JPH017870Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH017870Y2 JPH017870Y2 JP1982119224U JP11922482U JPH017870Y2 JP H017870 Y2 JPH017870 Y2 JP H017870Y2 JP 1982119224 U JP1982119224 U JP 1982119224U JP 11922482 U JP11922482 U JP 11922482U JP H017870 Y2 JPH017870 Y2 JP H017870Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- brake device
- disc
- part member
- wear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Braking Arrangements (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一般に各種車輌及びその他自動車等に
使用されており、且つ制動機能を有するデイス
ク・ブレーキ装置における特にデイスク構造体の
改良に関するものである。
使用されており、且つ制動機能を有するデイス
ク・ブレーキ装置における特にデイスク構造体の
改良に関するものである。
従来のデイスク構造体は第3図に図示するよう
に、鋳鉄材を使用して円盤体11を構成して、単
にそのまゝの状態をもつて周側壁面12若くは1
2,12′での摺擦面13或いは13,13′を構
成していたに過ぎなかつた。従つて鋳鉄材製であ
るために製品が重量体となり、且つ同時に放熱性
を充分に満足し得ない等の問題に関連して相手パ
ツト部材との摩耗が激しく交換を早める傾向とな
り、近来における車体の軽量化及び車速の高速化
に伴う制動機能の向上に関連してその改善が一層
望まれる現状にあつた。
に、鋳鉄材を使用して円盤体11を構成して、単
にそのまゝの状態をもつて周側壁面12若くは1
2,12′での摺擦面13或いは13,13′を構
成していたに過ぎなかつた。従つて鋳鉄材製であ
るために製品が重量体となり、且つ同時に放熱性
を充分に満足し得ない等の問題に関連して相手パ
ツト部材との摩耗が激しく交換を早める傾向とな
り、近来における車体の軽量化及び車速の高速化
に伴う制動機能の向上に関連してその改善が一層
望まれる現状にあつた。
本考案の目的は上記したような問題を簡易な処
理により効果的に解決したデイスク・ブレーキ装
置におけるデイスク構造体を提供することで、使
用する材質の変更と、該材質の金属肌表面を、靭
性と緻密性・更に充分な結合力と耐摩耗性とから
なる特性を有し且つ薄いセラミツク単層による被
覆層によつて被着して構成せしめたもので、以下
本考案の実施例を第1図、第2図及び第4図につ
いて詳述すれば、アルミニウム合金材若くはマン
ガン合金鋼材からなるデイスクとしての金属製の
円盤体1は、軸芯組付け貫孔により回転軸6上に
固着されており、本考案では更に、円盤体1の少
なくとも周側壁面2若くは、2,2′を酸化クロ
ームによつて化学結合されたSiO2、Cr2O3及
Al2O3からなる組成を有するセラミツク単層の耐
摩被覆層5或いは5,5′により被着し、パツト
部材4或いは4,4′との制動時の摺擦面3若く
は、3,3′を構成してなるものであり、一方パ
ツト部材4或いは4,4′は制動時に前記摺擦面
3或いは3,3′を挾圧するように、キヤリパー
7に連設して油圧シリンダー8の作動に連動する
ものである。
理により効果的に解決したデイスク・ブレーキ装
置におけるデイスク構造体を提供することで、使
用する材質の変更と、該材質の金属肌表面を、靭
性と緻密性・更に充分な結合力と耐摩耗性とから
なる特性を有し且つ薄いセラミツク単層による被
覆層によつて被着して構成せしめたもので、以下
本考案の実施例を第1図、第2図及び第4図につ
いて詳述すれば、アルミニウム合金材若くはマン
ガン合金鋼材からなるデイスクとしての金属製の
円盤体1は、軸芯組付け貫孔により回転軸6上に
固着されており、本考案では更に、円盤体1の少
なくとも周側壁面2若くは、2,2′を酸化クロ
ームによつて化学結合されたSiO2、Cr2O3及
Al2O3からなる組成を有するセラミツク単層の耐
摩被覆層5或いは5,5′により被着し、パツト
部材4或いは4,4′との制動時の摺擦面3若く
は、3,3′を構成してなるものであり、一方パ
ツト部材4或いは4,4′は制動時に前記摺擦面
3或いは3,3′を挾圧するように、キヤリパー
7に連設して油圧シリンダー8の作動に連動する
ものである。
上記耐摩被覆層5或いは5,5′の被着に際し
ては、可撓性クローム化合物の濃水溶液(例えば
H2CrO4)に珪石(SiO2)、酸化クローム
(Cr2O3)及び溶融アルミナ(α−Al2O3)等から
なる微粉末を添加し、更に少量のカオリン或いは
粘土を加えて充分に撹拌混成した懸濁液中に、前
記円盤体1を浸漬するか、或いはスプレー等によ
り塗着せしめ、次いで一時乾燥した後にこの塗着
部を320℃以上に加熱処理することによつて、微
粒子相互及びアルミニウム合金材或いはマンガン
合金鋼材の金属肌表面に介在するクローム酸化物
が各組成物と化学結合して硬化した前記特性を有
するセラミツクの耐摩被覆層5或いは5,5′を
構成してなるものである。
ては、可撓性クローム化合物の濃水溶液(例えば
H2CrO4)に珪石(SiO2)、酸化クローム
(Cr2O3)及び溶融アルミナ(α−Al2O3)等から
なる微粉末を添加し、更に少量のカオリン或いは
粘土を加えて充分に撹拌混成した懸濁液中に、前
記円盤体1を浸漬するか、或いはスプレー等によ
り塗着せしめ、次いで一時乾燥した後にこの塗着
部を320℃以上に加熱処理することによつて、微
粒子相互及びアルミニウム合金材或いはマンガン
合金鋼材の金属肌表面に介在するクローム酸化物
が各組成物と化学結合して硬化した前記特性を有
するセラミツクの耐摩被覆層5或いは5,5′を
構成してなるものである。
なお、その組成比としては、アルミニウム合金
材若くはマンガン合金鋼材の円盤体1の熱膨張率
と略一致する熱膨張率が得られるようSiO2が
15wt%乃至25wt%、Cr2O3が30wt%乃至50wt%、
Al2O3が35wt%乃至45wt%から適宜選択し、又
層厚は0.7m/m以下、好ましくは約0.02m/m乃
至0.7m/mの範囲とする。
材若くはマンガン合金鋼材の円盤体1の熱膨張率
と略一致する熱膨張率が得られるようSiO2が
15wt%乃至25wt%、Cr2O3が30wt%乃至50wt%、
Al2O3が35wt%乃至45wt%から適宜選択し、又
層厚は0.7m/m以下、好ましくは約0.02m/m乃
至0.7m/mの範囲とする。
以上の通り本考案によれば、SiO2、Cr2O3及び
Al2O3の組成範囲を適宜選択して前記懸濁液への
浸漬或いは塗着と、その後の低温度での加熱処理
とによつて充分に硬化した、0.7m/m以下の層
厚を有するセラミツク被覆層5或いは5,5′単
層を簡易に構成して耐摩耗性と防錆効果を向上す
ると共に、円盤体1の熱膨張率と略一致した被覆
層が得られ、従つて被覆層の剥離が防止でき、併
せCr2O3の使用により特に他のセラミツク材に比
してアルミニウム合金材若くはマンガン合金鋼材
の金属肌表面への結合力、被覆層自体の靭性及び
浸漬又は塗着に関連して緻密性の優れた状態をも
つて被覆層5或いは5,5′を構成することがで
き、又、セラミツクから成る薄い被覆層により熱
が速やかに円盤体1に伝達されるため放熱性が改
善され、更に円盤体1の材質による軽量化に伴い
製品全体を軽量とし、且つ相手パツト部材4若く
は、4,4′への摩耗、損傷を軽減することがで
きるものである。
Al2O3の組成範囲を適宜選択して前記懸濁液への
浸漬或いは塗着と、その後の低温度での加熱処理
とによつて充分に硬化した、0.7m/m以下の層
厚を有するセラミツク被覆層5或いは5,5′単
層を簡易に構成して耐摩耗性と防錆効果を向上す
ると共に、円盤体1の熱膨張率と略一致した被覆
層が得られ、従つて被覆層の剥離が防止でき、併
せCr2O3の使用により特に他のセラミツク材に比
してアルミニウム合金材若くはマンガン合金鋼材
の金属肌表面への結合力、被覆層自体の靭性及び
浸漬又は塗着に関連して緻密性の優れた状態をも
つて被覆層5或いは5,5′を構成することがで
き、又、セラミツクから成る薄い被覆層により熱
が速やかに円盤体1に伝達されるため放熱性が改
善され、更に円盤体1の材質による軽量化に伴い
製品全体を軽量とし、且つ相手パツト部材4若く
は、4,4′への摩耗、損傷を軽減することがで
きるものである。
第1図は本考案の一実施例に係るデイスク・ブ
レーキ装置におけるデイスク構造体の縦断面図、
第2図は他の実施例の同上縦断面図、第3図は従
来例の縦断面図、第4図は第1図の使用状態を示
す説明図である。 1……円盤体、2,2′……周側壁面、3,
3′……摺擦面、4,4′……パツト部材、5,
5′……セラミツクの耐摩被覆層。
レーキ装置におけるデイスク構造体の縦断面図、
第2図は他の実施例の同上縦断面図、第3図は従
来例の縦断面図、第4図は第1図の使用状態を示
す説明図である。 1……円盤体、2,2′……周側壁面、3,
3′……摺擦面、4,4′……パツト部材、5,
5′……セラミツクの耐摩被覆層。
Claims (1)
- 回転軸上に固着された金属製の円盤体を、該円
盤体の周側壁面を油圧シリンダーの作動に連動す
るパツト部材をもつて挾圧して制動機能を賦与し
てなるデイスク・ブレーキ装置において、前記円
盤体1をアルミニウム合金材若くはマンガン合金
鋼材で構成し、且つ制動時の相手パツト部材4,
4′との摺擦面3,3′をなす少なくとも周側壁面
2,2′に、酸化クロームによつて化学結合され
たSiO2、Cr2O3及びAl2O3からなる組成を有し且
つ層厚が0.7mm以下のセラミツク単層の耐摩被覆
層5,5′を被着して構成せしめてなることを特
徴とするデイスク・ブレーキ装置におけるデイス
ク構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11922482U JPS5924542U (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | デイスク・ブレ−キ装置におけるデイスク構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11922482U JPS5924542U (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | デイスク・ブレ−キ装置におけるデイスク構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5924542U JPS5924542U (ja) | 1984-02-15 |
| JPH017870Y2 true JPH017870Y2 (ja) | 1989-03-02 |
Family
ID=30273717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11922482U Granted JPS5924542U (ja) | 1982-08-05 | 1982-08-05 | デイスク・ブレ−キ装置におけるデイスク構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5924542U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH049177Y2 (ja) * | 1985-06-18 | 1992-03-06 | ||
| JPH0532208Y2 (ja) * | 1989-02-23 | 1993-08-18 | ||
| JP2004238567A (ja) * | 2003-02-07 | 2004-08-26 | Mazda Motor Corp | 摩擦部材及び摩擦部材ユニット |
| US20090026025A1 (en) * | 2007-07-26 | 2009-01-29 | Keith Hampton | Dual coated cast iron brake rotor and method of construction |
| JP2016164453A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-08 | 京セラ株式会社 | ディスクブレーキロータ、ディスクブレーキ装置、および車両 |
-
1982
- 1982-08-05 JP JP11922482U patent/JPS5924542U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5924542U (ja) | 1984-02-15 |
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