JPH0154483B2 - - Google Patents
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- JPH0154483B2 JPH0154483B2 JP59153238A JP15323884A JPH0154483B2 JP H0154483 B2 JPH0154483 B2 JP H0154483B2 JP 59153238 A JP59153238 A JP 59153238A JP 15323884 A JP15323884 A JP 15323884A JP H0154483 B2 JPH0154483 B2 JP H0154483B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel drive
- drive mechanism
- hydraulic fluid
- wheels
- hydraulic
- Prior art date
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- Road Paving Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、アスフアルト合材を敷設するアス
フアルトフイニツシヤに関するもので、前輪及び
後輪を駆動輪としたことを特徴とする。
フアルトフイニツシヤに関するもので、前輪及び
後輪を駆動輪としたことを特徴とする。
周知のように、自走しながらアスフアルト合材
を敷設するアスフアルトフイニツシヤには、後輪
を駆動して前進する後輪駆動式のものと、車輪の
代りに無限軌道を備えた無限軌道式のものとがあ
る。無限軌道式アスフアルトフイニツシヤは、無
限軌道の接地面積が広いので優れた推進力を有す
るが、無限軌道の構造が複雑なため製作工程が嵩
むばかりか、保守、点検が面倒である。更に無限
軌道式アスフアルトフイニツシヤでは、作業時以
外で走行する場合、例えばトラツクに載せたり、
或は作業現場まで移動する場合に、車輪駆動式ア
スフアルトフイニツシヤに比較すると機動性が著
しく劣る。また後輪駆動式アスフアルトフイニツ
シヤは、構造が簡単であるが、後輪の駆動力によ
つてのみ推進するので、敷設作業中に大きな走行
抵抗を受けたり、或いは舗装の下地面に散布した
乳剤等によつて後輪がスリツプした場合に、推進
力を失つたり左右のバランスを崩して進路を乱す
などの欠点がある。
を敷設するアスフアルトフイニツシヤには、後輪
を駆動して前進する後輪駆動式のものと、車輪の
代りに無限軌道を備えた無限軌道式のものとがあ
る。無限軌道式アスフアルトフイニツシヤは、無
限軌道の接地面積が広いので優れた推進力を有す
るが、無限軌道の構造が複雑なため製作工程が嵩
むばかりか、保守、点検が面倒である。更に無限
軌道式アスフアルトフイニツシヤでは、作業時以
外で走行する場合、例えばトラツクに載せたり、
或は作業現場まで移動する場合に、車輪駆動式ア
スフアルトフイニツシヤに比較すると機動性が著
しく劣る。また後輪駆動式アスフアルトフイニツ
シヤは、構造が簡単であるが、後輪の駆動力によ
つてのみ推進するので、敷設作業中に大きな走行
抵抗を受けたり、或いは舗装の下地面に散布した
乳剤等によつて後輪がスリツプした場合に、推進
力を失つたり左右のバランスを崩して進路を乱す
などの欠点がある。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、左右の
前輪に個々に取り付けられ、液圧モータを駆動源
とする前輪用駆動機構と、 後輪に取り付けられ、液圧モータを駆動源とす
る後輪用駆動機構と、 ポンプから圧送される作動液を前輪用駆動機構
の液圧モータよりも後輪用駆動機構の液圧モータ
に多く供給する分流器と、 ポンプから圧送される作動液を分流器を介して
上記前輪用駆動機構の液圧モータ及び後輪用駆動
機構の液圧モータに供給する状態と、ポンプから
圧送される作動液を分流器に供給することなく後
輪用駆動機構の液圧モータに供給する状態とに切
り換え可能な駆動切換弁と、 を備えることにより、アスフアルト合材を敷設す
る作業時には前輪及び後輪を駆動して大きく且つ
安定した駆動力を得ることができ、しかも走行方
向が乱れない緩速走行を可能とし、非作業時には
後輪のみを駆動して作業時よりも高速で走行でき
るアスフアルトフイニツシヤを提供しようとする
ものである。
前輪に個々に取り付けられ、液圧モータを駆動源
とする前輪用駆動機構と、 後輪に取り付けられ、液圧モータを駆動源とす
る後輪用駆動機構と、 ポンプから圧送される作動液を前輪用駆動機構
の液圧モータよりも後輪用駆動機構の液圧モータ
に多く供給する分流器と、 ポンプから圧送される作動液を分流器を介して
上記前輪用駆動機構の液圧モータ及び後輪用駆動
機構の液圧モータに供給する状態と、ポンプから
圧送される作動液を分流器に供給することなく後
輪用駆動機構の液圧モータに供給する状態とに切
り換え可能な駆動切換弁と、 を備えることにより、アスフアルト合材を敷設す
る作業時には前輪及び後輪を駆動して大きく且つ
安定した駆動力を得ることができ、しかも走行方
向が乱れない緩速走行を可能とし、非作業時には
後輪のみを駆動して作業時よりも高速で走行でき
るアスフアルトフイニツシヤを提供しようとする
ものである。
以下本発明を図面の実施例にもとづいて説明す
る。
る。
アスフアルトフイニツシヤは、第1図に示すよ
うに、車体1の前部の左右に小径な前輪2,2
を、車体1の後部の左右に後輪3,3を有し、こ
れらの車輪によつて支えられた車体1にアスフア
ルト合材敷設機構を装備してある。
うに、車体1の前部の左右に小径な前輪2,2
を、車体1の後部の左右に後輪3,3を有し、こ
れらの車輪によつて支えられた車体1にアスフア
ルト合材敷設機構を装備してある。
第1図に示すアスフアルト合材敷設機構は、車
体1の前部に設けたホツパー状の貯留部4と、車
体1の後端部に設けた敷設機5と、上記貯留部4
内のアスフアルト合材を敷設機5に供給するコン
ベア状の搬送機6などからなる。したがつて貯留
部4内にアスフアルト合材を投入すると、貯留部
4内のアスフアルト合材を搬送機6の作動により
敷設機5に供給し、このアスフアルト合材を敷設
機5の作動により舗装下地面に均等に敷均しなが
ら押し固めることができる。
体1の前部に設けたホツパー状の貯留部4と、車
体1の後端部に設けた敷設機5と、上記貯留部4
内のアスフアルト合材を敷設機5に供給するコン
ベア状の搬送機6などからなる。したがつて貯留
部4内にアスフアルト合材を投入すると、貯留部
4内のアスフアルト合材を搬送機6の作動により
敷設機5に供給し、このアスフアルト合材を敷設
機5の作動により舗装下地面に均等に敷均しなが
ら押し固めることができる。
左右の前輪2は、第3,4図に示すように、左
右先端は二又状アーム7を有する揺動ビーム8を
車体1の下部に支軸9によつて上下方向に揺動可
能に軸着し、各二又状アーム7に傾動可能に軸着
した略コ字状ブラケツト10に回転可能に取り付
けられており、前輪用駆動機構11により個々に
回転駆動される。なお、左右の前輪2は、各ブラ
ケツト10から延出した連動アーム12間にタイ
ロツド13を連結し、また一方のブラケツト10
に設けた操舵アーム14に操舵機構(図示せず)
を接続してあるので、運転席のハンドル15を操
作すると、操作にしたがつて方向が変換する。
右先端は二又状アーム7を有する揺動ビーム8を
車体1の下部に支軸9によつて上下方向に揺動可
能に軸着し、各二又状アーム7に傾動可能に軸着
した略コ字状ブラケツト10に回転可能に取り付
けられており、前輪用駆動機構11により個々に
回転駆動される。なお、左右の前輪2は、各ブラ
ケツト10から延出した連動アーム12間にタイ
ロツド13を連結し、また一方のブラケツト10
に設けた操舵アーム14に操舵機構(図示せず)
を接続してあるので、運転席のハンドル15を操
作すると、操作にしたがつて方向が変換する。
第3,4図に示す前輪用駆動機構11は、減速
機を内装したケース回転型の液圧モータ16を駆
動源として使用したもので、液圧モータ16のケ
ースに前輪2のホイール2′をボルトにより止着
し、液圧モータ16の軸17をブラケツト10に
固定し、該軸17の端部に配管ブロツク18を設
け、該配管ブロツク18に作動液の配管を接続す
る。したがつて配管ブロツク18から液圧モータ
16内に作動液を圧送すると、液圧モータ16の
回転力により当該前輪2を回転駆動することがで
きる。なお、左右の前輪2,2には同じ構造の前
輪用駆動機構11,11を個々に取り付け、左右
別個であるが同一状態で駆動するようにしてあ
る。
機を内装したケース回転型の液圧モータ16を駆
動源として使用したもので、液圧モータ16のケ
ースに前輪2のホイール2′をボルトにより止着
し、液圧モータ16の軸17をブラケツト10に
固定し、該軸17の端部に配管ブロツク18を設
け、該配管ブロツク18に作動液の配管を接続す
る。したがつて配管ブロツク18から液圧モータ
16内に作動液を圧送すると、液圧モータ16の
回転力により当該前輪2を回転駆動することがで
きる。なお、左右の前輪2,2には同じ構造の前
輪用駆動機構11,11を個々に取り付け、左右
別個であるが同一状態で駆動するようにしてあ
る。
左右の後輪3は、車体1に設けた公知の懸架機
構(図示せず)により支承され、後輪用駆動機構
19により回転駆動される。
構(図示せず)により支承され、後輪用駆動機構
19により回転駆動される。
第5図に示す後輪用駆動機構19は、液圧モー
タ20の出力側にクラツチ21を介して減速機2
2を設け、該減速機22の出力側に差動機23を
有する中間駆動軸24を接続し、該中間駆動軸2
4の左右端部に固定したスプロケツト25と後輪
3のスプロケツト26との間にチエーン27を掛
けて接続する。したがつて液圧モータ20に作動
液を圧送すると、減速機22により減速した回転
力を差動機23によつて左右の中間駆動軸に振り
分け、チエーン27等を介して左右の後輪3,3
に各々伝達し、左右の後輪3を回転駆動すること
ができる。そして左右の後輪3の内、一方の走行
抵抗が異なると、差動機23の作用により、他方
の後輪3の回転に差が生じる。
タ20の出力側にクラツチ21を介して減速機2
2を設け、該減速機22の出力側に差動機23を
有する中間駆動軸24を接続し、該中間駆動軸2
4の左右端部に固定したスプロケツト25と後輪
3のスプロケツト26との間にチエーン27を掛
けて接続する。したがつて液圧モータ20に作動
液を圧送すると、減速機22により減速した回転
力を差動機23によつて左右の中間駆動軸に振り
分け、チエーン27等を介して左右の後輪3,3
に各々伝達し、左右の後輪3を回転駆動すること
ができる。そして左右の後輪3の内、一方の走行
抵抗が異なると、差動機23の作用により、他方
の後輪3の回転に差が生じる。
上記した前輪用、及び後輪用駆動機構11,1
9に作動液を圧送するには、第5図及び第6図に
示すように、エンジン28によつて稼動するメー
ンポンプ29に分流器30を接続し、該分流器3
0の一方の出口側回路を後輪用駆動機構19の液
圧モータ20に、他の出口側回路を前輪用駆動機
構11の液圧モータ16に弁を介して夫々接続す
る。分流器30は、ポンプから圧送される作動液
を所定の割合に分流して夫々独立した回路を通じ
て各前輪用駆動機構11と、後輪用駆動機構19
とに供給することによつて前輪2の周速と後輪3
の周速とを同じにして、且つ高減速比とした後輪
用駆動機構19に前輪用駆動機構11よりも多く
の作動液を供給するもので、その割合は前、後輪
の直径、減速機の減速比によつて予め設定する。
9に作動液を圧送するには、第5図及び第6図に
示すように、エンジン28によつて稼動するメー
ンポンプ29に分流器30を接続し、該分流器3
0の一方の出口側回路を後輪用駆動機構19の液
圧モータ20に、他の出口側回路を前輪用駆動機
構11の液圧モータ16に弁を介して夫々接続す
る。分流器30は、ポンプから圧送される作動液
を所定の割合に分流して夫々独立した回路を通じ
て各前輪用駆動機構11と、後輪用駆動機構19
とに供給することによつて前輪2の周速と後輪3
の周速とを同じにして、且つ高減速比とした後輪
用駆動機構19に前輪用駆動機構11よりも多く
の作動液を供給するもので、その割合は前、後輪
の直径、減速機の減速比によつて予め設定する。
そして第6図に示す実施例は、タンク31から
の作動液を圧送するチヤージポンプ32の吐出側
回路に走行、停止切換用電磁弁33及び前後進切
換用弁34等を設けてある。したがつて走行、停
止切換用電磁弁33を運転席で遠隔的に操作する
ことにより走行状態と停止状態に切り換えること
ができる。また、前後進切換用弁34を上記と同
様に操作してサーボ35を作動させると、メーン
ポンプ29の吐出口を切り換えて前進、後進を任
意に選択したり、吐出量を変化させて走行速度を
調整することができる。またポンプ29と分流器
30との間に第1駆動切換用電磁弁36を、前輪
用駆動機構11の戻り回路側に第2駆動切換用電
磁弁37を各々設け、各弁36,37の作用によ
り後輪3のみを駆動する二輪駆動と、前輪2及び
後輪3を駆動する四輪駆動とに切り換え可能にし
てある。
の作動液を圧送するチヤージポンプ32の吐出側
回路に走行、停止切換用電磁弁33及び前後進切
換用弁34等を設けてある。したがつて走行、停
止切換用電磁弁33を運転席で遠隔的に操作する
ことにより走行状態と停止状態に切り換えること
ができる。また、前後進切換用弁34を上記と同
様に操作してサーボ35を作動させると、メーン
ポンプ29の吐出口を切り換えて前進、後進を任
意に選択したり、吐出量を変化させて走行速度を
調整することができる。またポンプ29と分流器
30との間に第1駆動切換用電磁弁36を、前輪
用駆動機構11の戻り回路側に第2駆動切換用電
磁弁37を各々設け、各弁36,37の作用によ
り後輪3のみを駆動する二輪駆動と、前輪2及び
後輪3を駆動する四輪駆動とに切り換え可能にし
てある。
アスフアルトフイニツシヤを舗装現場まで移動
するときなどは、充分な推進力を得られるので、
伝達力損失の少ない二輪駆動で充分であり、この
二輪駆動に切り換えると前輪駆動機構11に供給
していた分の作動液をも後輪駆動機構19に集中
的に供給できるので四輪駆動の場合よりも効率良
く速く走行できる。
するときなどは、充分な推進力を得られるので、
伝達力損失の少ない二輪駆動で充分であり、この
二輪駆動に切り換えると前輪駆動機構11に供給
していた分の作動液をも後輪駆動機構19に集中
的に供給できるので四輪駆動の場合よりも効率良
く速く走行できる。
二輪駆動により前進するときは、メーンポンプ
29の第1吐出口から吐出された作動液が第1流
路38を通つて電磁弁36に入る。この電磁弁3
6は、二輪駆動時においては、第6図に示すよう
に、第1流路38と第2流路39とを連通してい
る。したがつてポンプ29から送り出された作動
液は、第2流路39を通つて後輪用駆動機構19
の液圧モータ20の第1ポートに供給される。第
1ポートに作動液が供給されると、液圧モータ2
0が正転方向に作動して後輪3を前進方向に回転
駆動する。そして液圧モータ20から流出した作
動液は、第3流路40を通つてポンプ29に戻
る。したがつてアスフアルトフイニツシヤは、後
輪3の駆動力により前進する。なお上記した二輪
駆動状態においては、前輪用駆動機構11の流路
が閉回路を形成して作動液が閉回路内を循環可能
な状態になるので、左右の前輪2,2は、アスフ
アルトフイニツシヤの前進に従つて路面の抵抗に
より回転する。
29の第1吐出口から吐出された作動液が第1流
路38を通つて電磁弁36に入る。この電磁弁3
6は、二輪駆動時においては、第6図に示すよう
に、第1流路38と第2流路39とを連通してい
る。したがつてポンプ29から送り出された作動
液は、第2流路39を通つて後輪用駆動機構19
の液圧モータ20の第1ポートに供給される。第
1ポートに作動液が供給されると、液圧モータ2
0が正転方向に作動して後輪3を前進方向に回転
駆動する。そして液圧モータ20から流出した作
動液は、第3流路40を通つてポンプ29に戻
る。したがつてアスフアルトフイニツシヤは、後
輪3の駆動力により前進する。なお上記した二輪
駆動状態においては、前輪用駆動機構11の流路
が閉回路を形成して作動液が閉回路内を循環可能
な状態になるので、左右の前輪2,2は、アスフ
アルトフイニツシヤの前進に従つて路面の抵抗に
より回転する。
そして後進する場合に、前後進切換用電磁弁3
4を後進側に操作し、ポンプ29の吐出口を第2
吐出口に切り換える。ポンプ29の第2吐出口か
ら吐出した作動液は、第3流路40を通つて後輪
用駆動機構19の液圧モータ20の第2ポートに
供給される。したがつて液圧モータ20は逆転作
動し、後輪3,3を後進方向に回転駆動する。
4を後進側に操作し、ポンプ29の吐出口を第2
吐出口に切り換える。ポンプ29の第2吐出口か
ら吐出した作動液は、第3流路40を通つて後輪
用駆動機構19の液圧モータ20の第2ポートに
供給される。したがつて液圧モータ20は逆転作
動し、後輪3,3を後進方向に回転駆動する。
アスフアルト合材を敷設するときは、大きな駆
動力や強い推進力を必要とするので、四輪駆動に
切り換える。四輪駆動に切り換えるには、運転席
に設けた切換操作部(図示せず)を操作すること
により第1、第2駆動切換用電磁弁36,37な
どを切り換える。第1駆動切換用電磁弁36を切
り換えると、ポンプ29からの第1流路38と分
流器30の流入側の第4流路41とが連通し、分
流器30の一方の流出側の第5流路42と後輪用
駆動機構19の第2流路39とが連通する。した
がつてポンプ29の第1吐出口から吐出した作動
液は、第1流路38から第4流路41を通つて分
流器30に流入する。第6図に示す分流器30
は、作動液を後輪用駆動機構19と前輪用駆動機
構11とに約8対1の割合で分流するように設定
してある。したがつてポンプ29から送られた作
動液は、その流量の約9分の8が第5流路42
に、約9分の1が第6流路43に夫々送出され
る。第5流路42に送出された作動液は、第1駆
動切換用電磁弁36を介して第2流路39を通
り、後輪用駆動機構19の液圧モータ20の第1
ポートに供給される。第1ポートに作動液が供給
されると、液圧モータ20が正転方向に作動して
後輪3を前進方向に回転駆動する。そして液圧モ
ータ20から流出した作動液は第3流路40を通
つてポンプ29に戻る。
動力や強い推進力を必要とするので、四輪駆動に
切り換える。四輪駆動に切り換えるには、運転席
に設けた切換操作部(図示せず)を操作すること
により第1、第2駆動切換用電磁弁36,37な
どを切り換える。第1駆動切換用電磁弁36を切
り換えると、ポンプ29からの第1流路38と分
流器30の流入側の第4流路41とが連通し、分
流器30の一方の流出側の第5流路42と後輪用
駆動機構19の第2流路39とが連通する。した
がつてポンプ29の第1吐出口から吐出した作動
液は、第1流路38から第4流路41を通つて分
流器30に流入する。第6図に示す分流器30
は、作動液を後輪用駆動機構19と前輪用駆動機
構11とに約8対1の割合で分流するように設定
してある。したがつてポンプ29から送られた作
動液は、その流量の約9分の8が第5流路42
に、約9分の1が第6流路43に夫々送出され
る。第5流路42に送出された作動液は、第1駆
動切換用電磁弁36を介して第2流路39を通
り、後輪用駆動機構19の液圧モータ20の第1
ポートに供給される。第1ポートに作動液が供給
されると、液圧モータ20が正転方向に作動して
後輪3を前進方向に回転駆動する。そして液圧モ
ータ20から流出した作動液は第3流路40を通
つてポンプ29に戻る。
一方、分流器30から第6流路43に送出され
た作動液は、途中で分岐する第7流路44と第8
流路45とに分流し、第7流路44を通つた作動
液が左側の前輪用駆動機構11の液圧モータ16
に、第8流路45を通つた作動液が右側の前輪用
駆動機構11の液圧モータ16に供給される。左
右の前輪2,2が正常に接地している状態におい
ては、左右の走行抵抗、即ち背圧が等しいので、
左右の液圧モータ16,16には同じ量の作動液
が供給される。したがつて左右の前輪2,2は、
同じ駆動力でアスフアルトフイニツシヤを推進す
る。そして左右の前輪2のいずれか一方がスリツ
プすると、スリツプした車輪の駆動機構が一瞬無
負荷状態となり、第6流路43からの作動液が殆
どこの無負荷の駆動機構に流入し、当該前輪2を
空転させる。この状態では他方の駆動機構に作動
液が供給されなくなるので、当該前輪2の駆動力
が失われる。即ち、一方の前輪2がスリツプする
と、左右の前輪2,2の駆動力は失われる。しか
し前輪2,2の駆動力がなくなつても、分流器3
0からの作動液が継続して後輪用駆動機構19に
前輪用駆動機構11よりも多く供給されるので、
アスフアルトフイニツシヤは後輪3の強力な駆動
力により前進する。即ち、アスフアルトフイニツ
シヤは、路面の影響を受け易い前輪2がスリツプ
したり或は障害物を乗り越えても後輪3の強力な
駆動力により走行方向を乱すことなく円滑且つ確
実に走行する。
た作動液は、途中で分岐する第7流路44と第8
流路45とに分流し、第7流路44を通つた作動
液が左側の前輪用駆動機構11の液圧モータ16
に、第8流路45を通つた作動液が右側の前輪用
駆動機構11の液圧モータ16に供給される。左
右の前輪2,2が正常に接地している状態におい
ては、左右の走行抵抗、即ち背圧が等しいので、
左右の液圧モータ16,16には同じ量の作動液
が供給される。したがつて左右の前輪2,2は、
同じ駆動力でアスフアルトフイニツシヤを推進す
る。そして左右の前輪2のいずれか一方がスリツ
プすると、スリツプした車輪の駆動機構が一瞬無
負荷状態となり、第6流路43からの作動液が殆
どこの無負荷の駆動機構に流入し、当該前輪2を
空転させる。この状態では他方の駆動機構に作動
液が供給されなくなるので、当該前輪2の駆動力
が失われる。即ち、一方の前輪2がスリツプする
と、左右の前輪2,2の駆動力は失われる。しか
し前輪2,2の駆動力がなくなつても、分流器3
0からの作動液が継続して後輪用駆動機構19に
前輪用駆動機構11よりも多く供給されるので、
アスフアルトフイニツシヤは後輪3の強力な駆動
力により前進する。即ち、アスフアルトフイニツ
シヤは、路面の影響を受け易い前輪2がスリツプ
したり或は障害物を乗り越えても後輪3の強力な
駆動力により走行方向を乱すことなく円滑且つ確
実に走行する。
そして左右の液圧モータ16,16から流出し
た作動液は、合流して第9流路46を通り、第2
駆動切換用電磁弁37を介して第3流路40に流
入し、ポンプ29に戻る。
た作動液は、合流して第9流路46を通り、第2
駆動切換用電磁弁37を介して第3流路40に流
入し、ポンプ29に戻る。
なお、後輪3の一方がスリツプし、差動機23
の作用により他方の後輪3の推進力が失われた場
合、アスフアルトフイニツシヤは、左右の前輪
2,2の推進力によつて、走行を乱すことなく円
滑に且つ確実に進行する。
の作用により他方の後輪3の推進力が失われた場
合、アスフアルトフイニツシヤは、左右の前輪
2,2の推進力によつて、走行を乱すことなく円
滑に且つ確実に進行する。
なお上記した作動液の回路は一実施例であり、
分流器30により分流した作動液を前輪用駆動機
構11の液圧モータ16と、後輪用駆動機構19
の液圧モータ20とに供給することができればど
のような構成でもよい また、前輪用駆動機構11は、第7図に示すよ
うに、ブラケツト10に液圧モータ16の本体を
固定し、該液圧モータ16の出力軸をクラツチ4
7を介して減速機48に接続し、該減速機48の
出力側に前輪2のホイール2′を止着してもよい。
この様にすると、後輪3だけを駆動して走行する
場合に、クラツチ47をオフして液圧モータ16
と前輪2との接続を断ち、前輪2の回転抵抗を低
減することができる。
分流器30により分流した作動液を前輪用駆動機
構11の液圧モータ16と、後輪用駆動機構19
の液圧モータ20とに供給することができればど
のような構成でもよい また、前輪用駆動機構11は、第7図に示すよ
うに、ブラケツト10に液圧モータ16の本体を
固定し、該液圧モータ16の出力軸をクラツチ4
7を介して減速機48に接続し、該減速機48の
出力側に前輪2のホイール2′を止着してもよい。
この様にすると、後輪3だけを駆動して走行する
場合に、クラツチ47をオフして液圧モータ16
と前輪2との接続を断ち、前輪2の回転抵抗を低
減することができる。
以上説明したように本発明によれば、ポンプか
ら圧送される作動液を分流器を介して前輪用駆動
機構の液圧モータ及び後輪用駆動機構の液圧モー
タに供給する状態と、ポンプから圧送される作動
液を分流器に供給することなく後輪用駆動機構の
液圧モータに供給する状態とに切り換え可能な駆
動切換弁を備えているので、この駆動切換弁を切
り換えることにより後輪だけの二輪駆動と前輪及
び後輪を駆動する四輪駆動とに切り換えることが
できる。
ら圧送される作動液を分流器を介して前輪用駆動
機構の液圧モータ及び後輪用駆動機構の液圧モー
タに供給する状態と、ポンプから圧送される作動
液を分流器に供給することなく後輪用駆動機構の
液圧モータに供給する状態とに切り換え可能な駆
動切換弁を備えているので、この駆動切換弁を切
り換えることにより後輪だけの二輪駆動と前輪及
び後輪を駆動する四輪駆動とに切り換えることが
できる。
四輪駆動が切り換えた場合、本願発明はポンプ
から圧送される作動液を前輪用駆動機構の液圧モ
ータよりも後輪用駆動機構の液圧モータに多く供
給する分流器を備えているので、四輪駆動時にお
ける後輪の駆動力を前輪の駆動力よりも強くする
ことができ、後輪よりも輪荷重の変化が大きく、
しかも走行路面の影響を受け易い前輪が乳剤等に
よりスリツプしたり或いは障害物を載り越えたり
しても方向性が乱され難く、優れた直進安定性を
得ることができる。したがつて、乳剤等を散布し
て摩擦係数が低くなつた路面であつても予定通り
の方向にアスフアルト合材を敷設することができ
る。また、四輪駆動にすると後輪が走行路面の影
響を受けた場合には前輪の駆動力により前進させ
ることができるので、敷設作業時に緩速走行で大
きな推進力を確保することができる。したがつ
て、車体を軽量化することができ、舗装の下地部
分の損傷を減少させることができる。
から圧送される作動液を前輪用駆動機構の液圧モ
ータよりも後輪用駆動機構の液圧モータに多く供
給する分流器を備えているので、四輪駆動時にお
ける後輪の駆動力を前輪の駆動力よりも強くする
ことができ、後輪よりも輪荷重の変化が大きく、
しかも走行路面の影響を受け易い前輪が乳剤等に
よりスリツプしたり或いは障害物を載り越えたり
しても方向性が乱され難く、優れた直進安定性を
得ることができる。したがつて、乳剤等を散布し
て摩擦係数が低くなつた路面であつても予定通り
の方向にアスフアルト合材を敷設することができ
る。また、四輪駆動にすると後輪が走行路面の影
響を受けた場合には前輪の駆動力により前進させ
ることができるので、敷設作業時に緩速走行で大
きな推進力を確保することができる。したがつ
て、車体を軽量化することができ、舗装の下地部
分の損傷を減少させることができる。
一方、駆動切換弁を切り換えることにより二輪
駆動にすると、ポンプが吐出する作動液の全量で
後輪を駆動するので、四輪駆動の場合よりも速い
走行速度を得ることができ、且つ作動液を介して
伝達する力の損失を四輪駆動状態よりも減少させ
ることができるので、舗装現場まで移動するとき
など緩速走行する必要がない場合においては、効
率の良い高速走行ができる。
駆動にすると、ポンプが吐出する作動液の全量で
後輪を駆動するので、四輪駆動の場合よりも速い
走行速度を得ることができ、且つ作動液を介して
伝達する力の損失を四輪駆動状態よりも減少させ
ることができるので、舗装現場まで移動するとき
など緩速走行する必要がない場合においては、効
率の良い高速走行ができる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
斜示図、第2図は正面図、第3図は前輪用駆動機
構の平面図、第4図は前輪用駆動機構の正面図、
第5図はポンプと液圧モータの概略接続図、第6
図は作動液の回路図、第7図は前輪用駆動機構の
他の実施例の正面図である。 1は車体、2は前輪、3は後輪、4は貯留部、
5は敷設機、6は搬送機、11は前輪用駆動機
構、16,20は液圧モータ、28はエンジン、
29はポンプ、30は分流器である。
斜示図、第2図は正面図、第3図は前輪用駆動機
構の平面図、第4図は前輪用駆動機構の正面図、
第5図はポンプと液圧モータの概略接続図、第6
図は作動液の回路図、第7図は前輪用駆動機構の
他の実施例の正面図である。 1は車体、2は前輪、3は後輪、4は貯留部、
5は敷設機、6は搬送機、11は前輪用駆動機
構、16,20は液圧モータ、28はエンジン、
29はポンプ、30は分流器である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 左右の前輪と後輪とにより支えられた車体
に、アスフアルト合材を敷設する敷設機構を備え
たアスフアルトフイニツシヤにおいて、 左右の前輪に個々に取り付けられ、液圧モータ
を駆動源とする前輪用駆動機構と、 後輪に取り付けられ、液圧モータを駆動源とす
る減速機付き後輪用駆動機構と、 ポンプから圧送される作動液を前輪用駆動機構
の液圧モータよりも後輪用駆動機構の液圧モータ
に多く供給する分流器と、 ポンプから圧送される作動液を分流器を介して
上記前輪用駆動機構の液圧モータ及び後輪用駆動
機構の液圧モータに供給する状態と、ポンプから
圧送される作動液を分流器に供給することなく後
輪用駆動機構の液圧モータに供給する状態とに切
り換え可能な駆動切換弁と、 を備え、アスフアルト合材を敷設する作業時には
前輪及び後輪を駆動して緩速で走行し、非作業時
には後輪のみを駆動して作業時よりも高速で走行
可能にしたことを特徴とするアスフアルトフイニ
ツシヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15323884A JPS6131506A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | アスフアルトフイニツシヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15323884A JPS6131506A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | アスフアルトフイニツシヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6131506A JPS6131506A (ja) | 1986-02-14 |
| JPH0154483B2 true JPH0154483B2 (ja) | 1989-11-20 |
Family
ID=15558073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15323884A Granted JPS6131506A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | アスフアルトフイニツシヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6131506A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH045546Y2 (ja) * | 1987-12-18 | 1992-02-17 | ||
| JPH0634405Y2 (ja) * | 1988-05-30 | 1994-09-07 | 株式会社新潟鐵工所 | 舗装車両の駆動装置 |
| JPH0211814U (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-25 | ||
| JP4688828B2 (ja) * | 2007-02-20 | 2011-05-25 | 住友建機株式会社 | 舗装機械 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5848697A (ja) * | 1981-09-18 | 1983-03-22 | Kansai Paint Co Ltd | カチオン電着塗装装置の腐食防止方法 |
| JPS59153238A (ja) * | 1983-02-21 | 1984-09-01 | Nec Corp | 音声入出力システム |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP15323884A patent/JPS6131506A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6131506A (ja) | 1986-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |