JPH0156246B2 - - Google Patents
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- JPH0156246B2 JPH0156246B2 JP6712885A JP6712885A JPH0156246B2 JP H0156246 B2 JPH0156246 B2 JP H0156246B2 JP 6712885 A JP6712885 A JP 6712885A JP 6712885 A JP6712885 A JP 6712885A JP H0156246 B2 JPH0156246 B2 JP H0156246B2
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 58
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、内燃機関の高負荷運転時及び低負荷
運転時にそれぞれ対応させて吸気弁、排気弁の開
閉時期を調整する吸排気時期調整装置に関する。
運転時にそれぞれ対応させて吸気弁、排気弁の開
閉時期を調整する吸排気時期調整装置に関する。
「従来の技術」
内燃機関に設けられた吸気弁、排気弁の開き角
度及び開閉時期は、ある範囲内でその出力、回転
数に応じた最適な状態に設定されているが、高負
荷運転時、機関出力の増大に伴つて高過給化する
のに従い、爆発圧力を抑制するために有効圧縮比
を低くとると共に、掃気効果を高めて熱負荷を抑
えるために、吸気弁と排気弁とが同時に開いてい
る時期(オーバーラツプ期間)を大きくとる必要
がある。逆に無過給に近い低負荷運転時には有効
圧縮比を高くして、爆発圧力を高め、膨張圧力を
十分に利用するため、上記オーバラツプ期間を短
かくする必要がある。従つて、高負荷時に最良の
性能を発揮するように弁開閉時期を設定した内燃
機関においては、低負荷運転時に圧縮比不足によ
る燃焼不良を生じたり、またオーバーラツプ期間
の過大により排ガスが燃焼室内及び吸気側に逆流
して種々の問題を生じていた。
度及び開閉時期は、ある範囲内でその出力、回転
数に応じた最適な状態に設定されているが、高負
荷運転時、機関出力の増大に伴つて高過給化する
のに従い、爆発圧力を抑制するために有効圧縮比
を低くとると共に、掃気効果を高めて熱負荷を抑
えるために、吸気弁と排気弁とが同時に開いてい
る時期(オーバーラツプ期間)を大きくとる必要
がある。逆に無過給に近い低負荷運転時には有効
圧縮比を高くして、爆発圧力を高め、膨張圧力を
十分に利用するため、上記オーバラツプ期間を短
かくする必要がある。従つて、高負荷時に最良の
性能を発揮するように弁開閉時期を設定した内燃
機関においては、低負荷運転時に圧縮比不足によ
る燃焼不良を生じたり、またオーバーラツプ期間
の過大により排ガスが燃焼室内及び吸気側に逆流
して種々の問題を生じていた。
そこで、低負荷運転時に生じる問題を解消する
ために、弁開閉時期を高負荷運転及び低負荷運転
に適するように切換えて運転することが考えられ
た。例えば、第7図に示すように、第1リンク1
に2個のローラ2,3が回転自在に設けられ、該
各ローラ2,3がカム4とタペツト5との間に介
在せしめられると共に、上記第1リンク1が第2
ローラ3のローラ軸を介して第2リンク6の先端
に揺動自在に止着され、かつ第2リンク6の後端
が枢軸7にて揺動レバー8の下端に止着されてい
る一方、中間点9において揺動自在に支持された
揺動レバー8の上端がシリンダ10のピストンロ
ツド11に連結され、また上記第1リンク1の後
端部が第2リンク6の中間部に形成した鉤状のス
トツパ12内に挿入され、さらに第1リンク1の
後端部と第2リンク6との間にスプリング13が
圧縮間在されている動弁装置が知られている(特
公昭56−42725号公報参照)。この動弁装置にあつ
ては、高負荷時に、上記2つのローラ2,3とカ
ム4とタペツト5との間に介在させることによ
り、タペツト5がカム4の回転に伴つて、第2ロ
ーラ3にて上昇させられ、第1ローラ2にて下降
させられることになり、弁の開き角度(作動範
囲)が広くなる一方、低負荷時に、シリンダ10
のピストンロツド11を縮めて、第2ローラ3の
みをカム4とタペツト5との間に介在させること
により、タペツト5が第2ローラ3にて昇降させ
られることになり、弁の開き角度が狭まり、弁の
開き始めが遅れ、かつ弁の閉じ終りが早くなるこ
とになる。
ために、弁開閉時期を高負荷運転及び低負荷運転
に適するように切換えて運転することが考えられ
た。例えば、第7図に示すように、第1リンク1
に2個のローラ2,3が回転自在に設けられ、該
各ローラ2,3がカム4とタペツト5との間に介
在せしめられると共に、上記第1リンク1が第2
ローラ3のローラ軸を介して第2リンク6の先端
に揺動自在に止着され、かつ第2リンク6の後端
が枢軸7にて揺動レバー8の下端に止着されてい
る一方、中間点9において揺動自在に支持された
揺動レバー8の上端がシリンダ10のピストンロ
ツド11に連結され、また上記第1リンク1の後
端部が第2リンク6の中間部に形成した鉤状のス
トツパ12内に挿入され、さらに第1リンク1の
後端部と第2リンク6との間にスプリング13が
圧縮間在されている動弁装置が知られている(特
公昭56−42725号公報参照)。この動弁装置にあつ
ては、高負荷時に、上記2つのローラ2,3とカ
ム4とタペツト5との間に介在させることによ
り、タペツト5がカム4の回転に伴つて、第2ロ
ーラ3にて上昇させられ、第1ローラ2にて下降
させられることになり、弁の開き角度(作動範
囲)が広くなる一方、低負荷時に、シリンダ10
のピストンロツド11を縮めて、第2ローラ3の
みをカム4とタペツト5との間に介在させること
により、タペツト5が第2ローラ3にて昇降させ
られることになり、弁の開き角度が狭まり、弁の
開き始めが遅れ、かつ弁の閉じ終りが早くなるこ
とになる。
「発明が解決しようとする問題点」
しかしながら、上記従来の動弁装置にあつて
は、カム4とタペツト5との間に介在させるロー
ラの数を切換えるために、各リンク1,6、揺動
レバー8、シリンダ10、ストツパ12、スプリ
ング13等が必要であり、構造が複雑となり、製
作組立が難しいという問題がある。また、2つの
ローラ2,3とタペツト5の下端曲面との接触位
置合せが難しく、特に低負荷運転と高負荷運転と
の切換え時の各ローラ2,3とタペツト5との移
行が円滑に行なわれにくいという問題がある。
は、カム4とタペツト5との間に介在させるロー
ラの数を切換えるために、各リンク1,6、揺動
レバー8、シリンダ10、ストツパ12、スプリ
ング13等が必要であり、構造が複雑となり、製
作組立が難しいという問題がある。また、2つの
ローラ2,3とタペツト5の下端曲面との接触位
置合せが難しく、特に低負荷運転と高負荷運転と
の切換え時の各ローラ2,3とタペツト5との移
行が円滑に行なわれにくいという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、構造が簡単で、円滑に
かつ確実に高負荷運転時と低負荷運転時における
吸気弁及び排気弁の開閉時期を変更することがで
きて、各弁間のオーバーラツプ期間を容易に切換
えることができる内燃機関の吸排気時期調整装置
を提供することにある。
その目的とするところは、構造が簡単で、円滑に
かつ確実に高負荷運転時と低負荷運転時における
吸気弁及び排気弁の開閉時期を変更することがで
きて、各弁間のオーバーラツプ期間を容易に切換
えることができる内燃機関の吸排気時期調整装置
を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」
上記目的を達成するために、本発明は、カム軸
に、吸気弁あるいは排気弁を開閉するための弁駆
動カムと該弁の開閉時期を調整するための時期調
整カムとをそれぞれ設け、弁駆動カムの動きを上
記弁側に伝達する揺動アームを調整リンクに回転
自在に設け、かつ調整リンクを支持軸に回転自在
に設けると共に、該支持軸に、上記調整リンクを
時期調整カムに接触させる軸移動機構を設けたも
のである。
に、吸気弁あるいは排気弁を開閉するための弁駆
動カムと該弁の開閉時期を調整するための時期調
整カムとをそれぞれ設け、弁駆動カムの動きを上
記弁側に伝達する揺動アームを調整リンクに回転
自在に設け、かつ調整リンクを支持軸に回転自在
に設けると共に、該支持軸に、上記調整リンクを
時期調整カムに接触させる軸移動機構を設けたも
のである。
「作用」
本発明の吸排気時期調整装置にあつては、軸移
動機構によつて支持軸を移動させて、支持軸に回
転自在に設けられた調整リンクを時期調整カムに
接触させ、あるいは時期調整カムとの接触を解除
し、調整リンクに回転自在に設けられた揺動アー
ムと弁駆動カムとの接触状態を変化させて、吸気
弁あるいは排気弁の開閉時期を切換える。
動機構によつて支持軸を移動させて、支持軸に回
転自在に設けられた調整リンクを時期調整カムに
接触させ、あるいは時期調整カムとの接触を解除
し、調整リンクに回転自在に設けられた揺動アー
ムと弁駆動カムとの接触状態を変化させて、吸気
弁あるいは排気弁の開閉時期を切換える。
「実施例」
以下、第1図ないし第6図に基づいて、本発明
の一実施例を説明する。
の一実施例を説明する。
図中20は、カム軸であり、このカム軸20に
は、吸気弁あるいは排気弁を開閉するための弁駆
動カム21と該弁の開閉時期を調整するための時
期調整カム22とがカム軸20の軸線に沿つて、
それぞれ、装着されている。そして、上記弁駆動
カム21の上方には、揺動アーム23が、その先
端下部にピン24により回転自在に支持された第
1ローラ25を弁駆動カム21に接触させて配設
されている。また、この揺動アーム23の先端上
部に形成された凹部23aには、上記弁にロツカ
ーアームを介して弁駆動カム21の動きを伝達す
るプツシユロツド26の下端部が嵌め込まれてい
る。そして、上記揺動アーム23は、その基端部
を調整リンク27の一端側の二股に分岐した分岐
部27aに嵌入してピン28により回転自在に調
整リンク27に連結されている。さらに、調整リ
ンク27の他端側には、上記時期調整カム22に
対向する位置に、該時期調整カム22に接触して
転動する第2ローラ29がピン30により回転自
在に支持されており、かつ調整リンク27の他端
側の先端部に装着された取付ピン31と固定部材
32との間に、第2ローラ29を上記時期調整カ
ム22側に押し付けるバネ33が連結されてい
る。さらにまた、上記調整リンク27の中間部に
は、支持軸34が回転自在に挿入されており、こ
の支持軸34の端部には、作動軸(軸移動機構)
35が偏心した状態で一体的に連結されている。
そして、上記支持軸34には突起36が形成され
ており、上記調整リンク27の該突起36に対向
する位置に、調整リンク27の回動角を一定範囲
内に制限する円弧状の凹部37が形成されてい
る。
は、吸気弁あるいは排気弁を開閉するための弁駆
動カム21と該弁の開閉時期を調整するための時
期調整カム22とがカム軸20の軸線に沿つて、
それぞれ、装着されている。そして、上記弁駆動
カム21の上方には、揺動アーム23が、その先
端下部にピン24により回転自在に支持された第
1ローラ25を弁駆動カム21に接触させて配設
されている。また、この揺動アーム23の先端上
部に形成された凹部23aには、上記弁にロツカ
ーアームを介して弁駆動カム21の動きを伝達す
るプツシユロツド26の下端部が嵌め込まれてい
る。そして、上記揺動アーム23は、その基端部
を調整リンク27の一端側の二股に分岐した分岐
部27aに嵌入してピン28により回転自在に調
整リンク27に連結されている。さらに、調整リ
ンク27の他端側には、上記時期調整カム22に
対向する位置に、該時期調整カム22に接触して
転動する第2ローラ29がピン30により回転自
在に支持されており、かつ調整リンク27の他端
側の先端部に装着された取付ピン31と固定部材
32との間に、第2ローラ29を上記時期調整カ
ム22側に押し付けるバネ33が連結されてい
る。さらにまた、上記調整リンク27の中間部に
は、支持軸34が回転自在に挿入されており、こ
の支持軸34の端部には、作動軸(軸移動機構)
35が偏心した状態で一体的に連結されている。
そして、上記支持軸34には突起36が形成され
ており、上記調整リンク27の該突起36に対向
する位置に、調整リンク27の回動角を一定範囲
内に制限する円弧状の凹部37が形成されてい
る。
また、上記弁駆動カム21は、例えば、高負荷
運転時の吸気弁あるいは排気弁の弁開き角度(作
動範囲)に合わせてカムの突起部が形成されてい
る一方、上記時期調整カム22は、吸気弁用、排
気弁用がともに、弁開き時期を遅くし、かつ弁閉
じ時期を早めるために、該カム22の弁開き時期
及び弁閉じ時期に上記第2ローラ29に接触する
位置の近傍に、凸部及び凹部をそれぞれ形成する
ようにして低負荷運転時に最適なように設定され
ている。
運転時の吸気弁あるいは排気弁の弁開き角度(作
動範囲)に合わせてカムの突起部が形成されてい
る一方、上記時期調整カム22は、吸気弁用、排
気弁用がともに、弁開き時期を遅くし、かつ弁閉
じ時期を早めるために、該カム22の弁開き時期
及び弁閉じ時期に上記第2ローラ29に接触する
位置の近傍に、凸部及び凹部をそれぞれ形成する
ようにして低負荷運転時に最適なように設定され
ている。
さらに、上記カム軸20には、燃料ポンプ40
を駆動する燃料カム41が装着されており、該燃
料カム41の上方には、燃料アーム42が、その
先端下部にピン43により回転自在に支持された
燃料ローラ44を燃料カム41に接触させて配設
されている。そして、この燃料アーム42の先端
上部に形成された突起部42aが上記燃料ポンプ
40の可動部材45に接触せしめられており、こ
の可動部材45を突起部42aが押し上げること
により、燃料ポンプ40のプランジヤが突き上げ
られ、燃料をシリンダ内へ供給するようになつて
いる。また、上記燃料アーム42は、その基端部
を、く字状の燃料リンク46の一端部にピン47
により回転自在に連結されており、この燃料リン
ク46の中間部には、上記支持軸34が回転自在
に挿着されている。そして、上記燃料リンク46
の他端上部には、固定アーム48にピン49によ
り回動自在に取付けられた支持ローラ50が接触
せしめられており、燃料リンク46の他端下部に
装着された取付ピン51と固定部材52との間
に、該燃料リンク46の他端上部を上記支持ロー
ラ50に押し付けるバネ53が連結されている。
を駆動する燃料カム41が装着されており、該燃
料カム41の上方には、燃料アーム42が、その
先端下部にピン43により回転自在に支持された
燃料ローラ44を燃料カム41に接触させて配設
されている。そして、この燃料アーム42の先端
上部に形成された突起部42aが上記燃料ポンプ
40の可動部材45に接触せしめられており、こ
の可動部材45を突起部42aが押し上げること
により、燃料ポンプ40のプランジヤが突き上げ
られ、燃料をシリンダ内へ供給するようになつて
いる。また、上記燃料アーム42は、その基端部
を、く字状の燃料リンク46の一端部にピン47
により回転自在に連結されており、この燃料リン
ク46の中間部には、上記支持軸34が回転自在
に挿着されている。そして、上記燃料リンク46
の他端上部には、固定アーム48にピン49によ
り回動自在に取付けられた支持ローラ50が接触
せしめられており、燃料リンク46の他端下部に
装着された取付ピン51と固定部材52との間
に、該燃料リンク46の他端上部を上記支持ロー
ラ50に押し付けるバネ53が連結されている。
上記のように構成された吸排気時期調整装置を
備えた内燃機関で高負荷運転を行なう場合には、
第1図において、作動軸35をその軸心Oの回り
にOFF側(時計回り)に回動させる。これによ
り、作動軸35に偏心した状態で連結されている
支持軸34が、該作動軸35の軸心Oを中心にし
て、第2図において時計回りに回動し、支持軸3
4の軸心が高負荷位置O1に達するから、支持軸
34の突起36が調整リンク27の凹部37の一
端側に係止して、調整リンク27の他端側を左方
に移動させる。従つて、調整リンク27の他端側
の第2ローラ29が時期調整カム22から離れ
る。この状態において、カム軸20が第2図に示
すように時計回りに回転すると、カム軸20に装
着した弁駆動カム21の高負荷運転に最適なよう
に設定された凸凹形状に基づいて、揺動アーム2
3がピン28を中心にして上下に回動し、これに
より揺動アーム23の先端上部に嵌合しているプ
ツシユロツド26が上下に移動して、吸気弁A及
び排気弁Eが第6図の実線に示すように所定の時
期に開閉させられる。
備えた内燃機関で高負荷運転を行なう場合には、
第1図において、作動軸35をその軸心Oの回り
にOFF側(時計回り)に回動させる。これによ
り、作動軸35に偏心した状態で連結されている
支持軸34が、該作動軸35の軸心Oを中心にし
て、第2図において時計回りに回動し、支持軸3
4の軸心が高負荷位置O1に達するから、支持軸
34の突起36が調整リンク27の凹部37の一
端側に係止して、調整リンク27の他端側を左方
に移動させる。従つて、調整リンク27の他端側
の第2ローラ29が時期調整カム22から離れ
る。この状態において、カム軸20が第2図に示
すように時計回りに回転すると、カム軸20に装
着した弁駆動カム21の高負荷運転に最適なよう
に設定された凸凹形状に基づいて、揺動アーム2
3がピン28を中心にして上下に回動し、これに
より揺動アーム23の先端上部に嵌合しているプ
ツシユロツド26が上下に移動して、吸気弁A及
び排気弁Eが第6図の実線に示すように所定の時
期に開閉させられる。
また、上記作動軸35をOFF側に回動させる
ことにより、支持軸34が作動軸35の軸心Oを
中心にして、第4図において時計回りに回動し、
支持軸34の軸心が高負荷位置O1に達するから、
支持軸34に装着された燃料リンク46がその他
端部を固定アーム48の支持ローラ50とバネ5
3とで挾持された状態で左方に移動する。従つ
て、燃料リンク46に連結された燃料アーム42
が左方に動くから、燃料アーム42の先端の燃料
ローラ44が燃料カム41の上面に沿つて左方に
移動し、高負荷運転に適した位置に設置される。
この状態において、カム軸20が、第4図に示す
ように時計回りに回転すると、燃料カム41の外
周面に沿つて上記燃料ローラ44が転動して、該
燃料カム41の凸部41aに基づいて、燃料ロー
ラ44が上方に押し上げられることにより、燃料
アーム42がピン47を中心にして上方に回動
し、燃料アーム42の先端上部の突起部42aに
よつて、燃料ポンプ40の可動部材45が突き上
げられる。この結果、燃料ポンプ40のプランジ
ヤが押し上げられて、高負荷運転に適した所定時
期に燃料がシリンダ内に供給される。
ことにより、支持軸34が作動軸35の軸心Oを
中心にして、第4図において時計回りに回動し、
支持軸34の軸心が高負荷位置O1に達するから、
支持軸34に装着された燃料リンク46がその他
端部を固定アーム48の支持ローラ50とバネ5
3とで挾持された状態で左方に移動する。従つ
て、燃料リンク46に連結された燃料アーム42
が左方に動くから、燃料アーム42の先端の燃料
ローラ44が燃料カム41の上面に沿つて左方に
移動し、高負荷運転に適した位置に設置される。
この状態において、カム軸20が、第4図に示す
ように時計回りに回転すると、燃料カム41の外
周面に沿つて上記燃料ローラ44が転動して、該
燃料カム41の凸部41aに基づいて、燃料ロー
ラ44が上方に押し上げられることにより、燃料
アーム42がピン47を中心にして上方に回動
し、燃料アーム42の先端上部の突起部42aに
よつて、燃料ポンプ40の可動部材45が突き上
げられる。この結果、燃料ポンプ40のプランジ
ヤが押し上げられて、高負荷運転に適した所定時
期に燃料がシリンダ内に供給される。
次に、低負荷運転を行なう場合には、第1図に
おいて、作動軸35をON側(反時計回り)に回
動させることにより、作動軸35に偏心した状態
で連結されている支持軸34が、該作動軸35の
軸心Oを中心にして、第3図において、反時計回
りに回動し、支持軸34の軸心が低負荷位置O′1
に達するから、支持軸34の突起36が調整リン
ク27の凹部37の一端側から離れ、調整リンク
27が支持軸34に対して一定角度の範囲内での
回動を許容される状態になる。従つて、調整リン
ク27の他端側が、バネ33の作用により、第3
図において反時計方向に回動して、調整リンク2
7の第2ローラ29を時期調整カム22の外周面
に押し付ける。この状態において、カム軸20が
時計回りに回転して、カム軸20に装着した弁駆
動カム21の凸部が上記揺動アーム23の先端の
第1ローラ25に近づくと、それに連動して、時
期調整カム22の弁開き用凸部が調整リンク27
の他端側の第2ローラ29に近づく。そして、該
第2ローラ29が時期調整カム22の凸部に乗り
上げることにより、調整リンク27が支持軸34
を中心にして時計回りに回動するから、調整リン
ク27の一端側に連結された揺動アーム23が右
方に移動する。この結果、揺動アーム23の第1
ローラ25が弁駆動カム21の外周面に沿つて右
方に移動するから、第1ローラ25が弁駆動カム
21の凸部に乗り上げて揺動アーム23がピン2
8を中心にして上方に回動する時期が上記高負荷
運転時に比べて遅れる。従つて、揺動アーム23
の先端上部に嵌合しているプツシユロツド26が
上方に移動して、吸気弁A及び排気弁Eの開く時
期が、第6図の点線に示すように遅れる。そし
て、カム軸20がさらに回転して、第1ローラ2
5が弁駆動カム21の凸部の終りの部分に近づく
と、それに連動して、時期調整カム22の弁閉め
用凹部が調整リンク27の第2ローラ29に近づ
く。そして、該第2ローラ29が時期調整カム2
2の弁閉め用凹部に嵌まり込むことにより、調整
リンク27が支持軸34を中心にして反時計回り
に回転するから、調整リンク27の一端側に連結
されている揺動アーム23が左方に移動する。こ
の結果、揺動アーム23の第1ローラ25が弁駆
動カム21の凸部から外れてカムリフトが0とな
る領域に早く至ることにより、揺動アーム23が
ピン28を中心して下方に回動する時期が早くな
るから、揺動アーム23の先端上部に嵌合してい
るプツシユロツド26が下方に移動して、吸気弁
A及び排気弁Eの閉じる時期が第6図の点線に示
すように早まる。
おいて、作動軸35をON側(反時計回り)に回
動させることにより、作動軸35に偏心した状態
で連結されている支持軸34が、該作動軸35の
軸心Oを中心にして、第3図において、反時計回
りに回動し、支持軸34の軸心が低負荷位置O′1
に達するから、支持軸34の突起36が調整リン
ク27の凹部37の一端側から離れ、調整リンク
27が支持軸34に対して一定角度の範囲内での
回動を許容される状態になる。従つて、調整リン
ク27の他端側が、バネ33の作用により、第3
図において反時計方向に回動して、調整リンク2
7の第2ローラ29を時期調整カム22の外周面
に押し付ける。この状態において、カム軸20が
時計回りに回転して、カム軸20に装着した弁駆
動カム21の凸部が上記揺動アーム23の先端の
第1ローラ25に近づくと、それに連動して、時
期調整カム22の弁開き用凸部が調整リンク27
の他端側の第2ローラ29に近づく。そして、該
第2ローラ29が時期調整カム22の凸部に乗り
上げることにより、調整リンク27が支持軸34
を中心にして時計回りに回動するから、調整リン
ク27の一端側に連結された揺動アーム23が右
方に移動する。この結果、揺動アーム23の第1
ローラ25が弁駆動カム21の外周面に沿つて右
方に移動するから、第1ローラ25が弁駆動カム
21の凸部に乗り上げて揺動アーム23がピン2
8を中心にして上方に回動する時期が上記高負荷
運転時に比べて遅れる。従つて、揺動アーム23
の先端上部に嵌合しているプツシユロツド26が
上方に移動して、吸気弁A及び排気弁Eの開く時
期が、第6図の点線に示すように遅れる。そし
て、カム軸20がさらに回転して、第1ローラ2
5が弁駆動カム21の凸部の終りの部分に近づく
と、それに連動して、時期調整カム22の弁閉め
用凹部が調整リンク27の第2ローラ29に近づ
く。そして、該第2ローラ29が時期調整カム2
2の弁閉め用凹部に嵌まり込むことにより、調整
リンク27が支持軸34を中心にして反時計回り
に回転するから、調整リンク27の一端側に連結
されている揺動アーム23が左方に移動する。こ
の結果、揺動アーム23の第1ローラ25が弁駆
動カム21の凸部から外れてカムリフトが0とな
る領域に早く至ることにより、揺動アーム23が
ピン28を中心して下方に回動する時期が早くな
るから、揺動アーム23の先端上部に嵌合してい
るプツシユロツド26が下方に移動して、吸気弁
A及び排気弁Eの閉じる時期が第6図の点線に示
すように早まる。
また、上記作動軸35をON側に回動させるこ
とにより、支持軸34が作動軸35の軸心Oを中
心にして、第5図において反時計回りに回動し、
支持軸34の軸心が低負荷位置O′1に達するから、
支持軸34に装着された燃料リンク46がその他
端部を固定アーム48の支持ローラ50とバネ5
3とで挾持された状態で右方に移動する。従つ
て、燃料タンク46に連結された燃料アーム42
が右方に動くから、燃料アーム42の先端の燃料
ローラ44が燃料カム41の上面に沿つて右方に
移動し(燃料ローラ44の軸心O2がカム軸20
を中心にして時計回りに角度α回動し)、低負荷
運転に適した位置に設置される。この状態におい
て、カム軸20が第5図に示すように時計回りに
回転すると、燃料カム41の外周面に沿つて上記
燃料ローラ44が転動して、該燃料カム41の凸
部41aに基づいて、燃料ローラ44が上方に押
し上げられることにより、燃料アーム42がピン
47を中心にして上方に回動し、燃料アーム42
の先端上部の突起部42aによつて、燃料ポンプ
40の可動部材45が突き上げられる。この際、
上記燃料ローラ44の位置が高負荷運転時よりも
右方に移動しているから、燃料カム41の凸部4
1aによつて燃料ローラ44が押し上げられる時
期が遅れ、これにより、燃料ポンプ40の可動部
材45が燃料アーム42の突起部42aによつて
突き上げられる時期が遅れる。従つて、燃料ポン
プ40のプランジヤが押し上げられて、燃料がシ
リンダ内に供給される時期を遅らすことによつ
て、従来、高負荷運転と同じ時期に燃料の噴射を
行なつた場合に圧縮温度が低いために生じていた
白煙及び燃焼不良の問題が解消され、良好な燃焼
状態が得られる。
とにより、支持軸34が作動軸35の軸心Oを中
心にして、第5図において反時計回りに回動し、
支持軸34の軸心が低負荷位置O′1に達するから、
支持軸34に装着された燃料リンク46がその他
端部を固定アーム48の支持ローラ50とバネ5
3とで挾持された状態で右方に移動する。従つ
て、燃料タンク46に連結された燃料アーム42
が右方に動くから、燃料アーム42の先端の燃料
ローラ44が燃料カム41の上面に沿つて右方に
移動し(燃料ローラ44の軸心O2がカム軸20
を中心にして時計回りに角度α回動し)、低負荷
運転に適した位置に設置される。この状態におい
て、カム軸20が第5図に示すように時計回りに
回転すると、燃料カム41の外周面に沿つて上記
燃料ローラ44が転動して、該燃料カム41の凸
部41aに基づいて、燃料ローラ44が上方に押
し上げられることにより、燃料アーム42がピン
47を中心にして上方に回動し、燃料アーム42
の先端上部の突起部42aによつて、燃料ポンプ
40の可動部材45が突き上げられる。この際、
上記燃料ローラ44の位置が高負荷運転時よりも
右方に移動しているから、燃料カム41の凸部4
1aによつて燃料ローラ44が押し上げられる時
期が遅れ、これにより、燃料ポンプ40の可動部
材45が燃料アーム42の突起部42aによつて
突き上げられる時期が遅れる。従つて、燃料ポン
プ40のプランジヤが押し上げられて、燃料がシ
リンダ内に供給される時期を遅らすことによつ
て、従来、高負荷運転と同じ時期に燃料の噴射を
行なつた場合に圧縮温度が低いために生じていた
白煙及び燃焼不良の問題が解消され、良好な燃焼
状態が得られる。
このようにして、弁駆動カム21と時期調整カ
ム22との形状を適宜選定すると共に、作動軸3
5により支持軸34の位置を移動させることによ
つて、時期調整カム22と調整リンク27の第2
ローラ29とを接触させた場合に、時期調整カム
22の凹凸形状で弁駆動カム21による弁開き時
期及び弁閉じ時期をそれぞれ任意に早めたり遅ら
せたりできるから、低負荷運転時及び高負荷運転
時のそれぞれについて、最適の弁開閉時期を得る
ことができる。また、同時に、支持軸34に燃料
噴射時期調整用の燃料リンク46を装着して、上
記支持軸34の位置の移動に伴い、燃料リンク4
6を介して燃料アーム42及び燃料ローラ44を
燃料カム41の上方で左右に移動させるようにし
たから、低負荷運転時の燃料ポンプ40の突初め
時期を遅らせることができ、シリンダ内の燃焼状
態を良好に保つことができ、白煙を生じることが
ない。
ム22との形状を適宜選定すると共に、作動軸3
5により支持軸34の位置を移動させることによ
つて、時期調整カム22と調整リンク27の第2
ローラ29とを接触させた場合に、時期調整カム
22の凹凸形状で弁駆動カム21による弁開き時
期及び弁閉じ時期をそれぞれ任意に早めたり遅ら
せたりできるから、低負荷運転時及び高負荷運転
時のそれぞれについて、最適の弁開閉時期を得る
ことができる。また、同時に、支持軸34に燃料
噴射時期調整用の燃料リンク46を装着して、上
記支持軸34の位置の移動に伴い、燃料リンク4
6を介して燃料アーム42及び燃料ローラ44を
燃料カム41の上方で左右に移動させるようにし
たから、低負荷運転時の燃料ポンプ40の突初め
時期を遅らせることができ、シリンダ内の燃焼状
態を良好に保つことができ、白煙を生じることが
ない。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明は、カム軸に、吸
気弁あるいは排気弁を開閉するための弁駆動カム
と該弁の開閉時期を調整するための時期調整カム
とをそれぞれ設け、弁駆動カムの動きを上記弁側
に伝達する揺動アームを調整リンクに回転自在に
設け、かつ調整リンクを支持軸に回転自在に設け
ると共に、該支持軸に、上記調整リンクを時期調
整カムに接触させる軸移動機構を設けたものであ
るから、軸移動機構によつて、支持軸のみを移動
させた、支持軸に回転自在に設けられた調整リン
クを時期調整カムに接触させ、あるいは時期調整
カムとの接触を解除し、調整リンクに回転自在に
設けられた揺動アームと弁駆動カムとの接触状態
を変化させることにより円滑にかつ確実に高負荷
運転時と低負荷運転時の吸気弁及び排気弁の弁開
き時期、弁閉じ時期を変更でき、しかも構造が簡
単で、製作が容易であるという優れた効果を有す
る。
気弁あるいは排気弁を開閉するための弁駆動カム
と該弁の開閉時期を調整するための時期調整カム
とをそれぞれ設け、弁駆動カムの動きを上記弁側
に伝達する揺動アームを調整リンクに回転自在に
設け、かつ調整リンクを支持軸に回転自在に設け
ると共に、該支持軸に、上記調整リンクを時期調
整カムに接触させる軸移動機構を設けたものであ
るから、軸移動機構によつて、支持軸のみを移動
させた、支持軸に回転自在に設けられた調整リン
クを時期調整カムに接触させ、あるいは時期調整
カムとの接触を解除し、調整リンクに回転自在に
設けられた揺動アームと弁駆動カムとの接触状態
を変化させることにより円滑にかつ確実に高負荷
運転時と低負荷運転時の吸気弁及び排気弁の弁開
き時期、弁閉じ時期を変更でき、しかも構造が簡
単で、製作が容易であるという優れた効果を有す
る。
第1図ないし第6図は、本発明の一実施例を示
すもので、第1図は斜視図、第2図は高負荷運転
時を示す概略説明図、第3図は低負荷運転時を示
す概略説明図、第4図は高負荷運転時の燃料噴射
時期調整機構の概略説明図、第5図は低負荷運転
時の燃料噴射時期調整機構の概略説明図、第6図
は、吸気弁Aと排気弁Eの弁開閉時期を示す特性
図、第7図は従来の動弁装置を示す概略説明図で
ある。 20……カム軸、21……弁駆動カム、22…
…時期調整カム、23……揺動アーム、27……
調整リンク、34……支持軸、35……作動軸
(軸移動機構)。
すもので、第1図は斜視図、第2図は高負荷運転
時を示す概略説明図、第3図は低負荷運転時を示
す概略説明図、第4図は高負荷運転時の燃料噴射
時期調整機構の概略説明図、第5図は低負荷運転
時の燃料噴射時期調整機構の概略説明図、第6図
は、吸気弁Aと排気弁Eの弁開閉時期を示す特性
図、第7図は従来の動弁装置を示す概略説明図で
ある。 20……カム軸、21……弁駆動カム、22…
…時期調整カム、23……揺動アーム、27……
調整リンク、34……支持軸、35……作動軸
(軸移動機構)。
Claims (1)
- 1 カムを有するカム軸の回転に応じて吸気弁あ
るいは排気弁を開閉させる内燃機関の吸排気時期
調整装置において、上記カム軸に、上記弁を開閉
するための弁駆動カムと上記弁の開閉時期を調整
するための時期調整カムとがそれぞれ設けられ、
上記弁駆動カムに接触して該弁駆動カムの動きを
上記弁側に伝達する揺動アームが調整リンクに回
転自在に設けられ、かつ該調整リンクが支持軸に
回転自在に設けられると共に、該支持軸を移動し
て上記調整リンクを上記時期調整カムに接触させ
る軸移動機構が上記支持軸に設けられたことを特
徴とする内燃機関の吸排気時期調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60067128A JPS61226509A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 内燃機関の吸排気時期調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60067128A JPS61226509A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 内燃機関の吸排気時期調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61226509A JPS61226509A (ja) | 1986-10-08 |
| JPH0156246B2 true JPH0156246B2 (ja) | 1989-11-29 |
Family
ID=13335952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60067128A Granted JPS61226509A (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 | 内燃機関の吸排気時期調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61226509A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02189153A (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-25 | Masaru Kobayashi | 使い捨て容器入りうがいぐすり |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4418909A1 (de) * | 1994-05-31 | 1995-12-07 | Bayerische Motoren Werke Ag | Ventilsteuerung mit einer Anordnung zur variablen Änderung der Öffnung und Schließung eines Hubventils,insbesondere für Brennkraftmaschinen |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP60067128A patent/JPS61226509A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02189153A (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-25 | Masaru Kobayashi | 使い捨て容器入りうがいぐすり |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61226509A (ja) | 1986-10-08 |
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