JPH0154455B2 - - Google Patents
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- JPH0154455B2 JPH0154455B2 JP5948781A JP5948781A JPH0154455B2 JP H0154455 B2 JPH0154455 B2 JP H0154455B2 JP 5948781 A JP5948781 A JP 5948781A JP 5948781 A JP5948781 A JP 5948781A JP H0154455 B2 JPH0154455 B2 JP H0154455B2
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は織機の再起動時における織段防止装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来技術
織布を均一に織るためには、製織中に織布と経
糸との境界である織布の織前線及び筬が緯糸を打
ち寄せる最前進位置である筬の織前線が一致する
ことが必要とされる。筬の織前線はスレーソード
の揺動距離の他に加速度によつて発生するレース
自体のたわみ量やレースの振動等の諸条件の影響
を受けてその位置が決まる。機台の運転速度が低
速の場合はレースのたわみ量は織成にほとんど影
響を及ぼさないが、近年のように機台の高速運転
が行なわれる場合には、筬打ち運動を行なうスレ
ーソード、レース及び筬等の各運動部材の加速度
がその速度の二乗に比例して急増するため、前記
レースのたわみ量は織成上無視できない程度に増
してくる。そのため、加速度がほとんど発生して
いない機台の起動時における筬打ち時と、加速度
が充分に発生した連続筬打ち時とでは最前進位置
が異なる。
糸との境界である織布の織前線及び筬が緯糸を打
ち寄せる最前進位置である筬の織前線が一致する
ことが必要とされる。筬の織前線はスレーソード
の揺動距離の他に加速度によつて発生するレース
自体のたわみ量やレースの振動等の諸条件の影響
を受けてその位置が決まる。機台の運転速度が低
速の場合はレースのたわみ量は織成にほとんど影
響を及ぼさないが、近年のように機台の高速運転
が行なわれる場合には、筬打ち運動を行なうスレ
ーソード、レース及び筬等の各運動部材の加速度
がその速度の二乗に比例して急増するため、前記
レースのたわみ量は織成上無視できない程度に増
してくる。そのため、加速度がほとんど発生して
いない機台の起動時における筬打ち時と、加速度
が充分に発生した連続筬打ち時とでは最前進位置
が異なる。
すなわち、連続筬打ち時には筬Lは第1図Aに
示すように織布Wと経糸Yとの境界である織前線
の位置まで前進するが、起動時の筬打ち時にはB
に示すように織前線の手前までしか前進しないた
め、その部分で織布が不均一となりいわゆる織段
が発生し織布の品質が低下する。
示すように織布Wと経糸Yとの境界である織前線
の位置まで前進するが、起動時の筬打ち時にはB
に示すように織前線の手前までしか前進しないた
め、その部分で織布が不均一となりいわゆる織段
が発生し織布の品質が低下する。
再起動時における織段を防止するため、出願人
は筬Lの初回筬打ち運動時のみ経糸Yへの張力を
増大させて第1図に鎖線で示すように織前線の位
置を後方へ変位させ、初回筬打ち運動後織前線を
連続筬打ち位置へ自動的に復帰させるように構成
した織段防止装置を先に提案した(特公昭49−
36073号)。ところがこの装置においては、ワープ
ビームから上方へ引き出された経糸をガイドロー
ラ間にて係合したテンシヨンローラに弾性的に連
係された操作レバーを、該操作レバーに設けた係
合部分を介して経糸の緊張状態が初回筬打ち運動
時のみ維持されるように、回動可能な係止レバー
にて係止するとともに、前記初回筬打ち運動直後
に適宜なカム機構によつて前記係止レバーを回動
し、前記操作レバーの係止位置を変更させ経糸を
弛緩して織前線を元の位置に復帰させるように構
成したため機構が非常に複雑であつた。
は筬Lの初回筬打ち運動時のみ経糸Yへの張力を
増大させて第1図に鎖線で示すように織前線の位
置を後方へ変位させ、初回筬打ち運動後織前線を
連続筬打ち位置へ自動的に復帰させるように構成
した織段防止装置を先に提案した(特公昭49−
36073号)。ところがこの装置においては、ワープ
ビームから上方へ引き出された経糸をガイドロー
ラ間にて係合したテンシヨンローラに弾性的に連
係された操作レバーを、該操作レバーに設けた係
合部分を介して経糸の緊張状態が初回筬打ち運動
時のみ維持されるように、回動可能な係止レバー
にて係止するとともに、前記初回筬打ち運動直後
に適宜なカム機構によつて前記係止レバーを回動
し、前記操作レバーの係止位置を変更させ経糸を
弛緩して織前線を元の位置に復帰させるように構
成したため機構が非常に複雑であつた。
また、特開昭56−4747号公報に記載されている
ように機枠に立設したブラケツトにエアシリンダ
を固定し、その出力ロツドの先端部に固定した係
合体をイージングモーシヨンを行なうイージング
レバーに当接可能に対向させ、起動時から所定時
間エアシリンダを作動させることによりイージン
グレバーを回動させ経糸への付与張力を増大させ
るように構成したものもあるが、この場合は機枠
にエアシリンダ支持用のブラケツトを立設しなけ
ればならず、織機のコンパクト化に対して妨げと
なるという問題があつた。また、シリンダ作用時
にはイージング作用を併用することができないと
いう欠点もあつた。すなわちイージングレバーは
張力及びビーム径により位置が変化するため、正
確なイージングレバー回動量を得ることができな
かつた。
ように機枠に立設したブラケツトにエアシリンダ
を固定し、その出力ロツドの先端部に固定した係
合体をイージングモーシヨンを行なうイージング
レバーに当接可能に対向させ、起動時から所定時
間エアシリンダを作動させることによりイージン
グレバーを回動させ経糸への付与張力を増大させ
るように構成したものもあるが、この場合は機枠
にエアシリンダ支持用のブラケツトを立設しなけ
ればならず、織機のコンパクト化に対して妨げと
なるという問題があつた。また、シリンダ作用時
にはイージング作用を併用することができないと
いう欠点もあつた。すなわちイージングレバーは
張力及びビーム径により位置が変化するため、正
確なイージングレバー回動量を得ることができな
かつた。
目 的
この発明は前記従来の問題点を解消するために
なされたものであつて、その目的は機台の再起動
時における織段の発生を防止することができしか
も、構造が簡単でコンパクト化も可能な織機にお
ける織段防止装置を提供することにある。
なされたものであつて、その目的は機台の再起動
時における織段の発生を防止することができしか
も、構造が簡単でコンパクト化も可能な織機にお
ける織段防止装置を提供することにある。
実施例
以下この発明を具体化した一実施例を第2〜5
図に従つて説明する。織機の機枠1にはワープビ
ーム2が駆動軸3により回動可能に支持されてい
る。機枠1の一側には変速機4が配設され、その
入力軸(図示しない)にはドライブシヤフト(図
示しない)からタイミングベルト(図示しない)
を介して動力が伝達されるとともに、変速レバー
5を有する変速軸4aの回動変位に基づいて変速
され、出力軸4bから出力されるようになつてい
る。出力軸4bと平行に配設された伝達軸6の一
端には駆動傘歯車7が取付けられ、出力軸4bの
回転にともない出力軸4bに取付けられた伝達歯
車8及び伝達軸6の他端に取付けられた平歯車9
を介して回転されるようになつている。前記駆動
傘歯車7の近傍には伝達軸6の軸線と直交する方
向へ延びるように回転軸10が配設され、同回転
軸10の端部にはウオーム11が取付けられてい
る。前記回転軸10にはキーとキー溝との係合に
より軸線方向へ摺動し得るとともに、回転軸10
と一体的に回転し得る摺動筒12が嵌挿されてい
る。摺動筒12の外周には前記駆動傘歯車7の両
側方に位置するように相対向する一対の正転用及
び逆転用の従動傘歯車13,14が固着され、摺
動筒12の摺動にともなつて駆動傘歯車7と選択
的に噛合されるようになつている。摺動筒12の
端部には支軸15を中心に回動可能にした切換レ
バー16の一端部が係合され、他端部に連結され
たエアシリンダ17のロツド17aの作動により
正転、逆転の切換が行なわれるようになつてい
る。
図に従つて説明する。織機の機枠1にはワープビ
ーム2が駆動軸3により回動可能に支持されてい
る。機枠1の一側には変速機4が配設され、その
入力軸(図示しない)にはドライブシヤフト(図
示しない)からタイミングベルト(図示しない)
を介して動力が伝達されるとともに、変速レバー
5を有する変速軸4aの回動変位に基づいて変速
され、出力軸4bから出力されるようになつてい
る。出力軸4bと平行に配設された伝達軸6の一
端には駆動傘歯車7が取付けられ、出力軸4bの
回転にともない出力軸4bに取付けられた伝達歯
車8及び伝達軸6の他端に取付けられた平歯車9
を介して回転されるようになつている。前記駆動
傘歯車7の近傍には伝達軸6の軸線と直交する方
向へ延びるように回転軸10が配設され、同回転
軸10の端部にはウオーム11が取付けられてい
る。前記回転軸10にはキーとキー溝との係合に
より軸線方向へ摺動し得るとともに、回転軸10
と一体的に回転し得る摺動筒12が嵌挿されてい
る。摺動筒12の外周には前記駆動傘歯車7の両
側方に位置するように相対向する一対の正転用及
び逆転用の従動傘歯車13,14が固着され、摺
動筒12の摺動にともなつて駆動傘歯車7と選択
的に噛合されるようになつている。摺動筒12の
端部には支軸15を中心に回動可能にした切換レ
バー16の一端部が係合され、他端部に連結され
たエアシリンダ17のロツド17aの作動により
正転、逆転の切換が行なわれるようになつてい
る。
前記伝達軸6と平行に配設された別の伝達軸1
8には前記ウオーム11と噛合するウオームホイ
ール19及び平歯車20が取付けられ、平歯車2
0は前記ワープビーム2の駆動軸3に取付けられ
た平歯車21と噛合し、ウオーム11の回転がワ
ープビーム2の駆動軸3に伝達されるようになつ
ている。
8には前記ウオーム11と噛合するウオームホイ
ール19及び平歯車20が取付けられ、平歯車2
0は前記ワープビーム2の駆動軸3に取付けられ
た平歯車21と噛合し、ウオーム11の回転がワ
ープビーム2の駆動軸3に伝達されるようになつ
ている。
ワープビーム2の後部上方位置における機枠1
にはバツクローラ22が回転自在に支承され、ワ
ープビーム2から送り出される経糸Yを案内する
ようになつている。
にはバツクローラ22が回転自在に支承され、ワ
ープビーム2から送り出される経糸Yを案内する
ようになつている。
ワープビーム2の上方位置には左右一対のテン
シヨンレバー23が軸24に固定されている。テ
ンシヨンレバー23の下方前方位置における機枠
1の片側にはウエイトレバー25がその一端にお
いて軸26により揺動可能に支持され、その先端
寄りにはバランスウエイト27がが取付けられて
いる。前記テンシヨンレバー23とウエイトレバ
ー25とは、軸28により揺動可能に支持された
揺動レバー29の両端部に回動可能に連結された
連結ロツド30,31を介して連結され伝達レバ
ー系を構成している。ウエイトレバー25と前記
変速機4の変速レバー5との間には連動リンク3
2が連結され、経糸Yの張力変動にともなうウエ
イトレバー25の揺動が前記変速軸4aに伝達さ
れて、その揺動量の変動にともなつて変速軸4a
を回動変位させ、これに基づいて変速機4の変速
比を変えて前記ワープビーム2の回転速度を経糸
Yの張力変動に適応させて変更し、経糸Yに対し
て常に最適の張力を付与するようになつている。
シヨンレバー23が軸24に固定されている。テ
ンシヨンレバー23の下方前方位置における機枠
1の片側にはウエイトレバー25がその一端にお
いて軸26により揺動可能に支持され、その先端
寄りにはバランスウエイト27がが取付けられて
いる。前記テンシヨンレバー23とウエイトレバ
ー25とは、軸28により揺動可能に支持された
揺動レバー29の両端部に回動可能に連結された
連結ロツド30,31を介して連結され伝達レバ
ー系を構成している。ウエイトレバー25と前記
変速機4の変速レバー5との間には連動リンク3
2が連結され、経糸Yの張力変動にともなうウエ
イトレバー25の揺動が前記変速軸4aに伝達さ
れて、その揺動量の変動にともなつて変速軸4a
を回動変位させ、これに基づいて変速機4の変速
比を変えて前記ワープビーム2の回転速度を経糸
Yの張力変動に適応させて変更し、経糸Yに対し
て常に最適の張力を付与するようになつている。
ウエイトレバー25の先端には電磁石33が固
定され、同ウエイトレバー25の揺動にともなう
前記電磁石33の移動範囲域と対応するように機
枠1には鉄等の磁性体よりなるブレーキプレート
34がボルト34aにより固定されている。そし
て、前記電磁石33は常時前記ブレーキプレート
34に接触した状態におかれている。
定され、同ウエイトレバー25の揺動にともなう
前記電磁石33の移動範囲域と対応するように機
枠1には鉄等の磁性体よりなるブレーキプレート
34がボルト34aにより固定されている。そし
て、前記電磁石33は常時前記ブレーキプレート
34に接触した状態におかれている。
連結ロツド30の先端部には、第4図に示すよ
うに球面自在継手35を介して支持部材36が取
付けられている。支持部材36の前後両側にはテ
ンシヨンレバー23の下面に接しその長手方向へ
転動し得るローラ37,38がそれぞれ一対ずつ
合計4個取付けられている。支持部材36はテン
シヨンレバー23にその長手方向に沿つて形成さ
れた長孔39にその上方から挿通される固定部材
40の雄ねじ部に螺合されることにより、支持部
材36の上端がテンシヨンレバー23の下面と当
接した状態で固定されるようになつており、テン
シヨンレバー23と連結ロツド30との連結位置
が移動調節可能になつている。
うに球面自在継手35を介して支持部材36が取
付けられている。支持部材36の前後両側にはテ
ンシヨンレバー23の下面に接しその長手方向へ
転動し得るローラ37,38がそれぞれ一対ずつ
合計4個取付けられている。支持部材36はテン
シヨンレバー23にその長手方向に沿つて形成さ
れた長孔39にその上方から挿通される固定部材
40の雄ねじ部に螺合されることにより、支持部
材36の上端がテンシヨンレバー23の下面と当
接した状態で固定されるようになつており、テン
シヨンレバー23と連結ロツド30との連結位置
が移動調節可能になつている。
テンシヨンレバー23が揺動可能に支持された
軸24の内側には、ほぼ三角形状をなすシリンダ
支持部材41が下方の一端部においてそれぞれ回
動可能に支持されている。シリンダ支持部材41
の下部他端部には軸42が固定され、その軸42
の内側にはテンシヨンローラ43の軸44を回転
自在に支持するイージングレバー45が揺動可能
に取付けられ支持レバー系を構成している。イー
ジングレバー45の他端は連結ロツド46により
クランク機構47と連結されている。クランク機
構47はドライブシヤフト(図示しない)の回転
にともない経糸Yの開閉口運動に同期して回転さ
れるようになつている駆動軸48と、その駆動軸
48に取付けられた長孔49aを有するレバー4
9とから構成されている。前記連結ロツド46は
レバー49の長孔49aを介してその連結位置を
変更することができ、その連結位置を変えること
によりイージングレバー45の揺動量を変えるこ
とができるようになつている。
軸24の内側には、ほぼ三角形状をなすシリンダ
支持部材41が下方の一端部においてそれぞれ回
動可能に支持されている。シリンダ支持部材41
の下部他端部には軸42が固定され、その軸42
の内側にはテンシヨンローラ43の軸44を回転
自在に支持するイージングレバー45が揺動可能
に取付けられ支持レバー系を構成している。イー
ジングレバー45の他端は連結ロツド46により
クランク機構47と連結されている。クランク機
構47はドライブシヤフト(図示しない)の回転
にともない経糸Yの開閉口運動に同期して回転さ
れるようになつている駆動軸48と、その駆動軸
48に取付けられた長孔49aを有するレバー4
9とから構成されている。前記連結ロツド46は
レバー49の長孔49aを介してその連結位置を
変更することができ、その連結位置を変えること
によりイージングレバー45の揺動量を変えるこ
とができるようになつている。
シリンダ支持部材41の一部は前記軸42を固
定する割締め50を構成しており、その下面にお
いて第3図に点線で示すようにテンシヨンレバー
23に設けられた係合突部51の上面と係合して
いる。
定する割締め50を構成しており、その下面にお
いて第3図に点線で示すようにテンシヨンレバー
23に設けられた係合突部51の上面と係合して
いる。
シリンダ支持部材41の上端に設けられた取付
部52には、第4図に示すように支持軸53が軸
受メタル54を介して回動自在に取付けられ、同
支持軸53にはエアシリンダ55がねじ56によ
り固定されている。エアシリンダ55の下部シリ
ンダプレート57は、第4図に示すように両側に
膨出部が形成され、同膨出部には透孔57aがそ
れぞれ形成されている。
部52には、第4図に示すように支持軸53が軸
受メタル54を介して回動自在に取付けられ、同
支持軸53にはエアシリンダ55がねじ56によ
り固定されている。エアシリンダ55の下部シリ
ンダプレート57は、第4図に示すように両側に
膨出部が形成され、同膨出部には透孔57aがそ
れぞれ形成されている。
また、前記テンシヨンレバー23の先端寄りに
は、第4図に示すようにテンシヨンレバー23の
側面に先端部が螺着され、止めねじ58により固
定された軸支部材59を介して連結部材60が回
動可能に取付けられている。エアシリンダ55の
シリンダロツド61の先端には雄ねじ部61aが
螺刻され、前記連結部材60の先端部に螺合され
ている。連結部材60の上部両側には雌ねじ部6
2が形成され、前記下部シリンダプレート57の
透孔57aに挿通された規制ストツパ63の先端
部が螺着されている。なお、前記下部シリンダプ
レート57には前記規制ストツパ63を覆うため
のカバー64が取付けられている。
は、第4図に示すようにテンシヨンレバー23の
側面に先端部が螺着され、止めねじ58により固
定された軸支部材59を介して連結部材60が回
動可能に取付けられている。エアシリンダ55の
シリンダロツド61の先端には雄ねじ部61aが
螺刻され、前記連結部材60の先端部に螺合され
ている。連結部材60の上部両側には雌ねじ部6
2が形成され、前記下部シリンダプレート57の
透孔57aに挿通された規制ストツパ63の先端
部が螺着されている。なお、前記下部シリンダプ
レート57には前記規制ストツパ63を覆うため
のカバー64が取付けられている。
エアシリンダ55はシリンダ支持部材41に取
付けられたソレノイドバルブ65を介してパイプ
66により圧搾空気が供給されるようになつてい
る。ソレノイドバルブ65への圧搾空気の供給
は、第5図に示すようにテンシヨンレバー23、
及びシリンダ支持部材41を支持する軸24に形
成されたタンク67に連結されたパイプ68を介
して行なわれる。
付けられたソレノイドバルブ65を介してパイプ
66により圧搾空気が供給されるようになつてい
る。ソレノイドバルブ65への圧搾空気の供給
は、第5図に示すようにテンシヨンレバー23、
及びシリンダ支持部材41を支持する軸24に形
成されたタンク67に連結されたパイプ68を介
して行なわれる。
次に以上のように構成された織段防止装置の作
用を説明する。
用を説明する。
ワープビーム2から送り出される経糸Yはバツ
クローラ22及びテンシヨンローラ43に案内さ
れて綜絖枠(図示しない)側へ供給されるため、
テンシヨンローラ43が上方へ移動された場合は
経糸Yへの付与張力が増加し、下方へ移動された
場合は付与張力が減少する。機台を運転するとド
ライブシヤフト(図示しない)の回転にともない
クランク機構47の駆動軸48が回転され、レバ
ー49が機台の運転にともなう経糸Yの開閉口運
動に同期して回転される。その回転により連結ロ
ツド46を介してイージングレバー45が一定の
周期で一体的に揺動され、イージングレバー45
間に支持されたテンシヨンローラ43が前記経糸
Yの開閉口運動に同期して所定範囲で上下に往復
動されその開閉口運動にともなつて発生する経糸
Yの張力変動を吸収するようになつている。
クローラ22及びテンシヨンローラ43に案内さ
れて綜絖枠(図示しない)側へ供給されるため、
テンシヨンローラ43が上方へ移動された場合は
経糸Yへの付与張力が増加し、下方へ移動された
場合は付与張力が減少する。機台を運転するとド
ライブシヤフト(図示しない)の回転にともない
クランク機構47の駆動軸48が回転され、レバ
ー49が機台の運転にともなう経糸Yの開閉口運
動に同期して回転される。その回転により連結ロ
ツド46を介してイージングレバー45が一定の
周期で一体的に揺動され、イージングレバー45
間に支持されたテンシヨンローラ43が前記経糸
Yの開閉口運動に同期して所定範囲で上下に往復
動されその開閉口運動にともなつて発生する経糸
Yの張力変動を吸収するようになつている。
製織中織布は一定速度で巻き取られる。したが
つてワープビーム2が一定速度で回転された場合
にはワープビーム2からの経糸Yの送り出し量が
しだいに少なくなるため、経糸Yの張力が増大す
る。経糸Yの張力が増大するとテンシヨンローラ
43を押し下げる力が作用し、イージングレバー
45を介してシリンダ支持部材41が第2図の反
時計方向へ回動されるため、テンシヨンレバー2
3は割締め50及び係合突部51を介して反時計
方向へ回動される。テンシヨンレバー23の回動
は連結ロツド30、揺動レバー29、連結ロツド
31、ウエイトレバー25及び連動リンク32を
介して変速機4の変速レバー5に伝達され、変速
機4の変速比が変更され、ワープビーム2の回転
速度が経糸Yの張力変動に適応して適正張力を保
持する方向へ変更される。
つてワープビーム2が一定速度で回転された場合
にはワープビーム2からの経糸Yの送り出し量が
しだいに少なくなるため、経糸Yの張力が増大す
る。経糸Yの張力が増大するとテンシヨンローラ
43を押し下げる力が作用し、イージングレバー
45を介してシリンダ支持部材41が第2図の反
時計方向へ回動されるため、テンシヨンレバー2
3は割締め50及び係合突部51を介して反時計
方向へ回動される。テンシヨンレバー23の回動
は連結ロツド30、揺動レバー29、連結ロツド
31、ウエイトレバー25及び連動リンク32を
介して変速機4の変速レバー5に伝達され、変速
機4の変速比が変更され、ワープビーム2の回転
速度が経糸Yの張力変動に適応して適正張力を保
持する方向へ変更される。
筬打ち時などのように経糸Yに対して瞬間的に
大きな張力が付与される場合、それに対応してワ
ープビーム2の回転速度が大きくなると経糸Yの
送り出し量が多くなりすぎるが、筬打ち時に前記
電磁石33を作動させるとウエイトレバー25の
先端部が電磁石33を介してブレーキプレート3
4に固定されてウエイトレバー25の揺動が阻止
されるため、変速機4は作動されず不必要な経糸
Yの送り出しが防止され織成に悪影響を与えるこ
とはない。
大きな張力が付与される場合、それに対応してワ
ープビーム2の回転速度が大きくなると経糸Yの
送り出し量が多くなりすぎるが、筬打ち時に前記
電磁石33を作動させるとウエイトレバー25の
先端部が電磁石33を介してブレーキプレート3
4に固定されてウエイトレバー25の揺動が阻止
されるため、変速機4は作動されず不必要な経糸
Yの送り出しが防止され織成に悪影響を与えるこ
とはない。
さて、機台の再起動時にソレノイドバルブ65
を作動させエアシリンダ55に圧搾空気を供給す
ると、シリンダロツド61を押し下げる力が作用
するが、エアシリンダ55の作動力はテンシヨン
レバー23等で構成されている伝達レバー系を作
動させるには不充分な大きさのため、シリンダロ
ツド61が押し下げられる代わりにエアシリンダ
55が押し上げられる。エアシリンダ55が押し
上げられるにともないシリンダ支持部材41が軸
24を中心に第2,3図の時計方向へ回動され、
テンシヨンローラ43がイージングレバー45を
介して上方へ移動され経糸Yへの付与張力が増大
され織前線が後方へ移動され初回筬打ち時の筬L
の最前進位置と一致するようになり織段が防止さ
れる。エアシリンダ55を作動させて経糸Yへの
付与張力を増大させる時間は通常機台の再起動後
初回筬打ち運動が行なわれるまでの間で、1〜2
ピツクの間である。しかし機台の特性によつては
数ピツク間まで作動させるようにしてもよい。所
定時間経過するとソレノイドバルブ65によりエ
アシリンダ55は大気に開放され、経糸張力によ
りエアシリンダ55が引き下げられシリンダ支持
部材41が反時計方向へ回動されテンシヨンロー
ラ43は直ちに元の位置に復帰する。またこの実
施例では規制ストツパ63が設けられているので
エアシリンダ55の作動量を所定量に規制するこ
とができ、織前線の移動位置の位置決めを正確に
行なうことができる。規制ストツパ63の連結部
材60の雌ねじ部62への螺入量を変えることに
より経糸Yへの付与張力を変更することができる
ようになつている。また、エアシリンダ55が作
用している時イージングレバー45は上方に引き
上げられるが、イージング作用はエアシリンダ5
5の非作動時とほぼ同一の特性が得られる。
を作動させエアシリンダ55に圧搾空気を供給す
ると、シリンダロツド61を押し下げる力が作用
するが、エアシリンダ55の作動力はテンシヨン
レバー23等で構成されている伝達レバー系を作
動させるには不充分な大きさのため、シリンダロ
ツド61が押し下げられる代わりにエアシリンダ
55が押し上げられる。エアシリンダ55が押し
上げられるにともないシリンダ支持部材41が軸
24を中心に第2,3図の時計方向へ回動され、
テンシヨンローラ43がイージングレバー45を
介して上方へ移動され経糸Yへの付与張力が増大
され織前線が後方へ移動され初回筬打ち時の筬L
の最前進位置と一致するようになり織段が防止さ
れる。エアシリンダ55を作動させて経糸Yへの
付与張力を増大させる時間は通常機台の再起動後
初回筬打ち運動が行なわれるまでの間で、1〜2
ピツクの間である。しかし機台の特性によつては
数ピツク間まで作動させるようにしてもよい。所
定時間経過するとソレノイドバルブ65によりエ
アシリンダ55は大気に開放され、経糸張力によ
りエアシリンダ55が引き下げられシリンダ支持
部材41が反時計方向へ回動されテンシヨンロー
ラ43は直ちに元の位置に復帰する。またこの実
施例では規制ストツパ63が設けられているので
エアシリンダ55の作動量を所定量に規制するこ
とができ、織前線の移動位置の位置決めを正確に
行なうことができる。規制ストツパ63の連結部
材60の雌ねじ部62への螺入量を変えることに
より経糸Yへの付与張力を変更することができる
ようになつている。また、エアシリンダ55が作
用している時イージングレバー45は上方に引き
上げられるが、イージング作用はエアシリンダ5
5の非作動時とほぼ同一の特性が得られる。
別の実施例
次に別の実施例を第6図に従つて説明する。こ
の実施例ではシリンダ支持部材41の支軸69が
テンシヨンレバー23を支持する軸24と別に、
後部寄りに設けられた点が前記実施例と異なつて
いる。このように構成したため、この実施例では
エアシリンダ55の作動量に対するシリンダ支持
部材41の回動量の割合が前記実施例の場合に比
較して大きくなる。従つてシリンダロツド61の
小さな力でテンシヨンローラ43を移動させるこ
とができ、ストロークは大きくなるが小さい径の
シリンダを使用できるためコンパクト化が容易と
なる。その他の作用、効果は前記実施例と同様で
ある。
の実施例ではシリンダ支持部材41の支軸69が
テンシヨンレバー23を支持する軸24と別に、
後部寄りに設けられた点が前記実施例と異なつて
いる。このように構成したため、この実施例では
エアシリンダ55の作動量に対するシリンダ支持
部材41の回動量の割合が前記実施例の場合に比
較して大きくなる。従つてシリンダロツド61の
小さな力でテンシヨンローラ43を移動させるこ
とができ、ストロークは大きくなるが小さい径の
シリンダを使用できるためコンパクト化が容易と
なる。その他の作用、効果は前記実施例と同様で
ある。
効 果
以上詳述したように、この発明はワープビーム
から引出された経糸に張力を付与して織前に導く
テンシヨンローラを揺動可能に支持する支持レバ
ー系と、テンシヨンローラの変動をワープビーム
の回転速度を制御する変速機へ伝える伝達レバー
系とを備え、前記支持レバー系にはシリンダを回
動可能に設け、伝達レバー系には前記シリンダの
ピストンロツドを回動可能に連結し、機台の再起
動時に所定時間シリンダを作動させ、テンシヨン
ローラの変位によつて経糸への張力付与を増大さ
せるように構成したことにより、再起動時に織前
線の位置を初回筬打ち時の筬の最前進位置まで移
動させることができ、織段の発生を防止すること
ができる。またシリンダを支持レバー系に設けた
ことによりシリンダ支持用のブラケツトを機枠に
立設する必要がなくコンパクトな構成で正確な作
用が可能となるという優れた効果を奏する。
から引出された経糸に張力を付与して織前に導く
テンシヨンローラを揺動可能に支持する支持レバ
ー系と、テンシヨンローラの変動をワープビーム
の回転速度を制御する変速機へ伝える伝達レバー
系とを備え、前記支持レバー系にはシリンダを回
動可能に設け、伝達レバー系には前記シリンダの
ピストンロツドを回動可能に連結し、機台の再起
動時に所定時間シリンダを作動させ、テンシヨン
ローラの変位によつて経糸への張力付与を増大さ
せるように構成したことにより、再起動時に織前
線の位置を初回筬打ち時の筬の最前進位置まで移
動させることができ、織段の発生を防止すること
ができる。またシリンダを支持レバー系に設けた
ことによりシリンダ支持用のブラケツトを機枠に
立設する必要がなくコンパクトな構成で正確な作
用が可能となるという優れた効果を奏する。
第1図は機台の再起動時における筬の位置を示
す概略図、第2図はこの発明を具体化した織機に
おける織段防止装置を示す側面図、第3図は要部
拡大側面図、第4図は部分破断背面図、第5図は
テンシヨンレバーを支持する軸の要部縦断面図、
第6図は別の実施例を示す要部側面図である。 ワープビーム2、変速機4、テンシヨンレバー
23、軸24、連結ロツド30、シリンダ支持部
材41、テンシヨンローラ43、イージングレバ
ー45、エアシリンダ55、連結部材60、シリ
ンダロツド61、ソレノイドバルブ65、経糸
Y。
す概略図、第2図はこの発明を具体化した織機に
おける織段防止装置を示す側面図、第3図は要部
拡大側面図、第4図は部分破断背面図、第5図は
テンシヨンレバーを支持する軸の要部縦断面図、
第6図は別の実施例を示す要部側面図である。 ワープビーム2、変速機4、テンシヨンレバー
23、軸24、連結ロツド30、シリンダ支持部
材41、テンシヨンローラ43、イージングレバ
ー45、エアシリンダ55、連結部材60、シリ
ンダロツド61、ソレノイドバルブ65、経糸
Y。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ワープビームから引出された経糸に張力を付
与して織前に導くテンシヨンローラを揺動可能に
支持する支持レバー系と、テンシヨンローラの変
動をワープビームの回転速度を制御する変速機へ
伝える伝達レバー系とを備え、 前記支持レバー系にはシリンダを回動可能に設
け、伝達レバー系には前記シリンダのピストンロ
ツドを回動可能に連結し、前記シリンダは再起動
時に作動するバルブを介して流体供給源に連結さ
れ、前記バルブ作動時にシリンダを介してテンシ
ヨンローラを変位させ、経糸への張力付与を増大
させるようにしたことを特徴とする織機における
織段防止装置。 2 シリンダが設けられた支持レバーとピストン
ロツドが連結された伝達レバーとは別個の支軸に
支持されていることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の織機における織段防止装置。 3 機台回転と同期しテンシヨンローラを変位さ
せる積極イージング装置を有し、そのイージング
作用を規制することなく作用することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の織機
における織段防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5948781A JPS57176236A (en) | 1981-04-20 | 1981-04-20 | Apparatus for preventing woven step in loom |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5948781A JPS57176236A (en) | 1981-04-20 | 1981-04-20 | Apparatus for preventing woven step in loom |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57176236A JPS57176236A (en) | 1982-10-29 |
| JPH0154455B2 true JPH0154455B2 (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=13114701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5948781A Granted JPS57176236A (en) | 1981-04-20 | 1981-04-20 | Apparatus for preventing woven step in loom |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57176236A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6052656A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-25 | 日産テクシス株式会社 | 織機の経糸送出し装置 |
-
1981
- 1981-04-20 JP JP5948781A patent/JPS57176236A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57176236A (en) | 1982-10-29 |
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