JPH0152354B2 - - Google Patents
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- JPH0152354B2 JPH0152354B2 JP58030514A JP3051483A JPH0152354B2 JP H0152354 B2 JPH0152354 B2 JP H0152354B2 JP 58030514 A JP58030514 A JP 58030514A JP 3051483 A JP3051483 A JP 3051483A JP H0152354 B2 JPH0152354 B2 JP H0152354B2
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- Japan
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- metal
- chromium compound
- ceramic member
- felt
- ceramic
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガスタービン、電磁流体発電、デイー
ゼルエンジン、ガソリンエンジン又はガスバーナ
ーカン等の高温ガス流の通路等に使用される金属
部材に耐熱性、断熱性、耐摩耗性等を賦与するた
めのセラミツク部材との接合体及びその結合方法
に関するものである。
ゼルエンジン、ガソリンエンジン又はガスバーナ
ーカン等の高温ガス流の通路等に使用される金属
部材に耐熱性、断熱性、耐摩耗性等を賦与するた
めのセラミツク部材との接合体及びその結合方法
に関するものである。
従来、デイーゼルエンジンのシリンダーライナ
ーとして高温焼結されたZrO2セラミツクスやプ
ラズマコーテング等が試用されているが、製造コ
ストが極めて高いこと、一方、ピストン頂部にお
いてFCやセラミツクスの嵌合、かしめ、ボルト
締めなどが提案されているが、稼動時の亀裂や剥
落等の損傷があり、信頼性やコストの点で問題が
あり、未だ実用化に至つていないのが現状であ
る。
ーとして高温焼結されたZrO2セラミツクスやプ
ラズマコーテング等が試用されているが、製造コ
ストが極めて高いこと、一方、ピストン頂部にお
いてFCやセラミツクスの嵌合、かしめ、ボルト
締めなどが提案されているが、稼動時の亀裂や剥
落等の損傷があり、信頼性やコストの点で問題が
あり、未だ実用化に至つていないのが現状であ
る。
本発明は、このような従来の問題点を除去する
ため、耐熱性、断熱性、耐摩耗性のすぐれたセラ
ミツク部材と熱膨張差の比較的大きい金属部材と
の接合において、両部材間にクロム化合物により
繊維を強化した弾力性及び可撓性を有する繊維構
造からなる中間層を介在せしめ、可溶性クロム化
合物の濃溶液からなる接合剤により各部材を相互
に接合し、比較的低温度において熱処理すること
で接合部を結合するようにしたものであり、非常
に広範な材質の選択ができるセラミツク部材と金
属部材との接合体を安価に提供せんとするもので
ある。以下本発明の一実施例を図面により詳細に
説明する。
ため、耐熱性、断熱性、耐摩耗性のすぐれたセラ
ミツク部材と熱膨張差の比較的大きい金属部材と
の接合において、両部材間にクロム化合物により
繊維を強化した弾力性及び可撓性を有する繊維構
造からなる中間層を介在せしめ、可溶性クロム化
合物の濃溶液からなる接合剤により各部材を相互
に接合し、比較的低温度において熱処理すること
で接合部を結合するようにしたものであり、非常
に広範な材質の選択ができるセラミツク部材と金
属部材との接合体を安価に提供せんとするもので
ある。以下本発明の一実施例を図面により詳細に
説明する。
第1図は本発明接合体の一実施例を示す断面図
である。図に示すようにセラミツク部材1と金属
部材2との間にクロム化合物の処理により強化さ
れた弾力性及び可撓性を有する繊維構造からなる
フエルト部材3を介在せしめ、セラミツク部材
1、フエルト部材3及び金属部材2の夫々の接合
面に接合剤4としてクロム化合物溶液又は少量の
金属酸化物を含有するクロム化合物の溶液を塗布
して各部材を重ね合せ、好ましくは460℃以上の
温度において熱処理し、クロム化合物のCr2O3変
換により、セラミツク部材1と金属部材2とを繊
維構造フエルト3を介して前記クロム化合物系に
よる接合剤4により接合する。
である。図に示すようにセラミツク部材1と金属
部材2との間にクロム化合物の処理により強化さ
れた弾力性及び可撓性を有する繊維構造からなる
フエルト部材3を介在せしめ、セラミツク部材
1、フエルト部材3及び金属部材2の夫々の接合
面に接合剤4としてクロム化合物溶液又は少量の
金属酸化物を含有するクロム化合物の溶液を塗布
して各部材を重ね合せ、好ましくは460℃以上の
温度において熱処理し、クロム化合物のCr2O3変
換により、セラミツク部材1と金属部材2とを繊
維構造フエルト3を介して前記クロム化合物系に
よる接合剤4により接合する。
なお、本発明において用いられるセラミツク部
材1の材質は耐熱性、断熱性、耐摩耗性、熱衝撃
抵抗性及び靭性等、特に重要な性能により選定す
べきであるが、例えば通常Al2O3、3Al2O3・
2SiO2(ムライト)、2MgO・2Al2O3・5SiO2(コー
ジライト)、MgAl2O4(スピネル)、2MgO・SiO2
(ホルステライト)、ZrO2、ZrO2・SiO2(ジルコ
ン)、Ca(Sr)ZrO3、MgO・ZrO2、MgO及びガ
ラスセラミツクスなどの酸化物、SiC及びSi3N4
等の1種又は1種以上の複合系を用い、熱膨脹係
数に制限されない。
材1の材質は耐熱性、断熱性、耐摩耗性、熱衝撃
抵抗性及び靭性等、特に重要な性能により選定す
べきであるが、例えば通常Al2O3、3Al2O3・
2SiO2(ムライト)、2MgO・2Al2O3・5SiO2(コー
ジライト)、MgAl2O4(スピネル)、2MgO・SiO2
(ホルステライト)、ZrO2、ZrO2・SiO2(ジルコ
ン)、Ca(Sr)ZrO3、MgO・ZrO2、MgO及びガ
ラスセラミツクスなどの酸化物、SiC及びSi3N4
等の1種又は1種以上の複合系を用い、熱膨脹係
数に制限されない。
これらセラミツク部材1は原料粉末の成形体又
はその仮焼体を可溶性クロム化合物の濃水溶液、
例えばH2CrO4、ZnCrO4+H2CrO4及びMgCrO4
+H2CrO4などを含浸及び熱処理により結合・硬
化してセラミツクスを強化したもの及び高温焼結
体を用いる。また、熱衝撃抵抗性や耐熱性を高め
るため、材質にもよるが、一般に気孔率10〜18%
であること、又中間層としてのフエルト部材3と
の接合面は接合剤4との接触面積が大きくなるよ
うに粗面化されていることが好ましい。
はその仮焼体を可溶性クロム化合物の濃水溶液、
例えばH2CrO4、ZnCrO4+H2CrO4及びMgCrO4
+H2CrO4などを含浸及び熱処理により結合・硬
化してセラミツクスを強化したもの及び高温焼結
体を用いる。また、熱衝撃抵抗性や耐熱性を高め
るため、材質にもよるが、一般に気孔率10〜18%
であること、又中間層としてのフエルト部材3と
の接合面は接合剤4との接触面積が大きくなるよ
うに粗面化されていることが好ましい。
次に、金属部材2は設備、機器の構造部材とし
て一般に使用される鉄系合金及び非鉄系合金、例
えば炭素鋼、ステンレス鋼、ニツケル鋼、クロム
鋼、ニツケル・クロム合金、インコネル、ハステ
ロイ、アルミニウム合金、銅系合金などを用い、
その材質は接合品のセラミツクス部材1の表面温
度、金属部材2の温度、使用箇所の熱流速や各部
材の熱伝導率などの熱的条件及び構造物の構成等
により選定されるべきものであり一定しない。し
かし金属部材2が炭素鋼、アルミニウム合金及び
銅系合金などであり、これらと繊維構造フエルト
3とを接合するとき、クロム化合物系接合剤4を
用いる場合、より良好な接合を得るには部材2の
接合面に予めニツケル又はクロム鍍金を施すこと
が好ましく、又アルミニウム合金ではこの鍍金の
代りに陽極酸化被膜を施しても好結果が得られ
る。
て一般に使用される鉄系合金及び非鉄系合金、例
えば炭素鋼、ステンレス鋼、ニツケル鋼、クロム
鋼、ニツケル・クロム合金、インコネル、ハステ
ロイ、アルミニウム合金、銅系合金などを用い、
その材質は接合品のセラミツクス部材1の表面温
度、金属部材2の温度、使用箇所の熱流速や各部
材の熱伝導率などの熱的条件及び構造物の構成等
により選定されるべきものであり一定しない。し
かし金属部材2が炭素鋼、アルミニウム合金及び
銅系合金などであり、これらと繊維構造フエルト
3とを接合するとき、クロム化合物系接合剤4を
用いる場合、より良好な接合を得るには部材2の
接合面に予めニツケル又はクロム鍍金を施すこと
が好ましく、又アルミニウム合金ではこの鍍金の
代りに陽極酸化被膜を施しても好結果が得られ
る。
また、セラミツク部材1と金属部材2との間に
介在せしめる繊維構造フエルト部材3,3′は両
部材1,2の熱膨張差による熱歪を緩和するため
に敷設される中間層であり、金属質又は非金属無
機質及びこれらの複合系の繊維構造からなるフエ
ルトであり、例えばステンレススチール繊維、ニ
ツケルクロム繊維、インコネル繊維、ハステロイ
繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊
維、ガラス繊維、銅ニツケル被覆炭素繊維、ガラ
ス被覆金属繊維などで、フイラメント直径5〜
200μmから加工されたフエルト、マツト、ウエ
ブであり、弾力性、可撓性及び線径等によりフエ
ルトのカサ密度は一定しないが、通常20〜70%を
有するものを可溶性クロム化合物の濃水溶液に浸
漬して繊維を被覆し、余分に付着した液を遠心分
離機を用いて除去した後、460℃以上の温度にお
いて加熱処理を行う。この溶液への浸漬及び熱処
理を2〜4回、反復操作することにより繊維が交
叉・接触している箇所は、この点に付着した溶液
の加熱によるCr2O3への変換に伴う化学結合によ
り硬化し、繊維の強化が行われる。
介在せしめる繊維構造フエルト部材3,3′は両
部材1,2の熱膨張差による熱歪を緩和するため
に敷設される中間層であり、金属質又は非金属無
機質及びこれらの複合系の繊維構造からなるフエ
ルトであり、例えばステンレススチール繊維、ニ
ツケルクロム繊維、インコネル繊維、ハステロイ
繊維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、窒化珪素繊
維、ガラス繊維、銅ニツケル被覆炭素繊維、ガラ
ス被覆金属繊維などで、フイラメント直径5〜
200μmから加工されたフエルト、マツト、ウエ
ブであり、弾力性、可撓性及び線径等によりフエ
ルトのカサ密度は一定しないが、通常20〜70%を
有するものを可溶性クロム化合物の濃水溶液に浸
漬して繊維を被覆し、余分に付着した液を遠心分
離機を用いて除去した後、460℃以上の温度にお
いて加熱処理を行う。この溶液への浸漬及び熱処
理を2〜4回、反復操作することにより繊維が交
叉・接触している箇所は、この点に付着した溶液
の加熱によるCr2O3への変換に伴う化学結合によ
り硬化し、繊維の強化が行われる。
さらに接合剤4としての可溶性クロム化合物の
濃溶液はZnO又はMgO及びこの両者をH2CrO4の
濃水溶液に溶解したものを用い、ZnO又はMgO
及びMgO+ZnO等の溶解させる量はH2CrO4中の
CrO31モルに対し、0.15〜0.5モルの割合とし、水
溶液の比重は1.2〜1.5が適当である。
濃溶液はZnO又はMgO及びこの両者をH2CrO4の
濃水溶液に溶解したものを用い、ZnO又はMgO
及びMgO+ZnO等の溶解させる量はH2CrO4中の
CrO31モルに対し、0.15〜0.5モルの割合とし、水
溶液の比重は1.2〜1.5が適当である。
また、各部材の接合剤4の調製には可溶性クロ
ム化合物の濃水溶液又はこの溶液にZrO2、TiO2、
SiO2、Al2O3、Cr2O3、Fe2O3、MgAl2O4などの
金属酸化物の44μm以下、好ましくは20μm以下
の微粉末の1種又は1種以上を少量、好ましくは
濃液に対し合量で4〜10重量%を添加し、ボール
ミルを用い粉砕、混合した水スラリーを調製す
る。可溶性クロム化合物の濃水溶液としてはZnO
又はMgO及びこれの混合物を少量、例えばクロ
ム酸溶液中のCrO31モルに対し0.15〜0.5モルの酸
化物を溶解せしめ比重1.65〜1.7に調製したもの
である。
ム化合物の濃水溶液又はこの溶液にZrO2、TiO2、
SiO2、Al2O3、Cr2O3、Fe2O3、MgAl2O4などの
金属酸化物の44μm以下、好ましくは20μm以下
の微粉末の1種又は1種以上を少量、好ましくは
濃液に対し合量で4〜10重量%を添加し、ボール
ミルを用い粉砕、混合した水スラリーを調製す
る。可溶性クロム化合物の濃水溶液としてはZnO
又はMgO及びこれの混合物を少量、例えばクロ
ム酸溶液中のCrO31モルに対し0.15〜0.5モルの酸
化物を溶解せしめ比重1.65〜1.7に調製したもの
である。
次に、接合体の製造工程について述べる。
第1図に示す各部材の接合にクロム化合物系接
着剤4を用いて接合体を製造する工程において
(勿論、中間層とする繊維構造フエルト部材3は
クロム化合物により予め強化されている)、相互
に接合すべき面の少なくとも何れか一方の面、好
ましくは相対する両面に可溶性クロム化合物の濃
水溶液又は少量の酸化物粉末を含有したクロム化
合物のスラリーからなる接合剤を塗布し、次に、
この各部材を重ね合せ、好ましくは460℃以上に、
3.5℃/minの速度で温度をあげ熱処理を行う。
熱処理温度及び雰囲気は各部材の材質により一定
しないが、例えば繊維構造フエルトがニツケル被
覆した炭素繊維であるときや銅合金基体などにお
いては400℃以上の温度は不活性又は還元性雰囲
気において、又アルミニウム合金基体であるとき
は450〜500℃を最高処理温度にすることが適当で
ある。
着剤4を用いて接合体を製造する工程において
(勿論、中間層とする繊維構造フエルト部材3は
クロム化合物により予め強化されている)、相互
に接合すべき面の少なくとも何れか一方の面、好
ましくは相対する両面に可溶性クロム化合物の濃
水溶液又は少量の酸化物粉末を含有したクロム化
合物のスラリーからなる接合剤を塗布し、次に、
この各部材を重ね合せ、好ましくは460℃以上に、
3.5℃/minの速度で温度をあげ熱処理を行う。
熱処理温度及び雰囲気は各部材の材質により一定
しないが、例えば繊維構造フエルトがニツケル被
覆した炭素繊維であるときや銅合金基体などにお
いては400℃以上の温度は不活性又は還元性雰囲
気において、又アルミニウム合金基体であるとき
は450〜500℃を最高処理温度にすることが適当で
ある。
このようにして製造された接合体は中間層とし
て弾力性及び可撓性を有する繊維構造フエルトが
介在するためセラミツク部材と金属部材との熱膨
張差に制限されることがなく、各材質を広範囲の
自由度をもつて選択することが可能となり、ガス
タービン、電磁流体発電、デイーゼルエンジン、
ガソリンエンジン及び高温ガスバーナー等の高温
ガス流路壁、ライナー、ピストンなどの断熱、耐
熱、耐摩耗性構造部材に使用して大きな効果をあ
げることができる。
て弾力性及び可撓性を有する繊維構造フエルトが
介在するためセラミツク部材と金属部材との熱膨
張差に制限されることがなく、各材質を広範囲の
自由度をもつて選択することが可能となり、ガス
タービン、電磁流体発電、デイーゼルエンジン、
ガソリンエンジン及び高温ガスバーナー等の高温
ガス流路壁、ライナー、ピストンなどの断熱、耐
熱、耐摩耗性構造部材に使用して大きな効果をあ
げることができる。
実施例 1
(1) セラミツク部材として
SiC(α型) 44μm以下の微粉末25重量部
Si3N4(α+β型)
44μm以下の微粉末25重量部 3Al2O3・2SiO2
20μmの以下の微粉末50重量部 の配合物をアルミナ質ボールミルを用いて粉
砕・混合し、この乾燥物に比重1.65のH2CrO4
濃水溶液を粉末に対し約13重量%加えてよく混
和し、この湿潤した粉末を金型に詰め、300
Kg/cm2で加圧成形した。この成形物を電気炉に
おいて3.5℃/minの速度で加熱し、最高700℃
において40min保持した。この硬化体をさらに
上記H2CrO4溶液に浸漬し、液を含浸させ、上
記と同様に700℃において熱処理を行い、この
含浸及び熱処理を8回反復操作して外径50mm、
肉厚5mmの円筒形セラミツクスを調製した。こ
のようにして得られた部材の見掛気孔率は9.3
%であり、硬度ロツクウエル15−N93.5を示し
た。
44μm以下の微粉末25重量部 3Al2O3・2SiO2
20μmの以下の微粉末50重量部 の配合物をアルミナ質ボールミルを用いて粉
砕・混合し、この乾燥物に比重1.65のH2CrO4
濃水溶液を粉末に対し約13重量%加えてよく混
和し、この湿潤した粉末を金型に詰め、300
Kg/cm2で加圧成形した。この成形物を電気炉に
おいて3.5℃/minの速度で加熱し、最高700℃
において40min保持した。この硬化体をさらに
上記H2CrO4溶液に浸漬し、液を含浸させ、上
記と同様に700℃において熱処理を行い、この
含浸及び熱処理を8回反復操作して外径50mm、
肉厚5mmの円筒形セラミツクスを調製した。こ
のようにして得られた部材の見掛気孔率は9.3
%であり、硬度ロツクウエル15−N93.5を示し
た。
(2) 繊維構造部材(中間層)
ニツケル被覆した炭素繊維(フイラメント直
径10μm、3000本集合体)及び高珪素塩質ガラ
ス繊維(フイラメント直径10μm、1000本集合
体)容積比約50/50の複合組成からなる内径50
mm、長さ50mm、肉厚3.5mmの円筒形フエルトを
CrO3100gを溶解して作つたH2CrO4の濃水溶
液にZnO17gを溶解して比重1.4の水溶液を調
製し、この溶液にフエルトを浸漬して濡らし、
これを遠心分離器にかけて繊維間に余分に付着
している液を除去した後、この処理物を電気炉
により5℃/minで温度を上昇し、400℃以上
はN2ガス雰囲気下において最高500℃に40min
加熱処理を行い、さらにこの液の浸漬及び熱処
理を3回反復操作した。この処理により各繊維
の相互に交叉する接触点は付着した溶液の
Cr2O3への変換・結合により著しく強化された
非金属無機繊維構造のフエルトが形成され、カ
サ密度は約50%であり、相当の弾力性を有して
いた。
径10μm、3000本集合体)及び高珪素塩質ガラ
ス繊維(フイラメント直径10μm、1000本集合
体)容積比約50/50の複合組成からなる内径50
mm、長さ50mm、肉厚3.5mmの円筒形フエルトを
CrO3100gを溶解して作つたH2CrO4の濃水溶
液にZnO17gを溶解して比重1.4の水溶液を調
製し、この溶液にフエルトを浸漬して濡らし、
これを遠心分離器にかけて繊維間に余分に付着
している液を除去した後、この処理物を電気炉
により5℃/minで温度を上昇し、400℃以上
はN2ガス雰囲気下において最高500℃に40min
加熱処理を行い、さらにこの液の浸漬及び熱処
理を3回反復操作した。この処理により各繊維
の相互に交叉する接触点は付着した溶液の
Cr2O3への変換・結合により著しく強化された
非金属無機繊維構造のフエルトが形成され、カ
サ密度は約50%であり、相当の弾力性を有して
いた。
(3) 金属部材
アルミニウム合金鋳物(JIS AC−4C相当
品)を内径57.3mm、長さ50mm、肉厚8mmの円筒
に加工し、これの接合すべき内面にH2SO4電
解液を用いて陽極酸化被覆、膜厚45μmを施し
た。
品)を内径57.3mm、長さ50mm、肉厚8mmの円筒
に加工し、これの接合すべき内面にH2SO4電
解液を用いて陽極酸化被覆、膜厚45μmを施し
た。
(4) 接合剤の調製
先ず、CrO3、200grを水に溶解し、
H2CrO4の濃水溶液を作り、これにZnO17g及
びMgO8gを溶解し、水を加えて比重1.65に
し、さらにこの液にAl2O3及びSiO2の10μm以
下の粉末を溶液に対し約3.5重量%ずつを加え、
アルミナ質ボールミルを用いて24hr粉砕・混合
して接着剤を調製した。
H2CrO4の濃水溶液を作り、これにZnO17g及
びMgO8gを溶解し、水を加えて比重1.65に
し、さらにこの液にAl2O3及びSiO2の10μm以
下の粉末を溶液に対し約3.5重量%ずつを加え、
アルミナ質ボールミルを用いて24hr粉砕・混合
して接着剤を調製した。
(5) 接合手順
(1)〜(3)記載の各部材の接合すべき面に(4)の接
合剤をよく塗布した後、夫々を重ね合せ、これ
を3.5℃/minの割合で温度をあげ、最高500℃
において40min保持し、セラミツク部材と金属
部材の接合体を製造した。
合剤をよく塗布した後、夫々を重ね合せ、これ
を3.5℃/minの割合で温度をあげ、最高500℃
において40min保持し、セラミツク部材と金属
部材の接合体を製造した。
この円筒形接合体について、500℃、1hr加熱
(電気炉)常温1hr(空冷)、10サイクルの急熱急
冷試験を行つた。
(電気炉)常温1hr(空冷)、10サイクルの急熱急
冷試験を行つた。
試験後、この試料を切断し、セラミツクス部材
の亀裂、剥離について検査した結果、異常は認め
られなかつた。
の亀裂、剥離について検査した結果、異常は認め
られなかつた。
このように本発明は高温に晒される金属構造部
材の耐熱性、断熱性及び耐摩耗の賦与に極めて有
用な部材が提供でき、製造費も低廉であるため工
業的製造方法として好適である。
材の耐熱性、断熱性及び耐摩耗の賦与に極めて有
用な部材が提供でき、製造費も低廉であるため工
業的製造方法として好適である。
第1図は本発明接合体の一実施例を示す断面図
である。 1……セラミツク部材、2……金属部材、3…
…繊維構造フエルト部材(中間層)、4……接合
剤。
である。 1……セラミツク部材、2……金属部材、3…
…繊維構造フエルト部材(中間層)、4……接合
剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属部材とセラミツク部材との間に、予めク
ロム化合物により強化された弾力性及び可撓性を
有する金属質或いは非金属無機質又はこれら複合
体の繊維構造からなるフエルト部材を敷設介在せ
しめ、かつこれらそれぞれの接合面を金属酸化物
の1種以上を含有するクロム化合物によつて相互
に一体結合せしめたことを特徴とする金属部材と
セラミツク部材との結合体。 2 予め可溶性クロム化合物の濃溶液に浸漬して
表面に、その濃溶液の被覆層を有する弾力性及び
可撓性を有する金属質或いは非金属無機質又はこ
れら複合体の繊維構造からなるフエルト部材を、
熱処理して繊維の強化処理を行わしめ、しかる後
にその両側の接合面若しくは、金属部材側及びセ
ラミツク部材側のそれぞれの接合面に、金属酸化
物の1種以上を含有する可溶性クロム化合物の濃
溶液を塗布してフエルト部材を前記金属部材とセ
ラミツク部材との間に敷設介在せしめ、更にこの
状態で熱処理することにより前記濃溶液のCr2O3
への変換による硬化層を介して相互の接合面を一
体に結合せしめたことを特徴とする金属部材とセ
ラミツク部材との結合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3051483A JPS59156976A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 金属部材とセラミツク部材との結合体及びその結合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3051483A JPS59156976A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 金属部材とセラミツク部材との結合体及びその結合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59156976A JPS59156976A (ja) | 1984-09-06 |
| JPH0152354B2 true JPH0152354B2 (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=12305913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3051483A Granted JPS59156976A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | 金属部材とセラミツク部材との結合体及びその結合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59156976A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| FR2894500B1 (fr) * | 2005-12-08 | 2009-07-10 | Snecma Sa | Assemblage par brasage d'une piece metallique avec une piece en materiau ceramique |
| JP6716296B2 (ja) * | 2016-03-11 | 2020-07-01 | 日本特殊陶業株式会社 | 多孔体複合部材 |
| KR102814220B1 (ko) * | 2020-08-21 | 2025-05-28 | 니혼도꾸슈도교 가부시키가이샤 | 접합체, 유지 장치, 및 정전 척 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3014645C2 (de) * | 1980-04-16 | 1982-12-02 | MTU Motoren- und Turbinen-Union München GmbH, 8000 München | Metall-Keramik-Bauteil und Verfahren zu seiner Herstellung |
-
1983
- 1983-02-25 JP JP3051483A patent/JPS59156976A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59156976A (ja) | 1984-09-06 |
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