JPH0197626A - 天燃タンパクポリマー製コンタクトレンズの製造方法 - Google Patents

天燃タンパクポリマー製コンタクトレンズの製造方法

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JPH0197626A
JPH0197626A JP63169995A JP16999588A JPH0197626A JP H0197626 A JPH0197626 A JP H0197626A JP 63169995 A JP63169995 A JP 63169995A JP 16999588 A JP16999588 A JP 16999588A JP H0197626 A JPH0197626 A JP H0197626A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、生物的タンパクポリマーから可撓性コンタク
トレンズを製造する方法に関し、該方法では該タンパク
ポリマーを水和してヒドロゲルを作製し、所定量の該ヒ
ドロゲルを、相互に閉じられた後に最終的なレンズの表
面状態をもつ三次元形状を画成する少なくとも2つの部
分をもつ金型(mold)のキャビティー内に閉じ込め
、該ヒドロゲルを50℃以上の温度にて液化し、次いで
該金型内で冷却することによりゲル化し、その後該ゲル
を架橋剤と接触させることによって架橋する。
(従来の技術) 特許EP−A−0011523号は植物または動物由来
の天然タンパクポリマー、特にゼラチンの名で知られる
型のものを開示しており、これらは分子量10,000
〜ioo、oooを有し、水で膨潤してヒドロゲルを形
成し、水和率0.3〜10を有している。
これら天然タンパクポリマーの使用は、0.5〜15重
量%のタンパクまたはタンパク混合物を含むヒドロゲル
(通常溶液と呼ばれる)を、水または水性溶液で膨潤す
ることにより形成し、次いで該ヒドロゲルを60°±5
℃に加熱して均一かつ透明にし、pHを約3.5〜5.
5の範囲に調整することを含む。場合によっては硬化剤
、例えばアンモニア性鉄明ばんを加えて該ヒドロゲルの
安定性を改良することも可能である。この後、上記温度
に保たれた該ヒドロゲルにホルマリン(ホルムアルデヒ
ドの37%溶液)などの架橋剤を、0.5〜15重量%
の量で加え、該液状ヒドロゲルを適当な金型中で架橋が
完了す為まで注型し、モルトから取り出したレンズを空
気中で、35℃以下の温度にて含水率が10%以下とな
るまで乾燥する。
このレンズが着色されている場合には、酸化剤、例えば
過酸化水素水などによって漂白することが可能である。
特許FR−A−2,586,703号は、同様にコンタ
クトレンズの調製に適した、ゲル化された胎盤コラーゲ
ンの抽出法を開示しており、このコラーゲンは■型コラ
ーゲンに冨むものである。この方法の実施はEP−A−
0011523号のヒドロゲルの使用法に極めて類似し
ている。しかし、コラーゲンのヒドロ゛ゲルはゼラチン
のヒドロゲルよりも極めて低い温度にて液化する。
天然タンパクヒドロゲルを使用することの本質的な利点
の一つは、このものの生体適合性にあり、このことは着
用者に受容される上で決定的な点であることに注意すべ
きである。この観点から、ヒトまたは動物の胎盤由来の
コラーゲンは、この点に関する限り、夫々ヒトまたは動
物の器官に対して、考えられる種類の中でも極めて顕著
な生体適合性を示す。勿論、コンタクトレンズ用途に対
しても、ヒト胎盤由来のコラーゲンは好ましく使用され
る。
特許FR−A−2,565,160号は特許EP−A−
0011523号に規定された類のタンパクポリマー製
の可撓性コンタクトレンズの製法を開示しており、この
方法によればタンパクポリマーのヒドロゲルを2つの部
材からなる金型中に、約60〜80℃の液化温度にて導
入し、そこで該ヒドロゲルを成形し、金型を冷却してゲ
ル化させ、金型からレンズを取出し該ゲル化したヒドロ
ゲルの分解を起こさないように選ばれた溶媒混合物と接
触させ(この混合物は特にアルデヒドなどの架橋剤を含
む)、該架橋剤をゲル化されかつ不溶化されたヒドロゲ
ル中に拡散させている。この後、レンズを洗浄し、次い
で保存用溶液中に入れる。
特許PR−A−2,565,160号の方法(ここでは
レンズを、金型の冷却による単なるヒドロゲルのゲル化
によって形成している)が、成型前にヒドロゲルに架橋
剤を加えているEP−A−0011523号の方法にお
けるよりも著しく長い成型前のヒドロゲルの“ポットラ
イフ”を可能とすることが認められる。物品に成型する
べき重合性混合物の′ポットライフ”とは該混合物の調
製から、重合が早すぎて成型ができない時点までに経過
する時間を意味するものと理解される。
しかしながら、成型温度の下でヒドロゲルを長時間維持
することによりいくつかの欠点が生ずる。
即ち、成型温度においては、タンパクポリマーの分解速
度は無視できず、ヒドロゲルのレオロジー特性の変更を
伴い、成型に影響を及ぼし、また最終製品としてのコン
タクトレンズの分解を速める恐れがある。更に、成型温
度において、ヒドロゲルの構成成分の水の蒸発が顕著と
なり、その間ヒドロゲルの粘度は含水量の関数として急
速に変化する。即ち、成型特性は該ヒドロゲルの粘度に
大きく左右される。勿論成型特性並びに金型に導入する
ヒドロゲルの量の再現性と無関係に、成型温度を下げて
ヒドロゲルの蒸発速度を下げることは不可能である0モ
ルト内に導入するヒドロゲルの量に関連して、これは滴
下した液滴の数により決定され、かつ−滴の質量は該ヒ
ドロゲルの表面張力の関数であり、これは温度と共に急
激に変化することに気付くであろう。
(発明が解決しようとする課題) これらの諸欠点を解消するために、本発明は生物学的タ
ンパクポリマーからの可撓性コンタクトレンズの製法を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の可撓性コンタクトレンズの生物学的タンパクポ
リマーからの製法は、上記タンパクポリマーを水和する
ことによりヒドロゲルを形成し、次いでレンズプレフォ
ームを該ヒドロゲルから室温〜該ポリマーの゛液化温度
の範囲内の温度にて形成し、次にこのプレフォームを低
損失の誘電材料製の金型内に配置しくここで、該金型は
少なくとも2つの部材からなり、これらは一緒に締結さ
れた際にレンズの三次元形状と完成レンズの表面状態を
画成する)、次いで該金型に周波数1010〜1010
Hzの電磁場を照射することにより該ヒドロゲルを液化
し、該金型の上記部材を一緒に締結し、次いで該ヒドロ
ゲルを、該金型の冷却によりゲル化し、次に該ヒドロゲ
ルを架橋剤と接触させることにより架橋することを特徴
とする。
極性物質、特に水を含む物質は、高周波、特に上記定義
の範囲の周波数の電磁エネルギーを強く吸収することは
周知である。また、金型内に閉じ込められかつ電磁場内
で電磁波、照射されたヒドロゲルは、該金型自身が著し
く加熱される前に液化温度まで加熱される。これは、該
金型の受ける誘電損失が小さいこと並びに加熱されるヒ
ドロゲルと金型との間の熱拡散が比較的小さいことによ
る。かくして、電磁波照射の停止後即座に、ヒドロゲル
は金型の部材との接触により冷却され、更にこの金型を
閉じると該ヒドロゲルは咳金型の壁に押圧され、その結
果該ヒドロゲルと金型との間の接触状態が改善される。
こうして、コンタクトレンズの成型工程中、該ヒドロゲ
ルは極めて短時間の間のみ液化温度にもたらされるにす
ぎず、その結果その組成並びに緒特性は一ロットのコン
タクトレンズの製造中はんのわずかに変化するにすぎな
い。
更に、製造サイクル中の金型温度の変動は周囲温度近傍
の比較的狭い限られた範囲内にあり、特に最高温度は高
くない。このため(例えば、内部応力の解放による)金
型の形状の不可逆的な変化は殆どない、このことは好ま
しい。というのは、コンタクトレンズの製造を良好に実
施するのに必要とされる厳密な寸法許容度を与えるから
である。
液化工程中に急激な温度変化を受ける該ヒドロゲルの挙
動のヒステリシスおよび異方性の恐れがあるにも拘らず
、金型から取出したレンズは優れた寸法、機械並びに光
学的緒特性を示すことが認められる。
可撓性コンタクトレンズ用金型内での、高周波照射によ
りポリマーの架橋が誘起されることが従来提案されてお
り、例えば特許F R−A −2,477゜059号は
アクリル系モノマーまたはグラフト化ビニル七ツマ−の
架橋を開示している。しかしながら、これは、誘電損失
による熱の適用に係り、その目的は本発明の目的とは全
く異なる。
事実、直ぐ前で引用した特許によれば、重合性材料は金
型内に投入する前に熱に対して敏感な重合用触媒を含ま
なければならず、このことは当然のことながら該混合も
のポットライフを制限する。
その上、重合を良好に行うためには、少なくとも1時間
の照射を行って加熱の危険性を排除する必要がある。こ
れとは逆に、本発明によれば、この加熱は一時的に該ヒ
ドロゲルを、優れた表面状態および最終的な形状を得る
のに適した流動性を付与することを目的とするものであ
る。典型的にこの加熱は172分程度である。更に、こ
の、照射は何等発熱現象を伴わず、結果として制御可能
性を保つ。
好ましくは電磁場の周波数は約2.45 G11zであ
り、これは加熱用電磁波エネルギーおよびその利用に適
したスペクトルバンド内にある。ここで発振器は容易に
入手できる。
液化温度は、好ましくは当技術の現状においてヒドロゲ
ルの成型用の実際上の範囲内、例えば50〜80℃の範
囲内にある。
好ましいタンパクポリマーは、例えばEP−A−0,0
11,523号によるゼラチン型のもの、あるいはF 
R−A−2,586,7,03号による■型コラーゲン
に富むものなどである。ゼラチン系のポリマーの液化温
度は、一般に70〜80℃により・、一方コラーゲン系
のポリマーの液化温度はむしろ50〜60℃にある。
電磁場の強度は、液化温度が5〜45秒、より好ましく
は10〜30秒の照射時間で達成し得るような値に調節
されることが好ましい。
温度は、レンズが極めて小さな質量をもち、かつ加熱の
際の環境の理由から直接測定することはできない。従っ
て、成型の再現性は加熱、電磁波強度およびその照射時
間などの予備実験により定められる諸ファクタに厳密に
依存する。
ヒドロゲルの加熱を厳密に断熱的に行う場合、液化温度
は、金型内に閉じ込められたヒドロゲルが所定のエネル
ギーを吸収した際に得られ、更に金型の温度は殆ど変化
せず、かつ金型を閉じた後の冷却は最適の条件下で達成
されるであろう。これが、加熱の最大時間を規定したこ
との理由である。
しかし、加熱時間が短かければ短い程、加熱時間の正確
な再現は困難になる。従って、加熱時間の下限を設定す
ることが有利である。その上、ヒドロゲル損失のファク
タは、多くの物質におけると同様に、温度と共に大きく
なり、また加熱時間を減する目的で著しく高いエネルギ
ー密度を用いると、局所的な過熱を生ずる恐れがある。
ペースト状のコンシスチンシーをもつヒドロゲルで作ら
れた上記プレフォームは有効領域を取囲む薄いフランジ
部分を含み、該プリフォームの重量は、従って最終的な
レンズの重量よりも20〜40%大きい。このフランジ
部分は脆いプレフォームの取扱いを容易にし、かつ成型
の際に除去される。
特に、レンズの最大の厚さ近傍の厚さをもつヒドロゲル
の板を形成し、プレフォームを構成する円形部分をこの
板から切出すことができる。
また、最終的なレンズの体積にほぼ等しい体積のプレフ
ォームを形成し、該プレフォームの重量を最終的なレン
ズの重量よりも2〜4%だけ大きくすることも可能であ
る。
従って、このプレフォームの取扱いは極めて微妙である
が、物質の損失は著しく低下する。
該フオームの面の少なくとも一方に、その周辺全体に亘
り該プレフォームから突出する合成ポリマーフィルムを
設けることにより、該プレフォームの取扱いを容易なも
のとすることができる。このフィルムはタンパクポリマ
ーよりも金型に対してより小さい接着性を呈し、かつ架
橋の際に除去される。
(実施例) 本発明の特徴並びに利点は、実施例と関連して以下に述
べられる記載から更に明らかとなろう。
使用する金型は古典的なもので、例えば特許EPO,0
03,695号に記載された型のものであり、本質的に
凹部材および凸部材を有し、これらの間で、所定の曲率
半径をもつコンタクトレンズの形状を画成する。凹部材
の縁部は円錐台形状であって、レンズ縁部の傾斜面を画
成し、その周辺部は角ぼっていて、レンズ材料の周辺部
過剰部を切除で゛きるようになっている。
金型の一方の部材に関連するスカートシステムは金型の
もう一つの部材に関連した円筒状の領域にすり合せ係合
される。レンズの形状を画成するキャビティの周辺部に
接触するまで金型部材の一方を他方に押圧することによ
り、金型は閉じられて、レンズはその中に密に閉じ込め
られる。
−ボネートまたはポリ・プロピレン製である。
成形および締結操作に対し、プレフォームを金型の一方
の部材上に載せ、次いで押付けることなしにもう一方の
部材を該プレフォーム上に嵌合する。次いで、これら金
型部材をボータプルな水圧または空気圧プレスのプレー
ト間に設置する。ここで該プレスは全体が低損失の誘電
体で作られている。このプレスをマイクロ波炉に入れ、
操作パラメータを調整し、所定時間に亘り電磁エネルギ
ーを印加する。加熱の終了時点で、流体圧を該プレスに
掛けて金型を密閉する。
変法としで、金型を、低損失の誘電体製の2枚の板から
なる組立体内、即ち線板間に設置する。
加熱後、組立体の板間に何らかの圧を印加して金型を密
閉する。
この後、金型を4℃に冷却された囲い内に入れて、金型
からレンズを取出すのに十分に堅固なコンシスチンシー
となるように該ヒドロゲルをゲル化させ、次いで架橋剤
と接触させることにより、例えばPR−A−2,565
,160号に記載の方法に従って架橋する。また、これ
は気相中で架橋することもできる。
成型以後の操作は公知であり、従ってその詳細な記載は
不要であることに注意すべきである。
実施例1 ゼラチンのヒドロゲルの調11脱イオン水4
00n+I!中で、100gの粉末ゼラチンを膨潤させ
た。この膨潤は2〜11時間行った。(分子量=約50
.000;タンパク光=225)。次いで、この混合物
をホモジナイズしつつ60°±5℃にて30分間保つ。
ペースト状のコンシスチンシーをもつ生成ヒドロゲルは
モルト内でプレフォームに成形する。
このサンプルにつき液化温度を測定したところ、70〜
80℃であった。
このテスト中、2種のプレフォームを用いた。
2種のプレフォームの一方は最終的なレンズの形状に一
致する中心領域および厚さ約0.3 mmの環状フラン
ジ部を有し、これらはプレフォームの形状にほぼ対応す
る形状の金型内に、最終的なレンズの重量よりも20〜
40%、平均30%過剰のヒドロゲルを注入することに
よって得られる。
他の型のプレフォームは最終的なレンズの形状に実質的
に同じもので構成され、最終的なレンズの金型と同様な
金型内に該最終レンズの重量よりも2〜4%、平均して
3%過剰のヒドロゲルを注入した。
かくして得たプレフォームは金型から取出した後、即座
に使用できる。あるいは、これらは溶接または接着され
た密封用フィルムで覆われたポリマー材料製の板の小孔
内に減圧下で配置する。また、これらを約4℃で保存す
る。かくして包装されたプレフォームは、脱水和に対す
る保護状態で保存される。
勿論、膨潤水にpi安安定化合よびゲル化能の安定化剤
を加えることができる。例えば、4gのアンモニア性鉄
明ばんを加えることができる。
実施例2 1/7ノ茂りえ盟 実施例1に従って調製したプレフォームを、既に述べた
ように、最終レンズ用モルト内に入れ、同様に既に述べ
たように、これら金型をポータプルプレスの板間に配置
する。このプレスおよび装填されたモルトを周波数2.
45 G11zのマイクロ波炉内に入れる。
この炉を、500Wの電磁出力を放出するように調節す
る。また、この出力を30秒間該金型に印加する。
照射の終了後、該プレスに流体圧を印加して、金型を閉
じる。次いで、これらを炉から取出し、約4℃に冷却さ
れた囲い内にいれる。
金型全体の温度が4℃となったら、レンズを注意して金
型から取出し、次いでFR二A−2,565゜160号
に記載のように架橋する。
実施例3 上yX傅底里 実施例1に従って調製したプレフォームを金型内に入れ
、これら金型をプレスに設置し、この全体を実施例2に
おけるようにマイクロ波炉内に入れた。
出力を700Wに調節し、加熱時間は5〜20秒の間で
段階的に変えた。°最良の結果は15秒で得られた。
レンズを実施例2と同様にプレスし、冷却しかつ架橋し
た。
実施例4 コラーゲンのヒドロゲルの調製FR−A−2
,586,703号の教示に従って調製した■型コラー
ゲンに富むヒト胎盤由来のコラーゲンを繊維状に乾燥し
たものとして得た。
15gのコラーゲン粉末を85m1の生理塩水(9g/
j7のNaClを含む脱イオン水)中で2〜15時間膨
潤する。
膨潤後、該混合物を、ホモジナイズしつつ、温度20〜
45℃、典型的には30℃にて30分維持する。
得られた透明なヒドロゲルを平坦な板上に注ぎ、スクレ
ーパーでのばして正確な厚さ0.5 tmの層を形成す
る。液化温度は50〜60”Cの範囲内にある。
次いで、この板を約4℃に冷却した囲い内に入れる。こ
れが実質的に平衡温度に達したら、ゲル化したヒドロゲ
ルの板を剥ぎ取り、次にこれらのプレフォームをこの板
内で切断し、径15〜20關の円板状の製品を得る。
この場合も、得られた板はコンタクトレンズの成型のた
めにそのまま使用でき、あるいは接着されたフィルムで
覆われ、かつ4℃に保たれた板の小孔内で、減圧下で保
存できる。
実施例5 コーー°ンルンズの 実施例4に従って得たプレフォームを、実施例2および
3と同一の条件下で、金型内に入れ、これらをプレスの
板間に設置する。
周波数2.45GHzの印加電磁出力は500Wであっ
た。加熱時間は5〜30秒の範囲内で段階的に変化させ
たが、最良の結果は約20秒の1.照射により得られた
製造工程の完了後に得られたレンズは極めて良好な生物
学的許容度を示した。
金型にヒドロゲルを注入する前に金型を予備加熱せず、
しかもヒドロゲルの液化のための加熱により金型温度・
を殆ど上昇させない本発明の方法においては、金型は最
低4℃および最大35℃以下の温度サイクルにかけられ
る。この条件内では、金型その形状の不可逆的変化を全
く受けず、特に内部応力の解放による変形を受けない。
かくして、本発明の方法は完成レンズの三次元形状の全
く正確な決定を可能とし、しかも金型の耐用寿命を延長
できる。
しかしながら、最終的形状にあるレンズの金型からの取
出しから架橋の実施までの間の操作は依然として微好な
ものである。というのは架橋前のヒドロゲルは脆弱であ
り、かつレンズ表面が変形もしくは腐食されないように
細心の注意が必要とされるからである。
かくして、プレフォーム、好ましくはその体積が後の最
終レンズの体積と実質的に等しいプレフォームは、その
−面または両面において周辺上に突出して配置された合
成ポリマーのフィルムを備えることができる。この合成
ポリマーは、例えばポリビニルアルコールであり得る。
このものの取付けは溶媒に溶したポリマーを吹付けるこ
とにより行うことができ、この堆積フィルムの厚さは5
〜50μ請の範囲内にある。
このフィルムは、ヒドロゲルの液化操作中の金型との接
触から該レンズの光学表面を保護し、かつレンズを金型
から取出す際に該表面を保護する。
というのは、このフィルムの接着はヒドロゲルに対する
よりも金型に対して極めて弱いからである。
その上、このフィルムは架橋によって消失する。
例えば架橋前に除去され、あるいは架橋剤を含む媒質中
に溶解してしまう。
勿論、本発明は上記実施例により何等制限されず、本発
明の特許請求の範囲に含まれるあらゆる変更を包含する

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生物学的タンパク材料を水和することによりヒド
    ロゲルを形成し、次いでこのヒドロゲルから、室温〜該
    材料の液化温度の範囲の温度にて、レンズプレフォーム
    を形成し、次に低損失の誘電体材料製で、一緒に閉じら
    れた際にレンズの三次元形状および最終レンズの表面状
    態を画成する少なくとも2つの部材からなる金型内に該
    プレフィームを入れ、次いで該金型を周波数10^8〜
    10^1^0Hzの電磁場によって照射することにより
    該ヒドロゲルを液化し、上記金型の部材を一緒に閉じ、
    該ヒドロゲルを該金型内で冷却することによりゲル化し
    、ついで該ヒドロゲルと架橋剤とを接触させることによ
    り該ヒドロゲルを架橋することを特徴とする、生物学的
    タンパクからの可撓性コンタクトレンズの製造方法。
  2. (2)上記電磁場の周波数が約2.45GHzである請
    求項(1)記載の方法。
  3. (3)上記液化温度が約50〜80℃の範囲にある請求
    項(1)記載の方法。
  4. (4)上記生物学的タンパクポリマーがゼラチン型のポ
    リマーである請求項(1)記載の方法。
  5. (5)上記生物学的タンパクポリマーがIV型コラーゲン
    に富むコラーゲンである請求項(1)記載の方法。
  6. (6)上記電磁場の強度が、5〜45秒間の照射時間後
    に上記液化温度を達成する値に調節される請求項(1)
    記載の方法。
  7. (7)上記照射時間が10〜30秒の範囲内にある請求
    項(6)記載の方法。
  8. (8)上記プレフォームを、最終的なレンズに対応する
    有効領域を取り巻くフランジを備えるように形成し、該
    プレフォームの重量が該最終的なレンズの重量よりも2
    0〜40%高い請求項(1)記載の方法。
  9. (9)上記プレフォームを、上記最終的なレンズの最大
    厚さ近傍の厚さのヒドロゲルの板から円形部分を切り出
    すことにより形成し、該プレフォームの体積が該最終レ
    ンズの体積よりも大きい請求項(1)記載の方法。
  10. (10)上記プレフォームを上記最終的なレンズの体積
    と実質的に等しく構成し、該プレフォームの重量が2〜
    4%だけ該最終的なレンズよりも大きい請求項(1)記
    載の方法。
  11. (11)上記プレフォームが、その面の少なくとも一方
    に、その周辺部全体に亘り突出する合成ポリマーのフィ
    ルムを備え、該フィルムが上記タンパクポリマーに対す
    るよりも低い上記金型に対する接着性をもち、かつ上記
    架橋の際に除去される請求項(10)記載の方法。
JP63169995A 1987-07-07 1988-07-07 天燃タンパクポリマー製コンタクトレンズの製造方法 Expired - Lifetime JPH07119068B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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