JPH0156263B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0156263B2 JPH0156263B2 JP57191124A JP19112482A JPH0156263B2 JP H0156263 B2 JPH0156263 B2 JP H0156263B2 JP 57191124 A JP57191124 A JP 57191124A JP 19112482 A JP19112482 A JP 19112482A JP H0156263 B2 JPH0156263 B2 JP H0156263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- heater
- voltage
- ceramic
- intake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23Q—IGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
- F23Q7/00—Incandescent ignition; Igniters using electrically-produced heat, e.g. lighters for cigarettes; Electrically-heated glowing plugs
- F23Q7/001—Glowing plugs for internal-combustion engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、デイーゼル機関等の内燃機関の吸気
系に流通する吸気を加熱して機関の始動性を向上
させるためのインテーク・ヒータに係り、特にセ
ラミツクでヒータを成形し、さらにこの成形した
セラミツクヒータの温度を直接検知してヒータの
印加電圧を制御することにより、ヒータを耐熱限
界近傍で使用し得るようにしたインテーク・ヒー
タの温度制御装置に関する。
系に流通する吸気を加熱して機関の始動性を向上
させるためのインテーク・ヒータに係り、特にセ
ラミツクでヒータを成形し、さらにこの成形した
セラミツクヒータの温度を直接検知してヒータの
印加電圧を制御することにより、ヒータを耐熱限
界近傍で使用し得るようにしたインテーク・ヒー
タの温度制御装置に関する。
一般に内燃機関、殊にデイーゼル機関にあつて
は吸入される大気の温度が比較的低い環境(寒冷
地、寒冷時等)にあると、シリンダ内における吸
気の圧縮のみによつては自発着火を誘起すること
ができず円滑な機関始動を殆どなし得ない。
は吸入される大気の温度が比較的低い環境(寒冷
地、寒冷時等)にあると、シリンダ内における吸
気の圧縮のみによつては自発着火を誘起すること
ができず円滑な機関始動を殆どなし得ない。
このような状況に対処するために、第1図に示
すごとく、機関1の吸気系2には、燃料が供給さ
れて吸気(図において白矢印)の一部を燃焼さ
せ、この燃焼熱により流通する吸気を加熱して機
関1の始動性を向上させるインテーク・ヒータ3
と称される始動補助装置が装着されている。
すごとく、機関1の吸気系2には、燃料が供給さ
れて吸気(図において白矢印)の一部を燃焼さ
せ、この燃焼熱により流通する吸気を加熱して機
関1の始動性を向上させるインテーク・ヒータ3
と称される始動補助装置が装着されている。
従来、この種インテーク・ヒータとしては第2
図に示すものが知られている。ニクロム線より成
る発熱抵抗体4がスチール製の金属鞘5内に挿入
され、更に金属鞘5内にマグネシウムの粉末6が
圧密に充填されている。そして、上記発熱抵抗体
4に電源7電圧を印加して金属鞘5を赤熱させ、
これに燃料を供給して蒸気化させるとともに着火
燃焼させるようにしたものである。
図に示すものが知られている。ニクロム線より成
る発熱抵抗体4がスチール製の金属鞘5内に挿入
され、更に金属鞘5内にマグネシウムの粉末6が
圧密に充填されている。そして、上記発熱抵抗体
4に電源7電圧を印加して金属鞘5を赤熱させ、
これに燃料を供給して蒸気化させるとともに着火
燃焼させるようにしたものである。
しかしながら、このようなインテーク・ヒータ
3には以下のごとき問題点があつた。
3には以下のごとき問題点があつた。
(1) ヒータ本体(金属鞘5)に金属を用い、これ
に直接燃料を懸け燃焼させているので、金属の
酸化及び溶融の点から加熱のための電圧値(電
流値)が制限を受ける。
に直接燃料を懸け燃焼させているので、金属の
酸化及び溶融の点から加熱のための電圧値(電
流値)が制限を受ける。
(2) しかも、発熱抵抗体4は、燃焼を維持すべく
ヒータ3の熱容量を増大させるために充填した
マグネシウムの粉末6を介して金属鞘5を間接
的に加熱することになるため、加熱時間ひいて
は着火温度に達する時間が長引き、始動時間の
短縮化を達成できなかつた。因に、大型デイー
ゼル機関では12秒以上と長かつた。
ヒータ3の熱容量を増大させるために充填した
マグネシウムの粉末6を介して金属鞘5を間接
的に加熱することになるため、加熱時間ひいて
は着火温度に達する時間が長引き、始動時間の
短縮化を達成できなかつた。因に、大型デイー
ゼル機関では12秒以上と長かつた。
(3) 電流制限を受けるため全体の温度を十分に高
くすることができず、しかも金属鞘5自体の熱
容量が小さいので、着火がおこつてもセルモー
タを駆動して機関を始動させようとすると、そ
れに伴う吸気量及び流速の増大により、金属鞘
5は冷却されて機関始動前に失火することが多
かつた。
くすることができず、しかも金属鞘5自体の熱
容量が小さいので、着火がおこつてもセルモー
タを駆動して機関を始動させようとすると、そ
れに伴う吸気量及び流速の増大により、金属鞘
5は冷却されて機関始動前に失火することが多
かつた。
(4) ヒータ3製作上、金属鞘5内にマグネシウム
の粉末6を圧密に充填するため、発熱抵抗体4
のピツチが不揃いになり的確なピツチを得られ
なかつたり、鞘5内で短絡してしまう場合があ
り、構造上ヒータ3に局所加熱や加熱不足を生
じ、吸気系2内の酸素を燃やし過ぎて酸欠状態
になつたり、ヒータ3全体を十分に加熱できな
かつた。しかも、発熱抵抗体4のピツチが不揃
いゆえに一様加熱ができず、このため勢い低電
圧一定印加になり、印加電圧を変えて温度を高
温に保持するという温度制御が基本的にできな
かつた。したがつて完爆期間の長期化や失火が
起りやすく円滑な始動性が得られなかつた。
の粉末6を圧密に充填するため、発熱抵抗体4
のピツチが不揃いになり的確なピツチを得られ
なかつたり、鞘5内で短絡してしまう場合があ
り、構造上ヒータ3に局所加熱や加熱不足を生
じ、吸気系2内の酸素を燃やし過ぎて酸欠状態
になつたり、ヒータ3全体を十分に加熱できな
かつた。しかも、発熱抵抗体4のピツチが不揃
いゆえに一様加熱ができず、このため勢い低電
圧一定印加になり、印加電圧を変えて温度を高
温に保持するという温度制御が基本的にできな
かつた。したがつて完爆期間の長期化や失火が
起りやすく円滑な始動性が得られなかつた。
この点については、セラミツク内にタングス
テン発熱抵抗体を埋設したセラミツクヒータを
使用し、これに高電圧を印加して着火温度まで
迅速に昇温させる一方、そのヒータ温度を検知
して印加電圧をオン・オフ制御することで温度
を一定に維持することが考えられる。
テン発熱抵抗体を埋設したセラミツクヒータを
使用し、これに高電圧を印加して着火温度まで
迅速に昇温させる一方、そのヒータ温度を検知
して印加電圧をオン・オフ制御することで温度
を一定に維持することが考えられる。
しかし、これだけではヒータ温度をセラミツ
ク耐熱限界温度いつぱいまで高く維持すること
ができない。
ク耐熱限界温度いつぱいまで高く維持すること
ができない。
例えば着火温度は800℃、セラミツクの耐熱
限界温度は1100℃であり、高電圧を印加するこ
とで、熱容量の大きいセラミツクを迅速に加熱
しヒータの表面温度を瞬時に着火温度800℃ま
で昇温させるとすると、セラミツクの耐熱限界
温度1100℃を突き抜ける程の急峻な昇温特性と
ならざるを得ない。加えて、ヒータの表面温度
は直接には測定できず且つ実際温度と測定温度
とには時間的遅れを伴うため、高電圧を単にオ
ン・オフ制御しただけではヒータの温度変動幅
が大きい。このため、ヒータ温度をセラミツク
の耐熱限界温度1100℃に可及的に近づけること
は困難である。
限界温度は1100℃であり、高電圧を印加するこ
とで、熱容量の大きいセラミツクを迅速に加熱
しヒータの表面温度を瞬時に着火温度800℃ま
で昇温させるとすると、セラミツクの耐熱限界
温度1100℃を突き抜ける程の急峻な昇温特性と
ならざるを得ない。加えて、ヒータの表面温度
は直接には測定できず且つ実際温度と測定温度
とには時間的遅れを伴うため、高電圧を単にオ
ン・オフ制御しただけではヒータの温度変動幅
が大きい。このため、ヒータ温度をセラミツク
の耐熱限界温度1100℃に可及的に近づけること
は困難である。
即ち、ヒータ温度は、実際には、セラミツク
の耐熱限界温度へ突入してしまい易く、セラミ
ツクに割れを生じて、タングステン線の断線を
招来し、セラミツクヒータが不良となる。ま
た、冷気または吸気に晒されたとき、急速に降
温されて着火温度を大きく割つてしまい、着火
温度への復帰に時間がかかり着火しない場合が
生じる。
の耐熱限界温度へ突入してしまい易く、セラミ
ツクに割れを生じて、タングステン線の断線を
招来し、セラミツクヒータが不良となる。ま
た、冷気または吸気に晒されたとき、急速に降
温されて着火温度を大きく割つてしまい、着火
温度への復帰に時間がかかり着火しない場合が
生じる。
本発明は上述した問題点に鑑みて創案されたも
のであり、その目的は、セラミツクを耐熱限界温
度近くで使用することができ、ひいては加熱時間
の大幅な短縮と始動性の可及的向上とを図ること
ができるインテーク・ヒータの温度制御装置を提
供するにある。
のであり、その目的は、セラミツクを耐熱限界温
度近くで使用することができ、ひいては加熱時間
の大幅な短縮と始動性の可及的向上とを図ること
ができるインテーク・ヒータの温度制御装置を提
供するにある。
上記目的は、本発明によれば次のようにして達
成される。即ち、温度が上がると抵抗が急激に上
がる性質を有するタングステンを抵抗発熱体とし
て用い、電圧印加によつて急速加熱できるように
する。この抵抗発熱体は高耐熱性、高強度、高熱
容量を有するセラミツクから成形したヒータ本体
内に、酸素に直接触れることなく且つセラミツク
が絶縁体であることから、じかに埋め込まれてい
る。この埋込みは例えば抵抗発熱体をプリント配
線した分割型セラミツク体をホツトプレスして圧
着することにより行なわれるので、抵抗発熱体ピ
ツチの不揃いの全くないセラミツク・ヒータが形
成される。抵抗発熱体と同時に、同質材料、例え
ばタングステン−タングステンモリブデンから成
る熱電対もヒータの長手方向最高温箇所の温度を
間接的にではなく直接検知するためにプリント配
線して埋め込まれる。かかるセラミツクヒータの
形成により、始めて電圧による温度制御が高精度
で可能となる。
成される。即ち、温度が上がると抵抗が急激に上
がる性質を有するタングステンを抵抗発熱体とし
て用い、電圧印加によつて急速加熱できるように
する。この抵抗発熱体は高耐熱性、高強度、高熱
容量を有するセラミツクから成形したヒータ本体
内に、酸素に直接触れることなく且つセラミツク
が絶縁体であることから、じかに埋め込まれてい
る。この埋込みは例えば抵抗発熱体をプリント配
線した分割型セラミツク体をホツトプレスして圧
着することにより行なわれるので、抵抗発熱体ピ
ツチの不揃いの全くないセラミツク・ヒータが形
成される。抵抗発熱体と同時に、同質材料、例え
ばタングステン−タングステンモリブデンから成
る熱電対もヒータの長手方向最高温箇所の温度を
間接的にではなく直接検知するためにプリント配
線して埋め込まれる。かかるセラミツクヒータの
形成により、始めて電圧による温度制御が高精度
で可能となる。
また、上記セラミツクヒータのタングステン発
熱抵抗体には、印加電圧切換え手段を介して、ヒ
ータを急速昇温させる高電圧と、継続印加により
ヒータ温度がセラミツクの耐熱限界温度TL以下
で且つこれに近接した値(飽和温度TS)に飽和
する低電圧VLとの2種類の電源が、交替的に印
加可能に接続される。そして、上記熱電対の検知
温度Tを受けこれを燃料の着火温度TFと比較す
る制御回路によつて、T<TFのときは上記印加
電圧切換え手段が高電圧側に、T≧TFのときは
低電圧側に切換えられる。
熱抵抗体には、印加電圧切換え手段を介して、ヒ
ータを急速昇温させる高電圧と、継続印加により
ヒータ温度がセラミツクの耐熱限界温度TL以下
で且つこれに近接した値(飽和温度TS)に飽和
する低電圧VLとの2種類の電源が、交替的に印
加可能に接続される。そして、上記熱電対の検知
温度Tを受けこれを燃料の着火温度TFと比較す
る制御回路によつて、T<TFのときは上記印加
電圧切換え手段が高電圧側に、T≧TFのときは
低電圧側に切換えられる。
これにより、インテーク・ヒータの温度は、高
電圧により極めて短時間のうちに燃料の着火温度
TFに達し、その後は、低電圧の印加の下で、セ
ラミツクの耐熱限界温度TL以下で且つこれに近
接した上記飽和温度TSに収束維持される。この
温度は当然に着火温度TFよりも相当高い値であ
るので、吸気系の冷たい空気も短時間で加熱昇温
される。
電圧により極めて短時間のうちに燃料の着火温度
TFに達し、その後は、低電圧の印加の下で、セ
ラミツクの耐熱限界温度TL以下で且つこれに近
接した上記飽和温度TSに収束維持される。この
温度は当然に着火温度TFよりも相当高い値であ
るので、吸気系の冷たい空気も短時間で加熱昇温
される。
但し、吸気系の冷たい空気に晒されたときは、
着火温度TF以上に保持できず着火温度TFよりも
低くなるが、その直前における上記飽和温度TS
からの降下であり、しかも着火温度TF以上の温
度領域にあつては常に低電圧が印加されながら降
下するので、着火温度TF以上では無電圧とした
場合に比べ、はるかにその降下勾配は緩やかであ
る。そして、着火温度TFより低い温度領域に入
つたときは、再び高電圧が印加される。ここでの
着火温度TFより低くなる落ち込み量及びその後
着火温度TFに立ち上がるまでの時間幅も、着火
温度TF以上の温度領域で無電圧とした場合に比
べ僅かである。
着火温度TF以上に保持できず着火温度TFよりも
低くなるが、その直前における上記飽和温度TS
からの降下であり、しかも着火温度TF以上の温
度領域にあつては常に低電圧が印加されながら降
下するので、着火温度TF以上では無電圧とした
場合に比べ、はるかにその降下勾配は緩やかであ
る。そして、着火温度TFより低い温度領域に入
つたときは、再び高電圧が印加される。ここでの
着火温度TFより低くなる落ち込み量及びその後
着火温度TFに立ち上がるまでの時間幅も、着火
温度TF以上の温度領域で無電圧とした場合に比
べ僅かである。
以下、本発明に係るインテーク・ヒータの温度
制御装置の好適一実施例を添付図面に従つて詳細
に説明する。
制御装置の好適一実施例を添付図面に従つて詳細
に説明する。
第3図は本発明に採用するインテーク・ヒータ
を示す概略断面図である。
を示す概略断面図である。
図示するごとく、ヒータ10は棒状体に形成さ
れ、気化端11側から燃焼端12側に亘る筒状体
のホルダ13に囲繞されている。このヒータ10
は、全体がホツトプレスによりセラミツクで成形
されると共に、その内部に2つの要素がプリント
配線等により内設されて構成されている。1つは
外部より電圧を印加してこれを発熱させるタング
ステンで成る発熱抵抗体14である。また、1つ
は常温以上の温度を測定し得る熱電対15で、望
ましくは抵抗発熱体14と同質、例えばタングス
テン−タングステンモリブデンから成り、且つ知
りたいのはヒータの最高温度であることからヒー
タ10中最も高温となるべき個所にその温接点1
5aを配したものである。セラミツクは、熱容量
が大きく発熱抵抗体14により発生された熱をヒ
ータ10の外周表面から放出しつつもそれ自体に
多量の熱を保持し常にヒータ10全体を高温に維
持して安定した燃焼を継続させる機能を備えてい
る。また、このセラミツクは、発熱抵抗体14を
その内側に保護して、急速な昇温によるタングス
テンの酸化を防止し、可及的にヒータ10の加熱
時間を向上させ得る機能をも兼備している。他
方、タングステンは、温度上昇に伴なつて自らの
抵抗値を急激に増加させて高熱を発生し得る性質
を備えており、初期値(常温値)をかなり小さく
設定し電圧印加により熱容量の大きなセラミツク
を迅速に加熱してヒータ10の表面温度を瞬時に
昇温させ、供給される燃料16を蒸気化乃至着火
させ得る機能を有する。また、熱電対15は、昇
温するヒータ10の最高温度を、抵抗変化やこれ
を流れる電流変化で間接的に検知するのではな
く、その起電力で直接的に検知してヒータの温度
を正確に検知し得るとともに、その監視によりセ
ラミツクを耐熱限界近くで使用させ得る機能を有
する。
れ、気化端11側から燃焼端12側に亘る筒状体
のホルダ13に囲繞されている。このヒータ10
は、全体がホツトプレスによりセラミツクで成形
されると共に、その内部に2つの要素がプリント
配線等により内設されて構成されている。1つは
外部より電圧を印加してこれを発熱させるタング
ステンで成る発熱抵抗体14である。また、1つ
は常温以上の温度を測定し得る熱電対15で、望
ましくは抵抗発熱体14と同質、例えばタングス
テン−タングステンモリブデンから成り、且つ知
りたいのはヒータの最高温度であることからヒー
タ10中最も高温となるべき個所にその温接点1
5aを配したものである。セラミツクは、熱容量
が大きく発熱抵抗体14により発生された熱をヒ
ータ10の外周表面から放出しつつもそれ自体に
多量の熱を保持し常にヒータ10全体を高温に維
持して安定した燃焼を継続させる機能を備えてい
る。また、このセラミツクは、発熱抵抗体14を
その内側に保護して、急速な昇温によるタングス
テンの酸化を防止し、可及的にヒータ10の加熱
時間を向上させ得る機能をも兼備している。他
方、タングステンは、温度上昇に伴なつて自らの
抵抗値を急激に増加させて高熱を発生し得る性質
を備えており、初期値(常温値)をかなり小さく
設定し電圧印加により熱容量の大きなセラミツク
を迅速に加熱してヒータ10の表面温度を瞬時に
昇温させ、供給される燃料16を蒸気化乃至着火
させ得る機能を有する。また、熱電対15は、昇
温するヒータ10の最高温度を、抵抗変化やこれ
を流れる電流変化で間接的に検知するのではな
く、その起電力で直接的に検知してヒータの温度
を正確に検知し得るとともに、その監視によりセ
ラミツクを耐熱限界近くで使用させ得る機能を有
する。
第4図はかかるセラミツク製のインテーク・ヒ
ータ10の昇温特性を示すものである。断面積16
mm2、長さ60mmの直方体に成形し、室温下において
測定した例である。これによれば、ヒータ10に
大形自動車用のバツテリ電圧24Vを印加した場合
には、僅か1.9secで燃料の着火温度TF800℃に達
し、そのままセラミツクの耐熱限界温度TL1100
℃を突き抜ける程の急峻な昇温特性を示すことが
わかる。一方、バツテリ電圧よりも低い9.5Vを
印加した場合には、飽和温度TSが986℃という耐
熱限界温度TLにきわめて近接した値をもち、か
つ24Vの場合と比較して緩慢な立上り特性を示
し、着火温度TFに至るまでに12.5secもかかる。
このようにヒータ10を急速昇温させる電圧を高
電圧VHと、また継続印加しても耐熱限界温度TL
以下でこれに近接した値に飽和させる電圧を低電
圧VLという。
ータ10の昇温特性を示すものである。断面積16
mm2、長さ60mmの直方体に成形し、室温下において
測定した例である。これによれば、ヒータ10に
大形自動車用のバツテリ電圧24Vを印加した場合
には、僅か1.9secで燃料の着火温度TF800℃に達
し、そのままセラミツクの耐熱限界温度TL1100
℃を突き抜ける程の急峻な昇温特性を示すことが
わかる。一方、バツテリ電圧よりも低い9.5Vを
印加した場合には、飽和温度TSが986℃という耐
熱限界温度TLにきわめて近接した値をもち、か
つ24Vの場合と比較して緩慢な立上り特性を示
し、着火温度TFに至るまでに12.5secもかかる。
このようにヒータ10を急速昇温させる電圧を高
電圧VHと、また継続印加しても耐熱限界温度TL
以下でこれに近接した値に飽和させる電圧を低電
圧VLという。
第5図は、かかるインテーク・ヒータ10の温
度制御装置の実施例を示す回路図である。
度制御装置の実施例を示す回路図である。
インテークヒータ10に内設された発熱抵抗体
14に、外部信号により切換自在に制御される印
加電圧切換手段17が接続されている。この切換
手段17の2つの接点には発熱抵抗体14に選択
的に印加さるべき高電圧電源18と低電圧電源1
9とが接続されている。また、同じくヒータ10
に内設された熱電対15は外部に設けた制御回路
20に接続されている。この制御回路20は増幅
器21と比較器22とから成り、熱電対15によ
り得られる熱起電力を増幅器21で増幅し、この
増幅出力を比較器22において予め設定した所定
値VRと比較し、所定値よりも増幅出力が小さい
場合には上記印加電圧切換手段17に高電圧VH
印加信号を、また逆に増幅出力が所定値VRより
も大きい場合には低電圧VL印加信号を発生する
ように構成されている。
14に、外部信号により切換自在に制御される印
加電圧切換手段17が接続されている。この切換
手段17の2つの接点には発熱抵抗体14に選択
的に印加さるべき高電圧電源18と低電圧電源1
9とが接続されている。また、同じくヒータ10
に内設された熱電対15は外部に設けた制御回路
20に接続されている。この制御回路20は増幅
器21と比較器22とから成り、熱電対15によ
り得られる熱起電力を増幅器21で増幅し、この
増幅出力を比較器22において予め設定した所定
値VRと比較し、所定値よりも増幅出力が小さい
場合には上記印加電圧切換手段17に高電圧VH
印加信号を、また逆に増幅出力が所定値VRより
も大きい場合には低電圧VL印加信号を発生する
ように構成されている。
上記所定値VRはインテーク・ヒータ10に供
給される燃料の着火温度TFに相当する電圧値に
設定する。また、上記印加電圧切換手段17は単
なる一実施例であるからこれに限定されるもので
はなく、例えば高電圧電源18をバツテリーから
直接に取り出し、低電圧VL印加信号が送出され
た場合にこれに電圧降下用の抵抗が直列に挿入さ
れるようにして低電圧電源19を作成する構成と
することもできる。
給される燃料の着火温度TFに相当する電圧値に
設定する。また、上記印加電圧切換手段17は単
なる一実施例であるからこれに限定されるもので
はなく、例えば高電圧電源18をバツテリーから
直接に取り出し、低電圧VL印加信号が送出され
た場合にこれに電圧降下用の抵抗が直列に挿入さ
れるようにして低電圧電源19を作成する構成と
することもできる。
以上の構成よりなる本制御装置の作用について
説明する。
説明する。
最初に制御装置をONさせると、インテーク・
ヒータ10の温度は低く熱電対15の起電力も低
いので制御回路20からは高電圧印加信号が出力
され、印加電圧切換手段17は発熱抵抗体14に
高電圧VHを印加する。この高電圧VHの印加によ
り、インテーク・ヒータ10は既述のごとくタン
グステンを発熱抵抗体14としたことにより急速
に加熱せられ、着火温度TFの800℃に僅か1.9〜
2.0secで達する。ヒータ10のうちで最も高温の
部位がこの着火温度TFに達すると同時に熱電対
15の起電力が比較器22の所定値VRと一致す
るので制御回路20は直ちに低電圧印加信号を発
生して印加電圧切換手段17を切換え、インテー
ク・ヒータ10に高電圧VHに代わつて低電圧VL
を印加する。この低電圧印加は高電圧印加と異な
り吸気系の冷たい空気がこれに晒されたインテー
ク・ヒータ10から奪う熱を完全に補給し得ない
ので着火温度TFを保持できず降下するも、無電
圧とした場合に比してはるかにその降下の勾配を
小さくすることができる。しかも、降下して着火
温度TFを切つた場合には再び制御装置が作動し
て高電圧VH印加に切り換わるので、温度変動を
可及的に小さく抑えることができる。このよう
に、インテーク・ヒータ10の発熱抵抗体14に
は高電圧VHと低電圧VLとが交互に印加され、高
電圧VHをOFFした場合にも低電圧VLで加熱され
ることから、インテーク・ヒータ10の温度を着
火温度TF以上であつてセラミツク耐熱限界温度
TL以下のきわめて高い温度範囲内に収束維持さ
せることができる。
ヒータ10の温度は低く熱電対15の起電力も低
いので制御回路20からは高電圧印加信号が出力
され、印加電圧切換手段17は発熱抵抗体14に
高電圧VHを印加する。この高電圧VHの印加によ
り、インテーク・ヒータ10は既述のごとくタン
グステンを発熱抵抗体14としたことにより急速
に加熱せられ、着火温度TFの800℃に僅か1.9〜
2.0secで達する。ヒータ10のうちで最も高温の
部位がこの着火温度TFに達すると同時に熱電対
15の起電力が比較器22の所定値VRと一致す
るので制御回路20は直ちに低電圧印加信号を発
生して印加電圧切換手段17を切換え、インテー
ク・ヒータ10に高電圧VHに代わつて低電圧VL
を印加する。この低電圧印加は高電圧印加と異な
り吸気系の冷たい空気がこれに晒されたインテー
ク・ヒータ10から奪う熱を完全に補給し得ない
ので着火温度TFを保持できず降下するも、無電
圧とした場合に比してはるかにその降下の勾配を
小さくすることができる。しかも、降下して着火
温度TFを切つた場合には再び制御装置が作動し
て高電圧VH印加に切り換わるので、温度変動を
可及的に小さく抑えることができる。このよう
に、インテーク・ヒータ10の発熱抵抗体14に
は高電圧VHと低電圧VLとが交互に印加され、高
電圧VHをOFFした場合にも低電圧VLで加熱され
ることから、インテーク・ヒータ10の温度を着
火温度TF以上であつてセラミツク耐熱限界温度
TL以下のきわめて高い温度範囲内に収束維持さ
せることができる。
この場合において、ヒータ10が着火温度に達
すると燃料が着火して燃焼しはじめるので、この
燃焼による加熱と印加電圧による発熱との2つの
熱をヒータ10は受けることになるが、熱電対1
5の温接点15aが最も高温になる個所に内設さ
れており、ヒータ10の最高温度を常に直接監視
しているので、高電圧VH印加時、僅かの制御遅
れによるセラミツク耐熱限界温度TLへの突入を
有効に回避することができ、したがつてセラミツ
クを耐熱限界近くで使用することが可能となる。
すると燃料が着火して燃焼しはじめるので、この
燃焼による加熱と印加電圧による発熱との2つの
熱をヒータ10は受けることになるが、熱電対1
5の温接点15aが最も高温になる個所に内設さ
れており、ヒータ10の最高温度を常に直接監視
しているので、高電圧VH印加時、僅かの制御遅
れによるセラミツク耐熱限界温度TLへの突入を
有効に回避することができ、したがつてセラミツ
クを耐熱限界近くで使用することが可能となる。
このようにヒータ10を可能な限り高温に維持
させることができるのは、ヒータ10本体をセラ
ミツクで成形するとともにタングステンを酸化か
ら防止して不燃性を確保し、且つ熱電対15によ
つてヒータ10温度を直接検知させることによつ
て始めて可能となるのである。
させることができるのは、ヒータ10本体をセラ
ミツクで成形するとともにタングステンを酸化か
ら防止して不燃性を確保し、且つ熱電対15によ
つてヒータ10温度を直接検知させることによつ
て始めて可能となるのである。
以上、要するに本発明によれば次のような優れ
た効果を発揮する。
た効果を発揮する。
(1) インテーク・ヒータの温度を、高電圧により
極めて短時間のうちに燃料の着火温度まで立ち
上げることができる。
極めて短時間のうちに燃料の着火温度まで立ち
上げることができる。
また、その後は、低電圧に切換えられて、ヒ
ータ温度がセラミツクの耐熱限界温度に突入す
るのが防止され、この低電圧の印加の下で、セ
ラミツクの耐熱限界温度に近接した飽和温度に
収束維持される。このため、セラミツクに割れ
が生じて発熱抵抗体が断線する事故が防止され
ると共に、着火温度より高温のインテーク・ヒ
ータにより吸気が加熱され、その加熱時間の大
幅な短縮と始動性の可及的向上とが図れる。
ータ温度がセラミツクの耐熱限界温度に突入す
るのが防止され、この低電圧の印加の下で、セ
ラミツクの耐熱限界温度に近接した飽和温度に
収束維持される。このため、セラミツクに割れ
が生じて発熱抵抗体が断線する事故が防止され
ると共に、着火温度より高温のインテーク・ヒ
ータにより吸気が加熱され、その加熱時間の大
幅な短縮と始動性の可及的向上とが図れる。
第1図はインテーク・ヒータの取付位置を示す
機関の概略図、第2図は従来のインテーク・ヒー
タの概略断面図、第3図乃至第5図は本発明の好
適一実施例を示すもので、第3図はインテーク・
ヒータの概略断面図、第4図は同昇温特性図、第
5図はインテーク・ヒータの温度制御装置の回路
図である。 なお、図中1は内燃機関、2は吸気系、10は
インテーク・ヒータ、14は発熱抵抗体、15は
熱電対、16は燃料、17は印加電圧切換手段、
20は制御回路、VHは高電圧、VLは低電圧であ
る。
機関の概略図、第2図は従来のインテーク・ヒー
タの概略断面図、第3図乃至第5図は本発明の好
適一実施例を示すもので、第3図はインテーク・
ヒータの概略断面図、第4図は同昇温特性図、第
5図はインテーク・ヒータの温度制御装置の回路
図である。 なお、図中1は内燃機関、2は吸気系、10は
インテーク・ヒータ、14は発熱抵抗体、15は
熱電対、16は燃料、17は印加電圧切換手段、
20は制御回路、VHは高電圧、VLは低電圧であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 機関吸気系に設けたインテーク・ヒータを、
セラミツク中にタングステン発熱抵抗体を埋設す
ると共に熱電対をヒータ長手方向の最高温箇所に
埋設して構成し、 該ヒータに、印加電圧切換え手段を介して、ヒ
ータを急速昇温させる高電圧と、継続印加すると
ヒータ温度がセラミツクの耐熱限界温度以下で且
つこれに近接した値に飽和する低電圧とを交替的
に印加可能に電源に接続し、 上記熱電対の検知温度Tを受けこれを燃料の着
火温度TFと比較して、T<TFのときは上記印加
電圧切換え手段を高電圧側に、T≧TFのときは
低電圧側に切換える制御回路を備えたことを特徴
とするインテーク・ヒータの温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57191124A JPS5982564A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | インテーク・ヒータの温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57191124A JPS5982564A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | インテーク・ヒータの温度制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5982564A JPS5982564A (ja) | 1984-05-12 |
| JPH0156263B2 true JPH0156263B2 (ja) | 1989-11-29 |
Family
ID=16269260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57191124A Granted JPS5982564A (ja) | 1982-10-30 | 1982-10-30 | インテーク・ヒータの温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5982564A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0753252B2 (ja) * | 1990-05-15 | 1995-06-07 | 本田技研工業株式会社 | 回転霧化式塗装装置 |
| KR102423267B1 (ko) * | 2018-01-23 | 2022-07-21 | 주식회사 원익아이피에스 | 히터 및 기판처리 장치 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5590088A (en) * | 1978-12-28 | 1980-07-08 | Toray Industries | Heating element |
| JPS55161975A (en) * | 1979-06-04 | 1980-12-16 | Komatsu Ltd | Effective value circuit of glow plug |
| JPS5695476U (ja) * | 1979-12-22 | 1981-07-29 | ||
| JPS58190557A (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-07 | Kyocera Corp | インテ−クバ−ナ |
-
1982
- 1982-10-30 JP JP57191124A patent/JPS5982564A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5982564A (ja) | 1984-05-12 |
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