JPH0159454B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0159454B2 JPH0159454B2 JP55073575A JP7357580A JPH0159454B2 JP H0159454 B2 JPH0159454 B2 JP H0159454B2 JP 55073575 A JP55073575 A JP 55073575A JP 7357580 A JP7357580 A JP 7357580A JP H0159454 B2 JPH0159454 B2 JP H0159454B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- sleeve
- driven
- driving
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、スプリングを用いた一回転クラツ
チ装置に関する。
チ装置に関する。
(従来の技術)
一回転クラツチ装置は、連続回転している駆動
側と、これに従動して選択的に回転する従動側と
の間に設けられていて、駆動力伝達を連断するク
ラツチ装置のうち、従動側を1回転させたのちは
駆動力伝達を断つてしまう形式のクラツチ装置で
ある。
側と、これに従動して選択的に回転する従動側と
の間に設けられていて、駆動力伝達を連断するク
ラツチ装置のうち、従動側を1回転させたのちは
駆動力伝達を断つてしまう形式のクラツチ装置で
ある。
一回転クラツチ装置としては、種々の形式が提
案され実用に供されている。第1図に基いてコイ
ルスプリングを用いたスプリングタイプの一回転
クラツチ装置の一例を説明する。不動の側板1に
固植された枢軸2には、駆動側スリーブ3と従動
側スリーブ4が、軸方向へ移動を規制されて、共
に回転自在に挿嵌されている。駆動側スリーブ3
には、スプロケツト5が実質一体的に形成されて
いる。このスプロケツト5は、図示されない駆動
源に連結されていて第1の方向へのみ連続して回
転駆動されている。従動側スリーブ4には、図示
の例の場合、従動体としての歯車6が実質一体的
に形成されている。この歯車6は、図示されない
従動側機構の入力歯車である。この従動側スリー
ブ4と駆動側スリーブ3の外周には、比較的密に
巻かれた1本のコイル状のスプリング7が固く巻
装されている。スプリング7の巻き方向は、前記
スプロケツト5が第1の方向へ回転するとき、巻
き締る向きである。上記スプリング7の外周に
は、制御手段の一部を成すスリーブ8が套設され
ていて、これの切欠8aには、スプリング7の一
端7aが係止させられている。スリーブ8には、
係合孔8bが形成されている。この係合孔8bを
含むスリーブ8の外周面には、制御手段の一部を
成す係止レバー9の係止端9aが当接するように
なつている。なお、第1図は、図示の都合上、係
止端9aをスリーブから離間させて示してある。
係止レバー9は、第2図に示すように、支軸10
に枢支されていて、ばね11の張力によつて上記
係止端9aをスリーブ8に当接する向きの揺動習
性を与えられている。係止レバー9の一端には、
制御手段の一部を成すソレノイド12の作動杆が
連結されている。
案され実用に供されている。第1図に基いてコイ
ルスプリングを用いたスプリングタイプの一回転
クラツチ装置の一例を説明する。不動の側板1に
固植された枢軸2には、駆動側スリーブ3と従動
側スリーブ4が、軸方向へ移動を規制されて、共
に回転自在に挿嵌されている。駆動側スリーブ3
には、スプロケツト5が実質一体的に形成されて
いる。このスプロケツト5は、図示されない駆動
源に連結されていて第1の方向へのみ連続して回
転駆動されている。従動側スリーブ4には、図示
の例の場合、従動体としての歯車6が実質一体的
に形成されている。この歯車6は、図示されない
従動側機構の入力歯車である。この従動側スリー
ブ4と駆動側スリーブ3の外周には、比較的密に
巻かれた1本のコイル状のスプリング7が固く巻
装されている。スプリング7の巻き方向は、前記
スプロケツト5が第1の方向へ回転するとき、巻
き締る向きである。上記スプリング7の外周に
は、制御手段の一部を成すスリーブ8が套設され
ていて、これの切欠8aには、スプリング7の一
端7aが係止させられている。スリーブ8には、
係合孔8bが形成されている。この係合孔8bを
含むスリーブ8の外周面には、制御手段の一部を
成す係止レバー9の係止端9aが当接するように
なつている。なお、第1図は、図示の都合上、係
止端9aをスリーブから離間させて示してある。
係止レバー9は、第2図に示すように、支軸10
に枢支されていて、ばね11の張力によつて上記
係止端9aをスリーブ8に当接する向きの揺動習
性を与えられている。係止レバー9の一端には、
制御手段の一部を成すソレノイド12の作動杆が
連結されている。
第2図は係止レバー9がスリーブ8を係止した
状態を示していて、駆動側スリーブ3は第1の方
向例えば時計方向へ連続回転している。そして、
ソレノイド12が励磁されると、係止レバー9が
時計方向へ揺動して、係止端9aを係合孔8bか
ら離脱させる。スリーブ8への拘束が解除される
と、スプリング7が駆動側スリーブ3の回転に連
れて巻き締りこれに追従回転する。スプリング7
の巻き締りが従動側スリーブ4に及ぶと、該スリ
ーブ4は時計方向へ回転し、従動体としての歯車
6を同方向へ回転させることになる。
状態を示していて、駆動側スリーブ3は第1の方
向例えば時計方向へ連続回転している。そして、
ソレノイド12が励磁されると、係止レバー9が
時計方向へ揺動して、係止端9aを係合孔8bか
ら離脱させる。スリーブ8への拘束が解除される
と、スプリング7が駆動側スリーブ3の回転に連
れて巻き締りこれに追従回転する。スプリング7
の巻き締りが従動側スリーブ4に及ぶと、該スリ
ーブ4は時計方向へ回転し、従動体としての歯車
6を同方向へ回転させることになる。
一方、上記ソレノイド12への通電は、係止端
9aが係合孔8bから離脱したあとに断たれるよ
うになつている。従つて、係止レバー9の係止端
9aは、係合孔8bから脱出した後には、スリー
ブ8の外周面に当接し、これを摺擦している。そ
して、スリーブ8は、これが1回転すると、上記
係合孔8bが係止端9aで係止されることにより
停止させられる。スリーブ8が停止するというこ
とは、スプリング7の一端7aが係止させられた
ことになり、こののちスプリング7は巻き締まら
なくなり、駆動側スリーブ3の回転伝達を断つこ
とになる。
9aが係合孔8bから離脱したあとに断たれるよ
うになつている。従つて、係止レバー9の係止端
9aは、係合孔8bから脱出した後には、スリー
ブ8の外周面に当接し、これを摺擦している。そ
して、スリーブ8は、これが1回転すると、上記
係合孔8bが係止端9aで係止されることにより
停止させられる。スリーブ8が停止するというこ
とは、スプリング7の一端7aが係止させられた
ことになり、こののちスプリング7は巻き締まら
なくなり、駆動側スリーブ3の回転伝達を断つこ
とになる。
(発明が解決しようとする課題)
以上が一回転クラツチ装置の一般的な作用であ
る。そして、スリーブ8が係止された状態におい
て、駆動側スリーブ3はその回転を継続してい
る。換言すると、駆動側スリーブ3とスプリング
7とは互いに摺擦する状態にあるといえる。
る。そして、スリーブ8が係止された状態におい
て、駆動側スリーブ3はその回転を継続してい
る。換言すると、駆動側スリーブ3とスプリング
7とは互いに摺擦する状態にあるといえる。
ところで、一回転クラツチは、従動側の仕事量
を制御するものであるから、その立上りの精度は
高いほど良いことになる。しかし、前述したよう
に、駆動力伝達が断たれた状態において、従来は
スプリング7と駆動側スリーブ3とが互いに摺擦
しているので、両者の摺擦面が摩耗する不具合が
あつた。このことは、経時的にクラツチの立上り
が悪くなるという現象となつて現われる。また、
上記スプリングは立上りの精度と駆動力伝達を保
障するために、両スリーブに固く巻装されている
ので、駆動側スリーブの回転時にかなりの負荷と
なる。
を制御するものであるから、その立上りの精度は
高いほど良いことになる。しかし、前述したよう
に、駆動力伝達が断たれた状態において、従来は
スプリング7と駆動側スリーブ3とが互いに摺擦
しているので、両者の摺擦面が摩耗する不具合が
あつた。このことは、経時的にクラツチの立上り
が悪くなるという現象となつて現われる。また、
上記スプリングは立上りの精度と駆動力伝達を保
障するために、両スリーブに固く巻装されている
ので、駆動側スリーブの回転時にかなりの負荷と
なる。
ところで、フアクシミリ装置や複写装置の給紙
装置には、一回転クラツチが多用されている。例
えば、フアクシミリ装置の給紙ローラは、一回転
クラツチを介して駆動されるようになつていて、
給紙されるシートは給紙ローラの1回転に相当す
る長さだけ送り出されるようになつている。この
場合、クラツチの応答性が悪いと、送り出される
シートが所定長さ進行しないことになり、次の工
程への搬送ができなくなる。また、応答性がよく
ても、給紙ローラが1回転で停止せずに慣性によ
つつてオーバーランすると、シートが余分に送り
出されたりする不具合もある。
装置には、一回転クラツチが多用されている。例
えば、フアクシミリ装置の給紙ローラは、一回転
クラツチを介して駆動されるようになつていて、
給紙されるシートは給紙ローラの1回転に相当す
る長さだけ送り出されるようになつている。この
場合、クラツチの応答性が悪いと、送り出される
シートが所定長さ進行しないことになり、次の工
程への搬送ができなくなる。また、応答性がよく
ても、給紙ローラが1回転で停止せずに慣性によ
つつてオーバーランすると、シートが余分に送り
出されたりする不具合もある。
すなわち、従導側を単に1回転させれば用を成
すようなクラツチの用い方であれば問題はないの
であるが、断続的に1回転を繰り返えさせる場合
には、常に従動側の始動位置を一定にしておく必
要がある。特に、従動側にカムが連動させられる
場合、これの1回転毎にカムとカムフオロウの相
互の位置が変化したのでは、クラツチによる制御
ができなくなつてしまう。
すようなクラツチの用い方であれば問題はないの
であるが、断続的に1回転を繰り返えさせる場合
には、常に従動側の始動位置を一定にしておく必
要がある。特に、従動側にカムが連動させられる
場合、これの1回転毎にカムとカムフオロウの相
互の位置が変化したのでは、クラツチによる制御
ができなくなつてしまう。
本発明は、上記に鑑みなされたものであつて、
回転力伝達の連断が繰り返えされても、従動側の
始動位置が常に一定となり且つ従動側が停止させ
られたとき駆動体とスプリングとの摩擦を小さく
して摩耗を防止すると共に駆動体への負荷を軽減
できる一回転クラツチ装置を提供することを目的
とする。
回転力伝達の連断が繰り返えされても、従動側の
始動位置が常に一定となり且つ従動側が停止させ
られたとき駆動体とスプリングとの摩擦を小さく
して摩耗を防止すると共に駆動体への負荷を軽減
できる一回転クラツチ装置を提供することを目的
とする。
(課題を解決するための手段)
本発明のクラツチ装置は、一方向に連続回転す
る駆動体と、この駆動体の回転を伝達されて従動
回転する従動体と、上記駆動体の回転を上記従動
体に伝達する向きに作用する習性を有するスプリ
ングと、このスプリングの作用を制御して上記駆
動体と従動体との間の回転力伝達を連断する制御
手段とを備えた一回転クラツチ装置において、上
記制御手段が上記駆動体と従動体との間の駆動力
伝達と断つた作動位置におかれたとき、上記従動
体を所定位置に係止する位置決め手段と、上記制
御手段が上記作動位置におかれたとき、上記駆動
体とスプリングとを互いに離間させる向きに、こ
のスプリングを拡開する解放手段とを設けたこと
を特徴とする。
る駆動体と、この駆動体の回転を伝達されて従動
回転する従動体と、上記駆動体の回転を上記従動
体に伝達する向きに作用する習性を有するスプリ
ングと、このスプリングの作用を制御して上記駆
動体と従動体との間の回転力伝達を連断する制御
手段とを備えた一回転クラツチ装置において、上
記制御手段が上記駆動体と従動体との間の駆動力
伝達と断つた作動位置におかれたとき、上記従動
体を所定位置に係止する位置決め手段と、上記制
御手段が上記作動位置におかれたとき、上記駆動
体とスプリングとを互いに離間させる向きに、こ
のスプリングを拡開する解放手段とを設けたこと
を特徴とする。
(作用)
制御手段が、駆動体と従動体との間の回転伝達
を断つと、位置決め手段が従動体をその位置に位
置決めすると共に解放手段がスプリングを拡開し
て該スプリングと駆動体とを離間させる。
を断つと、位置決め手段が従動体をその位置に位
置決めすると共に解放手段がスプリングを拡開し
て該スプリングと駆動体とを離間させる。
(実施例)
以下、図示の実施例によつて本発明を詳細に説
明する。
明する。
第3図乃至第6図に基いて本発明の第1実施例
を説明する。
を説明する。
第3図乃至第6図において、枢軸20には、駆
動側スリーブ48と従動側スリーブ49が回転自
在に支持されている。駆動側スリーブ48には駆
動体としてのスプロケツト21が一体的に形成さ
れている。従動側スリーブ49には、従動体とし
ての歯車22と、位置決め手段の一部を成すデイ
スク50がそれぞれ一体的に形成されている。駆
動側スリーブ48と従動側スリーブ49の外周に
は、密に巻かれた一本のコイル状のスプリング5
1が巻装されている。スプリング51の一端51
aは、従動側スリーブ49の切欠49a(第10
図参照)に係合させられている。
動側スリーブ48と従動側スリーブ49が回転自
在に支持されている。駆動側スリーブ48には駆
動体としてのスプロケツト21が一体的に形成さ
れている。従動側スリーブ49には、従動体とし
ての歯車22と、位置決め手段の一部を成すデイ
スク50がそれぞれ一体的に形成されている。駆
動側スリーブ48と従動側スリーブ49の外周に
は、密に巻かれた一本のコイル状のスプリング5
1が巻装されている。スプリング51の一端51
aは、従動側スリーブ49の切欠49a(第10
図参照)に係合させられている。
スプリング51の外周には、スリーブ52が套
設されていて、これの切欠52aには、スプリン
グの他端51bが係止されている。スリーブ52
には、位置決め用切欠53aを有する位置決めデ
イスク53が嵌挿固定されている。
設されていて、これの切欠52aには、スプリン
グの他端51bが係止されている。スリーブ52
には、位置決め用切欠53aを有する位置決めデ
イスク53が嵌挿固定されている。
デイスク50,53には、解放手段としての解
放レバー54,55のそれぞれの一端が枢着され
ている。解放レバー54,55の各他端は、ピン
56で互いに枢着されている。すなわち、デイス
ク50,53は、解放レバー54,55で連結さ
れているのであるが、一方ではスプリング51で
も連結されている。そして、デイスク50,53
は、スプリング51が巻き締つた状態において、
解放レバー54,55が第5図に示すように、ピ
ン56が切欠53aの上端に位置するように互い
の位置を保つている。また、スプリング51の巻
き方向は、デイスク50を時計方向へ回動させ、
デイスク53を反時計方向へ回動させたとき、巻
き解ぐされる向きである。
放レバー54,55のそれぞれの一端が枢着され
ている。解放レバー54,55の各他端は、ピン
56で互いに枢着されている。すなわち、デイス
ク50,53は、解放レバー54,55で連結さ
れているのであるが、一方ではスプリング51で
も連結されている。そして、デイスク50,53
は、スプリング51が巻き締つた状態において、
解放レバー54,55が第5図に示すように、ピ
ン56が切欠53aの上端に位置するように互い
の位置を保つている。また、スプリング51の巻
き方向は、デイスク50を時計方向へ回動させ、
デイスク53を反時計方向へ回動させたとき、巻
き解ぐされる向きである。
デイスク53の周縁近傍には、制御手段兼位置
決め手段28が配置されている。この位置決め手
段28は、支持軸58に枢着された係止レバー5
7、このレバーの一端の係止部57aをデイスク
53の周縁に当接させる向きに該レバーを付勢る
ばね59、レバーの他端に連結されたソレノイド
33とからなつている。ソレノイド33は、駆動
側の回転を従動側に伝達するときのみ励磁される
ようになつている。デイスク53の周縁には、第
6図に示すように、係止レバー57の係止部57
aが当接させられている。係止レバー57は、支
軸58に揺動自在に支持されていて、ばね59の
弾力によつて、デイスク53に当接する向きの摺
動習性を与えられている。係止レバー57は、制
御機能の他に位置決め手段と解放手段としての機
能をも与えられている。
決め手段28が配置されている。この位置決め手
段28は、支持軸58に枢着された係止レバー5
7、このレバーの一端の係止部57aをデイスク
53の周縁に当接させる向きに該レバーを付勢る
ばね59、レバーの他端に連結されたソレノイド
33とからなつている。ソレノイド33は、駆動
側の回転を従動側に伝達するときのみ励磁される
ようになつている。デイスク53の周縁には、第
6図に示すように、係止レバー57の係止部57
aが当接させられている。係止レバー57は、支
軸58に揺動自在に支持されていて、ばね59の
弾力によつて、デイスク53に当接する向きの摺
動習性を与えられている。係止レバー57は、制
御機能の他に位置決め手段と解放手段としての機
能をも与えられている。
第4図は、駆動側の回転が従動側に伝達されて
いない状態を示しており、係止レバー57がデイ
スク53の切欠53aに係合して従動側を位置決
めしている。この状態において、ソレノイド33
が励磁されると、第5図に示すように、係止レバ
ー57が時計方向へ揺動させられて、係止部57
aが切欠53aから脱出する。このとき、駆動側
のスプロケツト21は時計方向へ連続しているの
で、駆動側スリーブ48がスプリング51を巻き
締める。
いない状態を示しており、係止レバー57がデイ
スク53の切欠53aに係合して従動側を位置決
めしている。この状態において、ソレノイド33
が励磁されると、第5図に示すように、係止レバ
ー57が時計方向へ揺動させられて、係止部57
aが切欠53aから脱出する。このとき、駆動側
のスプロケツト21は時計方向へ連続しているの
で、駆動側スリーブ48がスプリング51を巻き
締める。
巻き締まるスプリング51が従動側スリーブ4
9を回転させるとき、駆動側の回転が従動側に伝
達されたことになり、歯車22が時計方向へ回転
し始める。一方、ソレノイド33への通電は、係
止レバー57の係止部57aが切欠53aから脱
出し、デイスク53が回転を開始したあとに解除
されるようになつており、第6図に示すように、
こののち係止レバー57はばね59の弾力によつ
て反時計方向へ揺動させられて、係止部57aを
デイスク53の周縁に当接させる。
9を回転させるとき、駆動側の回転が従動側に伝
達されたことになり、歯車22が時計方向へ回転
し始める。一方、ソレノイド33への通電は、係
止レバー57の係止部57aが切欠53aから脱
出し、デイスク53が回転を開始したあとに解除
されるようになつており、第6図に示すように、
こののち係止レバー57はばね59の弾力によつ
て反時計方向へ揺動させられて、係止部57aを
デイスク53の周縁に当接させる。
そして、デイスク53の切欠53aが1回転す
ると、これに係止レバー57の係止部57aがば
ね59の弾力により嵌入して、該デイスク53を
係止する。デイスク53が係止されると、これと
一体のスリーブ52の切欠に一端51bを係止さ
れたスプリング51が係止されたことになり、駆
動側スリーブ48の回転に従動しなくなり、この
スプリング51が巻き緩るみ、回転力伝達が断た
れる。
ると、これに係止レバー57の係止部57aがば
ね59の弾力により嵌入して、該デイスク53を
係止する。デイスク53が係止されると、これと
一体のスリーブ52の切欠に一端51bを係止さ
れたスプリング51が係止されたことになり、駆
動側スリーブ48の回転に従動しなくなり、この
スプリング51が巻き緩るみ、回転力伝達が断た
れる。
また、係止レバー57の係止部57aが切欠5
3aに係合したとき、この係止部57aが解放レ
バー54,55の相互枢着部を押動して両レバー
を拡開させる。一方の解放レバー55は、係止さ
れたデイスク53に枢着されているので、その枢
支点の変化はないが、他方の解放レバー54は自
由な状態にあるデイスク50に枢着されているの
で、その枢支点が時計方向へ移動する。換言する
と、デイスク50が時計方向へ若干回動させられ
ることになる。このデイスク50の回動方向は、
これに一端51aを係止したスプリング51を弛
ませる向きである。
3aに係合したとき、この係止部57aが解放レ
バー54,55の相互枢着部を押動して両レバー
を拡開させる。一方の解放レバー55は、係止さ
れたデイスク53に枢着されているので、その枢
支点の変化はないが、他方の解放レバー54は自
由な状態にあるデイスク50に枢着されているの
で、その枢支点が時計方向へ移動する。換言する
と、デイスク50が時計方向へ若干回動させられ
ることになる。このデイスク50の回動方向は、
これに一端51aを係止したスプリング51を弛
ませる向きである。
すなわち、第4図に示す状態は、単に駆動側の
回転が従動側に伝達されていないだけでなく、ス
プリング51が弛んだ状態にある。そのために、
連続回転している駆動側スリーブ48に巻装され
ているスプリング51がスリーブ周面から離間す
るか又はこれに巻き付く習性に抗して拡開させら
れる。よつて、駆動側の回転に何らの負荷となら
ないばかりか、スリーブとスプリング間の摺擦が
可及的に小さくなり摩耗が少なくなるという効果
がある。
回転が従動側に伝達されていないだけでなく、ス
プリング51が弛んだ状態にある。そのために、
連続回転している駆動側スリーブ48に巻装され
ているスプリング51がスリーブ周面から離間す
るか又はこれに巻き付く習性に抗して拡開させら
れる。よつて、駆動側の回転に何らの負荷となら
ないばかりか、スリーブとスプリング間の摺擦が
可及的に小さくなり摩耗が少なくなるという効果
がある。
次に、第7図乃至第10図に基づいて本発明の
第2実施例を説明する。前記第1実施例において
は、回転力伝達を断つたとき、スプリングを弛め
るために、一対の解放レバーを拡開したが、この
実施例においては、一対のデイスクの切欠の位相
の違いを利用してスプリングを拡開するようにし
たものであり、第1実施例と同一部材については
同一符号を付した。
第2実施例を説明する。前記第1実施例において
は、回転力伝達を断つたとき、スプリングを弛め
るために、一対の解放レバーを拡開したが、この
実施例においては、一対のデイスクの切欠の位相
の違いを利用してスプリングを拡開するようにし
たものであり、第1実施例と同一部材については
同一符号を付した。
第7図乃至第10図において、スリーブ52に
は、切欠60aを形成された位置決め用のデイス
ク60が固定されてる。従動側スリーブ49には
位置決め用のデイスク61が一体に形成されてい
て、これには切欠61aが形成されている。従動
側スリーブ49には、スプリング51の一端を係
止する切欠49aが形成されている。デイスク6
0,61は、同径であつて、第8図に示すよう
に、それぞれの切欠60a,61aの位相を違え
て互いに位置させられる。この両デイスクの互い
の位置は、スプリング51の自然状態において、
両切欠の位置を決めたのち、デイスク60をスリ
ーブ52に固定することで決められる。デイスク
60の周縁近傍には、制御手段兼位置決め手段2
8が配設されている。位置決め手段28は、支軸
29に回動自在に支持された係止レバー30と、
このレバーの一端に固着された係止ピン47と、
係止レバー30に対してそのピン47をデイスク
60,61の周縁に当接させる向きの揺動性を与
えるばね32と、係止レバーの他端に連結された
ソレノイド33と、係止レバー30の揺動を規制
するストツパ34からなつている。
は、切欠60aを形成された位置決め用のデイス
ク60が固定されてる。従動側スリーブ49には
位置決め用のデイスク61が一体に形成されてい
て、これには切欠61aが形成されている。従動
側スリーブ49には、スプリング51の一端を係
止する切欠49aが形成されている。デイスク6
0,61は、同径であつて、第8図に示すよう
に、それぞれの切欠60a,61aの位相を違え
て互いに位置させられる。この両デイスクの互い
の位置は、スプリング51の自然状態において、
両切欠の位置を決めたのち、デイスク60をスリ
ーブ52に固定することで決められる。デイスク
60の周縁近傍には、制御手段兼位置決め手段2
8が配設されている。位置決め手段28は、支軸
29に回動自在に支持された係止レバー30と、
このレバーの一端に固着された係止ピン47と、
係止レバー30に対してそのピン47をデイスク
60,61の周縁に当接させる向きの揺動性を与
えるばね32と、係止レバーの他端に連結された
ソレノイド33と、係止レバー30の揺動を規制
するストツパ34からなつている。
第9図は、係止ピン74によつてデイスク6
0,61が所定位置に位置決めされた状態を示
し、従動側は停止していて、駆動側のスプロケツ
ト21は時計方向に連続回転している。第9図に
示す状態において、ソレノイド33が励磁される
と、係止レバー30が時計方向に揺動させられ
て、第8図に示すように、係止ピン47が切欠6
0a,61aから脱出する。従動側への拘束が解
除されると、スプリング51が巻き締まり、駆動
側スリーブ48の回転が従動側スリーブ49に伝
達される。
0,61が所定位置に位置決めされた状態を示
し、従動側は停止していて、駆動側のスプロケツ
ト21は時計方向に連続回転している。第9図に
示す状態において、ソレノイド33が励磁される
と、係止レバー30が時計方向に揺動させられ
て、第8図に示すように、係止ピン47が切欠6
0a,61aから脱出する。従動側への拘束が解
除されると、スプリング51が巻き締まり、駆動
側スリーブ48の回転が従動側スリーブ49に伝
達される。
ソレノイド33への通電は、係止ピン47が切
欠60a,61aから脱出したのち断たれるよう
になつていて、こののち、係止ピン47は、ばね
32の弾力によりデイスク60,61の周面に摺
接する。
欠60a,61aから脱出したのち断たれるよう
になつていて、こののち、係止ピン47は、ばね
32の弾力によりデイスク60,61の周面に摺
接する。
そして、デイスク60,61が1回転すると、
係止ピン47がそれぞれの切欠60a,61aに
嵌入して、これらデイスクを互いに逆の向きに若
干回動させる。すなわち、係止ピン47が切欠に
係合してその底部へ向つて移動するとき、デイス
ク60を反時計方向に、デイスク61を時計方向
に相対的に回動させることになる。デイスク60
と一体のスリーブ52には、スプリング51の一
端51bが係止され、デイスク61と一体の従動
側スリーブ49にはスプリングの他端51aが係
止されているので、デイスク60,61が互いに
逆向きに回動すると、スプリング51は巻き締る
習性に抗して拡開される。スプリングが拡開した
あとの作用効果は、前記第1実施例のそれと同じ
である。
係止ピン47がそれぞれの切欠60a,61aに
嵌入して、これらデイスクを互いに逆の向きに若
干回動させる。すなわち、係止ピン47が切欠に
係合してその底部へ向つて移動するとき、デイス
ク60を反時計方向に、デイスク61を時計方向
に相対的に回動させることになる。デイスク60
と一体のスリーブ52には、スプリング51の一
端51bが係止され、デイスク61と一体の従動
側スリーブ49にはスプリングの他端51aが係
止されているので、デイスク60,61が互いに
逆向きに回動すると、スプリング51は巻き締る
習性に抗して拡開される。スプリングが拡開した
あとの作用効果は、前記第1実施例のそれと同じ
である。
(発明の効果)
以上のように、本発明によれば、駆動体と従動
体との間の回転力伝達が断たれたとき、従動体
は、常に所定の位置を占めて停止することにな
り、次に、回転力が伝達されたとき、必らず一定
の位置から始動するので、従動体若しくはこれに
連動する従動機構の制御の精度が向上すると共
に、従動体が1回転して係止されたとき、スプリ
ングを拡開させて、連続回転している駆動体から
離間させてしまうので、駆動体とスプリングとの
間の摺擦が極力抑止されるから、駆動体は負荷な
く回転を継続できると共に、駆動体とスプリング
の摩耗が防止され、クラツチの応答性を長期に亘
り安定して維持することができる。
体との間の回転力伝達が断たれたとき、従動体
は、常に所定の位置を占めて停止することにな
り、次に、回転力が伝達されたとき、必らず一定
の位置から始動するので、従動体若しくはこれに
連動する従動機構の制御の精度が向上すると共
に、従動体が1回転して係止されたとき、スプリ
ングを拡開させて、連続回転している駆動体から
離間させてしまうので、駆動体とスプリングとの
間の摺擦が極力抑止されるから、駆動体は負荷な
く回転を継続できると共に、駆動体とスプリング
の摩耗が防止され、クラツチの応答性を長期に亘
り安定して維持することができる。
第1図は従来のスプリングタイプの一回転クラ
ツチ装置の一例を示す側断面図、第2図は同上の
正断面図、第3図は本発明の第1実施例を示す側
断面図、第4図は同上の部分破断正面図、第5図
及び第6図はそれぞれ第4図の作用図、第7図は
本発明の第2実施例を示す側断面図、第8図は同
上の正面図、第9図は第8図の作用図、第10図
は同上の要部を示す斜視図である。 20……枢軸、21……スプロケツト、22…
…歯車、50,53,60,61……デイスク、
30,57……係止レバー、33……ソレノイ
ド、34……ストツパ、47……係止ピン、48
……駆動側スリーブ、49……従動側スリーブ、
51……スプリング、52……スリーブ、54,
55……解放レバー、56……ピン。
ツチ装置の一例を示す側断面図、第2図は同上の
正断面図、第3図は本発明の第1実施例を示す側
断面図、第4図は同上の部分破断正面図、第5図
及び第6図はそれぞれ第4図の作用図、第7図は
本発明の第2実施例を示す側断面図、第8図は同
上の正面図、第9図は第8図の作用図、第10図
は同上の要部を示す斜視図である。 20……枢軸、21……スプロケツト、22…
…歯車、50,53,60,61……デイスク、
30,57……係止レバー、33……ソレノイ
ド、34……ストツパ、47……係止ピン、48
……駆動側スリーブ、49……従動側スリーブ、
51……スプリング、52……スリーブ、54,
55……解放レバー、56……ピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一方向に連続回転する駆動体と、この駆動体
の回転を伝達されて従動回転する従動体と、上記
駆動体の回転を上記従動体に伝達する向きに作用
する習性を有するスプリングと、このスプリング
の作用を制御して駆動体と従動体との間の回転力
伝達を連断する制御手段とを備えた一回転クラツ
チ装置において、 上記制御手段が上記駆動体と上記従動体との間
の駆動力伝達を断つた作動位置におかれたとき上
記従動体を所定位置に停止させる位置決め手段
と、上記制御手段が上記作動位置におかれたと
き、上記スプリングを上記駆動体から離間する向
きに拡開する解放手段とを備えたことを特徴とす
る一回転クラツチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7357580A JPS571830A (en) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | One-revolution clutch device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7357580A JPS571830A (en) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | One-revolution clutch device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS571830A JPS571830A (en) | 1982-01-07 |
| JPH0159454B2 true JPH0159454B2 (ja) | 1989-12-18 |
Family
ID=13522214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7357580A Granted JPS571830A (en) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | One-revolution clutch device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS571830A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338096A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Ntn Corp | 巻き取りユニット |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6024703B2 (ja) * | 2014-05-09 | 2016-11-16 | コニカミノルタ株式会社 | 駆動装置および画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5227950A (en) * | 1975-08-28 | 1977-03-02 | Akito Shimakawa | One rotation clutch |
-
1980
- 1980-05-30 JP JP7357580A patent/JPS571830A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002338096A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-27 | Ntn Corp | 巻き取りユニット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS571830A (en) | 1982-01-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0832833B1 (en) | Sheet supplying apparatus | |
| US3104745A (en) | Two-torque spring slip clutch | |
| EP0368526B1 (en) | Clutch | |
| EP0629901B1 (en) | Paper magazine | |
| US4760903A (en) | Method and apparatus for extending the life of a wrap spring clutch | |
| JPH0159454B2 (ja) | ||
| US6116797A (en) | Two way wrap spring clutch gear | |
| US3850275A (en) | Spring clutch with automatic disconnect feature | |
| US5101944A (en) | Positioning apparatus employing a spring clutch | |
| US6292646B1 (en) | Anti-unraveling device for a fuser oil supply web | |
| JPH0732988Y2 (ja) | クラッチ装置 | |
| JPH0629545Y2 (ja) | 給紙用クラッチのブレ−キ装置 | |
| JPS6213530B2 (ja) | ||
| JPS63266216A (ja) | スプリングクラツチ | |
| JPH055248A (ja) | 織機における織布巻き取り装置 | |
| JPH0122175B2 (ja) | ||
| US4204621A (en) | Roll sheet feeding device | |
| JPH079219Y2 (ja) | ブレ−キ機構 | |
| JPH0138341Y2 (ja) | ||
| US3421713A (en) | Thread tension devices for sewing machines | |
| JPH0130735B2 (ja) | ||
| JPH06211395A (ja) | 用紙自動装填装置のピンチローラ機構 | |
| JP3324488B2 (ja) | ジアゾ複写機の自動分離機構 | |
| JPH0645063Y2 (ja) | 電磁制御ばねクラッチ機構 | |
| KR100231884B1 (ko) | 급지롤러의 일방향 동력전달장치 |