ株Takgのクローン96のゲノムD N A ( Science 212.1.37−138 (1981))を従来の方法で分 離した。
亜三日熱マラリャ原虫のDNA18J4の試料を、 pH7,5のTrisHC j 50i+M、 MnCム1 mL ウシ血清アルブミン20J4/IIII の緩衝液内で、DNAaseI(Boehringer Mannheim )  5 pgの場合5分、 3. !5pgの場合5〜10分の間15℃でインキ ュベーションした。EDTA (エチレンジアミンテトラ酢酸)5mMを加えた 後、DNAの試料を合わせて、フェノール/クロロホルム/イソアミルアルコー ル(体積比25:24:1)の混合物での抽出により次にエーテルにより純化さ せる。DNAを、酢酸アンモニウム2,5Mを加えた状態で一20℃におけるエ タノールによる沈殿により濃縮させる。
こうして処理したDNA45μgを、37℃で15分間、さらにDTT (ジチ オスレイトール)を付加して、供給業者の勧める条件の下でEcoR1メチラー ゼ(Biolabs ) 180単位でメチル化した。上述のようにDNAを純 化した後、T4DNAポリメラーゼ10単位(PL Biochemicals b)及び大腸菌DNAリガーゼ10単位(Biolahs)を加えた状態で、p Hs、oのTris HCfi40mM、硫酸アンモニウム10+nM、2−メ ルカプトエタノールlomM。
EDTAo、5+nM、NAD にコチンアミドアデニンジヌクレオチド) 0 .05mM、 dXTP O、l mM(4つの三重燐酸デオキシヌクレオ d ATP。
dCTP、dGTP及びdTTPを含む)と共に、DNA 10μgをインキュ ベーションした。このDNAは、上述のとおり純化させ濃縮させた。
次にDNA augを、pH8,0のTris HCl250mM、 MgCJ 2 t 10mM、 DTT 20mM、 ATPl mM、ウシ血清アルブミ ン50μg/艷の緩衝液中で4単位の74 DNAリガーゼ(Biotea)に より、0.4μgのアダプターすなわち「リンカ−J Ec。
R1(Biolahsから市販されているリン酸化されたアダプタEco R1 )と結合させた。
4℃で5時間インキュベーションした後、T4DNAリガーゼを2単位付加し、 16時間4℃で反応を続ける0反応を停止させるため試験管を一80℃での凍結 と解凍の数回のサイクルに付す1次にDNAを希釈させ、Eco R1酵素を使 用するのに供給業者が推奨している条件が得られるようにインキュベーション用 緩衝液を調整する。100単位の酵素Ec。
R1(Promega Biotec)を付加し、37℃で3時間インキュベー ションする1反応は、60°Cで10分間加熱することにより停止させられ、上 述のようにDNAを純化し濃縮させる。
DNAを、pH8,0のTris HCl2 50mM。
E D T A 1 mMの緩衝液100μの中で再度懸濁させ、酢酸ナトリウ ム25mM、 EDTA 10mMで調整させたサッカロースの5〜20%の勾 配上で沈殿させ、次に150分間1分あたり45,000回転でBeckman  S W 50 、 1の回転子内で遠心分離させる。
分画け、アガロースゲル上で分析し、約3oopbか62.500pbまでのサ イズのDNAフラグメントを含む分画を集めて、pH8−0のTris HCl 250mM、EDTA 1mMの緩衝液に対し4℃で透析する。DNAは、エタ ノール沈殿で濃縮させる。このDNA約400ngを、T4 DNAリガーゼ1 単位(Biotec)により10dの体積の中で(pH8,0のTr i s  HCl250mM、MgC1t 1 0 mM。
DTT 20+nM、ATP 1aM、ウシ血清アルブミン50m/−のν衝液 )、Eco R1より切断され脱リンされた(Promega Biotecの Protoclone)賦形剤gt11のD N A 1 ux (Proc、  Natl、 Acad、 Sci、 USA、80゜1194−1198(1 983) )に対し結合させた。
結合生成物を、Maniatis他が記している技法(分子クローニング、実験 所マニュアル、p264.coldSpring Harbor Labora tory(1982))に従ってB、 Hahn()lethods Enzy mol、68.299)により作られた細菌株から調整された大腸菌の抽出物の 中で試験管内で色版させた。こうして約700万個の組換え型バクテリオファー ジが得られた。
2)バンクの −・スクリーニング 組換え型バクテリオファージを、90mmのベトリ皿1枚につき50,000の ゾーン密度で表示用細菌Y1090を含む培養基上に延展させ、3時間42℃で インキュベーションした。0.OIMのI PTGイソプロピル−β−チオガラ クトピラノ・シト(Sigma )で飽和されたニトロセルロース(Schle icher & 5chuell BA85 )のフィルターを、3時間37℃ にインキュベーションされたベトリ皿の上に置く、このインキュベーションの終 了時点でニトロセルロースのフェルクーを採取し、ペトリ皿は4℃に保つ。
ニトロセルロース・フィルクーを、pH8,0のTr i s HCff 50 mM、 NaCn l 50 mM。
5%の脱脂乳、0.05%のT w e e n 20 (Sigma)の緩衝 液TLのバス内に置く、フィルターなTL緩衝液内で4℃に15時間、その後2 0℃に15分間2回のインキュベーションに付す0次に、これらのフィルターを 、尾崎他により記されている技法(J。
I+++munol、 Methods 89.213−219.1986年) に従って抗大腸菌抗体量を減らすよう予しめ処理された亜三日熱マラリャ原虫の 全ての発達段階の抗原に対して向けられた免疫になったヒトの抗血清のプールを 用いて、一時間インキュベーションする。ヒトの抗血清プールはTL緩衝液での 1/200の希釈度で用いられた。又、インキュベーションは1時間20度で行 なわれた。
フィルターを4度TL縁衝液で4度洗浄し、次にワサビダイコンのペルオキシダ ーゼ(Biosys)に共役されヨウ素12sIでヨード化されたヒトの抗免疫 グロブリン抗体を用いて、20℃で1時間インキュベーションに付した。TL緩 衝液、次にpH8,0のTrisHCI250mM、NaC42150mMの緩 衝液です数回洗浄した後、ペルオキシダーゼの酵素活性が明らかになり(前述の 尾崎他)、フィルターは自由空気で乾燥させられ、増幅スクリーンを用いてKo dak RoyalX−OMat ARフィルム上にオートラジオグラフィー撮 影される。
陽信号に相応する溶解ゾーンを採取することにより、組換え型のバクテリオファ ージのクローン約1.200の集合体が構成された0次にこれらのクローンを第 2の免疫学的スクリーニングのサイクルに付すが、今度は、亜三日熱マラリャ原 虫の赤血球形に対して向けられた抗体を全く又はほとんど呈さす寄生虫の肝性形 に対する高い滴定濃度を呈する上述の(p16及び17)3つのヒト血清のうち の1つを用いる。この免疫学的スクリーニングは、上述のプロトコルに従って行 なわれた。この血清は、亜三日熱マラリャ原虫の特異抗原の生産的クローンのう ちわずか15%(試験された400中60)とのみ反応し、最も活性の高いクロ ーンの中から22のクローンが選ばれ以下のように特徴づけされた。
組換え型クローンにより表わされる抗原決定基と反応するヒト抗体は(前述)の 尾崎その他により記されている技法に従い、組換え型タンパク質に対する親和力 により純化された。これらの特異抗体は、さまざまな発達段階での(スポロゾイ ト肝臓段階、赤血球段階)寄生虫の製剤と共にインキュベーションに付され、反 応は間接的免疫螢光測定法により検討された。
肝臓段階の特異抗体が親和力によりその上に保留されている。すなわちこの段階 に特有の決定因子を表わしている組換え型クローンが検討された:すなわちクロ ーンDG307.DG199及びDG145である。これら3つのクローンに特 異的なこれらの抗体は、ヒト又はサルの肝細胞が亜三日熱マラリャ原虫のスポロ ゾイトにより感染した後掲られるような肝性シゾントと特異的に反応する。螢光 の局在性は、LSAの特徴として考えられているものと同じであるものとして決 定された。
3つのクローンDG145.DG199及びDG307の段階及び種類の特異性 は以下の要領でテストされた。第1に、親和力により純化されIFAによりLS Aと反応する(或いは又IFA陽性である)同じ抗体は、アセトンに寄生虫を定 着させた状態でIFAによりテストされたか或いはSDSで抽出された全ての段 階のタンパク質を用いてイムノトランスファ(免疫プロット法)によりテストさ れたかに関わらず、乾性又は湿性のスポロゾイト製剤とも、血液段階の抗原とも 反応しないということが見極められた。親和力により純化された抗体は、Sai miri 5ciureusザルから調整された良性三日熱マラリャ原虫の肝性 シゾンテとも、Lu虱旦の肝Wa段階の抗原とも反応しない。
第2にDG145.DG199及びDG307の組換え型クンバク質は、偶発的 な輸血によりマラリャ(亜三日熱マラリャ原虫によりひき起こされたマラリャ) に感染し従って定義上その前の段階に特異的な抗原(肝臓段階の抗原及びスポロ ゾイト)をもたない二人の患者から採った血清と反応しない、これらのタンパク 質は、組換え型C8抗原R32を及び32で免疫されたマルスの血清で、OSテ トラペプチドを認識する2つの基クローン性抗体と反応しない(Science 。
228.958(1985] ) 、さらに、組換え型タンパク質はテストされ た抗亜三日熱マラリャ原虫のヒト血清全てについて陽性であるのに対し、免疫ド ツトプロット法によりテストされたとき、良性三日熱マラリャ原虫(P。
Vivax) (ただし血清は良性三日熱マラリャ原虫の肝性シゾントについて は陽性であった)、卵形マラリャ原虫(P、 ovale)及びP、 Cyno molgi (本来は短尾ザルに見出されるがまれにヒトにも感染する種)に対 して向けられたヒト抗血清と反応しなかった(Ann。
Sac、 Be1g、 1Aed、 Trop、 60.348(1980))  。
成熟LSAの一つの特徴として知られている熱に対する安定性(Ann、 J、  Trop、 Med、 Hyg、、 33(31336−341(1984)  ) 、も又クローンDG307により生成された溶解タンパク質について実証 された。これは、100℃15分間の処理の後も、抗原的に活性でありつづける 。このような理由から、クローンDG307がさらに1羊しく分析された。
亜三日熱マラリャ原虫の196の塩基対の1nseratが、純化され、プラス ミドpUc13とバクテリオファージM13mp8の内部で再クローニングされ た(Nucleic Ac1ds Re5earch、 9.309−321( 1981)) 、その後、DNA配列及びLSA遺伝子のゲノマ組織が見極めら れた。第1図は、クローンDG307が全体的に51対の塩基のモチーフの反復 で構成されたDNAフラグメントを含んでいることを示している。
ただ1つの読みとり相が、B−ガラクトシダーゼのラック(lac) Z遺伝子 と同相であり、これは、クローンがヒト血清によりVWaされたエピトープを有 する溶解タンパク質を生成することがら°、望まれる特徴である。このフラグメ ントに相当するアミノ酸の配列は第2図に示されている。これは、グルタミン、 グルタミン酸及びロイシンが豊富な17のアミノ酸のくり返しで構成されている 。この配列をコンビニーり解析すると、これがβ−ひだ無しαらせん構造を持っ ている確率がひじょうに高いことがわかる。さらに、これまでにわかっているD NA配列と、上記タンパク質に対して暗号づけするDNA配列の間には、Los  Alamos及びNBRFのデータバンクによる解析によっても、いかなる相 応関係も見出されていない、このことは、LSAクンバク質の肝臓段階の特異性 と合致している。
pUc13内でクローニングされた196対のベースのフラグメントを用いる5 outhernの方法に従ったトランスファによる分析は、このフラグメントが 、独特のフラグメントEco RI (6,5kb) とDraI (4,5k b)に交雑することからみて独特の遺伝子の誘導体であること、を示している。
他の株からのDNAを用いた場合異なるサイズのフラグメントR5a Iが見ら れたことから、この遺伝子は多型性であると思われる。この遺伝子は、今までに 研究された亜三日熱マラリャ原虫の株全ての中に、最も大きい染色体の1つの上 に局在化されて見い出されている。
DNAのハイブリダイゼーション(交雑)研究によると、3つのクローンDG3 07,145及び99は同じ遺伝子から誘導された別々のフラグメントである。
DG307により暗号づけされた反復のタイプは保たれるように思われ、相応す る単数又は複数のエピトープが亜三日熱マラリャ原虫の全ての株に存在すること を暗に示している。このことは、タイ株Takg、96から誘導された遺伝子が アフリカのヒト血清すなわちアフリカ株で免疫された人の血清を用いて検出され たことから、観察と一致する。
反復性エピトープは亜三日熱マラリャ原虫の抗原の一般的持性であると思われる ため([Nature、 306゜751−756(19831; Natur e、311.382−385(1984):5cience、 225.593 −599[19841: 5cience、 227.1595−1597(1 985): Ce11.40.775−783(1985)) 、人間において ひじように免疫原性の高いLSAが同様に反復性の構造をもっているということ は驚くべきことではない、クローンDG307のヒト抗血清との強い反応は、天 然エピトープが4回未満の反復により規定されることを表わしている。
DG307の組換え型タンパク質により表現される単数又は複数のエピトープと 、肝臓段階の成熟タンパク質的に存在するエピトープの間の関係が、以下の要領 で研究された:象牙海岸、ガボン及びザイールからきた、上述の成熟タンパク質 に対して向けられた抗体を高い滴定量含んでいる10個のヒト血清を、肝臓段階 の抗原との明確なIFA陽性反応を呈する希釈度に調整した8次にこれらの血清 を、I PTGによりもたらされたクローンDG307のタンパク質抽出物が加 わった状態で、或いは血液段階の抗原決定基を表わす他の2つのクローンからの タンパク質を用いた状態で、インキュベーションに付した。抗原の濃度は、免疫 ドツトプロット法により複数の希釈度をテストし、高度免疫血清プールを用いて 結びつけられた抗体を明らかにすることによって、前述のものと同じ反応性レベ ルまで調整された。大気温で2時間のインキュベーションの後、さまざまな溶液 の肝性シゾントに対する特異性をIFAでテストした。その結果、KG307で 予じめインキュベーションに付された抗体はもはやIFA反応性を全くもたず、 一方、その他2つの抽出物でインキュベーションに付されたものは、その肝性抗 原に対する活性が低下していなかったということがわかった。
従ってDG307はLSAの主要エピトープに対して暗号づけすると思われる。
というのは、これらの吸収実験において、成熟タンパク質に対するIFA反応性 が、テストされた1oのヒト血清のうち9つについ゛て消滅していたのに対し、 DG307のものと異なる組換えタンパク質が加わった状態でのこれらの同じ1 0の血清の予備インキュベーションの後IFA活性の低下は全くみられなかった からである。
本発明は又、ポリペプチド配列工又はITのうちの少なくとも1つ又はその両方 を含む組換え型核酸、ならびにこれらの組換え型核酸により変換され上記ポリペ プチドを表現することのできる特に大腸菌のような微生物にも関係する。
本発明は、これらの核酸配列或いは、合成可能でしかも同じアミノ酸について暗 号づけする同等の配列に関するものである。
当該分野の専門家であれば、これらの配列において、暗号づけされたペプチドを 変えることなく遺伝暗号の変性性に応じていくつかのヌクレオチドを他のヌクレ オチドと置換することができるということは直ちに明らかである。これらのヌク レオチド配列全てならびにその固有の免疫原性活性が著しく変わることなく単数 又は複数のアミノ酸だけ前のものと異なっているポリペプチドについて暗号づけ するヌクレオチド配列は、本発明の一部を成すものである。当然のことながら、 最構成可能で、先に述べたようなオリゴマについて暗号づけすることのできるヌ クレオチド配列についても同様である。単量体モチーフは直接突き合わせて或い はペプチド配列を介して結びつけられ、こうして形成されたオリゴマーの免疫原 性には影響がない。
最後に、本発明はこれらの微生物により変性された賦形剤に関するものである。
なお当然のことながら、これらの賦形剤には、能力ある細胞有機体内における上 述のヌクレオチド配列の発現を可能にする、このヌクレオチド配列の前後の調節 及び終結が備わっている。
以上に規定されてきた特徴的なペプチドについて暗号づけするヌクレオチド配列 のうち、以下のトリブレットの配列により特徴づけされるものを挙げることがで きる。これらの配列は特に最初の三つについてはペプチドIに、最後のものにつ いてはペプチドHに相当している。その式は前述した。(ただし、以下の配列中 点で置換わっているヌクレオチドは、その真上にある第1の配列のものと同じで ある)。
(1) CTr GCT AAA GAA MG TrA CAA GAG C AG CM AGCGAT TrA GAA CAA GAf AGA (2)・・・・・・・・・・・・・・・・・G・・・・・A・・A・・・・・・ ・・・C・・・・・・・・・・・・・・(3)・・・・・・・・・・・・・・・ ・・G・・・・・A・・A・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)・・A・・・・・・・・・・・・・・・・・G−G・・・A・・・・・・ ・・・C・・・・・・・・・・・・・・上述のクローンDG199とDG307 を含む細菌は1986年7月22日にそれぞれl−580及びニー581の番号 でパリ、パスツール研究所のフランス微生物培養コレクションに登録された。細 菌DG145は198fl19月15日、l−606(7)番号で登録されてい る。
国際調査報告 −一一−−^帥に一一+wPcT/rR8B100074 −国際調査報告 F R8800074

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.亜三日熱マラリア原虫に感染した肝細胞内に生成されたタンパク質の特徴的 なエピトープを単数又は複数有するペプチド配列を少なくとも1つ含み、このペ プチド配列が以下の式により表わされることを特徴とする、ポリペプチド分子又 は化合物:【配列があります】 なお式中: Xは「Glu」(グルタミン酸)(ペプチド配列I)又は「Gly」(グリシン )(ペプチド配列II)である。
  2. 2.前記、17個のアミノ酸を含むペプチド分子1つから成り、このペプチドに は上記配列I及びIIのうちいずれが1つが含まれていることを特徴とする、請 求項1に記載の分子。
  3. 3.前記、上述の2つの配列I及びIIのいずれかに相当する構造をもつ17個 のアミノ酸のペプチドで構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記 載の分子。
  4. 4.前記、上述の2つの配列I及びIIのいずれが1つのみ或いはその両方に相 当する複数の反復性ペプチド配列を含むことを特徴とする、請求項1に記載の分 子。
  5. 5.特に以下のものの中から選ばれた環状置換を介して、請求項1から5までの いずれかに記載の分子から誘導された分子: 【配列があります】【配列があります】なお式中XはGlu又はGlyの残基で ある。
  6. 6.前記、上述の2つのペプチド配列I及びIIのうちの1つ又は2つのオリゴ マーから構成されていることを特徴とする、請求項1から5までのいずれかに記 載の分子。
  7. 7.前記、1つの支持体に固定されていることを特徴とする、請求項1から6ま でのいずれかに記載の分子。
  8. 8.薬学的に受入れることのできる賦形剤と結びつけた状態の、請求項1から7 までのいずれかに記載の分子の会合を特徴とする免疫原性化合物。
  9. 9.その他の免疫原性成分の中でも請求項1から7までのいずれかに記載の分子 を含む、マラリヤ予防ワクチン用化合物。
  10. 10.請求項1に規定されているペプチド配列I及びIIのいずれか一方に対す る暗号ヌクレオチド配列。
  11. 11.人間から採取された生物学的流体又は組織を、請求項1から10までに記 載のポリペプチド化合物と生物学的組織中に場合によって存在する抗体の間の試 験管内の免疫学的反応を可能にする条件の下で、上記ポリペプチド化合物と接触 させる段階、ならびに場合によって形成された抗原抗体複合体の試験管内検出の 段階を含む、亜三日熱マラリヤ原虫に感染した可能性のある人についてのアラリ ヤの試験管内診断方法。
  12. 12.以下のものを含む、亜三日熱マラリヤ原虫に感染した可能性のある人につ いてのマラリヤの試験管内診断用のキット: −請求項1から10までに記載のポリペプチド化合物。 −免疫学的反応の実現に好都合な媒質を構成するための試薬。 −免疫学的反応により生成された抗原抗体複合体の検出を可能にする試薬。なお かかる試薬は同様に標識を有していてもよく又、特に上述のポリペプチド化合物 に標識が無い場合それ自体が標識付試薬により認識されうるものであってもよい 。
  13. 13.請求項1から5までのいずれかに記載のペプチド配列を特定的に記識する 多クローン性又は単クローン性抗体。
  14. 14.請求項1から5までのいずれかに記載のポリペプドのための暗号づけDN A。
  15. 15.請求項14に記載のDNAを少なくとも1つ含む絹換え型DNA。
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