JPH0210773Y2 - - Google Patents

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JPH0210773Y2
JPH0210773Y2 JP11905283U JP11905283U JPH0210773Y2 JP H0210773 Y2 JPH0210773 Y2 JP H0210773Y2 JP 11905283 U JP11905283 U JP 11905283U JP 11905283 U JP11905283 U JP 11905283U JP H0210773 Y2 JPH0210773 Y2 JP H0210773Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の属する技術分野 本考案は、有線通信線の屋内引込点等に挿入さ
れて、電話機その他の通信機を異常サージから保
護するための通信用保安器の取付構造に係り、詳
しくは、ベースの突出部と取付台の受孔とから成
る取付構造に関するものである。
(2) 従来技術とその問題点 本出願人らは、劣化による誤動作がなく、構造
が簡単で、しかも放電管の動作が持続するときに
機械構造による確実な回路動作がある安価な通信
用保安器について特願昭56−181584により特許出
願し、この通信用保安器の実装構造および取付台
について実願昭56−168515および実願昭56−
168516によりそれぞれ実用新案登録出願した。こ
れらの出願の内容については、さらに日本電信電
話公社1982年5月発行の「施設」第34号第5号70
頁〜76頁に開示した。
この実願昭56−168516の通信用保安器の取付台
では、通信用保安器のベースに取付けられたステ
ンレススチール製の基板を取付台の取付孔に差し
込んで、通信用保安器を固定する構造である。
考案者らは、上記構造について取付試験を繰り
返した結果、上記実願昭56−168516の通信用保安
器の取付構造は、基板の断面を取付孔の大きさと
一致させると、基板の着脱が困難となり、また基
板の断面を取付孔の大きさより小さくすると、取
付けが安定せず通信用保安器がぐらぐらする欠点
があつた。
また、通信用保安器が取付台に取付けられた後
の配線作業は、取付台の貫通孔が共通の導入口で
あるだけで、その後の各線の導入ブロツクや通し
穴への配線は、これらの導入ブロツクや通し穴を
取付台の下から頭を柱に押しつけて覗きながら行
う必要があり、梯子の上のように足場の悪い所で
は配線作業をやりいくい欠点があつた。
本出願人らは、上記種々の欠点を解消するため
に、通信用保安器の取付構造について、実願昭58
−26363号によりさらに実用新案登録出願した。
この取付構造は、ベース底面に通信線を引込みす
る引込孔を有する突出部を一体成形してこの突出
部の壁面に板バネを設け、取付台に穿設した貫通
孔に上記板バネの側孔を設け、貫通孔に突出部を
挿着して通信用保安器を取付けするものである。
上記構造について再度取付試験を繰り返した結
果、上記実願昭58−26363号の通信用保安器の取
付構造は、板バネの折り曲げられた一端が側孔内
で係止されるものの、側孔が板バネのバネ作用方
向に開口されているために、板バネの上記一端が
側孔内で解放されてしまう欠点があつた。しか
も、上記突出部はスムーズに貫通孔に挿入できる
ようにするために、貫通孔の大きさよりも僅かに
小さく形成されていたので、通信用保安器がぐら
ぐらする欠点が依然解消されていなかつた。
また、取付作業に際して板バネを突出部の突出
壁に装着しなければならないが、柱上等では装着
作業が非常に面倒であつた。
(3) 考案の目的 しかして本考案は、上記実情に鑑みて関発され
たものであつて、通信用保安器の取付けを簡単に
行なえ、取付台にぐらぐらせずに強固に取付けら
れるようにしたことを、その目的とするのであ
る。
(4) 考案の特徴 本考案に係る通信用保安器の取付構造の特徴
は、通信用保安器のベースの突出部と取付台の受
孔とが互いにテーパ面に形成されているとともに
互いに係合する対の係合部がそれぞれ一体に設け
られていることにある。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
(5) 考案の一実施例 図面は本考案に係る通信用保安器の取付構造の
一実施例を示し、第1図は取付けた状態を示す同
縦断面図、第2図は取付台を示す一部切欠斜視
図、第3図は同平面図、第4図は第3図の−
線断面図、第5図は取付け工程の説明図である。
しかして通信用保安器1は、ベース2の底面に
設けられた突出部3を取付台4の受孔5に挿入す
ることによつて取付けられている。
上記取付台4は、絶縁性合成樹脂を素材として
基枠6と垂板7とから一体成形され、この基枠6
にはその上下方向にわたつて上記受孔5が穿設さ
れている。上記基枠6は、全体として略枠体状を
呈しており、その下端面の周囲四方から上端手前
まで抜溝8が設けられ、この抜溝8を介して内枠
9が外枠10に連結される2重枠構造に成形され
ている。ここで、上記抜溝8は上方に向けて僅か
に幅狭に形成されている。これに対して上記受孔
5は、横断面が正方形であつて、かつ下方に向け
て収縮するテーパ状に形成されている。従つて、
上記内枠9はその内壁11が自由端に向けてテー
パ状となり、その肉厚が均一かあるいは自由端に
向けて僅かに先細に構成されている。この内枠9
には弾性舌片12が設けられており、弾性舌片1
2の内壁には係合部の一方としての突起13が突
設されている。
詳述すると、弾性舌片12は、内枠9の自由端
から上方に向けて内枠9を切断する一対の割溝1
4によつて構成されている。上記割溝14は前記
抜溝8の溝終端の下位まで形成されている。上記
弾性舌片12A〜12Cと突起13A〜13C
は、内枠9の横一辺の中央に位置し、四辺のうち
の三辺の内枠9A〜9Cに配置されている。突起
13は、下方に向けて突出して案内面15が構成
され、案内面15の下端に係合段部16が構成さ
れている。また、上記内枠9は、弾性舌片12以
外の内壁下部においてテーパ面に続く垂直面17
を有し、この垂直面17の下端には防水カバー1
9を保持する段部18が突出されている。さら
に、内枠9はその上部において外枠10により突
出する頂部枠20を有している。
さらに、前記垂板7は、その上下端の中央部に
ネジ取付溝21,21を有し、これらのネジ取付
溝21,21には細幅の釘取付溝22,22が連
設されている。図中、23は垂板7の背面の配線
溝、24は柱や壁などの被取付面、25はネジ取
付溝21,21に取付けられる止ネジ、26は釘
取付溝22,22に取付けられる釘である。
上記取付台4に対して前記通信用保安器1の突
出部3は、その外壁30が前記受孔5のテーパ面
に嵌合するテーパ面に形成され、外壁30の一面
には係合部としての凹部31が一体成形されてい
る。凹部31は前記突起13に係合する対応位置
に配置されている。突出部3には内線・外線およ
びアース線を引込みする引込孔32,33,34
がそれぞれ穿設されている。
上記構成で、あらかじめ被取付面24に取付け
られた取付台4に通信用保安器1を取付けする方
法について説明する。
まず、取付台4の受孔5の中に防水カバー19
を挿入し、防水カバー19の首部を段部18に嵌
着させて受孔5の底面開口部に防水カバー19を
位置させる。防水カバー19の鍔部は垂直面17
に密着する。
次に、上記突出部3の下端を受孔5の上部開口
部から挿入する。突出部3の外壁30と受孔5の
内壁11とは互いにテーパ状に形成されているの
で、挿入に際しては、十分な挿入クリアランスを
有して挿入される。挿入過程において、突出部3
の外壁30が突起13A〜13Cに当接するが、
内壁11のテーパ面と突起13A〜13Cの案内
面15…との案内作用によつて、スムーズに挿入
されると同時に弾性舌片12A〜12Cが外枠1
0側へ押し開かれる。
さらに挿入して突出部3の下端面が防水カバー
19の鍔部の頂面に当接すると、突出部3の凹部
31とこれに接する内壁11の突起13Aの係合
段部16とが対応させられるので、この突起13
Aは弾性舌片12Aの弾性復帰によつて凹部31
内に嵌め込まれる。他の突起13B,13Cは、
他の弾性舌片12B,12Cの弾性によつて突出
部3の外壁30,30を2面から押圧している。
この位置において、取付台4の頂部枠20はベー
ス2の下面に嵌合されている。
上記のごとくベース2を取付けた後、内線、外
線およびアース線の通信線を防水カバー19の薄
膜部分を破つて引込孔32,33,34にそれぞ
れ挿入し、図示しない端子に接続する。配線終了
後にカバーをベース2に被嵌して取付作業は終了
する。
上記一実施例によれば、1個の弾性舌片12A
が弾性復帰して突起13Aが外壁30の凹部31
に係合すると同時に、他の弾性舌片12B,12
Cが突起12B,12Cを介して外壁30,30
の2面を押圧することによつて、ガタツキのない
取付構造とすることができた。上記弾性舌片12
に加えて、外枠10に対して割溝14を介して内
枠9を全体的な弾性構造体とすることができ、突
出部3と受孔4との取付けにおける密着度を著し
く高めることができた。
また、弾性舌片12A〜12Cと突起13A〜
13Cとが四辺のうちの三辺の内枠9A,9B,
9Dに設けられているので、突起13A〜13C
のいずれかと凹部31を係合させて異なる角度を
選択したときであつても、弾性舌片12A〜12
Cのいずれか2個が外壁30,30の2面を押圧
するので、上記と同様に取付構造とすることがで
きる。
さらに、2重枠構造としたので、外枠10によ
つて直接の雨水の浸入を防ぐことができるうえ、
衝撃に対しての緩衝作用を発揮させることができ
た。
(6) 考案の他の一実施例 図面第6図は、係合部と垂板との他の一実施例
を併せて示す要部斜視図である。図中、第1図な
いし第5図と同一符号は同等部分を示すので重複
説明を省略する。
しかして、図中40は上方を自由端とする弾性
舌片、41は弾性舌片40から内方へ突出されて
いる係合部としての突起、42は上記弾性舌片4
0と突起41とを形成するための抜溝、43は抜
溝42によつて構成される外枠、44は内壁11
の下部四辺から内方へ突出する段部である。上記
弾性舌片40は、その基部を段部44に連設され
ている。上記突起41は内壁11のテーパ面より
内方へ突出されている。
また、図中45は基枠6の左右に延ばされた垂
板であつて、垂板45の左右側部には雌雄連結手
段としての受部46と突部47とがそれぞれ配置
されている。
上記一実施例によれば、弾性舌片40の自由端
がテーパ面に対して抜け止めする方向に作用する
と同時に、突起41がテーパ面の上方へ係合する
ので、突出部に対して強固にロツクすることがで
きた。
また、垂板45の左右側部に受部46と突部4
7とが設けられているので、複数の取付台の受部
46と突部47とを係合させることによつて、取
付台を横方向に位置狂いなく連設することができ
た。
(7) 考案の別の一実施例 上記実施例において、係合部として突起13,
41と凹部31を説明したが、一体に設けられる
ものであつて互いに係合できる手段であれば他の
ものの実施を妨げない。とくに、突起13,41
は弾性舌片12,40に設けられているものに限
定する趣旨ではなく、内壁11に直接設けても良
く、略同等の係合効果が果される。
また、抜溝8を基枠6の下端面から上方に設け
た2重枠構造を説明したが、抜溝8は基枠6の上
端面から下方に向けて設けることも可能である。
後者の場合には、突出部3に大幅な寸法誤差があ
つても、テーパ面上方での内枠の弾性によつて上
記誤差を吸収できる利点がある。上記2重枠構造
は必須要件ではない。例えば、四辺のうちの三辺
のみを2重枠とするか等、任意に選択することが
できる。
さらに基枠6から垂板7,45が延設されたも
のを説明したが、垂板は基枠6を被取付面に固定
できるものであれば各種形状とすることができ
る。基枠6から袖片を僅かに延ばして固定するも
のも垂板に含まれる。
(8) 考案の効果 以上説明したように本考案によれば、受孔に対
して突出部を楔作用させると同時に係合部の係合
によつて、密着してガタツキのない取付構造とす
ることができた。とくに、成形上の問題によつて
突出部と受孔との寸法誤差を生じることがある
が、互いのテーパ面によつて寸法誤差を吸収でき
る大きな特徴がある。
また、係合部が一体に設けられているうえ互い
のテーパ面によつて、取付台に対して通信用保安
器を直ちにスムーズに取付作業することができ、
作業の簡便化を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る通信用保安器の取付構造の
実施例を示し、第1図は同取付けた状態の一実施
例を示す縦断面図、第2図は取付台を示す一部切
欠斜視図、第3図は同平面図、第4図は第2図の
−線断面図、第5図は取付け工程の説明図、
第6図は係合部と垂板の他例を示す要部斜視図で
ある。 1……通信用保安器、2……ベース、3……突
出部、4……取付台、5……受孔、6……基枠、
7,45……垂板、8,42……抜溝、9,9A
〜9D……内枠、10,43……外枠、11……
内壁、12,12A〜12C,40……弾性舌
片、13,13A〜13C,41……突起、14
……割溝、19……防水カバー、30……突出部
の外壁、31……凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被取付面に取付けされる取付台とこの取付台
    の基枠に設けられる通信用保安器とから成り、
    この通信用保安器のベースの底面に通信線を引
    込みする引込孔を有する突出部を備え、この突
    出部の受孔が上記基枠に貫通されている通信用
    保安器の取付構造において、上記突出部と受孔
    は互いにテーパ面に形成されているとともに互
    いに係合する対の係合部がそれぞれ一体に設け
    られていることを特徴とする通信用保安器の取
    付構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のものに
    おいて、基枠が外枠と内枠とから成る2重枠構
    造である通信用保安器の取付構造。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載のものにおいて、係合部が突出部の外壁に
    設けられた凹部と内枠の内壁に設けられた突起
    とから成ることを特徴とする通信用保安器の取
    付構造。 (4) 実用新案登録請求の範囲第3項記載のものに
    おいて、突起は内枠を切断する一対の割溝間に
    形成される弾性舌片に位置していることを特徴
    とする通信用保安器の取付構造。 (5) 実用新案登録請求の範囲第3項または第4項
    記載のものにおいて、受孔は横断面が正方形で
    あつて突起が正方形の内枠四辺のうち三辺に形
    成されていることを特徴とする通信用保安器の
    取付構造。 (6) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のものに
    おいて、基枠の左右に延ばされた垂板の左右側
    部に他の取付台と連設可能な雌雄連結手段がそ
    れぞれ備えられていることを特徴とする通信用
    保安器の取付構造。
JP11905283U 1983-07-30 1983-07-30 通信用保安器の取付構造 Granted JPS6028429U (ja)

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JPS6028429U JPS6028429U (ja) 1985-02-26
JPH0210773Y2 true JPH0210773Y2 (ja) 1990-03-16

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