JPH0160588B2 - - Google Patents
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- JPH0160588B2 JPH0160588B2 JP14205887A JP14205887A JPH0160588B2 JP H0160588 B2 JPH0160588 B2 JP H0160588B2 JP 14205887 A JP14205887 A JP 14205887A JP 14205887 A JP14205887 A JP 14205887A JP H0160588 B2 JPH0160588 B2 JP H0160588B2
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- JP
- Japan
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- needle
- pile
- head
- block
- needles
- Prior art date
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- Massaging Devices (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、カーペツトやマツト類の製造に用
いられるタフテイング装置、特に個別ニードル制
御機構を備えた型式のタフテイング装置に関す
る。
いられるタフテイング装置、特に個別ニードル制
御機構を備えた型式のタフテイング装置に関す
る。
発明の背景
カーペツト類の製造において、その表面のパイ
ル群によつて任意に多様な柄を表出せしめること
を可能にするためには、パイルの植設作用を行う
多数本のニードルに順次異色のパイル糸を導き、
個々のニードルを個別に制御して選択的にステツ
チングを行わせうるものとなすことが望まれる。
ル群によつて任意に多様な柄を表出せしめること
を可能にするためには、パイルの植設作用を行う
多数本のニードルに順次異色のパイル糸を導き、
個々のニードルを個別に制御して選択的にステツ
チングを行わせうるものとなすことが望まれる。
このような要請に基き、従来、ICN
(Individually、Controled Needl)と称される個
別ニードル制御装置に関する種々の提案がなされ
ている。
(Individually、Controled Needl)と称される個
別ニードル制御装置に関する種々の提案がなされ
ている。
その基本的かつ代表的な技術の1つとして、特
開昭59−179863号公報に示されるものが公知であ
る。この公知のICN機構は、ニードルバーに進退
作動自在に多数本のニードルを装備し、これをピ
アノ鋼線を介してエアシリンダー等の駆動装置に
連結し、該シリンダーの作動で対応ニードルにタ
フト作動を行わせるものである。
開昭59−179863号公報に示されるものが公知であ
る。この公知のICN機構は、ニードルバーに進退
作動自在に多数本のニードルを装備し、これをピ
アノ鋼線を介してエアシリンダー等の駆動装置に
連結し、該シリンダーの作動で対応ニードルにタ
フト作動を行わせるものである。
しかしながら、この場合、各ステツチングサイ
クル毎にエアシリンダーを作動してニードルの基
布への刺入を行わせるものであるため、シリン
ダーに比較的駆動力の大きなものを要すること、
ニードルの進退作動制御速度との関係で単位時
間当りのステツチサイクル数に制約を受け、高速
タフト駆動が困難であること、ニードルバー
に、ピアノ鋼線で往復作動するスライダーないし
ピストンを具備する必要性のため、スライダーの
占めるスペースとの関係でニードルの配列ピツチ
に制約を受け、1列のニードル配列ではステツチ
ラインの隣接間隔が相当に広いものとなり、結果
的にニードルを基布に向けて交叉する傾斜状態に
2列に装備して所要のゲージを得るものとしなけ
ればならず、かつそうしてもなお所謂ハイゲージ
はおろかフアインゲージと評価しうるような密な
ニードル配置は困難であり、緻密でボリユーム感
のあるパイル群の植設形成は困難であること、
等々の問題点があつた。
クル毎にエアシリンダーを作動してニードルの基
布への刺入を行わせるものであるため、シリン
ダーに比較的駆動力の大きなものを要すること、
ニードルの進退作動制御速度との関係で単位時
間当りのステツチサイクル数に制約を受け、高速
タフト駆動が困難であること、ニードルバー
に、ピアノ鋼線で往復作動するスライダーないし
ピストンを具備する必要性のため、スライダーの
占めるスペースとの関係でニードルの配列ピツチ
に制約を受け、1列のニードル配列ではステツチ
ラインの隣接間隔が相当に広いものとなり、結果
的にニードルを基布に向けて交叉する傾斜状態に
2列に装備して所要のゲージを得るものとしなけ
ればならず、かつそうしてもなお所謂ハイゲージ
はおろかフアインゲージと評価しうるような密な
ニードル配置は困難であり、緻密でボリユーム感
のあるパイル群の植設形成は困難であること、
等々の問題点があつた。
上記のような問題点に対し、そのいくつかを改
善するものとして、更には特開昭60−39466号公
報に示されるように、ピアノ線による個別ニード
ル駆動手段とは別に、ニードルバー自体をステツ
チサイクル毎に昇降駆動する手段を設け、個別ニ
ードル駆動手段で選針した進出位置の所定ニード
ルをもつてニードルバー駆動手段によりタフト作
動を行わせるものとなす提案もなされている。こ
の先行提案技術は前記に問題点の解決には有
効であるが、なお前記の問題点に解決を与えう
るものではないのはもとより、更には各ステツチ
ライン上にハイパイルとローパイルを混淆形成せ
しめることができないという難があつた。このた
め、なおフアインゲージに相当する高密度のボリ
ユーム感のあるパイル群の植設による色彩豊かな
柄を表出したカーペツト類の製造は困難なもので
あつた。
善するものとして、更には特開昭60−39466号公
報に示されるように、ピアノ線による個別ニード
ル駆動手段とは別に、ニードルバー自体をステツ
チサイクル毎に昇降駆動する手段を設け、個別ニ
ードル駆動手段で選針した進出位置の所定ニード
ルをもつてニードルバー駆動手段によりタフト作
動を行わせるものとなす提案もなされている。こ
の先行提案技術は前記に問題点の解決には有
効であるが、なお前記の問題点に解決を与えう
るものではないのはもとより、更には各ステツチ
ライン上にハイパイルとローパイルを混淆形成せ
しめることができないという難があつた。このた
め、なおフアインゲージに相当する高密度のボリ
ユーム感のあるパイル群の植設による色彩豊かな
柄を表出したカーペツト類の製造は困難なもので
あつた。
この発明は、上記のような問題点に鑑みて、フ
アインゲージにふさわしい高密度なステツチング
間隔をもつて、高速タフト駆動が可能であり、多
色で斜行柄の表出をも自在になしうるICN機構を
備えた双頭式ないし多頭式のタフテイング装置を
提供することを目的とする。
アインゲージにふさわしい高密度なステツチング
間隔をもつて、高速タフト駆動が可能であり、多
色で斜行柄の表出をも自在になしうるICN機構を
備えた双頭式ないし多頭式のタフテイング装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
この発明は、上記の目的において、各ステツチ
ラインに選択的に異つたパイル糸の植設を可能と
するための手段として、多数本のニードル例を持
つタフテイングヘツドを、基布の移送方向に所定
距離を隔てゝ複数個設けるものとし、いわば少な
くとも双頭型のものに構成して、各ヘツドにおけ
るニードル配列とその選択駆動手段の設置スペー
スに余裕をもたせることにより、結果的にステツ
チライン間隔の極めて緻密な所謂フアインゲージ
化を達成しながら、個別にハイパイル、ローパイ
ルの選択植設を可能なものとし、従来機では到底
不可能であつたような多彩な図柄、模様の形成を
可能としたものである。
ラインに選択的に異つたパイル糸の植設を可能と
するための手段として、多数本のニードル例を持
つタフテイングヘツドを、基布の移送方向に所定
距離を隔てゝ複数個設けるものとし、いわば少な
くとも双頭型のものに構成して、各ヘツドにおけ
るニードル配列とその選択駆動手段の設置スペー
スに余裕をもたせることにより、結果的にステツ
チライン間隔の極めて緻密な所謂フアインゲージ
化を達成しながら、個別にハイパイル、ローパイ
ルの選択植設を可能なものとし、従来機では到底
不可能であつたような多彩な図柄、模様の形成を
可能としたものである。
而して、この発明は、それぞれニードルブロツ
クの下面側に多数本のニードルを昇降自在に備
え、基布の送り方向に所定距離を隔てゝ配置され
た第1ヘツド及び第2ヘツドと、同調して上記第
1ヘツドのニードルブロツクと第2ヘツドのニー
ドルブロツクを各ステツチサイクル毎に昇降駆動
するニードルブロツク駆動手段と、所望の柄を表
出するのに必要な選針機能に基いて、各ニードル
を1本ずつ個別にニードルブロツクから基布に向
けて進退作動させる個別ニードル駆動手段と、少
なくとも第1ヘツドに対応して装備され、その各
ニードルに向けて導かれるパイル糸を、所定速度
または第1速ないし第n速での積極給糸と停止状
態との複数段階に制御可能な糸送り装置と、を備
えてなることを特徴とするタフテイング装置を要
旨とするものである。
クの下面側に多数本のニードルを昇降自在に備
え、基布の送り方向に所定距離を隔てゝ配置され
た第1ヘツド及び第2ヘツドと、同調して上記第
1ヘツドのニードルブロツクと第2ヘツドのニー
ドルブロツクを各ステツチサイクル毎に昇降駆動
するニードルブロツク駆動手段と、所望の柄を表
出するのに必要な選針機能に基いて、各ニードル
を1本ずつ個別にニードルブロツクから基布に向
けて進退作動させる個別ニードル駆動手段と、少
なくとも第1ヘツドに対応して装備され、その各
ニードルに向けて導かれるパイル糸を、所定速度
または第1速ないし第n速での積極給糸と停止状
態との複数段階に制御可能な糸送り装置と、を備
えてなることを特徴とするタフテイング装置を要
旨とするものである。
この発明は、少なくとも上記第1及び第2ヘツ
ドを備えることを必要とするが、更に多様な柄出
しを可能とするべく第3、第nのヘツドを付加し
て多頭型に構成する場合もその範囲に含まれるも
のである。
ドを備えることを必要とするが、更に多様な柄出
しを可能とするべく第3、第nのヘツドを付加し
て多頭型に構成する場合もその範囲に含まれるも
のである。
また、各ヘツドにおいて各ニードルを、所望の
柄を表出するのに必要な選針機能に基いて各ニー
ドルブロツクから基布に向けて進退作動させる
ICN機構の具体的な構造は、この発明において特
に限定されるものではなく、従来のICN機構を採
用することも許容される。しかしながら、この発
明の利益を最も有利に享受するためには、ICN機
構の構造も、ニードル間隔を可及的狭く設定しう
るようなものを採択することが好ましい。従つ
て、特にこの個別ニードル駆動手段として、従来
公知であるようなピアノ線を利用した駆動方式
(例えば前記特開昭59−179863号、特開昭60−
39466号、特開昭62−28457号等)とか、ニードル
復帰用にばねを用いた駆動方式(例えば特公昭57
−43662号)等に代えて、下記の実施例に示すよ
うに、ニードルブロツクに水平状に設けられたシ
リンダーベツド上に、ニードル列の前後に振り分
けた形で、かつ中心をニードル間隔に対応する間
隔を機幅方向にあけた千鳥状配列をもつて垂直に
固定された各ニードル数に対応する本数の個別ニ
ードル駆動用シリンダーと、ニードルブロツクの
下面側において前後2列に配置され、各先端の薄
肉のニードル固植部が前後のものどおしで交互に
噛み合い状態に配置された多数個のニードル保持
片と、シリンダーベツドから下向きに突出された
各シリンダーの作動ロツドを、前記ニードルブロ
ツクに設けられたガイドプレートを貫通してそれ
ぞれに所属する対応のニードル保持片に連結する
垂直昇降連結部材と、で構成した個別ニードル駆
動手段を用いるものとすることが推奨される。
柄を表出するのに必要な選針機能に基いて各ニー
ドルブロツクから基布に向けて進退作動させる
ICN機構の具体的な構造は、この発明において特
に限定されるものではなく、従来のICN機構を採
用することも許容される。しかしながら、この発
明の利益を最も有利に享受するためには、ICN機
構の構造も、ニードル間隔を可及的狭く設定しう
るようなものを採択することが好ましい。従つ
て、特にこの個別ニードル駆動手段として、従来
公知であるようなピアノ線を利用した駆動方式
(例えば前記特開昭59−179863号、特開昭60−
39466号、特開昭62−28457号等)とか、ニードル
復帰用にばねを用いた駆動方式(例えば特公昭57
−43662号)等に代えて、下記の実施例に示すよ
うに、ニードルブロツクに水平状に設けられたシ
リンダーベツド上に、ニードル列の前後に振り分
けた形で、かつ中心をニードル間隔に対応する間
隔を機幅方向にあけた千鳥状配列をもつて垂直に
固定された各ニードル数に対応する本数の個別ニ
ードル駆動用シリンダーと、ニードルブロツクの
下面側において前後2列に配置され、各先端の薄
肉のニードル固植部が前後のものどおしで交互に
噛み合い状態に配置された多数個のニードル保持
片と、シリンダーベツドから下向きに突出された
各シリンダーの作動ロツドを、前記ニードルブロ
ツクに設けられたガイドプレートを貫通してそれ
ぞれに所属する対応のニードル保持片に連結する
垂直昇降連結部材と、で構成した個別ニードル駆
動手段を用いるものとすることが推奨される。
以下、この発明の好適な実施例を、添付図面に
基いて説明する。
基いて説明する。
実施例
図示の実施例は、この発明の特徴とするICN機
構を備えたニードルヘツドを基布の送り方向に対
して前後に離間して2個備え、多様でボリユーム
感のある豊富な柄出しを可能とした双頭式タフテ
イング機を発明実施の好ましい一態様として示す
ものである。
構を備えたニードルヘツドを基布の送り方向に対
して前後に離間して2個備え、多様でボリユーム
感のある豊富な柄出しを可能とした双頭式タフテ
イング機を発明実施の好ましい一態様として示す
ものである。
第1図において、1は機枠、2は基布3のリワ
インダー、4は基布3の送りローラ群、5はパイ
ル糸23の積極糸送り装置、6は第1ヘツドの第
1ニードルブロツク、7は第2ヘツドの第2ニー
ドルブロツク、8は第1及び第2ニードルブロツ
ク6,7の昇降駆動装置、9はニードルプレー
ト、10はルーパー、11はナイフ、12はルー
パー駆動装置である。
インダー、4は基布3の送りローラ群、5はパイ
ル糸23の積極糸送り装置、6は第1ヘツドの第
1ニードルブロツク、7は第2ヘツドの第2ニー
ドルブロツク、8は第1及び第2ニードルブロツ
ク6,7の昇降駆動装置、9はニードルプレー
ト、10はルーパー、11はナイフ、12はルー
パー駆動装置である。
第1及び第2ヘツドの各ニードルブロツク6,
7は、基布3の送り方向に対して所定間隔を隔
てゝ配置されている。かつ両ニードルブロツク
6,7はいずれも構造的に同一のものであり、そ
の具体的な構成を第2図ないし第6図に示してい
る。
7は、基布3の送り方向に対して所定間隔を隔
てゝ配置されている。かつ両ニードルブロツク
6,7はいずれも構造的に同一のものであり、そ
の具体的な構成を第2図ないし第6図に示してい
る。
各ニードルブロツク6,7は、その駆動装置8
から垂下された各2本ずつのプツシユロツド1
3,13に吊持されたフレーム14を有する。フ
レーム14には下部に断面が略矩形の箱型に組構
された水平状のガイドプレート15と、その上方
に位置して水平状に設けられた断面略下向きコ字
状のシリンダーベツド16とを有し、下面の中央
部には機幅方向に密な配置に並んだ多数本のニー
ドル17の列を有する。なお、このニードル17
の隣接間隔l(第6図)はこの実施例の装置にお
いては3.2mmである。各ニードル17は、その列
の前後に交互に振り分けた型で配置された逆L字
状のニードル保持片18の先端のニードル固植部
18aに固着されている。かつニードル固植部1
8aは保持片18の本体部分の肉厚約6mmに対し
てその厚さが片面の切削によつて約半分に減じら
れており、厚さ約3mmの薄肉部に形成されてい
る。そしてこの薄肉のニードル固植部18aをも
つて前後の例の保持片18,18どおしが第4図
ないし第6図に示すように交互に噛み合い状態に
交番状に配列され、ニードル17を一直線上に一
列に配列したものとなされている。
から垂下された各2本ずつのプツシユロツド1
3,13に吊持されたフレーム14を有する。フ
レーム14には下部に断面が略矩形の箱型に組構
された水平状のガイドプレート15と、その上方
に位置して水平状に設けられた断面略下向きコ字
状のシリンダーベツド16とを有し、下面の中央
部には機幅方向に密な配置に並んだ多数本のニー
ドル17の列を有する。なお、このニードル17
の隣接間隔l(第6図)はこの実施例の装置にお
いては3.2mmである。各ニードル17は、その列
の前後に交互に振り分けた型で配置された逆L字
状のニードル保持片18の先端のニードル固植部
18aに固着されている。かつニードル固植部1
8aは保持片18の本体部分の肉厚約6mmに対し
てその厚さが片面の切削によつて約半分に減じら
れており、厚さ約3mmの薄肉部に形成されてい
る。そしてこの薄肉のニードル固植部18aをも
つて前後の例の保持片18,18どおしが第4図
ないし第6図に示すように交互に噛み合い状態に
交番状に配列され、ニードル17を一直線上に一
列に配列したものとなされている。
シリンダーベツド16上には、各ニードル17
に対応する多数本の個別ニードル駆動用シリンダ
ー19がいずれもその軸線を垂直に配して下向き
に固定されている。これらのシリンダー19は、
直径10mm程度の小型のエアシリンダーが用いられ
るが、それでも前記ニードルピツチとの関係で、
各対応ニードル18の真上位置には到底その配列
スペースを得ることができない。そこで、該シリ
ンダー19は、第4図に示すように一直線状に並
んだニードル列Cを基準としてその前後に同数ず
つを振り分けた形で、かつ中心をニードル間隔l
に対応する間隔Wを機巾方向にあけた3本ずつの
千鳥状配置をもつて3列に配列されている。
に対応する多数本の個別ニードル駆動用シリンダ
ー19がいずれもその軸線を垂直に配して下向き
に固定されている。これらのシリンダー19は、
直径10mm程度の小型のエアシリンダーが用いられ
るが、それでも前記ニードルピツチとの関係で、
各対応ニードル18の真上位置には到底その配列
スペースを得ることができない。そこで、該シリ
ンダー19は、第4図に示すように一直線状に並
んだニードル列Cを基準としてその前後に同数ず
つを振り分けた形で、かつ中心をニードル間隔l
に対応する間隔Wを機巾方向にあけた3本ずつの
千鳥状配置をもつて3列に配列されている。
そして、これらの各個別ニードル駆動用シリン
ダー19は、それぞれが対応ニードル17の前記
保持片18に垂直昇降連結部材20を介して連結
されている。該連結部材20は、前記箱状ガイド
プレート15を垂直にかつ昇降自在に貫通した各
ニードル17に対応して2本ずつの平行ガイドロ
ツド21を有し、それらの下端が個別のニードル
保持片18に結合されている。一方ガイドロツド
21の上端は、対応するシリンダー19の配列位
置との関係で第5図に示すようにL字型とか逆T
字型につくられた連結片22の下端に結合され、
更に該各連結片22は、シリンダーベツド16を
貫通して下向きに突出された各対応シリンダー1
9の作動ロツド19aに結合されている。従つ
て、各シリンダー19の作動により、対応のニー
ドル17に対し垂直方向のみに動力を伝達し、そ
れを昇降せしめうるものとなされている。
ダー19は、それぞれが対応ニードル17の前記
保持片18に垂直昇降連結部材20を介して連結
されている。該連結部材20は、前記箱状ガイド
プレート15を垂直にかつ昇降自在に貫通した各
ニードル17に対応して2本ずつの平行ガイドロ
ツド21を有し、それらの下端が個別のニードル
保持片18に結合されている。一方ガイドロツド
21の上端は、対応するシリンダー19の配列位
置との関係で第5図に示すようにL字型とか逆T
字型につくられた連結片22の下端に結合され、
更に該各連結片22は、シリンダーベツド16を
貫通して下向きに突出された各対応シリンダー1
9の作動ロツド19aに結合されている。従つ
て、各シリンダー19の作動により、対応のニー
ドル17に対し垂直方向のみに動力を伝達し、そ
れを昇降せしめうるものとなされている。
前後の両ニードルブロツク6,7は、主軸(図
示略)によつて駆動されるニードルブロツク昇降
駆動装置8から垂下した各1対のプツシユロツド
13に吊持され、該プツシユロツドによつて周期
的にかつ各ステツチサイクル毎に昇降駆動される
ものとなされている。そして、その下降により、
ニードル駆動用シリンダー19によつて予め進出
位置に選択作動されたニードル17を基布3に刺
入せしめ、それに導かれているパイル糸23によ
りルーパー10との協働作用をもつて所定のパイ
ルを形成するようになつている。
示略)によつて駆動されるニードルブロツク昇降
駆動装置8から垂下した各1対のプツシユロツド
13に吊持され、該プツシユロツドによつて周期
的にかつ各ステツチサイクル毎に昇降駆動される
ものとなされている。そして、その下降により、
ニードル駆動用シリンダー19によつて予め進出
位置に選択作動されたニードル17を基布3に刺
入せしめ、それに導かれているパイル糸23によ
りルーパー10との協働作用をもつて所定のパイ
ルを形成するようになつている。
各ニードルブロツク6,7におけるニードル1
7の進退作動は、個別ニードル駆動用シリンダー
19によつて行われるが、この各シリンダーは、
所望の柄を表出するのに必要な選針機能に基いて
ON、OFFの指令信号を出し、バルブの開閉を行
うコンピユータによるニードル選別制御手段によ
つて行われる。即ち、ニードルブロツク6,7の
ニードル列中のいずれのニードル17を押出すか
の選択は、所望の表出しようとするパイル柄に対
応して、プツシユロツド13の1往復作動による
各ステツチサイクル毎に行われる。しかもこのニ
ードルブロツク6,7におけるニードルの進退作
動は、先に選択されて基布3に刺し込まれている
ニードル17が、ニードルブロツク6,7の上昇
運動によつて上昇しはじめたときから、ニードル
ブロツク6,7が上死点に達するまでの過程の中
で行われる。従つて、ニードルブロツク6,7が
下降しはじめる時点では、次にパイルを植設すべ
く選択されたニードル17は、その駆動用シリン
ダー19によつて押出し位置に既に進出作動を完
了しているようなタイミングで駆動されるものと
なされている。
7の進退作動は、個別ニードル駆動用シリンダー
19によつて行われるが、この各シリンダーは、
所望の柄を表出するのに必要な選針機能に基いて
ON、OFFの指令信号を出し、バルブの開閉を行
うコンピユータによるニードル選別制御手段によ
つて行われる。即ち、ニードルブロツク6,7の
ニードル列中のいずれのニードル17を押出すか
の選択は、所望の表出しようとするパイル柄に対
応して、プツシユロツド13の1往復作動による
各ステツチサイクル毎に行われる。しかもこのニ
ードルブロツク6,7におけるニードルの進退作
動は、先に選択されて基布3に刺し込まれている
ニードル17が、ニードルブロツク6,7の上昇
運動によつて上昇しはじめたときから、ニードル
ブロツク6,7が上死点に達するまでの過程の中
で行われる。従つて、ニードルブロツク6,7が
下降しはじめる時点では、次にパイルを植設すべ
く選択されたニードル17は、その駆動用シリン
ダー19によつて押出し位置に既に進出作動を完
了しているようなタイミングで駆動されるものと
なされている。
各ニードル17へのパイル糸23の供給は、糸
送り装置5によつて積極的に行われる。従来の一
般的なICN機構を備えたタフテイング機における
糸送りは、ニードル17の運動によるパイル糸の
引込み力によつて消極的に必要量のパイル糸を繰
出すものであるが、本発明によるタフテイング装
置の糸送り装置5はフイードローラ5a群の回転
制御により、基布3に高さの高いハイパイルを植
設するために要する給糸速度に対応した第1速
と、高さの低いローパイルを植設するために要す
る給糸速度に対応した第2速と、パイル糸23の
送り出しを停止する停止状態とのハイ、ロー、ス
トツプの三速を基準として、要すれば更に基布3
送り速度のみに対応した第3速を含めた3段階な
いしn段階に制御可能なものとなされている。こ
のような給糸速度の変更制御可能な糸送り装置
は、米国特許第2935037号明細書、同2862465号明
細書、同5067701号明細書等示される周知の装置
に準じて構成しうる。
送り装置5によつて積極的に行われる。従来の一
般的なICN機構を備えたタフテイング機における
糸送りは、ニードル17の運動によるパイル糸の
引込み力によつて消極的に必要量のパイル糸を繰
出すものであるが、本発明によるタフテイング装
置の糸送り装置5はフイードローラ5a群の回転
制御により、基布3に高さの高いハイパイルを植
設するために要する給糸速度に対応した第1速
と、高さの低いローパイルを植設するために要す
る給糸速度に対応した第2速と、パイル糸23の
送り出しを停止する停止状態とのハイ、ロー、ス
トツプの三速を基準として、要すれば更に基布3
送り速度のみに対応した第3速を含めた3段階な
いしn段階に制御可能なものとなされている。こ
のような給糸速度の変更制御可能な糸送り装置
は、米国特許第2935037号明細書、同2862465号明
細書、同5067701号明細書等示される周知の装置
に準じて構成しうる。
そして、この糸送り装置5は、前記のニードル
の選択を行う自動制御手段に同調し、対応ニード
ルの作動に対応してそれへの給糸速度を個別に選
択制御しうるものとなされている。この給糸制御
手段もまた、表出しようとするパイル柄に応じ
て、コンピユータ利用により指令信号を出し、フ
イードローラ群5aの回転速度を制御することに
よつて行われるものである。
の選択を行う自動制御手段に同調し、対応ニード
ルの作動に対応してそれへの給糸速度を個別に選
択制御しうるものとなされている。この給糸制御
手段もまた、表出しようとするパイル柄に応じ
て、コンピユータ利用により指令信号を出し、フ
イードローラ群5aの回転速度を制御することに
よつて行われるものである。
糸送り装置5からニードル17へ至る個々のパ
イル糸23はチユーブガイド24に通され、相互
に完全な分離状態を保つた各ニードル17に導か
れている(第1図参照)。このチユーブガイド2
4は、個々のニードル17に至るパイル糸23
が、タフトされる走行中のパイル糸と、タフトさ
れない停止中のパイル糸との間で相互に接触し干
渉し合うと、結果的に糸どおしの絡み合いを生じ
て円滑な給糸作動が妨げられるおそれがあること
に鑑み、隣接する個々のパイル糸を相互に完全な
分離状態に保つて上記絡み合いを防止するもので
ある。また、チユーブガイド24は、パイル糸2
3をその給糸停止時においても安定に保持し、そ
れが不本意に逆走して非タフト時にニードル17
から脱外してしまうのを防止する作用をも果すも
のである。
イル糸23はチユーブガイド24に通され、相互
に完全な分離状態を保つた各ニードル17に導か
れている(第1図参照)。このチユーブガイド2
4は、個々のニードル17に至るパイル糸23
が、タフトされる走行中のパイル糸と、タフトさ
れない停止中のパイル糸との間で相互に接触し干
渉し合うと、結果的に糸どおしの絡み合いを生じ
て円滑な給糸作動が妨げられるおそれがあること
に鑑み、隣接する個々のパイル糸を相互に完全な
分離状態に保つて上記絡み合いを防止するもので
ある。また、チユーブガイド24は、パイル糸2
3をその給糸停止時においても安定に保持し、そ
れが不本意に逆走して非タフト時にニードル17
から脱外してしまうのを防止する作用をも果すも
のである。
上記タフテイング装置の作用について次に説明
する。
する。
第1及び第2のニードルブロツク6,7は、そ
の駆動装置8のプツシユロツド13の昇降作動に
より、常時同期して各ステツチサイクル毎に昇降
作動を繰返す。即ち、フレーム14、シリンダー
19、連結片22、ガイドロツド21、ニードル
保持片18及びニードル17は、常時一体となつ
て昇降作動を繰返す。
の駆動装置8のプツシユロツド13の昇降作動に
より、常時同期して各ステツチサイクル毎に昇降
作動を繰返す。即ち、フレーム14、シリンダー
19、連結片22、ガイドロツド21、ニードル
保持片18及びニードル17は、常時一体となつ
て昇降作動を繰返す。
そこで、今第1ヘツドの第1ニードルブロツク
6において、コンピユータによるニードル自動選
別制御手段により、選択されたニードル17に対
応の駆動用シリンダー19にONの作動信号が与
えられると、該シリンダーの作動によつてその選
択されたニードル17が進出作用位置にまで下降
する。そこで、この状態で上記の如くニードルブ
ロツク6の全体が下降されることにより、第7図
に示すように当該ニードル17は基布3に刺入さ
れ、それ導かれているパイル糸23をルーパー1
0に引き渡したのち再び上昇して所定のループパ
イルPを形成する。このループパイルPはまた、
カツトパイルcPに形成される場合については、
爾後ルーパー10と協働するナイフ11によつて
頂部が切断される。一方、このループ形成時に同
時に給糸制御手段により糸送り装置5にも制御信
号が送られ、第1連ないし第n連に糸送り速度が
制御される。そして、これにより形成されるパイ
ルPに高低差が付与され、第8図イに示すように
各単一ステツチライン上においてハイパイルHp
とローパイルLp更にはミドルパイルが混成され
る。
6において、コンピユータによるニードル自動選
別制御手段により、選択されたニードル17に対
応の駆動用シリンダー19にONの作動信号が与
えられると、該シリンダーの作動によつてその選
択されたニードル17が進出作用位置にまで下降
する。そこで、この状態で上記の如くニードルブ
ロツク6の全体が下降されることにより、第7図
に示すように当該ニードル17は基布3に刺入さ
れ、それ導かれているパイル糸23をルーパー1
0に引き渡したのち再び上昇して所定のループパ
イルPを形成する。このループパイルPはまた、
カツトパイルcPに形成される場合については、
爾後ルーパー10と協働するナイフ11によつて
頂部が切断される。一方、このループ形成時に同
時に給糸制御手段により糸送り装置5にも制御信
号が送られ、第1連ないし第n連に糸送り速度が
制御される。そして、これにより形成されるパイ
ルPに高低差が付与され、第8図イに示すように
各単一ステツチライン上においてハイパイルHp
とローパイルLp更にはミドルパイルが混成され
る。
一方、ニードル選別制御手段からOFFの信号
が与えられると、対応のニードル駆動用シリンダ
ー19により前述のように当該ニードル17がニ
ードルブロツク6の上昇復帰過程において退入作
動される。従つて、少なくとも次のステツチサイ
クル時においては、ニードルブロツク6が下降し
ても当該ニードル17は基布に刺込まれず、パイ
ルの形成を休止する。このとき、糸送り装置5も
同時に与えられる停止信号により、当該ニードル
17への積極的な糸送りを停止する。このため、
再びON信号が付与されるまでのステツチサイク
ル期間中、当該ニードル17の受けもつステツチ
ライン上において、第1ヘツドではループの植設
が行われない無パイル部分が形成される。
が与えられると、対応のニードル駆動用シリンダ
ー19により前述のように当該ニードル17がニ
ードルブロツク6の上昇復帰過程において退入作
動される。従つて、少なくとも次のステツチサイ
クル時においては、ニードルブロツク6が下降し
ても当該ニードル17は基布に刺込まれず、パイ
ルの形成を休止する。このとき、糸送り装置5も
同時に与えられる停止信号により、当該ニードル
17への積極的な糸送りを停止する。このため、
再びON信号が付与されるまでのステツチサイク
ル期間中、当該ニードル17の受けもつステツチ
ライン上において、第1ヘツドではループの植設
が行われない無パイル部分が形成される。
第2ヘツドのニードルブロツク7は、上記の無
パイル部分に更に別途異つたパイル糸によりパイ
ルの植設を行うべく作用する。そのタフト作動は
前記第1ニードルブロツク7によるそれと同一で
あるが、完全で好ましい柄を出すためには、タフ
ト位置を第1ヘツドのニードルブロツク7による
それと同調させて規定位置に正しくパイルの植設
を行わなければならない。この同調、タフト位置
合わせは、第1及び第2ニードルブロツク6,7
のニードル列間の距離と基布3の送り速度との関
係から、第1ニードルブロツク6による無パイル
部分が第2ブロツク7ニードル列の真下に到達す
るまでの時間のずれを計算で求め、コンピユータ
によりタイミングを自動制御せしめるものとする
ことによつて容易に達成しうる。
パイル部分に更に別途異つたパイル糸によりパイ
ルの植設を行うべく作用する。そのタフト作動は
前記第1ニードルブロツク7によるそれと同一で
あるが、完全で好ましい柄を出すためには、タフ
ト位置を第1ヘツドのニードルブロツク7による
それと同調させて規定位置に正しくパイルの植設
を行わなければならない。この同調、タフト位置
合わせは、第1及び第2ニードルブロツク6,7
のニードル列間の距離と基布3の送り速度との関
係から、第1ニードルブロツク6による無パイル
部分が第2ブロツク7ニードル列の真下に到達す
るまでの時間のずれを計算で求め、コンピユータ
によりタイミングを自動制御せしめるものとする
ことによつて容易に達成しうる。
第8図イは単一のステツチライン上において、
この発明の装置により形成しうるパイルの変化の
態様の一例を示すものである。実線で示したパイ
ルと点線で示したパイルは相互に異色の例えば赤
と白によるものであると仮定した場合、第1ニー
ドルブロツク6による第1ヘツドで赤色のハイパ
イルHpとループ状のローパイルLpを形成し、第
2ニードルブロツク7による第2ヘツドで、上記
赤色のパイルの欠落部分を埋め込む形に、白色の
ハイパイルHpを植設したものとすることができ
る。
この発明の装置により形成しうるパイルの変化の
態様の一例を示すものである。実線で示したパイ
ルと点線で示したパイルは相互に異色の例えば赤
と白によるものであると仮定した場合、第1ニー
ドルブロツク6による第1ヘツドで赤色のハイパ
イルHpとループ状のローパイルLpを形成し、第
2ニードルブロツク7による第2ヘツドで、上記
赤色のパイルの欠落部分を埋め込む形に、白色の
ハイパイルHpを植設したものとすることができ
る。
これに対し、従来の一般的なタフテイング機で
は、同第8図ロに示すように、単一のステツチラ
イン上においては、当該ラインを受けもつ単一の
ニードルに導かれた特定色の例えば赤色のパイル
糸のみにより、ハイ、ミドル、ローの各パイル
Hp,Mp,Lpを混成しうるにとどまり、当該ラ
イン上に異色のパイルを植設せしめることはでき
ない。
は、同第8図ロに示すように、単一のステツチラ
イン上においては、当該ラインを受けもつ単一の
ニードルに導かれた特定色の例えば赤色のパイル
糸のみにより、ハイ、ミドル、ローの各パイル
Hp,Mp,Lpを混成しうるにとどまり、当該ラ
イン上に異色のパイルを植設せしめることはでき
ない。
第9図イは、基布3の進行方向と直角な機幅方
向の断面において、複数個のステツチライン上に
おいてこの発明の装置により形成しうるパイルの
変化の態様を例示したものである。同図に実線で
示した例えば赤色のハイパイルHp及びローパイ
ルLpはこれらを第1ニードルブロツク6の選針
によつて形成し、その両側の点線で示した例えば
白色のハイパイルHpはこれを第2ニードルブロ
ツク7によつて形成せしめることができる。従つ
て、この場合、ニードルブロツクに備えたニード
ル間隔に対応した緻密なステツチラインのすべて
にそれぞれ特定色のパイルを植設することが可能
である。
向の断面において、複数個のステツチライン上に
おいてこの発明の装置により形成しうるパイルの
変化の態様を例示したものである。同図に実線で
示した例えば赤色のハイパイルHp及びローパイ
ルLpはこれらを第1ニードルブロツク6の選針
によつて形成し、その両側の点線で示した例えば
白色のハイパイルHpはこれを第2ニードルブロ
ツク7によつて形成せしめることができる。従つ
て、この場合、ニードルブロツクに備えたニード
ル間隔に対応した緻密なステツチラインのすべて
にそれぞれ特定色のパイルを植設することが可能
である。
これに対し、従来の一般的なタフテイング機で
は、同第9図ロに示すように、ステツチライン毎
にハイパイルHp、ミドルパイルMp、ローパイル
Lpの植設の選択を行い、ローパイルLpを隣接す
るステツチラインのハイパイルHp又はミドルパ
イルMpの間の谷間に隠蔽せしめることによつ
て、外観上赤色あるいは白色のパイル面を呈出せ
しめる所謂ハイロー方式により柄の表出を行うし
か方法がなかつた。この場合、隠蔽されるローパ
イルLpのパイル糸の消費の無駄に加えて、ロー
パイルLpの色彩が投影され易いことによる鮮明
な柄出しが困難であり、更には表面に顕われるパ
イルのスステツチライン間隔がゲージの2倍の粗
いものとなり、密度の高い豪華なパイル面を形成
せしめることができないという固有の欠点を有す
るものである。
は、同第9図ロに示すように、ステツチライン毎
にハイパイルHp、ミドルパイルMp、ローパイル
Lpの植設の選択を行い、ローパイルLpを隣接す
るステツチラインのハイパイルHp又はミドルパ
イルMpの間の谷間に隠蔽せしめることによつ
て、外観上赤色あるいは白色のパイル面を呈出せ
しめる所謂ハイロー方式により柄の表出を行うし
か方法がなかつた。この場合、隠蔽されるローパ
イルLpのパイル糸の消費の無駄に加えて、ロー
パイルLpの色彩が投影され易いことによる鮮明
な柄出しが困難であり、更には表面に顕われるパ
イルのスステツチライン間隔がゲージの2倍の粗
いものとなり、密度の高い豪華なパイル面を形成
せしめることができないという固有の欠点を有す
るものである。
第10図は更に、この発明の装置を用いて形成
しうるパイル柄の各種変化の態様を1例として示
すものである。図中のパイルの色は、実線を赤
色、点線を白色、屈折波線を黄色、鎖状線を青色
のパイル糸によるものとした場合、第1ニードル
ブロツク6のニードル17には1本おきに赤と白
のパイル糸を、第2ニードルブロツク7のニード
ル17には1本おきに黄と青のパイル糸を導いた
ものとすることによつて、基布の幅方向に豊富に
表面色が変化し、かつパイル密度やパイル高さも
複雑に変化した、色彩豊かで変化に富んだ多色柄
を表出せしめうることが同図から容易に理解され
るであろう。
しうるパイル柄の各種変化の態様を1例として示
すものである。図中のパイルの色は、実線を赤
色、点線を白色、屈折波線を黄色、鎖状線を青色
のパイル糸によるものとした場合、第1ニードル
ブロツク6のニードル17には1本おきに赤と白
のパイル糸を、第2ニードルブロツク7のニード
ル17には1本おきに黄と青のパイル糸を導いた
ものとすることによつて、基布の幅方向に豊富に
表面色が変化し、かつパイル密度やパイル高さも
複雑に変化した、色彩豊かで変化に富んだ多色柄
を表出せしめうることが同図から容易に理解され
るであろう。
発明の効果
この発明は上述のように、個々に独立のICN機
構を有するタフテイングヘツドを、基布の送り方
向に相前後して少なくとも2つ具備するものとな
されている。従つて、個々のヘツドにおいては、
そのニードルブロツクに単列にニードル列を具備
せしめるだけで良く、かつその選択駆動手段も一
列のニードルに対してそれを個別に選択駆動しう
るものをもつて足りる。このため、従来のよう
に、単一のヘツドに駆動方向を交叉させて、ある
いは前後に隣接させてニードル列を2列に設ける
ようなものに較べ、個々のヘツドのニードルブロ
ツク部分の構造を単純化でき、ひいてはニードル
の配列間隔をその太さに制約される限界まで可及
的狭くとることが可能なものとなり、ゲージ数を
増大し、所謂フアインゲージのものに構成するこ
とが可能となる。もとより、フアインゲージであ
りながら、各ステツチラインに対して前後に離間
した第1及び第2のヘツドで相互に異色、異種の
パイル糸をタフトしうることにより、各ステツチ
ライン上に異つたパイル糸を混在させつゝ、パイ
ルの高低、カツトとループの混淆も含めて、自由
な所要の柄出しを行うことができ、ゲージを上記
のように細かいものとなしうることも相俟つて、
緻密でボリユーム感のある豊富で多彩な図柄、模
様を有するカーペツト類の製造を行うことができ
る。また、複数のヘツドを前後に離間して設けた
ことにより、特に第1ヘツドの糸送り装置に給糸
動作を継続させたまゝにすると、前位の第1ヘツ
ドでタフトしないニードルに導かれたパイル糸
が、次にタフトを開始するまで基布面上に無駄に
導出させることになるが、この発明においては、
パイル糸の糸送り装置に給糸停止機能を備えたス
トツプモーシヨン付きのものとしてタフトしない
ニードルへの給糸を停止せしめうるものとしてい
ることにより、上記のようなパイル糸の無駄な消
費を防止しうるのはもとより、第2ヘツドでタフ
トする際に第1ヘツドからのパイル糸によつて障
害を与えるおそれも解消しうる。
構を有するタフテイングヘツドを、基布の送り方
向に相前後して少なくとも2つ具備するものとな
されている。従つて、個々のヘツドにおいては、
そのニードルブロツクに単列にニードル列を具備
せしめるだけで良く、かつその選択駆動手段も一
列のニードルに対してそれを個別に選択駆動しう
るものをもつて足りる。このため、従来のよう
に、単一のヘツドに駆動方向を交叉させて、ある
いは前後に隣接させてニードル列を2列に設ける
ようなものに較べ、個々のヘツドのニードルブロ
ツク部分の構造を単純化でき、ひいてはニードル
の配列間隔をその太さに制約される限界まで可及
的狭くとることが可能なものとなり、ゲージ数を
増大し、所謂フアインゲージのものに構成するこ
とが可能となる。もとより、フアインゲージであ
りながら、各ステツチラインに対して前後に離間
した第1及び第2のヘツドで相互に異色、異種の
パイル糸をタフトしうることにより、各ステツチ
ライン上に異つたパイル糸を混在させつゝ、パイ
ルの高低、カツトとループの混淆も含めて、自由
な所要の柄出しを行うことができ、ゲージを上記
のように細かいものとなしうることも相俟つて、
緻密でボリユーム感のある豊富で多彩な図柄、模
様を有するカーペツト類の製造を行うことができ
る。また、複数のヘツドを前後に離間して設けた
ことにより、特に第1ヘツドの糸送り装置に給糸
動作を継続させたまゝにすると、前位の第1ヘツ
ドでタフトしないニードルに導かれたパイル糸
が、次にタフトを開始するまで基布面上に無駄に
導出させることになるが、この発明においては、
パイル糸の糸送り装置に給糸停止機能を備えたス
トツプモーシヨン付きのものとしてタフトしない
ニードルへの給糸を停止せしめうるものとしてい
ることにより、上記のようなパイル糸の無駄な消
費を防止しうるのはもとより、第2ヘツドでタフ
トする際に第1ヘツドからのパイル糸によつて障
害を与えるおそれも解消しうる。
図面はこの発明の実施例を示す。第1図はタフ
テイング装置全体の側面図、第2図はそのニード
ルブロツク部分の縦断面図、第3図は第2図−
線の断面図、第4図は個別ニードル駆動用シリ
ンダーとニードルとの配置関係を示す説明用平面
図、第5図は駆動用シリンダーからニードルへの
伝動機構部分を示す斜視図、第6図は第5図−
線の断面図、第7図はパイルの形成時のニード
ルとルーパー及びナイフの相対関係を示す側面
図、第8図イ,ロは本発明の装置による場合と従
来のタフテイング装置による場合との比較におい
て、形成しうるパイルの変化状態をステツチライ
ンの側面方向から見た説明図、第9図イ,ロは上
記同様の比較において形成パイルの変化状態をス
テツチラインと直交する方向から見た説明図、第
10図はこの発明の実施例による装置で形成しう
るパイルの変化状態を示す説明図である。 3……基布、5……糸送り装置、6……第1ニ
ードルブロツク、7……第2ニードルブロツク、
8……ニードルブロツク駆動装置、10……ルー
パー、11……ナイフ、13……プツシユロツ
ド、15……ガイドプレート、16……シリンダ
ーベツド、17……ニードル、18……ニードル
保持片、18a……ニードル固植部、19……個
別ニードル駆動用シリンダー、20……垂直昇降
連結部材、21……ガイドロツド、22……連結
片、23……パイル糸、24……チユーブガイ
ド。
テイング装置全体の側面図、第2図はそのニード
ルブロツク部分の縦断面図、第3図は第2図−
線の断面図、第4図は個別ニードル駆動用シリ
ンダーとニードルとの配置関係を示す説明用平面
図、第5図は駆動用シリンダーからニードルへの
伝動機構部分を示す斜視図、第6図は第5図−
線の断面図、第7図はパイルの形成時のニード
ルとルーパー及びナイフの相対関係を示す側面
図、第8図イ,ロは本発明の装置による場合と従
来のタフテイング装置による場合との比較におい
て、形成しうるパイルの変化状態をステツチライ
ンの側面方向から見た説明図、第9図イ,ロは上
記同様の比較において形成パイルの変化状態をス
テツチラインと直交する方向から見た説明図、第
10図はこの発明の実施例による装置で形成しう
るパイルの変化状態を示す説明図である。 3……基布、5……糸送り装置、6……第1ニ
ードルブロツク、7……第2ニードルブロツク、
8……ニードルブロツク駆動装置、10……ルー
パー、11……ナイフ、13……プツシユロツ
ド、15……ガイドプレート、16……シリンダ
ーベツド、17……ニードル、18……ニードル
保持片、18a……ニードル固植部、19……個
別ニードル駆動用シリンダー、20……垂直昇降
連結部材、21……ガイドロツド、22……連結
片、23……パイル糸、24……チユーブガイ
ド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれニードルブロツクの下面側に多数本
のニードルを昇降自在に備え、基布の送り方向に
所定距離を隔てゝ配置された第1ヘツド及び第2
ヘツドと、 同調して上記第1ヘツドのニードルブロツクと
第2ヘツドのニードルブロツクを各ステツチサイ
クル毎に昇降駆動するニードルブロツク駆動手段
と、 所望の柄を表出するのに必要な選針機能に基い
て、各ニードルを1本ずつ個別にニードルブロツ
クから基布に向けて進退作動させる個別ニードル
駆動手段と、 少なくとも第1ヘツドに対応して装備され、そ
の各ニードルに向けて導かれるパイル糸を所定速
度での積極給糸と停止状態とに制御可能な糸送り
装置と、 を備えてなることを特徴とするタフテイング装
置。 2 個別ニードル駆動手段は、 ニードルブロツクに水平状に設けられたシリン
ダーベツド上に、ニードル列の前後に振り分けた
形で、かつ中心をニードル間隔に対応する間隔を
機幅方向にあけた千鳥状配列をもつて垂直に固定
された各ニードル数に対応する本数の個別ニード
ル駆動用シリンダーと、 ニードルブロツクの下面側において前後2列に
配置され、各先端の薄肉のニードル固植部が前後
のものどおしで交互に噛み合い状態に配置された
多数個のニードル保持片と、 シリンダーベツドから下向きに突出された各シ
リンダーの作動ロツドを、前記ニードルブロツク
に設けられたガイドプレートを貫通してそれぞれ
に所属する対応のニードル保持片に連結する垂直
昇降連結部材と、 により構成されてなる特許請求の範囲第1項記載
のタフテイング装置。 3 糸送り装置は、パイル糸の送り速度を第1速
ないし第n速と積極給糸しない停止状態との複数
段階に制御可能なものである特許請求の範囲第1
項または第2項記載のタフテイング装置。 4 個別ニードル駆動用シリンダーは、エアシリ
ンダーからなる特許請求の範囲第1項ないし第3
項のいずれか1に記載のタフテイング装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14205887A JPS63309662A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | タフティング装置 |
| DE3811330A DE3811330C2 (de) | 1987-06-05 | 1988-04-02 | Tuftingmaschine |
| BE8800473A BE1001952A5 (fr) | 1987-06-05 | 1988-04-26 | Machine a tufter. |
| US07/191,113 US4831948A (en) | 1987-06-05 | 1988-05-06 | Tufting machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14205887A JPS63309662A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | タフティング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63309662A JPS63309662A (ja) | 1988-12-16 |
| JPH0160588B2 true JPH0160588B2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=15306437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14205887A Granted JPS63309662A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | タフティング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63309662A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012024457A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Hasetora Spinning Co Ltd | タフテッドカーペット |
-
1987
- 1987-06-05 JP JP14205887A patent/JPS63309662A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63309662A (ja) | 1988-12-16 |
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