JPH0150344B2 - - Google Patents

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JPH0150344B2
JPH0150344B2 JP10583682A JP10583682A JPH0150344B2 JP H0150344 B2 JPH0150344 B2 JP H0150344B2 JP 10583682 A JP10583682 A JP 10583682A JP 10583682 A JP10583682 A JP 10583682A JP H0150344 B2 JPH0150344 B2 JP H0150344B2
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fatty acid
acid
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weight
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JP10583682A
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Tetsuo Aihara
Yosei Nakayama
Koichi Umeyama
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、常温乾燥型被覆用組成物に関し、さ
らに詳しくは主鎖が炭素−炭素結合よりなり、側
鎖に不飽和脂肪酸基と含窒素複素環を有する共重
合体を主要成分とする耐候性、耐食性にすぐれた
常温乾燥型被覆用組成物に関する。 従来から、溶剤型酸化硬化性樹脂としては、ア
ルキド樹脂、脂肪酸変性エポキシ樹脂、脂肪酸変
性アクリル樹脂、脂肪酸変性ビニル樹脂、脂肪酸
変性ウレタン樹脂等を挙げることができ、用途に
よりそれぞれ適切な樹脂が選択され使用されてい
る。 しかしながら、これらの樹脂を例えば防蝕塗料
に使用した場合、その防食性が樹脂によつてもた
らされるというよりも、もつぱらストロンチウム
クロメート等の人体にに有害な防錆顔料の使用に
依存するところが大である。 また、近年市場において塗装の省力化、塗膜の
高性能化が要請され、そのため例えば下塗りが上
塗りなしでも充分な耐候性、耐蝕性を有すること
があるいは上塗りを塗装する場合でもなお下塗り
がすぐれた耐候性、耐蝕性を有することが要求さ
れてきている。 そこで、本発明者らは、ストロンチウムクロメ
ート等の人体に有害な防錆顔料を使用することな
く、上記要求を満たす常温乾燥型被覆用組成物を
得るべく鋭意研究を重ねた結果、主鎖がエステル
結合を含まないC−C結合からなり、且つ側鎖に
適度の塩基性を有する基(含窒素複素環)を導入
してなる不飽和脂肪酸変性アクリル系樹脂を主要
成分として用いた被覆用組成物が塗膜の防蝕性、
耐候性が飛躍的に向上することを見い出し、本発
明を完成するに至つたものである。 しかして、本発明に従えば、 (A) 非共役二重結合を少なくとも2個有する不飽
和脂肪酸とグリシジル基を有するアクリル酸エ
ステルまたはメタクリル酸エステルとの反応生
成物、及び/又は該不飽和脂肪酸と水酸基を有
するアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エ
ステルとの反応生成物よりなる脂肪酸変性アク
リル系単量体7〜94重量%; (B) 含窒素複素環を有するビニル単量体3〜93重
量%;及び (C) 上記(A)〜(B)以外のα,β−エチレン性不飽和
単量体0〜90重量% を共重合させることにより得られる共重合体を有
機溶剤に可溶化された状態で含有することを特徴
とする常温乾燥型被覆用組成物が提供される。 以下、本発明の組成物についてさらに詳細に説
明する。 脂肪酸変性アクリル系単量体 (A): 本発明において脂肪酸変性アクリル系単量体(A)
を得るために使用される不飽和脂肪酸は、1分子
中に少なくとも2個の二重結合を有し且つこれら
2個以上の二重結合が相互に共役関係にない不飽
和の脂肪酸、殊に脂肪族モノカルボン酸であり、
特に、少なくとも2個の非共役二重結合を含有す
る乾性油脂肪酸及び半乾性油脂肪酸が有効であ
る。ここで、乾性油脂肪酸とは厳密に定義するこ
とはできないが、一般にヨウ素価が130以上の不
飽和脂肪酸をいい、半乾性油脂肪酸はヨウ素価が
100〜130の不飽和脂肪酸をいう。しかして、本発
明において使用しうる代表的な不飽和脂肪酸とし
ては、例えばサフラワー油脂肪酸、アマニ油脂肪
酸、ダイズ油脂肪酸、ゴマ油脂肪酸、ケシ油脂肪
酸、エノ油脂肪酸、麻実油脂肪酸、ブドウ核油脂
肪酸、トウモロコシ油脂肪酸、トール油脂肪酸、
ヒマワリ油脂肪酸、綿実油脂肪酸、クルミ油脂肪
酸、ゴム種油脂肪酸等が挙げられ、これら脂肪酸
はそれぞれ単独で又は2種以上混合して使用する
ことができる。 上記不飽和脂肪酸の使用量は、本発明により提
供される被覆用組成物に望まれる常温乾燥性や塗
膜性能に応じて広範に変えることができるが、一
般には、得られる共重合体樹脂の重量を基準にし
て〜65重量%、好ましくは10〜60重量%の範囲内
に入る量で使用するのが有利である。 また、本発明においては、上記の非共役二重結
合を有する不飽和脂肪酸に加えて、少量の、好ま
しくは使用する全不飽和脂肪酸の重量を基準にし
て30重量%以下、さらに好ましくは20重量%以下
の他の不飽和脂肪酸、例えばキリ油脂肪酸、オイ
チシカ油脂肪酸、脱水ヒマシ油脂肪酸、ハイジエ
ン脂肪酸の如き共役二重結合を有する不飽和脂肪
酸を併用してもよい。 また、脂肪酸変性アクリル系単量体(A)を得るた
めに前記した脂肪酸と反応させうる「グリシジル
基を有するアクリル酸エステルまたはメタクリル
酸エステル」(以下、“グリシジル含有アクリル系
エステル”と略称することがある)としては、ア
クリル酸又はメタクリル酸のエステル残基部分に
グリシジル基を含むもの、殊に、グリシジルアク
リレート及びグリシジルメタクリレートが好適で
ある。 かかるグリシジル含有アクリル系エステルを用
いての脂肪酸変性アクリル系単量体(A)の調製は、
常法に従い、適当な不活性溶媒の存在又は不在
下、通常は溶媒の不在下に、前述した不飽和脂肪
酸をグリシジル含有アクリル系エステルと反応さ
せることにより行なうことができる。該反応は一
般に約60〜約220℃、好ましくは約120〜約170℃
の温度において行なうことができ、反応時間は一
般に約0.5〜約40時間、好ましくは約3〜約10時
間である。 該グリシジル含有アクリル系エステルは、通
常、該不飽和脂肪酸1モル当り0.7〜1.5モル、好
ましくは0.8〜1.2モルの割合で使用するのが有利
である。 また、必要に応じて用いられる不活性溶媒とし
ては、220℃以下の温度で還流しうる水−非混和
性の有機溶媒が好ましく、例えば、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素;ヘプタ
ン、ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化水素が
挙げられる。 さらに、上記反応に当つて、反応系に必要に応
じて重合禁止剤、例えば、ハイドロキノン、メト
キシフエノール、tert−ブチルカテコール、ベン
ゾキノン等を加え、水酸基含有アクリル系エステ
ル及び/又は生成する脂肪酸変性アクリル系エス
テルの重合を抑制するようにすることが有利であ
る。 上記反応において、グリシジル含有アクリル系
エステルのオキシラン基と不飽和脂肪酸のカルボ
キシル基との間でオキシラン環の開裂を伴うエス
テル化が起り、不飽和脂肪酸で変性されたアクリ
ル系エステルが得られる。 もう1つ別のタイプの脂肪酸変性アクリル系単
量体(A)をつくるために上記不飽和脂肪酸と反応せ
しめられる「水酸基を含有するアクリル酸エステ
ル又はメタクリル酸エステル」(以下、“水酸基含
有アクリル系エステル”と略称することがある)
としては、アクリル酸又はメタクリル酸のエステ
ル残基部分に1個の水酸基を有し且つ該エステル
残基部分に2〜24個、好ましくは2〜8個の炭素
原子を含むものが包含され、中でも、下記式
()又は() 上記各式中、R1は水素原子又はメチル基を表
わし、nは2〜8の整数であり、p及びqはそれ
ぞれ0〜8の整数であり、ただしpとqの和は1
〜8である、 で示される型の水酸基含有アクリル系エステルが
好適である。 本発明において特に好適な水酸基含有アクリル
系エステルは、上記式()で示されるヒドロキ
シアルキルアクリレート及びヒドロキシメタクリ
レート、就中、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルアクリレート及び2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレートである。 脂肪酸変性アクリル系単量体(A)の調製は、通
常、前記不飽和脂肪酸を上記水酸基含有アクリル
系エステルと適宜不活性溶媒中にて、エステル化
触媒の存在下に反応させることにより行なうこと
ができる。該反応は一般に約100〜約180℃、好ま
しくは約120〜約160℃の温度の加熱下に行なわ
れ、反応時間は一般に約0.5〜約9時間、通常約
1〜約6時間である。 該水酸基含有アクリル系エステルは、通常、該
不飽和脂肪酸1モル当り0.5〜1.9モルの割合で使
用することができ、好ましくは該不飽和脂肪酸1
モル当り1.0〜1.5モルの割合で使用するのが有利
である。 上記反応に使用されるエステル化触媒として
は、例えば、硫酸、硫酸アルミニウム、硫酸水素
カリウム、アルキル置換ベンゼン、塩酸、硫酸メ
チル、リン酸等が挙げられ、これら触媒は、通
常、反応せしめられる上記不飽和脂肪酸と水酸基
含有アクリル系エステルとの合計量の約0.001〜
約2.0重量%、好ましくは約0.05〜約1.0重量%の
割合で使用される。 また、必要に応じて用いられる不活性溶媒とし
ては、180℃以下の温度で還流しうる水−非混和
性の有機溶媒が好ましく、例えば、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素;ヘプタ
ン、ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化水素が
挙げられる。 さらに、上記反応に当つて、反応系に必要に応
じて重合禁止剤、例えば、ハイドロキノン、メト
キシフエノール、tert−ブチルカテコール、ベン
ゾキノン等を加え、水酸基含有アクリル系エステ
ル及び/又は生成する脂肪酸変性アクリル系エス
テルの重合を抑制するようにすることが有利であ
る。 上記反応において、水酸基含有アクリル系エス
テルの水酸基と不飽和脂肪酸のカルボキシル基と
の間でエステル化が起り、不飽和脂肪酸で変性さ
れたアクリル系エステルが得られる。 含窒素複素環を有するビニル単量体 (B): 次に、本発明において用いられる塩基性を有す
る含窒素複素環を有するビニル単量体としては、
1〜3個、好ましくは1又2個の環窒素原子を含
む単環又は多環の複素環がビニル基に結合した単
量体が包含され、特に下記に示す単量体を挙げる
ことができる。 () ビニルピロリドン類 例えば、1−ビニル−2−ピロリドン、1−ビ
ニル−3−ピロリドンなど。 () ビニルピリジン類 例えば、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリ
ジン、5−メチル−2−ビニルピリジン、5−エ
チル−2−ビニルピリジンなど。 () ビニルイミダゾール類 例えば、1−ビニルイミダゾール、1−ビニル
−2−メチルイミダゾールなど。 () ビニルカルバゾール類 例えば、N−ビニルカリバゾールなど。 () ビニルキノリン類 例えば、2−ビニルキノリンなど。 () ビニルピペリジン類 例えば、3−ビニルピペリジン、N−メチル−
3−ビニルピペリジンなど。 上記した含窒素複素環を有するビニル単量体の
中でも好適なものは、ビニルピロリドン類、ビニ
ルピリジン類、ビニルイミダゾール類及びビニル
カルバゾール類である。中でも環窒素原子が3級
化されているものが好適である。 他のα,β−エチレン性不飽和単量体 (C): さらに、上記(A)〜(B)以外のα,β−エチレン性
不飽和単量体としては、特に制約はなく、最終被
覆物に望まれる性能に応じて広範に選択すること
ができる。かかる不飽和単量体の代表例を示せば
次のとおりである。 (a) アクリル酸又はメタクリル酸のエステル: 例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸プロピル、アクリル酸イソプロ
ピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ヘキシ
ル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソ
プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸
ヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル
酸ラウリル等のアクリル酸又メタクリル酸の
C1〜18アルキルエステル:グリシジルアクリレ
ート、グリシジルメタクリレート;アクリル酸
メトキシブチル、メタクリル酸メトキシブチ
ル、アクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸
メトキシエチル、アクリル酸エトキシブチル、
メタクリル酸エトキシブチル等のアクリル酸又
はメタクリル酸のアルコキシアルキルエステ
ル;アリルアクリレート、アリルメタクリレー
ト等のアクリル酸又はメタクリル酸のアルケニ
ルエステル;ヒドロキシエチルアクリレート、
ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシ
プロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメ
タクリレート等のアクリル酸又はメタクリル酸
のC2〜8ヒドロキシアルキルエステル;ジエチル
アミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエ
チルメタクリレート、メチルアミノエチルアク
リレート、メチルアミノエチルメタクリレート
等のアクリル酸又はメタクリル酸のモノ−又は
ジ−アルキルアミノアルキルエステル;アリル
オキシエチルアクリレート、アリルオキシメタ
クリレート等のアクリル酸又はメタクリル酸の
アルケニルオキシアルキルエステル。 (b) ビニル芳香族化合物:例えば、スチレン、α
−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−クロ
ルスチレン。 (c) ポリオレフイン系化合物:例えば、ブタジエ
ン、イソプレン、クロロプレン。 (d) アクリル酸又はメタクリル酸のアミド:例え
ばアクリルアミド、N−メチロールアクリルア
ミド、N−ブトキシメチルアクリルアミド。 (e) 不飽和酸:例えばアクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、無
水マレイン酸、フマル酸。 (f) その他:アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、メチルイソプロペニルケトンなど。 これら不飽和単量体は所望の物性に応じて適宜
選択され、それぞれ単独で用いてもよく、或いは
2種又はそれ以上組合わせて使用することができ
る。 本発明に従えば、上記の脂肪酸変性アクリル系
単量体(A)、含窒素複素環を有するビニル単量体(B)
及び不飽和単量体(C)は相互に共重合せしめられ
る。該共重合は、アクリル系共重合体を製造する
ためのそれ自体公知の方法に従い、例えば溶液重
合法、乳化重合法、懸濁重合法等を用いて行なう
ことができる。 共重合を行なう場合の上記3成分の配合割合
は、最終製品の被覆用組成物に望まれる性能に応
じて変えることができるが、上記3成分の合計の
重量を基準して下記の割合で配合するのが適当で
ある。 脂肪酸変性アクリル系単量体(A):7〜94重量%、
好ましくは15〜80重量% 含窒素複素環を有するビニル単量体(B):3〜93重
量%、好まましくは5〜70重量% 不飽和単量体(c):0〜90重量%、好ましくは10〜
80重量% 上記共重合反応は、有利には、溶液重合法に従
つて行なうことが好ましく、上記の3成分を適当
な不活性溶媒中で、重合触媒の存在下に、通常約
0〜約180℃、好ましくは約40〜約170℃の反応温
度において、約1〜約20時間、好ましくは約6〜
約10時間反応をつづけることにより行なうことが
できる。 使用する溶媒としては、該共重合反応中にゲル
化が生じないように、生成する共重合体を溶解す
る溶媒が望ましい。例をあげれば
【式】
【式】(R2=HまたはC1〜C4のアルキル 基)又は(R3,R4はC1〜C4のアルキル基)で表
わされる芳香族炭化水素類、たとえばトルエン、
キシレンなど;R5−COO−R6(R5=C1〜C6のア
ルキル基、R6=HまたはC1〜C6のアルキル基ま
たはシクロヘキシル基)で表わされる酸またはエ
ステル類、たとえばギ酸エチル、酢酸ブチル、酢
酸、シクロヘキシルなど;R7R8C=O(R7とR8
それぞれC1〜C8のアルキル基)および
【式】で表わされるケトン類、たとえば メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなど;
R9−O−R10(R9とR10はC1〜C8のアルキル基)で
表わされるエーテル類、たとえばエチルエーテ
ル、ヘキシルエーテルなどが使用できる。 またHO−CH2CH2−OR11(R11=HまたはC1
C8のアルキル基)のセロソルブ系溶剤、たとえ
ばエチレングリコール、ブチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブなど;HO−CH2CH2−OCH2CH2
−OR12(R12=HまたはC1〜C8のアルキル基)の
カルビトール溶剤、たとえばジエチレングリコー
ル、メチルカルビトール、ブチルカルビトールな
ど;R13O−CH2CH2−OR14(R13とR14はC1〜C3
のアルキル基)のグライム溶剤、たとえばエチレ
ングリコールジメチルエーテルなど;R13O−
CH2CH2OCH2−CH2OR14(R13とR14は上記と同
じ意味を有する)のジグライム溶剤たとえばジエ
チレングリコールジメチルエーテルなど;R15O
−CH2CH2OCO−CH3(R15=HまたはCH3ないし
はC2H5)のセロソルブアセテート溶剤、たとえ
ばエチレングリコールモノアセテート、メチルセ
ロソルブアセテートなど;およびダイアセトンア
ルコール、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ア
セトン、ジメチルホルムアミド等が使用できる。
これら溶剤の使用量は通常共重合体の15〜90重量
%の範囲とすれば良い。さらに上記共重合用触媒
としてはアゾ系、パーオキサイド系、スルフイド
類、スルフイン類、スルフイン酸類、ジアゾ化合
物、ニトロソ化合物、レドツクス系および電離性
放射線等の通常のラジカル重合に使用できるラジ
カル開始剤が使用できる。 前記の共重合反応は、一般に生成する共重合体
の数平均分子量が約500〜約80000、好ましくは約
1000〜約50000の範囲内になるまで行なうのが有
利である。 かくして生成せしめた共重合体樹脂は、そのま
ま有機溶剤型塗料として単独であるいは、他の樹
脂と混合して使用される。あるいは、他の水溶性
樹脂あるいは界面活性剤を用いて水中に分散して
水系組成物として使用することもできる。 本発明の被覆用組成物には、必要に応じて、顔
料、ドライヤー、その他通常塗料に使用されてい
る添加剤を加えて使用される。 以上に述べた本発明の常温乾燥型被覆用組成物
は、すぐれた耐蝕性、耐候性を有し、さらに共重
合せしめる不飽和単量体(C)を適宜広範囲に選定す
ることにより種々の特性を有する被覆用組成物を
得ることができる。また、該被覆用組成物から形
成された塗膜は常温においても充分に硬化するが
勿論必要に応じて加熱しながら硬化させてもよ
い。 次に実施例により本発明をさらに説明する。な
お、実施例中「部」及び「%」は特に断らないか
ぎり「重量部」及び「重量%」を示す。 実施例 1 (1−a) 下記の成分 サフラワー油脂肪酸 70.9部 ハイドロキノン 0.03部 n−ヘプタン 4.56部 を反応容器に入れ、かきまぜながら160℃に昇
温させた。次に下記の成分 ヒドロキシエチルメタクリレート 41.2部 ハイドロキノン 0.03部 ドデシルベンゼンスルホン酸 0.95部 トルエン 3.7部 の混合物を2時間かかつて、160℃の反応容器
内に滴下した。生成する縮合水を反応系から取
り除き、反応生成物の酸価が5.7及びガードナ
ー粘度がA2になつたら、反応容器を減圧にし、
トルエン及びn−ヘプタンを減圧除去し、酸価
5.3及びガードナー粘度A1の脂肪酸変性アクリ
ル系単量体が得られた。 (1−b) n−ブチルセロソルブ200部を反応
容器に入れ、加熱して120℃にした。次に以下
に示す割合の混合物を、この溶液に約2時間か
かつて滴下した。反応は窒素注入下で行なつ
た。 上記(1−a)で得た脂肪酸変性アクリル系単
量体 379部 スチレン 161部 N−ビニル−2−ピロリドン 60部 アゾビスジメチルバレロニトリル 32部 反応温度を120℃に保ち、反応溶液をかきまぜ
ながら、上記の混合物を滴下した。滴下終了1時
間後にアゾビスイソブチロニトリル6部を反応溶
液に加え、さらに2時間後アゾビスイソブチロニ
トリル6部を反応溶液に加え、その後2時間120
℃に保つたまま反応を行なつた。反応終了後未反
応の単量体とn−ブチルセロソルブを減圧蒸留
し、加熱残分を80%にした。かくして樹脂酸価
2.2、ガードナー粘度(60%n−ブチルセロソル
ブ溶液)Z1の共重合体溶液が得られた。 得られた共重合体溶液に、キシレン、顔料(後
記)を加え、ペイントコンデイシヨナーで分散
し、さらにドライヤー(後記)を加えて被覆用組
成物を得た。 この被覆用組成物をキシレンで粘度調整し、バ
ーコーターで#320のサンドペーパーで研磨した
磨き軟鋼板に膜厚約40μに塗装した。塗膜の乾燥
は、20℃、湿度75%の雰囲気で7日間放置して行
なつた。得られた塗膜の性能試験結果を後記第1
表にまとめて示す。 実施例 2 実施例1のN−ビニル−2−ピロリドンの代わ
りに、N−ビニル−2−メチルイミダゾールを使
用し、配合割合も実施例1と同様にして加熱残分
80%、樹脂酸価2.1、ガードナー粘度(60%n−
ブチルセロソルブ溶液))Z〜Z2の共重合体溶液
を得た。ついで、このものを実施例1と同様の方
法で、被覆用組成物に調整し、性能試験を行なつ
た。その結果を後記第1表まとめて示す。 済施例 3 実施例1のN−ビニル−2−ピロリドンの代わ
りにN−ビニルカルバゾールを使用し、配合割合
も実施例1と同様にして、加熱残分80%、樹脂酸
価2.2、ガードナー粘度(60%n−ブチルセロソ
ルブ溶液)Z2の共重合体溶液を得た。ついでこの
ものを実施例1と同様の方法で被覆用組成物に調
整し、性能試験を行つた。その結果を後記第1表
にまとめて示す。 実施例 4 (4−a) 下記の成分 サフラワー油脂肪酸 236部 グリシジルメタクリレート 119部 ハイドロキノン 0.4部 テトラエチルアンモニウムブロマイド 0.2部 を反応容器に入れた。反応はかきまぜながら、
140〜150℃の温度で行ない付加反応生成物を得
た。エポキシ基とカルボキシル基の付加反応は
残存カルボキシル基の量を測定しながら追跡し
た。反応が完了するまで約4時間かかつた。 (4−b) n−ブチルセロソルブ50部を反応容
器に入れ、加熱して120℃にした。次に以下に
示す割合の混合物を、この溶液に約2時間かか
つて滴下した。反応は窒素注入下で行なつた。 上記(4−a)で得た脂肪酸変性単量体 40部 スチレン 29部 n−ブチルメタクリレート 24部 2−ビニルピリジン 7部 アゾビスジメチルバレロニトリル 5部 反応温度を120℃に保ち、反応溶液をかきまぜ
なながら、上記の混合物を滴下した。滴下終了1
時間後にアゾビスイソブチロニトリル1部を反応
溶液に加え、さらに2時間後、アゾビスイソブチ
ロニトリル1部を反応溶液に加え、その後2.5時
間120℃に保つたまま反応を行なつた。反応終了
後末反応の単量体とn−ブチルセロソルブを減圧
蒸留し、加熱残分を80%にした。樹脂酸価1.0、
ガードナー粘度(60%n−ブチルセロソルブ溶
液)Z1の共重合体溶液が得られた。ついでこのも
のを実施例1と同様の方法で被覆用組成物に調整
し、性能試験を行なつた。その結果を後記第1表
に示す。 実施例 5 実施例4の2−ビニルピリジンの代わりに5−
メチル−2−ビニルピリジンを同量使用した以外
は実施例4と同様にして、加熱残分80%、樹脂酸
価1.5、ガードナー粘度(60%n−ブチルセロソ
ルブ溶液)Z3の共重合体溶液を得た。 ついで、この溶液を実施例1と同様の方法で被
覆用組成物に調整し、性能試験を行なつた。結果
を後記第1表に示す。 実施例 6 実施例4の2−ビニルピリジンの代わりに2−
ビニルキノリンを同量使用した以外は実施例4と
同様にして加熱残分80%、樹脂酸価1.0、ガード
ナー粘度((60%n−ブチルセロソルブ溶液)Z2
〜Z3の共重合体溶液を得た。 ついで、この溶液を実施例1と同様の方法で被
覆用組成物に調整し、性能試験を行なつた。結果
を後記第1表に示す。 実施例 7 実施例1のN−ビニル−2−ピロリドンの代わ
りに1−ビニルイミダゾールを同量使用した以外
は実施例1と同様にして、加熱残分80%、樹脂酸
価2.6、ガードナー粘度(60%n−ブチルセロソ
ルブ溶液)Z2の共重合体溶液を得た。 ついで、この溶液を実施例1と同様の方法で被
覆用組成物に調整し、性能試験を行なつた。結果
を後記第1表に示す。 実施例 8 実施例1のN−ビニル−2−ピロリドンの代わ
りにN−メチル−3ビニルピペリジンを同様使用
した以外は実施例1と同様にして、加熱残分80
%、樹脂酸価1.8、ガードナー粘度(60%n−ブ
チルセロソルブ溶溶液)Z〜Z2の共重合体溶液を
得た。 ついで、この溶液を実施例1と同様の方法で被
覆用組成物に調整し、性能試験を行なつた。結果
を後記第1表に示す。 比較例 1 n−ブチルセロソルブ200部を反応容器に入れ
加熱して120℃にした。次に以下に示す割合の混
合物をこの溶液に約2時間かかつて滴下した。反
応は窒素注入下で行なつた。 (1−a)で得た脂肪酸変性単量体 379部 スチレン 221部 アゾビスジメチルバレロニトリル 30部 滴下後の製造工程は実施例1と同様にし、加熱
残分80%、樹脂酸価1.5、ガードナー粘度Z2の共
重合体溶液が得られた。実施例1と同様に被覆用
組成物を調整し、性能試験を行なつた。結果を後
記第1表に示す。 上記実施例及び比較例において用いた顔料及び
ドライヤーの配合量は次のとおりである。 顔料組成:樹脂固形分100部に対し マピコエローXLO〔チタン工業(株)製 商品名、酸化鉄〕 50部 タルク1号 65部 及び タンカル#300(竹原化学工業社製 商品名、CaCO3) 65部 を配合した。 ドライヤー:ナフテン酸コバルト、ナフテン酸鉛
を樹脂固形分100部に対し、金属量でそれぞれ
0.1部、0.15部添加した。 試験項目: (1) 接着性ゴバン目試験:1mm幅のゴバン目を
100個を作りその上にセロフアン粘着テープを
はりつけ、それを勢いよくはがして試験した。 (2) 耐水性:20℃の水道水に浸漬して塗面状態を
調べた。 (3) 耐蝕性:7日間乾燥した塗膜を素地に達する
ようにカミソリでクロスカツトし、ソルトスプ
レー試験機(5%塩水)で120時間試験したの
ち塗面状態(クロスカツト部からの錆の巾)を
調べた。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 非共役二重結合を少なくとも2個有する
    不飽和脂肪酸とグリシジル基を有するアクリル
    酸エステルまたはメタクリル酸エステルとの反
    応生成物、及び/又は該不飽和脂肪酸と水酸基
    を有するアクリル酸エステルまたはメタクリル
    酸エステルとの反応生成物よりなる脂肪酸変性
    アクリル系単量体7〜94重量%; (B) 含窒素複素環を有するビニル単量体3〜93重
    量%;及び (C) 上記(A)〜(B)以外のα,β−エチレン性不飽和
    単量体0〜90重量% を共重合させることにより得られる共重合体を有
    機溶剤に可溶化された状態で含有することを特徴
    とする常温乾燥型被覆用組成物。
JP10583682A 1982-06-18 1982-06-18 常温乾燥型被覆用組成物 Granted JPS58222171A (ja)

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