JPH0152157B2 - - Google Patents

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JPH0152157B2
JPH0152157B2 JP28796985A JP28796985A JPH0152157B2 JP H0152157 B2 JPH0152157 B2 JP H0152157B2 JP 28796985 A JP28796985 A JP 28796985A JP 28796985 A JP28796985 A JP 28796985A JP H0152157 B2 JPH0152157 B2 JP H0152157B2
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JP
Japan
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pressure
grasping
fluid
elastic
end faces
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JP28796985A
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Iwao Yamamoto
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は物体の存在によつて生ずる流体の圧力
の変化を検出してその物体を把握する動作をする
装置に関する。
ロボツトやマニピユレータなどにおいては、物
体を把握し保持する動作は各種の作業をそれらに
よつて行なう上に共通の重要な操作となつてい
る。このため各種の方式の物体把握装置が開発さ
れ使用されている。
これらは外見上、さまざまな作動原理にもとづ
く装置が使用されているが、基本的にはすべて、
センサとアクチユエータの別個の装置の組合せに
よつて行われているという点では変りがない。す
なわち、把握保持しようとする物体の存在及びそ
の位置をセンサーで検出して、その情報に応じて
別個の把握装置に指令を出してそれを駆動して物
体をつかむという方式であり、基本的には、人間
が眼でみてその観察結果に基いて手でつかむとい
うやり方の変形であると考えることができる。
本願発明の動作原理と作動形式は、これらの一
般の物体把握の行程をとるものと異なり、物体を
把握する装置がそのまま物体の存在を検出するセ
ンサーとしての役割りを兼ねている点に特色を有
する。
本願発明の動力源は流体圧である。一般に流体
圧を利用して把握動作を行なう場合の利点はその
圧力を変えることにより、把握力を比較的容易に
所望の値に選ぶことができることにあるが、従来
の流体圧利用の把握装置は、単に密閉されたベロ
ーのような弾性隔壁の可動端面間に対象物体をは
さむだけであつて、その動作が行われる際には、
外部にあるセンサーからの把握すべき対象物体に
ついての検出情報に基いて発せられる指令を受け
て動作が開始される。
本願発明にあつては、このような把握装置とは
別個に設置されたセンサーからの指令をうけて動
作するのではなく、対象物体を把握する機構を兼
ねた検出部材の機能によりその存在を知り、それ
に応じて前記検出部材それ自身がのびて対象物体
を把握保持するものである。その動作は、いわゆ
る食虫植物の行なう捕促動作と外見上は同じよう
であつて、或る一定領域内に物体が入つてくる
と、その物体の存在を感じとつてそれを捕えてつ
かむという動作である。
本願発明の要易は、一定の距離をへだてて相対
して設けられた2つの固定壁の両方に、それぞれ
伸縮可能な弾性隔壁を有する室を間隔をおいて対
峙して設け、これら対峙室の両方の対峙先端端面
に小孔を設け、また、該対峙室が対峙後端側で配
管により連通し、さらにこの連通部分が一つの絞
り口を経過して流体の供給口に接続されることを
特徴とする流体式のつかみ装置、にある。
本発明の動作に基本となつているのは、前記絞
り口と前記2つの弾性隔壁の可動端に設けられた
2つの小孔からなる流体回路と、前記2つの小孔
がそれぞれ前記2つの弾性隔壁の可動端に設けら
れたことによつて形成されるフイードバツク機構
が組合わされたことによつて行なわれる動作であ
る。このフイードバツク機構は、通常のそれが負
のフイードバツク機構であるのに対し、正のフイ
ードバツク機構である。
すなわち、絞り口ならびに、2つの小孔とその
対峙端面からなる前記流体回路は、通常ノズルフ
ラツパ系と呼ばれているものと同様の回路で、例
えば小孔が取付けられた弾性隔壁が固定隔壁であ
るとすると、小孔とその対峙端面とのすき間の大
きさの和に応じた流体圧が小孔と絞り口との間の
室に生ずる。従つて、2つの小孔に対峙する端面
の一つまたは両方が変位するとすると、そのすま
間の和の値が変化するので、それに応じた流体圧
変化が小孔と絞り口との間に生ずることにより、
小孔に対峙する端面の変位を、小孔と絞り口との
間の室の圧力変化に変える変換作用を行うことが
できる。
本発明においては、2つの小孔と絞り口との間
の室の一部を弾性隔壁で形成し、かつ変換作用を
行う小孔を弾性隔壁の可動端に形成している。こ
のようにすることによつて、小孔が設けられてい
る弾性隔壁が前記流体回路に正のフイードバツク
作用を行う。具体的には小孔のいずれかに対峙す
る端面が小孔に近づくと、小孔と絞り口との間の
室の圧力が上昇する。その結果、小口の設けられ
た前記弾性隔壁が伸長し、2つの小孔がその対峙
端面の方向に変位し、さらに小孔と絞り口の間の
室の圧力が上昇する。対峙端面が遠ざかる場合に
は、前記と逆の作用が生ずる。
このような動作を効果的に行なうようにするた
めには、小孔を設けた端面をもつ弾性隔壁の圧力
―変位変換率(弾性隔壁内に導入される圧力変化
に対する可動端面の変位の割合)を、小孔が設け
られている弾性隔壁を固定壁であるとしたときの
小孔と絞り口から形成される流体回路の変換特性
に対応して或る一定値以上の値になるように選べ
ばよい。このように構成すると、正のフイードバ
ツク作用が効果的になり、小孔を有する可動端と
その対峙端面との間のすき間の合計値がある値以
下になるとき、小孔と絞り口の間の室の圧力が急
激に上昇して対峙端面に対して小孔が密接するに
いたる。
このようになると、流体の小孔からの2つの外
部への出口が塞がれた状態となるため、前記小孔
と絞り口との間の室の圧力はこの装置に外部から
配管を通じて絞り口を通じて供給される流体圧力
と等しくなり、これに対応する力で、小孔の形成
されている弾性隔壁の2つの相対する端面はそれ
ぞれの対峙端面を押す。これら2つの小孔を有す
る端面の対峙端面が、小孔の間に挿入された物体
の表裏二面を構成するとすれば、この物体は小孔
を有する前記端面によつて一定の力で保持把握さ
れることになる。
以下本発明の流体把握装置を図面を用いて具体
的に説明する。
第1図は本願発明の一実施態様を示す断面図、
第2、第3図及び第4図は第1図で示された流体
式把握装置の動作状態を説明するための主要可動
部分の相対位置の変化を示す断面図、第5図は本
願発明の他の実施態様を示す断面図である。
第1図において、固定壁1及び2のおのおのに
ベローのような伸縮可能な弾性隔壁3および4が
とりつけられている。弾性隔壁3の一端は5にお
いて、弾性隔壁4の一端は6において、それぞれ
固定壁1及び2に固定されている。弾性隔壁3の
他の一端および弾性隔壁4の他の一端はそれぞれ
小孔7,8を有する端面9,10となつている。
端面9と10の形状は、弾性隔壁3および4の伸
長によつて、端面9と10の間に挿入された物体
と接觸したときに、挿入された物体の、端面9及
び10の対峙表面となる部分が小孔7及び8を密
閉するようなもので、第1図では平面で示されて
いるが、他の形状とすることもできる。弾性隔壁
3の内側の室11は弾性隔壁12と分岐管15,
16を通じて連通していると共に、固定の絞り口
13に通じていて13を通つて外部からの流体供
給口14に通じている。
この装置を使用するに際しては、予め把握対象
の厚みに応じて端面9と端面10の間隔が設定さ
れた後、一定圧力の流体が供給口14から供給さ
れて作動状態に入る。以後装置に供給口14から
流体圧を加えていない状態を作動前の状態と呼ぶ
ものとする。
始めに装置の端面9と10の間に物体が存在し
ない場合を考えると、第1図で流体供給口14か
ら供給される流体は絞り口13を通つて分岐管1
5と16に分れて弾性隔壁3及4の内部の室11
及び12に入つてから小口7と8から大気に流出
する。ここで小口7及び8はその口径が絞り口1
3に比べて大きく作られていて、その流体回路抵
抗は絞り口13のそれと比較して十分小さい。こ
のため、室11とこれと連通している室12の圧
力は外気に近い低い一定の圧力となる。弾性隔壁
3及び4はこの圧力によつて伸長するが、該室内
圧が微小のため、その伸長量はごく僅かであり、
予め設定された端面9と10の間隔はほとんど変
化せず、前記低い一定の圧力はそのためほとんど
変らない。
つぎに、端面9と10の間に第2図で示される
ように物体17が挿入された場合を考える。ここ
で18は端面9に対峙する物体17の表面、19
は端面10に対峙する物体17の表面である。
この場合、分岐管15から室11に入つた流体
は小口7を通つて端面9と表面18のすき間から
大気に流出し、分岐管16より室12に入つた流
体は小口8より端面10と表面19のすき間から
大気に流出する。この状態の流体回路は、いわゆ
る2つの検出ノズルをもつ空気マイクロメータ、
またはノズルフラツパ機構と同類のもので、連通
した室11及び12の圧力は、端面9とその対峙
表面18とのすま間と、端面10とその対峙する
表面19とのすき間との合計値に対応した値とな
る。室11と室12は連通しているためこれらの
圧力は等しいので室11の圧力で室11及び12
の圧力を以後代表させるものとする。この圧力値
は物体7が挿入される以前の室11の圧力より高
いので、その圧力に比例して弾性隔壁3及び4は
伸長し、端面9は表面18に、端面1010は表
面19に近づく。その結果これら端面9と表面1
8とのすき間ならびに端面10と表面19とのす
き間は共に減少し、これに応じてこれら2つのす
き間の合計値も減少する。したがつてこの減少し
たすき間の合計値に応じて室11の圧力が上昇し
さらに前記すき間の合計値を減少させることにな
る。
このような作用は、弾性隔壁3と4の可動端面
に小口7と8がそれぞれ設けられていることによ
つて生ずる前記正のフイードバツク効果に基くも
のである。この作用による端面9と10の変位は
弾性隔壁が伸長することに対するフツクの法則に
基く復元的弾性力に抗して行われるものである
が、物体7の厚みが作動前に設定した端面9と1
0の間隔に対して或る一定値以上の場合には、前
記正のフイードバツクによる作用が前記弾性隔壁
の復元的弾性力に勝つて端面9は表面18と、端
面10は表面19と第3図のように密接するに至
る。このような密接状態が生ずると小口7及び小
口8からの空気の流出がなくなるので、室11の
圧力は供給口14から供給される一定の高い流体
圧まで上昇する。この結果、弾性隔壁3及び4は
更に伸長しようとして物体の表面18及び19を
端面9及び10がそれぞれ押して平衡し、端面1
9と端面10による物体17の把握および保持が
行われる。この場合、把握力は供給口14に加え
られる供給流体圧に比例するが、作動前の端面9
と10の間の設定間隔に関係し、この間隔を小さ
くとるほど大きくなる。
上記のような端面9と10による物体7に対す
る把握動作は、前記のように物体7の厚みが前記
作動前の端面9と10の間の設定間隔に対して前
記一定値以下の場合に行われ、物体7の厚みが前
記一定値より小さいときは行われない。これは、
前記正のフイードバツク作用に基づく端面9及び
10の物体の表面18及び19の方向への移動が
端面9と表面18及び端面10と表面19が共に
密接する至らないうちに前記弾性隔壁の伸長に抗
する弾性力のために止まるためである。すなわ
ち、端面9及び端面10を物体方向に向つて動か
す前記フイードバツク作用に基く力が、前記弾性
隔壁の伸長に抗する弾性力と丁度吊合つた位置で
端面9と10が静止する。第4図はこの状態を表
わし、端面9と10の位置は、物体が挿入される
以前の占めていた位置21,22より物体側に移
動してはいるが、把握動作は行われない。以上の
べたごとく、端面9と10の間に物体が挿入され
たとき、端面9及び10のそれぞれに対峙する物
体表面とのすき間の合計値の作動前の値が、一定
値以上であれば把握動作が行なわれず、該一定値
以下のとき把握動作が行われることになるが、こ
のことは把握動作が選択的に行なわれうることを
意味する。すなわち、対象とする物体の厚みが一
定値以上のものに対して把握動作を行ない、対象
とする物体の厚みが前記一定値以下のものに対し
ては把握動作を行わないという選別的動作をこの
装置が行いうることを示している。
第3図の把握動作が行われている状態は、端面
9と10が、弾性隔壁3および4の圧力変換率に
供給口に加えられる流体圧を乗じた長さまで前記
弾性隔壁が伸びて変位すべきところを物体7の表
面で止められている状態と考えることができる。
従つて、前記圧力変換率に流体圧を乗じた長さ
が前記作動前における端面9と10の間の設定間
隔より物体の幅を減じた値より十分大きくなるよ
うに装置の構成を行えば、把握状態における端面
9,10と物体間の接合する力すなわち把握力は
十分大きく維持され、物体7に対する安定な保持
が行なわれることになる。
なお、第1図において、部材20は常時閉じて
いる開閉弁で、把握保持状態を解除するためつけ
られているものである。第3図で示されている把
握状態でこの開閉弁を開くと、室11の圧力は大
気圧に下り、弾性隔壁3と4が縮小して隔壁3と
4は作動前の状態にもどつて端面9と10は物体
17より離れ、把握状態が解除される。
なお、第1図で示された装置の種々に変形した
ものが適当な工夫によつて作られる。例えば、第
1図では弾性隔壁3及び4としてベローが使用さ
れているが、これをゴムや金属合金などでできて
いる弾性膜で置き換えてもよく、その方が扁平に
出来るので、設置場所のスペース等の関係でその
方が都合のよい場合もある。なお、第4図は弾性
隔壁として2枚の弾性薄膜を使用した。本願発明
の他の実施態様の断面図である。なお、第4図で
示す装置の各部分は、形状は異るが第1図の各部
分と同じ機能をもつ部材に対しては、第1図のそ
れに対応する同一番号で指示されている。
本願発明の流体式把握装置は、従来の空気圧作
動や油圧作動の把握装置が外部からの別の装置に
センサーからの指令によつて作動するのに対し、
センサーと把握する部分が一体となつて作動する
ので他の装置の助けを必要としないという大きな
利点がある。用途としては、特に紙やプラスチツ
ク、ゴムなどの軟質材料の導板の把握保持、移動
などに特に適しているが、これらに対して従来行
なわれてきた方式より少い部品で構成できるとい
う利点のほか、別装置のセンサを用い難いような
せまい場所で使えるなどの特色をもつ。
また、この装置では、把握が行なわれると絞り
口と2つの小孔の間の室の圧力が供給圧に急上昇
するので、この圧力変化を把握動作が行われたこ
との確認に使用できるほか、この圧力を別装置に
導くことによつてそれを把握動作と同期して制御
することができるなど、ロボツト、マニピユレー
タの構成装置として応用範囲が広い。
実施例 第1図の構造をもつ装置で、隔壁3及び4とし
て、外径15mm、長さ15mm、コンプライアンス
246μm/N、受圧面積2.68cm2の同形の2つの燐青
銅製ベローを使用し、小口7と8を内径2.5mmの
円孔とし、絞り口13に口径0.82mmのオリフイス
を使用し、供給口14より5〜50KPaの種々の
大きさの一定空気圧を供給して実験したところ、
紙、プラスチツク、金属等の板片に対し、それぞ
れ設計通りの把握力で把握動作が行われうること
が確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様の流体式把握装置
の断面図。第2、第3及び第4図は第1図で示さ
れた装置の動作状態を説明するための主要可動部
分の相対位置の変化を表わす断面図。第5図は、
本発明の他の実施態様である流体式把握装置の断
面図である。 1及び2:固定壁、3及び4:弾性隔壁、5及
び6:弾性隔壁の端部、7及び8:小孔、9及び
10:端面、11及び12:室、13:絞り口、
14:供給口、15及び16:分岐管、17:物
体、18及び19:物体の表面、20:開閉弁、
21及び22:物体を挿入する前の端面9及び1
0の位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一定の距離をへだてて相対峙して設けた2つ
    の固定壁の両方に、それぞれ伸縮可能な弾性隔壁
    を有する室を間隔をおいて対峙して設け、これら
    対峙室の両方の対峙先端端面に小孔を設け、ま
    た、該対峙室が対峙後端側で配管により連通し、
    さらにこの連通部分が一つの絞り口を経過して流
    体の供給口に接続されることを特徴とする流体式
    把握装置。
JP28796985A 1985-12-23 1985-12-23 流体式把握装置 Granted JPS62148181A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28796985A JPS62148181A (ja) 1985-12-23 1985-12-23 流体式把握装置

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JP28796985A JPS62148181A (ja) 1985-12-23 1985-12-23 流体式把握装置

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JPS62148181A JPS62148181A (ja) 1987-07-02
JPH0152157B2 true JPH0152157B2 (ja) 1989-11-07

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JP2543474B2 (ja) * 1993-06-03 1996-10-16 巌 山本 流体式物体把持装置
JP6638384B2 (ja) * 2015-12-25 2020-01-29 富士通株式会社 ロボットハンドおよびケーブル手繰り方法
JP6924709B2 (ja) * 2018-01-09 2021-08-25 ニッタ株式会社 把持装置及び産業用ロボット

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