JPH019760Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH019760Y2 JPH019760Y2 JP1983097800U JP9780083U JPH019760Y2 JP H019760 Y2 JPH019760 Y2 JP H019760Y2 JP 1983097800 U JP1983097800 U JP 1983097800U JP 9780083 U JP9780083 U JP 9780083U JP H019760 Y2 JPH019760 Y2 JP H019760Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- tension
- winch
- tanker
- towing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、タンカー等の大形船をタグボート
で緊急曳航する際使用される牽引用のロープ(フ
アイヤーロープとも呼ばれる。)を繰り出したり
引き揚げたりの操作をする曳航ロープ装置に係
り、さらにいえば、ロープの先端アイが常に海面
上一定の高さ位置にあるように自動調節される曳
航ロープ装置に関する。
で緊急曳航する際使用される牽引用のロープ(フ
アイヤーロープとも呼ばれる。)を繰り出したり
引き揚げたりの操作をする曳航ロープ装置に係
り、さらにいえば、ロープの先端アイが常に海面
上一定の高さ位置にあるように自動調節される曳
航ロープ装置に関する。
(背景技術)
タンカー等大形船の係留中に、タンカー自体の
災害、又は陸上コンビナートの災害が発生した場
合等、その災害波及を防止するためタンカー等を
緊急曳航し、安全を図ることが行なわれる。
災害、又は陸上コンビナートの災害が発生した場
合等、その災害波及を防止するためタンカー等を
緊急曳航し、安全を図ることが行なわれる。
上記したような緊急事態発生に対処するため、
全てのタンカーは、接岸中(着桟中)は船首、船
尾にフアイヤーロープを垂下せしめることになつ
ている。
全てのタンカーは、接岸中(着桟中)は船首、船
尾にフアイヤーロープを垂下せしめることになつ
ている。
即ち、第1図、第2図に示したとおり、タンカ
ー1のデツキ2上に設置したウインチ3に巻かれ
たロープ4が海面5に向つて垂らされる。
ー1のデツキ2上に設置したウインチ3に巻かれ
たロープ4が海面5に向つて垂らされる。
しかし、タンカー1は、積荷の量によつてきつ
水線が大きく上下に変動する。20万トンタンカー
の場合、きつ水線の変化は20mにも及ぶ。
水線が大きく上下に変動する。20万トンタンカー
の場合、きつ水線の変化は20mにも及ぶ。
このため、ロープ4の先端アイ6は、海面5の
上方に高く位置したり(第1図)、又は海面下に
深く水没し(第2図)たりする。
上方に高く位置したり(第1図)、又は海面下に
深く水没し(第2図)たりする。
従つて、タグボート7でタンカー1を緊急曳航
しようとする時、タグボート7上の作業員が先端
アイ6を手繰り寄けることが不可能(第1図)で
あつたり、又は著るしく困難であつたりする事態
が生じる。即ち、先端アイ6をタグボート7の曳
航フツク8に係止することによつてはじめてタン
カー1の曳航が可能となるが、この係止作業を迅
速に行なうことができなくなるという問題があつ
た。
しようとする時、タグボート7上の作業員が先端
アイ6を手繰り寄けることが不可能(第1図)で
あつたり、又は著るしく困難であつたりする事態
が生じる。即ち、先端アイ6をタグボート7の曳
航フツク8に係止することによつてはじめてタン
カー1の曳航が可能となるが、この係止作業を迅
速に行なうことができなくなるという問題があつ
た。
そこで従来、フアイヤーロープ5に関しては、
タンカーの船上作業員が該タンカーの浮沈に応じ
て常時繰り出したり引き揚げたりの調節作業をし
て、先端アイ6を丁度引き取り作業しやすい高さ
位置に保持することとしていた。しかし、タンカ
ー1の荷役作業は昼夜の別なく天候に関係なく行
なわれるため、夜間もしくは強風あるいは降雨中
の調節作業は甚だ危険であつた。その上、荷役作
業中、きつ水の変化は継続的であり、よつて調節
作業も連続的に行なわれることを要するので、す
こぶる面倒で手間がかかつたし、それでも完全な
る調節作業は望み得なかつた。
タンカーの船上作業員が該タンカーの浮沈に応じ
て常時繰り出したり引き揚げたりの調節作業をし
て、先端アイ6を丁度引き取り作業しやすい高さ
位置に保持することとしていた。しかし、タンカ
ー1の荷役作業は昼夜の別なく天候に関係なく行
なわれるため、夜間もしくは強風あるいは降雨中
の調節作業は甚だ危険であつた。その上、荷役作
業中、きつ水の変化は継続的であり、よつて調節
作業も連続的に行なわれることを要するので、す
こぶる面倒で手間がかかつたし、それでも完全な
る調節作業は望み得なかつた。
(考案の目的)
そこでこの考案の目的は、タンカー等大形船の
きつ水線の変動に伴ない、ロープの先端アイが、
タグボート上の作業員が引き取つて曳航フツクに
係止しやすい高さ位置に自動調節される構成に改
良した曳航ロープ装置を提供することにある。
きつ水線の変動に伴ない、ロープの先端アイが、
タグボート上の作業員が引き取つて曳航フツクに
係止しやすい高さ位置に自動調節される構成に改
良した曳航ロープ装置を提供することにある。
(考案の構成と作用効果)
上記目的を達成するため、この考案の曳航ロー
プ装置は、フアイヤーロープを巻くウインチを、
ロープに負荷された張力の設定値に対する大小を
検出して正逆転する油圧式のオートテンシヨンウ
インチとし、ロープの先端アイの先に該ロープに
所定張力を負荷する重量のフロートを連結した構
成とされている。
プ装置は、フアイヤーロープを巻くウインチを、
ロープに負荷された張力の設定値に対する大小を
検出して正逆転する油圧式のオートテンシヨンウ
インチとし、ロープの先端アイの先に該ロープに
所定張力を負荷する重量のフロートを連結した構
成とされている。
つまり、船のきつ水線が上昇すると、その分ウ
インチとフロート間のロープにたるみを生じ、ロ
ープ張力は低下する。こうした張力低下を検出し
たオートテンシヨンウインチは、ロープを巻き取
る方向に自動的に運転される。そのロープがぴん
と張つて設定張力にまで上昇すると、これを検出
して自動停止する。
インチとフロート間のロープにたるみを生じ、ロ
ープ張力は低下する。こうした張力低下を検出し
たオートテンシヨンウインチは、ロープを巻き取
る方向に自動的に運転される。そのロープがぴん
と張つて設定張力にまで上昇すると、これを検出
して自動停止する。
逆に、船のきつ水線が低下すると、フロートは
海面上方に又は空中に持ち上げられる形となり、
フロートの重量が負荷してロープ張力は上昇す
る。こうした張力上昇を検出したオートテンシヨ
ンウインチは、ロープを繰り出す方向に自動的に
運転される。その後フロートが海中所定位置に降
下し、ロープ張力が設定値まで低下すると、これ
を検出してウインチが自動停止する。
海面上方に又は空中に持ち上げられる形となり、
フロートの重量が負荷してロープ張力は上昇す
る。こうした張力上昇を検出したオートテンシヨ
ンウインチは、ロープを繰り出す方向に自動的に
運転される。その後フロートが海中所定位置に降
下し、ロープ張力が設定値まで低下すると、これ
を検出してウインチが自動停止する。
かくして、ロープの先端アイが海面上所定高さ
位置に自動調節されるため、緊急時タグボートの
作業員は速やかに先端アイを曳航フツクに係止し
即曳航できるので、緊急事態発生に十分対処でき
るのである。
位置に自動調節されるため、緊急時タグボートの
作業員は速やかに先端アイを曳航フツクに係止し
即曳航できるので、緊急事態発生に十分対処でき
るのである。
また、油圧式オートテンシヨンウインチは、防
爆地域で電機類を使用することが好まれないこと
に対応する構成を可能にするのである。
爆地域で電機類を使用することが好まれないこと
に対応する構成を可能にするのである。
(実施例)
次に、第3図と第4図に示した実施例を説明す
る。
る。
図中10が油圧式のオートテンシヨンウイン
チ、11がフロートである。その他の符号は、第
1図、第2図のものと共通する。
チ、11がフロートである。その他の符号は、第
1図、第2図のものと共通する。
オートテンシヨンウインチ10は、例えばタン
カー1のきつ水線が最下限に低下した際、海面に
届くように繰り出されたロープ4の長さ分の自重
量と、フロート11の重量の約2/3程度が加算さ
れた重量を設定値とされている。従つて、ロープ
張力が設定値より大きい(つまり、フロート11
を持ち上げる形となり、ロープ4はぴんと張つて
いる。)とき、オートテンシヨンウインチ10は
逆転してロープ4を繰り出す。逆に、ロープ張力
が設定値より小さい(つまり、ロープ4がたるん
でいる。)とき、オートテンシヨンウインチ10
は正転してロープ4を巻き取る。
カー1のきつ水線が最下限に低下した際、海面に
届くように繰り出されたロープ4の長さ分の自重
量と、フロート11の重量の約2/3程度が加算さ
れた重量を設定値とされている。従つて、ロープ
張力が設定値より大きい(つまり、フロート11
を持ち上げる形となり、ロープ4はぴんと張つて
いる。)とき、オートテンシヨンウインチ10は
逆転してロープ4を繰り出す。逆に、ロープ張力
が設定値より小さい(つまり、ロープ4がたるん
でいる。)とき、オートテンシヨンウインチ10
は正転してロープ4を巻き取る。
一方、フロート11は、ロープ4に相当な張力
を付与する大重量のものとされており、これは1
m〜1.5m程度の短かいつなぎロープ12で先端
アイ6の先に連結されている。
を付与する大重量のものとされており、これは1
m〜1.5m程度の短かいつなぎロープ12で先端
アイ6の先に連結されている。
従つて、第3図に示したようにタンカー1のき
つ水線が下降した場合、又は第4図に示したよう
にきつ水線が上昇した場合のいずれでも、ロープ
4の先端アイ6は、つなぎロープ12の長さ相当
だけ海面上一定の高さ位置hに保持される。
つ水線が下降した場合、又は第4図に示したよう
にきつ水線が上昇した場合のいずれでも、ロープ
4の先端アイ6は、つなぎロープ12の長さ相当
だけ海面上一定の高さ位置hに保持される。
よつて、タグボート7上の作業員は、緊急事態
発生の場合は、何時でも先端アイ6を容易に引き
取り曳航フツク8に係止して速やかに曳航するこ
とができるのである。
発生の場合は、何時でも先端アイ6を容易に引き
取り曳航フツク8に係止して速やかに曳航するこ
とができるのである。
第1図と第2図は従来の曳航ロープ装置の使用
状態を示す説明図、第3図と第4図はこの考案に
係る曳航ロープ装置の使用状態を示す説明図であ
る。 1……タンカー、2……デツキ、4……ロー
プ、6……先端アイ、10……オートテンシヨン
ウインチ、11……フロート。
状態を示す説明図、第3図と第4図はこの考案に
係る曳航ロープ装置の使用状態を示す説明図であ
る。 1……タンカー、2……デツキ、4……ロー
プ、6……先端アイ、10……オートテンシヨン
ウインチ、11……フロート。
Claims (1)
- タンカー1等の大形船のデツキ2上でウインチ
に巻かれたロープ4を海面上に垂下せしめる曳航
ロープ装置において、ロープ4に固着された先端
アイ6の先には前記ロープ4に所定張力を負荷す
る重量のフロート11が所定長の連結ロープで連
結され、ウインチはフロート11が海面より持ち
上がつていることと海面に浮上してロープ4がた
るんでいることとをロープ4に負荷される張力の
大小で検出して大であればロープ4を繰り出し小
であればロープ4を巻き取るように正逆転するオ
ートテンシヨンウインチ10によつて構成されて
いることを特徴とする曳航ロープ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9780083U JPS606696U (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 曳航ロ−プ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9780083U JPS606696U (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 曳航ロ−プ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS606696U JPS606696U (ja) | 1985-01-18 |
| JPH019760Y2 true JPH019760Y2 (ja) | 1989-03-17 |
Family
ID=30232477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9780083U Granted JPS606696U (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 曳航ロ−プ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS606696U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2368434A1 (fr) * | 1976-10-19 | 1978-05-19 | Emh | Perfectionnements aux equipements servant a relier les navires petroliers aux colonnes marines |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP9780083U patent/JPS606696U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS606696U (ja) | 1985-01-18 |
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