JPH0210648B2 - - Google Patents
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- JPH0210648B2 JPH0210648B2 JP58191896A JP19189683A JPH0210648B2 JP H0210648 B2 JPH0210648 B2 JP H0210648B2 JP 58191896 A JP58191896 A JP 58191896A JP 19189683 A JP19189683 A JP 19189683A JP H0210648 B2 JPH0210648 B2 JP H0210648B2
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- circuit
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- transistor
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は配電線の複数個所にそれぞれ装着し
て、過電流発生時、これを表示するようにした過
電流表示装置に関するものである。
て、過電流発生時、これを表示するようにした過
電流表示装置に関するものである。
従来より、配電線を複数の区分開閉器により複
数の送電区間に区分し、配電線に短絡事故等によ
る過電流が発生すると、これを変電所の過電流継
電器により検出して変電所のしや断器をトリツプ
させ、再閉路継電器により一定時間後、上記しや
断器を再閉路させて、上記区分開閉器を一定時限
毎に順次投入させて複数の送電区間に順次送電
し、この再閉路が成功すればそのまゝ電力を供給
し、再閉路が不成功、即ち、故障区間への送電に
よつて再度しや断器がトリツプしたときは、故障
区間の電源側の区分開閉器の投入をロツクして上
記故障区間を分離させ、しや断器の再々閉路によ
り健全区間へ送電して停電区域の縮少化を図るい
わゆ故障区間検出方式が採用されている。しかし
乍ら、近時配電線の絶縁電線化に伴なつて例えば
落雷による短絡事故が発生するとアークが集中し
配電線が溶断しても絶縁被覆により絶縁されて地
絡検出ができず、このため、しや断器を再閉路さ
せると、あたかも健全であるかのごとく再閉路成
功という状態になつて電力が供給され、保守員を
して一時的な短絡事故と思わせ、そのまゝ電力の
供給をつづければ、断線した配電線によつて感電
し、人身事故を惹起するおそれがあるという問題
を有している。又、配電線が溶断に至らない場合
であつてもアークの集中により損傷が著しくその
後の機械的な外力等により断線してしまうことも
あつて、過電流によりしや断器がトリツプした場
合、自動再閉路をロツクして過電流の発生した配
電線の事故復旧を図ることが配電線の保守管理上
必要となつてくる。しかし、一方では、自動再閉
路をロツクすることは、事故点の探索が広域とな
つて手間を要し、事故復旧までの時間、広域に亘
つて長時間停電することになるので、電力供給面
でのサービス低下につながるという問題がある。
数の送電区間に区分し、配電線に短絡事故等によ
る過電流が発生すると、これを変電所の過電流継
電器により検出して変電所のしや断器をトリツプ
させ、再閉路継電器により一定時間後、上記しや
断器を再閉路させて、上記区分開閉器を一定時限
毎に順次投入させて複数の送電区間に順次送電
し、この再閉路が成功すればそのまゝ電力を供給
し、再閉路が不成功、即ち、故障区間への送電に
よつて再度しや断器がトリツプしたときは、故障
区間の電源側の区分開閉器の投入をロツクして上
記故障区間を分離させ、しや断器の再々閉路によ
り健全区間へ送電して停電区域の縮少化を図るい
わゆ故障区間検出方式が採用されている。しかし
乍ら、近時配電線の絶縁電線化に伴なつて例えば
落雷による短絡事故が発生するとアークが集中し
配電線が溶断しても絶縁被覆により絶縁されて地
絡検出ができず、このため、しや断器を再閉路さ
せると、あたかも健全であるかのごとく再閉路成
功という状態になつて電力が供給され、保守員を
して一時的な短絡事故と思わせ、そのまゝ電力の
供給をつづければ、断線した配電線によつて感電
し、人身事故を惹起するおそれがあるという問題
を有している。又、配電線が溶断に至らない場合
であつてもアークの集中により損傷が著しくその
後の機械的な外力等により断線してしまうことも
あつて、過電流によりしや断器がトリツプした場
合、自動再閉路をロツクして過電流の発生した配
電線の事故復旧を図ることが配電線の保守管理上
必要となつてくる。しかし、一方では、自動再閉
路をロツクすることは、事故点の探索が広域とな
つて手間を要し、事故復旧までの時間、広域に亘
つて長時間停電することになるので、電力供給面
でのサービス低下につながるという問題がある。
これに対処するため、配電線の複数個所に過電
流表示器をそれぞれ取付け、過電流発生時、事故
点を迅速に見つけて早急に事故の復旧を図り停電
時間の短縮を図るようにしたものがある。この過
電流表示器としては、過電流が流れると、リレー
を動作させて表示片のロツクを解いて器外に突出
表示せしめるようにしたものがあるが、このよう
に構成した場合、その都度柱上において手動操作
による復帰が必要となつて、柱上への昇降、活線
状態での復帰操作等多く手間を要し、かつ、危険
性もともなうという欠点を有している。
流表示器をそれぞれ取付け、過電流発生時、事故
点を迅速に見つけて早急に事故の復旧を図り停電
時間の短縮を図るようにしたものがある。この過
電流表示器としては、過電流が流れると、リレー
を動作させて表示片のロツクを解いて器外に突出
表示せしめるようにしたものがあるが、このよう
に構成した場合、その都度柱上において手動操作
による復帰が必要となつて、柱上への昇降、活線
状態での復帰操作等多く手間を要し、かつ、危険
性もともなうという欠点を有している。
本発明は上述した問題を解決したもので、その
目的とするところは、簡略化した構成で、過電流
を的確に検出して表示すると共に、事故復旧後は
一定時間後に自動復帰せしめるようにしたものを
提供することにある。
目的とするところは、簡略化した構成で、過電流
を的確に検出して表示すると共に、事故復旧後は
一定時間後に自動復帰せしめるようにしたものを
提供することにある。
以下、本発明の実施例を図によつて説明する。
1は配電線、2は配電線1に着脱可能に装着した
電流検出部で、図示しない環状鉄心を2分割して
配電線1を貫通させてその両側から挟着せしめる
ようにしたいわゆる貫通形変流器CTより形成さ
れておる。3は上記電流検出部2から接続され
て、配電線1に過電流が流れたとき、これを検出
して表示部4を表示せしめるようにした制御部で
ある。そして、上記制御部3の出力側に接続され
た表示部4はエレクトロクロミツクデイスプレイ
と称せられる表示素子ECDからなつている。こ
れは容器基板TB内に表示電極P1と対極電極P2と
を対向させ、この両極間に水素イオンが移動する
ための電解液ELが封入されて形成され、上記表
示電極P1に(−)極性、対極電極P2に(+)極
性の電圧を印加すると、電解液EL中の水素イオ
ンが表示電極P1に付着して青色に発色表示し、
上記電極P1,P2に上述とは逆極性の電圧を印加
して電流を逆に流すことにより、表示電極P1に
付着した水素イオンが電離して上記青色の発色表
示が消色するようになつておる。又、表示素子
ECDは、電圧印加時間と書込電気量との関係は
第3図に示すように、時間の経過と共に書込電気
量が増大する特性を示し、図示極性に電圧を印加
してから数秒で発色表示するようになつており、
書込電気量の増加によつて起電力をもち、メモリ
ー機能を有して印加電圧を除去しても発色表示状
態を保持するようになつている。
1は配電線、2は配電線1に着脱可能に装着した
電流検出部で、図示しない環状鉄心を2分割して
配電線1を貫通させてその両側から挟着せしめる
ようにしたいわゆる貫通形変流器CTより形成さ
れておる。3は上記電流検出部2から接続され
て、配電線1に過電流が流れたとき、これを検出
して表示部4を表示せしめるようにした制御部で
ある。そして、上記制御部3の出力側に接続され
た表示部4はエレクトロクロミツクデイスプレイ
と称せられる表示素子ECDからなつている。こ
れは容器基板TB内に表示電極P1と対極電極P2と
を対向させ、この両極間に水素イオンが移動する
ための電解液ELが封入されて形成され、上記表
示電極P1に(−)極性、対極電極P2に(+)極
性の電圧を印加すると、電解液EL中の水素イオ
ンが表示電極P1に付着して青色に発色表示し、
上記電極P1,P2に上述とは逆極性の電圧を印加
して電流を逆に流すことにより、表示電極P1に
付着した水素イオンが電離して上記青色の発色表
示が消色するようになつておる。又、表示素子
ECDは、電圧印加時間と書込電気量との関係は
第3図に示すように、時間の経過と共に書込電気
量が増大する特性を示し、図示極性に電圧を印加
してから数秒で発色表示するようになつており、
書込電気量の増加によつて起電力をもち、メモリ
ー機能を有して印加電圧を除去しても発色表示状
態を保持するようになつている。
次に上記制御部3について説明する。5は上記
変流器CTの2次側に入力端子を介してダイオー
ドをブリツジ接続し(−)側出力端を回路接地し
た整流器DB1を接続して、入力を全波整流して出
力するようにした整流回路である。6は上記整流
回路5の出力端子間に挿入されて、入力電圧が所
定値以上になるとこれを抑制して後段回路の保護
を図るようにした電圧抑制回路である。これは、
上記整流器DB1の(+)側出力端と回路接地間
に、複数個のダイオードを順方向に直列に挿入
(本例では11個のダイオードD1,D2………D11、
以下これによつて説明する)して形成され、入力
電圧が上記ダイオードD1,D2………D11の順方向
電圧(例えば0.9×11=9.9V)以上の電圧になる
と、上記ダイオードD1,D2………D11を導通せし
めてこれに整流器DB1の出力電流を分流させるこ
とにより、出力端aからの出力電圧が所定値以上
(例えば9.9V)以上にならないように抑制せしめ
るようになつている。又、この電圧抑制回路6に
はダイオードD1,D2………D11のダイオード列に
第1、第2の分圧点b,c(本例ではダイオード
D5とD6の接続点b、ダイオードD9とD10の接続点
c)を設けて、この第1、第2の分圧点b,cか
らそれぞれ出力を送出するようになつている。7
は上記電圧制御回路6の出力端aと回路接地間
に、逆流阻止用のダイオードD12と低抵抗の抵抗
R1とコンデンサC1を直列に挿入して、入力を平
滑して抵抗R1とコンデンサC1の接続点から出力
するようにした平滑回路である。8は上記平滑回
路7の出力端と回路接地間に、逆流阻止用のダイ
オードD13を介して表示用コンデンサC2と定電圧
ダイオードZD1とを並列に挿入して、ダイオード
D13を通して充電された表示用コンデンサC2の電
荷を定電圧ダイオードZD1のツエナー電圧に抑制
して出力電圧VC2として送出するようにした表示
用電源回路である。9は上記平滑回路7の出力端
と電圧抑制回路6の第1の分圧点bとから接続さ
れて上記表示素子ECDの発色表示を消色するた
めの信号即ち消去信号を送出するようにしたタイ
マ回路である。これは、上記出力端bと回路接地
間に高抵抗の抵抗R2を介してコンデンサC3と高
抵抗の抵抗R3とを並列に挿入し、上記抵抗R2と
コンデンサC3との接続点をエミツタが回路接地
したトランジスタQ1のベースに接続し、このト
ランジスタQ1のコレクタを、高抵抗の抵抗R4を
介して、上記平滑回路7の出力端に接続し、上記
トランジスタQ1のコレクタには、上記平滑回路
7の出力端に接続されて、クロツク信号を発生す
る図示しないパルス発生器とこれのクロツク信号
を所定段数に分周して出力するようにした図示し
ない分周器とを備えた分周回路FDの上記分周器
の出力をクリアする入力端CLを接続して、上記
配電線1が給電されているときは、抵抗R2を通
して充電されたコンデンサC3の充電々圧により
トランジスタQ1を導通させて分周回路FDの出力
端から一定時間後(例えば4時間後)に“H”レ
ベルに立上る出力信号をデユテイ比50%で該タイ
マ回路9の消去信号として送出し、配電線1が停
電したとき、上記コンデンサC3の電荷を抵抗R3
を介して放電させてトランジスタQ1をオフさせ、
分周回路FDの入力端CLの入力が“H”レベルに
反転して図示しない分周器をクリアして、上記平
滑回路7の出力電圧(即ちコンデンサC1の放電
電圧)が該タイマ回路9の動作電圧以上にある期
間だけ分周回路FDの出力端から“L”レベルの
出力信号を該タイマ回路9の出力信号として送出
し、上記動作電圧より低下すると該タイマ回路9
は応動を停止するようになつている。換言すれ
ば、上記タイマ回路9は配電線1が給電されたと
きは、一定時間後に消去信号を所定周期(例えば
8時間周期)で送出し、配電線1が停電したとき
は、上記所定周期で送出する消去信号を停止する
ようになつている。そして、上記コンデンサC3
の充電電圧は電圧抑制回路6のダイオードD6,
D7………D11によつて、その順方向電圧(例えば
5.4V)以下となるように抑制されるようになつ
ている。10は上記電圧制御回路6の第2の分圧
点cと整流回路5の出力端とから接続されて配電
線1の過電流を検出するようにした過電流検出回
路である。これは、上記第2の分圧点cと回路接
地間に、低抵抗の電圧変換用抵抗R5を挿入し、
この抵抗R5の端子間に過電流検出用の可変抵抗
VR1と抵抗R6を直列に挿入し、抵抗R6の端子間
にサーミスタTh1を挿入して、上記抵抗R5の端子
間電圧を可変抵抗VR1の摺動子から出力電圧VOC
を送出するように形成し、上記可変抵抗VR1の摺
動子をベース抵抗R7を介して、エミツタが回路
接地したトランジスタQ2のベースに接続し、こ
のトランジスタQ2のコレクタ・エミツタ間に低
抵抗の抵抗R8を介してコンデンサC4を挿入し、
このコンデンサC4の端子間に上記整流器DB1の出
力端子間を充電用の抵抗R9を介して接続して、
上記コンデンサC4をDB1→R9→C4→DB1の回路
で充電させ、C4→R8→Q2→C4の回路で放電せし
めるように形成し、上記放電用の抵抗R8と充電
用抵抗R9は抵抗値をR8≪R9(例えば1/1000)の
関係に設定してコンデンサC4の放電時定数が充
電時定数より極めて小さくなるようになつてお
り、上記コンデンサC4の端子間にはベース抵抗
R10を介してトランジスタQ3のベース・エミツタ
間を接続し、このトランジスタQ3のコレクタを
エミツタ回路接地のトランジスタQ4のベースに
接続してコンデンサC4の充電々圧によりトラン
ジスタQ3を導通させてトランジスタQ4のベース
電位を低下せしめるように形成し、上記トランジ
スタQ4のベースには、上記可変抵抗VR1の摺動
子をベース抵抗R11を介して接続すると共に、該
トランジスタQ4のコレクタをベースに接続した
PNP形トランジスタQ5のコレクタを接続し、ト
ランジスタQ4のベース・エミツタ間に誤動作防
止用のコンデンサC5を挿入して、上記トランジ
スタQ3の不導通によりトランジスタQ4,Q5を導
通させ、トランジスタQ5のコレクタ電流をトラ
ンジスタQ4のベースに流入させて可変抵抗VR1
の出力電圧VOCが零になつても導通を保持するラ
ツチ機能をもたせ、上記トランジスタQ5のエミ
ツタ出力を該過電流検出回路10の検出信号とし
て送出するようになつている。そして、上記可変
抵抗VR1の出力VOCは、常温(例えば25℃)にお
いて、配電線1に過電流(例えば600A)が流れ
たとき、トランジスタQ2,Q4のベース・エミツ
タ間電圧VBE2,VBE4のレベルに達するように設定
され、常温に対する温度変化の補償は抵抗R6と
並列に挿入したサーミスタTh1によつて行なわれ
るようになつている。又、上記電圧変換用の抵抗
R5の端子間電圧は、電圧抑制回路6の第2の分
圧点cがダイオードD10とD11の順方向電圧降下
の和の電圧(例えば0.9×2=1.8V)以上になる
のを抑制されることによつて可変抵抗VR1の出力
側を保護せしめるようになつている。11は上記
表示用電源回路8・タイマ回路9及び過電流検出
回路10の出力端から接続されて、上記表示素子
ECDの発色あるいは消色表示を制御するように
した書込消去回路である。これは、表示用電源回
路8の出力端にPNP形の制御用トランジスタQ6
のエミツタを接続し、この制御用トランジスタ
Q6のエミツタ・ベース間に抵抗R12を挿入し、ト
ランジスタQ6のコレクタを、抵抗R13を介して表
示電極P1が回路接地した表示素子ECDの対極電
極P2に接続し、トランジスタQ6のベースに過電
流検出回路10のトランジスタQ5のエミツタを
抵抗R14を介して接続して、上記トランジスタQ5
の導通による該トランジスタQ5のエミツタ電流
によつて(即ち、過電流の検出信号によつて)上
記制御用トランジスタを導通させ、表示用電源回
路8の出力VC2(表示用コンデンサC2の放電電圧)
を抵抗R13を介して表示素子ECDに印加して、表
示素子ECDを発色表示せしめるようになつてお
り、上記抵抗R13と回路接地間(即ち表示素子
ECDの対極電極P2と表示電極P1間)に、復帰用
トランジスタQ7のコレクタ・エミツタ間と、順
方向に直列接続した過電圧保護用のダイオード
D14,D15と、表示素子ECDの書込電気量による
起電力を放電する高抵抗の抵抗R15とを並列に挿
入し、上記復帰用トランジスタQ7のベースに、
ベース抵抗R16を介して上記タイマ回路9の出力
端を接続して、タイマ回路9の消去信号が送出さ
れたときは、復帰用トランジスタQ7を導通させ、
表示素子ECDの起電力を瞬時的に放電せしめて
その発色表示を消色即ち消去せしめ、タイマ回路
9の消去信号が停止しているときは、表示素子
ECDの起電力を高抵抗の抵抗R15を介して極めて
長い放電時間を有して放電させて消去せしめるよ
うになつておる。
変流器CTの2次側に入力端子を介してダイオー
ドをブリツジ接続し(−)側出力端を回路接地し
た整流器DB1を接続して、入力を全波整流して出
力するようにした整流回路である。6は上記整流
回路5の出力端子間に挿入されて、入力電圧が所
定値以上になるとこれを抑制して後段回路の保護
を図るようにした電圧抑制回路である。これは、
上記整流器DB1の(+)側出力端と回路接地間
に、複数個のダイオードを順方向に直列に挿入
(本例では11個のダイオードD1,D2………D11、
以下これによつて説明する)して形成され、入力
電圧が上記ダイオードD1,D2………D11の順方向
電圧(例えば0.9×11=9.9V)以上の電圧になる
と、上記ダイオードD1,D2………D11を導通せし
めてこれに整流器DB1の出力電流を分流させるこ
とにより、出力端aからの出力電圧が所定値以上
(例えば9.9V)以上にならないように抑制せしめ
るようになつている。又、この電圧抑制回路6に
はダイオードD1,D2………D11のダイオード列に
第1、第2の分圧点b,c(本例ではダイオード
D5とD6の接続点b、ダイオードD9とD10の接続点
c)を設けて、この第1、第2の分圧点b,cか
らそれぞれ出力を送出するようになつている。7
は上記電圧制御回路6の出力端aと回路接地間
に、逆流阻止用のダイオードD12と低抵抗の抵抗
R1とコンデンサC1を直列に挿入して、入力を平
滑して抵抗R1とコンデンサC1の接続点から出力
するようにした平滑回路である。8は上記平滑回
路7の出力端と回路接地間に、逆流阻止用のダイ
オードD13を介して表示用コンデンサC2と定電圧
ダイオードZD1とを並列に挿入して、ダイオード
D13を通して充電された表示用コンデンサC2の電
荷を定電圧ダイオードZD1のツエナー電圧に抑制
して出力電圧VC2として送出するようにした表示
用電源回路である。9は上記平滑回路7の出力端
と電圧抑制回路6の第1の分圧点bとから接続さ
れて上記表示素子ECDの発色表示を消色するた
めの信号即ち消去信号を送出するようにしたタイ
マ回路である。これは、上記出力端bと回路接地
間に高抵抗の抵抗R2を介してコンデンサC3と高
抵抗の抵抗R3とを並列に挿入し、上記抵抗R2と
コンデンサC3との接続点をエミツタが回路接地
したトランジスタQ1のベースに接続し、このト
ランジスタQ1のコレクタを、高抵抗の抵抗R4を
介して、上記平滑回路7の出力端に接続し、上記
トランジスタQ1のコレクタには、上記平滑回路
7の出力端に接続されて、クロツク信号を発生す
る図示しないパルス発生器とこれのクロツク信号
を所定段数に分周して出力するようにした図示し
ない分周器とを備えた分周回路FDの上記分周器
の出力をクリアする入力端CLを接続して、上記
配電線1が給電されているときは、抵抗R2を通
して充電されたコンデンサC3の充電々圧により
トランジスタQ1を導通させて分周回路FDの出力
端から一定時間後(例えば4時間後)に“H”レ
ベルに立上る出力信号をデユテイ比50%で該タイ
マ回路9の消去信号として送出し、配電線1が停
電したとき、上記コンデンサC3の電荷を抵抗R3
を介して放電させてトランジスタQ1をオフさせ、
分周回路FDの入力端CLの入力が“H”レベルに
反転して図示しない分周器をクリアして、上記平
滑回路7の出力電圧(即ちコンデンサC1の放電
電圧)が該タイマ回路9の動作電圧以上にある期
間だけ分周回路FDの出力端から“L”レベルの
出力信号を該タイマ回路9の出力信号として送出
し、上記動作電圧より低下すると該タイマ回路9
は応動を停止するようになつている。換言すれ
ば、上記タイマ回路9は配電線1が給電されたと
きは、一定時間後に消去信号を所定周期(例えば
8時間周期)で送出し、配電線1が停電したとき
は、上記所定周期で送出する消去信号を停止する
ようになつている。そして、上記コンデンサC3
の充電電圧は電圧抑制回路6のダイオードD6,
D7………D11によつて、その順方向電圧(例えば
5.4V)以下となるように抑制されるようになつ
ている。10は上記電圧制御回路6の第2の分圧
点cと整流回路5の出力端とから接続されて配電
線1の過電流を検出するようにした過電流検出回
路である。これは、上記第2の分圧点cと回路接
地間に、低抵抗の電圧変換用抵抗R5を挿入し、
この抵抗R5の端子間に過電流検出用の可変抵抗
VR1と抵抗R6を直列に挿入し、抵抗R6の端子間
にサーミスタTh1を挿入して、上記抵抗R5の端子
間電圧を可変抵抗VR1の摺動子から出力電圧VOC
を送出するように形成し、上記可変抵抗VR1の摺
動子をベース抵抗R7を介して、エミツタが回路
接地したトランジスタQ2のベースに接続し、こ
のトランジスタQ2のコレクタ・エミツタ間に低
抵抗の抵抗R8を介してコンデンサC4を挿入し、
このコンデンサC4の端子間に上記整流器DB1の出
力端子間を充電用の抵抗R9を介して接続して、
上記コンデンサC4をDB1→R9→C4→DB1の回路
で充電させ、C4→R8→Q2→C4の回路で放電せし
めるように形成し、上記放電用の抵抗R8と充電
用抵抗R9は抵抗値をR8≪R9(例えば1/1000)の
関係に設定してコンデンサC4の放電時定数が充
電時定数より極めて小さくなるようになつてお
り、上記コンデンサC4の端子間にはベース抵抗
R10を介してトランジスタQ3のベース・エミツタ
間を接続し、このトランジスタQ3のコレクタを
エミツタ回路接地のトランジスタQ4のベースに
接続してコンデンサC4の充電々圧によりトラン
ジスタQ3を導通させてトランジスタQ4のベース
電位を低下せしめるように形成し、上記トランジ
スタQ4のベースには、上記可変抵抗VR1の摺動
子をベース抵抗R11を介して接続すると共に、該
トランジスタQ4のコレクタをベースに接続した
PNP形トランジスタQ5のコレクタを接続し、ト
ランジスタQ4のベース・エミツタ間に誤動作防
止用のコンデンサC5を挿入して、上記トランジ
スタQ3の不導通によりトランジスタQ4,Q5を導
通させ、トランジスタQ5のコレクタ電流をトラ
ンジスタQ4のベースに流入させて可変抵抗VR1
の出力電圧VOCが零になつても導通を保持するラ
ツチ機能をもたせ、上記トランジスタQ5のエミ
ツタ出力を該過電流検出回路10の検出信号とし
て送出するようになつている。そして、上記可変
抵抗VR1の出力VOCは、常温(例えば25℃)にお
いて、配電線1に過電流(例えば600A)が流れ
たとき、トランジスタQ2,Q4のベース・エミツ
タ間電圧VBE2,VBE4のレベルに達するように設定
され、常温に対する温度変化の補償は抵抗R6と
並列に挿入したサーミスタTh1によつて行なわれ
るようになつている。又、上記電圧変換用の抵抗
R5の端子間電圧は、電圧抑制回路6の第2の分
圧点cがダイオードD10とD11の順方向電圧降下
の和の電圧(例えば0.9×2=1.8V)以上になる
のを抑制されることによつて可変抵抗VR1の出力
側を保護せしめるようになつている。11は上記
表示用電源回路8・タイマ回路9及び過電流検出
回路10の出力端から接続されて、上記表示素子
ECDの発色あるいは消色表示を制御するように
した書込消去回路である。これは、表示用電源回
路8の出力端にPNP形の制御用トランジスタQ6
のエミツタを接続し、この制御用トランジスタ
Q6のエミツタ・ベース間に抵抗R12を挿入し、ト
ランジスタQ6のコレクタを、抵抗R13を介して表
示電極P1が回路接地した表示素子ECDの対極電
極P2に接続し、トランジスタQ6のベースに過電
流検出回路10のトランジスタQ5のエミツタを
抵抗R14を介して接続して、上記トランジスタQ5
の導通による該トランジスタQ5のエミツタ電流
によつて(即ち、過電流の検出信号によつて)上
記制御用トランジスタを導通させ、表示用電源回
路8の出力VC2(表示用コンデンサC2の放電電圧)
を抵抗R13を介して表示素子ECDに印加して、表
示素子ECDを発色表示せしめるようになつてお
り、上記抵抗R13と回路接地間(即ち表示素子
ECDの対極電極P2と表示電極P1間)に、復帰用
トランジスタQ7のコレクタ・エミツタ間と、順
方向に直列接続した過電圧保護用のダイオード
D14,D15と、表示素子ECDの書込電気量による
起電力を放電する高抵抗の抵抗R15とを並列に挿
入し、上記復帰用トランジスタQ7のベースに、
ベース抵抗R16を介して上記タイマ回路9の出力
端を接続して、タイマ回路9の消去信号が送出さ
れたときは、復帰用トランジスタQ7を導通させ、
表示素子ECDの起電力を瞬時的に放電せしめて
その発色表示を消色即ち消去せしめ、タイマ回路
9の消去信号が停止しているときは、表示素子
ECDの起電力を高抵抗の抵抗R15を介して極めて
長い放電時間を有して放電させて消去せしめるよ
うになつておる。
そして、上記制御部3と表示部4は図示しない
凾体内に収容配置され、この凾体の下部に表示窓
を設けて表示部4の発色表示が地上から的確に識
別できるように形成し、かつ、凾体の上部には電
流検出部2を装着して、2分割した貫通形変流器
CTを配電線1の両側から着脱可能に挟着接続す
るように形成し、これを配電線1の例えば複数の
送電区間にそれぞれ吊下装着して過電流が発生し
た配電線1の各送電区間をそれぞれ表示せしめる
ようになつている。
凾体内に収容配置され、この凾体の下部に表示窓
を設けて表示部4の発色表示が地上から的確に識
別できるように形成し、かつ、凾体の上部には電
流検出部2を装着して、2分割した貫通形変流器
CTを配電線1の両側から着脱可能に挟着接続す
るように形成し、これを配電線1の例えば複数の
送電区間にそれぞれ吊下装着して過電流が発生し
た配電線1の各送電区間をそれぞれ表示せしめる
ようになつている。
次に過電流表示動作について説明する。今制御
部3のトランジスタQ1〜Q7にすべて不導通、ま
たコンデンサC1〜C5もすべて充電されていない
状態にあり、この状態で変流器CT1を配電線1に
挟着接続すると、変流器CT1の2次電流は整流器
DB1によつて全波整流され、この電流により平滑
回路7のコンデンサC1は抵抗R1を通してC1,R1
時定数で充電され、この充電々圧により表示用電
源回路8の表示用コンデンサC2が充電され、該
電源回路8の出力電圧VC2は定電圧ダイオード
ZD1のツエナー電圧まで上昇する。同時に、整流
器DB1の出力により過電流検出回路10のコンデ
ンサC4が充電用抵抗R9を通してC4R9時定数で充
電される。このコンデンサC4の充電電圧の上昇
によりトランジスタQ3のベース電圧が上昇し、
トランジスタQ3が導通する。これにより、トラ
ンジスタQ4のベース・エミツタ間が短絡され、
トランジスタQ4,Q5は不導通状態に保持される。
一方、電圧抑制回路6は、その出力端aの出力電
圧が、平滑回路7のコンデンサC1と表示用電源
回路8の表示用コンデンサC2の充電によつてダ
イオードD1,D2………D9の順方向電圧以上に上
昇すると、ダイオードD1〜D9が導通し、DB1→
D1→D9→R5→DB1の回路に電流が流れ(このと
き、ダイオードD10とD11は、そのインピーダン
スが抵抗R5のそれによりも大きいので、第2の
分圧点Cの出力電圧がD10,D11の順方向電圧よ
り低く不導通となつている)、この電流によつて、
第1の分圧点bに接続されたタイマ回路9のコン
デンサC3が抵抗R2を通して充電されると共に、
第2の分圧点Cに接続された過電流検出回路10
の電圧変換用の抵抗R5の端子間に電圧が生じる。
そして、上記抵抗R5の端子間電圧をうけた可変
抵抗VR1は出力VOCを送出することになるが、こ
の際の出力VOCはトランジスタQ2のベース・エミ
ツタ間電圧VBE2(即ち過電流の検出レベル)より
低いので(VOC<VBE2)、トランジスタQ2は不導
通のまゝで、コンデンサC4は放電されず、トラ
ンジスタQ3は導通状態を保持し、トランジスタ
Q4,Q5は不導通にあつて、過電流検出回路10
の検出信号は送出されず、制御用トランジスタ
Q6は不導通のまゝで、表示素子ECDには電圧は
印加されず発色表示は行なわれない。又、上記充
電されたコンデンサC3はその充電々圧の上昇に
よりトランジスタQ1を導通せしめて分周回路FD
の入力端CLの入力を“L”レベル(略OV)にす
るので、分周回路FDは平滑回路7の出力電圧に
よつて応動し、図示しないパルス発生器がクロツ
ク信号を出力しこれをうけた図示しない分周器が
所定段数に分周して、該分周回路FDの出力端か
ら一定時間後(例えば4h後)に“H”レベルに
立上るデユーテイ比50%の出力信号を所定の周期
(例えば8h周期)でタイマ回路9の消去信号とし
て書込消去回路11のトランジスタQ7にベース
抵抗R16を介して送出する。これをうけたトラン
ジスタQ7は、入力が“H”レベルの期間(例え
ば4時間)、導通して表示素子ECDの端子間を短
絡することになるが、表示素子ECDは発色表示
しておらず、従つて、この際におけるトランジス
タQ7は単に所定周期で導通、不導通の動作を繰
り返えすだけである。
部3のトランジスタQ1〜Q7にすべて不導通、ま
たコンデンサC1〜C5もすべて充電されていない
状態にあり、この状態で変流器CT1を配電線1に
挟着接続すると、変流器CT1の2次電流は整流器
DB1によつて全波整流され、この電流により平滑
回路7のコンデンサC1は抵抗R1を通してC1,R1
時定数で充電され、この充電々圧により表示用電
源回路8の表示用コンデンサC2が充電され、該
電源回路8の出力電圧VC2は定電圧ダイオード
ZD1のツエナー電圧まで上昇する。同時に、整流
器DB1の出力により過電流検出回路10のコンデ
ンサC4が充電用抵抗R9を通してC4R9時定数で充
電される。このコンデンサC4の充電電圧の上昇
によりトランジスタQ3のベース電圧が上昇し、
トランジスタQ3が導通する。これにより、トラ
ンジスタQ4のベース・エミツタ間が短絡され、
トランジスタQ4,Q5は不導通状態に保持される。
一方、電圧抑制回路6は、その出力端aの出力電
圧が、平滑回路7のコンデンサC1と表示用電源
回路8の表示用コンデンサC2の充電によつてダ
イオードD1,D2………D9の順方向電圧以上に上
昇すると、ダイオードD1〜D9が導通し、DB1→
D1→D9→R5→DB1の回路に電流が流れ(このと
き、ダイオードD10とD11は、そのインピーダン
スが抵抗R5のそれによりも大きいので、第2の
分圧点Cの出力電圧がD10,D11の順方向電圧よ
り低く不導通となつている)、この電流によつて、
第1の分圧点bに接続されたタイマ回路9のコン
デンサC3が抵抗R2を通して充電されると共に、
第2の分圧点Cに接続された過電流検出回路10
の電圧変換用の抵抗R5の端子間に電圧が生じる。
そして、上記抵抗R5の端子間電圧をうけた可変
抵抗VR1は出力VOCを送出することになるが、こ
の際の出力VOCはトランジスタQ2のベース・エミ
ツタ間電圧VBE2(即ち過電流の検出レベル)より
低いので(VOC<VBE2)、トランジスタQ2は不導
通のまゝで、コンデンサC4は放電されず、トラ
ンジスタQ3は導通状態を保持し、トランジスタ
Q4,Q5は不導通にあつて、過電流検出回路10
の検出信号は送出されず、制御用トランジスタ
Q6は不導通のまゝで、表示素子ECDには電圧は
印加されず発色表示は行なわれない。又、上記充
電されたコンデンサC3はその充電々圧の上昇に
よりトランジスタQ1を導通せしめて分周回路FD
の入力端CLの入力を“L”レベル(略OV)にす
るので、分周回路FDは平滑回路7の出力電圧に
よつて応動し、図示しないパルス発生器がクロツ
ク信号を出力しこれをうけた図示しない分周器が
所定段数に分周して、該分周回路FDの出力端か
ら一定時間後(例えば4h後)に“H”レベルに
立上るデユーテイ比50%の出力信号を所定の周期
(例えば8h周期)でタイマ回路9の消去信号とし
て書込消去回路11のトランジスタQ7にベース
抵抗R16を介して送出する。これをうけたトラン
ジスタQ7は、入力が“H”レベルの期間(例え
ば4時間)、導通して表示素子ECDの端子間を短
絡することになるが、表示素子ECDは発色表示
しておらず、従つて、この際におけるトランジス
タQ7は単に所定周期で導通、不導通の動作を繰
り返えすだけである。
この定常状態で、配電線1に落電等による短絡
事故が発生し過電流が流れると、過電流検出回路
10の可変抵抗VR1の出力VOCが上昇し、トラン
ジスタQ2のベース・エミツタ間電圧VBE2のレベ
ルに第2図で示すt0時点で達すると、トランジス
タQ2が導通する(即ち、過電流を検出する)(第
2図Q2)。このトランジスタQ2の導通期間は、第
2図Q2で示すように、VOCVBE2の関係にある期
間となるので、過電流の大きさによつて異なり、
コンデンサC4は、トランジスタQ2が導通してい
る期間(VOCVBE2)、C4→R8→Q2→C4の回路に
より、C4R8時定数によつて定まる時間で放電し、
トランジスタQ2が不導通となつている期間(VOC
<VBE2)、DB1→R9→C4→DB1の回路により、
C4R9時定数で定まる時間で充電されることにな
るが、その放電時定数と充電時定数は放電時定数
≪充電時定数の関係になつているのでコンデンサ
C4の端子間電圧は、第2図に示すように、漸減
して、トランジスタQ3のベース電圧を低下させ、
トランジスQ3が不導通となる(第2図t1時点)。
これによつて、コンデンサC5が抵抗R11を通して
C5R11時定数で充電されて、トランジスタQ4のベ
ース電圧が上昇し、トランジスタQ4が導通して
コレクタ電流が流れ、トランジスタQ5のベース
電圧が低下し該トランジスタQ5が導通する(第
2図t2時点)。この導通により、トランジスタQ5
のコレクタ電流がトランジスタQ4のベースに流
入することになり、トランジスタQ4,Q5はラツ
チされて、上記可変抵抗VOCが整流器DB1の全波
整流波形の出力により、トランジスタQ2のベー
ス・エミツタ間電圧VBE2のレベルより、一旦低下
することによつて、トランジスタQ2が第2図Q2
で示すように導通、不導通を繰り返えしてコンデ
ンサC4が充放電を行つてもその端子間電圧はト
ランジスタQ3のベース・エミツタ間電圧VBE3に
達することはなく(第2図C4)、トランジスタQ3
は不導通状態を保持し(第2図Q3)、トランジス
タQ4,Q5は導通状態を保持する(第2図Q4,
Q5)。そして、上記トランジスタQ4,Q5の導通に
より、トランジスタQ5にエミツタ電流が流れて
(即ち、過電流の検出信号の送出)、書込消去回路
11の制御用トランジスタQ6のベース電圧が低
下し、制御用トランジスタQ6が導通し、これを
保持する。この導通によつて、表示用コンデンサ
C2がその充電電圧を表示用電源回路8の出力VC2
として、C2→Q6→R13→ECD→C2の回路で放電
し、上記出力VC2が表示素子ECDに図示極性で印
加される。これをうけた表示素子ECDは電解液
EL中の水素イオンが還元により表示電極P1に付
着して青色に発色し、過電流発生を表示する。
事故が発生し過電流が流れると、過電流検出回路
10の可変抵抗VR1の出力VOCが上昇し、トラン
ジスタQ2のベース・エミツタ間電圧VBE2のレベ
ルに第2図で示すt0時点で達すると、トランジス
タQ2が導通する(即ち、過電流を検出する)(第
2図Q2)。このトランジスタQ2の導通期間は、第
2図Q2で示すように、VOCVBE2の関係にある期
間となるので、過電流の大きさによつて異なり、
コンデンサC4は、トランジスタQ2が導通してい
る期間(VOCVBE2)、C4→R8→Q2→C4の回路に
より、C4R8時定数によつて定まる時間で放電し、
トランジスタQ2が不導通となつている期間(VOC
<VBE2)、DB1→R9→C4→DB1の回路により、
C4R9時定数で定まる時間で充電されることにな
るが、その放電時定数と充電時定数は放電時定数
≪充電時定数の関係になつているのでコンデンサ
C4の端子間電圧は、第2図に示すように、漸減
して、トランジスタQ3のベース電圧を低下させ、
トランジスQ3が不導通となる(第2図t1時点)。
これによつて、コンデンサC5が抵抗R11を通して
C5R11時定数で充電されて、トランジスタQ4のベ
ース電圧が上昇し、トランジスタQ4が導通して
コレクタ電流が流れ、トランジスタQ5のベース
電圧が低下し該トランジスタQ5が導通する(第
2図t2時点)。この導通により、トランジスタQ5
のコレクタ電流がトランジスタQ4のベースに流
入することになり、トランジスタQ4,Q5はラツ
チされて、上記可変抵抗VOCが整流器DB1の全波
整流波形の出力により、トランジスタQ2のベー
ス・エミツタ間電圧VBE2のレベルより、一旦低下
することによつて、トランジスタQ2が第2図Q2
で示すように導通、不導通を繰り返えしてコンデ
ンサC4が充放電を行つてもその端子間電圧はト
ランジスタQ3のベース・エミツタ間電圧VBE3に
達することはなく(第2図C4)、トランジスタQ3
は不導通状態を保持し(第2図Q3)、トランジス
タQ4,Q5は導通状態を保持する(第2図Q4,
Q5)。そして、上記トランジスタQ4,Q5の導通に
より、トランジスタQ5にエミツタ電流が流れて
(即ち、過電流の検出信号の送出)、書込消去回路
11の制御用トランジスタQ6のベース電圧が低
下し、制御用トランジスタQ6が導通し、これを
保持する。この導通によつて、表示用コンデンサ
C2がその充電電圧を表示用電源回路8の出力VC2
として、C2→Q6→R13→ECD→C2の回路で放電
し、上記出力VC2が表示素子ECDに図示極性で印
加される。これをうけた表示素子ECDは電解液
EL中の水素イオンが還元により表示電極P1に付
着して青色に発色し、過電流発生を表示する。
この際、上記過電流検出回路10の抵抗R5に
流れる電流によつて該抵抗R5の端子間電圧が電
圧抑制回路6のダイオードD10,D11の順方向電
圧以上になると、ダイオードD10,D11が導通し
てこれに電流を分流させる。この分流により、上
記可変抵抗VR1の出力VOCはその全波整流波形の
波高値が一定レベルに抑制され、可変抵抗VR1の
出力側を過電圧から保護する。又、表示用電源回
路8の出力VC2がダイオードD14,D15の順方向電
圧より高いときは、ダイオードD14,D15が導通
してこれに分流して抑制し、表示素子ECDの印
加電圧VECDが過電圧とならないように保護する。
流れる電流によつて該抵抗R5の端子間電圧が電
圧抑制回路6のダイオードD10,D11の順方向電
圧以上になると、ダイオードD10,D11が導通し
てこれに電流を分流させる。この分流により、上
記可変抵抗VR1の出力VOCはその全波整流波形の
波高値が一定レベルに抑制され、可変抵抗VR1の
出力側を過電圧から保護する。又、表示用電源回
路8の出力VC2がダイオードD14,D15の順方向電
圧より高いときは、ダイオードD14,D15が導通
してこれに分流して抑制し、表示素子ECDの印
加電圧VECDが過電圧とならないように保護する。
一方、図示しない変電所において、配電線1に
発生した過電流を過電流継電器により検出して第
2図で示すtCB時点でしや断器がトリツプする。
これにより、配電線1に対する電力の供給が停止
(即ち停電)することになるが、過電流発生から
上記しや断器がトリツプするまでの期間(例えば
0.1sec)にトランジスタQ4,Q5は導通してラツチ
されているので、制御用トランジスタQ6は導通
を保持されて表示用コンデンサC2の放電は継続
して行なわれる(即ち、表示用電源回路8の出力
VC2が表示素子ECDに印加される)。
発生した過電流を過電流継電器により検出して第
2図で示すtCB時点でしや断器がトリツプする。
これにより、配電線1に対する電力の供給が停止
(即ち停電)することになるが、過電流発生から
上記しや断器がトリツプするまでの期間(例えば
0.1sec)にトランジスタQ4,Q5は導通してラツチ
されているので、制御用トランジスタQ6は導通
を保持されて表示用コンデンサC2の放電は継続
して行なわれる(即ち、表示用電源回路8の出力
VC2が表示素子ECDに印加される)。
又、上記しや断器のトリツプにより、タイマ回
路9のコンデンサC3がC3→R3→C3の回路で放電
してトランジスタQ1のベース電圧を極めて短時
間に低下せしめるので、トランジスタQ1が不導
通(第2図t3時点)となり、分周回路FDの入力
端CLの入力が“H”レベルとなつて、そのとき
の分周回路FDの出力信号が“H”レベルにあれ
ば“L”レベルに反転し、“L”レベルにあれば
そのまゝ“L”レベル(略OV)を送出し、これ
がタイマ回路9の出力信号として書込消去回路1
1のトランジスタQ7のベースに送出され、トラ
ンジスタQ7を不導通にする。この分周回路FDの
“L”レベルの出力信号は、上記しや断器のトリ
ツプにより低下する平滑回路7の出力(コンデン
サC1の放電電圧)が該分周回路FDの動作電源レ
ベル以上にある期間、送出され、以後応動が停止
する。換言すれば、上記トランジスタQ1の不導
通となつた時、タイマ回路9の消去信号の送出は
停止されトランジスタQ7を不導通状態に保持す
る。
路9のコンデンサC3がC3→R3→C3の回路で放電
してトランジスタQ1のベース電圧を極めて短時
間に低下せしめるので、トランジスタQ1が不導
通(第2図t3時点)となり、分周回路FDの入力
端CLの入力が“H”レベルとなつて、そのとき
の分周回路FDの出力信号が“H”レベルにあれ
ば“L”レベルに反転し、“L”レベルにあれば
そのまゝ“L”レベル(略OV)を送出し、これ
がタイマ回路9の出力信号として書込消去回路1
1のトランジスタQ7のベースに送出され、トラ
ンジスタQ7を不導通にする。この分周回路FDの
“L”レベルの出力信号は、上記しや断器のトリ
ツプにより低下する平滑回路7の出力(コンデン
サC1の放電電圧)が該分周回路FDの動作電源レ
ベル以上にある期間、送出され、以後応動が停止
する。換言すれば、上記トランジスタQ1の不導
通となつた時、タイマ回路9の消去信号の送出は
停止されトランジスタQ7を不導通状態に保持す
る。
そして、上記トランジスタQ7の不導通となり、
表示用コンデンサC2が放電を継続することによ
つて、表示素子ECDの書込電気量は電圧印加時
間の経過に伴なつて増大して、その端子間電圧
VECDは上昇し、このVECDが、放電によつて低下す
る上記出力VC2と抵抗R13に流れる電流によつて
生ずる抵抗R13の端子間電圧VR13及び制御用トラ
ンジスタQ6のコレクタ・エミツタ間電圧VCE6と
により、VC2VECD+VCE6+VR13の関係になつた
とき、上記制御用トランジスタQ6が不導通とな
つて、上記出力VC2による表示素子ECDに対する
出力が停止され、トランジスタQ3のエミツタ電
流は抵抗R14を介してトランジスタQ5のエミツタ
に流入して、トランジスタQ4,Q5のラツチを保
持し、上記放電によつて低下する出力VC2が、ト
ランジスタQ4,Q5のコレクタ・エミツタ間電圧
VCE4,VCE5及びベース・エミツタ間電圧VBE4,
VBE5の各々の和(VCE4+VBE5,VCE5+VBE4)のレ
ベル以下になつたとき、上記トランジスタQ4,
Q5が不導通となる(第2図t4時点)。又、上記制
御用トランジスタQ6の不導通により表示素子
ECDはその書込電気量による起電力を高抵抗の
放電用抵抗R15を通して極めて徐々に放電する
(即ち、表示素子ECDに逆向きの電流が流れる)。
この放電によつて、表示素子ECDの端子間電圧
VECDは、第4図に示すように、放電初期にあつて
は急激に低下し、以降極めて徐々に低下する曲線
をえがいて低下するが、発色表示(過電流表示)
は保持されている。
表示用コンデンサC2が放電を継続することによ
つて、表示素子ECDの書込電気量は電圧印加時
間の経過に伴なつて増大して、その端子間電圧
VECDは上昇し、このVECDが、放電によつて低下す
る上記出力VC2と抵抗R13に流れる電流によつて
生ずる抵抗R13の端子間電圧VR13及び制御用トラ
ンジスタQ6のコレクタ・エミツタ間電圧VCE6と
により、VC2VECD+VCE6+VR13の関係になつた
とき、上記制御用トランジスタQ6が不導通とな
つて、上記出力VC2による表示素子ECDに対する
出力が停止され、トランジスタQ3のエミツタ電
流は抵抗R14を介してトランジスタQ5のエミツタ
に流入して、トランジスタQ4,Q5のラツチを保
持し、上記放電によつて低下する出力VC2が、ト
ランジスタQ4,Q5のコレクタ・エミツタ間電圧
VCE4,VCE5及びベース・エミツタ間電圧VBE4,
VBE5の各々の和(VCE4+VBE5,VCE5+VBE4)のレ
ベル以下になつたとき、上記トランジスタQ4,
Q5が不導通となる(第2図t4時点)。又、上記制
御用トランジスタQ6の不導通により表示素子
ECDはその書込電気量による起電力を高抵抗の
放電用抵抗R15を通して極めて徐々に放電する
(即ち、表示素子ECDに逆向きの電流が流れる)。
この放電によつて、表示素子ECDの端子間電圧
VECDは、第4図に示すように、放電初期にあつて
は急激に低下し、以降極めて徐々に低下する曲線
をえがいて低下するが、発色表示(過電流表示)
は保持されている。
この表示素子ECDの過電流表示状態において、
変電所の保守員による配電線1の過電流発生の事
故点探査が行なわれ、発色表示(過電流表示)し
た本装置を発見することにより、事故発生の配電
線1の復旧が行なわれることになる。この、事故
復旧後、変電所のしや断器の自動再閉路により事
故区間の電源側の区分開閉器の投入がロツクされ
ていればこれを解除し、又、上記しや断器が過電
流発生によつて自動再閉路をロツクしておればこ
れを解除して、配電線1に電力を供給する。この
給電によつて、過電流検出回路10のコンデンサ
C4が抵抗R9を通して充電され、コンデンサC4の
充電電圧によりトランジスタQ3を導通させてト
ランジスタQ4,Q5を不導通にすると共に、上述
同様、平滑回路7のコンデンサC1、表示用電源
回路8の表示用コンデンサC2が充電される。そ
して、上記平滑回路7の入力電圧がコンデンサ
C1の充電によつて上昇して電圧抑制回路6のダ
イオードD1〜D9が導通することによつて、第1
の分圧点bの出力によりタイマ回路9のコンデン
サC3が充電され、その充電電圧によりトランジ
スタQ1が導通して分周回路FDの入力端CLの入力
を“H”レベルにすることによつて、上記分周回
路FDから一定時間後(例えば4時間後)に“H”
レベルの出力信号をタイマ回路9の消去信号とし
て送出し、復帰用トランジスタQ7を導通させる
(第4図tR時点)。これにより、表示素子ECDの起
電力はECD→Q7→ECDの回路で瞬時的に放電し、
この端子間電圧VECDは第4図に示すように、瞬時
的に低下し、この瞬時的な放電電流により表示素
子ECDの表示電極P1に付着した水素イオンの電
離が活撥に行なわれて発色表示が消色し、過電流
表示が消去されて自動的に復帰する。これで上述
した定常状態にもどり次の過電流検出に備える。
変電所の保守員による配電線1の過電流発生の事
故点探査が行なわれ、発色表示(過電流表示)し
た本装置を発見することにより、事故発生の配電
線1の復旧が行なわれることになる。この、事故
復旧後、変電所のしや断器の自動再閉路により事
故区間の電源側の区分開閉器の投入がロツクされ
ていればこれを解除し、又、上記しや断器が過電
流発生によつて自動再閉路をロツクしておればこ
れを解除して、配電線1に電力を供給する。この
給電によつて、過電流検出回路10のコンデンサ
C4が抵抗R9を通して充電され、コンデンサC4の
充電電圧によりトランジスタQ3を導通させてト
ランジスタQ4,Q5を不導通にすると共に、上述
同様、平滑回路7のコンデンサC1、表示用電源
回路8の表示用コンデンサC2が充電される。そ
して、上記平滑回路7の入力電圧がコンデンサ
C1の充電によつて上昇して電圧抑制回路6のダ
イオードD1〜D9が導通することによつて、第1
の分圧点bの出力によりタイマ回路9のコンデン
サC3が充電され、その充電電圧によりトランジ
スタQ1が導通して分周回路FDの入力端CLの入力
を“H”レベルにすることによつて、上記分周回
路FDから一定時間後(例えば4時間後)に“H”
レベルの出力信号をタイマ回路9の消去信号とし
て送出し、復帰用トランジスタQ7を導通させる
(第4図tR時点)。これにより、表示素子ECDの起
電力はECD→Q7→ECDの回路で瞬時的に放電し、
この端子間電圧VECDは第4図に示すように、瞬時
的に低下し、この瞬時的な放電電流により表示素
子ECDの表示電極P1に付着した水素イオンの電
離が活撥に行なわれて発色表示が消色し、過電流
表示が消去されて自動的に復帰する。これで上述
した定常状態にもどり次の過電流検出に備える。
上記過電流表示動作において、タイマ回路9の
消去信号が送出されている期間(即ち、復帰用ト
ランジスタQ7が導通している期間)に過電流が
発生し、過電流検出回路10の検出信号により制
御用トランジスタQ6が導通された場合、表示用
コンデンサC2はC2→Q6→R13→Q7→C2の回路で放
電することになるが、この放電時間は、上述の説
明からも理解されるように、最大でも、過電流を
検出してから変電所のしや断器がトリツプしトラ
ンジスタQ1が不導通となるまでの時間(第2図
において、t2からt3までの時間、例えば0.1sec)
であり、これに比して表示用コンデンサC2の放
電時定数(C2・R13)は充分長くなるように設定
(例えば30sec以上)されているので、仮に、しや
断器がトリツプしトランジスタQ1が不導通とな
つてから表示素子ECDに電圧が印加されたとし
ても、発色表示を阻害するようなことはなく、的
確に過電流表示が行なわれる。又、タイマ回路9
が動作中(即ち、一定時間を刻時中)にしや断器
がトリツプした場合(即ち、しや断器の自動再閉
路が行なわれ、事故点の電源側の区分開閉器の投
入によりしや断器が再度トリツプした場合)、タ
イマ回路は応動を停止するので、その消去信号は
送出されず、表示素子ECDの発色表示を消色せ
しめる(即ち過電流表示を消去せしめる)ような
ことはない。
消去信号が送出されている期間(即ち、復帰用ト
ランジスタQ7が導通している期間)に過電流が
発生し、過電流検出回路10の検出信号により制
御用トランジスタQ6が導通された場合、表示用
コンデンサC2はC2→Q6→R13→Q7→C2の回路で放
電することになるが、この放電時間は、上述の説
明からも理解されるように、最大でも、過電流を
検出してから変電所のしや断器がトリツプしトラ
ンジスタQ1が不導通となるまでの時間(第2図
において、t2からt3までの時間、例えば0.1sec)
であり、これに比して表示用コンデンサC2の放
電時定数(C2・R13)は充分長くなるように設定
(例えば30sec以上)されているので、仮に、しや
断器がトリツプしトランジスタQ1が不導通とな
つてから表示素子ECDに電圧が印加されたとし
ても、発色表示を阻害するようなことはなく、的
確に過電流表示が行なわれる。又、タイマ回路9
が動作中(即ち、一定時間を刻時中)にしや断器
がトリツプした場合(即ち、しや断器の自動再閉
路が行なわれ、事故点の電源側の区分開閉器の投
入によりしや断器が再度トリツプした場合)、タ
イマ回路は応動を停止するので、その消去信号は
送出されず、表示素子ECDの発色表示を消色せ
しめる(即ち過電流表示を消去せしめる)ような
ことはない。
次に、配電線1に取付けられた本装置が外気温
の影響により、図示しない凾体内の温度が常温
(例えば25℃)より上昇あるいは降下したときは、
サイリスタTh1がこれを検出し、その温度変化に
応じて抵抗値を可変させることになるので、可変
抵抗VR1の出力VOCを温度変化に応じて可変して
送出することになり、トランジスタQ2,Q4のベ
ース・エミツタ間電圧VBE2,VBE4の温度変化によ
る動作電流値にバラツキが生じてもこれが補償さ
れることになつて、予め設定した配電線1の過電
流検出値(例えば変流器CT1の1次側で600A)
で的確に検出する。その動作は上述同様に行なわ
れるので説明を省略する。
の影響により、図示しない凾体内の温度が常温
(例えば25℃)より上昇あるいは降下したときは、
サイリスタTh1がこれを検出し、その温度変化に
応じて抵抗値を可変させることになるので、可変
抵抗VR1の出力VOCを温度変化に応じて可変して
送出することになり、トランジスタQ2,Q4のベ
ース・エミツタ間電圧VBE2,VBE4の温度変化によ
る動作電流値にバラツキが生じてもこれが補償さ
れることになつて、予め設定した配電線1の過電
流検出値(例えば変流器CT1の1次側で600A)
で的確に検出する。その動作は上述同様に行なわ
れるので説明を省略する。
本発明によれば、配電線に過電流が発生したと
き、これを変電所のしや断器がトリツプする前に
迅速に検出して定常時に充電させた表示用コンデ
ンサを、書込電気量により発色表示すると共にこ
れを保持するようにした表示素子に放電せしめて
過電流表示せしめるようにしてあるので、しや断
器がトリツプして電力の供給が停止しても、的確
に過電流表示を維持せしめることが出来ることは
勿論、過電流表示の復帰は事故発生の配電線が復
旧した後の電力の供給により応動して一定時間後
に送出するタイマ回路の消去信号により表示素子
の端子間を短絡して側路を形成する復帰用トラン
ジスタを導通せしめるようにしてあるので、書込
電気量による起電力を抵抗を通して放電させて自
動復帰せしめるようにしたものに比して過電流表
示の時間精度を一段と向上せしめて自動復帰せし
めることができ、しかも、事故が復旧した後一定
時間後に過電流表示を自動復帰せしめるようにし
てあるので、変電所のしや断器が再閉路ロツクさ
れて、事故点探査の範囲が拡大し、事故点の発見
に時間を要してもこれ対応して過電流表示を維持
することができ、表示状態と復帰状態の誤認を防
止して、保守員の事故探査に明確に知らしめるこ
とができる。又、回路構成はすべて静止形で構成
されているので迅速に応動することは勿論、小形
軽量化を図ることができ、配電線に吊下支持され
ても配電線に負担をかけるようなことはなく、柱
上での復帰操作も不要となつて、保守管理に至便
なものとすることができる。
き、これを変電所のしや断器がトリツプする前に
迅速に検出して定常時に充電させた表示用コンデ
ンサを、書込電気量により発色表示すると共にこ
れを保持するようにした表示素子に放電せしめて
過電流表示せしめるようにしてあるので、しや断
器がトリツプして電力の供給が停止しても、的確
に過電流表示を維持せしめることが出来ることは
勿論、過電流表示の復帰は事故発生の配電線が復
旧した後の電力の供給により応動して一定時間後
に送出するタイマ回路の消去信号により表示素子
の端子間を短絡して側路を形成する復帰用トラン
ジスタを導通せしめるようにしてあるので、書込
電気量による起電力を抵抗を通して放電させて自
動復帰せしめるようにしたものに比して過電流表
示の時間精度を一段と向上せしめて自動復帰せし
めることができ、しかも、事故が復旧した後一定
時間後に過電流表示を自動復帰せしめるようにし
てあるので、変電所のしや断器が再閉路ロツクさ
れて、事故点探査の範囲が拡大し、事故点の発見
に時間を要してもこれ対応して過電流表示を維持
することができ、表示状態と復帰状態の誤認を防
止して、保守員の事故探査に明確に知らしめるこ
とができる。又、回路構成はすべて静止形で構成
されているので迅速に応動することは勿論、小形
軽量化を図ることができ、配電線に吊下支持され
ても配電線に負担をかけるようなことはなく、柱
上での復帰操作も不要となつて、保守管理に至便
なものとすることができる。
第1図は本発明の実施例を示すブロツク図、第
2図は第1図の動作を説明するタイムチヤート
図、第3図は第1図の表示素子の通電電気量の特
性図、第4図は第1図の表示素子の放電特性図で
ある。 1:配電線、2:電流検出部、3:制御部、
4:表示部、6:電圧抑制回路、7:平滑回路、
8:表示用電源回路、9:タイマ回路、10:過
電流検出回路、11:書込消去回路、Q6:制御
用トランジスタ、Q7:復帰用トランジスタ、
CT:変流器。
2図は第1図の動作を説明するタイムチヤート
図、第3図は第1図の表示素子の通電電気量の特
性図、第4図は第1図の表示素子の放電特性図で
ある。 1:配電線、2:電流検出部、3:制御部、
4:表示部、6:電圧抑制回路、7:平滑回路、
8:表示用電源回路、9:タイマ回路、10:過
電流検出回路、11:書込消去回路、Q6:制御
用トランジスタ、Q7:復帰用トランジスタ、
CT:変流器。
Claims (1)
- 1 配電線に着脱可能に装着した貫通形変流器か
らなる電流検出部と、通電による書込電気量によ
り発色表示すると共に、起電力を有してこれを保
持するようにした表示素子からなる表示部と、こ
の表示素子を過電流の検出信号によつて発色表示
せしめると共に、消去信号によつて起電力を放電
せしめて発色表示を復帰せしめるようにした制御
部とを備え、上記制御部は、上記変流器の出力端
に、整流回路を介して、複数のダイオードを直列
に接続し第1、第2の分圧点を有してなる電圧抑
制回路と、入力を平滑して出力するようにした平
滑回路とを接続し、上記平滑回路の出力端に、入
力を逆流阻止用のダイオードを介して充電するよ
うにした表示用コンデンサを有する表示用電源回
路と、入力電源によつて一定時間後に“H”レベ
ルの出力信号を消去信号として送出すると共に、
上記電圧抑制回路の第1の分圧点から接続されて
入力が“L”レベルになつたとき、上記消去信号
の送出を停止するようにしたタイマ回路とを接続
し、上記電圧抑制回路の第2の分圧点に、入力が
検出レベルに達したとき、過電流の検出信号を送
出するようにした過電流検出回路を接続し、この
過電流検出回路の検出信号によつて導通する制御
用トランジスタを上記表示用電源回路の出力端と
表示素子の端子との間に介挿すると共に、表示素
子の端子間には、上記タイマ回路の消去信号によ
つて導通する復帰用トランジスタと、高抵抗の放
電用抵抗とを並列に挿入するようにしてなる書込
消去回路を設けて、事故復旧後の送電により一定
時間後に過電流表示を自動復帰せしめるように構
成したことを特徴とする配電線の過電流表示装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58191896A JPS6084914A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 配電線の過電流表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58191896A JPS6084914A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 配電線の過電流表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6084914A JPS6084914A (ja) | 1985-05-14 |
| JPH0210648B2 true JPH0210648B2 (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=16282247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58191896A Granted JPS6084914A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 配電線の過電流表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6084914A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008268084A (ja) * | 2007-04-23 | 2008-11-06 | Denso Corp | 着脱型配電系短絡障害検出装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54150567U (ja) * | 1978-04-05 | 1979-10-19 | ||
| JPS55131117A (en) * | 1979-03-29 | 1980-10-11 | Toho Yogyo Kk | Pollution-free heat insulating material for iron and steel and sealing material for annealing furnace using said heat insulating material |
| JPS5846145A (ja) * | 1981-09-13 | 1983-03-17 | 日本グラスフアイバ−工業株式会社 | 熱遮断クロ−ス |
-
1983
- 1983-10-13 JP JP58191896A patent/JPS6084914A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6084914A (ja) | 1985-05-14 |
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