JPH0158486B2 - - Google Patents
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- JPH0158486B2 JPH0158486B2 JP60299837A JP29983785A JPH0158486B2 JP H0158486 B2 JPH0158486 B2 JP H0158486B2 JP 60299837 A JP60299837 A JP 60299837A JP 29983785 A JP29983785 A JP 29983785A JP H0158486 B2 JPH0158486 B2 JP H0158486B2
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C7/00—Optical parts
- G02C7/02—Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
- G02C7/04—Contact lenses for the eyes
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
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- B29D11/00865—Applying coatings; tinting; colouring
- B29D11/00894—Applying coatings; tinting; colouring colouring or tinting
- B29D11/00903—Applying coatings; tinting; colouring colouring or tinting on the surface
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Description
産業上の利用分野
本発明は使用者の虹彩に見掛色彩の変更を付与
することができるコンタクトレンズに関する。 従来の技術および発明の解決しようとする課題 US特許第3679504号(Wichterle)は、コンタ
クトレンズにおける着色効果を形成する方法を開
示し、それは2層からなり、それらの層の間に挿
入された着色層を有するレンズに関する。しかし
ながら、この方法は高価であり、そして該層は離
層しやすく、2層からなるので厚さの点でも望ま
しくない。変法として、Wichterleは、着色によ
るレンズ表面の被覆およびポリマーによる該着色
層の被覆を開示する。この変法は実施例3Aに示
したように着色の付着性の点で適当ではない。 US特許第4468229号(Su)は、反応性染料の
使用を要件とする着色レンズを開示している。 本発明の目的は、プレスチツクの2層間に着色
層を挿入することを要件とせず、また反応性染料
を必要とせず、そして耐久性のある着色コンタク
トレンズを提供することである。 課題を解決するための手段 上記課題は、以下の着色コンタクトレンズによ
つて解決することができる。 即ち、本発明の着色コンタクトレンズは、 (a) ポリマーから形成されたレンズ本体;および (b) 該レンズの少なくとも一部の表面上の結合用
ポリマーと混合された着色物質;から成る着色
コンタクトレンズであつて、その場合、結合用
ポリマーおよびレンズポリマーは−COOH、−
OHおよび−NH−R(ここでRは、水素原子ま
たはアルキル基である)の少なくとも1種から
選択される官能基と、−NCOおよびエポキシ基
の少なくとも1種から選択される官能基とが反
応することにより互いに結合されていることを
特徴とする。 本発明のレンズは視覚上の欠陥を修正する光学
的処置と関連させて、またはそれと無関係に製造
される。 本発明レンズは、使用者の虹彩の見掛色彩に根
本的な色の変化(例えば暗褐色から淡青色への変
化)をもたらすことができる不透明のカラーコー
ト(color coat)を有する。また、そのカラーコ
ートは透明であつてもよく、その場合は眼の見掛
上の色合いが濃くなり、すなわち淡い色の眼の見
掛色彩が例えば淡青色から緑色に変化する。それ
故、本明細書全体を通して使用される“着色コン
タクトレンズ”という用語は、透明または不透明
のカラーコートを有するレンズを意味するもので
ある。 本発明はレンズを着色することに関して高度の
融通性を提供する。透明または不透明のカラーコ
ートから選択することが可能であるばかりでな
く、レンズの所定部分を着色することが可能であ
る。 さらに本発明によれば所望により1色以上の色
を使用して、虹彩の微細構造をまねた模様にレン
ズを着色することが可能である。また、欧州特許
出願第85104511.2号(1985年4月13日出願)に記
載されているように、虹彩の見掛色彩を変えてし
かも虹彩の微細構造が肉眼で見えるようにする方
法で、レンズの虹彩部分に不透明の模様を付着さ
せることができる。硬質レンズ(すなわち非親水
性レンズ)および軟質レンズ(すなわち親水性レ
ンズ)は双方とも、そのレンズポリマーがあとで
述べるような必要とされる官能基を有する限り着
色される。 本発明レンズは耐久性があり、たとえレンズを
通常の殺菌/洗浄方法に付したとしても長期使用
の際にその色を保持する。 本発明の着色コンタクトレンズは、 (a) ポリマーから形成されるコンタクトレンズを
準備する工程; (b) 該レンズの少なくとも一部の表面を、着色物
質と結合用ポリマーからなるカラーコートで被
覆する工程; (c) −COOH、−OHおよび−NH−R(ここでR
は、水素原子またはアルキル基である)の少な
くとも1種から選択される官能基と、−NCOお
よびエポキシ基の少なくとも1種から選択され
る官能基とを反応させることにより、レンズポ
リマーを結合用ポリマーに結合させる工程;か
ら成る方法によつて製造することができる。 本発明方法によつて着色されるレンズは、グル
ープAまたはB: グループA:−COOH、−OHおよび−NH−R
(ここでRは、水素原子またはアルキル基、好ま
しくは低級アルキル基である)のうちの少なくと
も1種; グループB:−NCOおよびエポキシ基の少な
くとも1種、 から選択される官能基を有するポリマーから製造
される。 レンズポリマーおよび結合用ポリマーは、第1
に、それぞれ−COOH、−OHおよび−NH−Rの
少なくとも1種から選択される官能基を有するも
のが好適であり、そしてカラーコートは−NCO
およびエポキシ基の少なくとも1種から選択され
る官能基を1分子当たり少なくとも2個含有する
追加の化合物をさらに含むことができる。 第2に、レンズポリマーが−COOH、−OHお
よび−NH−Rの少なくとも1種から選択される
官能基を有し、そして結合用ポリマーが−NCO
およびエポキシ基の少なくとも1種から選択され
る官能基を有するもの、第3に、レンズポリマー
が−NCOおよびエポキシ基の少なくとも1種か
ら選択される官能基を有し、そして結合用ポリマ
ーが−COOH、−OHおよび−NH−Rの少なくと
も1種から選択される官能基を有するものが好適
である。 “ポリマー”という用語は1種またはそれ以上
のモノマーを重合させることにより生成された物
質を意味するか、またはこの種のポリマーのブレ
ンドを意味する。官能基はポリマー主鎖から、ま
たはその主鎖から突き出た別の基から突き出てい
る。例えば、重合されたヒドロキシエチルメタク
リレートは次式: によつて表わされる。ヒドロキシル官能基は上記
表示の底部に存在する。 ここで使用する“アルキル基”という用語は直
鎖、分枝鎖および環式の炭素原子数1〜8の飽和
炭化水素基を意味し、C1〜C2アルキル基が好適
である。 グループAの官能基を提供するために使用され
る適当なモノマーの例にはアクリル酸;メタクリ
ル酸;アクリル酸およびメタクリル酸のヒドロキ
シC1〜C6アルキルエステル、例えばヒドロキシ
エチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ヒドロキシブチルメタクリレートお
よびヒドロキシエチルアクリレート;アクリル酸
およびメタクリル酸のアミノC1〜C6アルキルエ
ステル、例えばアミノエチルメタクリレート、ア
ミノオクチルメタクリレート、N−メチルアミノ
エチルメタクリレート、N−オクチルアミノエチ
ルメタクリレートおよびアミノペンチルアクリレ
ート;アクリル酸およびメタクリル酸のグリセリ
ルエステル、例えばグリセリルモノメタクリレー
ト、グリセリルモノアクリレート;およびこれら
の組合せが含まれる。グループBの官能基を提供
するために使用される適当なモノマーの例にはイ
ソシアナトエチルメタクリレート、グリシジルメ
タクリレートおよびこれらの組合せが含まれる。 上記のモノマーのほかに、コンタクトレンズは
官能基をもたない共重合されたモノマーを含んで
いてもよく、これらのモノマーの例にはN−ビニ
ル複素環式モノマー、例えばN−ビニル−2−ピ
ロリドン;C1〜C6アルキルビニルエーテル、例
えばビニルエチルエーテル;アクリル酸またはメ
タクリル酸のC1〜C6アルキルエステル、例えば
メチルメタクリレートおよびプロピルアクリレー
ト;C1〜C6アルキルスチレン、例えばt−ブチ
ルスチレン;ビニルモノマー、例えば塩化ビニル
および酢酸ビニル;ジエンモノマー、例えばイソ
プレン;およびアクリル酸またはメタクリル酸の
C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキルエステル、例
えばエトキシエチルメタクリレートまたはメトキ
シプロピルアクリレートが含まれる。 レンズ製造用の好適なモノマーはヒドロキシエ
チルメタクリレートである。 好適なレンズポリマーの例はロシエーク
(Loshaek)らの米国特許第4405773号に記載され
ており、75〜95重量%のアクリル酸またはメタク
リル酸のヒドロキシ直鎖または分枝鎖C2〜C4ア
ルキルモノエステル(好ましくはヒドロキシエチ
ルメタクリレート)、5〜20重量%のアクリル酸
またはメタクリル酸のC2〜C4アルコキシC2〜C4
アルキルエステル(好ましくはエトキシエチルメ
タクリレート)および0.3〜4重量%のアクリル
酸またはメタクリル酸(好ましくはメタクリル
酸)を含有する。 親水性レンズの場合は、−OHまたは−COOH
官能基を与える親水性モノマー(例えばヒドロキ
シエチルメタクリレートおよびメタクリル酸)が
多量に使用される。硬質レンズの場合には、多量
の親水性官能基をもたないモノマー(例えばメチ
ルメタクリレートまたはt−ブチルスチレン)が
少量(すなわち、必要とされる付着性を与えるの
に十分な量)の官能基含有モノマーと共に使用さ
れる。 重合およびレンズ成形は当分野でよく知られて
おり、本発明には包含されない。レンズポリマー
が官能基を有する限り、公知の技術はどれも使用
しうる。 本発明に従つてレンズを製造する場合、レンズ
の少なくとも一部の表面は着色物質と結合用ポリ
マー(レンズポリマーと同様にグループAおよび
グループBから選択される官能基を有する)から
なるカラーコートで被覆される。レンズポリマー
がグループAからの官能基を含みそして結合用ポ
リマーがグループBからの官能基を有する場合、
またはその逆である場合、レンズポリマーと結合
用ポリマーは互いに直接結合する。しかし、レン
ズポリマーと結合用ポリマーの両方が同じグルー
プ(例えばグループA)からの官能基を有する場
合、他方のグループからの官能基を1分子当たり
少なくとも2個有する化合物が使用される。例え
ば、レンズポリマーと結合用ポリマーがグループ
Aの官能基を有する場合、1分子当たり少なくと
も2個のグループBからの官能基を有する化合物
が使用される。さらに、レンズポリマーと結合用
ポリマーの両方が同じグループからの官能基を有
する場合、それらの官能基は同一である必要はな
く、またレンズポリマーと結合用ポリマーに同じ
数量ずつ含まれる必要もない。同一レンズに1つ
以上のカラーコートを使用することは本発明の範
囲に含まれ、各カラーコートはここに記載される
同一のまたは異なる結合系を有している。 少なくとも2個のグループBの官能基を有する
適当な化合物にはヘキサメチレンジイソシアネー
ト(OCN−(CH2)6−NCO)および次式のビスフ
エノールAジエポキシドが含まれる。 少なくとも2個のグループAの官能基を有する
適当な化合物にはエチレングリコール、エチレン
ジアミンおよびアジピン酸が含まれる。 レンズの前面または後面、もしくは両面を被覆
し得るが、後ろの凹面よりも前の凸面を被覆する
方が簡単である。その後、被覆レンズをグループ
Aの官能基とグループBの官能基とが反応する条
件に付す。着色物質が透明であつて且つレンズが
虹彩より小さい直径を有する硬質レンズである場
合、レンズ面全体を被覆し得る。着色物質が不透
明である場合には、瞳孔部分を透明のままに残し
て虹彩に相当するレンズ部分のみを被覆すべきで
ある。虹彩より大きい親水性レンズの場合は、虹
彩を越えて延びるレンズ部分を被覆しないで残し
ておく。 現在のところ好適な本発明の実施態様は、グル
ープAからの官能基を有するレンズおよび結合用
ポリマーを使用し、且つグループBからの官能基
を供給するために1分子当たり少なくとも2個の
イソシアネート基を有する化合物を使用すること
である。以後の説明はこの実施態様に関するもの
である。しかし、同様の原理を用いて他の態様も
実施可能である。 本発明方法の被覆工程を実施する際、以下の3
つの好適な方法が存在する。 (1) 着色物質、結合用ポリマー、イソシアネート
化合物および溶剤からなる混合物をレンズ面ま
たはその一部分に塗被する。 (2) 最初にイソシアネート化合物と溶剤の混合物
をレンズに塗被し、続いて結合用ポリマー、着
色物質および溶剤の混合物をその被覆面に塗被
する。 (3) 方法(2)の別々の被覆工程を逆にする。すなわ
ち、最初に結合用ポリマー、着色物質および溶
剤の混合物をレンズに塗被し、次いでイソシア
ネート化合物と溶剤の混合物をその被覆面に塗
被する。 結合用ポリマーを製造するのに使用されるモノ
マーの記載は、レンズを製造する際に使用される
モノマーの記載内容と同じである。官能基(−
OH、−COOHおよび−NH−Rのうち少なくとも
1種)が存在する。親水性レンズの場合、結合用
ポリマーはレンズ製造のときと同じ濃度の同じモ
ノマーから製造することができる。しかしなが
ら、このことは必ずしも必要なことではなく、両
方のポリマーは水和の際にそりが生じないような
ものであればよい。結合用ポリマーは好ましくは
反応容器内に所定のモノマー、モノマー用溶剤、
分子量調整剤および重合開始剤を最初に含む溶液
を、満足のゆく重合レベルが得られるのに十分な
時間加熱することにより製造される。これは溶剤
中に溶解された非架橋ポリマーを生成し、このポ
リマーは好ましくは若干の未反応残留モノマーを
含有する。ポリマーの分子量および架橋度を制限
して、反応溶液の粘度を使用可能な範囲に保つこ
とが望ましい。 結合用ポリマーの分子量は、当分野でよく知ら
れる連鎖移動剤のような分子量調整剤を使用する
ことにより有利にコントロールされる。適当な連
鎖移動剤には2−メルカプトエタノール、1−ド
デシルメルカプタンおよびその他のアルキルメル
カプタンが含まれる。特別の溶剤を使用して分子
量をコントロールすることも1つの手段である。 適当な重合開始剤には2,2−アゾビス(イソ
ブチロニトリル)、過酸化ベンゾイル、ペルオキ
シ安息香酸t−ブチルおよび過酸化t−ブチルの
ような遊離基開始剤が含まれる。しかし、結合用
ポリマーの正確な重合方法は限定的でない。 適当な溶剤にはエチルセロソルブ、シクロペン
タノン、エタノール、t−ブタノール、アセトン
およびその他の脂肪族および脂環式ケトンが含ま
れる。溶剤混合物も使用できる。乳酸エチルは優
れた補助溶剤であり、ある情況下では水も補助溶
剤として使用できる。好適な溶剤はシクロペンタ
ノンと乳酸エチルとの組合せである。結合用ポリ
マーの溶液と着色物質とを混合して着色剤ペース
トを形成する。 結合用ポリマー、着色物質およびイソシアネー
ト化合物を1つの工程で塗被しようとする場合、
着色剤ペースト、イソシアネート化合物および場
合により追加のモノマーをブレンドしてインク、
塗料または他の塗布可能材料を形成し、それをレ
ンズに塗布する。塗布可能材料を長期間貯蔵する
場合にはイソシアネート化合物を加えないで調製
すべきであり、イソシアネート化合物と塗布可能
材料とはレンズ面に塗被する直前にブレンドされ
る。塗布可能材料のポツトライフ(可使時間)は
イソシアネート化合物と結合用ポリマーの官能基
との反応性に影響される。 着色物質は必ずしも官能基を含む必要がないの
で、その選択はかなり融通がきく。好適な着色物
質には青色としてフタロシアニンブルー;緑色と
してフタロシアニングリーンおよび酸化クロム
(iii);黄色、赤色、茶色および黒色として各種の酸
化鉄が含まれる。もちろん、この種の着色物質の
ブレンドも所望の色合いを出すために使用され
る。不透明コーテイングにとつて、二酸化チタン
が好適な不透明化剤である。不透明化剤(本明細
書においては着色物質とみなされる)は他の着色
物質とブレンドして着色剤ペーストとする。 ヘキサメチレンジイソシアネート(OCN−
(CH2)6−NCO)は好適なイソシアネート化合物
である。しかし、式:R1(NCO)o(ここでnは2
より大きいかまたは2に等しく、好ましくは2で
あり、R1は2価以上の有機基、例えば脂肪族、
脂環式、脂肪族−脂環式、芳香族または脂肪族−
芳香族炭化水素基である)で表わされるイソシア
ネートの使用はどれも本発明の範囲に含まれる。
それ故、他の適当なイソシアネート化合物は2,
4−トルエンジイソシアネートおよびビス(イソ
シアナトフエニル)メタンである。 レンズポリマーおよび結合用ポリマーのための
架橋剤(例えばエチレングリコールジメタクリレ
ート)を添加すると、優れた付着性を得るのに要
するイソシアネート化合物の量が少なくてすむと
いうことが見出された。 その後、被覆レンズはイソシアネート基と結合
用ポリマーおよびレンズポリマーの官能基とを反
応させる条件に付される。それによつてレンズポ
リマーと結合用ポリマーとが互いに強固に結合さ
れ、また非常に安定した耐久性のある着色コンタ
クトレンズを形成する方法で結合用ポリマー内に
着色物質が封じ込められる。もちろん、ある種の
着色物質はイソシアネート基と直接反応する官能
基をもつことができ、このような追加反応も本発
明の範囲に含まれる。一般に、レンズは真空下少
なくとも約20℃(好ましくは50℃)で少なくとも
約15分(好ましくは30分)加熱して溶剤を蒸発さ
せ、次に少なくとも約70℃(好ましくは90℃)で
少なくとも約30分(好ましくは90分)硬化させ
る。イソシアネート化合物とレンズ/結合剤ポリ
マーとの反応の速度を高める触媒が、レンズに塗
被する直前にインクに加えられてもよい。この種
の触媒には第三アミン、例えばトリエチルアミ
ン、ベンジルジメチルアミン、ジメチルシクロヘ
キシルアミン;および金属系触媒、例えばオクタ
ン酸第一錫およびジブチル錫ジラウレートが含ま
れる。上記の諸条件は例示するためのものであつ
て、本発明の範囲を限定するものではない。時間
および温度は物質のいかなる組合せに対しても最
適条件が用いられる。 着色された親水性コンタクトレンズの場合、未
着色の親水性レンズの場合に一般に用いられる方
法を使つてその硬化レンズが水和される。 次の表は本発明に従つてインクを調製するため
に使用される諸成分の望ましい量を示す。
することができるコンタクトレンズに関する。 従来の技術および発明の解決しようとする課題 US特許第3679504号(Wichterle)は、コンタ
クトレンズにおける着色効果を形成する方法を開
示し、それは2層からなり、それらの層の間に挿
入された着色層を有するレンズに関する。しかし
ながら、この方法は高価であり、そして該層は離
層しやすく、2層からなるので厚さの点でも望ま
しくない。変法として、Wichterleは、着色によ
るレンズ表面の被覆およびポリマーによる該着色
層の被覆を開示する。この変法は実施例3Aに示
したように着色の付着性の点で適当ではない。 US特許第4468229号(Su)は、反応性染料の
使用を要件とする着色レンズを開示している。 本発明の目的は、プレスチツクの2層間に着色
層を挿入することを要件とせず、また反応性染料
を必要とせず、そして耐久性のある着色コンタク
トレンズを提供することである。 課題を解決するための手段 上記課題は、以下の着色コンタクトレンズによ
つて解決することができる。 即ち、本発明の着色コンタクトレンズは、 (a) ポリマーから形成されたレンズ本体;および (b) 該レンズの少なくとも一部の表面上の結合用
ポリマーと混合された着色物質;から成る着色
コンタクトレンズであつて、その場合、結合用
ポリマーおよびレンズポリマーは−COOH、−
OHおよび−NH−R(ここでRは、水素原子ま
たはアルキル基である)の少なくとも1種から
選択される官能基と、−NCOおよびエポキシ基
の少なくとも1種から選択される官能基とが反
応することにより互いに結合されていることを
特徴とする。 本発明のレンズは視覚上の欠陥を修正する光学
的処置と関連させて、またはそれと無関係に製造
される。 本発明レンズは、使用者の虹彩の見掛色彩に根
本的な色の変化(例えば暗褐色から淡青色への変
化)をもたらすことができる不透明のカラーコー
ト(color coat)を有する。また、そのカラーコ
ートは透明であつてもよく、その場合は眼の見掛
上の色合いが濃くなり、すなわち淡い色の眼の見
掛色彩が例えば淡青色から緑色に変化する。それ
故、本明細書全体を通して使用される“着色コン
タクトレンズ”という用語は、透明または不透明
のカラーコートを有するレンズを意味するもので
ある。 本発明はレンズを着色することに関して高度の
融通性を提供する。透明または不透明のカラーコ
ートから選択することが可能であるばかりでな
く、レンズの所定部分を着色することが可能であ
る。 さらに本発明によれば所望により1色以上の色
を使用して、虹彩の微細構造をまねた模様にレン
ズを着色することが可能である。また、欧州特許
出願第85104511.2号(1985年4月13日出願)に記
載されているように、虹彩の見掛色彩を変えてし
かも虹彩の微細構造が肉眼で見えるようにする方
法で、レンズの虹彩部分に不透明の模様を付着さ
せることができる。硬質レンズ(すなわち非親水
性レンズ)および軟質レンズ(すなわち親水性レ
ンズ)は双方とも、そのレンズポリマーがあとで
述べるような必要とされる官能基を有する限り着
色される。 本発明レンズは耐久性があり、たとえレンズを
通常の殺菌/洗浄方法に付したとしても長期使用
の際にその色を保持する。 本発明の着色コンタクトレンズは、 (a) ポリマーから形成されるコンタクトレンズを
準備する工程; (b) 該レンズの少なくとも一部の表面を、着色物
質と結合用ポリマーからなるカラーコートで被
覆する工程; (c) −COOH、−OHおよび−NH−R(ここでR
は、水素原子またはアルキル基である)の少な
くとも1種から選択される官能基と、−NCOお
よびエポキシ基の少なくとも1種から選択され
る官能基とを反応させることにより、レンズポ
リマーを結合用ポリマーに結合させる工程;か
ら成る方法によつて製造することができる。 本発明方法によつて着色されるレンズは、グル
ープAまたはB: グループA:−COOH、−OHおよび−NH−R
(ここでRは、水素原子またはアルキル基、好ま
しくは低級アルキル基である)のうちの少なくと
も1種; グループB:−NCOおよびエポキシ基の少な
くとも1種、 から選択される官能基を有するポリマーから製造
される。 レンズポリマーおよび結合用ポリマーは、第1
に、それぞれ−COOH、−OHおよび−NH−Rの
少なくとも1種から選択される官能基を有するも
のが好適であり、そしてカラーコートは−NCO
およびエポキシ基の少なくとも1種から選択され
る官能基を1分子当たり少なくとも2個含有する
追加の化合物をさらに含むことができる。 第2に、レンズポリマーが−COOH、−OHお
よび−NH−Rの少なくとも1種から選択される
官能基を有し、そして結合用ポリマーが−NCO
およびエポキシ基の少なくとも1種から選択され
る官能基を有するもの、第3に、レンズポリマー
が−NCOおよびエポキシ基の少なくとも1種か
ら選択される官能基を有し、そして結合用ポリマ
ーが−COOH、−OHおよび−NH−Rの少なくと
も1種から選択される官能基を有するものが好適
である。 “ポリマー”という用語は1種またはそれ以上
のモノマーを重合させることにより生成された物
質を意味するか、またはこの種のポリマーのブレ
ンドを意味する。官能基はポリマー主鎖から、ま
たはその主鎖から突き出た別の基から突き出てい
る。例えば、重合されたヒドロキシエチルメタク
リレートは次式: によつて表わされる。ヒドロキシル官能基は上記
表示の底部に存在する。 ここで使用する“アルキル基”という用語は直
鎖、分枝鎖および環式の炭素原子数1〜8の飽和
炭化水素基を意味し、C1〜C2アルキル基が好適
である。 グループAの官能基を提供するために使用され
る適当なモノマーの例にはアクリル酸;メタクリ
ル酸;アクリル酸およびメタクリル酸のヒドロキ
シC1〜C6アルキルエステル、例えばヒドロキシ
エチルメタクリレート、ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ヒドロキシブチルメタクリレートお
よびヒドロキシエチルアクリレート;アクリル酸
およびメタクリル酸のアミノC1〜C6アルキルエ
ステル、例えばアミノエチルメタクリレート、ア
ミノオクチルメタクリレート、N−メチルアミノ
エチルメタクリレート、N−オクチルアミノエチ
ルメタクリレートおよびアミノペンチルアクリレ
ート;アクリル酸およびメタクリル酸のグリセリ
ルエステル、例えばグリセリルモノメタクリレー
ト、グリセリルモノアクリレート;およびこれら
の組合せが含まれる。グループBの官能基を提供
するために使用される適当なモノマーの例にはイ
ソシアナトエチルメタクリレート、グリシジルメ
タクリレートおよびこれらの組合せが含まれる。 上記のモノマーのほかに、コンタクトレンズは
官能基をもたない共重合されたモノマーを含んで
いてもよく、これらのモノマーの例にはN−ビニ
ル複素環式モノマー、例えばN−ビニル−2−ピ
ロリドン;C1〜C6アルキルビニルエーテル、例
えばビニルエチルエーテル;アクリル酸またはメ
タクリル酸のC1〜C6アルキルエステル、例えば
メチルメタクリレートおよびプロピルアクリレー
ト;C1〜C6アルキルスチレン、例えばt−ブチ
ルスチレン;ビニルモノマー、例えば塩化ビニル
および酢酸ビニル;ジエンモノマー、例えばイソ
プレン;およびアクリル酸またはメタクリル酸の
C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキルエステル、例
えばエトキシエチルメタクリレートまたはメトキ
シプロピルアクリレートが含まれる。 レンズ製造用の好適なモノマーはヒドロキシエ
チルメタクリレートである。 好適なレンズポリマーの例はロシエーク
(Loshaek)らの米国特許第4405773号に記載され
ており、75〜95重量%のアクリル酸またはメタク
リル酸のヒドロキシ直鎖または分枝鎖C2〜C4ア
ルキルモノエステル(好ましくはヒドロキシエチ
ルメタクリレート)、5〜20重量%のアクリル酸
またはメタクリル酸のC2〜C4アルコキシC2〜C4
アルキルエステル(好ましくはエトキシエチルメ
タクリレート)および0.3〜4重量%のアクリル
酸またはメタクリル酸(好ましくはメタクリル
酸)を含有する。 親水性レンズの場合は、−OHまたは−COOH
官能基を与える親水性モノマー(例えばヒドロキ
シエチルメタクリレートおよびメタクリル酸)が
多量に使用される。硬質レンズの場合には、多量
の親水性官能基をもたないモノマー(例えばメチ
ルメタクリレートまたはt−ブチルスチレン)が
少量(すなわち、必要とされる付着性を与えるの
に十分な量)の官能基含有モノマーと共に使用さ
れる。 重合およびレンズ成形は当分野でよく知られて
おり、本発明には包含されない。レンズポリマー
が官能基を有する限り、公知の技術はどれも使用
しうる。 本発明に従つてレンズを製造する場合、レンズ
の少なくとも一部の表面は着色物質と結合用ポリ
マー(レンズポリマーと同様にグループAおよび
グループBから選択される官能基を有する)から
なるカラーコートで被覆される。レンズポリマー
がグループAからの官能基を含みそして結合用ポ
リマーがグループBからの官能基を有する場合、
またはその逆である場合、レンズポリマーと結合
用ポリマーは互いに直接結合する。しかし、レン
ズポリマーと結合用ポリマーの両方が同じグルー
プ(例えばグループA)からの官能基を有する場
合、他方のグループからの官能基を1分子当たり
少なくとも2個有する化合物が使用される。例え
ば、レンズポリマーと結合用ポリマーがグループ
Aの官能基を有する場合、1分子当たり少なくと
も2個のグループBからの官能基を有する化合物
が使用される。さらに、レンズポリマーと結合用
ポリマーの両方が同じグループからの官能基を有
する場合、それらの官能基は同一である必要はな
く、またレンズポリマーと結合用ポリマーに同じ
数量ずつ含まれる必要もない。同一レンズに1つ
以上のカラーコートを使用することは本発明の範
囲に含まれ、各カラーコートはここに記載される
同一のまたは異なる結合系を有している。 少なくとも2個のグループBの官能基を有する
適当な化合物にはヘキサメチレンジイソシアネー
ト(OCN−(CH2)6−NCO)および次式のビスフ
エノールAジエポキシドが含まれる。 少なくとも2個のグループAの官能基を有する
適当な化合物にはエチレングリコール、エチレン
ジアミンおよびアジピン酸が含まれる。 レンズの前面または後面、もしくは両面を被覆
し得るが、後ろの凹面よりも前の凸面を被覆する
方が簡単である。その後、被覆レンズをグループ
Aの官能基とグループBの官能基とが反応する条
件に付す。着色物質が透明であつて且つレンズが
虹彩より小さい直径を有する硬質レンズである場
合、レンズ面全体を被覆し得る。着色物質が不透
明である場合には、瞳孔部分を透明のままに残し
て虹彩に相当するレンズ部分のみを被覆すべきで
ある。虹彩より大きい親水性レンズの場合は、虹
彩を越えて延びるレンズ部分を被覆しないで残し
ておく。 現在のところ好適な本発明の実施態様は、グル
ープAからの官能基を有するレンズおよび結合用
ポリマーを使用し、且つグループBからの官能基
を供給するために1分子当たり少なくとも2個の
イソシアネート基を有する化合物を使用すること
である。以後の説明はこの実施態様に関するもの
である。しかし、同様の原理を用いて他の態様も
実施可能である。 本発明方法の被覆工程を実施する際、以下の3
つの好適な方法が存在する。 (1) 着色物質、結合用ポリマー、イソシアネート
化合物および溶剤からなる混合物をレンズ面ま
たはその一部分に塗被する。 (2) 最初にイソシアネート化合物と溶剤の混合物
をレンズに塗被し、続いて結合用ポリマー、着
色物質および溶剤の混合物をその被覆面に塗被
する。 (3) 方法(2)の別々の被覆工程を逆にする。すなわ
ち、最初に結合用ポリマー、着色物質および溶
剤の混合物をレンズに塗被し、次いでイソシア
ネート化合物と溶剤の混合物をその被覆面に塗
被する。 結合用ポリマーを製造するのに使用されるモノ
マーの記載は、レンズを製造する際に使用される
モノマーの記載内容と同じである。官能基(−
OH、−COOHおよび−NH−Rのうち少なくとも
1種)が存在する。親水性レンズの場合、結合用
ポリマーはレンズ製造のときと同じ濃度の同じモ
ノマーから製造することができる。しかしなが
ら、このことは必ずしも必要なことではなく、両
方のポリマーは水和の際にそりが生じないような
ものであればよい。結合用ポリマーは好ましくは
反応容器内に所定のモノマー、モノマー用溶剤、
分子量調整剤および重合開始剤を最初に含む溶液
を、満足のゆく重合レベルが得られるのに十分な
時間加熱することにより製造される。これは溶剤
中に溶解された非架橋ポリマーを生成し、このポ
リマーは好ましくは若干の未反応残留モノマーを
含有する。ポリマーの分子量および架橋度を制限
して、反応溶液の粘度を使用可能な範囲に保つこ
とが望ましい。 結合用ポリマーの分子量は、当分野でよく知ら
れる連鎖移動剤のような分子量調整剤を使用する
ことにより有利にコントロールされる。適当な連
鎖移動剤には2−メルカプトエタノール、1−ド
デシルメルカプタンおよびその他のアルキルメル
カプタンが含まれる。特別の溶剤を使用して分子
量をコントロールすることも1つの手段である。 適当な重合開始剤には2,2−アゾビス(イソ
ブチロニトリル)、過酸化ベンゾイル、ペルオキ
シ安息香酸t−ブチルおよび過酸化t−ブチルの
ような遊離基開始剤が含まれる。しかし、結合用
ポリマーの正確な重合方法は限定的でない。 適当な溶剤にはエチルセロソルブ、シクロペン
タノン、エタノール、t−ブタノール、アセトン
およびその他の脂肪族および脂環式ケトンが含ま
れる。溶剤混合物も使用できる。乳酸エチルは優
れた補助溶剤であり、ある情況下では水も補助溶
剤として使用できる。好適な溶剤はシクロペンタ
ノンと乳酸エチルとの組合せである。結合用ポリ
マーの溶液と着色物質とを混合して着色剤ペース
トを形成する。 結合用ポリマー、着色物質およびイソシアネー
ト化合物を1つの工程で塗被しようとする場合、
着色剤ペースト、イソシアネート化合物および場
合により追加のモノマーをブレンドしてインク、
塗料または他の塗布可能材料を形成し、それをレ
ンズに塗布する。塗布可能材料を長期間貯蔵する
場合にはイソシアネート化合物を加えないで調製
すべきであり、イソシアネート化合物と塗布可能
材料とはレンズ面に塗被する直前にブレンドされ
る。塗布可能材料のポツトライフ(可使時間)は
イソシアネート化合物と結合用ポリマーの官能基
との反応性に影響される。 着色物質は必ずしも官能基を含む必要がないの
で、その選択はかなり融通がきく。好適な着色物
質には青色としてフタロシアニンブルー;緑色と
してフタロシアニングリーンおよび酸化クロム
(iii);黄色、赤色、茶色および黒色として各種の酸
化鉄が含まれる。もちろん、この種の着色物質の
ブレンドも所望の色合いを出すために使用され
る。不透明コーテイングにとつて、二酸化チタン
が好適な不透明化剤である。不透明化剤(本明細
書においては着色物質とみなされる)は他の着色
物質とブレンドして着色剤ペーストとする。 ヘキサメチレンジイソシアネート(OCN−
(CH2)6−NCO)は好適なイソシアネート化合物
である。しかし、式:R1(NCO)o(ここでnは2
より大きいかまたは2に等しく、好ましくは2で
あり、R1は2価以上の有機基、例えば脂肪族、
脂環式、脂肪族−脂環式、芳香族または脂肪族−
芳香族炭化水素基である)で表わされるイソシア
ネートの使用はどれも本発明の範囲に含まれる。
それ故、他の適当なイソシアネート化合物は2,
4−トルエンジイソシアネートおよびビス(イソ
シアナトフエニル)メタンである。 レンズポリマーおよび結合用ポリマーのための
架橋剤(例えばエチレングリコールジメタクリレ
ート)を添加すると、優れた付着性を得るのに要
するイソシアネート化合物の量が少なくてすむと
いうことが見出された。 その後、被覆レンズはイソシアネート基と結合
用ポリマーおよびレンズポリマーの官能基とを反
応させる条件に付される。それによつてレンズポ
リマーと結合用ポリマーとが互いに強固に結合さ
れ、また非常に安定した耐久性のある着色コンタ
クトレンズを形成する方法で結合用ポリマー内に
着色物質が封じ込められる。もちろん、ある種の
着色物質はイソシアネート基と直接反応する官能
基をもつことができ、このような追加反応も本発
明の範囲に含まれる。一般に、レンズは真空下少
なくとも約20℃(好ましくは50℃)で少なくとも
約15分(好ましくは30分)加熱して溶剤を蒸発さ
せ、次に少なくとも約70℃(好ましくは90℃)で
少なくとも約30分(好ましくは90分)硬化させ
る。イソシアネート化合物とレンズ/結合剤ポリ
マーとの反応の速度を高める触媒が、レンズに塗
被する直前にインクに加えられてもよい。この種
の触媒には第三アミン、例えばトリエチルアミ
ン、ベンジルジメチルアミン、ジメチルシクロヘ
キシルアミン;および金属系触媒、例えばオクタ
ン酸第一錫およびジブチル錫ジラウレートが含ま
れる。上記の諸条件は例示するためのものであつ
て、本発明の範囲を限定するものではない。時間
および温度は物質のいかなる組合せに対しても最
適条件が用いられる。 着色された親水性コンタクトレンズの場合、未
着色の親水性レンズの場合に一般に用いられる方
法を使つてその硬化レンズが水和される。 次の表は本発明に従つてインクを調製するため
に使用される諸成分の望ましい量を示す。
【表】
【表】
量を意味する。
次の実施例は本発明を例示するためのものであ
る。これらの実施例において下記の略語を使用す
る。 HEMAは2−ヒドロキシエチルメタクリレー
トであり、 EOEMAは2−エトキシメチルメタクリレート
であり、 MAAはメタクリル酸であり、 AIBNはアゾビス(イソブチロニトリル)であ
り、 HMDはヘキサメチレンジイソシアネートであ
り、 MEは2−メルカプトエタノールである。 実施例 1 結合用ポリマー/溶剤混合物の調製 HEMA91.5部、EOEMA8部、MAA0.5部、
ME0.5部およびAIBN0.5部を含有する混合物を
調整した。この混合物43部をシクロペンタノン57
部に溶解した。加熱することによつて重合させ
(一般にこの混合物の場合は38℃で48時間)、約10
%のモノマーを未反応のまま残した。この配合物
の重合量は適当な塗布粘度と付着特性を与えるこ
とがわかつた。残存する残留モノマーの量はいつ
でもガスクロマトグラフイーによつて測定でき
る。重合後の混合物の粘度は約25000cpsであつ
た。生じた混合物100部に乳酸エチル38部を加え
て溶解した。得られた結合用ポリマー/溶剤混合
物は以下の実施例において出発材料として使用し
た。 実施例 2 着色剤ペーストの調製 実施例1で調製した結合用ポリマー/溶剤混合
物と着色物質とを、下記の表に示す割合でブレン
ドしてスラリーを形成した。このスラリーを練り
ロール機で約15分間混和し、均一なペーストを得
た。別法として、着色物質と結合用ポリマー/溶
剤混合物とをボールミルにかけることにより調製
することができる。
次の実施例は本発明を例示するためのものであ
る。これらの実施例において下記の略語を使用す
る。 HEMAは2−ヒドロキシエチルメタクリレー
トであり、 EOEMAは2−エトキシメチルメタクリレート
であり、 MAAはメタクリル酸であり、 AIBNはアゾビス(イソブチロニトリル)であ
り、 HMDはヘキサメチレンジイソシアネートであ
り、 MEは2−メルカプトエタノールである。 実施例 1 結合用ポリマー/溶剤混合物の調製 HEMA91.5部、EOEMA8部、MAA0.5部、
ME0.5部およびAIBN0.5部を含有する混合物を
調整した。この混合物43部をシクロペンタノン57
部に溶解した。加熱することによつて重合させ
(一般にこの混合物の場合は38℃で48時間)、約10
%のモノマーを未反応のまま残した。この配合物
の重合量は適当な塗布粘度と付着特性を与えるこ
とがわかつた。残存する残留モノマーの量はいつ
でもガスクロマトグラフイーによつて測定でき
る。重合後の混合物の粘度は約25000cpsであつ
た。生じた混合物100部に乳酸エチル38部を加え
て溶解した。得られた結合用ポリマー/溶剤混合
物は以下の実施例において出発材料として使用し
た。 実施例 2 着色剤ペーストの調製 実施例1で調製した結合用ポリマー/溶剤混合
物と着色物質とを、下記の表に示す割合でブレン
ドしてスラリーを形成した。このスラリーを練り
ロール機で約15分間混和し、均一なペーストを得
た。別法として、着色物質と結合用ポリマー/溶
剤混合物とをボールミルにかけることにより調製
することができる。
【表】
実施例 3
インクの調製
カラーコートはプリント(印刷)によつてレン
ズに被覆されるので、これらの実施例で調製され
る材料はインクである。しかし、塗装または噴霧
のような他の被覆方法も使用可能である。従つ
て、インク、塗料および他のカラーコーテイング
用物質が本発明に従つて使用される。 下記の表に示した諸成分をブレンドすることに
よつて、コンタクトレンズのコーテイングに適す
る透明および不透明のインクを調製した。
ズに被覆されるので、これらの実施例で調製され
る材料はインクである。しかし、塗装または噴霧
のような他の被覆方法も使用可能である。従つ
て、インク、塗料および他のカラーコーテイング
用物質が本発明に従つて使用される。 下記の表に示した諸成分をブレンドすることに
よつて、コンタクトレンズのコーテイングに適す
る透明および不透明のインクを調製した。
【表】
実施例3Aはイソシアネート化合物を含有せず、
これは比較目的のためにのみ調製した。
これは比較目的のためにのみ調製した。
【表】
【表】
実施例 4
別のインク組成物
HEMA88.1部、EOEMA9.8部、MAA2.1部、
AIBN0.5部およびME0.5部を含有する混合物を
調製した。この混合物43部をシクロペンタノン57
部に溶解した。約10%のモノマーが未反応のまま
で残存するように加熱重合させた。生じた混合物
100部に乳酸エチル38部を加えて溶解し、結合用
ポリマー/溶剤混合物を調製した。 この結合用ポリマー/溶剤混合物を使つて実施
例2A〜2Eを繰り返し、着色剤ペースト2A〜2Eと
同様の着色剤ペーストをつくつた。 実施例3を繰り返して次の組成を有するインク
を調製した。
AIBN0.5部およびME0.5部を含有する混合物を
調製した。この混合物43部をシクロペンタノン57
部に溶解した。約10%のモノマーが未反応のまま
で残存するように加熱重合させた。生じた混合物
100部に乳酸エチル38部を加えて溶解し、結合用
ポリマー/溶剤混合物を調製した。 この結合用ポリマー/溶剤混合物を使つて実施
例2A〜2Eを繰り返し、着色剤ペースト2A〜2Eと
同様の着色剤ペーストをつくつた。 実施例3を繰り返して次の組成を有するインク
を調製した。
【表】
実施例 5
実施例4Aを繰り返した。但しAIBNを除き、
HMDを2.75%使用した。 実施例 6 実施例3Dを繰り返した。但しHMDの代わりに
等量の2,4−トルエンジイソシアネートを使用
した。 実施例 7 着色レンズのプリントおよび試験 米国特許第4405773号に記載の方法により作製
した非水和親水性コンタクトレンズは、実施例3
〜6のインクを用いて、欧州特許出願番号
85104511.2(1985年4月13日付)に記載される環
状模様にプリントした。そのプリントレンズを真
空下50℃で30分乾燥し、次に90℃で90分硬化させ
た。 このプリントレンズはPH8および90〜100℃の
標準の塩溶液(0.9重量%の塩水)中に撹拌下2
時間浸漬することにより水和した。この水和レン
ズはPH7.4に緩衝化した標準塩水中に貯蔵した。 付着結合の強度を測定するために、2つの試験
方法(摩擦試験およびメタノール試験)を採用し
た。摩擦試験ではプリント面が内側にくるように
水和レンズを折りたたみ、そして親指と人差し指
との間でそれをこすつた。メタノール試験では水
和レンズに室温で30秒間メタノールを噴霧した。
両方の試験において付着性またはその欠如を肉眼
で観察した。メタノール試験は摩擦試験よりも一
層苛酷である。5個のレンズから成るバツチを試
験した。試験結果を下の表に示す。
HMDを2.75%使用した。 実施例 6 実施例3Dを繰り返した。但しHMDの代わりに
等量の2,4−トルエンジイソシアネートを使用
した。 実施例 7 着色レンズのプリントおよび試験 米国特許第4405773号に記載の方法により作製
した非水和親水性コンタクトレンズは、実施例3
〜6のインクを用いて、欧州特許出願番号
85104511.2(1985年4月13日付)に記載される環
状模様にプリントした。そのプリントレンズを真
空下50℃で30分乾燥し、次に90℃で90分硬化させ
た。 このプリントレンズはPH8および90〜100℃の
標準の塩溶液(0.9重量%の塩水)中に撹拌下2
時間浸漬することにより水和した。この水和レン
ズはPH7.4に緩衝化した標準塩水中に貯蔵した。 付着結合の強度を測定するために、2つの試験
方法(摩擦試験およびメタノール試験)を採用し
た。摩擦試験ではプリント面が内側にくるように
水和レンズを折りたたみ、そして親指と人差し指
との間でそれをこすつた。メタノール試験では水
和レンズに室温で30秒間メタノールを噴霧した。
両方の試験において付着性またはその欠如を肉眼
で観察した。メタノール試験は摩擦試験よりも一
層苛酷である。5個のレンズから成るバツチを試
験した。試験結果を下の表に示す。
【表】
この試験結果において、カラーコート中にジイ
ソシアネート化合物を全く含有しない実施例3A
は付着性を示さなかつた。付着性はジイソシアネ
ート化合物の添加量が増すにつれて向上した。 実施例 8 HEMA91.5%、EOEMA8%およびMAA0.5%
を含有するコンタクトレンズに2,2−ジエトキ
シプロパン中の1%HMDの溶液を塗被した。こ
のレンズを空気乾燥させ、実施例3Aのインクと
同じ組成を有するがジイソシアネートを含有しな
いインクを用いてプリントした。水和の際に5個
のレンズは全て摩擦試験に合格した。 レンズおよび結合剤モノマーがHEMA88.1%、
EOEMA9.8%およびMAA2.1%を含有するとい
うことを除いてこの実施例を繰り返し行つた。再
び、5個のレンズ全てが摩擦試験に合格した。 この実施例は着色剤をレンズに付着させるため
の別の方法、すなわちインクの塗被に先立つてイ
ソシアネート化合物をレンズに予備被覆する方法
を示している。 実施例 9 HEMA91.5%、EOEMA8%およびMAA0.5%
を含有するレンズに実施例3Fのインクをプリン
トした。プリント模様の上に、結合用ポリマー、
溶剤およびHMDを含有するが着色物質を含有し
ない透明な材料を上塗りした。 結合用ポリマー/溶剤混合物は、シクロペンタ
ノン中の25%固形分溶液として、HEMA91.5%、
EOEMA8%およびMAA0.5%の実質的に架橋さ
れていないポリマーおよびモノマー(約70〜80%
が重合されている)を含有する。 透明なコーテイング材料は結合用ポリマー/溶
剤混合物66.50部、シクロペンタノン33.25部およ
びHMD0.25部から成る。この溶液約5μをレン
ズの乾燥したプリント面に塗布した。 そのコーテイングの硬化後に、5個のレンズは
全て摩擦試験に合格した。この実施例はインクを
レンズに付着させるためのさらに別の方法を示し
ている。 実施例 10 結合用ポリマーとしてガントレズ(Gantrez)
S−95(商標名)を用いてインクを調製した。ガ
ントレズS−95はGAFコーポレーシヨンから市
販されている加水分解されたメチルビニルエーテ
ル/無水マレイン酸コポリマーである。 ガントレズS−95 8.0gをエチルセロソルブ
29.0gおよび蒸留水11.3g中で撹拌した。この混
合物34.4gと、乳酸エチル中の1.79重量%フタロ
シアニンブルーおよび37.08%TiO2のスラリー
13.2gとをブレンドした。 このブレンド混合物にHMD2.45gを撹拌しな
がら加えた。HEMA88.1%、EOEMA9.8%およ
びMAA2.1%から成る組成のレンズにこの着色剤
をプリントした。プリントレンズは大気圧下80℃
で72時間加熱した。他の組のレンズ(但し着色剤
にHMDが含まれていない)も同じ方法でプリン
トして加熱した。着色剤中にHMDを含まないレ
ンズは摩擦試験に合格しなかつたが、着色剤中に
HMDを含むレンズは摩擦試験とメタノール試験
の両方に合格した。本実施例は結合用ポリマーお
よびレンズポリマーが相違する場合を示してい
る。 実施例 11、12
ソシアネート化合物を全く含有しない実施例3A
は付着性を示さなかつた。付着性はジイソシアネ
ート化合物の添加量が増すにつれて向上した。 実施例 8 HEMA91.5%、EOEMA8%およびMAA0.5%
を含有するコンタクトレンズに2,2−ジエトキ
シプロパン中の1%HMDの溶液を塗被した。こ
のレンズを空気乾燥させ、実施例3Aのインクと
同じ組成を有するがジイソシアネートを含有しな
いインクを用いてプリントした。水和の際に5個
のレンズは全て摩擦試験に合格した。 レンズおよび結合剤モノマーがHEMA88.1%、
EOEMA9.8%およびMAA2.1%を含有するとい
うことを除いてこの実施例を繰り返し行つた。再
び、5個のレンズ全てが摩擦試験に合格した。 この実施例は着色剤をレンズに付着させるため
の別の方法、すなわちインクの塗被に先立つてイ
ソシアネート化合物をレンズに予備被覆する方法
を示している。 実施例 9 HEMA91.5%、EOEMA8%およびMAA0.5%
を含有するレンズに実施例3Fのインクをプリン
トした。プリント模様の上に、結合用ポリマー、
溶剤およびHMDを含有するが着色物質を含有し
ない透明な材料を上塗りした。 結合用ポリマー/溶剤混合物は、シクロペンタ
ノン中の25%固形分溶液として、HEMA91.5%、
EOEMA8%およびMAA0.5%の実質的に架橋さ
れていないポリマーおよびモノマー(約70〜80%
が重合されている)を含有する。 透明なコーテイング材料は結合用ポリマー/溶
剤混合物66.50部、シクロペンタノン33.25部およ
びHMD0.25部から成る。この溶液約5μをレン
ズの乾燥したプリント面に塗布した。 そのコーテイングの硬化後に、5個のレンズは
全て摩擦試験に合格した。この実施例はインクを
レンズに付着させるためのさらに別の方法を示し
ている。 実施例 10 結合用ポリマーとしてガントレズ(Gantrez)
S−95(商標名)を用いてインクを調製した。ガ
ントレズS−95はGAFコーポレーシヨンから市
販されている加水分解されたメチルビニルエーテ
ル/無水マレイン酸コポリマーである。 ガントレズS−95 8.0gをエチルセロソルブ
29.0gおよび蒸留水11.3g中で撹拌した。この混
合物34.4gと、乳酸エチル中の1.79重量%フタロ
シアニンブルーおよび37.08%TiO2のスラリー
13.2gとをブレンドした。 このブレンド混合物にHMD2.45gを撹拌しな
がら加えた。HEMA88.1%、EOEMA9.8%およ
びMAA2.1%から成る組成のレンズにこの着色剤
をプリントした。プリントレンズは大気圧下80℃
で72時間加熱した。他の組のレンズ(但し着色剤
にHMDが含まれていない)も同じ方法でプリン
トして加熱した。着色剤中にHMDを含まないレ
ンズは摩擦試験に合格しなかつたが、着色剤中に
HMDを含むレンズは摩擦試験とメタノール試験
の両方に合格した。本実施例は結合用ポリマーお
よびレンズポリマーが相違する場合を示してい
る。 実施例 11、12
【表】
ヒドロキノンモノエチルエーテル以外の全ての
成分をスターラー、窒素導入口、および排出口を
有する三つ口フラスコに入れた。フラスコを40℃
の水浴中に保つた。窒素をゆつくりと撹拌された
溶液に導入した。 混合物を3rpmでNo.3スピンドルを装着したブ
ルツクフイールド(Brookfield)粘度計で測定
した粘度が20000〜40000cpsになるまで経時的に
試料を採取した。次いで、ヒドロキノンモノエチ
ルエーテルを加え、生成物をフラスコから移し、
冷蔵庫に保存した。
成分をスターラー、窒素導入口、および排出口を
有する三つ口フラスコに入れた。フラスコを40℃
の水浴中に保つた。窒素をゆつくりと撹拌された
溶液に導入した。 混合物を3rpmでNo.3スピンドルを装着したブ
ルツクフイールド(Brookfield)粘度計で測定
した粘度が20000〜40000cpsになるまで経時的に
試料を採取した。次いで、ヒドロキノンモノエチ
ルエーテルを加え、生成物をフラスコから移し、
冷蔵庫に保存した。
【表】
乳酸エチル、フタロシアニンブルーおよび二酸
化チタンをセラミツクボールミル中で粒子径が
5μm以下[ヘグマン(Hegman)グラインドゲー
ジ]になるまで粉砕した。粉砕工程の最後で、粉
砕機の中にポリマー/溶剤混合物を加え、次いで
残りの成分を粉砕混合物に加えた。
化チタンをセラミツクボールミル中で粒子径が
5μm以下[ヘグマン(Hegman)グラインドゲー
ジ]になるまで粉砕した。粉砕工程の最後で、粉
砕機の中にポリマー/溶剤混合物を加え、次いで
残りの成分を粉砕混合物に加えた。
【表】
レンズポリマー11および12を、ガラス管に成分
を充填することによつて製造した。充填した管を
約150mmHgで約15分間脱気した。充填、脱気した
管に栓をし20℃で72時間、次いで30℃で96時間、
水浴中に静置した。この間に成分は凝固した。 30℃、90時間の処理後、ポリマーを含むガラス
管を水浴から引き上げ、オーブン中で以下の処理
を行つた。 時間(時) 温度(℃) 24 50 4 70 24 110 2* 140 *本工程に先立ちポリマーをガラス管から移し
た。 次いでポリマーロツドをボンネツトに切断し、
次にそれを通常の方法でコンタクトレンズに切断
した。 レンズのプリントおよび硬化 実施例7に記載したのと同様の方法で、レンズ
にプリントし、窒素雰囲気下、90℃で3時間加熱
した。実施例11のレンズは上記実施例11用のイン
クでプリントし、実施例12のレンズは上記実施例
12用のインクでプリントした。 付着性試験 プリントしたレンズをPH8の塩溶液中で98℃で
2時間水和した。40psiに圧縮したメタノールを、
エアブラシを用いて30秒間レンズに噴霧した。噴
霧後、レンズを塩溶液中に2〜3分間放置した。 付着性は、被覆が最後の塩溶液処理中または試
験中の他の時期にはがれることはないかという点
を評価した。 実施例11、12のレンズともに付着性試験に合格
した。 本発明は従来の着色技術では達成し得ない融通
性および耐久性を提供するものであることが理解
できる。カラーコートは透明または不透明であり
うる。硬質または軟質レンズを着色することがで
きる。親水性レンズに被覆されたカラーコーテイ
ングは、従来技術の方法で被覆されたコーテイン
グよりも一層耐久性がある。レンズの所定部分を
コーテイングすることもできる。実際に、レンズ
の虹彩部分に非常に望ましい模様のコーテイング
を付着させることが可能である。
を充填することによつて製造した。充填した管を
約150mmHgで約15分間脱気した。充填、脱気した
管に栓をし20℃で72時間、次いで30℃で96時間、
水浴中に静置した。この間に成分は凝固した。 30℃、90時間の処理後、ポリマーを含むガラス
管を水浴から引き上げ、オーブン中で以下の処理
を行つた。 時間(時) 温度(℃) 24 50 4 70 24 110 2* 140 *本工程に先立ちポリマーをガラス管から移し
た。 次いでポリマーロツドをボンネツトに切断し、
次にそれを通常の方法でコンタクトレンズに切断
した。 レンズのプリントおよび硬化 実施例7に記載したのと同様の方法で、レンズ
にプリントし、窒素雰囲気下、90℃で3時間加熱
した。実施例11のレンズは上記実施例11用のイン
クでプリントし、実施例12のレンズは上記実施例
12用のインクでプリントした。 付着性試験 プリントしたレンズをPH8の塩溶液中で98℃で
2時間水和した。40psiに圧縮したメタノールを、
エアブラシを用いて30秒間レンズに噴霧した。噴
霧後、レンズを塩溶液中に2〜3分間放置した。 付着性は、被覆が最後の塩溶液処理中または試
験中の他の時期にはがれることはないかという点
を評価した。 実施例11、12のレンズともに付着性試験に合格
した。 本発明は従来の着色技術では達成し得ない融通
性および耐久性を提供するものであることが理解
できる。カラーコートは透明または不透明であり
うる。硬質または軟質レンズを着色することがで
きる。親水性レンズに被覆されたカラーコーテイ
ングは、従来技術の方法で被覆されたコーテイン
グよりも一層耐久性がある。レンズの所定部分を
コーテイングすることもできる。実際に、レンズ
の虹彩部分に非常に望ましい模様のコーテイング
を付着させることが可能である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) ポリマーから形成されるコンタクトレン
ズを準備する工程; (b) 該レンズの少なくとも一部の表面を、着色物
質と結合用ポリマーからなるカラーコートで被
覆する工程; (c) −COOH、−OHおよび−NH−R(ここでR
は、水素原子またはアルキル基である)の少な
くとも1種から選択される官能基と、−NCOお
よびエポキシ基の少なくとも1種から選択させ
る官能基とを反応させることにより、レンズポ
リマーを結合用ポリマーに結合させる工程;か
ら成り、この場合、レンズポリマーおよび結合
用ポリマーが−COOH、−OHおよび−NH−R
の少なくとも1種から選択される官能基を有
し、そしてカラーコートが−NCOおよびエポ
キシ基の少なくとも1種から選択される官能基
を1分子当たり少なくとも2個含有する追加の
化合物をさらに含む、 ことを特徴とする着色コンタクトレンズの製造方
法。 2 (a) ポリマーから形成されるコンタクトレン
ズを準備する工程; (b) 該レンズの少なくとも一部の表面を、着色物
質と結合用ポリマーからなるカラーコートで被
覆する工程; (c) −COOH、−OHおよび−NH−R(ここでR
は、水素原子またはアルキル基である)の少な
くとも1種から選択される官能基と、−NCOお
よびエポキシ基の少なくとも1種から選択され
る官能基とを反応させることにより、レンズポ
リマーを結合用ポリマーに結合させる工程;か
ら成り、この場合、レンズポリマーが−
COOH、−OHおよび−NH−Rの少なくとも1
種から選択される官能基を有し、そして結合用
ポリマーが−NCOおよびエポキシ基の少なく
とも1種から選択される官能基を有する、 ことを特徴とする着色コンタクトレンズの製造方
法。 3 (a) ポリマーから形成されるコンタクトレン
ズを準備する工程; (b) 該レンズの少なくとも一部の表面を、着色物
質と結合用ポリマーからなるカラーコートで被
覆する工程; (c) −COOH、−OHおよび−NH−R(ここでR
は、水素原子またはアルキル基である)の少な
くとも1種から選択される官能基と、−NCOお
よびエポキシ基の少なくとも1種から選択され
る官能基とを反応させることにより、レンズポ
リマーを結合用ポリマーに結合させる工程;か
ら成り、この場合、レンズポリマーが−NCO
およびエポキシ基の少なくとも1種から選択さ
れる官能基を有し、そして結合用ポリマーが−
COOH、−OHおよび−NH−Rの少なくとも1
種から選択される官能基を有する、 ことを特徴とする着色コンタクトレンズの製造方
法。 4 追加の化合物が2個のイソシアネート基を含
む、特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 追加の化合物がヘキサメチレンジイソシアネ
ート、2,4−トルエンジイソシアネートおよび
ビス(イソシアナトフエニル)メタンか選択され
る、特許請求の範囲第4項記載の方法。 6 レンズポリマーおよび結合用ポリマーがアク
リル酸、メタクリル酸、アクリル酸およびメタク
リル酸のヒドロキシC1〜C6アルキルエステル、
アクリル酸およびメタクリル酸のアミノアルキル
エステル、アクリル酸およびメタクリル酸のグリ
セロールエステル、およびそれらの混合物から選
択される少なくとも1種のモノマーを含有するモ
ノマー類より製造される、特許請求の範囲第1、
4または5項のいずれか1項記載の方法。 7 レンズポリマーおよび結合用ポリマーがN−
ビニル複素環式モノマー、アルキルビニルエーテ
ル、アクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエ
ステル、アルキルスチレン、ビニルモノマー、ジ
エンモノマー、およびアクリル酸またはメタクリ
ル酸のアルコキシアルキルエステルから選択され
る少なくとも1種のモノマーをさらに含む、特許
請求の範囲第1、4、5または6項のいずれか1
項記載の方法。 8 レンズポリマーおよび結合用ポリマーがヒド
ロキシエチルメタクリレート、エトキシエチルメ
タクリレートおよびメタクリル酸から成るモノマ
ー混合物より製造され、追加の化合物がヘキサメ
チレンジイソシアネートである、特許請求の範囲
第1、4、5または7項のいずれか1項記載の方
法。 9 (a) ポリマーから形成されたレンズ本体;お
よび (b) 該レンズの少なくとも一部の表面上の結合用
ポリマーと混合された着色物質;から成る着色
コンタクトレンズであつて、その場合、結合用
ポリマーおよびレンズポリマーは−COOH、−
OHおよび−NH−R(ここでRは、水素原子ま
たはアルキル基である)の少なくとも1種から
選択される官能基と、−NCOおよびエポキシ基
の少なくとも1種から選択される官能基とが反
応することにより互いに結合されていることを
特徴とする上記着色コンタクトレンズ。 10 レンズポリマーおよび結合用ポリマーがア
クリル酸、メタクリル酸、アクリル酸およびメタ
クリル酸のヒドロキシC1〜C6アルキルエステル、
アクリル酸およびメタクリル酸のアミノアルキル
エステル、アクリル酸およびメタクリル酸のグリ
セロールエステル、およびそれらの混合物から選
択される少なくとも1種のモノマーから製造され
る、特許請求の範囲第9項記載のレンズ。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US68892785A | 1985-01-04 | 1985-01-04 | |
| US688927 | 1985-01-04 | ||
| US73021285A | 1985-05-03 | 1985-05-03 | |
| US730212 | 1985-05-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61182013A JPS61182013A (ja) | 1986-08-14 |
| JPH0158486B2 true JPH0158486B2 (ja) | 1989-12-12 |
Family
ID=27104311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60299837A Granted JPS61182013A (ja) | 1985-01-04 | 1985-12-28 | 着色コンタクトレンズおよびその製造方法 |
Country Status (27)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0187137B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61182013A (ja) |
| KR (1) | KR910002477B1 (ja) |
| CN (4) | CN1004653B (ja) |
| AT (1) | ATE54429T1 (ja) |
| AU (1) | AU569649B2 (ja) |
| BR (1) | BR8600017A (ja) |
| CA (1) | CA1273537A (ja) |
| CS (1) | CS268807B2 (ja) |
| CY (1) | CY1651A (ja) |
| DE (1) | DE3672500D1 (ja) |
| DK (1) | DK170020B1 (ja) |
| ES (1) | ES8705979A1 (ja) |
| FI (1) | FI84111C (ja) |
| GR (1) | GR860006B (ja) |
| HK (1) | HK54492A (ja) |
| HU (1) | HUT44962A (ja) |
| IE (1) | IE57413B1 (ja) |
| IL (1) | IL77453A (ja) |
| MX (1) | MX167871B (ja) |
| MY (1) | MY100434A (ja) |
| NO (1) | NO168330C (ja) |
| NZ (1) | NZ214742A (ja) |
| PH (1) | PH23319A (ja) |
| PL (1) | PL152326B1 (ja) |
| PT (1) | PT81779B (ja) |
| SG (1) | SG54592G (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4923480A (en) * | 1987-09-21 | 1990-05-08 | Allergan, Inc. | Opaque tinting of contact lenses with random positions of color depth |
| US4857072A (en) * | 1987-11-24 | 1989-08-15 | Schering Corporation | Hydrophilic colored contact lenses |
| EP0393532B1 (en) * | 1989-04-14 | 1996-06-19 | Wesley Jessen Corporation | Color binding mechanism for contact lenses |
| WO1991006886A1 (en) | 1989-11-01 | 1991-05-16 | Schering Corporation | Colored contact lens having very natural appearance |
| GB9113875D0 (en) * | 1991-06-27 | 1991-08-14 | Biointeractions Ltd | Polymer coatings |
| FR2694416B1 (fr) * | 1992-07-28 | 1994-10-14 | Eric Malinvaud | Procédé pour modifier en surface les propriétés optiques d'une pièce en polyméthacrylate de méthyle. |
| KR100319259B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2002-01-05 | 이계안 | 실리콘 주형을 이용한 다색 간이 렌즈 제조방법 |
| US6827440B2 (en) | 2000-01-03 | 2004-12-07 | Wesley Jessen Company | Colored contact lens with a more natural appearance |
| CA2371965C (en) * | 2001-02-23 | 2010-07-06 | Johnson & Johnson Vision Care, Inc. | Colorants for use in tinted contact lenses and methods for their production |
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| CN103788330B (zh) * | 2014-01-09 | 2016-08-17 | 安徽省郎溪县韩星眼镜有限公司 | 一种软性亲水性角膜接触镜片制作配方 |
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|---|---|---|---|---|
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| US3987220A (en) * | 1975-03-24 | 1976-10-19 | Tee-Pak, Inc. | Process for improving the vapor barrier properties of articles shaped from polymers having carboxylic acid salt groups |
| JPS5458508A (en) * | 1977-10-18 | 1979-05-11 | Hoya Lens Co Ltd | Method of printing on soft contact lens |
| GB2064987B (en) * | 1979-11-14 | 1983-11-30 | Toray Industries | Process for producing transparent shaped article having enhanced anti-reflective effect |
| US4373009A (en) * | 1981-05-18 | 1983-02-08 | International Silicone Corporation | Method of forming a hydrophilic coating on a substrate |
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-
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-
1986
- 1986-01-02 PL PL1986257342A patent/PL152326B1/pl unknown
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- 1986-01-02 CA CA000498866A patent/CA1273537A/en not_active Expired - Lifetime
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-
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