JPH0150255B2 - - Google Patents
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- JPH0150255B2 JPH0150255B2 JP56189873A JP18987381A JPH0150255B2 JP H0150255 B2 JPH0150255 B2 JP H0150255B2 JP 56189873 A JP56189873 A JP 56189873A JP 18987381 A JP18987381 A JP 18987381A JP H0150255 B2 JPH0150255 B2 JP H0150255B2
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- C09J123/00—Adhesives based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J123/02—Adhesives based on homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Adhesives based on derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C09J123/16—Elastomeric ethylene-propylene or ethylene-propylene-diene copolymers, e.g. EPR and EPDM rubbers
-
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- C09J123/283—Halogenated homo- or copolymers of iso-olefines
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2666/00—Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
- C08L2666/02—Organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L2666/00—Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
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- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Sealing Material Composition (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
本発明は、ガラスおよび金属のような無機基体
に対する改良された接着性を有するゴム状重合体
組成物、特に、それだけに限られないがブチル重
合体を基礎とするゴム状重合体組成物の製造方法
に関する。特に本発明は、ダブルグレージング
(double glazing)に於てシーラントとして使用
することができる生成物組成物に関する。 現在、スルホン化ゴムは、一般に、乾燥するこ
とが必要な溶液として供給されており、その上凝
縮から来る可能性のある水分によつて分解する傾
向がある。かくして、押出によつて適用すること
ができかつ改良された耐水性を有する接着剤また
はシーラント組成物を用意することが望ましい。 ガラスおよび金属のような無機基体と、クロロ
ブチルゴムおよびブロモブチルゴムなどのハロブ
チル重合体を含むブチル重合体のようなゴム状重
合体との間の良好な接着の達成がむずかしいこと
は公知である。基体にブチル重合体を接着させる
ために有効な市販接着剤は幾らかあるが、それら
はある種の用途には不適当であることがわかつて
いる。例えば、米国特許第3366612号は、塩素化
ブチルゴムのような含ハロゲン重合体を、シラン
と反応させることによつてガラスまたは金属のよ
うな基体に対して接着性にすることに関するもの
である。この方法は接着を改良するが、ある種の
用途のための十分な接着をもたらさないことが見
いだされた。 米国特許第4073776号および第4073826号によれ
ば、ノボラツク樹脂と種々のエポキシドとの反応
生成物がクロロブチルのようなエラストマー用の
粘着付与剤として用いられる。しかし、かかる組
成物に於けるシランの使用については示唆してい
ない。 アミノシランとエポキシ化合物との組合わせを
種々の系に於ける接着促進剤として使用すること
が提案されている。例えば、米国特許第3850872
号は、アミノシランと共にエポキシ化合物および
樹脂を使用することによるガラス繊維−エラスト
マー接着の改良に関するものである。特に、この
特許では、エラストマーを油状エポキシ化合物と
混合した後、シラン処理ガラス繊維と配合すると
記載している。 従来提案されている、ゴムと無機基体との間の
接着の改良方法は、ダブルグレージング用のブチ
ルシーラントの場合のように接着が耐水性である
ことが特に重要である場合には不満足であること
がわかつている。 今回、本発明者らは、ハロブチルゴムのような
ゴム状重合体を最初にシランと反応させ、次にこ
のシラン含有ゴムをエポキシ樹脂と混合し、次い
でこの生成物を追加のシランと反応させる段階的
反応にかけるならば顕著に改良された接着が得ら
れることを見出した。 従つて、本発明は、第1段階に於て高温でゴム
状重合体を反応性シラン(以下で定義される)と
反応させ、第2段階に於て第1段階の生成物を湿
潤剤としてのエポキシ樹脂と混合し、第3段階に
於て第2段階のエポキシ含有生成物を追加量の反
応性シラン(以下で定義される)と反応させて所
望の組成物を製造することを含むことを特徴とす
る、無機基体に対して改良された接着を有する組
成物の製造方法を提供する。 本発明の範囲が、上記方法によつて製造される
組成物ならびにそのマスチツクとしてまたはマス
チツクの1成分としての使用にも及ぶものである
ことはわかるであろう。さらに、本発明は、かか
る組成物またはマスチツクをシーラントとして含
有するグレージング系を含む。 本明細書中で使用する「反応性シラン」という
用語は、珪素原子に直接または間接的に結合して
いてゴム状重合体と反応することができる第1の
基と、珪素原子に直接または間接的に結合してい
て加水分解可能でありかつガラスまたはコンクリ
ートまたは金属のような無機基体の表面との接触
下で加水分解するとき基体表面へ強力に結合する
少なくとも1個の他の基とを有するシランを含む
ことを意味する。 第1反応段階で用いられる反応性シランは、好
ましくは第3段階で用いられる反応性アミンと同
じであるが、所要ならば異なつていてもよい。シ
ランは、例えば、メルカプトシランまたはエポキ
シシランまたはビニルシランであることができ、
これらのシラン中の指定官能基が、必要ならば遊
離基開始剤の存在下に於て、ゴム状重合体と反応
する。 しかし、用いられる反応性シランは、市販品Z
−6020、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシランのようなアミノシラン
であることが特に好ましい。 本発明の方法の第1段階で用いられる反応性シ
ランの量は、好ましくはゴム状重合体と結合する
ための化学量論的所要量の50〜100%、より好ま
しくは60〜75%である。例えば、化学量論量以上
の量を用いた場合に、ある条件下で起こり得るレ
チキユレーシヨン(reticulation)を避けるため、
化学量論量の約2/3を用いることができる。 本発明で用いられるゴム状重合体は、例えば、
EPRまたはEPDMまたはEVA共重合体であるこ
とができる。しかし、本発明の方法は、ゴム状重
合体がクロロブチルゴムのようなハロブチルゴム
である場合に特に有用であることがわかつた。ブ
ロモブチルゴムも使用することができるが、ブロ
モブチルゴムは、一般にあまりに反応性である傾
向があるので不便である。 反応性シランがアミノシランでありかつゴム状
重合体がクロロブチルゴムである場合、アミノ基
と塩素化ブチルの塩化アルキルとの第1段階反応
は、下記の反応スキームに示すように、N−アル
キル化または第4アンモニウム塩の生成によつて
進行すると考えられる。 あるいは あるいは 上記スキーム中、Pは重合体を示し;Rはアル
キレン基(例えばプロピレン)のような2価の基
を示し;R″およびRは同じであつても異なつ
ていてもよく、アルキル基(例えばメチルまたは
エチル)のような1価の基を示し;珪素置換基
R′は独立に水素または加水分解可能な基である
ことができ、但し少なくとも1個のR′は加水分
解可能な基でなければならないことを条件とす
る。例えば、加水分解可能な基は、アセトキシ、
またはハロゲン、または1〜20個、好ましくは1
〜10個、最も好ましくは1〜3個の炭素原子を有
するアルコキシであることができる。式 NH2(CH2)oSi(ORiv)3(上記式中、Rivはアルキル
であり、nは1〜8の数である)のアミノトリア
ルコキシシランは、特にゴム状重合体がクロロブ
チルゴムである場合に、本発明の方法の反応性シ
ランとして特に有用であることがわかつた。 従つて、本発明の特に好ましい実施態様は、第
1段階に於て、クロロブチルゴムを、珪素原子に
結合している少なくとも1個の加水分解可能な基
を有するアミノシランと混合し;第2段階に於
て、第1段階の生成物をエポキシ樹脂と混合し;
第3段階に於て、第2段階のエポキシ含有生成物
を、珪素原子に結合している少なくとも1個の加
水分解可能な基を有するアミノシランの追加量と
混合して所望の組成物を製造することを特徴とす
る、無機基体に対して改良された接着を有する組
成物の製造方法を提供する。 一般に、シランに関しては、第1アミンが好ま
しい。また、前述のように、シラン上の少なくと
も1個の基が容易に加水分解可能でなければなら
ないが、これらの基の3個が加水分解可能である
ことが好ましい。官能性シランの使用量は、加硫
された網目構造の生成に所要な加水分解可能なシ
ラン官能価の度合に応じてある程度変化する。 反応性シラン(例えばアミノシラン)は、ゴム
の通常の配合状態にある間に、ゴム状重合体(例
えばクロロブチルゴム)と反応する。例えば、シ
ランを、配合物中に、135〜150℃の高温、例えば
140℃で、約30分間混合することによつて反応を
達成させることができる。 本発明の方法の第2段階では、任意のエポキシ
樹脂を使用することができる。しかし、ビスフエ
ノールとエピクロルヒドリンとから誘導されるエ
ポキシ化合物を使用することが好ましく、登録商
標“エピコート(Epikote)”で発売されている
化合物、例えばエピコート1007が特に好ましい。
エポキシ樹脂は、シラン処理ゴムと、この場合も
好ましくは135〜150℃の範囲の温度で加熱しなが
ら、都合よく混合させることができる。 エポキシ樹脂はゴム状重合体に関して湿潤剤と
して作用する。そこで、添加量はある程度まで任
意である。しかし、ゴム状重合体の重量に対して
10〜50重量%、特に25重量%の添加量が有効であ
ることがわかつた。 次に、第3段階に於て、所要ならば第1段階で
用いた条件と同様な条件下で、第2仕込のシラン
をエポキシ処理生成物と反応させうる。シランの
使用量は、好ましくは少なくとも存在するエポキ
シ基と結合するための化学量論的所要量である。
過剰量のシランの使用は、ゴムと基体との間の化
学結合の生成を増強するので好ましくさえある。 本発明者らは、特に変性ゴムがクロロブチルゴ
ムである場合、未変性ブチルゴムに比べて、本発
明によつて製造された組成物が無機基体に対して
顕著に改良された接着を有することを見出だし
た。基体と組成物とを接触させるとき、重合体連
鎖に結合しているシラン中に存在するアルコキシ
基または他の加水分解可能な基が無機基体表面上
の痕跡の水によつて加水分解されて基体表面に強
力に結合する。しばしば、かかる組成物の使用に
於て、強力な結合を与えるのに十分な水が存在し
ているが、必要ならば表面をわざと濡らしてもよ
い。水分の作用により、アルコキシシランまたは
他の加水分解可能な基はシラノールを生成し、生
成したシラノールがそれら自体の間で反応する
(かくしてゴム状重合体とエポキシ樹脂とを架橋
する)と共に例えばガラス表面のOH基とも反応
することができると考えられる。接着は、通常の
大気条件下で、あるいは高温に於て、あるいは接
着されるべき表面を熱水中に浸漬することによつ
て生じさせることができる。本発明の組成物は、
ガラスの接着に特に有用であり、特にダブルグレ
ージング(double glazing)用シーラントとして
有用である。エポキシ樹脂の存在は、ガラスがゴ
ムで濡らされる程度を改良しかつこの方法技術が
改良された内部結合および接着を与えると考えら
れる。以下に例示するような組成物は、室温に於
て時間がたつにつれて架橋を行うこともわかつ
た。かくして、一度適用すると、組成物は次第に
増加する凝集力を与える。 本発明の組成物、特に本発明の方法で製造され
た変性クロロブチルゴムは、ガラスと金属(一般
にアルミニウム)スペーサーとの間のダブルグレ
ージング用シーラントとして有用である。本発明
の組成物は、一般にホツトフローマスチツク
(hot flow mastic)の1成分として用いられる。
ホツトフローマスチツクは、ポリイソブチレンお
よび石油樹脂粘着付与剤;カーボンブラツクおよ
びホワイチングのような充填剤;安定剤、酸化防
止剤、顔料のような他の添加剤などの他の通常の
成分を含むことができる。かくして、本発明の方
法は、一つの実施態様に於て、任意の段階で充填
剤または他の通常の添加剤を添加することを含
む。例えば、目的組成物は、組成物または全体に
対して、7.5〜12.5%のゴム状重合体、2〜5%
のエポキシ樹脂、0.5〜1.5%のシラン;15〜20%
のポリイソブチレン、15〜25%のカーボンブラツ
ク、25〜30%のホワイチング、25〜30%の可塑
剤/粘着付与剤の全成分を有することができる。
かかる組成物のハンドリングおよびサービス特性
(温度および粘度)は、ゴム状重合体と添加剤
(例えばポリイソブチレン)との比を調節するこ
とにより、あるいはポリイソブチレンの分子量を
調節することによつて調節することができる。 次に、マスチツクを、接着しようとする表面と
表面の間へ高温で押出すことができる。温度は、
マスチツク組成物の粘度によつて異なり、150〜
180℃の範囲であつてもよい。別法では、組成物
はテープの形であることができる。 以下、実施例によつて本発明を説明するが、こ
れらの実施例は本発明を限定するためのものでは
ない。 実施例 1 第1表中に示した比率(重量部)の成分を有す
るマスチツクの形のゴム組成物を、以下に示す方
法で各成分を混合することによつて製造した。第
1表中、クロロブチル1068(Chlorobutyl 1068)
はクロロブチルゴムであり、ビスタネツクス
MML−140(Vistanex MML−140)は分子量
1900000〜2350000のポリイソブチレンであり、ビ
スタネツクスLM−MS(Vistanex LM−MS)は
ポリイソブチレン(分子量約55000)であり、シ
ランZ−6020は市販のN−β−(アミノエチル)
γ−アミノプロピルトリメトキシシランであり、
エピコート1007(Epikote 1007)は固体ビスフエ
ノールA−エピクロルヒドリンエポキシ樹脂であ
り、オミヤBL(Omya BL)はホワイチングであ
り、エスコレズ1304(Escorez 1304)は石油樹脂
粘着付与剤であり、FEFはカーボンブラツクで
ある。 かくして、バンバリーインターナルミキサー
(Banbury internal mixer)中で、140℃に於て、
40部のクロロブチルゴムと20部のカーボンブラツ
クとを混合してマスターバツチを製造した。この
マスターバツチの半分を、30部のポリイソブチレ
ンと15部のカーボンブラツクと共に110℃のニー
ダーミキサーに入れ、15分間混合した後、残りの
マスターバツチおよび残りのポリイソブチレンお
よび残りのカーボンブラツクを添加した。さらに
15分間混合した後、33.33部の粘着付与剤と50部
のホワイチングとを加え、さらに15分間混合を続
行した。その後で、残りの粘着付与剤とホワイチ
ングとを添加し、混合しながら、30分間にわたつ
て温度を135〜140℃に上昇させた。この時点で、
2部のシランを添加し、30分間、混合しながらク
ロロブチルと反応させた。次に、エポキシ樹脂を
添加し、145〜150℃で15分間混合した後、残りの
1.5部のシランを添加し、エポキシ樹脂と30分間
反応させた後、組成物をニーダーから取り出し
た。 このマスチツク組成物を、サンドイツチ法を用
いて試験した。かくして、2枚のアルミニウムス
ペーサー(剥離紙で包まれた)を、アセトンで洗
浄して乾燥してある2枚のガラス板間にサンドイ
ツチし、約180℃の本体温度を有するホツトガン
(hot gun)から送られるマスチツクでキヤビテ
イを充填して25×50×7.5mmの接触面積にした。
次に、このセツトを5cm/分の剪断で引張つて試
験し、ムーニー粘度をも測定した。これらの測定
は、新しい組成物および1年間エージングした組
成物について行い、第2表に示した。*印を付け
た接着値は界面の値であり、その他の値は凝集破
壊を示す。 実施例2および3、ならびに比較実施例4 実施例1を実質的に繰返した。但し、生成した
全組成物が第1表記載の処方になるように成分を
用いた。
に対する改良された接着性を有するゴム状重合体
組成物、特に、それだけに限られないがブチル重
合体を基礎とするゴム状重合体組成物の製造方法
に関する。特に本発明は、ダブルグレージング
(double glazing)に於てシーラントとして使用
することができる生成物組成物に関する。 現在、スルホン化ゴムは、一般に、乾燥するこ
とが必要な溶液として供給されており、その上凝
縮から来る可能性のある水分によつて分解する傾
向がある。かくして、押出によつて適用すること
ができかつ改良された耐水性を有する接着剤また
はシーラント組成物を用意することが望ましい。 ガラスおよび金属のような無機基体と、クロロ
ブチルゴムおよびブロモブチルゴムなどのハロブ
チル重合体を含むブチル重合体のようなゴム状重
合体との間の良好な接着の達成がむずかしいこと
は公知である。基体にブチル重合体を接着させる
ために有効な市販接着剤は幾らかあるが、それら
はある種の用途には不適当であることがわかつて
いる。例えば、米国特許第3366612号は、塩素化
ブチルゴムのような含ハロゲン重合体を、シラン
と反応させることによつてガラスまたは金属のよ
うな基体に対して接着性にすることに関するもの
である。この方法は接着を改良するが、ある種の
用途のための十分な接着をもたらさないことが見
いだされた。 米国特許第4073776号および第4073826号によれ
ば、ノボラツク樹脂と種々のエポキシドとの反応
生成物がクロロブチルのようなエラストマー用の
粘着付与剤として用いられる。しかし、かかる組
成物に於けるシランの使用については示唆してい
ない。 アミノシランとエポキシ化合物との組合わせを
種々の系に於ける接着促進剤として使用すること
が提案されている。例えば、米国特許第3850872
号は、アミノシランと共にエポキシ化合物および
樹脂を使用することによるガラス繊維−エラスト
マー接着の改良に関するものである。特に、この
特許では、エラストマーを油状エポキシ化合物と
混合した後、シラン処理ガラス繊維と配合すると
記載している。 従来提案されている、ゴムと無機基体との間の
接着の改良方法は、ダブルグレージング用のブチ
ルシーラントの場合のように接着が耐水性である
ことが特に重要である場合には不満足であること
がわかつている。 今回、本発明者らは、ハロブチルゴムのような
ゴム状重合体を最初にシランと反応させ、次にこ
のシラン含有ゴムをエポキシ樹脂と混合し、次い
でこの生成物を追加のシランと反応させる段階的
反応にかけるならば顕著に改良された接着が得ら
れることを見出した。 従つて、本発明は、第1段階に於て高温でゴム
状重合体を反応性シラン(以下で定義される)と
反応させ、第2段階に於て第1段階の生成物を湿
潤剤としてのエポキシ樹脂と混合し、第3段階に
於て第2段階のエポキシ含有生成物を追加量の反
応性シラン(以下で定義される)と反応させて所
望の組成物を製造することを含むことを特徴とす
る、無機基体に対して改良された接着を有する組
成物の製造方法を提供する。 本発明の範囲が、上記方法によつて製造される
組成物ならびにそのマスチツクとしてまたはマス
チツクの1成分としての使用にも及ぶものである
ことはわかるであろう。さらに、本発明は、かか
る組成物またはマスチツクをシーラントとして含
有するグレージング系を含む。 本明細書中で使用する「反応性シラン」という
用語は、珪素原子に直接または間接的に結合して
いてゴム状重合体と反応することができる第1の
基と、珪素原子に直接または間接的に結合してい
て加水分解可能でありかつガラスまたはコンクリ
ートまたは金属のような無機基体の表面との接触
下で加水分解するとき基体表面へ強力に結合する
少なくとも1個の他の基とを有するシランを含む
ことを意味する。 第1反応段階で用いられる反応性シランは、好
ましくは第3段階で用いられる反応性アミンと同
じであるが、所要ならば異なつていてもよい。シ
ランは、例えば、メルカプトシランまたはエポキ
シシランまたはビニルシランであることができ、
これらのシラン中の指定官能基が、必要ならば遊
離基開始剤の存在下に於て、ゴム状重合体と反応
する。 しかし、用いられる反応性シランは、市販品Z
−6020、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシランのようなアミノシラン
であることが特に好ましい。 本発明の方法の第1段階で用いられる反応性シ
ランの量は、好ましくはゴム状重合体と結合する
ための化学量論的所要量の50〜100%、より好ま
しくは60〜75%である。例えば、化学量論量以上
の量を用いた場合に、ある条件下で起こり得るレ
チキユレーシヨン(reticulation)を避けるため、
化学量論量の約2/3を用いることができる。 本発明で用いられるゴム状重合体は、例えば、
EPRまたはEPDMまたはEVA共重合体であるこ
とができる。しかし、本発明の方法は、ゴム状重
合体がクロロブチルゴムのようなハロブチルゴム
である場合に特に有用であることがわかつた。ブ
ロモブチルゴムも使用することができるが、ブロ
モブチルゴムは、一般にあまりに反応性である傾
向があるので不便である。 反応性シランがアミノシランでありかつゴム状
重合体がクロロブチルゴムである場合、アミノ基
と塩素化ブチルの塩化アルキルとの第1段階反応
は、下記の反応スキームに示すように、N−アル
キル化または第4アンモニウム塩の生成によつて
進行すると考えられる。 あるいは あるいは 上記スキーム中、Pは重合体を示し;Rはアル
キレン基(例えばプロピレン)のような2価の基
を示し;R″およびRは同じであつても異なつ
ていてもよく、アルキル基(例えばメチルまたは
エチル)のような1価の基を示し;珪素置換基
R′は独立に水素または加水分解可能な基である
ことができ、但し少なくとも1個のR′は加水分
解可能な基でなければならないことを条件とす
る。例えば、加水分解可能な基は、アセトキシ、
またはハロゲン、または1〜20個、好ましくは1
〜10個、最も好ましくは1〜3個の炭素原子を有
するアルコキシであることができる。式 NH2(CH2)oSi(ORiv)3(上記式中、Rivはアルキル
であり、nは1〜8の数である)のアミノトリア
ルコキシシランは、特にゴム状重合体がクロロブ
チルゴムである場合に、本発明の方法の反応性シ
ランとして特に有用であることがわかつた。 従つて、本発明の特に好ましい実施態様は、第
1段階に於て、クロロブチルゴムを、珪素原子に
結合している少なくとも1個の加水分解可能な基
を有するアミノシランと混合し;第2段階に於
て、第1段階の生成物をエポキシ樹脂と混合し;
第3段階に於て、第2段階のエポキシ含有生成物
を、珪素原子に結合している少なくとも1個の加
水分解可能な基を有するアミノシランの追加量と
混合して所望の組成物を製造することを特徴とす
る、無機基体に対して改良された接着を有する組
成物の製造方法を提供する。 一般に、シランに関しては、第1アミンが好ま
しい。また、前述のように、シラン上の少なくと
も1個の基が容易に加水分解可能でなければなら
ないが、これらの基の3個が加水分解可能である
ことが好ましい。官能性シランの使用量は、加硫
された網目構造の生成に所要な加水分解可能なシ
ラン官能価の度合に応じてある程度変化する。 反応性シラン(例えばアミノシラン)は、ゴム
の通常の配合状態にある間に、ゴム状重合体(例
えばクロロブチルゴム)と反応する。例えば、シ
ランを、配合物中に、135〜150℃の高温、例えば
140℃で、約30分間混合することによつて反応を
達成させることができる。 本発明の方法の第2段階では、任意のエポキシ
樹脂を使用することができる。しかし、ビスフエ
ノールとエピクロルヒドリンとから誘導されるエ
ポキシ化合物を使用することが好ましく、登録商
標“エピコート(Epikote)”で発売されている
化合物、例えばエピコート1007が特に好ましい。
エポキシ樹脂は、シラン処理ゴムと、この場合も
好ましくは135〜150℃の範囲の温度で加熱しなが
ら、都合よく混合させることができる。 エポキシ樹脂はゴム状重合体に関して湿潤剤と
して作用する。そこで、添加量はある程度まで任
意である。しかし、ゴム状重合体の重量に対して
10〜50重量%、特に25重量%の添加量が有効であ
ることがわかつた。 次に、第3段階に於て、所要ならば第1段階で
用いた条件と同様な条件下で、第2仕込のシラン
をエポキシ処理生成物と反応させうる。シランの
使用量は、好ましくは少なくとも存在するエポキ
シ基と結合するための化学量論的所要量である。
過剰量のシランの使用は、ゴムと基体との間の化
学結合の生成を増強するので好ましくさえある。 本発明者らは、特に変性ゴムがクロロブチルゴ
ムである場合、未変性ブチルゴムに比べて、本発
明によつて製造された組成物が無機基体に対して
顕著に改良された接着を有することを見出だし
た。基体と組成物とを接触させるとき、重合体連
鎖に結合しているシラン中に存在するアルコキシ
基または他の加水分解可能な基が無機基体表面上
の痕跡の水によつて加水分解されて基体表面に強
力に結合する。しばしば、かかる組成物の使用に
於て、強力な結合を与えるのに十分な水が存在し
ているが、必要ならば表面をわざと濡らしてもよ
い。水分の作用により、アルコキシシランまたは
他の加水分解可能な基はシラノールを生成し、生
成したシラノールがそれら自体の間で反応する
(かくしてゴム状重合体とエポキシ樹脂とを架橋
する)と共に例えばガラス表面のOH基とも反応
することができると考えられる。接着は、通常の
大気条件下で、あるいは高温に於て、あるいは接
着されるべき表面を熱水中に浸漬することによつ
て生じさせることができる。本発明の組成物は、
ガラスの接着に特に有用であり、特にダブルグレ
ージング(double glazing)用シーラントとして
有用である。エポキシ樹脂の存在は、ガラスがゴ
ムで濡らされる程度を改良しかつこの方法技術が
改良された内部結合および接着を与えると考えら
れる。以下に例示するような組成物は、室温に於
て時間がたつにつれて架橋を行うこともわかつ
た。かくして、一度適用すると、組成物は次第に
増加する凝集力を与える。 本発明の組成物、特に本発明の方法で製造され
た変性クロロブチルゴムは、ガラスと金属(一般
にアルミニウム)スペーサーとの間のダブルグレ
ージング用シーラントとして有用である。本発明
の組成物は、一般にホツトフローマスチツク
(hot flow mastic)の1成分として用いられる。
ホツトフローマスチツクは、ポリイソブチレンお
よび石油樹脂粘着付与剤;カーボンブラツクおよ
びホワイチングのような充填剤;安定剤、酸化防
止剤、顔料のような他の添加剤などの他の通常の
成分を含むことができる。かくして、本発明の方
法は、一つの実施態様に於て、任意の段階で充填
剤または他の通常の添加剤を添加することを含
む。例えば、目的組成物は、組成物または全体に
対して、7.5〜12.5%のゴム状重合体、2〜5%
のエポキシ樹脂、0.5〜1.5%のシラン;15〜20%
のポリイソブチレン、15〜25%のカーボンブラツ
ク、25〜30%のホワイチング、25〜30%の可塑
剤/粘着付与剤の全成分を有することができる。
かかる組成物のハンドリングおよびサービス特性
(温度および粘度)は、ゴム状重合体と添加剤
(例えばポリイソブチレン)との比を調節するこ
とにより、あるいはポリイソブチレンの分子量を
調節することによつて調節することができる。 次に、マスチツクを、接着しようとする表面と
表面の間へ高温で押出すことができる。温度は、
マスチツク組成物の粘度によつて異なり、150〜
180℃の範囲であつてもよい。別法では、組成物
はテープの形であることができる。 以下、実施例によつて本発明を説明するが、こ
れらの実施例は本発明を限定するためのものでは
ない。 実施例 1 第1表中に示した比率(重量部)の成分を有す
るマスチツクの形のゴム組成物を、以下に示す方
法で各成分を混合することによつて製造した。第
1表中、クロロブチル1068(Chlorobutyl 1068)
はクロロブチルゴムであり、ビスタネツクス
MML−140(Vistanex MML−140)は分子量
1900000〜2350000のポリイソブチレンであり、ビ
スタネツクスLM−MS(Vistanex LM−MS)は
ポリイソブチレン(分子量約55000)であり、シ
ランZ−6020は市販のN−β−(アミノエチル)
γ−アミノプロピルトリメトキシシランであり、
エピコート1007(Epikote 1007)は固体ビスフエ
ノールA−エピクロルヒドリンエポキシ樹脂であ
り、オミヤBL(Omya BL)はホワイチングであ
り、エスコレズ1304(Escorez 1304)は石油樹脂
粘着付与剤であり、FEFはカーボンブラツクで
ある。 かくして、バンバリーインターナルミキサー
(Banbury internal mixer)中で、140℃に於て、
40部のクロロブチルゴムと20部のカーボンブラツ
クとを混合してマスターバツチを製造した。この
マスターバツチの半分を、30部のポリイソブチレ
ンと15部のカーボンブラツクと共に110℃のニー
ダーミキサーに入れ、15分間混合した後、残りの
マスターバツチおよび残りのポリイソブチレンお
よび残りのカーボンブラツクを添加した。さらに
15分間混合した後、33.33部の粘着付与剤と50部
のホワイチングとを加え、さらに15分間混合を続
行した。その後で、残りの粘着付与剤とホワイチ
ングとを添加し、混合しながら、30分間にわたつ
て温度を135〜140℃に上昇させた。この時点で、
2部のシランを添加し、30分間、混合しながらク
ロロブチルと反応させた。次に、エポキシ樹脂を
添加し、145〜150℃で15分間混合した後、残りの
1.5部のシランを添加し、エポキシ樹脂と30分間
反応させた後、組成物をニーダーから取り出し
た。 このマスチツク組成物を、サンドイツチ法を用
いて試験した。かくして、2枚のアルミニウムス
ペーサー(剥離紙で包まれた)を、アセトンで洗
浄して乾燥してある2枚のガラス板間にサンドイ
ツチし、約180℃の本体温度を有するホツトガン
(hot gun)から送られるマスチツクでキヤビテ
イを充填して25×50×7.5mmの接触面積にした。
次に、このセツトを5cm/分の剪断で引張つて試
験し、ムーニー粘度をも測定した。これらの測定
は、新しい組成物および1年間エージングした組
成物について行い、第2表に示した。*印を付け
た接着値は界面の値であり、その他の値は凝集破
壊を示す。 実施例2および3、ならびに比較実施例4 実施例1を実質的に繰返した。但し、生成した
全組成物が第1表記載の処方になるように成分を
用いた。
【表】
【表】
上記結果から結論することができるように、処
方中にエポキシ樹脂が存在すると接着を改良しか
つ凝集に及ぼす影響は低い。さらに、マスチツク
組成物の粘度および凝集は、クロロブチル対ポリ
イソブチレンの比が減少するにつれて減少する
(熱時粘度(hot viscosity)の減少は接触表面、
従つて接着を改良する1手段である)。さらに、
本発明によつて製造された組成物と混合されるポ
リイソブチレンの分子量を増加させると熱時凝集
(hot cohesion)が増加すると推論することがで
きる。
方中にエポキシ樹脂が存在すると接着を改良しか
つ凝集に及ぼす影響は低い。さらに、マスチツク
組成物の粘度および凝集は、クロロブチル対ポリ
イソブチレンの比が減少するにつれて減少する
(熱時粘度(hot viscosity)の減少は接触表面、
従つて接着を改良する1手段である)。さらに、
本発明によつて製造された組成物と混合されるポ
リイソブチレンの分子量を増加させると熱時凝集
(hot cohesion)が増加すると推論することがで
きる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1段階に於て高温でゴム状重合体を反応性
シランと反応させ、第2段階に於て第1段階の生
成物を湿潤剤としてのエポキシ樹脂と混合し、第
3段階に於て第2段階のエポキシ含有生成物を追
加量の反応性シランと反応させて所望の生成物を
製造することを特徴とする、無機基体に対して改
良された接着を有する組成物の製造方法。 2 ゴム状重合体がハロブチルゴムを含んでいる
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
法。 3 ハロブチルゴムがクロロブチルゴムであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方
法。 4 ゴム状重合体がエチレンプロピレンゴム
(EPR)またはエチレンプロピレンジエン単量体
(EPDM)またはエチレン酢酸ビニル共重合体
(EVA)を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の方法。 5 第1段階で使用される反応性シランが第3段
階で用いられる反応性シランと同じであることを
特徴とする特許請求の範囲第1〜4項のいずれか
1項に記載の方法。 6 反応性シランがアミノシランであることを特
徴とする特許請求の範囲第1〜5項のいずれか1
項に記載の方法。 7 反応性シランがメルカプトシランまたはエポ
キシシランまたはビニルシランであることを特徴
とする特許請求の範囲第1〜5項のいずれか1項
に記載の方法。 8 ゴム状重合体と結合させるための化学量論的
所要量の50〜100%に相当する量の反応性シラン
を第1段階で使用することを特徴とする特許請求
の範囲第1〜7項のいずれか1項に記載の方法。 9 第1段階で用いられる反応性シランの量が、
ゴム状重合体と結合させるための化学量論的所要
量の60〜75%に相当することを特徴とする特許請
求の範囲第8項記載の方法。 10 第3段階に於て、存在するエポキシ基と結
合させるための少なくとも化学量論的所要量に相
当する量の反応性シランを使用することを特徴と
する特許請求の範囲第1〜9項のいずれか1項に
記載の方法。 11 充填剤または他の添加剤をいずれかの段階
で添加することを特徴とする特許請求の範囲第1
〜10項のいずれか1項に記載の方法。 12 第1段階に於て、クロロブチルゴムを少な
くとも1個の加水分解可能な基が珪素原子に結合
しているアミノシランと混合し;第2段階に於
て、第1段階の生成物をエポキシ樹脂と混合し;
第3段階に於て、第2段階のエポキシ含有生成物
を少なくとも1個の加水分解可能な基が珪素原子
に結合しているアミノシランの追加量と混合して
所望の生成物を製造することを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の方法。
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|---|---|---|---|
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