JPH019700Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH019700Y2 JPH019700Y2 JP1980145164U JP14516480U JPH019700Y2 JP H019700 Y2 JPH019700 Y2 JP H019700Y2 JP 1980145164 U JP1980145164 U JP 1980145164U JP 14516480 U JP14516480 U JP 14516480U JP H019700 Y2 JPH019700 Y2 JP H019700Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- clutch
- main clutch
- transmission
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 38
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 17
- 230000008859 change Effects 0.000 description 8
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 8
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 7
- 230000009471 action Effects 0.000 description 6
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 3
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000009347 mechanical transmission Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、圃場内において各種の農作業を行
なわせる農用トラクタ等において、機械式の変速
装置の変速操作等に先立ち主クラツチを切つたと
きに、主クラツチ従動側の慣性回転を防止するた
めの慣性回転防止装置に、関するものである。
なわせる農用トラクタ等において、機械式の変速
装置の変速操作等に先立ち主クラツチを切つたと
きに、主クラツチ従動側の慣性回転を防止するた
めの慣性回転防止装置に、関するものである。
すなわち、この考案は、上記のような慣性回転
防止装置であつて、慣性回転防止用のブレーキ機
構のブレーキ作用が、主クラツチ切り操作により
自動的に達成されるのはもとより慣性回転停止で
自動的に解除され、しかも迅速且つ確実な慣性回
転停止が得られる、農用トラクタ等における新規
な慣性回転防止装置を、提供しようとするもので
ある。
防止装置であつて、慣性回転防止用のブレーキ機
構のブレーキ作用が、主クラツチ切り操作により
自動的に達成されるのはもとより慣性回転停止で
自動的に解除され、しかも迅速且つ確実な慣性回
転停止が得られる、農用トラクタ等における新規
な慣性回転防止装置を、提供しようとするもので
ある。
図示の実施例について、この考案に係る慣性回
転防止装置の構成を説明すると、第1図に示すよ
うに、機体前部にエンジン1を塔載し、このエン
ジン1の動力を、それぞれ機体の一部を構成して
いるクラツチハウジング2及びミツシヨンケース
3内で機体後部方へと伝達し、左右の後輪4へと
伝えて該後輪4を回転させると共に、必要に応じ
てミツシヨンケース3内から伝動軸5を介し左右
の前輪6へと伝えて該前輪6を回転させ、機体の
走行を行なわせると共に、機体後方へと延出させ
てあるPTO軸7へと伝えて、機体後部へ連結さ
れる作業機の駆動力を取出し得るように構成され
た農用トラクタにおいて、この考案は、次のよう
に実施されている。
転防止装置の構成を説明すると、第1図に示すよ
うに、機体前部にエンジン1を塔載し、このエン
ジン1の動力を、それぞれ機体の一部を構成して
いるクラツチハウジング2及びミツシヨンケース
3内で機体後部方へと伝達し、左右の後輪4へと
伝えて該後輪4を回転させると共に、必要に応じ
てミツシヨンケース3内から伝動軸5を介し左右
の前輪6へと伝えて該前輪6を回転させ、機体の
走行を行なわせると共に、機体後方へと延出させ
てあるPTO軸7へと伝えて、機体後部へ連結さ
れる作業機の駆動力を取出し得るように構成され
た農用トラクタにおいて、この考案は、次のよう
に実施されている。
すなわち、前記クラツチハウジング2とミツシ
ヨンケース3内とにまたがらせて第第2図に示す
中空駆動軸8が設けられており、この中空駆動軸
8は、クラツチハウジング2の前端部内に設置さ
れ第1図に図示のクラツチペダル9の踏込み操作
で切られる主クラツチ10を介し、エンジン1に
よつて駆動される。またミツシヨンケース3内に
おいて、中空駆動軸8とその下方に平行する伝動
軸11との間には、機械式の主変速装置12を設
けてあると共に、上記伝動軸11とその延長線上
の変速部出力軸13との間には、機械式の副変速
装置14を設けてあり、図示農用トラクタの車速
は、これらの両変速装置12,14によつて変更
制御される。変速部出力軸13は、その後端の傘
歯車15を介し左右の後輪4方向へと接続されて
いると共に、該出力軸13上の歯車16、中間歯
車17、前輪駆動力取出し軸18上の遊転歯車1
9、前輪駆動力取出し軸18上の前輪駆動力取出
しクラツチ20、前輪駆動力取出し軸18及び前
記伝動軸5を介し左右の前輪6方向に接続されて
いる。変速部出力軸13はまた、該出力軸13上
の歯車21、グランドPTO伝達軸22上の歯車
23及びグランドPTO伝達軸22を介し、前記
PTO軸7方向へ接続されており、グランドPTO
伝達軸22とPTO軸7間には、図示省略の機械
式のグランドPTOクラツチが設けられている。
またなお、主クラツチ10を介することなくエン
ジン1に連動連結された駆動軸24も、設けられ
ていて、この駆動軸24は、PTO軸7へと、図
示省略のライブPTOクラツチ及びライブPTO変
速装置等を介し、接続されている。
ヨンケース3内とにまたがらせて第第2図に示す
中空駆動軸8が設けられており、この中空駆動軸
8は、クラツチハウジング2の前端部内に設置さ
れ第1図に図示のクラツチペダル9の踏込み操作
で切られる主クラツチ10を介し、エンジン1に
よつて駆動される。またミツシヨンケース3内に
おいて、中空駆動軸8とその下方に平行する伝動
軸11との間には、機械式の主変速装置12を設
けてあると共に、上記伝動軸11とその延長線上
の変速部出力軸13との間には、機械式の副変速
装置14を設けてあり、図示農用トラクタの車速
は、これらの両変速装置12,14によつて変更
制御される。変速部出力軸13は、その後端の傘
歯車15を介し左右の後輪4方向へと接続されて
いると共に、該出力軸13上の歯車16、中間歯
車17、前輪駆動力取出し軸18上の遊転歯車1
9、前輪駆動力取出し軸18上の前輪駆動力取出
しクラツチ20、前輪駆動力取出し軸18及び前
記伝動軸5を介し左右の前輪6方向に接続されて
いる。変速部出力軸13はまた、該出力軸13上
の歯車21、グランドPTO伝達軸22上の歯車
23及びグランドPTO伝達軸22を介し、前記
PTO軸7方向へ接続されており、グランドPTO
伝達軸22とPTO軸7間には、図示省略の機械
式のグランドPTOクラツチが設けられている。
またなお、主クラツチ10を介することなくエン
ジン1に連動連結された駆動軸24も、設けられ
ていて、この駆動軸24は、PTO軸7へと、図
示省略のライブPTOクラツチ及びライブPTO変
速装置等を介し、接続されている。
主クラツチ10従動側の伝動機構が、上記のよ
うに構成されていることから、主変速装置12、
副変速装置14、前輪駆動力取出しクラツチ20
及び図外の上記グランドPTOクラツチをそれぞ
れ操作するに先立つては一旦、クラツチペダル9
の踏込みにより主クラツチ10が切られる。そし
て、この考案に係る慣性回転防止装置は、上記の
ように主クラツチ10を切つたときに主クラツチ
10従動側の慣性回転を防止するための装置に、
構成されている。
うに構成されていることから、主変速装置12、
副変速装置14、前輪駆動力取出しクラツチ20
及び図外の上記グランドPTOクラツチをそれぞ
れ操作するに先立つては一旦、クラツチペダル9
の踏込みにより主クラツチ10が切られる。そし
て、この考案に係る慣性回転防止装置は、上記の
ように主クラツチ10を切つたときに主クラツチ
10従動側の慣性回転を防止するための装置に、
構成されている。
この慣性回転防止装置は、同様に第2図に示す
ように、前記中空駆動軸8上に固定設置されたブ
レーキドラム25と該ドラム25周面に対設した
ブレーキシユー26とを有するブレーキ27を、
備えている。第3図に示すように、ブレーキシユ
ー26はその一端で、ミツシヨンケース3壁内面
上の支壁部3aにピンン28まわりで回動自在
に、支持されており、ブレーキドラム25に対し
遠近回動自在とされている。そして、ミツシヨン
ケース3の一部をシリンダ本体とする油圧作動筒
29が設けられており、ブレーキシユー26の他
端を該油圧作動筒29のピストンロツド29a
に、両端に接続ピン30,31を有する連杆32
によつて、連動接続してある。油圧作動筒29
は、そのピストン29b背後の油室29cへの油
圧作用で伸長動せしめられ、スプリング29dの
作用で縮小動せしめられる単動型のものに、構成
されており、ミツシヨンケース3壁に穿設された
油通路33を介し油室29cへ油圧を供給して該
油圧作動筒29を伸長動作させると、ブレーキシ
ユー26がブレーキドラム25へと圧接せしめら
れ、ブレーキ27のブレーキ作用が得られるよう
に、該ブレーキ27が構成されている。すなわち
ブレーキ27は、油圧作動ブレーキに構成されて
いる。
ように、前記中空駆動軸8上に固定設置されたブ
レーキドラム25と該ドラム25周面に対設した
ブレーキシユー26とを有するブレーキ27を、
備えている。第3図に示すように、ブレーキシユ
ー26はその一端で、ミツシヨンケース3壁内面
上の支壁部3aにピンン28まわりで回動自在
に、支持されており、ブレーキドラム25に対し
遠近回動自在とされている。そして、ミツシヨン
ケース3の一部をシリンダ本体とする油圧作動筒
29が設けられており、ブレーキシユー26の他
端を該油圧作動筒29のピストンロツド29a
に、両端に接続ピン30,31を有する連杆32
によつて、連動接続してある。油圧作動筒29
は、そのピストン29b背後の油室29cへの油
圧作用で伸長動せしめられ、スプリング29dの
作用で縮小動せしめられる単動型のものに、構成
されており、ミツシヨンケース3壁に穿設された
油通路33を介し油室29cへ油圧を供給して該
油圧作動筒29を伸長動作させると、ブレーキシ
ユー26がブレーキドラム25へと圧接せしめら
れ、ブレーキ27のブレーキ作用が得られるよう
に、該ブレーキ27が構成されている。すなわち
ブレーキ27は、油圧作動ブレーキに構成されて
いる。
油圧作動ブレーキ27の油圧作動筒29に対し
選択的に油圧を供給するためには、第4図に示す
ような油圧回路が設けられている。この油圧回路
は、前記ミツシヨンケース3でもつて兼用させて
ある油タンク36から油圧ポンプ37により油圧
作動筒29へと油圧を供給するものに、構成され
ているが、上記した油圧ポンプ37は、第2図に
示すように前記中空駆動軸8上に設置されてい
て、主クラツチ10を介しエンジン1にて駆動さ
れるものと、されている。また油圧ポンプ37か
ら油圧作動筒29へと導かれた、前記油通路33
でもつて先端側が構成されている油圧供給回路3
8の中途から分岐させた潤滑油回路39には、図
示のように潤滑油回路39を導通状態に保つ第1
の位置Iと該回路39をブロツクする第2の位置
とを備えた電磁切換弁40を、挿入設置してあ
り、潤滑油回路40は、前記主変速装置12にお
いて第2図に図示のように伝動軸11上に遊嵌設
置された複数遊転変速歯車41,42,43,4
4を支承するベアリング部Lへと、伝動軸11内
を介し導かれている。電磁切換弁40は、そのソ
レノイド40aの励磁により第2の位置へと変
位せしめられるが、オン動作により該ソレノイド
40aを励磁させるセンサースイツチ45は、第
1図に示すように、前記クラツチペダル9のペダ
ルアーム9aに対設されていて、主クラツチ10
を切るべくクラツチペダル9を踏込むとペダルア
ーム9aによりオンせしめられ、ソレノイド40
aを励磁させるものとされている。
選択的に油圧を供給するためには、第4図に示す
ような油圧回路が設けられている。この油圧回路
は、前記ミツシヨンケース3でもつて兼用させて
ある油タンク36から油圧ポンプ37により油圧
作動筒29へと油圧を供給するものに、構成され
ているが、上記した油圧ポンプ37は、第2図に
示すように前記中空駆動軸8上に設置されてい
て、主クラツチ10を介しエンジン1にて駆動さ
れるものと、されている。また油圧ポンプ37か
ら油圧作動筒29へと導かれた、前記油通路33
でもつて先端側が構成されている油圧供給回路3
8の中途から分岐させた潤滑油回路39には、図
示のように潤滑油回路39を導通状態に保つ第1
の位置Iと該回路39をブロツクする第2の位置
とを備えた電磁切換弁40を、挿入設置してあ
り、潤滑油回路40は、前記主変速装置12にお
いて第2図に図示のように伝動軸11上に遊嵌設
置された複数遊転変速歯車41,42,43,4
4を支承するベアリング部Lへと、伝動軸11内
を介し導かれている。電磁切換弁40は、そのソ
レノイド40aの励磁により第2の位置へと変
位せしめられるが、オン動作により該ソレノイド
40aを励磁させるセンサースイツチ45は、第
1図に示すように、前記クラツチペダル9のペダ
ルアーム9aに対設されていて、主クラツチ10
を切るべくクラツチペダル9を踏込むとペダルア
ーム9aによりオンせしめられ、ソレノイド40
aを励磁させるものとされている。
同様に第4図に示すように、油圧供給回路38
から分岐させたリリーフ回路46には、例えば30
Kg/cm2といつた比較的低油圧を設定されたリリー
フ弁47を、挿入設置してある。そして、上記リ
リーフ回路46に絞り48を介し接続して油圧ア
キユムレータ49が設けられており、油圧アキユ
ムレータ49自体は、油圧作用によりアキユムレ
ータ・ピストン49aがアキユムレータ・スプリ
ング49b力に抗し後退せしめられることで油圧
をアキユムレートする通例構造のものと、されて
いる。
から分岐させたリリーフ回路46には、例えば30
Kg/cm2といつた比較的低油圧を設定されたリリー
フ弁47を、挿入設置してある。そして、上記リ
リーフ回路46に絞り48を介し接続して油圧ア
キユムレータ49が設けられており、油圧アキユ
ムレータ49自体は、油圧作用によりアキユムレ
ータ・ピストン49aがアキユムレータ・スプリ
ング49b力に抗し後退せしめられることで油圧
をアキユムレートする通例構造のものと、されて
いる。
なお、前記主変速装置12は、第2図に示すよ
うに、中空駆動軸8上に固定設置した複数変速歯
車51,52,53,54をそれぞれ、伝動軸1
1上の前記遊転変速歯車41,42,43,44
の相当するものに、図示のように直接或はR中間
歯車55を介し間接に噛合せると共に、伝動軸1
1上に各遊転変速歯車41,42,43,44を
選択的に伝動軸11に結合するための2個の摺動
クラツチ金物56,57を設け、摺動クラツチ金
物56,57を第1図に図示の主変速レバー58
により摺動操作することで、各遊転変速歯車41
−44を選択的に伝動軸11へと結合して、前進
方向で3段、後進方向で1段の変速比を得ること
ができるものに、構成されている。
うに、中空駆動軸8上に固定設置した複数変速歯
車51,52,53,54をそれぞれ、伝動軸1
1上の前記遊転変速歯車41,42,43,44
の相当するものに、図示のように直接或はR中間
歯車55を介し間接に噛合せると共に、伝動軸1
1上に各遊転変速歯車41,42,43,44を
選択的に伝動軸11に結合するための2個の摺動
クラツチ金物56,57を設け、摺動クラツチ金
物56,57を第1図に図示の主変速レバー58
により摺動操作することで、各遊転変速歯車41
−44を選択的に伝動軸11へと結合して、前進
方向で3段、後進方向で1段の変速比を得ること
ができるものに、構成されている。
また、前記副変速装置14は、同様に第2図に
示すように、駆動軸24の後半部上に遊嵌して中
空伝動軸59を設け、この中空伝動軸59を前記
伝動軸11に、歯車60,61により減変連動連
結し、また中空伝動軸59上に2個の変速歯車6
2,63を設けると共に、中空伝動軸59外に、
変速歯車62に対し歯車減速機構64を介し減速
連動連結されたクリープ用変速歯車65を設け、
さらに変速部出力軸13上に2個のシフト歯車6
6,67を設けると共に、伝動軸11と変速部出
力軸13間にシフト歯車67変位で係合せしめら
れるクラツチ68を介装して、構成されている。
以上により副変速装置14は、第1図に示す副変
速レバー69によりシフト歯車66,67を変位
操作して、歯車65,66の噛合いによりクリー
プ走行変速比を、歯車62,66の噛合いにより
1速の変速比を、歯車63,67の噛合いにより
2速の変速比を、クラツチ68の係合により3速
の変速比を、それぞれ選択的に得さしめるもの
と、されている。
示すように、駆動軸24の後半部上に遊嵌して中
空伝動軸59を設け、この中空伝動軸59を前記
伝動軸11に、歯車60,61により減変連動連
結し、また中空伝動軸59上に2個の変速歯車6
2,63を設けると共に、中空伝動軸59外に、
変速歯車62に対し歯車減速機構64を介し減速
連動連結されたクリープ用変速歯車65を設け、
さらに変速部出力軸13上に2個のシフト歯車6
6,67を設けると共に、伝動軸11と変速部出
力軸13間にシフト歯車67変位で係合せしめら
れるクラツチ68を介装して、構成されている。
以上により副変速装置14は、第1図に示す副変
速レバー69によりシフト歯車66,67を変位
操作して、歯車65,66の噛合いによりクリー
プ走行変速比を、歯車62,66の噛合いにより
1速の変速比を、歯車63,67の噛合いにより
2速の変速比を、クラツチ68の係合により3速
の変速比を、それぞれ選択的に得さしめるもの
と、されている。
次に、この考案に係る図示の慣性回転防止装置
の作用を説明する。主クラツチ10が入れられて
いる通常走行時には、電磁切換弁40が第1の位
置をとつているから、油圧ポンプ37からの吐
出油は、油圧供給回路38から潤滑油回路39を
経て伝動軸11上のベアリング部Lへと送られ、
該ベアリング部Lが潤滑される。このように油圧
ポンプ37からの作動油が潤滑油としてベアリン
グ部Lに供給されるため、油圧供給回路38に成
立する油圧は、リリーフ弁47に設定された油圧
よりもずつと低くなり、このため、油圧作動筒2
9がスプリング29d作用により縮小状態をとつ
て、ブレーキ27は作動しない。
の作用を説明する。主クラツチ10が入れられて
いる通常走行時には、電磁切換弁40が第1の位
置をとつているから、油圧ポンプ37からの吐
出油は、油圧供給回路38から潤滑油回路39を
経て伝動軸11上のベアリング部Lへと送られ、
該ベアリング部Lが潤滑される。このように油圧
ポンプ37からの作動油が潤滑油としてベアリン
グ部Lに供給されるため、油圧供給回路38に成
立する油圧は、リリーフ弁47に設定された油圧
よりもずつと低くなり、このため、油圧作動筒2
9がスプリング29d作用により縮小状態をとつ
て、ブレーキ27は作動しない。
前記した主変速装置12、副変速装置14、前
輪駆動力取出しクラツチ20或は図外のグランド
PTOクラツチを操作すべく、該操作に先立ちク
ラツチペダル9を踏込み主クラツチ10を切つた
ときは、センサースイツチ45が主クラツチ10
切りを検出することで、電磁切換弁40が第2の
位置へと変位せしめられ、潤滑油回路39がブ
ロツクされる。したがつて油圧供給回路38に
は、リリーフ弁47に設定された油圧P0が成立
し、この油圧P0が油圧作動筒29へ作用せしめ
られて、該油圧作動筒29がブレーキ27を作動
させるように伸長動作する。他方、油圧ポンプ3
7が主クラツチ10従動側に設けられていること
から、主クラツチ10が切られたことによつて該
ポンプ37の回転数が減じ、且つ、回路からの油
リークがあることから、第5図に示すように、主
クラツチ10を切つてから或る時間t1経過後から
油圧作動筒29への作用油圧Pが、上記の設定油
圧P0よりも下がり始める。そして、前記した油
圧アキユムレータ49が設けられていなかつたと
すると、第5図に鎖線図示の関係線C0のように、
油圧Pがそのまま急速に低下するが、図示の装置
には油圧アキユムレータ49を特に設けてあるこ
とから、時間t1の間に絞り48を介し作動油が油
圧アキユムレータ49内に流入して、アキユムレ
ータ・スプリング49bを圧縮して油圧を蓄えて
おり、上記のように油圧Pが下がり始めスプリン
グ49b力よりも低下しようとすると、スプリン
グ49b力でアキユムレータ・ピストン49aが
前進せしめられて、油圧供給回路38に作動油を
補給し、油圧Pの低下を或る時間だけ防ぐことに
なり、第5図に図示の関係線C1のように、油圧
Pが或る時間だけ比較的高い値に維持されること
となる。このようにして油圧作動筒29に作用す
る油圧Pの急速低下が油圧アキユムレータ49に
より或る時間だけ防がれることから、油圧作動筒
29により作動せしめられるブレーキ27が速や
かに、中空駆動軸8の慣性回転を停止させる。そ
して、その後に油圧Pが急速低下することから、
油圧作動筒29がスプリング29d作用で迅速に
縮小動作して、ブレーキ27の作動を解除するか
ら、速やかに変速或はクラツチ操作を行なえる状
態が得られる。上記した絞り48は、主クラツチ
10が切られたときに、油圧アキユムレータ49
への油の急速流入で油圧作動筒29への油流入割
合が実質的に減らされ油圧作動筒29の初期作動
が遅延せしめられることを、防止する。
輪駆動力取出しクラツチ20或は図外のグランド
PTOクラツチを操作すべく、該操作に先立ちク
ラツチペダル9を踏込み主クラツチ10を切つた
ときは、センサースイツチ45が主クラツチ10
切りを検出することで、電磁切換弁40が第2の
位置へと変位せしめられ、潤滑油回路39がブ
ロツクされる。したがつて油圧供給回路38に
は、リリーフ弁47に設定された油圧P0が成立
し、この油圧P0が油圧作動筒29へ作用せしめ
られて、該油圧作動筒29がブレーキ27を作動
させるように伸長動作する。他方、油圧ポンプ3
7が主クラツチ10従動側に設けられていること
から、主クラツチ10が切られたことによつて該
ポンプ37の回転数が減じ、且つ、回路からの油
リークがあることから、第5図に示すように、主
クラツチ10を切つてから或る時間t1経過後から
油圧作動筒29への作用油圧Pが、上記の設定油
圧P0よりも下がり始める。そして、前記した油
圧アキユムレータ49が設けられていなかつたと
すると、第5図に鎖線図示の関係線C0のように、
油圧Pがそのまま急速に低下するが、図示の装置
には油圧アキユムレータ49を特に設けてあるこ
とから、時間t1の間に絞り48を介し作動油が油
圧アキユムレータ49内に流入して、アキユムレ
ータ・スプリング49bを圧縮して油圧を蓄えて
おり、上記のように油圧Pが下がり始めスプリン
グ49b力よりも低下しようとすると、スプリン
グ49b力でアキユムレータ・ピストン49aが
前進せしめられて、油圧供給回路38に作動油を
補給し、油圧Pの低下を或る時間だけ防ぐことに
なり、第5図に図示の関係線C1のように、油圧
Pが或る時間だけ比較的高い値に維持されること
となる。このようにして油圧作動筒29に作用す
る油圧Pの急速低下が油圧アキユムレータ49に
より或る時間だけ防がれることから、油圧作動筒
29により作動せしめられるブレーキ27が速や
かに、中空駆動軸8の慣性回転を停止させる。そ
して、その後に油圧Pが急速低下することから、
油圧作動筒29がスプリング29d作用で迅速に
縮小動作して、ブレーキ27の作動を解除するか
ら、速やかに変速或はクラツチ操作を行なえる状
態が得られる。上記した絞り48は、主クラツチ
10が切られたときに、油圧アキユムレータ49
への油の急速流入で油圧作動筒29への油流入割
合が実質的に減らされ油圧作動筒29の初期作動
が遅延せしめられることを、防止する。
なお以上の実施例では、油圧作動クラツチ27
に対し油圧を供給するための油圧ポンプ37を、
潤滑油給送用のポンプに兼用させたが、この考案
は、このような構成にまでは限定されない。
に対し油圧を供給するための油圧ポンプ37を、
潤滑油給送用のポンプに兼用させたが、この考案
は、このような構成にまでは限定されない。
以上の説明から明らかなように、この考案の農
用トラクタ等における慣性回転防止装置は、主ク
ラツチ10従動側の慣性回転を防止するための油
圧作動ブレーキ27を設け、主クラツチ10を切
つたときに該油圧作動ブレーキ27に対し、主ク
ラツチ10従動側に設けた油圧ポンプ37及び主
クラツチ10切り操作に連動して油圧供給位置
へと位置を切替えられる切換弁40により、油圧
を供給するように構成すると共に、上記油圧作動
ブレーキ27に対する油圧供給回路38に絞り4
8を介し接続して、油圧アキユムレータ49を設
けてなるもので、上記の切換弁40変位で慣性回
転防止用のブレーキ27が、主クラツチ10操作
により自動的に作動せしめられるのはもとより、
上記油圧ポンプ37の駆動が主クラツチ10切り
操作で停止されることから、慣性回転停止でブレ
ーキ27作動が自動的に解除されることとなり、
しかも、上記した油圧アキユムレータ49により
前記のように、ブレーキ27作用油圧が或る時間
だけ高く維持されて、迅速且つ確実な慣性回転停
止が得られる効果を、奏する。
用トラクタ等における慣性回転防止装置は、主ク
ラツチ10従動側の慣性回転を防止するための油
圧作動ブレーキ27を設け、主クラツチ10を切
つたときに該油圧作動ブレーキ27に対し、主ク
ラツチ10従動側に設けた油圧ポンプ37及び主
クラツチ10切り操作に連動して油圧供給位置
へと位置を切替えられる切換弁40により、油圧
を供給するように構成すると共に、上記油圧作動
ブレーキ27に対する油圧供給回路38に絞り4
8を介し接続して、油圧アキユムレータ49を設
けてなるもので、上記の切換弁40変位で慣性回
転防止用のブレーキ27が、主クラツチ10操作
により自動的に作動せしめられるのはもとより、
上記油圧ポンプ37の駆動が主クラツチ10切り
操作で停止されることから、慣性回転停止でブレ
ーキ27作動が自動的に解除されることとなり、
しかも、上記した油圧アキユムレータ49により
前記のように、ブレーキ27作用油圧が或る時間
だけ高く維持されて、迅速且つ確実な慣性回転停
止が得られる効果を、奏する。
第1図はこの考案の一実施例を装備した農用ト
ラクタの概略側面図、第2図は同トラクタの伝動
機構の要部を示す機構図、第第3図は同トラクタ
要部の縦断面図、第4図は同実施例における油圧
回路の回路図、第5図は同実施例の作用を示す模
式的なグラフである。 1…エンジン、3…ミツシヨンケース、8…中
空駆動軸、9…クラツチペダル、10…主クラツ
チ、11…伝動軸、13…変速部出力軸、14…
副変速装置、20…前輪駆動力取出しクラツチ、
25…ブレーキドラム、26…ブレーキシユー、
27…ブレーキ、28…ピン、29…油圧作動
筒、29a…ピストンロツド、29b…ピスト
ン、29d…スプリング、30,31…接続ピ
ン、32…連杆、33…油通路、37…油圧ポン
プ、38…油圧供給回路、39…潤滑油回路、4
0…電磁切換弁、45…センサースイツチ、46
…リリーフ回路、47…リリーフ弁、48…絞
り、49…油圧アキユムレータ。
ラクタの概略側面図、第2図は同トラクタの伝動
機構の要部を示す機構図、第第3図は同トラクタ
要部の縦断面図、第4図は同実施例における油圧
回路の回路図、第5図は同実施例の作用を示す模
式的なグラフである。 1…エンジン、3…ミツシヨンケース、8…中
空駆動軸、9…クラツチペダル、10…主クラツ
チ、11…伝動軸、13…変速部出力軸、14…
副変速装置、20…前輪駆動力取出しクラツチ、
25…ブレーキドラム、26…ブレーキシユー、
27…ブレーキ、28…ピン、29…油圧作動
筒、29a…ピストンロツド、29b…ピスト
ン、29d…スプリング、30,31…接続ピ
ン、32…連杆、33…油通路、37…油圧ポン
プ、38…油圧供給回路、39…潤滑油回路、4
0…電磁切換弁、45…センサースイツチ、46
…リリーフ回路、47…リリーフ弁、48…絞
り、49…油圧アキユムレータ。
Claims (1)
- 主クラツチ従動側の慣性回転を防止するための
油圧作動ブレーキを設け、主クラツチを切つたと
きに該油圧作動ブレーキに対し、主クラツチ従動
側に設けた油圧ポンプ及び主クラツチ切り操作に
連動して油圧供給位置へと位置を切替えられる切
換弁により、油圧を供給するように構成すると共
に、上記油圧作動ブレーキに対する油圧供給回路
に絞りを介し接続して、油圧アキユムレータを設
けたことを特徴としてなる、農用トラクタ等にお
ける慣性回転防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980145164U JPH019700Y2 (ja) | 1980-10-11 | 1980-10-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980145164U JPH019700Y2 (ja) | 1980-10-11 | 1980-10-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5766924U JPS5766924U (ja) | 1982-04-21 |
| JPH019700Y2 true JPH019700Y2 (ja) | 1989-03-17 |
Family
ID=29504834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980145164U Expired JPH019700Y2 (ja) | 1980-10-11 | 1980-10-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH019700Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-11 JP JP1980145164U patent/JPH019700Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5766924U (ja) | 1982-04-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1077846B1 (en) | Braking arrangement and braking manoeuvre means | |
| JPH023733B2 (ja) | ||
| US4148382A (en) | Vehicle power transmission with brake | |
| US3245502A (en) | Automatic-clutch power transmission and control means therefor | |
| US3702648A (en) | Brake release reversing transmission clutches | |
| JPH019700Y2 (ja) | ||
| US3733932A (en) | Hydraulic control system for automatic transmissions | |
| JP2667565B2 (ja) | 作業車のptoクラッチ構造 | |
| US3065810A (en) | Auxiliary pump and controls for vehicles with hydraulic transmissions | |
| EP1172247A2 (en) | High vehicle speed shift device | |
| US2150408A (en) | Transmission | |
| JPS607231Y2 (ja) | 農用トラクタ等における走行動力伝導装置 | |
| US2697355A (en) | Power take-off assembly | |
| JPS6123465Y2 (ja) | ||
| JPS5819062Y2 (ja) | 農用トラクタ−等におけるpto変速装置 | |
| JP2597406Y2 (ja) | 農業用車輌のトランスミッション構造 | |
| JPS5921954Y2 (ja) | 農用トラクタ等における走行動力伝導装置 | |
| JPS6316626B2 (ja) | ||
| JPS5817149Y2 (ja) | 動力車における伝動機構 | |
| US3604544A (en) | Forward-reverse transmission and brake control for tractors | |
| US2115117A (en) | Transmission | |
| JPS6139145Y2 (ja) | ||
| JPS6323222Y2 (ja) | ||
| JPS6013698Y2 (ja) | 農用トラクタ等における走行動力伝導装置 | |
| JPH08170657A (ja) | 油圧クラッチ |