JPH0157223B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0157223B2 JPH0157223B2 JP57051006A JP5100682A JPH0157223B2 JP H0157223 B2 JPH0157223 B2 JP H0157223B2 JP 57051006 A JP57051006 A JP 57051006A JP 5100682 A JP5100682 A JP 5100682A JP H0157223 B2 JPH0157223 B2 JP H0157223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- wall slab
- joints
- slab
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
コンクリート系建物における耐震壁を剛性調整
する目的で縦分割する場合、縦目地のみによる分
割では実用的に2〜3分割程度となり、壁版1の
シアスパン比H/D1は2以下となり、曲げ壁の
性状とならず圧力場aを生起し、梁2をつき上げ
る応力bが働き、梁の剪断破壊か、壁圧縮縁cの
破壊が先行してまう。(第1図参照)従つて壁の
初期剛性及び初期耐力は期待できるが、第2図の
曲線に示すように、終局時での剛性及び耐力は
期待できないものになつている。なおは比較対
照のために示されたラーメンの応力・歪曲線であ
る。その他図中3は柱、4は縦目地、5は曲げ節
である。
する目的で縦分割する場合、縦目地のみによる分
割では実用的に2〜3分割程度となり、壁版1の
シアスパン比H/D1は2以下となり、曲げ壁の
性状とならず圧力場aを生起し、梁2をつき上げ
る応力bが働き、梁の剪断破壊か、壁圧縮縁cの
破壊が先行してまう。(第1図参照)従つて壁の
初期剛性及び初期耐力は期待できるが、第2図の
曲線に示すように、終局時での剛性及び耐力は
期待できないものになつている。なおは比較対
照のために示されたラーメンの応力・歪曲線であ
る。その他図中3は柱、4は縦目地、5は曲げ節
である。
これを回避するためには第3図に示すように壁
版1を可成り小分割して、シヤスパン比H/D2
を2〜2.5以上としないと、所期の目的を達成す
ることはできず、意匠設計に制約が加わり、目地
処理もコスト高になる。
版1を可成り小分割して、シヤスパン比H/D2
を2〜2.5以上としないと、所期の目的を達成す
ることはできず、意匠設計に制約が加わり、目地
処理もコスト高になる。
本発明はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、構造物の柱梁によつて構成され
た構格内に配設されたコンクリート耐震壁版を縦
目地を介して分割し、同壁版と梁との間に、前記
縦目地の端部に連設する横目地を設けるととも
に、前記分割壁版内における同横目地より内側位
置に曲げ筋を配設してなり、壁版のシヤスパン比
を同壁版の高さと壁版における相対する横目地間
の間隔との比とし、同横目地長さの調整によつて
前記シヤスパン比の値を選択しうるように構成し
てなることを特徴とする剛性調整耐震壁に係るも
のである。
案されたもので、構造物の柱梁によつて構成され
た構格内に配設されたコンクリート耐震壁版を縦
目地を介して分割し、同壁版と梁との間に、前記
縦目地の端部に連設する横目地を設けるととも
に、前記分割壁版内における同横目地より内側位
置に曲げ筋を配設してなり、壁版のシヤスパン比
を同壁版の高さと壁版における相対する横目地間
の間隔との比とし、同横目地長さの調整によつて
前記シヤスパン比の値を選択しうるように構成し
てなることを特徴とする剛性調整耐震壁に係るも
のである。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
第4図において壁版1は第1図の場合と同様に
縦目地4を介して2分されているが、各縦目地4
の上端に、各壁版1と梁2との間に亘つて、縦目
地4と同様に壁版1の変形に支障のない横目地6
を連設し、壁版1のシヤスパン比を壁版の高さH
と、壁版における相対する横目地6,6間の間隔
D3(<D1)との比、即ちH/D3とし、横目地6長
さの調整によつて壁版1のシヤスパン比を2〜
2.5以上になるように、剛性を調整しようとする
ものである。即ち分割された壁版1内の曲げ筋5
の位置を横目地6の内側に配置することにより適
正な壁剛性を得ることができ、第5図のに示す
ように、終局時にも安定した耐力を保持しうるよ
うにしたものである。
縦目地4を介して2分されているが、各縦目地4
の上端に、各壁版1と梁2との間に亘つて、縦目
地4と同様に壁版1の変形に支障のない横目地6
を連設し、壁版1のシヤスパン比を壁版の高さH
と、壁版における相対する横目地6,6間の間隔
D3(<D1)との比、即ちH/D3とし、横目地6長
さの調整によつて壁版1のシヤスパン比を2〜
2.5以上になるように、剛性を調整しようとする
ものである。即ち分割された壁版1内の曲げ筋5
の位置を横目地6の内側に配置することにより適
正な壁剛性を得ることができ、第5図のに示す
ように、終局時にも安定した耐力を保持しうるよ
うにしたものである。
次に本発明の設計例を挙げる。
一般的な柱割6〜7m、階高3〜3.5mで壁版
を3等分した場合従来の考え方では第6図に示す
如くH=2.4〜2.9m、壁版1の縦目地間々隔l1=
1.75〜2.10m、シヤスパン比H/l1=1.15〜1.66と
決定付けられるが、本発明によれば第7図に示す
ように、横目地6の長さを調整することによりシ
ヤスパン比H/l1=2.0〜2.5と自由に選択でき、
且つ曲げ筋5の位置を横目地6の内側に配置する
ことによつて目標とする剛性と耐力とを自由に得
ることができるものである。
を3等分した場合従来の考え方では第6図に示す
如くH=2.4〜2.9m、壁版1の縦目地間々隔l1=
1.75〜2.10m、シヤスパン比H/l1=1.15〜1.66と
決定付けられるが、本発明によれば第7図に示す
ように、横目地6の長さを調整することによりシ
ヤスパン比H/l1=2.0〜2.5と自由に選択でき、
且つ曲げ筋5の位置を横目地6の内側に配置する
ことによつて目標とする剛性と耐力とを自由に得
ることができるものである。
第8図及び第9図は夫々本発明の他の実施例を
示し、第8図に示す実施例においては壁版1が不
等3分割された場合を示し、第9図に示す実施例
においては開口部付壁版に適用した場合を示し、
7は出入口、8は窓、9はカーテンウオールで、
その他図中前記実施例と均等部分には同一符号が
附されている。
示し、第8図に示す実施例においては壁版1が不
等3分割された場合を示し、第9図に示す実施例
においては開口部付壁版に適用した場合を示し、
7は出入口、8は窓、9はカーテンウオールで、
その他図中前記実施例と均等部分には同一符号が
附されている。
本発明に係る剛性調整耐震壁においては前記し
たように、構造物の構格に介装された壁版を分割
し、相隣る壁版の縦目地の端部に、壁版と梁との
間に亘つて延びる縦目地と同様に変形に支障のな
い横目地を連設したものであつて、同横目地の長
さを調整することによつて縦目地とは関係なく、
壁版のシヤスパン比を曲げ性能の卓越した値をと
るように構成しうるものである。
たように、構造物の構格に介装された壁版を分割
し、相隣る壁版の縦目地の端部に、壁版と梁との
間に亘つて延びる縦目地と同様に変形に支障のな
い横目地を連設したものであつて、同横目地の長
さを調整することによつて縦目地とは関係なく、
壁版のシヤスパン比を曲げ性能の卓越した値をと
るように構成しうるものである。
本発明によればこのように前記横目地の長さを
調整することにより壁版のシヤスパン比を自由に
選択することができ、且つ曲げ筋の位置を横目地
の内側に配置することによつて目標とする剛性と
耐力とを自由に得られるようにしたものであり、
本発明によれば壁版の分割が自由であつて、構造
的にも自由な剛性及び耐力を得るシヤスパン比と
して扱いうるとともに、曲げ壁の弱点である圧縮
縁端部の局部破壊が回避され、優れた構造特性が
得られるものであり、また特に壁版をPC版とす
る場合は多様性が増大し、製作的、コスト的にも
多大の利点を有するものである。
調整することにより壁版のシヤスパン比を自由に
選択することができ、且つ曲げ筋の位置を横目地
の内側に配置することによつて目標とする剛性と
耐力とを自由に得られるようにしたものであり、
本発明によれば壁版の分割が自由であつて、構造
的にも自由な剛性及び耐力を得るシヤスパン比と
して扱いうるとともに、曲げ壁の弱点である圧縮
縁端部の局部破壊が回避され、優れた構造特性が
得られるものであり、また特に壁版をPC版とす
る場合は多様性が増大し、製作的、コスト的にも
多大の利点を有するものである。
以上本発明を実施例について説明したが、本発
明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
明は勿論このような実施例にだけ局限されるもの
ではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で
種々の設計の改変を施しうるものである。
第1図は従来の分割壁の正面図、第2図はその
構造特性図、第3図は前記分割壁を更に小分割し
た場合を示す正面図、第4図は本発明に係る剛性
調整耐震壁の一実施例を示す正面図、第5図はそ
の構造特性図、第6図及び第7図は従来例及び本
発明による設計例を示す正面図、第8図及び第9
図は夫々本発明の更に他の実施例を示す正面図で
ある。 1……壁版、2……梁、4……縦目地、6……
横目地。
構造特性図、第3図は前記分割壁を更に小分割し
た場合を示す正面図、第4図は本発明に係る剛性
調整耐震壁の一実施例を示す正面図、第5図はそ
の構造特性図、第6図及び第7図は従来例及び本
発明による設計例を示す正面図、第8図及び第9
図は夫々本発明の更に他の実施例を示す正面図で
ある。 1……壁版、2……梁、4……縦目地、6……
横目地。
Claims (1)
- 1 構造物の柱梁によつて構成された構格内に配
設されたコンクリート耐震壁版を縦目地を介して
分割し、同壁版と梁との間に、前記縦目地の端部
に連設する横目地を設けるとともに、前記分割壁
版内における同横目地より内側位置に曲げ筋を配
設してなり、壁版のシヤスパン比を同壁版の高さ
と壁版における相対する横目地間の間隔との比と
し、同横目地長さの調整によつて前記シヤスパン
比の値を選択しうるように構成してなることを特
徴とする剛性調整耐震壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5100682A JPS58168762A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 剛性調整耐震壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5100682A JPS58168762A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 剛性調整耐震壁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58168762A JPS58168762A (ja) | 1983-10-05 |
| JPH0157223B2 true JPH0157223B2 (ja) | 1989-12-05 |
Family
ID=12874681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5100682A Granted JPS58168762A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 剛性調整耐震壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58168762A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60175670A (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-09 | 株式会社竹中工務店 | 鉄筋コンクリ−ト造耐震壁 |
| JPS63197777A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-08-16 | 株式会社フジタ | プレキヤスト鉄筋コンクリ−ト造耐震壁 |
| JPS63236871A (ja) * | 1987-03-24 | 1988-10-03 | 株式会社フジタ | プレキヤスト鉄筋コンクリ−ト造耐震壁の剛性調節方法 |
| JP3640196B2 (ja) * | 1996-04-24 | 2005-04-20 | 清水建設株式会社 | 壁の耐震補強工法及びこれにより構築された耐震補強壁 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5122739A (ja) * | 1974-08-16 | 1976-02-23 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP5100682A patent/JPS58168762A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58168762A (ja) | 1983-10-05 |
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