JPH0159452B2 - - Google Patents
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- JPH0159452B2 JPH0159452B2 JP56076858A JP7685881A JPH0159452B2 JP H0159452 B2 JPH0159452 B2 JP H0159452B2 JP 56076858 A JP56076858 A JP 56076858A JP 7685881 A JP7685881 A JP 7685881A JP H0159452 B2 JPH0159452 B2 JP H0159452B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- working chamber
- protrusion
- input member
- input
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D35/00—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion
- F16D35/02—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part
- F16D35/021—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves
- F16D35/023—Fluid clutches in which the clutching is predominantly obtained by fluid adhesion with rotary working chambers and rotary reservoirs, e.g. in one coupling part actuated by valves the valve being actuated by a bimetallic coil
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は内燃機関の冷却フアン装置の駆動装置
などに利用される、流体媒体を用いて相対回転す
る入力、出力部材間にトルクを伝達する形式の流
体継手に関する。
などに利用される、流体媒体を用いて相対回転す
る入力、出力部材間にトルクを伝達する形式の流
体継手に関する。
従来の技術
従来から、ボデイ部材とカバー部材から成り、
作動流体の貯蔵室と作業室を形成する出力部材
と、前記作業室内に在つて出力部材との間で流体
の剪断スペースを形成し、かつ前記出力部材に対
して相対回動可能な入力部材とを有し、前記作業
室内、特に前記剪断スペース内への流体量の増減
によつて、該流体を介して入力部材から出力部材
に伝達されるトルクを増減する流体継手が提案さ
れている。
作動流体の貯蔵室と作業室を形成する出力部材
と、前記作業室内に在つて出力部材との間で流体
の剪断スペースを形成し、かつ前記出力部材に対
して相対回動可能な入力部材とを有し、前記作業
室内、特に前記剪断スペース内への流体量の増減
によつて、該流体を介して入力部材から出力部材
に伝達されるトルクを増減する流体継手が提案さ
れている。
この種の流体継手にあつて、貯蔵室は作業室の
側面に位置して設けられ、更に作業室の内周寄り
及び外周寄りには前記貯蔵室との連通孔がそれぞ
れ開口している。ここに前記内周寄りの連通孔は
貯蔵室から作業室への流体の供給通路として、外
周寄りの連通孔は作業室から貯蔵室への流体の排
出通路として各々作用する。また、作業室内の外
周寄りには、作業室内の流体を効率よく排出する
ため、出力部材から入力部材の一側端面へ向かう
突起から成るポンプ部が設けられており、斯くし
て貯蔵室から作業室へ供給された流体は、作業室
内で入力、出力部材間のトルク伝達媒体として作
用した後、遠心力によつて作業室の外周寄りに向
かい、そこに設けられた前記ポンプ部を介して貯
蔵室へと循環する(特公昭40−28282号、特開昭
54−91674号公報等参照)。
側面に位置して設けられ、更に作業室の内周寄り
及び外周寄りには前記貯蔵室との連通孔がそれぞ
れ開口している。ここに前記内周寄りの連通孔は
貯蔵室から作業室への流体の供給通路として、外
周寄りの連通孔は作業室から貯蔵室への流体の排
出通路として各々作用する。また、作業室内の外
周寄りには、作業室内の流体を効率よく排出する
ため、出力部材から入力部材の一側端面へ向かう
突起から成るポンプ部が設けられており、斯くし
て貯蔵室から作業室へ供給された流体は、作業室
内で入力、出力部材間のトルク伝達媒体として作
用した後、遠心力によつて作業室の外周寄りに向
かい、そこに設けられた前記ポンプ部を介して貯
蔵室へと循環する(特公昭40−28282号、特開昭
54−91674号公報等参照)。
発明が解決しようとする問題点
然し乍ら、上記従来の流体継手にあつては、出
力部材や入力部材にポンプ作用を司るポンプ部た
る突起が設けられているものの、この突起が作業
室内の入力部材に対して1つであつたり、あるい
は2つであつてもその長さ構成上からポンプ効率
を十分に向上させることができない。すなわち、
突起が例えばカバー部材側にのみ設けられている
ものにあつては、該カバー部材と入力部材間の隙
間内の流体に対してはポンプとして作用させるこ
とができるものの、ボデイ部材と入力部材間の隙
間内の流体に対してポンプとして全く作用しない
ため、該隙間内で流体の剪断抵抗が生じ、出力部
材のアイドル回転速度を十分に低下させることが
できない。この結果、出力部材の駆動のために不
要な馬力を消費する。
力部材や入力部材にポンプ作用を司るポンプ部た
る突起が設けられているものの、この突起が作業
室内の入力部材に対して1つであつたり、あるい
は2つであつてもその長さ構成上からポンプ効率
を十分に向上させることができない。すなわち、
突起が例えばカバー部材側にのみ設けられている
ものにあつては、該カバー部材と入力部材間の隙
間内の流体に対してはポンプとして作用させるこ
とができるものの、ボデイ部材と入力部材間の隙
間内の流体に対してポンプとして全く作用しない
ため、該隙間内で流体の剪断抵抗が生じ、出力部
材のアイドル回転速度を十分に低下させることが
できない。この結果、出力部材の駆動のために不
要な馬力を消費する。
一方、突起がカバー部材とボデイ部材の両方に
設けられている場合には、流体が両突起に衝突し
て圧力が高められ比較的良好なポンプ作用が得ら
れるものの、両突起の円周方向の長さが略同一に
なつているため、一方の突起に衝突した流体圧力
が他の突起で更に高められることなく一度の衝突
によつて与えられた圧力のまま貯蔵室に戻され
る。したがつて、ポンプ効率の十分な向上が図れ
ないといつた問題がある。
設けられている場合には、流体が両突起に衝突し
て圧力が高められ比較的良好なポンプ作用が得ら
れるものの、両突起の円周方向の長さが略同一に
なつているため、一方の突起に衝突した流体圧力
が他の突起で更に高められることなく一度の衝突
によつて与えられた圧力のまま貯蔵室に戻され
る。したがつて、ポンプ効率の十分な向上が図れ
ないといつた問題がある。
課題を解決するための手段
本発明は、上記従来の問題点に鑑みて案出され
たもので、とりわけ出力部材のボデイ部材とカバ
ー部材の両方に作業室内に伸びる突起を設けると
共に、前記ボデイ部材に設けられた突起を、前記
カバー部材に設けられた突起よりも入力部材の回
転方向後方に長く設定したことを特徴としてい
る。
たもので、とりわけ出力部材のボデイ部材とカバ
ー部材の両方に作業室内に伸びる突起を設けると
共に、前記ボデイ部材に設けられた突起を、前記
カバー部材に設けられた突起よりも入力部材の回
転方向後方に長く設定したことを特徴としてい
る。
作 用
入力部材の回転に伴い作業室の流体が、両突起
に夫々衝突して圧力を高められるため、作業室内
全体の流体を効果的に貯蔵室に戻すことができる
ことは勿論のこと、ボデイ部材側の突起に衝突し
て圧力が高められた流体は、速やかにカバー部材
側に流動し、そのままカバー部材側の突起に衝突
してさらに圧力が高められるため、ポンプ効率が
一層向上する。
に夫々衝突して圧力を高められるため、作業室内
全体の流体を効果的に貯蔵室に戻すことができる
ことは勿論のこと、ボデイ部材側の突起に衝突し
て圧力が高められた流体は、速やかにカバー部材
側に流動し、そのままカバー部材側の突起に衝突
してさらに圧力が高められるため、ポンプ効率が
一層向上する。
実施例
以下、図面に基づきこの発明の実施例を詳述す
る。
る。
第1図はこの発明に従う流体継手を、内燃機関
の冷却フアン装置の駆動装置として施用した例を
示す断面図で、1はフランジ部2と軸部3を有す
る入力軸で、フランジ部2は図外のエンジン側に
固着され、軸部3の先端には入力部材4が固着さ
れている。
の冷却フアン装置の駆動装置として施用した例を
示す断面図で、1はフランジ部2と軸部3を有す
る入力軸で、フランジ部2は図外のエンジン側に
固着され、軸部3の先端には入力部材4が固着さ
れている。
5は軸受6を介して前記入力軸1の回転自在に
装着されるボデイ部材、7はカバー部材で、これ
らは相対する内側面間に環状室8を形成し、その
外周をボルト9…によつて相互に固着し、出力部
材を構成している。前記環状室8は、前記カバー
部材7に固着され、左右の連通孔10aを有する
仕切板10と、前記連通孔10aを覆つてこれを
閉塞可能なバルブプレート11とによつて、作業
室12と貯蔵室13に隔成されている。14はカ
バー部材7に設けられ、前記作業室12と貯蔵室
13とを連通する連通孔である。
装着されるボデイ部材、7はカバー部材で、これ
らは相対する内側面間に環状室8を形成し、その
外周をボルト9…によつて相互に固着し、出力部
材を構成している。前記環状室8は、前記カバー
部材7に固着され、左右の連通孔10aを有する
仕切板10と、前記連通孔10aを覆つてこれを
閉塞可能なバルブプレート11とによつて、作業
室12と貯蔵室13に隔成されている。14はカ
バー部材7に設けられ、前記作業室12と貯蔵室
13とを連通する連通孔である。
15は温度感応部材としての渦巻状バイメタル
で、これの外周端はカバー部材7に固着され、内
周端はカバー部材7に回動可能に軸着されたセン
ターピン16の一端に固着されており、センター
ピン16の他端は前記バルブプレート11に固着
されている。かくして、バルブプレート11は雰
囲気温度の変化に応動するバイメタル15の作動
に伴つて、センターピン16を中心として回動
し、仕切板10の連通孔10aを開閉可能とな
す。
で、これの外周端はカバー部材7に固着され、内
周端はカバー部材7に回動可能に軸着されたセン
ターピン16の一端に固着されており、センター
ピン16の他端は前記バルブプレート11に固着
されている。かくして、バルブプレート11は雰
囲気温度の変化に応動するバイメタル15の作動
に伴つて、センターピン16を中心として回動
し、仕切板10の連通孔10aを開閉可能とな
す。
前記作業室12内には、前記入力部材4が回転
可能に装着されており、該入力部材4には左右に
連通する、中心寄りの通孔17が穿設されてい
る。入力部材4とボデイ部材5の対向面のそれぞ
れには複数条の環状溝4a,5aが設けられ、符
号Sで示す剪断スペースが形成されている。
可能に装着されており、該入力部材4には左右に
連通する、中心寄りの通孔17が穿設されてい
る。入力部材4とボデイ部材5の対向面のそれぞ
れには複数条の環状溝4a,5aが設けられ、符
号Sで示す剪断スペースが形成されている。
また、前記カバー部材7に設けられた連通孔1
4の、前記作業室12側開口端近傍には、第2図
及び第3図に示すように作業室12方向の突起2
0が設けられ、後述するポンプ部を形成してい
る。さらに、ボデイ部材5の入力部材4の周縁部
に対向する側面には、所望の円周方向長さを有す
る作業室12方向の突起19が設けられている。
これらの突起19,20は、互いに略対向する位
置に配置され、ボデイ部材5に設けられた突起1
9を、入力部材4の一側面と同時に外周面に臨ん
で突設させ、かつ該突起19の円周方向長さを、
カバー部材7に有する突起20の円周方向長さよ
りも入力部材4の回転方向後方に長く設定した。
詳しくは、カバー部材7の連通孔14の開口端近
傍に設けた突起20に対向して、ボデイ部材5に
設ける突起19は、第2図に示すように、入力部
材4の一側面と共に外周面に臨んで突設してあ
る。また、該突起19の円周方向長さl2は第3図
に示すように突起20の円周方向長さl1よりも長
くなつており、かつこれら突起19,20の各後
端面19b,20bが、入力部材4を挾んで対応
する位置に配設されるので、突起19の長さl2は
突起20の長さl1よりも、前記入力部材4の回転
方向(矢印X方向)の後方に、本実施例ではl3だ
け長い。また、入力部材4の外周には所望の高さ
でL字状の半径方向突起23が、所望巾の溝24
をもつて円周上に複数個設けられており、前記溝
24は入力部材4の左右両面を連絡する通路とし
て作用する。また、前記溝24の円周方向ピツチ
Pは、前記カバー部材7に設ける突起20の円周
方向長さl1よりも短く設定してある。こうするこ
とにより、流体洩れによるポンプ作用の低下を抑
制している。
4の、前記作業室12側開口端近傍には、第2図
及び第3図に示すように作業室12方向の突起2
0が設けられ、後述するポンプ部を形成してい
る。さらに、ボデイ部材5の入力部材4の周縁部
に対向する側面には、所望の円周方向長さを有す
る作業室12方向の突起19が設けられている。
これらの突起19,20は、互いに略対向する位
置に配置され、ボデイ部材5に設けられた突起1
9を、入力部材4の一側面と同時に外周面に臨ん
で突設させ、かつ該突起19の円周方向長さを、
カバー部材7に有する突起20の円周方向長さよ
りも入力部材4の回転方向後方に長く設定した。
詳しくは、カバー部材7の連通孔14の開口端近
傍に設けた突起20に対向して、ボデイ部材5に
設ける突起19は、第2図に示すように、入力部
材4の一側面と共に外周面に臨んで突設してあ
る。また、該突起19の円周方向長さl2は第3図
に示すように突起20の円周方向長さl1よりも長
くなつており、かつこれら突起19,20の各後
端面19b,20bが、入力部材4を挾んで対応
する位置に配設されるので、突起19の長さl2は
突起20の長さl1よりも、前記入力部材4の回転
方向(矢印X方向)の後方に、本実施例ではl3だ
け長い。また、入力部材4の外周には所望の高さ
でL字状の半径方向突起23が、所望巾の溝24
をもつて円周上に複数個設けられており、前記溝
24は入力部材4の左右両面を連絡する通路とし
て作用する。また、前記溝24の円周方向ピツチ
Pは、前記カバー部材7に設ける突起20の円周
方向長さl1よりも短く設定してある。こうするこ
とにより、流体洩れによるポンプ作用の低下を抑
制している。
尚、21は出力部材たるボデイ部材5およびカ
バー部材7にボルト22にて固着されたフアンブ
レードである。
バー部材7にボルト22にて固着されたフアンブ
レードである。
かかる構成において、貯蔵室13には作動流体
が所望量充填されており、図外のエンジンによつ
て入力軸1を介して入力部材4が回転し、バイメ
タル15付近の雰囲気温度が上昇すると、バイメ
タル15がそれに応動し、センターピン16を介
してバルブプレート11を回動せしめ、バルブプ
レート11による仕切板10に設けた連通孔10
aの覆蓋を徐々に解除してこれを開口し、貯蔵室
13内の流体を作業室12に流入させ、剪断スペ
ースS内を流体で充足させる。ここで、入力部材
4から出力部材たるボデイ部材5及びカバー部材
7に伝達されるトルクは作業室12内の流体量の
函数、特に、剪断スペースS内の流体量の函数と
して表される。従つて出力部材たるボデイ部材5
及びカバー部材7に固着されたフアンブレード2
1は、流体が剪断スペースS内を充足するにつれ
て回転速度を増し、エンジンを冷却する。続い
て、作業室12内の流体は遠心力によつて作業室
12の外周部に向かい、ポンプ部に流入する。そ
うすると、入力部材4は第3図に示す矢印X方向
に回転しているので、これに引連されて流体も同
方向に回転し、この流体は、ボデイ部材5の突起
19及びカバー部材7の突起20の各前端面19
a,20aに夫々衝突してここで圧力が高められ
る。したがつて、作業室12内全体の流体が、ポ
ンプ作用によつて連通孔14から貯蔵室13に効
果的に送り込まれる。しかも、ボデイ部材5と入
力部材4間の隙間内の流体は、ボデイ部材5に設
けられた突起19の前端面19aに衝突し、ここ
で圧力が高められた後、前記溝24を通つて入力
部材4の右側から左側に流れ、しかる後カバー部
材7に設けた突起20の前端面20aとの衝突に
よつて更に圧力が高められる。すなわち、流体は
突起前端面19aでの衝突による第1の段階の高
圧力化により溝24内に勢いよく押し出され、更
にこの溝24内を速やかに横断してそのままカバ
ー部材7の突起前端面20aに衝突してさらに第
2段階の高圧力化が得られるため、連通孔14を
介して貯蔵室13に戻る循環作用が大巾に向上す
る。換言すれば、前記ボデイ部材5側の突起19
の長さを、カバー部材7の突起20よりも入力部
材4の回転方向後方に長く設定したため、流体に
対するポンプ効率が、前記従来に比較して著しく
向上する。
が所望量充填されており、図外のエンジンによつ
て入力軸1を介して入力部材4が回転し、バイメ
タル15付近の雰囲気温度が上昇すると、バイメ
タル15がそれに応動し、センターピン16を介
してバルブプレート11を回動せしめ、バルブプ
レート11による仕切板10に設けた連通孔10
aの覆蓋を徐々に解除してこれを開口し、貯蔵室
13内の流体を作業室12に流入させ、剪断スペ
ースS内を流体で充足させる。ここで、入力部材
4から出力部材たるボデイ部材5及びカバー部材
7に伝達されるトルクは作業室12内の流体量の
函数、特に、剪断スペースS内の流体量の函数と
して表される。従つて出力部材たるボデイ部材5
及びカバー部材7に固着されたフアンブレード2
1は、流体が剪断スペースS内を充足するにつれ
て回転速度を増し、エンジンを冷却する。続い
て、作業室12内の流体は遠心力によつて作業室
12の外周部に向かい、ポンプ部に流入する。そ
うすると、入力部材4は第3図に示す矢印X方向
に回転しているので、これに引連されて流体も同
方向に回転し、この流体は、ボデイ部材5の突起
19及びカバー部材7の突起20の各前端面19
a,20aに夫々衝突してここで圧力が高められ
る。したがつて、作業室12内全体の流体が、ポ
ンプ作用によつて連通孔14から貯蔵室13に効
果的に送り込まれる。しかも、ボデイ部材5と入
力部材4間の隙間内の流体は、ボデイ部材5に設
けられた突起19の前端面19aに衝突し、ここ
で圧力が高められた後、前記溝24を通つて入力
部材4の右側から左側に流れ、しかる後カバー部
材7に設けた突起20の前端面20aとの衝突に
よつて更に圧力が高められる。すなわち、流体は
突起前端面19aでの衝突による第1の段階の高
圧力化により溝24内に勢いよく押し出され、更
にこの溝24内を速やかに横断してそのままカバ
ー部材7の突起前端面20aに衝突してさらに第
2段階の高圧力化が得られるため、連通孔14を
介して貯蔵室13に戻る循環作用が大巾に向上す
る。換言すれば、前記ボデイ部材5側の突起19
の長さを、カバー部材7の突起20よりも入力部
材4の回転方向後方に長く設定したため、流体に
対するポンプ効率が、前記従来に比較して著しく
向上する。
一方、バイメタル15付近の雰囲気温度が低下
すると、バイメタル15がそれに応動し、バルブ
プレート11をして仕切板10の連通孔10aを
閉塞し、貯蔵室13から作業室12への流体の供
給を断つ。従つて、作業室12内の流体は前記ポ
ンプ作用により貯蔵室13内に貯えられ、剪断ス
ペースS内の流体量が減少し、入力部材4と出力
部材5,7との間の回転速度差が増大し、フアン
ブレード21はアイドル回転することとなる。こ
のとき、前記突起19,20が入力部材4と出力
部材5,7との間の流体を、押し出しながら連通
孔14内に効率的に送り込むため、入力部材4と
出力部材5,7との間の間隙に流体が残留するこ
となく、略全量を貯蔵室13内に収容でき、した
がつてフアンブレード21のアイドル回転速度が
著しく減じられる。
すると、バイメタル15がそれに応動し、バルブ
プレート11をして仕切板10の連通孔10aを
閉塞し、貯蔵室13から作業室12への流体の供
給を断つ。従つて、作業室12内の流体は前記ポ
ンプ作用により貯蔵室13内に貯えられ、剪断ス
ペースS内の流体量が減少し、入力部材4と出力
部材5,7との間の回転速度差が増大し、フアン
ブレード21はアイドル回転することとなる。こ
のとき、前記突起19,20が入力部材4と出力
部材5,7との間の流体を、押し出しながら連通
孔14内に効率的に送り込むため、入力部材4と
出力部材5,7との間の間隙に流体が残留するこ
となく、略全量を貯蔵室13内に収容でき、した
がつてフアンブレード21のアイドル回転速度が
著しく減じられる。
また、入力部材4と出力部材5,7との軸方向
隙間は突起19,20の突設部分以外十分に広く
なつていると共に、半径方向隙間も突起19部分
以外広くなつているので出力部材5,7のアイド
ル回転時に流体が前記隙間内に残留した場合にあ
つても、該残留流体によつて生ずる剪断抵抗を減
じて、そのアイドル回転速度を十分に低下させる
ことができる。更に、入力部材4の外周に設けた
突起23は、溝24を通る流体あるいは入力部材
4と出力部材5,7との間の半径方向隙間に在る
流体の掻き出しに実効を呈し、この結果は、入力
部材4が比較的低速度で回転し、流体の前記各突
起19,20への衝突力が低下したときに著し
い。更にまた、突起前端部19aに衝突した流体
は、突起23で画成された空洞部27内に圧送さ
れ、ここで突起23の軸方向部位23aによる掻
き出し作用によつて圧力が高められるため、狭い
溝24から左側へ流出する際に流速が極めて高く
なり、続いてカバー部材7の突起前端部20aに
強く衝突する。したがつて、この大きな衝突力に
より、ポンプ作用が促進されて作業室12内の流
体を効率良く貯蔵室13内に戻し、出力部材5,
7のアイドル回転速度を十分に低下させ、もつて
消費馬力の低減が図れるのである。
隙間は突起19,20の突設部分以外十分に広く
なつていると共に、半径方向隙間も突起19部分
以外広くなつているので出力部材5,7のアイド
ル回転時に流体が前記隙間内に残留した場合にあ
つても、該残留流体によつて生ずる剪断抵抗を減
じて、そのアイドル回転速度を十分に低下させる
ことができる。更に、入力部材4の外周に設けた
突起23は、溝24を通る流体あるいは入力部材
4と出力部材5,7との間の半径方向隙間に在る
流体の掻き出しに実効を呈し、この結果は、入力
部材4が比較的低速度で回転し、流体の前記各突
起19,20への衝突力が低下したときに著し
い。更にまた、突起前端部19aに衝突した流体
は、突起23で画成された空洞部27内に圧送さ
れ、ここで突起23の軸方向部位23aによる掻
き出し作用によつて圧力が高められるため、狭い
溝24から左側へ流出する際に流速が極めて高く
なり、続いてカバー部材7の突起前端部20aに
強く衝突する。したがつて、この大きな衝突力に
より、ポンプ作用が促進されて作業室12内の流
体を効率良く貯蔵室13内に戻し、出力部材5,
7のアイドル回転速度を十分に低下させ、もつて
消費馬力の低減が図れるのである。
具体的実施例によれば、入力部材4の突起23
を、突起の高さ約1.5mm、溝24の巾約1.0mmとし
て円周上に30個設け、カバー部材7の突起20の
円周方向長さl1を約14mm、ボデイ部材5の突起1
9の円周方向長さl2を約42mm、ボデイ部材5また
はカバー部材7のそれぞれと入力部材4との対向
面間距離l4を約3.7mm、l5を約3.0mm、各突起19,
20と入力部材4との間の軸方向隙間l6を約0.75
mmとしたときに、第6図の実線Nで示すような特
性が得られた。即ち、従来エンジン回転速度が
4000rpmのとき出力部材たるフアンブレードのア
イドル回転速度は破線Cで示すように約920rpm
であつたが、本実施例では、約500rpmに低下し
た。また、このときの消費馬力は従来約0.4PSで
あつたものが約0.1PSに低下した。
を、突起の高さ約1.5mm、溝24の巾約1.0mmとし
て円周上に30個設け、カバー部材7の突起20の
円周方向長さl1を約14mm、ボデイ部材5の突起1
9の円周方向長さl2を約42mm、ボデイ部材5また
はカバー部材7のそれぞれと入力部材4との対向
面間距離l4を約3.7mm、l5を約3.0mm、各突起19,
20と入力部材4との間の軸方向隙間l6を約0.75
mmとしたときに、第6図の実線Nで示すような特
性が得られた。即ち、従来エンジン回転速度が
4000rpmのとき出力部材たるフアンブレードのア
イドル回転速度は破線Cで示すように約920rpm
であつたが、本実施例では、約500rpmに低下し
た。また、このときの消費馬力は従来約0.4PSで
あつたものが約0.1PSに低下した。
尚、入力部材の外周に設ける突起はL字状に限
ることなく、単に軸方向の突起としてもよく、あ
るいは流体の軸方向の流れを効率的に行なわしめ
るために第7図に示すように斜方向の突起25と
して、斜方向の溝26を設けてもよい。
ることなく、単に軸方向の突起としてもよく、あ
るいは流体の軸方向の流れを効率的に行なわしめ
るために第7図に示すように斜方向の突起25と
して、斜方向の溝26を設けてもよい。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明にあつて
は、ボデイ部材とカバー部材の両方に作業室内に
伸びる突起を設けたため、入力部材の回転に伴い
作業室内全体の流体を両突起のポンプ作用によつ
て効果的に貯蔵室内に戻すことが可能になること
は勿論のこと、特にボデイ部材に設けられた突起
を、カバー部材に設けられた突起よりも入力部材
の回転方向後方に長く設定する構成としたため、
上記各突起による段階的なポンプ作用により作業
室内の流体を効率良く貯蔵室内に循環させること
ができる。したがつて、出力部材をアイドル回転
させようとするときに、作業室内での流体の残留
を迅速かつ確実に抑制できる。この結果、アイド
ル回転速度を十分に低減することが可能となり、
出力部材の駆動のための不要な消費馬力が減少す
る。これにより、省エネルギを図ると共に、頗る
高性能な流体継手を得ることができる。
は、ボデイ部材とカバー部材の両方に作業室内に
伸びる突起を設けたため、入力部材の回転に伴い
作業室内全体の流体を両突起のポンプ作用によつ
て効果的に貯蔵室内に戻すことが可能になること
は勿論のこと、特にボデイ部材に設けられた突起
を、カバー部材に設けられた突起よりも入力部材
の回転方向後方に長く設定する構成としたため、
上記各突起による段階的なポンプ作用により作業
室内の流体を効率良く貯蔵室内に循環させること
ができる。したがつて、出力部材をアイドル回転
させようとするときに、作業室内での流体の残留
を迅速かつ確実に抑制できる。この結果、アイド
ル回転速度を十分に低減することが可能となり、
出力部材の駆動のための不要な消費馬力が減少す
る。これにより、省エネルギを図ると共に、頗る
高性能な流体継手を得ることができる。
第1図は冷却フアン装置の駆動装置としての本
発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1図の
要部拡大断面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は入力部材の一部切除した正面図、第
5図は第4図のV−V線断面図、第6図は流体継
手の回転特性図、第7図は入力部材の別の実施例
を示す要部の斜視図である。 4……入力部材、5……ボデイ部材(出力部
材)、7……カバー部材(出力部材)、12……作
業室、13……貯蔵室、14……連通孔、19,
20……突起。
発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1図の
要部拡大断面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図は入力部材の一部切除した正面図、第
5図は第4図のV−V線断面図、第6図は流体継
手の回転特性図、第7図は入力部材の別の実施例
を示す要部の斜視図である。 4……入力部材、5……ボデイ部材(出力部
材)、7……カバー部材(出力部材)、12……作
業室、13……貯蔵室、14……連通孔、19,
20……突起。
Claims (1)
- 1 ボデイ部材とカバー部材から成り、作動流体
の貯蔵室と作業室を形成し、かつ両室間に開口す
る連通孔を有する出力部材と、前記作業室内に在
つて前記出力部材に対して相対回動可能な入力部
材とからなり、前記作業室内の流体を介して入
力、出力部材間にトルクの伝達を行なう流体継手
において、前記連通孔の作業室内開口端近傍であ
つて、前記ボデイ部材とカバー部材の両方に作業
室内に伸びる突起を設けると共に、前記ボデイ部
材に設けられた突起を、前記カバー部材に設けら
れた突起よりも前記入力部材の回転方向後方に長
く設定したことを特徴とする流体継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7685881A JPS57192633A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Fluid coupling |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7685881A JPS57192633A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Fluid coupling |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57192633A JPS57192633A (en) | 1982-11-26 |
| JPH0159452B2 true JPH0159452B2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=13617343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7685881A Granted JPS57192633A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Fluid coupling |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57192633A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3526287A1 (de) * | 1985-07-23 | 1987-02-05 | Fichtel & Sachs Ag | Rillenlaeufe fuer visko-luefterkupplung |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4133417A (en) * | 1977-12-23 | 1979-01-09 | Cummins Engine Company, Inc. | Fluid drive coupling |
-
1981
- 1981-05-21 JP JP7685881A patent/JPS57192633A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57192633A (en) | 1982-11-26 |
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