JPH02105826A - 親水性高分子粒状物の製造方法 - Google Patents
親水性高分子粒状物の製造方法Info
- Publication number
- JPH02105826A JPH02105826A JP25909188A JP25909188A JPH02105826A JP H02105826 A JPH02105826 A JP H02105826A JP 25909188 A JP25909188 A JP 25909188A JP 25909188 A JP25909188 A JP 25909188A JP H02105826 A JPH02105826 A JP H02105826A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- lipid
- aqueous solution
- hydrophilic polymer
- polymerization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/127—Synthetic bilayered vehicles, e.g. liposomes or liposomes with cholesterol as the only non-phosphatidyl surfactant
- A61K9/1277—Preparation processes; Proliposomes
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は高分子粒状物の製造方法に関する。
(従来の技術及びその問題点)
従来、粒状の高分子材料を得る方法としては、粒状以外
の形状に合成された高分子材料を、例えば、粉砕等の手
段により粒状物とする方法や初めから粒状の形状で高分
子を生成させる方法がある。いずれの方法も工業的に実
施されているものであるが、特に後者は得られる高分子
材料の粒度や粒形等を揃えることが出来るという特徴が
ある。
の形状に合成された高分子材料を、例えば、粉砕等の手
段により粒状物とする方法や初めから粒状の形状で高分
子を生成させる方法がある。いずれの方法も工業的に実
施されているものであるが、特に後者は得られる高分子
材料の粒度や粒形等を揃えることが出来るという特徴が
ある。
高分子を粒状に生成させる後者の方法としては、乳化重
合、懸濁重合及びそれらの変法としてシード重合等が知
られている。
合、懸濁重合及びそれらの変法としてシード重合等が知
られている。
これらの方法は互いに混合しない2相を共存させ、その
一方の不連続相中で高分子の生成を起こさせる点で共通
している。これらの方法では、生成する高分子粒子の粒
度は、2相の体積比及び2相界面の広さで決まるもので
あり、それらは2相の夫々の体積、粘度、反応種の攪拌
条件、界面活性剤等の添加物の濃度等に敏感に影響され
る。
一方の不連続相中で高分子の生成を起こさせる点で共通
している。これらの方法では、生成する高分子粒子の粒
度は、2相の体積比及び2相界面の広さで決まるもので
あり、それらは2相の夫々の体積、粘度、反応種の攪拌
条件、界面活性剤等の添加物の濃度等に敏感に影響され
る。
又、2相の界面は正のエネルギーを持つので、特に直径
1μm程度の微小粒状の高分子材料を作る場合には界面
活性剤の選択が重要となる。特に親水性高分子の粒状物
を作る際は、W2O型の逆相系分散状態を安定に保つ必
要があり、多量の有機溶媒を必要とするうえに、0.1
μm以下の粒状物を製造することが難しいという問題が
ある。
1μm程度の微小粒状の高分子材料を作る場合には界面
活性剤の選択が重要となる。特に親水性高分子の粒状物
を作る際は、W2O型の逆相系分散状態を安定に保つ必
要があり、多量の有機溶媒を必要とするうえに、0.1
μm以下の粒状物を製造することが難しいという問題が
ある。
従って本発明の目的の1つは高分子粒状物の製造におい
て、その粒度が高分子生成時の反応条件に影響され難い
製造方法を提供し、粒度制御を容易にすることにある。
て、その粒度が高分子生成時の反応条件に影響され難い
製造方法を提供し、粒度制御を容易にすることにある。
又、本発明の別の目的は1μm以下の粒径の高分子粒子
を容易に調製する方法を提供することにある。
を容易に調製する方法を提供することにある。
(問題点を解決する為の手段)
上記目的は以下の本発明によって達成される。
すなわち、本発明は、高分子前駆物質を含む水溶液内に
脂質膜により閉じられた小胞を形成する工程と、前記小
胞内の高分子前駆物質を選択的に高分子化する工程とを
有することを特徴とする親水性高分子粒状物の製造方法
である。
脂質膜により閉じられた小胞を形成する工程と、前記小
胞内の高分子前駆物質を選択的に高分子化する工程とを
有することを特徴とする親水性高分子粒状物の製造方法
である。
(作用)
本発明の構成により、高分子生成時の反応条件に影響さ
れることなく生成する粒度を制御出来又1μm以下の粒
径の高分子粒子を容易に提供することが出来る。
れることなく生成する粒度を制御出来又1μm以下の粒
径の高分子粒子を容易に提供することが出来る。
(好ましい実施態様)
次に好ましい実施態様により本発明を更に詳しく説明す
る。
る。
本発明の高分子粒状物の製造方法は、
(1)高分子前駆物質を脂質膜で閉じられた微小胞中に
封じる工程と (2)封じられた空間内で前記高分子前駆物質を高分子
化する工程とからなることを特徴としている。
封じる工程と (2)封じられた空間内で前記高分子前駆物質を高分子
化する工程とからなることを特徴としている。
本発明で使用する脂質膜とは、脂質が互いの分子間力と
疎水性相互作用により会合して生ずる2次元構造体であ
る。本発明で使用する脂質はこの様な2次元構造体を形
成し得る両親媒性物質として知られるものであり、公知
のものはいずれも使用出来るが、具体例を挙げるならば
、ジパルミトイルホスファチジルコリン、シミリストイ
ルホスファチジルセリン、ジステアリルジメチルアンモ
ニウムプロマイト等のジアルキル化合物、C)+3 (
CH2) So−シー@−N−CIF@/−0(C1(
□>4−N”(CH3)3 Br−等の如く剛直部を有
する疎水鎮と1つ或いは2つの親水基とを有する化合物
等が代表例として挙げられる。又、上記の様な物質のア
ルキル鎖の水素原子を一部或いは全部弗素で置換した物
質も好適に用いられる。
疎水性相互作用により会合して生ずる2次元構造体であ
る。本発明で使用する脂質はこの様な2次元構造体を形
成し得る両親媒性物質として知られるものであり、公知
のものはいずれも使用出来るが、具体例を挙げるならば
、ジパルミトイルホスファチジルコリン、シミリストイ
ルホスファチジルセリン、ジステアリルジメチルアンモ
ニウムプロマイト等のジアルキル化合物、C)+3 (
CH2) So−シー@−N−CIF@/−0(C1(
□>4−N”(CH3)3 Br−等の如く剛直部を有
する疎水鎮と1つ或いは2つの親水基とを有する化合物
等が代表例として挙げられる。又、上記の様な物質のア
ルキル鎖の水素原子を一部或いは全部弗素で置換した物
質も好適に用いられる。
以上の如き物質は夫々単独でも用いられるが2種以上を
混合して用いてもよい。更に水溶液中で2次元構造体を
形成し得る範囲で各種の高級脂肪酸或いはそのエステル
、アミド誘導体、コレステロール等の中性脂質が混合さ
れてもよい。これらの脂質を高分子前駆物質を含む水溶
液中に適当な手段を用いて分散させると、小胞を形成し
て水溶液の一部を内部に取り込む。
混合して用いてもよい。更に水溶液中で2次元構造体を
形成し得る範囲で各種の高級脂肪酸或いはそのエステル
、アミド誘導体、コレステロール等の中性脂質が混合さ
れてもよい。これらの脂質を高分子前駆物質を含む水溶
液中に適当な手段を用いて分散させると、小胞を形成し
て水溶液の一部を内部に取り込む。
水溶液に対して加える脂質の量は、全脂質として0.2
mM(ミリモル)から100mMの濃度の範囲が好まし
い。上記範囲を越える量の脂質を用いると脂質の全量を
水溶液中に見掛上均一に分散することが困難となる。一
方、上記範囲未満の量では、脂質小胞内部に保持される
水溶液の割合が小さいため最後に得られる高分子粒状物
の量か少くなり実用的でない。
mM(ミリモル)から100mMの濃度の範囲が好まし
い。上記範囲を越える量の脂質を用いると脂質の全量を
水溶液中に見掛上均一に分散することが困難となる。一
方、上記範囲未満の量では、脂質小胞内部に保持される
水溶液の割合が小さいため最後に得られる高分子粒状物
の量か少くなり実用的でない。
上記脂質小胞内部の水相の大きさは用いた脂質や分散手
段等により3μm乃至10nmの範囲で調製可能である
。
段等により3μm乃至10nmの範囲で調製可能である
。
本発明で使用する高分子前駆物質とは、高分子を形成す
ることの出来る単量体、反応活性を有するオリゴマー、
反応活性を有する高分子等であり、水溶液に実質的に溶
解し得るものであればいずれも使用出来る。特に高分子
化の工程で生ずる高分子が水に不溶となる様な高分子前
駆物質を用いると、得られた高分子粒状物から脂′R膜
を除去しても水中で安定に存在する高分子粒状物が得ら
れるので好ましい。
ることの出来る単量体、反応活性を有するオリゴマー、
反応活性を有する高分子等であり、水溶液に実質的に溶
解し得るものであればいずれも使用出来る。特に高分子
化の工程で生ずる高分子が水に不溶となる様な高分子前
駆物質を用いると、得られた高分子粒状物から脂′R膜
を除去しても水中で安定に存在する高分子粒状物が得ら
れるので好ましい。
上述の様に水に不溶な高分子を生ずる前駆体としては、
単量体やオリゴマーの中で高分子化すると水への溶解性
が特に小さくなるもの、反応活性を有する高分子の場合
は、反応の結果生ずる新な高分子の水への溶解性が特に
小さくなるものを用いることが出来る。又、上記高分子
化の工程で架橋構造を有する高分子が形成される様な高
分子化工程も不溶な高分子を生ずる例の1つである。
単量体やオリゴマーの中で高分子化すると水への溶解性
が特に小さくなるもの、反応活性を有する高分子の場合
は、反応の結果生ずる新な高分子の水への溶解性が特に
小さくなるものを用いることが出来る。又、上記高分子
化の工程で架橋構造を有する高分子が形成される様な高
分子化工程も不溶な高分子を生ずる例の1つである。
脂質を水溶液中に分散し小胞を形成する方法は、従来よ
り種々のものが知られており、それらの中から目的とす
る大きさの小胞を形成するために適当な方法を選ぶこと
が出来る。特に微小な高分子粒状物を得る目的には超音
波を用いた分散が有効である。他方、比較的大きな粒状
物を得る目的には、水に不溶の有機溶媒に脂質を溶解し
、これを高分子前駆物質の水溶液に加えてから有機溶媒
を蒸発除去する方法が有効である。
り種々のものが知られており、それらの中から目的とす
る大きさの小胞を形成するために適当な方法を選ぶこと
が出来る。特に微小な高分子粒状物を得る目的には超音
波を用いた分散が有効である。他方、比較的大きな粒状
物を得る目的には、水に不溶の有機溶媒に脂質を溶解し
、これを高分子前駆物質の水溶液に加えてから有機溶媒
を蒸発除去する方法が有効である。
脂質小胞が形成された後に、小胞の外側水相に存在する
高分子@駆物質が高分子化することを防ぐために、外側
水相に高分子化反応の遅延剤或いは禁止剤を添加する。
高分子@駆物質が高分子化することを防ぐために、外側
水相に高分子化反応の遅延剤或いは禁止剤を添加する。
これらの添加剤は、勿論脂質小胞の界面を通過して内側
水相に移動するものであってはならない。用いることの
出来る上記添加剤は、使用する高分子前駆体の種類に応
じて選ばねばならないが、例えば、高分子化工程の高分
子化反応がラジカル重合である場合は、添加剤としてヒ
ドロキノンスルホン酸ナトリウム、アスコルビン酸ナト
リウム、2,2,5.5−テトラメチルピロリジン−1
−オキシル−3−カルボン酸ナトリウム、2.2,5.
5−テトラメチルビロリン−1−オキシル−3−カルボ
ンナトリウム、2.2,5.5−テトラメチルピロリン
−N−オキシド−3−カルボン酸ナトリウム、チオニン
、塩化鉄、塩化銅、塩化亜鉛、フェロシアン化カリウム
等で代表されるラジカル反応禁止作用を持つ水溶性物質
を用いることが出来る。
水相に移動するものであってはならない。用いることの
出来る上記添加剤は、使用する高分子前駆体の種類に応
じて選ばねばならないが、例えば、高分子化工程の高分
子化反応がラジカル重合である場合は、添加剤としてヒ
ドロキノンスルホン酸ナトリウム、アスコルビン酸ナト
リウム、2,2,5.5−テトラメチルピロリジン−1
−オキシル−3−カルボン酸ナトリウム、2.2,5.
5−テトラメチルビロリン−1−オキシル−3−カルボ
ンナトリウム、2.2,5.5−テトラメチルピロリン
−N−オキシド−3−カルボン酸ナトリウム、チオニン
、塩化鉄、塩化銅、塩化亜鉛、フェロシアン化カリウム
等で代表されるラジカル反応禁止作用を持つ水溶性物質
を用いることが出来る。
前記の添加剤は、脂質小胞の外側水相に対して1mMか
ら3Mの濃度の範囲で存在させるのか好ましい。用いる
添加剤と高分子前駆物質との種類にもよるが、一般にこ
れ未満の濃度で用いても脂質小胞外における高分子化反
応を停止するに充分でなく、又、これを越える濃度で用
いると一旦形成した脂質小胞の安定性を損なう場合があ
り好ましくない。
ら3Mの濃度の範囲で存在させるのか好ましい。用いる
添加剤と高分子前駆物質との種類にもよるが、一般にこ
れ未満の濃度で用いても脂質小胞外における高分子化反
応を停止するに充分でなく、又、これを越える濃度で用
いると一旦形成した脂質小胞の安定性を損なう場合があ
り好ましくない。
高分子化反応を抑制するための上記添加剤を、脂質小胞
の外側水相に加えると、条件によっては脂質小胞の凝集
や融合が生じたり、添加剤の一部が小胞の脂質膜を通過
して内側水相道連したりすることがある。この様な現象
は、製造される高分子粒状物の粒径を不均一にしたり、
粒状物の生成自体を阻害するので防止する必要がある。
の外側水相に加えると、条件によっては脂質小胞の凝集
や融合が生じたり、添加剤の一部が小胞の脂質膜を通過
して内側水相道連したりすることがある。この様な現象
は、製造される高分子粒状物の粒径を不均一にしたり、
粒状物の生成自体を阻害するので防止する必要がある。
脂質としてゲル−液晶相転移を示す材料を用いれば、上
記の問題は一部解消される。すなわち、脂質の相転移温
度以上において(すなわち脂質が流動性を有する液晶状
態において)前述した様に脂質小職形成工程を行い、し
かる後、脂質の相転移温度以下において(すなわち、脂
質が流動性を失ったゲル状態において)高分子化反応を
抑制する添加剤を小胞外側水相に添加するならば、小胞
の融合や添加剤の脂質膜透過を防ぐことが出来る。この
場合、次の高分子化工程においても脂質の相転移温度以
下に保持すべきである。
記の問題は一部解消される。すなわち、脂質の相転移温
度以上において(すなわち脂質が流動性を有する液晶状
態において)前述した様に脂質小職形成工程を行い、し
かる後、脂質の相転移温度以下において(すなわち、脂
質が流動性を失ったゲル状態において)高分子化反応を
抑制する添加剤を小胞外側水相に添加するならば、小胞
の融合や添加剤の脂質膜透過を防ぐことが出来る。この
場合、次の高分子化工程においても脂質の相転移温度以
下に保持すべきである。
高分子11i′r駆物質は上述の様な小胞が安定に形成
された後に、用いた@駆物質に応した手段によって高分
子化される。この手段としては、高分子化反応の開始触
媒作用を有する物質の添加を用いる事が可能であるが、
更に好適には、可視光線、紫外線、X線、γ線等の輻射
線の照射を用いることが出来る。これらの輻射線を利用
する場合には、高分子化反応を促進するために輻射線に
対する増感作用を有する化合物を高分子前駆物質と共存
させてもよい。
された後に、用いた@駆物質に応した手段によって高分
子化される。この手段としては、高分子化反応の開始触
媒作用を有する物質の添加を用いる事が可能であるが、
更に好適には、可視光線、紫外線、X線、γ線等の輻射
線の照射を用いることが出来る。これらの輻射線を利用
する場合には、高分子化反応を促進するために輻射線に
対する増感作用を有する化合物を高分子前駆物質と共存
させてもよい。
高分子化反応により脂質小胞内の高分子前駆物質は高分
子化され、高分子粒状物が水溶液に分散した状態で得ら
れる。脂質が粒状物の周囲に残っていると分散状態は安
定である。脂質を除去する必要がある場合は、得られた
分散液に界面活性剤を添加してi質膜を破壊し、粒子を
洗浄することにより除くことか出来る。
子化され、高分子粒状物が水溶液に分散した状態で得ら
れる。脂質が粒状物の周囲に残っていると分散状態は安
定である。脂質を除去する必要がある場合は、得られた
分散液に界面活性剤を添加してi質膜を破壊し、粒子を
洗浄することにより除くことか出来る。
上述の粒状高分子の製造方法は、両親媒性物質を用いて
高分子前駆物質を含む水相を分散している点においては
逆相懸濁重合法及び逆相乳化重合法に類似する。しかし
、両親媒性物質層を介して接する2層がいずれも水相で
ある事が本方法に特徴的である。この様な両親媒性物質
層すなわち脂質膜は一旦形成されると安定であり、高分
子前駆物質の高分子化の操作等によっても容易には破壊
されないため、本発明の高分子粒状物の製造方法におい
て高分子の粒度を規制する目的に有効に嵜与する。
高分子前駆物質を含む水相を分散している点においては
逆相懸濁重合法及び逆相乳化重合法に類似する。しかし
、両親媒性物質層を介して接する2層がいずれも水相で
ある事が本方法に特徴的である。この様な両親媒性物質
層すなわち脂質膜は一旦形成されると安定であり、高分
子前駆物質の高分子化の操作等によっても容易には破壊
されないため、本発明の高分子粒状物の製造方法におい
て高分子の粒度を規制する目的に有効に嵜与する。
又、一般の懸濁重合法や乳化重合法では用いられる界面
活性剤分子は界面に存在する状態と2液相に溶存する状
態との間に速い交換があり、分散系が本発明のものに比
べ環境条件に敏感であるため、本発明と同等の効果を得
ることが困難である。
活性剤分子は界面に存在する状態と2液相に溶存する状
態との間に速い交換があり、分散系が本発明のものに比
べ環境条件に敏感であるため、本発明と同等の効果を得
ることが困難である。
(実施例)
以下、具体的実施例により本発明の親水性高分子粒状物
の製造方法を説明する。
の製造方法を説明する。
実施例1
アクリル酸ヒドロキシエチル4g、アクリルアミド16
g及び塩化ナトリウム1.8gを水200muに溶解す
る。卵黄レシチン6gをクロロホルム20ml1に溶解
し、容量500mRのステンレス容器中で容器を回転し
ながらクロロホルムを減圧除去する。この容器に前記の
水溶液を入れて外から5℃に冷却しながらプローブ型超
音波発振装置(28KHz、 2001)により20分
間処理する。得られた水溶液を3.OOOrpmにて2
0分間遠心して沈澱物を除去し、ドライアイス/アセト
ン浴で凍結させ、次に15℃の水浴で融解する。この液
を先ず2.0μm孔径のポリカーボネート膜を用いて加
圧濾過し、更に0.4μm孔径のポリカーボネート膜を
用いて加圧濾過し、脂質小胞を形成する。この濾液に1
8重里%のアスコルビン酸ナトリウム水溶液を同容加え
、20℃に保持して窒素X囲気下にC66oを線源とす
るγ線を1 、2 X 106R,/ hrにて8時間
照射する。次にトリトンX100(ロームアンドハース
社)を液量の5%添加して、水2倍容を加えて希釈し、
20.000rpa+にて1時間遠心することにより半
透明ペースト状に沈殿した高分子微粒子が得られた。氷
晶は純水に分散して光散乱法により粒径を測定すると平
均粒径420nmであった。
g及び塩化ナトリウム1.8gを水200muに溶解す
る。卵黄レシチン6gをクロロホルム20ml1に溶解
し、容量500mRのステンレス容器中で容器を回転し
ながらクロロホルムを減圧除去する。この容器に前記の
水溶液を入れて外から5℃に冷却しながらプローブ型超
音波発振装置(28KHz、 2001)により20分
間処理する。得られた水溶液を3.OOOrpmにて2
0分間遠心して沈澱物を除去し、ドライアイス/アセト
ン浴で凍結させ、次に15℃の水浴で融解する。この液
を先ず2.0μm孔径のポリカーボネート膜を用いて加
圧濾過し、更に0.4μm孔径のポリカーボネート膜を
用いて加圧濾過し、脂質小胞を形成する。この濾液に1
8重里%のアスコルビン酸ナトリウム水溶液を同容加え
、20℃に保持して窒素X囲気下にC66oを線源とす
るγ線を1 、2 X 106R,/ hrにて8時間
照射する。次にトリトンX100(ロームアンドハース
社)を液量の5%添加して、水2倍容を加えて希釈し、
20.000rpa+にて1時間遠心することにより半
透明ペースト状に沈殿した高分子微粒子が得られた。氷
晶は純水に分散して光散乱法により粒径を測定すると平
均粒径420nmであった。
実施例2
アクリル酸とドロキシエチル4g%N、N−メチレンビ
スアクリルアミド15g、アクリルアミド20g、塩化
カリウム1.8g及びリボフラビン70mgを水200
m1に加え攪拌する。以下、実施例1と同様にして脂質
小胞を形成する。
スアクリルアミド15g、アクリルアミド20g、塩化
カリウム1.8g及びリボフラビン70mgを水200
m1に加え攪拌する。以下、実施例1と同様にして脂質
小胞を形成する。
溶られた水溶液に18重量%のアスコルビン酸ナトリウ
ム水溶液を同容加え、10℃に保ちながら雰囲気下で白
色蛍光灯(6w4本)の光を5cmの距離から60分間
照射する。以下実施例1と同様の処理を行って平均粒径
350nmの粒子が得られた。
ム水溶液を同容加え、10℃に保ちながら雰囲気下で白
色蛍光灯(6w4本)の光を5cmの距離から60分間
照射する。以下実施例1と同様の処理を行って平均粒径
350nmの粒子が得られた。
実施例3
2度Hの加圧濾過に用いるポリカーボネート膜の孔径を
0.2μmとする以外は、実施例1と同様の操作を行っ
て平均粒径2!0μmの高分子粒子が得られた。
0.2μmとする以外は、実施例1と同様の操作を行っ
て平均粒径2!0μmの高分子粒子が得られた。
実施例4
アクリルアミド10g、N、N−メチレンビスアクリル
アミド2.5g及び塩化ナトリウム0.9gを水100
mJlに溶解する。ジパルミトイルホスファチジルコリ
ン2.6g及びコレステロール0.2gをエタノール2
0mILに溶解し、ガラス容器内で穏やかな空気気流に
より乾燥する。この容器に前記水溶液を加え、50℃に
加温しプローブ型超音波発振装置(28KHz、 12
0w)により30分間処理する。得られた水溶液を5℃
に冷却し、3.OOOrpmにて20分間遠心して沈澱
物を除去する。この液を5℃に冷却し、フェロシアン化
カリウム16重量%水溶液同容を混合する。
アミド2.5g及び塩化ナトリウム0.9gを水100
mJlに溶解する。ジパルミトイルホスファチジルコリ
ン2.6g及びコレステロール0.2gをエタノール2
0mILに溶解し、ガラス容器内で穏やかな空気気流に
より乾燥する。この容器に前記水溶液を加え、50℃に
加温しプローブ型超音波発振装置(28KHz、 12
0w)により30分間処理する。得られた水溶液を5℃
に冷却し、3.OOOrpmにて20分間遠心して沈澱
物を除去する。この液を5℃に冷却し、フェロシアン化
カリウム16重量%水溶液同容を混合する。
前記液を5℃に冷却攪拌し、実施例1と同様の条件でγ
線を照射して平均粒径18nmの高分子粒子が得られた
。
線を照射して平均粒径18nmの高分子粒子が得られた
。
実施例5
アクリル酸ナトリウム0.2gを水2mJZに溶解する
。ジミリストイルホスファチジルグリセロール7mg、
シミリストイルホスファチジルコリン36mg及びコレ
ステロール24mgをジエチルエーテル7mj2に溶解
し、上記水溶液を加え超音波処理して乳濁液とする。減
圧してエーテルを溜去する。溜去の途中で液の流動性か
無くなったら液を振り混ぜて溜去を続ける。
。ジミリストイルホスファチジルグリセロール7mg、
シミリストイルホスファチジルコリン36mg及びコレ
ステロール24mgをジエチルエーテル7mj2に溶解
し、上記水溶液を加え超音波処理して乳濁液とする。減
圧してエーテルを溜去する。溜去の途中で液の流動性か
無くなったら液を振り混ぜて溜去を続ける。
得られた液を4℃に冷却し、16fi量%のフェロシア
ン化カリウム水溶液を同容加える。この液を4℃に保持
し、窒素雰囲気下で28106R/hrのγ線(co”
)を2時間照射して平均0.58μm径の粒子が得られ
た。
ン化カリウム水溶液を同容加える。この液を4℃に保持
し、窒素雰囲気下で28106R/hrのγ線(co”
)を2時間照射して平均0.58μm径の粒子が得られ
た。
実施例6
N−ビニルピロリドン2g、アクリルアミド4g、エチ
レングリコールジアクリレート0.3g及び塩化ナトリ
ウム0.6gを水70mρに溶解する。卵黄レシチン4
5mgをジエチルエーテル35mff1に溶解する。上
記の水溶液を35℃に加温し、弱く減圧しながら上記エ
ーテル溶液をゆっくり注入する。この水溶液に18重量
%のアスコルビン酸ナトリウム水溶液を同容加え、以下
実施例1と同様にしてγ線照射を行って平均粒径0.2
μmの粒子が得られた。
レングリコールジアクリレート0.3g及び塩化ナトリ
ウム0.6gを水70mρに溶解する。卵黄レシチン4
5mgをジエチルエーテル35mff1に溶解する。上
記の水溶液を35℃に加温し、弱く減圧しながら上記エ
ーテル溶液をゆっくり注入する。この水溶液に18重量
%のアスコルビン酸ナトリウム水溶液を同容加え、以下
実施例1と同様にしてγ線照射を行って平均粒径0.2
μmの粒子が得られた。
(効 果)
以上説明した様に、本発明の方法に従うと、<1)親水
性高分子粒状物の粒度は、高分子生成工程の反応条件と
は独立に脂質小胞形成工程で制御することが出来る。
性高分子粒状物の粒度は、高分子生成工程の反応条件と
は独立に脂質小胞形成工程で制御することが出来る。
(2)0.1μm以下の微小な親水性高分子粒状物を製
造することが出来る。
造することが出来る。
(3)打機溶媒は殆ど使用せず、水溶液系で親水性高分
子粒状物を製造することが出来る。
子粒状物を製造することが出来る。
等の点において従来の方法に無い効果が得られた。
第1図は高分子前駆物質の分散した水溶液内に脂質膜よ
りなる小胞が形成された状態を示す模式図であり、第2
図は小胞内水相において高分子前駆物質が高分子化した
状態を示す模式図である。 1:高分子前駆物質と高分子化反応抑制剤の分散する水
溶液 2:脂質膜 3:高分子前駆物質の分散した水溶液 4:親水性高分子粒状物 第1図
りなる小胞が形成された状態を示す模式図であり、第2
図は小胞内水相において高分子前駆物質が高分子化した
状態を示す模式図である。 1:高分子前駆物質と高分子化反応抑制剤の分散する水
溶液 2:脂質膜 3:高分子前駆物質の分散した水溶液 4:親水性高分子粒状物 第1図
Claims (3)
- (1)高分子前駆物質を含む水溶液内に脂質膜により閉
じられた小胞を形成する工程と、前記小胞内の高分子前
駆物質を選択的に高分子化する工程とを有することを特
徴とする親水性高分子粒状物の製造方法。 - (2)小胞外に高分子化反応を抑制する添加剤を存在さ
せる請求項1に記載の親水性高分子粒状物の製造方法。 - (3)高分子化工程が輻射線の照射による請求項1及び
2に記載の親水性高分子粒状物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25909188A JP2739967B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 親水性高分子粒状物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25909188A JP2739967B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 親水性高分子粒状物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02105826A true JPH02105826A (ja) | 1990-04-18 |
| JP2739967B2 JP2739967B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=17329189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25909188A Expired - Lifetime JP2739967B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | 親水性高分子粒状物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2739967B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2677897A1 (fr) * | 1991-06-24 | 1992-12-24 | Oreal | Procede de preparation de particules submicroniques en presence de vesicules lipidiques et compositions correspondantes. |
| WO1994007940A1 (en) * | 1992-09-28 | 1994-04-14 | Zeneca Limited | Polymer composition |
| US5599891A (en) * | 1992-09-28 | 1997-02-04 | Zeneca Limited | Polymer composition |
| JPH11209504A (ja) * | 1998-01-26 | 1999-08-03 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 発泡性マイクロスフェアーの製造方法 |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP25909188A patent/JP2739967B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2677897A1 (fr) * | 1991-06-24 | 1992-12-24 | Oreal | Procede de preparation de particules submicroniques en presence de vesicules lipidiques et compositions correspondantes. |
| US5425993A (en) * | 1991-06-24 | 1995-06-20 | L'oreal | Process for preparing submicron particles in the presence of lipid vesicles, and corresponding compositions |
| US5670099A (en) * | 1991-06-24 | 1997-09-23 | L'oreal | Process for preparing submicron particles in the presence of lipid vesicles, and corresponding compositions |
| WO1994007940A1 (en) * | 1992-09-28 | 1994-04-14 | Zeneca Limited | Polymer composition |
| US5599891A (en) * | 1992-09-28 | 1997-02-04 | Zeneca Limited | Polymer composition |
| JPH11209504A (ja) * | 1998-01-26 | 1999-08-03 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 発泡性マイクロスフェアーの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2739967B2 (ja) | 1998-04-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Sisson et al. | Cross-linking polymerizations in two-dimensional assemblies | |
| Kistler et al. | A complete macroion−“blackberry” assembly− macroion transition with continuously adjustable assembly sizes in {Mo132} water/acetone systems | |
| US5308701A (en) | Ionically cross-linked polymeric microcapsules | |
| US6048546A (en) | Immobilized lipid-bilayer materials | |
| Zhang et al. | Temperature-induced reversible transition between vesicle and supramolecular hydrogel in the aqueous ionic liquid− β-cyclodextrin system | |
| US4927761A (en) | Immobilization of cells with alginate and agarose | |
| JPH02105826A (ja) | 親水性高分子粒状物の製造方法 | |
| Bello et al. | The activity of crystalline ribonuclease A | |
| JP2739968B2 (ja) | 親水性高分子粒状物の製造方法 | |
| JPH0456008B2 (ja) | ||
| CN120267621A (zh) | 一种多奈哌齐缓释制剂及其制备方法 | |
| Yoshida et al. | Immobilization of glucoamylase on polymer surface by radiation‐induced polymerization of glass‐forming monomers at low temperatures | |
| Vural et al. | Cyclophosphamide loaded albumin microspheres II. Release characteristics | |
| JP2009001797A (ja) | ゼラチンと有機塩との化学的架橋から得られる新たな原材料ファミリーの合成及び適用 | |
| RU2787956C1 (ru) | Способ получения суспензии биодеградируемого наноматериала неорганических солей кальция | |
| JP3509190B2 (ja) | 高分子化リポソームの製造方法 | |
| JP3252164B2 (ja) | 光合成膜蛋白質組み込みベシクル膜の製造方法 | |
| TW589361B (en) | Particles and a process for preparing the same | |
| PL226261B1 (pl) | Kompozycja do przedłużonego uwalniania heparyny i zastosowanie żelu alginian-hydroksypropyloceluloza do przedłużonego uwalniania heparyny | |
| JP2000247868A (ja) | リポソーム用時調製用キット | |
| AU2019101195A4 (en) | Methord on anti - inflammatory and anti - tumor effects of gelatin - based on pH - responsive drug - loaded nanoparticles | |
| Binru et al. | Ionotropic gelation of polymers containing bisphosphonate groups crosslinked with divalent cations | |
| Pirvu et al. | Studies concerning the optimization of the pentoxifylline encapsulation | |
| JP2713718B2 (ja) | リポソーム調製法 | |
| Horwitz et al. | Some properties of particles of egg-yolk phosphatidylcholine and cholesterol |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123 Year of fee payment: 11 |