JPH0196356A - 耐垂下性防食用フィン材の製造方法 - Google Patents
耐垂下性防食用フィン材の製造方法Info
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- JPH0196356A JPH0196356A JP25125587A JP25125587A JPH0196356A JP H0196356 A JPH0196356 A JP H0196356A JP 25125587 A JP25125587 A JP 25125587A JP 25125587 A JP25125587 A JP 25125587A JP H0196356 A JPH0196356 A JP H0196356A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/28—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 950°C
- B23K35/286—Al as the principal constituent
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は耐垂下性に優れた陰極防食用フィン材の製造方
法に関する。
法に関する。
(従来の技術)
−・般にアルミニウム又はアルミニウム合金からなる自
動車のラジェター、ヒーター及びクーラー用コンデンサ
ー、エバポレーターなどの熱交換器は表面にアルミニウ
ムろうなりラッドしたクーリングチューブと放熱用のア
ルミニウムフィンとを組合わせて、真空ブレージング法
によるろう付接合で製造されている。
動車のラジェター、ヒーター及びクーラー用コンデンサ
ー、エバポレーターなどの熱交換器は表面にアルミニウ
ムろうなりラッドしたクーリングチューブと放熱用のア
ルミニウムフィンとを組合わせて、真空ブレージング法
によるろう付接合で製造されている。
このようにして作られる熱交換器は、厳しい腐食環境で
の使用を考慮して、フィン材にその電位をチューブに比
べて適わに低くするような元素を添加することにより得
られる陰極防食効果を利用してチューブの耐食性を向」
ニさせる方法がとられている。例えばその1例として陰
極防食用材料の添加元素としてZnを含むAn−Mn系
合金が実用化されており、またこのようなZn入りのフ
ィン材の欠点である真空ブレージング中のZn蒸発によ
る陰極防食効果の劣化を防ぐためにZnに加えてCaを
添加したフィン材も開発されてきた。
の使用を考慮して、フィン材にその電位をチューブに比
べて適わに低くするような元素を添加することにより得
られる陰極防食効果を利用してチューブの耐食性を向」
ニさせる方法がとられている。例えばその1例として陰
極防食用材料の添加元素としてZnを含むAn−Mn系
合金が実用化されており、またこのようなZn入りのフ
ィン材の欠点である真空ブレージング中のZn蒸発によ
る陰極防食効果の劣化を防ぐためにZnに加えてCaを
添加したフィン材も開発されてきた。
(発明か解しようとする問題点)
しかしながら、Zn、Caを含有する陰極防食用フィン
材は近年の薄肉化傾向に対応して薄肉化すると、ろう付
時の高温(600℃前後)において強度か低下し、耐垂
下性が劣化していわゆる座屈により変形するため、良好
なろう付性を確保できないなどの問題がしばしば発生し
た。従って、このような高温における変形のない材料が
要望されている。
材は近年の薄肉化傾向に対応して薄肉化すると、ろう付
時の高温(600℃前後)において強度か低下し、耐垂
下性が劣化していわゆる座屈により変形するため、良好
なろう付性を確保できないなどの問題がしばしば発生し
た。従って、このような高温における変形のない材料が
要望されている。
本発明はろう付時の高温変形の生じない耐垂下性に優れ
た陰極防食用フィン材の製造方法を提供することを目的
とする。
た陰極防食用フィン材の製造方法を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは従来の技術の欠点に鑑み種々研究を重ねた
結果、下記のような知見を得た。
結果、下記のような知見を得た。
すなわちアルミニウム合金フィン材の高温における座屈
は、1つにはその材料の融点が低いことに起因する。こ
れは高温強度の問題であり、例えば鉄や銅など、融点の
高い材料は高温強度が高いためその材料中の組織状態が
いかなるものてあろうと高温での座屈による耐重下性の
低下は生じない。したがって強度向上のために、アルミ
ニウムにいろいろな合金元素を添加してもその結果その
材料の融点が下がれば、ろう付時の高温(約600 ’
C前後)状態では著しく強度が低下し垂下は避けられな
い。融点(固相線の温度)か約620℃より低下すると
、著しい垂下かおこり、I]的のフィン材として不適と
なる。
は、1つにはその材料の融点が低いことに起因する。こ
れは高温強度の問題であり、例えば鉄や銅など、融点の
高い材料は高温強度が高いためその材料中の組織状態が
いかなるものてあろうと高温での座屈による耐重下性の
低下は生じない。したがって強度向上のために、アルミ
ニウムにいろいろな合金元素を添加してもその結果その
材料の融点が下がれば、ろう付時の高温(約600 ’
C前後)状態では著しく強度が低下し垂下は避けられな
い。融点(固相線の温度)か約620℃より低下すると
、著しい垂下かおこり、I]的のフィン材として不適と
なる。
次に約620℃以上の融点であってもそれのみでは完全
な垂下防止ばてきない。本発明者等は上記の融点条件に
加えて、ろう付加熱面の歪量か大きくなると垂下しやす
くなることを見いたした。
な垂下防止ばてきない。本発明者等は上記の融点条件に
加えて、ろう付加熱面の歪量か大きくなると垂下しやす
くなることを見いたした。
一般に高歪材料はど転移密度か高いため、低温にしてお
いても転位を通した空孔の拡散等が起こりやすく加工組
織から再結晶組織となる際におこる結晶粒界の移動がお
こりやすく、この結晶粒界の移動に伴って、その粒界面
積が多いほど変形がおこりやすい。この現象は再結晶温
度か350℃より低いときに著しい。本発明者等はさら
にこの比較的低温域(250〜450℃)における垂下
機構のほかに、もう1つ高温域にける垂下機構があるこ
とを見いたした。これは高温域(550℃〜600℃)
ですでに再結晶が完了した後でも起こる現象で、このと
きの垂下量は、ろう付加熱中の再結晶粒径が3001L
mより小さい場合に著しく、再結晶粒径が3001Lm
以上であればその垂下量はかなり小さかった。このこと
は非常に高温で、しかも転位があまり存在しない状態で
起こることから拡散クリープの一種によるものと考えら
れる。拡散クリープは転位とは関係なく結晶粒の面の間
で拡散によって物質が移動することによって変形そのも
のか生ずるという現象で、したがって各結晶粒径か小さ
いものほど、また亜粒界が残っていれば亜結晶の粒径が
小さいものほど変形しやすいことになり、実際の現象と
よく一致する。
いても転位を通した空孔の拡散等が起こりやすく加工組
織から再結晶組織となる際におこる結晶粒界の移動がお
こりやすく、この結晶粒界の移動に伴って、その粒界面
積が多いほど変形がおこりやすい。この現象は再結晶温
度か350℃より低いときに著しい。本発明者等はさら
にこの比較的低温域(250〜450℃)における垂下
機構のほかに、もう1つ高温域にける垂下機構があるこ
とを見いたした。これは高温域(550℃〜600℃)
ですでに再結晶が完了した後でも起こる現象で、このと
きの垂下量は、ろう付加熱中の再結晶粒径が3001L
mより小さい場合に著しく、再結晶粒径が3001Lm
以上であればその垂下量はかなり小さかった。このこと
は非常に高温で、しかも転位があまり存在しない状態で
起こることから拡散クリープの一種によるものと考えら
れる。拡散クリープは転位とは関係なく結晶粒の面の間
で拡散によって物質が移動することによって変形そのも
のか生ずるという現象で、したがって各結晶粒径か小さ
いものほど、また亜粒界が残っていれば亜結晶の粒径が
小さいものほど変形しやすいことになり、実際の現象と
よく一致する。
本発明はこれらの知見に基づいてなされたものである。
すなわち本発明はMn0.2〜1.5重量%(以下合金
組成における重量%を単に%と訳す)、Zn0.2〜2
.0%、Ca 0.05〜0.5%、Si0.05〜0
.6%、Fe 0.6%以下とCu 0.05 〜
0.5%及びZr0.05〜0.3%のうちの1種又は
2種とを含有し、残部A文と不可避不純物からなる組成
を有するアルミニウム合金を均質化処理、熱間圧延及び
冷間圧延後昇温速度400℃/hr以下で昇温して35
0〜450℃の温度において中間焼鈍後、50%以下の
最終冷間圧延率で冷間加工を施すことを特徴とする耐垂
下性陰極防食用フィン材の製造方法を提供するものであ
る。
組成における重量%を単に%と訳す)、Zn0.2〜2
.0%、Ca 0.05〜0.5%、Si0.05〜0
.6%、Fe 0.6%以下とCu 0.05 〜
0.5%及びZr0.05〜0.3%のうちの1種又は
2種とを含有し、残部A文と不可避不純物からなる組成
を有するアルミニウム合金を均質化処理、熱間圧延及び
冷間圧延後昇温速度400℃/hr以下で昇温して35
0〜450℃の温度において中間焼鈍後、50%以下の
最終冷間圧延率で冷間加工を施すことを特徴とする耐垂
下性陰極防食用フィン材の製造方法を提供するものであ
る。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明に使用するアルミニウム合金の成分及び成分組成
を選定及び限定した理由は次の通りである。
を選定及び限定した理由は次の通りである。
Mn含有量は0.2〜1.5%とする。MnはAn−M
n系及びA立−M n −S i系その他微細な金属
間化合物を形成し、ろう付加熱面のilT結晶温度を上
げたり、中間焼鈍後の再結晶粒径を大きくする効果があ
るほか、高温強度を向上させる作用かある。しかし、M
n含有呈が0.2%未満では十分な効果か得られず、
1.5%を越えて含有させた場合はより一層の向上効果
は期待できない。
n系及びA立−M n −S i系その他微細な金属
間化合物を形成し、ろう付加熱面のilT結晶温度を上
げたり、中間焼鈍後の再結晶粒径を大きくする効果があ
るほか、高温強度を向上させる作用かある。しかし、M
n含有呈が0.2%未満では十分な効果か得られず、
1.5%を越えて含有させた場合はより一層の向上効果
は期待できない。
Zn含有量は0.2〜2.0%とする。Znはその添加
によってアルミニウム合金の電位を下げる効果かあり、
陰極防食に使用する犠牲陽極材として適している。しか
しZn含有量か0.2%未満では効果か小さく、一方2
.0%を越えて含有させても一層の向上効果は期待でき
ない。
によってアルミニウム合金の電位を下げる効果かあり、
陰極防食に使用する犠牲陽極材として適している。しか
しZn含有量か0.2%未満では効果か小さく、一方2
.0%を越えて含有させても一層の向上効果は期待でき
ない。
Ca含有量は0.05〜0,5%とする。Caはアルミ
ニウムを合金化すると、Znと同様にその電位を下げ、
犠牲陽極材としての効果を示し、真空ブレージングによ
り蒸発して炉を汚染することがなく、またZnと共存さ
せると表面層にCaの酸化層を作りZnの蒸発も抑制す
る効果がある。しかしCa含有量か0.05%未満では
陰極防食効果を発揮する程、電位か十分に低くならず、
一方0.5%を越えて含有させてもより一層の向上効果
か期待てきない。
ニウムを合金化すると、Znと同様にその電位を下げ、
犠牲陽極材としての効果を示し、真空ブレージングによ
り蒸発して炉を汚染することがなく、またZnと共存さ
せると表面層にCaの酸化層を作りZnの蒸発も抑制す
る効果がある。しかしCa含有量か0.05%未満では
陰極防食効果を発揮する程、電位か十分に低くならず、
一方0.5%を越えて含有させてもより一層の向上効果
か期待てきない。
Si含有量は0.05〜0.6%とする。SiはAIL
−M n系やAl−Zr系の微細化合物の析出を促進さ
せる作用があり再結晶粒径を大きくしたり。
−M n系やAl−Zr系の微細化合物の析出を促進さ
せる作用があり再結晶粒径を大きくしたり。
高温強度を高める効果がある。しかしSi含有量か0.
05未満では効果が得られず、一方0.6%を越えて含
有させると融点が下かり耐垂下性が劣化する。
05未満では効果が得られず、一方0.6%を越えて含
有させると融点が下かり耐垂下性が劣化する。
Fe含有には0.6%以下とする。FeはAl−M n
−F e系の粗大な晶出物を形成させやすくする。し
かしFeを0.6を越えて含有させると粗大品出物によ
って再結晶温度を低下させ、再結晶粒径も小さくして、
1耐垂下性を劣化させる。
−F e系の粗大な晶出物を形成させやすくする。し
かしFeを0.6を越えて含有させると粗大品出物によ
って再結晶温度を低下させ、再結晶粒径も小さくして、
1耐垂下性を劣化させる。
Cu含有量は0.05〜0.5%とする。Cuは強度を
向上させる効果かある。しかしCu含有量が0.05%
未満では効果が保たれず、0.5%を越えて含有された
場合電位を資化させる作用か大きくなり陰極防食性が損
われる。
向上させる効果かある。しかしCu含有量が0.05%
未満では効果が保たれず、0.5%を越えて含有された
場合電位を資化させる作用か大きくなり陰極防食性が損
われる。
Zr含有量は0.05〜0.3%とする。ZrはMnと
同様再結晶温度を上昇させ、ろう付加熱面の再結晶粒径
を大きくする効果がある。しかし、Z「含有量が0.0
5%未満では効果が得られず、一方0.3%を越えて含
有させてもより一層の向上効果は期待できない。
同様再結晶温度を上昇させ、ろう付加熱面の再結晶粒径
を大きくする効果がある。しかし、Z「含有量が0.0
5%未満では効果が得られず、一方0.3%を越えて含
有させてもより一層の向上効果は期待できない。
本発明においてCu及びZrはそれぞれ単独で添加して
も併用して添加しても耐垂下性に効果がある。
も併用して添加しても耐垂下性に効果がある。
本発明において使用されるアルミニウム合金中に含まれ
る不純物としては通常重版されているアルミニウム地金
に含まれる不純物程度であれば本発明の目的を損なうも
のではない。例えば、Ni0005%以下、Mg0.0
5%以下、Cr0.05%以下、その他の微量不純物の
合計か0.05%以下であれば、特に問題はない。
る不純物としては通常重版されているアルミニウム地金
に含まれる不純物程度であれば本発明の目的を損なうも
のではない。例えば、Ni0005%以下、Mg0.0
5%以下、Cr0.05%以下、その他の微量不純物の
合計か0.05%以下であれば、特に問題はない。
本発明において使用されるアルミニウム合金は上述の合
金組成に・よって、融点620℃以上とできる。融点を
620 ’C以上とするのは、真空ブレージングにおい
て約600℃前後に加熱されるため、融点の低い素材は
高温における強度か著しく低下し、耐垂下性が著しく劣
化するからである。アルミニウム金の融点を6209C
以上にすることは常法に従い組成配合の適切な選択によ
りこれを達成することかできる。
金組成に・よって、融点620℃以上とできる。融点を
620 ’C以上とするのは、真空ブレージングにおい
て約600℃前後に加熱されるため、融点の低い素材は
高温における強度か著しく低下し、耐垂下性が著しく劣
化するからである。アルミニウム金の融点を6209C
以上にすることは常法に従い組成配合の適切な選択によ
りこれを達成することかできる。
次の本発明におけるアルミニウム合金材の加工工程につ
いて説明する。
いて説明する。
はじめに上述の組成と融点を有するアルミニウム合金は
、常法により溶解鋳造され鋳塊とされる。次にこの鋳塊
に均質化処理、熱間圧延を施すが2この条件等は格別限
定されず常法に準じて設定すればよい。熱間圧延後は冷
間圧延に移るか、熱間圧延での材料間の析出組織のばら
つきが懸念される場合には熱間圧延後に焼鈍を施しても
よいか通常は必要ない。熱間圧延に続く冷間圧延におい
ても条件は常法に準じて設定すればよい。
、常法により溶解鋳造され鋳塊とされる。次にこの鋳塊
に均質化処理、熱間圧延を施すが2この条件等は格別限
定されず常法に準じて設定すればよい。熱間圧延後は冷
間圧延に移るか、熱間圧延での材料間の析出組織のばら
つきが懸念される場合には熱間圧延後に焼鈍を施しても
よいか通常は必要ない。熱間圧延に続く冷間圧延におい
ても条件は常法に準じて設定すればよい。
均質化処理、熱間圧延及び冷間圧延処理後、本発明にお
いては昇温速度400℃/hr以下で加熱昇温して35
0〜450’Cの温度において中間焼鈍した後、50%
以下の最終冷間圧延率て冷間加工を施す。これら条件の
限定理由は次の通りである。
いては昇温速度400℃/hr以下で加熱昇温して35
0〜450’Cの温度において中間焼鈍した後、50%
以下の最終冷間圧延率て冷間加工を施す。これら条件の
限定理由は次の通りである。
中間焼鈍加熱の昇温温度は400℃/ h r以下とす
る。昇温速度が400℃/ h rを越えると、再結晶
後に析出が起こる結果となり、微細析出物による結晶粒
の粗大化か期待できないばかりでなく、析出前の歪がな
いことから微細な析出物の量が減少することにもとづい
て最終冷延板における再結晶終了温度も350℃より低
くなり耐垂下性か悪くなる。
る。昇温速度が400℃/ h rを越えると、再結晶
後に析出が起こる結果となり、微細析出物による結晶粒
の粗大化か期待できないばかりでなく、析出前の歪がな
いことから微細な析出物の量が減少することにもとづい
て最終冷延板における再結晶終了温度も350℃より低
くなり耐垂下性か悪くなる。
中間焼鈍の温度は350〜450℃とする。焼鈍温度が
350℃未満では、合金元素の拡散速度が遅く充分な析
出が期待できず、一方450℃を越えると合金元素の固
溶量が大きくなり析出量か減少する。Φ間焼鈍処理時間
は特に限定しないか、4時間程度が好ましい。この中間
焼鈍は、最終冷延前に施せば充分であるが、必要に応じ
て2回以上の中間焼鈍を入れても何らさしつかえない。
350℃未満では、合金元素の拡散速度が遅く充分な析
出が期待できず、一方450℃を越えると合金元素の固
溶量が大きくなり析出量か減少する。Φ間焼鈍処理時間
は特に限定しないか、4時間程度が好ましい。この中間
焼鈍は、最終冷延前に施せば充分であるが、必要に応じ
て2回以上の中間焼鈍を入れても何らさしつかえない。
い。
中間焼鈍に続く最終冷間加工における圧延率は50%以
下とする。圧延率が50%を越えると、ろう付加熱面の
再結晶温度が350″Cより低くなるのと同時に、再結
晶粒径が300gm未満となり、耐垂下性が著しく劣化
する。
下とする。圧延率が50%を越えると、ろう付加熱面の
再結晶温度が350″Cより低くなるのと同時に、再結
晶粒径が300gm未満となり、耐垂下性が著しく劣化
する。
(実施例)
次の本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
実施例
第1表に示す工〜■の組成をもつアルミニウム合金を常
法により鋳造し、各鋳塊を第2表に示すA〜Hの工程条
件に従って加工処理してフィン材試料28種を作製した
。この実験において、各合金の融点は熱分析で固相線温
度を測定し、それを融点として求めた。結果を第1表に
示す。
法により鋳造し、各鋳塊を第2表に示すA〜Hの工程条
件に従って加工処理してフィン材試料28種を作製した
。この実験において、各合金の融点は熱分析で固相線温
度を測定し、それを融点として求めた。結果を第1表に
示す。
次に上記のようにして得られたフィン材にについて垂下
試験を行うとともに再結晶温度、再結晶粒径及び垂下試
験後のZn残留比の試験に供した。得られた試験結果を
第3表に示す。
試験を行うとともに再結晶温度、再結晶粒径及び垂下試
験後のZn残留比の試験に供した。得られた試験結果を
第3表に示す。
(i)垂下試験
垂下試験はフィン材から幅22 m m長さ60mmの
試料(1)を作成しこれを第1図(イ)のように台(2
)上に固定具(3)を用いて長さ50mmの片持ちで保
持し、1 、 OX 10−4Torr真空中で30分
で昇温して600℃の温度に10分冊加熱して、加熱後
の供試材の先端部との距離を第1図(ロ)に示すように
垂下量として測定した。この垂下量は小さい程優れてい
るものである。
試料(1)を作成しこれを第1図(イ)のように台(2
)上に固定具(3)を用いて長さ50mmの片持ちで保
持し、1 、 OX 10−4Torr真空中で30分
で昇温して600℃の温度に10分冊加熱して、加熱後
の供試材の先端部との距離を第1図(ロ)に示すように
垂下量として測定した。この垂下量は小さい程優れてい
るものである。
垂下試験後のZn残留比は、垂下試験後に試験片を全量
溶解し化学分析でZn量を測定し、垂下試験前のZn量
(すなわちZn成分量)との比の百分率で表したもので
ある。
溶解し化学分析でZn量を測定し、垂下試験前のZn量
(すなわちZn成分量)との比の百分率で表したもので
ある。
(ii)再結晶温度及び再結晶粒径
再結晶温度は、再結晶終了温度のことであり、これはろ
う付のための昇温過程において完全に再結晶か終了する
温度を意味する。再結晶温度は試料を各温度に投入して
10分間加熱した場合の軟化曲線より求めた。またこの
時の結晶粒径は、王水によるマクロエツチングによって
現出された結晶粒を、平均粒径300ルmの基準サンプ
ルと比較することによって調べ、これより大きい場合に
はO印、小さい場合にはX印とした。
う付のための昇温過程において完全に再結晶か終了する
温度を意味する。再結晶温度は試料を各温度に投入して
10分間加熱した場合の軟化曲線より求めた。またこの
時の結晶粒径は、王水によるマクロエツチングによって
現出された結晶粒を、平均粒径300ルmの基準サンプ
ルと比較することによって調べ、これより大きい場合に
はO印、小さい場合にはX印とした。
第3表から明らかなように、本発明方法により得られた
アルミニウム合金フィン材(実験No、 1〜15)
は真空高温下における垂下量は小さく、Zn残留比も高
く耐垂下性及び陰極防食性に優れる。これに対し比較例
の試料は再結晶温度が低く、再結晶粒径も小さく、垂下
量が大きく耐垂下性に劣り、またZn残留比が少ないも
のもある。
アルミニウム合金フィン材(実験No、 1〜15)
は真空高温下における垂下量は小さく、Zn残留比も高
く耐垂下性及び陰極防食性に優れる。これに対し比較例
の試料は再結晶温度が低く、再結晶粒径も小さく、垂下
量が大きく耐垂下性に劣り、またZn残留比が少ないも
のもある。
(発明の効果)
本発明によれば、耐垂下性の優れた陰極防食効果を有す
るブレージング用フィン材を製造することができる。し
たがって、本発明方法によれば、真空ブレージング法に
より製造される熱交換器のフィンの一層の薄肉化が可能
であり、熱交換器の軽量化、コストダウンが可能となる
。
るブレージング用フィン材を製造することができる。し
たがって、本発明方法によれば、真空ブレージング法に
より製造される熱交換器のフィンの一層の薄肉化が可能
であり、熱交換器の軽量化、コストダウンが可能となる
。
第1図は耐垂下性を評価するための垂下性試験方法の説
明図である。 符号の説明
明図である。 符号の説明
Claims (1)
- Mn0.2〜1.5%、Zn0.2〜2.0%、Ca0
.05〜0.5%、Si0.05〜0.6%、Fe0.
6%以下とCu0.05〜0.5%及びZr0.05〜
0.3%のうちの1種又は2種とを含有し、残部Alと
不可避不純物からなる組成(以上重量%)を有するアル
ミニウム合金を、均質化処理、熱間圧延及び冷間圧延後
昇温速度400℃/hr以下で昇温して350〜450
℃の温度において中間焼鈍した後、50%以下の冷間圧
延率で最終冷間加工を施すことを特徴とする耐垂下性防
食用フィン材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25125587A JPH0196356A (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 耐垂下性防食用フィン材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25125587A JPH0196356A (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 耐垂下性防食用フィン材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0196356A true JPH0196356A (ja) | 1989-04-14 |
Family
ID=17220048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25125587A Pending JPH0196356A (ja) | 1987-10-05 | 1987-10-05 | 耐垂下性防食用フィン材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0196356A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015092023A (ja) * | 2013-11-06 | 2015-05-14 | エアバス デーエス ゲーエムベーハーAirbus DS GmbH | 太陽電池インターコネクタ及びその製造方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5442650A (en) * | 1977-09-09 | 1979-04-04 | Hitachi Ltd | Circuit board for electronic control washing machine |
| JPS5832222A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-25 | Hitachi Ltd | 磁気ヘツドの製造方法 |
-
1987
- 1987-10-05 JP JP25125587A patent/JPH0196356A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5442650A (en) * | 1977-09-09 | 1979-04-04 | Hitachi Ltd | Circuit board for electronic control washing machine |
| JPS5832222A (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-25 | Hitachi Ltd | 磁気ヘツドの製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015092023A (ja) * | 2013-11-06 | 2015-05-14 | エアバス デーエス ゲーエムベーハーAirbus DS GmbH | 太陽電池インターコネクタ及びその製造方法 |
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