JPH017760Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH017760Y2 JPH017760Y2 JP1984047371U JP4737184U JPH017760Y2 JP H017760 Y2 JPH017760 Y2 JP H017760Y2 JP 1984047371 U JP1984047371 U JP 1984047371U JP 4737184 U JP4737184 U JP 4737184U JP H017760 Y2 JPH017760 Y2 JP H017760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- monofilament
- warp
- dryer canvas
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Paper (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は製紙用ドライヤーカンバスの耳部の補
強に関する。ドライヤーカンバスは湿紙を乾燥さ
せるため多くの蒸気加熱シリンダーとガイドロー
ラの間を屈曲走行しながら湿紙を加熱シリンダー
に押しつけている。したがつてカンバスは長い使
用期間中に絶えず加熱作用を受け且つ毎分600〜
1000mの高速で走行するため極めて苛酷な作用を
受けている。
強に関する。ドライヤーカンバスは湿紙を乾燥さ
せるため多くの蒸気加熱シリンダーとガイドロー
ラの間を屈曲走行しながら湿紙を加熱シリンダー
に押しつけている。したがつてカンバスは長い使
用期間中に絶えず加熱作用を受け且つ毎分600〜
1000mの高速で走行するため極めて苛酷な作用を
受けている。
ドライヤーカンバスは最近は合成繊維製のもの
が多く、カンバスの耳部はヒートセツト加工が終
わつた時点で所定幅にカツトし、耳部のホツレ等
を防止するため耳部の一番外側の経糸に沿つて加
熱したコテによつて経糸、緯糸の溶着を行うのが
普通である。その後耳部2〜5cm幅を全長にわた
つて樹脂をコーテイングして経糸、緯糸を接着
し、経糸のホツレを防止する。
が多く、カンバスの耳部はヒートセツト加工が終
わつた時点で所定幅にカツトし、耳部のホツレ等
を防止するため耳部の一番外側の経糸に沿つて加
熱したコテによつて経糸、緯糸の溶着を行うのが
普通である。その後耳部2〜5cm幅を全長にわた
つて樹脂をコーテイングして経糸、緯糸を接着
し、経糸のホツレを防止する。
樹脂としてはエポキシ系、アクリル系、ポリウ
レタン系、シリコン系等の樹脂が使用される。樹
脂は耐熱、耐薬品性、可撓性等があり且つ長時間
にわたりその接着効果が失われないことが望まし
い。また、耳部はカンバスの走行性維持の検知用
アームに接触したりして摩損されることが多い。
レタン系、シリコン系等の樹脂が使用される。樹
脂は耐熱、耐薬品性、可撓性等があり且つ長時間
にわたりその接着効果が失われないことが望まし
い。また、耳部はカンバスの走行性維持の検知用
アームに接触したりして摩損されることが多い。
合成繊維モノフイラメント糸はその性質上樹脂
に対する接着性が弱く、特に糸が太い場合はなお
さらである。これは接着の際のアンカー作用が少
ないことに起因するものと思われる。
に対する接着性が弱く、特に糸が太い場合はなお
さらである。これは接着の際のアンカー作用が少
ないことに起因するものと思われる。
モノフイラメント糸に塗布された樹脂は熱の影
響で硬化し、したがつてヒビ割れ、部分剥離が起
こり易くなる。
響で硬化し、したがつてヒビ割れ、部分剥離が起
こり易くなる。
本考案はかかる問題点を解決するためのもので
ある。即ち製織時カンバス耳部に適当な方法で樹
脂との接着性の良好な別糸をモノフイラメント経
糸と共に必要幅にわたつて織り込む。その後従来
通りのヒートセツトを行い更に耳部に樹脂加工を
施す。
ある。即ち製織時カンバス耳部に適当な方法で樹
脂との接着性の良好な別糸をモノフイラメント経
糸と共に必要幅にわたつて織り込む。その後従来
通りのヒートセツトを行い更に耳部に樹脂加工を
施す。
別糸としては合成繊維のマルチフイラメント糸
または紡績糸を使用する。またモノフイラメント
経糸との複合方法は引き揃え、撚り合わせまたは
カバリング等の方法を用いてそれぞれ両者の複合
糸とする。
または紡績糸を使用する。またモノフイラメント
経糸との複合方法は引き揃え、撚り合わせまたは
カバリング等の方法を用いてそれぞれ両者の複合
糸とする。
こうすることによつて樹脂はマルチフイラメン
ト糸、紡績糸の構成単繊維の中に入りこんでモノ
フイラメント経糸を包みこむような形となりアン
カー効果も十分で相互の接着がきわめて強固にな
る。使用日数が経過してたとえ樹脂が硬化しても
樹脂の内部に細かい繊維が入り組んでいるので剥
離したり、ヒビ割れすることなく長期間にわたつ
てその機能を保持できるのである。
ト糸、紡績糸の構成単繊維の中に入りこんでモノ
フイラメント経糸を包みこむような形となりアン
カー効果も十分で相互の接着がきわめて強固にな
る。使用日数が経過してたとえ樹脂が硬化しても
樹脂の内部に細かい繊維が入り組んでいるので剥
離したり、ヒビ割れすることなく長期間にわたつ
てその機能を保持できるのである。
次に図面を参照して説明する。
第1図はこの考案のドライヤーカンバスの耳部
の縦断面図であり、第2図は平面図である。耳部
経糸本数の半分に相当する経糸2にマルチフイラ
メント糸をモノフイラメント糸と引き揃えた状態
の複合糸として製織する。またマルチフイラメン
ト糸はモノフイラメント経糸と撚糸機で撚合わせ
て複合することもできるし、また、いわゆるカバ
リング形態にすることも可能である。マルチフイ
ラメント糸の代わりに細いスパン糸を用いること
も可能である。いずれの場合も耳部の厚みが増大
するのは好ましくないので細い糸の使用が好まし
い。耳部の幅はヒートセツト加工時若干幅収縮を
起こすし、また耳部の補強にもなるので樹脂塗布
幅よりもかなり広く経糸に複合糸を用いるように
予め設定する。図は2,5重織りを示しているが
2重織、平織においても本案と同様に行うことが
できる。
の縦断面図であり、第2図は平面図である。耳部
経糸本数の半分に相当する経糸2にマルチフイラ
メント糸をモノフイラメント糸と引き揃えた状態
の複合糸として製織する。またマルチフイラメン
ト糸はモノフイラメント経糸と撚糸機で撚合わせ
て複合することもできるし、また、いわゆるカバ
リング形態にすることも可能である。マルチフイ
ラメント糸の代わりに細いスパン糸を用いること
も可能である。いずれの場合も耳部の厚みが増大
するのは好ましくないので細い糸の使用が好まし
い。耳部の幅はヒートセツト加工時若干幅収縮を
起こすし、また耳部の補強にもなるので樹脂塗布
幅よりもかなり広く経糸に複合糸を用いるように
予め設定する。図は2,5重織りを示しているが
2重織、平織においても本案と同様に行うことが
できる。
実施例
第1図のような2.5重織りのカンバスにおいて
経糸にはポリエステルモノフイラメント0.4mmφ
を用い、両耳部各々10cm幅に対しては経糸本数の
1/2を複合糸とする。別糸には(D200d/4+
T250d/1)のマルチフイラメント糸で2.5cm間
に9回のS撚りを行つたものを経糸に引き揃えて
複合糸として製織した。ヒートセツト後、所定幅
(7.2m)に切断し、端部を溶着後2cm幅にわたつ
てポリウレタン樹脂を塗布、乾燥した。本カンバ
スを高速の抄紙乾燥部に使用しているが1年半以
上経過しても耳のホツレがなく、樹脂と経糸との
接着状態も良好で在来のトラブルは解消できた。
経糸にはポリエステルモノフイラメント0.4mmφ
を用い、両耳部各々10cm幅に対しては経糸本数の
1/2を複合糸とする。別糸には(D200d/4+
T250d/1)のマルチフイラメント糸で2.5cm間
に9回のS撚りを行つたものを経糸に引き揃えて
複合糸として製織した。ヒートセツト後、所定幅
(7.2m)に切断し、端部を溶着後2cm幅にわたつ
てポリウレタン樹脂を塗布、乾燥した。本カンバ
スを高速の抄紙乾燥部に使用しているが1年半以
上経過しても耳のホツレがなく、樹脂と経糸との
接着状態も良好で在来のトラブルは解消できた。
第1図は本考案のドライヤーカンバスの耳部の
縦断面図、第2図は本考案のカンバスの平面図。 1:ドライヤーカンバス、2:経糸、3:別
糸、4:緯糸、5:耳部の複合糸+樹脂塗布部。
縦断面図、第2図は本考案のカンバスの平面図。 1:ドライヤーカンバス、2:経糸、3:別
糸、4:緯糸、5:耳部の複合糸+樹脂塗布部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 合成繊維のモノフイラメント糸を経糸に用い
た製紙用ドライヤーカンバスにおいて、耳部の
経糸にモノフイラメント糸と別糸との複合糸を
使用し、この耳部に樹脂が塗布されて上記耳部
の経糸のモノフイラメント糸および別糸が上記
樹脂によつて接着されていることを特徴とする
ドライヤーカンバス。 (2) 複合糸がモノフイラメント糸と別糸との引き
揃え糸である実用新案登録請求の範囲第1項に
記載のドライヤーカンバス。 (3) 複合糸がモノフイラメント糸と別糸との撚り
合わせ糸である実用新案登録請求の範囲第1項
に記載のドライヤーカンバス。 (4) 複合糸がモノフイラメント糸に別糸を巻きつ
けたカバリング糸である実用新案登録請求の範
囲第1項に記載のドライヤーカンバス。 (5) 別糸が紡績糸である実用新案登録請求の範囲
第1項乃至第4項のいずれか1項に記載のドラ
イヤーカンバス。 (6) 別糸が合成繊維のマルチフイラメント糸であ
る実用新案登録請求の範囲第1項乃至第4項の
いずれか1項に記載のドライヤーカンバス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4737184U JPS60161200U (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 耳部を補強したドライヤ−カンバス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4737184U JPS60161200U (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 耳部を補強したドライヤ−カンバス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60161200U JPS60161200U (ja) | 1985-10-26 |
| JPH017760Y2 true JPH017760Y2 (ja) | 1989-03-01 |
Family
ID=30562635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4737184U Granted JPS60161200U (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 耳部を補強したドライヤ−カンバス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60161200U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58156094A (ja) * | 1982-03-05 | 1983-09-16 | 大和紡績株式会社 | 抄紙用ドライヤ−カンバスの耳部のシ−ル方法 |
-
1984
- 1984-03-31 JP JP4737184U patent/JPS60161200U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60161200U (ja) | 1985-10-26 |
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