JPH0160564B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0160564B2 JPH0160564B2 JP58121079A JP12107983A JPH0160564B2 JP H0160564 B2 JPH0160564 B2 JP H0160564B2 JP 58121079 A JP58121079 A JP 58121079A JP 12107983 A JP12107983 A JP 12107983A JP H0160564 B2 JPH0160564 B2 JP H0160564B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pellets
- temperature
- polypropylene
- hydroperoxide
- melt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ポリプロピレン極細繊維の製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
ポリプロピレンの極細繊維は不織布、分離膜用
として使用されているが、MFR(メルトフローレ
イト)が30g/10分(以下、g/10分の記載を省
略することもある)以下のポリプロピレンでは
2d(デニール)以下の極細繊維を得ることは難し
く、MFRが100以上のポリプロピレンを用いるこ
とが必要である。
として使用されているが、MFR(メルトフローレ
イト)が30g/10分(以下、g/10分の記載を省
略することもある)以下のポリプロピレンでは
2d(デニール)以下の極細繊維を得ることは難し
く、MFRが100以上のポリプロピレンを用いるこ
とが必要である。
MFR100以上のポリプロピレンを製造する方法
として、プロピレン重合時に多量のH2ガスを導
入する方法、又は重合で得たポリプロピレンを押
出機中でパーオキサイドにより分解する方法があ
る。しかし、ポリプロピレンを紡糸機に供給する
ためにはペレツト化する必要があり、これらの方
法はいずれも押出ペレツト化工程でのバツクフロ
ーによる吐出量の大幅な低下、溶融粘弾性が低い
ことによるペレツトカツト時のカツテイング不良
の多発等現場でのトラブルが多く、実用的ではな
い。
として、プロピレン重合時に多量のH2ガスを導
入する方法、又は重合で得たポリプロピレンを押
出機中でパーオキサイドにより分解する方法があ
る。しかし、ポリプロピレンを紡糸機に供給する
ためにはペレツト化する必要があり、これらの方
法はいずれも押出ペレツト化工程でのバツクフロ
ーによる吐出量の大幅な低下、溶融粘弾性が低い
ことによるペレツトカツト時のカツテイング不良
の多発等現場でのトラブルが多く、実用的ではな
い。
このような問題を解決すべく紡糸時にパーオキ
サイドをそのまま又は分散剤の併用あるいはマス
ターバツチ等でペレツトに混合し、高温下で分解
し紡糸する手法が考えられるが、そのいずれも分
解反応が不均一で糸切れ、紡糸ノズル部で融液が
おどる等の現象が起こつた。
サイドをそのまま又は分散剤の併用あるいはマス
ターバツチ等でペレツトに混合し、高温下で分解
し紡糸する手法が考えられるが、そのいずれも分
解反応が不均一で糸切れ、紡糸ノズル部で融液が
おどる等の現象が起こつた。
この発明者らは、これらの緒問題を解決すべく
鋭意検討した結果、この発明を完成した。
鋭意検討した結果、この発明を完成した。
すなわち、この発明は、230℃のMFRが0.1〜
20g/10分の結晶性ポリプロピレンに対し、分子
量減成剤として1分間半減期を得るための分解温
度が250℃以上のハイドロパーオキサイドを0.02
〜1.0重量%添加混合し、ペレツト成形機中230℃
以下の温度で溶融押出してペレツトを得、次いで
該ペレツトを250℃以上の温度で溶融紡糸し、延
伸することを特徴とするポリプロピレン極細繊維
の製造方法に関するものである。
20g/10分の結晶性ポリプロピレンに対し、分子
量減成剤として1分間半減期を得るための分解温
度が250℃以上のハイドロパーオキサイドを0.02
〜1.0重量%添加混合し、ペレツト成形機中230℃
以下の温度で溶融押出してペレツトを得、次いで
該ペレツトを250℃以上の温度で溶融紡糸し、延
伸することを特徴とするポリプロピレン極細繊維
の製造方法に関するものである。
この発明の方法によつて、ペレツト生産時およ
び溶融紡糸時のトラブルがない極細繊維の製造が
可能となつた。すなわち、押出ペレツト化工程で
は、分子量の減成はほとんどおこらず、したがつ
て押出状態も良好でカツテイング不良のないペレ
ツトが得られ、また、減成剤として添加したパー
オキサイドは大部分が未分解でペレツト中に良好
に分散し、次の紡糸機中での分解を均一に達成す
ることができる。
び溶融紡糸時のトラブルがない極細繊維の製造が
可能となつた。すなわち、押出ペレツト化工程で
は、分子量の減成はほとんどおこらず、したがつ
て押出状態も良好でカツテイング不良のないペレ
ツトが得られ、また、減成剤として添加したパー
オキサイドは大部分が未分解でペレツト中に良好
に分散し、次の紡糸機中での分解を均一に達成す
ることができる。
この発明の方法において使用される結晶性ポリ
プロピレンは、MFRが0.1〜20g/10分のホモポ
リマーで通常はパウダー状態で用いる。
プロピレンは、MFRが0.1〜20g/10分のホモポ
リマーで通常はパウダー状態で用いる。
MFRが0.1より低いと押出時に過大な動力を要
するので現実的でなく、又20より大きいと発明の
効果が少なくなる。
するので現実的でなく、又20より大きいと発明の
効果が少なくなる。
添加剤として、坑酸化剤、耐光剤、紫外線吸収
剤、スリツプ剤等を含むことができる。
剤、スリツプ剤等を含むことができる。
また、この発明の方法において使用される1分
間半減期を得るための分解温度が250℃以上のハ
イドロパーオキサイドとしては2,5−ジメチル
ヘキサン−2,5−ジヒドロパーオキサイド、ク
メンハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイド
ロパーオキサイドなどが挙げられる。
間半減期を得るための分解温度が250℃以上のハ
イドロパーオキサイドとしては2,5−ジメチル
ヘキサン−2,5−ジヒドロパーオキサイド、ク
メンハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイド
ロパーオキサイドなどが挙げられる。
これらはそのままあるいは硅灰石粉末、シリカ
ゲル等で分散希釈して用いることが出来る。
ゲル等で分散希釈して用いることが出来る。
前記ハイドロパーオキサイドは、結晶性ポリプ
ロピレンの減成剤として使用され、その配合量は
結晶性ポリプロピレンに対して0.02〜1.0重量%、
好適には0.05〜0.5重量%である。前記ハイドロ
パーオキサイドの量が0.02重量%より少ないと本
発明の効果が少なくなり、前記ハイドロパーオキ
サイドの量が1.0重量%より多くなると紡糸機中
でのハイドロパーオキサイドの分解が不完全とな
る場合があり好ましくない。
ロピレンの減成剤として使用され、その配合量は
結晶性ポリプロピレンに対して0.02〜1.0重量%、
好適には0.05〜0.5重量%である。前記ハイドロ
パーオキサイドの量が0.02重量%より少ないと本
発明の効果が少なくなり、前記ハイドロパーオキ
サイドの量が1.0重量%より多くなると紡糸機中
でのハイドロパーオキサイドの分解が不完全とな
る場合があり好ましくない。
この発明の方法においては、公知の適当な混合
方法を適用して、先ず特定割合の前記結晶性ポリ
プロピレンと前記ハイドロパーオキサイドとを混
合し、ペレツト成形機中230℃以下の温度、好ま
しくは170〜210℃(平均滞留時間は1〜15分間が
好ましい。)で溶融押出してペレツトを得る。
方法を適用して、先ず特定割合の前記結晶性ポリ
プロピレンと前記ハイドロパーオキサイドとを混
合し、ペレツト成形機中230℃以下の温度、好ま
しくは170〜210℃(平均滞留時間は1〜15分間が
好ましい。)で溶融押出してペレツトを得る。
前記のペレツト成形機としては、スクリユーエ
クストルーダー式ペレタイジイング装置が用いら
れる。
クストルーダー式ペレタイジイング装置が用いら
れる。
前記の結晶性ポリプロピレンとハイドロパーオ
キサイドとを溶融押出す温度が前記上限より高い
と、結晶性ポリプロピレンの分解が生じ溶融物の
押出状態やペレツト化時のカツテイング状態など
が悪化するので好ましくない。
キサイドとを溶融押出す温度が前記上限より高い
と、結晶性ポリプロピレンの分解が生じ溶融物の
押出状態やペレツト化時のカツテイング状態など
が悪化するので好ましくない。
この発明の方法においては、前記のようにして
得られたペレツトを250℃以上の温度、好ましく
は250〜280℃の温度で溶融紡糸し、公知の適当な
延伸方法を適用して延伸してポリプロピレンの極
細繊維を得る。
得られたペレツトを250℃以上の温度、好ましく
は250〜280℃の温度で溶融紡糸し、公知の適当な
延伸方法を適用して延伸してポリプロピレンの極
細繊維を得る。
前記の溶融紡糸に際しては、ダイスおよびスク
リユー式押出機を備えた公知の溶融紡糸機が使用
できる。
リユー式押出機を備えた公知の溶融紡糸機が使用
できる。
前記のペレツトを溶融紡糸する温度が前記下限
より低いと、溶融紡糸して得られるポリプロピレ
ンの繊維中に未分解のハイドロパーオキサイドが
残り、得られるポリプロピレンの極細繊維の強度
が小さくなるので好ましくない。
より低いと、溶融紡糸して得られるポリプロピレ
ンの繊維中に未分解のハイドロパーオキサイドが
残り、得られるポリプロピレンの極細繊維の強度
が小さくなるので好ましくない。
以下に実施例および比較例を示す。各例におい
て、部は重量部を意味し、結晶性ポリプロピレン
のMFRはASTM D1238に従つて測定した。
て、部は重量部を意味し、結晶性ポリプロピレン
のMFRはASTM D1238に従つて測定した。
実施例 1
MFR9.0g/10分(〔η〕=2.1、デカリン135℃)
のポリプロピレンパウダー100部に対し、
BHT0.05部、Irganox10100.05部、カルシウムス
テアレート0.1部及びt−ブチルハイドロパーオ
キサイド0.15部を添加しヘンシエルミキサーにて
ブレンドし、250mm単軸押出機(ベント付)にて
押出し、水中カツトしてペレツトを得た。
のポリプロピレンパウダー100部に対し、
BHT0.05部、Irganox10100.05部、カルシウムス
テアレート0.1部及びt−ブチルハイドロパーオ
キサイド0.15部を添加しヘンシエルミキサーにて
ブレンドし、250mm単軸押出機(ベント付)にて
押出し、水中カツトしてペレツトを得た。
この時の押出機の温度設定はシリンダ部170〜
190℃、ダイス200℃であり、ダイス出口での樹脂
温は205℃であつた(170℃以上での平均滞留時間
3分間)。吐出量はスクリユー回転数100rpmで
2.5ton/hrであり、カツテイング状態は良好であ
る。
190℃、ダイス200℃であり、ダイス出口での樹脂
温は205℃であつた(170℃以上での平均滞留時間
3分間)。吐出量はスクリユー回転数100rpmで
2.5ton/hrであり、カツテイング状態は良好であ
る。
ペレツトの〔η〕は2.0でほとんど分解が起こ
つていない。このペレツトをスクリユーギアポン
プ式の紡糸機を用い260℃、1100m/minの巻取
速度で未延伸糸を製造し、得られた未延伸糸4d
を130℃で熱延伸し0.8dの延伸糸を得た。このも
ののMFRへ125g/10分で〔η〕は0.8である。
又強度は7.0g/d、伸度は20.3%であつた。
つていない。このペレツトをスクリユーギアポン
プ式の紡糸機を用い260℃、1100m/minの巻取
速度で未延伸糸を製造し、得られた未延伸糸4d
を130℃で熱延伸し0.8dの延伸糸を得た。このも
ののMFRへ125g/10分で〔η〕は0.8である。
又強度は7.0g/d、伸度は20.3%であつた。
比較例 1
実施例1と同一組成のパウダーをシリンダ部
200〜550℃、ダイス260℃に温度設定したベント
付250mm押出機で押出した。
200〜550℃、ダイス260℃に温度設定したベント
付250mm押出機で押出した。
吐出量は1.9ton/hrでベント部より樹脂の流出
が認められた。
が認められた。
又カツテイングが難しく、異形ペレツトが多発
し、オーバーサイズ量が増加した。
し、オーバーサイズ量が増加した。
ペレツトのMFRは110g/10分であつた。
比較例 2
実施例1のt−ブチルハイドロパーオキサイド
に変えて、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ター
シヤリブチルパーオキシ)ヘキサン0.15部を用い
た。
に変えて、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ター
シヤリブチルパーオキシ)ヘキサン0.15部を用い
た。
押出量は2.0ton/hr、ペレツトのMFRは98
g/10分でカツテイングが難しく、異形ペレツト
が多発した。
g/10分でカツテイングが難しく、異形ペレツト
が多発した。
比較例 3
MFR9.0g/10分のポリプロピレンペレツト
(BHT0.05部、Irganox1010 0.05部、カルシウム
ステアレート0.1部添加)に2,5−ジメチル−
2,5−ジ(ターシヤリブチルパーオキシ)ヘキ
サン0.15部(シリカ担持)をブレンドし、スクリ
ユーギアポンプ式の紡糸機を用い260℃、1100
m/minで紡糸した。糸切れが多発した。
(BHT0.05部、Irganox1010 0.05部、カルシウム
ステアレート0.1部添加)に2,5−ジメチル−
2,5−ジ(ターシヤリブチルパーオキシ)ヘキ
サン0.15部(シリカ担持)をブレンドし、スクリ
ユーギアポンプ式の紡糸機を用い260℃、1100
m/minで紡糸した。糸切れが多発した。
Claims (1)
- 1 230℃でのMFRが0.1〜20g/10分の結晶性
ポリプロピレンに対し、分子量減成剤として1分
間半減期を得るための分解温度が250℃以上のハ
イドロパーオキサイドを0.02〜1.0重量%添加混
合し、ペレツト成形機中230℃以下の温度で溶融
押出してペレツトを得、次いで該ペレツトを250
℃以上の温度で溶融紡糸し、延伸することを特徴
とするポリプロピレン極細繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12107983A JPS6017111A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | ポリプロピレン極細繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12107983A JPS6017111A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | ポリプロピレン極細繊維の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6017111A JPS6017111A (ja) | 1985-01-29 |
| JPH0160564B2 true JPH0160564B2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=14802330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12107983A Granted JPS6017111A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | ポリプロピレン極細繊維の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6017111A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4856749A (ja) * | 1971-11-20 | 1973-08-09 | ||
| US3940379A (en) * | 1973-05-21 | 1976-02-24 | Dart Industries, Inc. | Process for controlled degradation of propylene polymers |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP12107983A patent/JPS6017111A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6017111A (ja) | 1985-01-29 |
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