JPH018735Y2 - - Google Patents
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- JPH018735Y2 JPH018735Y2 JP1294784U JP1294784U JPH018735Y2 JP H018735 Y2 JPH018735 Y2 JP H018735Y2 JP 1294784 U JP1294784 U JP 1294784U JP 1294784 U JP1294784 U JP 1294784U JP H018735 Y2 JPH018735 Y2 JP H018735Y2
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- slit
- bushing
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- flanges
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Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は対象物の貫通孔に嵌合されて内部に回
転軸などが挿通される樹脂製ブツシユに関し、特
に、両端開口部に半径方向外向きの環状フランジ
を備えて、それらのフランジが上記対象物を両側
から挟む状態で使用される樹脂製ブツシユの組付
け性の改善に関するものである。
転軸などが挿通される樹脂製ブツシユに関し、特
に、両端開口部に半径方向外向きの環状フランジ
を備えて、それらのフランジが上記対象物を両側
から挟む状態で使用される樹脂製ブツシユの組付
け性の改善に関するものである。
従来技術
このような樹脂製ブツシユは、例えば軸部材の
滑らかな動きを保証し、かつ、摺動音を抑えるた
めの軸受部材(ベアリング)として用いられてい
る。従来、対象物に対する組付けのために、例え
ば第1図および第2図に示す樹脂製ブツシユ2の
ように、一方のフランジ4を小径として、そのフ
ランジ4の側を強制的に弾性変形させて貫通孔内
に押し込むことが行われていたが、組付けが容易
でなく、また、貫通孔に対してブツシユ2を精度
良く嵌合させることは困難であり、しかも、組み
込み易くするためにフランジ4を小径にすればす
るほどブツシユ2が抜け易くなる問題があつた。
滑らかな動きを保証し、かつ、摺動音を抑えるた
めの軸受部材(ベアリング)として用いられてい
る。従来、対象物に対する組付けのために、例え
ば第1図および第2図に示す樹脂製ブツシユ2の
ように、一方のフランジ4を小径として、そのフ
ランジ4の側を強制的に弾性変形させて貫通孔内
に押し込むことが行われていたが、組付けが容易
でなく、また、貫通孔に対してブツシユ2を精度
良く嵌合させることは困難であり、しかも、組み
込み易くするためにフランジ4を小径にすればす
るほどブツシユ2が抜け易くなる問題があつた。
また、これとは別タイプのものとして、第3図
および第4図に示す樹脂製ブツシユ6のように、
その一端から他端までにわたつて幅の広いクラン
ク状のスリツト8を形成し、このスリツト8を挟
んで円周方向における両側のブツシユ端部を突き
合わせることにより、ブツシユ6の全体の径を貫
通孔の孔径より僅かに小さくして挿入することも
行われていたが、貫通孔に組み込んで原形状態に
復帰させた状態で、円周方向に相当広い幅のスリ
ツト8が存在するため、回転軸を支持するとき、
スリツト8に隣接する部分の面圧が局部的に大き
くなり、そこの耐摩耗性が低下することを避け得
なかつた。
および第4図に示す樹脂製ブツシユ6のように、
その一端から他端までにわたつて幅の広いクラン
ク状のスリツト8を形成し、このスリツト8を挟
んで円周方向における両側のブツシユ端部を突き
合わせることにより、ブツシユ6の全体の径を貫
通孔の孔径より僅かに小さくして挿入することも
行われていたが、貫通孔に組み込んで原形状態に
復帰させた状態で、円周方向に相当広い幅のスリ
ツト8が存在するため、回転軸を支持するとき、
スリツト8に隣接する部分の面圧が局部的に大き
くなり、そこの耐摩耗性が低下することを避け得
なかつた。
考案の目的
本考案は上記のような事情のもとに、スリツト
幅をできる限り小さくしながら、対象物の貫通孔
に容易にかつ抜け難い状態で組み付けることので
きる樹脂製ブツシユを提供することを目的として
為されたものである。
幅をできる限り小さくしながら、対象物の貫通孔
に容易にかつ抜け難い状態で組み付けることので
きる樹脂製ブツシユを提供することを目的として
為されたものである。
考案の構成
そして、本考案の要旨とするところは、前述の
ような円筒部と一対の環状フランジとを備えた樹
脂製ブツシユにおいて、そのブツシユの軸方向の
一端から他端に到るスリツトを形成するととも
に、一対のフランジの少なくとも一方をそのスリ
ツトが形成された部分から円周方向の片側にその
スリツトの幅より大きい寸法で切除した点にあ
る。
ような円筒部と一対の環状フランジとを備えた樹
脂製ブツシユにおいて、そのブツシユの軸方向の
一端から他端に到るスリツトを形成するととも
に、一対のフランジの少なくとも一方をそのスリ
ツトが形成された部分から円周方向の片側にその
スリツトの幅より大きい寸法で切除した点にあ
る。
考案の効果
このようにすれば、ブツシユを組み付けるため
にフランジの径を小さくするうえで、スリツトを
挟んで周方向の端部同士を突き合わせた状態とす
るのではなく、それら端部同士のうちフランジが
切除されている方を他方の内側に入れ込み、部分
的に重なる状態で円筒部を押し縮めることにより
フランジの径をスリツトの幅に制約されることな
く小さくすることができる。すなわち、フランジ
にも円筒部におけるのと同じ幅のスリツトが形成
されていたに過ぎない従来のブツシユにおいて
は、一方の端部を他方の端部の内側へ入れ込もう
としても、その一方の端部のフランジが他方の端
部に突き当たつてしまつて不可能なのであるが、
本考案に係るブツシユにおいては、フランジが前
述のようにスリツトの幅より広い幅で切除されて
いるため、上記のように巻き込むようにしてもフ
ランジが突き当たることがなく、ブツシユを弾性
的にすぼめることができるのである。したがつ
て、スリツトの幅を越えて上記フランジ切除部分
の幅の範囲内でブツシユをすぼめることができ、
従来に比べて容易に対象物の貫通孔に嵌合するこ
とが可能となるのである。
にフランジの径を小さくするうえで、スリツトを
挟んで周方向の端部同士を突き合わせた状態とす
るのではなく、それら端部同士のうちフランジが
切除されている方を他方の内側に入れ込み、部分
的に重なる状態で円筒部を押し縮めることにより
フランジの径をスリツトの幅に制約されることな
く小さくすることができる。すなわち、フランジ
にも円筒部におけるのと同じ幅のスリツトが形成
されていたに過ぎない従来のブツシユにおいて
は、一方の端部を他方の端部の内側へ入れ込もう
としても、その一方の端部のフランジが他方の端
部に突き当たつてしまつて不可能なのであるが、
本考案に係るブツシユにおいては、フランジが前
述のようにスリツトの幅より広い幅で切除されて
いるため、上記のように巻き込むようにしてもフ
ランジが突き当たることがなく、ブツシユを弾性
的にすぼめることができるのである。したがつ
て、スリツトの幅を越えて上記フランジ切除部分
の幅の範囲内でブツシユをすぼめることができ、
従来に比べて容易に対象物の貫通孔に嵌合するこ
とが可能となるのである。
しかも、そのスリツトは、上記のようにスリツ
トを挟んでブツシユの端部同士を丸め込むことを
許容するものであれば十分であるため、組み付け
た後に原形に復帰させた状態でのスリツト幅を従
来に比べて著しく小さくすることができ、ブツシ
ユ内部に回転軸などを挿入して使用するとき、ス
リツト近傍の面圧が集中的に高くなる傾向が軽減
されて、耐摩耗性の向上を図ることができるので
ある。
トを挟んでブツシユの端部同士を丸め込むことを
許容するものであれば十分であるため、組み付け
た後に原形に復帰させた状態でのスリツト幅を従
来に比べて著しく小さくすることができ、ブツシ
ユ内部に回転軸などを挿入して使用するとき、ス
リツト近傍の面圧が集中的に高くなる傾向が軽減
されて、耐摩耗性の向上を図ることができるので
ある。
実施例
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第5図は本考案の一実施例である樹脂製ブツシ
ユ10,12が対象物としての軸受ブラケツト1
4,16に形成された貫通孔18,20にそれぞ
れ組み付けられた状態を示す図である。これらブ
ツシユ10,12は回転軸22のベアリングとし
て機能し、主に回転軸22の円滑な回動を保証
し、また、摺動音を防止する役割を果たす。軸受
ブラケツト14,16は一定の距離隔てて互いに
平行に設けられ、それらの貫通孔18,20が互
いに同心に形成される一方、回転軸22の両端部
がブツシユ10,12を介してブラケツト14,
16によつて回転可能に支持されるとともに、軸
22の一端に形成されたフランジ24と他端にス
ペーサリング26を介して装着されたC形止め輪
28とによつて軸方向の移動が防止されている。
この回転軸22には、例えば自動車のブレーキペ
ダルが取り付けられ、その軸心まわりに回動可能
に支持されることとなる。ブツシユ10,12
は、大きさは異なるが構造はいずれも同様である
ため、以下ではブツシユ10について説明する。
ユ10,12が対象物としての軸受ブラケツト1
4,16に形成された貫通孔18,20にそれぞ
れ組み付けられた状態を示す図である。これらブ
ツシユ10,12は回転軸22のベアリングとし
て機能し、主に回転軸22の円滑な回動を保証
し、また、摺動音を防止する役割を果たす。軸受
ブラケツト14,16は一定の距離隔てて互いに
平行に設けられ、それらの貫通孔18,20が互
いに同心に形成される一方、回転軸22の両端部
がブツシユ10,12を介してブラケツト14,
16によつて回転可能に支持されるとともに、軸
22の一端に形成されたフランジ24と他端にス
ペーサリング26を介して装着されたC形止め輪
28とによつて軸方向の移動が防止されている。
この回転軸22には、例えば自動車のブレーキペ
ダルが取り付けられ、その軸心まわりに回動可能
に支持されることとなる。ブツシユ10,12
は、大きさは異なるが構造はいずれも同様である
ため、以下ではブツシユ10について説明する。
このブツシユ10は、円筒部30とその円筒部
30の両端部外周面から半径方向外向きに突出し
た一対の円環状フランジ32,34とを備えてお
り、円筒部30がブラケツト14の貫通孔18に
実質的に密着する状態で嵌合されるとともに、一
対のフランジ32,34がブラケツト14を両側
から挟む状態で装着される。そして、円筒部30
の内周面に回転軸22が回転可能に嵌合され、ブ
ツシユ10と回転軸22との摺接部ならびにブツ
シユ10と貫通孔18との嵌合部にそれぞれ潤滑
剤としてのグリースが塗布される。
30の両端部外周面から半径方向外向きに突出し
た一対の円環状フランジ32,34とを備えてお
り、円筒部30がブラケツト14の貫通孔18に
実質的に密着する状態で嵌合されるとともに、一
対のフランジ32,34がブラケツト14を両側
から挟む状態で装着される。そして、円筒部30
の内周面に回転軸22が回転可能に嵌合され、ブ
ツシユ10と回転軸22との摺接部ならびにブツ
シユ10と貫通孔18との嵌合部にそれぞれ潤滑
剤としてのグリースが塗布される。
このようなブツシユ10は、耐摩耗性があつて
ある程度の弾性変形が可能な樹脂、例えばポリア
セタール、ポリアミドあるいはポリプロピレンな
どの樹脂から成るものであつて、それを取りだし
て第6図および第7図に示す。
ある程度の弾性変形が可能な樹脂、例えばポリア
セタール、ポリアミドあるいはポリプロピレンな
どの樹脂から成るものであつて、それを取りだし
て第6図および第7図に示す。
これらの図から明らかなように、ブツシユ10
にはその軸方向の一端から他端に到るスリツト3
6が形成されている。このスリツト36は円筒部
30は勿論、両端のフランジ32,34をも分断
しており、第7図から明らかなように円筒部30
の母線の対して角度θ(例えば10〜40゜程度)をな
すように傾斜して延びている。そして、一方のフ
ランジ32は、このスリツト36によつて分断さ
れた部分から円周方向の片側にスリツト36の幅
より広い幅で切除されて、切除部38が形成され
ている。この切除部38は、フランジ32のスリ
ツト36を挟んで互いに対向するフランジ端部同
士のうち、一方のフランジ端部にスリツト36の
端から第6図において時計方向に向かつて形成さ
れており、かつ、その切除部38が形成された範
囲ではフランジ32が完全に除去されて、円筒部
30の外周面から半径方向外向きに突出する部分
が残らない状態とされている。
にはその軸方向の一端から他端に到るスリツト3
6が形成されている。このスリツト36は円筒部
30は勿論、両端のフランジ32,34をも分断
しており、第7図から明らかなように円筒部30
の母線の対して角度θ(例えば10〜40゜程度)をな
すように傾斜して延びている。そして、一方のフ
ランジ32は、このスリツト36によつて分断さ
れた部分から円周方向の片側にスリツト36の幅
より広い幅で切除されて、切除部38が形成され
ている。この切除部38は、フランジ32のスリ
ツト36を挟んで互いに対向するフランジ端部同
士のうち、一方のフランジ端部にスリツト36の
端から第6図において時計方向に向かつて形成さ
れており、かつ、その切除部38が形成された範
囲ではフランジ32が完全に除去されて、円筒部
30の外周面から半径方向外向きに突出する部分
が残らない状態とされている。
以上のように構成されたブツシユ10を前記ブ
ラケツト14の貫通孔18に組み付ける際には、
従来のようにスリツト36を挟んでブツシユ10
の円周方向における端部同士を突き合わせるので
はなく、フランジ32側において切除部38が形
成された側の端部を相手方の端部の内側に入れ込
み、相手方の端部を切除部38の外側に重ねるよ
うにし、かつ他方のフランジ34の端部同士を厚
さ方向にずらせて互いに重ね合わす状態で円筒部
30を弾性的に押し縮めれば、第8図に示すよう
に小径となつて、少なくともフランジ32の外径
が貫通孔18の内径より小さくなる。その状態で
ブツシユ10をフランジ32の側から貫通孔18
内に入れ込み、フランジ34を押してフランジ3
2を貫通孔18の反対側の開口部から突出させ、
相方のフランジ32,34が貫通孔18の両端開
口部に位置する状態とすれば、ブツシユ10が原
形に復帰することにより、第5図に示すようにそ
のブツシユ10をブラケツト14に対して容易に
組み付けることができ、しかも、一旦組み付けら
れてしまえば簡単には抜けない。
ラケツト14の貫通孔18に組み付ける際には、
従来のようにスリツト36を挟んでブツシユ10
の円周方向における端部同士を突き合わせるので
はなく、フランジ32側において切除部38が形
成された側の端部を相手方の端部の内側に入れ込
み、相手方の端部を切除部38の外側に重ねるよ
うにし、かつ他方のフランジ34の端部同士を厚
さ方向にずらせて互いに重ね合わす状態で円筒部
30を弾性的に押し縮めれば、第8図に示すよう
に小径となつて、少なくともフランジ32の外径
が貫通孔18の内径より小さくなる。その状態で
ブツシユ10をフランジ32の側から貫通孔18
内に入れ込み、フランジ34を押してフランジ3
2を貫通孔18の反対側の開口部から突出させ、
相方のフランジ32,34が貫通孔18の両端開
口部に位置する状態とすれば、ブツシユ10が原
形に復帰することにより、第5図に示すようにそ
のブツシユ10をブラケツト14に対して容易に
組み付けることができ、しかも、一旦組み付けら
れてしまえば簡単には抜けない。
本実施例のブツシユ10においては、スリツト
36が前述のように円筒部30を小径に巻き込む
ために設けられるものであつて、殆ど幅を必要と
せず、したがつて、貫通孔18に組み付けられた
状態における円筒部30の不連続部は僅かであ
る。しかも、スリツト36が円筒部30の母線に
平行ではなく傾斜させられているため、円筒部3
0の円周方向のどの部分を取つてみても前記回転
軸22を受ける面積はスリツト36のない部分と
殆ど変わらない。そのため、スリツト36が存在
していてもその近傍において面圧が局部的に高く
なることが回避され、耐摩耗性が向上するのであ
る。
36が前述のように円筒部30を小径に巻き込む
ために設けられるものであつて、殆ど幅を必要と
せず、したがつて、貫通孔18に組み付けられた
状態における円筒部30の不連続部は僅かであ
る。しかも、スリツト36が円筒部30の母線に
平行ではなく傾斜させられているため、円筒部3
0の円周方向のどの部分を取つてみても前記回転
軸22を受ける面積はスリツト36のない部分と
殆ど変わらない。そのため、スリツト36が存在
していてもその近傍において面圧が局部的に高く
なることが回避され、耐摩耗性が向上するのであ
る。
また、本実施例においては切除部38が片側の
フランジ32だけに形成され、しかも、この切除
部38の幅が必要最小限とされているため、前述
のようにブツシユ10と回転軸22の外周面なら
びに貫通孔18の内周面にグリースを塗布する場
合でも、そのグリースがたれ落ちることを最小限
に抑えることができ、グリースの保持性を阻害す
ることが少ないのである。
フランジ32だけに形成され、しかも、この切除
部38の幅が必要最小限とされているため、前述
のようにブツシユ10と回転軸22の外周面なら
びに貫通孔18の内周面にグリースを塗布する場
合でも、そのグリースがたれ落ちることを最小限
に抑えることができ、グリースの保持性を阻害す
ることが少ないのである。
ところで、ブツシユ径がかなり小さいもので
は、上記のようなスリツト36および切除部38
が形成されていても弾性的に径を小さくするうえ
で不十分である場合もある。そこで、第9図に示
す樹脂製ブツシユ50のように、スリツト36お
よび切除部38に加えて、その切除部38が形成
されたフランジ32および他方のフランジ34
に、更に複数のスリツト52を半径方向に形成す
ることが有効である。この実施例では3本のスリ
ツト52が等角度間隔に設けられ、かつ、前記円
筒部30の外周面に達する深さで形成されてい
る。このようなブツシユ50においては、前記実
施例と同様に全体を丸め込む際に、スリツト52
の存在によつて丸め込み易くなり、ブツシユ径が
小径であつても求められる径まで容易に小さくす
ることができる。
は、上記のようなスリツト36および切除部38
が形成されていても弾性的に径を小さくするうえ
で不十分である場合もある。そこで、第9図に示
す樹脂製ブツシユ50のように、スリツト36お
よび切除部38に加えて、その切除部38が形成
されたフランジ32および他方のフランジ34
に、更に複数のスリツト52を半径方向に形成す
ることが有効である。この実施例では3本のスリ
ツト52が等角度間隔に設けられ、かつ、前記円
筒部30の外周面に達する深さで形成されてい
る。このようなブツシユ50においては、前記実
施例と同様に全体を丸め込む際に、スリツト52
の存在によつて丸め込み易くなり、ブツシユ径が
小径であつても求められる径まで容易に小さくす
ることができる。
一方、第10図に示す樹脂製ブツシユ60のよ
うに、一方のフランジ32のみならず他方のフラ
ンジ34に対しても、スリツト36が形成された
部分からフランジ32側と同じ一円周方向に向か
つて同様な切除を施して、切除部68を形成する
ようにしてもよい。このように相方のフランジ3
2,34にそれぞれ切除部38,68が形成され
たブツシユ60では、貫通孔への組付けの際に、
前記実施例におけるようにフランジ34の端部同
士を互に厚さ方向に食い違わせる必要がなく、単
純に円筒状に丸め込んでその径を小さくすること
ができる。
うに、一方のフランジ32のみならず他方のフラ
ンジ34に対しても、スリツト36が形成された
部分からフランジ32側と同じ一円周方向に向か
つて同様な切除を施して、切除部68を形成する
ようにしてもよい。このように相方のフランジ3
2,34にそれぞれ切除部38,68が形成され
たブツシユ60では、貫通孔への組付けの際に、
前記実施例におけるようにフランジ34の端部同
士を互に厚さ方向に食い違わせる必要がなく、単
純に円筒状に丸め込んでその径を小さくすること
ができる。
また、これまでの実施例ではスリツト36が円
筒部30の母線に対して傾斜させられていたが、
このように傾斜させることは必須の要件というわ
けではなく、スリツト36が母線に対して平行に
形成されている場合であつても、貫通孔に組み付
けて原形状態に復帰させた状態でスリツト36の
幅が極めて僅かであれば、前記回転軸22を受け
る際にそのスリツト36の近傍の面圧が局部的に
高くなることが殆どなく、実用上支障はない。
筒部30の母線に対して傾斜させられていたが、
このように傾斜させることは必須の要件というわ
けではなく、スリツト36が母線に対して平行に
形成されている場合であつても、貫通孔に組み付
けて原形状態に復帰させた状態でスリツト36の
幅が極めて僅かであれば、前記回転軸22を受け
る際にそのスリツト36の近傍の面圧が局部的に
高くなることが殆どなく、実用上支障はない。
その他、いちいち詳述はしないが、本考案の趣
旨を逸脱することなく、当業者の知識に基づいて
種々の変更、改良等を施した態様で本考案を実施
し得ることは勿論である。
旨を逸脱することなく、当業者の知識に基づいて
種々の変更、改良等を施した態様で本考案を実施
し得ることは勿論である。
第1図は従来のブツシユの具体例を示す平面図
であり、第2図はその正面図である。第3図は従
来の更に別のブツシユを示す平面図であり、第4
図はその正面図である。第5図は本考案の一実施
例である樹脂製ブツシユの使用状態を簡略に示す
断面図である。第6図はその樹脂製ブツシユを取
り出して示す斜視図であり、第7図は第6図に示
したブツシユの側面図である。第8図はそのブツ
シユを貫通孔に組み付けるときの状態を示す側面
図である。第9図および第10図はそれぞれ本考
案の別の実施例を示す正面図である。 10,12,50,60:樹脂製ブツシユ、1
4,16:軸受ブラケツト(対象物)、18,2
0:貫通孔、22:回動軸、30:円筒部、3
2,34:円環状フランジ、36:スリツト、3
8,68:切除部、52:スリツト。
であり、第2図はその正面図である。第3図は従
来の更に別のブツシユを示す平面図であり、第4
図はその正面図である。第5図は本考案の一実施
例である樹脂製ブツシユの使用状態を簡略に示す
断面図である。第6図はその樹脂製ブツシユを取
り出して示す斜視図であり、第7図は第6図に示
したブツシユの側面図である。第8図はそのブツ
シユを貫通孔に組み付けるときの状態を示す側面
図である。第9図および第10図はそれぞれ本考
案の別の実施例を示す正面図である。 10,12,50,60:樹脂製ブツシユ、1
4,16:軸受ブラケツト(対象物)、18,2
0:貫通孔、22:回動軸、30:円筒部、3
2,34:円環状フランジ、36:スリツト、3
8,68:切除部、52:スリツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 円筒部とその円筒部の両端部外周面から半径
方向外向きに突出した一対の環状フランジとを
備え、円筒部が対象物に形成された貫通孔に嵌
合されるとともに一対のフランジがその対象物
を両側から挟む状態で使用される樹脂製ブツシ
ユにおいて、 そのブツシユの軸方向の一端から他端に到る
スリツトを形成するとともに、前記一対のフラ
ンジの少なくとも一方をそのスリツトが形成さ
れた部分から円周方向の片側にそのスリツトの
幅より大きい寸法で切除したことを特徴とする
樹脂製ブツシユ。 (2) 前記切除が前記一対のフランジの一方のみに
施されており、かつ、前記スリツトが前記円筒
部の母線に対して傾斜して形成されている実用
新案登録請求の範囲第1項記載の樹脂製ブツシ
ユ。 (3) 前記切除が施されたフランジに、さらに複数
個の半径方向のスリツトが形成されている実用
新案登録請求の範囲第1項または第2項記載の
樹脂製ブツシユ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1294784U JPS60127120U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 樹脂製ブツシユ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1294784U JPS60127120U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 樹脂製ブツシユ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60127120U JPS60127120U (ja) | 1985-08-27 |
| JPH018735Y2 true JPH018735Y2 (ja) | 1989-03-09 |
Family
ID=30496495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1294784U Granted JPS60127120U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 樹脂製ブツシユ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60127120U (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009093685A (ja) * | 2006-01-31 | 2009-04-30 | Mitsubishi Electric Corp | ディスク搬送ローラの支持構造 |
| JP2008057554A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Ntn Corp | 転がり軸受 |
| JP4597181B2 (ja) * | 2007-09-27 | 2010-12-15 | 株式会社伊藤製作所 | 滑車付連結環 |
| JP4521787B1 (ja) * | 2009-02-24 | 2010-08-11 | 金三郎 中島 | 義足のソケット部 |
| JP5607352B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2014-10-15 | テイ・エス テック株式会社 | 樹脂製のブシュによる軸受け構造 |
| JP5425120B2 (ja) * | 2011-02-16 | 2014-02-26 | 株式会社新来島どっく | 船用荷役装置のシーブブロック及びそれを利用する船用荷役装置 |
| JP6595323B2 (ja) * | 2015-12-03 | 2019-10-23 | 株式会社デンソー | ブッシュ |
| JP6439826B2 (ja) * | 2017-05-10 | 2018-12-19 | 株式会社椿本チエイン | コンベヤチェーン |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1294784U patent/JPS60127120U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60127120U (ja) | 1985-08-27 |
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