JPH0156022B2 - - Google Patents
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- JPH0156022B2 JPH0156022B2 JP56045497A JP4549781A JPH0156022B2 JP H0156022 B2 JPH0156022 B2 JP H0156022B2 JP 56045497 A JP56045497 A JP 56045497A JP 4549781 A JP4549781 A JP 4549781A JP H0156022 B2 JPH0156022 B2 JP H0156022B2
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- JP
- Japan
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- elastic
- track
- grounding body
- shoe
- base
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/08—Endless track units; Parts thereof
- B62D55/18—Tracks
- B62D55/26—Ground engaging parts or elements
- B62D55/28—Ground engaging parts or elements detachable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
この発明は、舗装路走行が可能な履帯式トラク
タの弾性履板の改良に関する。
タの弾性履板の改良に関する。
通常、履板全体が金属製の履帯式トラクタは舗
装路走行ができないため、例えば舗装路を横断す
るだけのトラクタの移動にも種々の困難をきた
す。 そこで、履帯式トラクタの舗装路走行が可能な
ように舗装路面の保護と騒音減少を意図して弾性
をもたせた履板は、従来から種々の構成のものが
提供されている。 その大概の履板は、路面接触側をゴムまたは合
成樹脂等の硬質弾性材で形成した所謂弾性接地体
とし、該接地体そのものを単純な金属製履板本体
の表面に溶着またはボルト締めするか、或いは接
地体基部を履板本体に単に蟻継ぎしているにすぎ
ない。 このため、いずれの従来構造の履板も弾性履板
として未だ充分に満足し得るものではない。 即ち、従来の弾性履板において、履板本体の表
面に溶着(焼付け)された弾性接地体は、その焼
付け面に過大な集中応力が発生し、それに起因し
た強度的欠陥が生じ易く、かつ摩耗劣化等による
機能損失時の度に履板本体ごと新たなものと取換
えねばならず、このため、コスト的にも不利であ
るなど種々の問題がある。 これに比してボルト締めされた弾性接地体の場
合、それ自体の互換性は有するが、該接地体の接
着部および締付ボルトに過大な集中応力が発生す
ることには変りがなく、従つて、それに起因した
強度的欠陥を避けられないという問題が残る。 かかる弾性履板は寿命延長を目的として弾性接
地体の高さ(履板高)を高くすると、該接地体に
座屈、変形、欠損等が生じ易くなつて上記目的が
達成できなくなる。 このことは履帯式トラクタの牽引力の点におい
ても同じである。 即ち、弾性履板は既述の通り舗装路走行、騒音
対策を目的とするため、この場合に限つては大き
な牽引力は不要である。 しかしながら、本来履帯式トラクタは主に排土
作業を目的とするために大きな牽引力を必要とす
る。 該牽引力を一層大きくするには履板高のアツプ
が有効であるが、そのアツプを図つた弾性履板の
場合は上記寿命延長を目的とした場合と同じ問題
が生じる。 また、既存の弾性履板において、接地体支持板
だけで荷重を受けるようにした場合、該支持板は
板厚、硬度、材質等を相当にアツプしなければな
らないなど、かなりの強度が必要である。 その点、接地体基部を履板本体に蟻継ぎした弾
性履板は、弾性接地体自身の高さをそれほど高く
しなくても履板の全体の高さを高くできるため、
弾性接地体の寿命延長および牽引力の増大等を図
ることができ、かつ接地体支持板を必要としない
などの利点がある。 しかしながら、従来の蟻継ぎ履板では、単に弾
性接地体の基部を履板本体の蟻溝に嵌込み係合さ
せているにすぎない。 このため、弾性接地体に大きな牽引力や偏荷重
等が作用した場合など、該接地体が履板本体から
抜ける惧れがある。 また、その抜けは、弾性接地体の著しい劣化促
進や該接地体基部の弾性変形等によつても発生
し、要するに該接地体基部の強度的欠陥に起因す
るところが大きい。 また、例えば実公昭41―7800号のボードの連結
構造や特公昭48―245号の物体の接続方法におい
ては、溝内に嵌合させた部材の抜け出しを防止す
るために芯金の楔作用を利用する構成が開示され
ている。 しかしながら、上記連結構成は、単に物体を接
続する構成に過ぎず、履板構造特有の問題点につ
いては何等配慮されていない。 即ち、履板の場合は、負荷のかかる弾性接地体
の強度を高めると共に、連結部分を介して履板本
体へ応力の分散を図る構成が必要である。
装路走行ができないため、例えば舗装路を横断す
るだけのトラクタの移動にも種々の困難をきた
す。 そこで、履帯式トラクタの舗装路走行が可能な
ように舗装路面の保護と騒音減少を意図して弾性
をもたせた履板は、従来から種々の構成のものが
提供されている。 その大概の履板は、路面接触側をゴムまたは合
成樹脂等の硬質弾性材で形成した所謂弾性接地体
とし、該接地体そのものを単純な金属製履板本体
の表面に溶着またはボルト締めするか、或いは接
地体基部を履板本体に単に蟻継ぎしているにすぎ
ない。 このため、いずれの従来構造の履板も弾性履板
として未だ充分に満足し得るものではない。 即ち、従来の弾性履板において、履板本体の表
面に溶着(焼付け)された弾性接地体は、その焼
付け面に過大な集中応力が発生し、それに起因し
た強度的欠陥が生じ易く、かつ摩耗劣化等による
機能損失時の度に履板本体ごと新たなものと取換
えねばならず、このため、コスト的にも不利であ
るなど種々の問題がある。 これに比してボルト締めされた弾性接地体の場
合、それ自体の互換性は有するが、該接地体の接
着部および締付ボルトに過大な集中応力が発生す
ることには変りがなく、従つて、それに起因した
強度的欠陥を避けられないという問題が残る。 かかる弾性履板は寿命延長を目的として弾性接
地体の高さ(履板高)を高くすると、該接地体に
座屈、変形、欠損等が生じ易くなつて上記目的が
達成できなくなる。 このことは履帯式トラクタの牽引力の点におい
ても同じである。 即ち、弾性履板は既述の通り舗装路走行、騒音
対策を目的とするため、この場合に限つては大き
な牽引力は不要である。 しかしながら、本来履帯式トラクタは主に排土
作業を目的とするために大きな牽引力を必要とす
る。 該牽引力を一層大きくするには履板高のアツプ
が有効であるが、そのアツプを図つた弾性履板の
場合は上記寿命延長を目的とした場合と同じ問題
が生じる。 また、既存の弾性履板において、接地体支持板
だけで荷重を受けるようにした場合、該支持板は
板厚、硬度、材質等を相当にアツプしなければな
らないなど、かなりの強度が必要である。 その点、接地体基部を履板本体に蟻継ぎした弾
性履板は、弾性接地体自身の高さをそれほど高く
しなくても履板の全体の高さを高くできるため、
弾性接地体の寿命延長および牽引力の増大等を図
ることができ、かつ接地体支持板を必要としない
などの利点がある。 しかしながら、従来の蟻継ぎ履板では、単に弾
性接地体の基部を履板本体の蟻溝に嵌込み係合さ
せているにすぎない。 このため、弾性接地体に大きな牽引力や偏荷重
等が作用した場合など、該接地体が履板本体から
抜ける惧れがある。 また、その抜けは、弾性接地体の著しい劣化促
進や該接地体基部の弾性変形等によつても発生
し、要するに該接地体基部の強度的欠陥に起因す
るところが大きい。 また、例えば実公昭41―7800号のボードの連結
構造や特公昭48―245号の物体の接続方法におい
ては、溝内に嵌合させた部材の抜け出しを防止す
るために芯金の楔作用を利用する構成が開示され
ている。 しかしながら、上記連結構成は、単に物体を接
続する構成に過ぎず、履板構造特有の問題点につ
いては何等配慮されていない。 即ち、履板の場合は、負荷のかかる弾性接地体
の強度を高めると共に、連結部分を介して履板本
体へ応力の分散を図る構成が必要である。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものでそ
の主たる課題は、蟻継溝成により弾性接地体と履
板本体とを連結する際に、弾性接地体の基部の挿
入を容易にすると共に、基部の貫通孔に芯金を挿
入して基部を拡大し楔着力を高め、また履板の進
行時その前後方向に荷重がかかつた場合にも基部
の損傷を防いで強固に連結しうる弾性履板を提供
するにある。
の主たる課題は、蟻継溝成により弾性接地体と履
板本体とを連結する際に、弾性接地体の基部の挿
入を容易にすると共に、基部の貫通孔に芯金を挿
入して基部を拡大し楔着力を高め、また履板の進
行時その前後方向に荷重がかかつた場合にも基部
の損傷を防いで強固に連結しうる弾性履板を提供
するにある。
上記課題を解決するために、この発明では、
金属製の履板本体に形成された蟻溝状の接地体
取付溝に、硬質弾性材からなる弾性接地体の基部
を嵌んでなる弾性履板において、 (a) 履板本体の接地体取付溝が上縁部を幅広に湾
曲隆起する蟻溝からなつている、 (b) 弾性接地体の基部に長手方向に貫通する貫通
孔を設ける、 (c) 該貫通孔に線材状の芯金を一連に挿入して、
弾性接地体の基部を接地体取付溝に楔着する、 という技術的手段を講じている。
取付溝に、硬質弾性材からなる弾性接地体の基部
を嵌んでなる弾性履板において、 (a) 履板本体の接地体取付溝が上縁部を幅広に湾
曲隆起する蟻溝からなつている、 (b) 弾性接地体の基部に長手方向に貫通する貫通
孔を設ける、 (c) 該貫通孔に線材状の芯金を一連に挿入して、
弾性接地体の基部を接地体取付溝に楔着する、 という技術的手段を講じている。
そこで、弾性接地体の基部を縮小方向に撓ませ
ながら接地体取付溝に挿入し、更に基部の貫通孔
に芯金を挿入して基部を膨張拡大させて蟻溝での
楔着力を高める。 また接地体取付溝の上縁部は彎曲隆起している
ので、履板の進行時にその前後方向に荷重がかか
り弾性接地体の基部と衝合しても損傷させず、ま
た上記基部は芯金により連結位置に強力に保持さ
れる。
ながら接地体取付溝に挿入し、更に基部の貫通孔
に芯金を挿入して基部を膨張拡大させて蟻溝での
楔着力を高める。 また接地体取付溝の上縁部は彎曲隆起している
ので、履板の進行時にその前後方向に荷重がかか
り弾性接地体の基部と衝合しても損傷させず、ま
た上記基部は芯金により連結位置に強力に保持さ
れる。
以下にこの発明の弾性履板の好適実施例を図面
を参照しながら説明する。 第1図に示す第1実施例の弾性履板1は、全体
の形状構成を特許第783286号に記載のものと同一
にしてある。 即ち、該弾性履板1は断面路三角形状をなして
前方と後方の傾斜面2と3、および両側の傾斜面
4と5を有している。 前方と後方の傾斜面2と3は、弾性履板1の前
縁6と後端7とからそれぞれ発して共通頂部8に
向つて集まつている。 両側の傾斜面4,5は、弾性履板1の長手方向
両端11,12からそれぞれ発して共通頂部8の
外端9,10に集まつている。 従つて、弾性履板1の接地面は各傾斜面2〜5
と共通頂部8とから形成される。 共通頂部8は、弾性履板1の両側傾斜面4,5
間で該弾性履板の前方と後方に延びる弓形状をな
している。 該弓形頂部8は、その外端9,10の部分が弾
性履板前部に、且つ中央部分13が弾性履板後部
にそれぞれ配置されている。 以上の形状構成がとられた図示の弾性履板1
は、鋼製乃至鋳鋼製等の所謂金属製の履板本体1
aと、これに取着される着脱可能な弾性接地体1
bとからなつている。 第1図、第2図の履板本体1aは、接地面側が
開口して長手方向中央部に沿う一条の接地体取付
溝14を有している。 該取付溝14は断面円弧状の蟻溝からなつてお
り、その接地面側開口面部は漸次幅広くなるよう
彎曲面状に形成されて幅広に隆起する壁面を形成
している。 一方、弾性接地体1bはゴムまたは合成樹脂等
の硬質弾性材で一体形成され、上記取付溝14に
嵌脱可能に嵌込み整合される係合用基部15を裏
面中央部に長手方向に沿つて有している。 従つて、該基部15は取付溝14と同じ断面円
弧状をなした一条の係合突状からなつている。 かかる基部15の中心部には、線状またはコイ
ルスプリング状の鋼材芯金のごとき芯金16を挿
入するための貫通孔17が設けられている。 そして、上記構成の弾性接地体1bは以下の要
領で履板本体1aに装着される。 まず、弾性接地体1bの基部15を履板本体の
接地体取付溝14に上から押し込み嵌入させる。 これによつて、上記基部15は取付溝14に先
ず蟻継ぎされる。 この状態で、該基部の貫通孔17に対し更に芯
金16が圧入される。 このように、弾性接地体1bの基部15が金属
製履板本体1aの接地体取付溝14に蟻継ぎされ
たうえ、上記基部15が芯金16で更に補剛され
ることにより、該基部15は重荷重にも充分対応
する大きな強度をもつて取付溝14に竪固に楔着
される。 このため、弾性接地体1bが大きな牽引力や偏
荷重等に起因して履板本体1aから抜けるような
惧れはなくなる。 また履板の進行時にその前後方向に荷重がかか
つても基部15は上記芯金16と共に受けられ、
撓んでも元に復帰するので、容易に基部15が取
付溝14から外れる惧れがない。 第3図に示す第2実施例の弾性履板1では、そ
の履板本体1aが接地面側長手方向に沿つて適当
な間隔で並行する二条の接地体取付溝14a,1
4bを有している。 これらの取付溝14a,14bは、第1図およ
び第2図の場合の取付溝14と同一断面形状の蟻
溝からなつている。 そして、この場合の履板本体1aは、両取付溝
14a,14b間で隆起する幅広な腹部1a′を有
している。 一方、この場合の弾性接地体1bは、上記取付
溝14a,14bと同一断面形状をなして、それ
らの溝内に嵌込み整合される二条の係合基部15
a,15bを裏面両側部に有している。 該基部15a,15bのそれぞれが貫通孔17
a,17bを個々に有し、これらの貫通孔に芯金
16a,16bが圧入されるようになつているこ
とは前記実施例の場合と同じである。 かかる弾性接地体1bの裏面部には、履板本体
1aの腹部1a′に嵌込み整合される蟻溝1b′が両
側基部15a,15b間に形成される。 もつて、第3図の弾性履板の場合、弾性接地体
1bの両側基部15a,15bが履板本体1aの
取付溝14a,14bにそれぞれ蟻継ぎされ、か
つ芯金16a,16bによつて楔着されたうえ、
上記両側基部15a,15b間の蟻溝1b′と履板
本体の腹部1a′とが更に蟻継ぎされた状態となる
ので、この場合の弾性接地体1bは履板本体1a
に対し一層竪固に装着される。 また、上記各実施例の弾性履板1は、全体の形
状構成を特許第283286号に記載のものと同一にし
たことによつて、弾性履板上のトラクタの単位荷
重を減少でき、前進時の牽引力が大ききくなると
共に、横すべりが起き難く、また付着土が落ち易
く、動揺のない安定した接地が可能になるなど、
多くの効果を併せ奏することができる。 なお、第1図中の符号21および22は弾性履
板1と図示省略のトラツクリンクとをボルト締め
するためのボルト孔で、履板傾斜面2の下部に位
置するボルト孔21は履板本体1aに、かつ上部
に位置するボルト孔22は少なくともボルト頭部
収納孔部が履板本体1aと弾性接地体1bの両者
に跨つてそれぞれ設けられている。 なお、各実施例の履板本体1aには、弾性接地
体1bのスライド移動を防止するためのサイドプ
レートを両端部にボルト等で着脱自在に取着する
ようにしてもよい。
を参照しながら説明する。 第1図に示す第1実施例の弾性履板1は、全体
の形状構成を特許第783286号に記載のものと同一
にしてある。 即ち、該弾性履板1は断面路三角形状をなして
前方と後方の傾斜面2と3、および両側の傾斜面
4と5を有している。 前方と後方の傾斜面2と3は、弾性履板1の前
縁6と後端7とからそれぞれ発して共通頂部8に
向つて集まつている。 両側の傾斜面4,5は、弾性履板1の長手方向
両端11,12からそれぞれ発して共通頂部8の
外端9,10に集まつている。 従つて、弾性履板1の接地面は各傾斜面2〜5
と共通頂部8とから形成される。 共通頂部8は、弾性履板1の両側傾斜面4,5
間で該弾性履板の前方と後方に延びる弓形状をな
している。 該弓形頂部8は、その外端9,10の部分が弾
性履板前部に、且つ中央部分13が弾性履板後部
にそれぞれ配置されている。 以上の形状構成がとられた図示の弾性履板1
は、鋼製乃至鋳鋼製等の所謂金属製の履板本体1
aと、これに取着される着脱可能な弾性接地体1
bとからなつている。 第1図、第2図の履板本体1aは、接地面側が
開口して長手方向中央部に沿う一条の接地体取付
溝14を有している。 該取付溝14は断面円弧状の蟻溝からなつてお
り、その接地面側開口面部は漸次幅広くなるよう
彎曲面状に形成されて幅広に隆起する壁面を形成
している。 一方、弾性接地体1bはゴムまたは合成樹脂等
の硬質弾性材で一体形成され、上記取付溝14に
嵌脱可能に嵌込み整合される係合用基部15を裏
面中央部に長手方向に沿つて有している。 従つて、該基部15は取付溝14と同じ断面円
弧状をなした一条の係合突状からなつている。 かかる基部15の中心部には、線状またはコイ
ルスプリング状の鋼材芯金のごとき芯金16を挿
入するための貫通孔17が設けられている。 そして、上記構成の弾性接地体1bは以下の要
領で履板本体1aに装着される。 まず、弾性接地体1bの基部15を履板本体の
接地体取付溝14に上から押し込み嵌入させる。 これによつて、上記基部15は取付溝14に先
ず蟻継ぎされる。 この状態で、該基部の貫通孔17に対し更に芯
金16が圧入される。 このように、弾性接地体1bの基部15が金属
製履板本体1aの接地体取付溝14に蟻継ぎされ
たうえ、上記基部15が芯金16で更に補剛され
ることにより、該基部15は重荷重にも充分対応
する大きな強度をもつて取付溝14に竪固に楔着
される。 このため、弾性接地体1bが大きな牽引力や偏
荷重等に起因して履板本体1aから抜けるような
惧れはなくなる。 また履板の進行時にその前後方向に荷重がかか
つても基部15は上記芯金16と共に受けられ、
撓んでも元に復帰するので、容易に基部15が取
付溝14から外れる惧れがない。 第3図に示す第2実施例の弾性履板1では、そ
の履板本体1aが接地面側長手方向に沿つて適当
な間隔で並行する二条の接地体取付溝14a,1
4bを有している。 これらの取付溝14a,14bは、第1図およ
び第2図の場合の取付溝14と同一断面形状の蟻
溝からなつている。 そして、この場合の履板本体1aは、両取付溝
14a,14b間で隆起する幅広な腹部1a′を有
している。 一方、この場合の弾性接地体1bは、上記取付
溝14a,14bと同一断面形状をなして、それ
らの溝内に嵌込み整合される二条の係合基部15
a,15bを裏面両側部に有している。 該基部15a,15bのそれぞれが貫通孔17
a,17bを個々に有し、これらの貫通孔に芯金
16a,16bが圧入されるようになつているこ
とは前記実施例の場合と同じである。 かかる弾性接地体1bの裏面部には、履板本体
1aの腹部1a′に嵌込み整合される蟻溝1b′が両
側基部15a,15b間に形成される。 もつて、第3図の弾性履板の場合、弾性接地体
1bの両側基部15a,15bが履板本体1aの
取付溝14a,14bにそれぞれ蟻継ぎされ、か
つ芯金16a,16bによつて楔着されたうえ、
上記両側基部15a,15b間の蟻溝1b′と履板
本体の腹部1a′とが更に蟻継ぎされた状態となる
ので、この場合の弾性接地体1bは履板本体1a
に対し一層竪固に装着される。 また、上記各実施例の弾性履板1は、全体の形
状構成を特許第283286号に記載のものと同一にし
たことによつて、弾性履板上のトラクタの単位荷
重を減少でき、前進時の牽引力が大ききくなると
共に、横すべりが起き難く、また付着土が落ち易
く、動揺のない安定した接地が可能になるなど、
多くの効果を併せ奏することができる。 なお、第1図中の符号21および22は弾性履
板1と図示省略のトラツクリンクとをボルト締め
するためのボルト孔で、履板傾斜面2の下部に位
置するボルト孔21は履板本体1aに、かつ上部
に位置するボルト孔22は少なくともボルト頭部
収納孔部が履板本体1aと弾性接地体1bの両者
に跨つてそれぞれ設けられている。 なお、各実施例の履板本体1aには、弾性接地
体1bのスライド移動を防止するためのサイドプ
レートを両端部にボルト等で着脱自在に取着する
ようにしてもよい。
上記の構成からなつているので、この発明の弾
性履板では、弾性接地体の連結側と接触する蟻溝
の上縁部を幅広に彎曲隆起することにより、弾性
接地体の基部を挿入しやすく、また履板の進行時
にその前後方向に荷重がかかつても上記上縁部と
弾性接地体の接触面積を広げ、弾性接地体の基部
に大きな負荷が集中することを避けている。 これにより弾性接地体にかかる負荷は、その大
部分が上記幅広の彎曲部分に分散され、基部に集
中することができないので、弾性接地体の強度が
高まり、牽引作業時に使用することができる。 また弾性接地体を可及的に小型化しうるのでコ
ストダウンを図れる。 更に、弾性接地体の基部はその素材の弾性力と
芯金による補強とによつて強力に履板本体の接地
体取付溝に連結することができ、弾性接地体を過
酷な引張荷重や曲げ荷重等に充分対抗させること
ができるようになる。 このため、弾性接地体の寿命延長が図れると共
に、湿地帯等でのトラクタ走行に際して充分な牽
引力を得ることができる。 また弾性接地体の基部に挿脱可能に芯金を嵌挿
しているから、弾性接地体を履板本体から着脱す
ることも容易に行なうことができる。
性履板では、弾性接地体の連結側と接触する蟻溝
の上縁部を幅広に彎曲隆起することにより、弾性
接地体の基部を挿入しやすく、また履板の進行時
にその前後方向に荷重がかかつても上記上縁部と
弾性接地体の接触面積を広げ、弾性接地体の基部
に大きな負荷が集中することを避けている。 これにより弾性接地体にかかる負荷は、その大
部分が上記幅広の彎曲部分に分散され、基部に集
中することができないので、弾性接地体の強度が
高まり、牽引作業時に使用することができる。 また弾性接地体を可及的に小型化しうるのでコ
ストダウンを図れる。 更に、弾性接地体の基部はその素材の弾性力と
芯金による補強とによつて強力に履板本体の接地
体取付溝に連結することができ、弾性接地体を過
酷な引張荷重や曲げ荷重等に充分対抗させること
ができるようになる。 このため、弾性接地体の寿命延長が図れると共
に、湿地帯等でのトラクタ走行に際して充分な牽
引力を得ることができる。 また弾性接地体の基部に挿脱可能に芯金を嵌挿
しているから、弾性接地体を履板本体から着脱す
ることも容易に行なうことができる。
第1図はこの発明の第一実施例に係わる弾性履
板の斜視図、第2図は第1図の―線に沿う断
面図、第3図はこの発明の第二実施例に係わる弾
性履板の断面図である。 1…弾性履板、1a…履板本体、1b…弾性接
地体、14…第1実施例の接地体取付溝、14
a,14b…第2実施例の接地体取付溝、15…
第1実施例の接地体基部、15a,15b…第2
実施例の接地体基部、16…第1実施例の芯金、
16a,16b…第2実施例の芯金。
板の斜視図、第2図は第1図の―線に沿う断
面図、第3図はこの発明の第二実施例に係わる弾
性履板の断面図である。 1…弾性履板、1a…履板本体、1b…弾性接
地体、14…第1実施例の接地体取付溝、14
a,14b…第2実施例の接地体取付溝、15…
第1実施例の接地体基部、15a,15b…第2
実施例の接地体基部、16…第1実施例の芯金、
16a,16b…第2実施例の芯金。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属製の履板本体に形成された蟻溝状の接地
体取付溝に、硬質弾性材からなる弾性接地体の基
部を嵌込んでなる弾性履板において、 履板本体の接地体取付溝が上縁部を幅広に湾曲
隆起する蟻溝からなつており、 弾性接地体の基部を長手方向に貫通する貫通孔
に線材状の芯金を一連に挿入して、弾性接地体の
基部を接地体取付溝に楔着したことを特徴とする
弾性履板。 2 履板本体の前端と後端とからそれぞれ発して
弾性接地体の頂部に向かつて集まる前方と後方の
両傾斜面を備えた接地面を有し、その頂部が履板
長手方向の両端間で履板の前方及び後方に延びる
弓形をなし、該弓形頂部の外端部分が履板前部に
且つ中央部分が履板後部にそれぞれ配置された断
面略三角形状に形成されていることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の弾性履板。 3 接地体取付溝は、履帯本体の長手方向に沿つ
て平行する二条の蟻溝からなつていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の弾性履板。 4 芯金がコイルスプリングからなつていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の弾性履
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4549781A JPS57160777A (en) | 1981-03-30 | 1981-03-30 | Elastic caterpillar |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4549781A JPS57160777A (en) | 1981-03-30 | 1981-03-30 | Elastic caterpillar |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57160777A JPS57160777A (en) | 1982-10-04 |
| JPH0156022B2 true JPH0156022B2 (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=12721031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4549781A Granted JPS57160777A (en) | 1981-03-30 | 1981-03-30 | Elastic caterpillar |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57160777A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5272240U (ja) * | 1975-11-26 | 1977-05-30 |
-
1981
- 1981-03-30 JP JP4549781A patent/JPS57160777A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57160777A (en) | 1982-10-04 |
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