JPH02108237A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

Info

Publication number
JPH02108237A
JPH02108237A JP26050788A JP26050788A JPH02108237A JP H02108237 A JPH02108237 A JP H02108237A JP 26050788 A JP26050788 A JP 26050788A JP 26050788 A JP26050788 A JP 26050788A JP H02108237 A JPH02108237 A JP H02108237A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferromagnetic powder
solvent
magnetic
ferromagnetic
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26050788A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH083900B2 (ja
Inventor
Hideomi Watanabe
渡邊 秀臣
Tsutomu Okita
務 沖田
Hiroshi Hashimoto
博司 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP26050788A priority Critical patent/JPH083900B2/ja
Priority to US07/423,290 priority patent/US5045351A/en
Publication of JPH02108237A publication Critical patent/JPH02108237A/ja
Priority to US07/908,916 priority patent/US5258231A/en
Publication of JPH083900B2 publication Critical patent/JPH083900B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は非磁性支持体上に強磁性粉末を結合剤に分散し
てなる磁性層を設けた磁気記録媒体の製造方法に関し、
特に走行性、耐久性に優れ、かつ電磁変換特性の良好な
る磁気記録媒体の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
磁気記録媒体は、録音用テープ、ビデオテープ、コンビ
エータ−テープあるいはフロッピーデスクなどとして広
く用いられている。磁気記録媒体は、基本的には1強磁
性粉末が結合剤(バインダ)中に分散された磁性層が非
磁性支持体上に積層された構造からなる。
基本的に、磁気記録媒体は、電磁変換特性、走行耐久性
および走行性能などの緒特性において高いレベルにある
ことが必要とされる。殊に、最近の8ミリビデオテープ
レコーダーなどの普及に伴ない、ビデオテープは、ビデ
オ出力が高く、そして原画再生能力が優れていることな
ど特に電磁変換特性が優れているものであることが要求
されている。
磁気記録媒体の電磁変換特性を向上させる方法には種々
の改良方法があるが、磁気記録物質である強磁性粉末の
特性を改良する方法が直接的であり、かつ効果的である
。従って、強磁性粉末は、高密度記録が可能なように次
第に微粉末化され、さらに強磁性粉末の素材も、酸化鉄
からコバルトなどの異種金属で変性した酸化鉄へと移行
しており、さらに最近では鉄、ニッケル、コバルトのよ
うな強磁性の金属あるいはこれらを含む合金が使用され
るようになってきている。
このようにして改良された強磁性粉末を用いることによ
り、本質的には電磁変換特性の良好な磁気記録媒体を得
ることが可能であるが、実際には強磁性粉末の改良に対
応するように電磁変換特性が向上した磁気記録媒体を製
造することが難しい。
これは、強磁性粉末が微粉末になるに従って結合剤への
分散性が低下する傾向があり、また強磁性粉末の特性と
して、たとえばT−酸化鉄、コバルト被着γ−酸化鉄、
強磁性金属微粉末の順に分散性が低下する傾向があるの
で、強磁性粉末を改良することにより逆に磁性層におけ
る強磁性粉末の分散状態は悪くなるとの事態を生ずるこ
とがあり、従って強磁性粉末の優れた特性が充分に発揮
されないことに起因する。
強磁性微粉末の分散性の向上をはかるため特公昭5B−
41565、特開昭57−44227、特開昭59−3
0235.0POJt 、−COOMなどの極性基を含
む結合剤あるいはこれらの極性基とエボキン環とを併せ
持つ結合剤を用いることが開示されている。これらの結
合剤は強磁性微粉末への吸着力が高く、従来用いていた
結合剤に比べ良好な分散性の得られるものである。しか
しこれらの良好な結合剤を選んでも、高密度記録のため
に強磁性微粉末の粒子サイズを微細にすればするほど分
散が困難になり、これらの高分散性結合剤の性能を発揮
させる技術開発が待ち望まれていた。
強磁性微粉末の分散状態を改善するために磁性塗料を調
製する際の混線分散を長時間行なう方法もあるが、混線
分散時には強磁性微粉末に相当の剪断力が作用するので
、強磁性微粉末の特性が損なわれることがあり、さらに
磁気記録媒体の製造に長時間を要するようになることは
作業効率上も問題がある。
また、特定の結合剤、例えば水溶性カルボン酸樹脂(特
公昭57−42888号)やポリビニルブチラール(特
開昭59−165237)を用いて混練し、次に他の結
合剤や溶剤を加えて分散する方法が提案されているが、
十分な分散効果が得られていない。
そこで、通常の磁気記録媒体の製造方法に大きな変更を
加えることなく上記のような強磁性粉末を有効に分散さ
せる方法が検討されており、このような方法としては強
磁微粉末をシランカップリング剤のような表面処理剤に
より表面処理された強磁性粉末を用いる方法、および脂
肪酸のような強磁性粉末の分散性を向上させる成分(分
散剤)を用いる方法や、ビニル系共重合体とウレタンプ
レポリマーよりなる系に低分子量エポキシ樹脂を加えた
ものを結合剤として用いること(特公昭5623210
号公報)などが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし前記のシランカップリング剤を用いて表面処理し
た強磁性粉末は、シランカップリング剤により強磁性粉
末の表面が疎水化処理されるので、強磁性粉末粒子の磁
性塗料中における分散状態の安定性は通常は向上するが
、樹脂成分に対する相溶性は逆に低下することがある。
従って、最終的に磁性層における強磁性粉末の分散状態
が充分には改善されないことがある。さらに、シランカ
ップリング剤自体が非常に高価であるので、通常の磁気
記録媒体に用いる強磁性粉末の処理剤としては使用しに
くいとの問題もある。
また、磁気記録媒体の磁性層に潤滑剤として通常含有さ
れている脂肪酸は、強磁性粉末に対する分散作用を有し
ている。従って、使用量を調整することにより強磁性粉
末の分散状態を改善することが可能であるが、一般に、
脂肪酸を分散剤として使用する場合には、通常潤滑剤と
して磁性層に配合する場合よりも多量に使用しなければ
充分な効果を得ることができない、他方、脂肪酸は、過
剰に使用すると結合剤に対して可塑剤として作用するこ
とが知られており、脂肪酸を強磁性粉末の分散剤として
作用させると必然的に結合剤が可塑化するとの問題があ
る。
一方、強磁性粉末の分散状態を良くすることにより、磁
気記録媒体の表面の平滑性が良くなり、そのため走行性
が悪くなると言う問題が生じている。たとえば脂肪酸を
多く用いて分散状態を改善することは可能であったが耐
久性や走行性の面で不十分な点があった。
また、上記、特定の結合剤に低分子量のエポキシ樹脂を
加える場合には、エポキシ樹脂を含む結合剤を強磁性粉
末と混練して塗布しているが、結合剤が特定されるばか
りでなく、強磁性粉末について分散性の改良が充分でな
く、混練時間を長くすると前記したように強磁性粉末の
特性が損なわれる等の問題があった。
また、特開昭63−146218号においても結合剤と
して低分子エポキシ化合物を含むことが知られているが
、特公昭56−23210号と同様に結合剤の一成分と
して使用されている。
しかし、これらの磁気記録媒体では強磁性粉末の混線分
散は多量の結合剤や溶剤を用いて行なっているため十分
強く練ることができなかった。
そこで本発明者らは粒子サイズの極めて小さい強磁性粉
末を用いて、高度に強磁性粉末を分散させ、極めて電磁
変換特性が良好で、しかも耐久性、走行性が両立する磁
気記録媒体の製造方法を提供しようとするものである。
しかも分散に要する時間が短く生産コストの低減した磁
気記録媒体の製造方法を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、溶剤を用いて強磁性粉末を結合剤と混練する
工程、得られた混練物に更に残りの結合剤及び/又は溶
剤を加えて分散する工程、得られた磁性塗液の分散液を
非磁性支持体上に塗布、乾燥する工程を有する磁気記録
媒体の製造方法において、前記の混練する工程で結晶子
サイズが350Å以下の強磁性粉末100重量部に対し
、グリシジル化合物と有機基を介して末端がOH基の側
鎖及び極性基を有する塩化ビニル系共重合体と、更に極
性基を有するポリウレタン樹脂及び/又は溶剤を40〜
701量部加えて混練し、次に分散する工程で残余の極
性基を有するポリウレタン樹脂及び/又は溶剤を加えて
分散することを特徴とする磁気記録媒体の製造方法であ
る。
すなわち、本発明は、結晶子サイズが350Å以下の微
細な強磁性粉末100重量部に対して、グリシジル化合
物と特定の官能基(有機基を介するO■(基と極性基)
を有する結合剤と溶剤とを合計した量で40〜70重量
部用いて混練して強く練り、次いで残余の結合剤及び/
又は溶剤を用いて希釈分散することにより分散性と電磁
変換特性、更には耐久性、走行性を改良した磁気記録媒
体を提供するものである。混練は加圧ニーダ−やオープ
ンニーグーを用いて強練りすることにより行なわれ、分
散はサンドミル、ボールミル等を用いて希釈分散するこ
とにより行なわれる。
本発明の詳細な説明すると、本発明に用いるグリシジル
化合物は、−aに市販されているビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、グリシジルアミン系エポキシ樹脂、ノボラ
ック型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型樹脂、グリシ
ジルエステル系樹脂。
脂環式エポキシ樹脂、脂肪族型エポキシ樹脂等であり、
又はグリシジルメタクリレートのモノマーグリシジルフ
ェニルエーテルでも強磁性粉末は良好な分散が出来る。
好ましくは分子!11000以下、エポキシ当量は20
0g/eq以下である。
本発明において使用されるグリシジル化合物の化学構造
を示す。
A、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(エビビス型エポ
キシ樹脂ともいう)は下記一般式で示される。
n=Q  〜 3 R=H又はCH。
B、グリシジルアミン系エポキシ樹脂は下記−最式で示
される。
C,ノボラック型エポキシ樹脂は下記一般式で示される
但し、 但しR=H,又はCH。
n=0〜10 D、ビスフェノールF型エポキシ樹脂は下記−般式によ
り示される。
但し R=H又はCH:l E、グリシジルエステル系樹脂の一般式を下記に示す。
但し F、レゾルシノールジクリシジルエーテルの一般式を下
記に示す。
前記グリシシール化合物は分子量1000以下のもので
ある。 1000以上になると、強磁性粉末分散性向上
の効果が小さくなり、むしろ添加することによって耐久
性が悪化する傾向にあって好ましくない、またエポキシ
当量は、200(g/eq)以下が好ましい、200以
上になると分散性向上効果が小さくなり、好ましくない
これらのグリシジル化合物の具体例としては日本油脂■
製エピオールA、B、P、OH,M、EH,G−100
,SB、TBなど、東部化成■製YH−434,YH4
34L、YDPN−638゜YDCN−701S、同7
02S、同7033など、シェル■製エピコー)801
.同802.同807、同815.同825.同828
など、チバーガイギーー製GY250.同257.同2
60など、三菱瓦斯化学■製TETRAD−X、TET
RAD−C等である。
磁性層には、上記グリシジル化合物が、強磁性粉末10
0重量部に対して通常0.1〜5重量部の範囲内の含有
量で含まれている。特にその含有量を0.15〜4重量
部の範囲内に設定することにより磁性層表面の光沢度が
高くなるなど強磁性粉末の分散状態が良好になる。さら
にその含有量を0.2〜35重量部の範囲内に設定する
ことにより電磁変換特性が著しく改善される。含有量が
0.1重量部より少ないと、配合の効果が有効に現れな
いことがあり、また5重量部より多く配合しても強磁性
粉末の分散状態がそれ以上向上しないことがある。
本発明で用いる塩化ビニル系共重合体としては、末端が
−OHである下記の一般式(1)〜(3):%式%(2
1 〔但し、nは1〜15の範囲の整数であり、そしてR1
およびR2は水素原子またはアルキル基であって、互い
に同一でも異なっていてもよい〕 から選ばれる少なくとも一種の側鎖および極性基を有す
るものであり、極性基として好ましいものは、−3O1
阿、−0SO,M、−POsMz、−0POJz 、−
C(hMであり、更に好ましくは−so、Mである。こ
れらの極性基の含有量としてはポリマー1グラムあたり
10−’〜10−’当量程度含むものが好ましく、更に
好ましくはto−’〜10−4当量である。この範囲を
外れると強磁性粉末の分散性が不良となり、また電磁変
換特性も大幅に低下する。これらの極性基は1種以上あ
ればよく2種以上あってもよい。
重量平均分子量としては20,000〜100,000
好ましくは30,000〜80,000である。この範
囲を外れると分散性が不良になったりあるいは耐久性が
悪くなったりする。
また、本発明に使用できるポリウレタン系樹脂は、例え
ば、ポリエステル系ポリウレタン樹脂、ポリエーテル系
ポリウレタン樹脂、ポリカーボネートポリウレタン樹脂
等であって、これらの樹脂に極性基が導入されたポリウ
レタン系樹脂であることが必要である。ポリウレタン系
樹脂の分子量としては、数平均分子量で10000−1
00000の範囲が好ましく、さらに好ましくは200
00〜60000である。
また上記極性基としては、−COOM 、−P(hMx
、−0POJt 、−5OJまたは一3OtM(Mは水
素原子、アルカリ金属またはアンモニウムイオン)の内
生なくとも一種の極性基が好ましく、その1廣としては
該ポリウレタン系樹脂中に1×lO″&〜lXl0−”
eq/g (さらに好ましくは1 x 10−’ 〜l
 X 10−’eq/g)の範囲が好ましい。上記極性
基濃度が1 xto−’eq/g未満の場合は、強磁性
粉末等の分散性が低下し、I X 10−”eq/gを
超える場合は有機溶剤に対する溶解性が低下する。
前記の塩化ビニル系共重合体及びポリウレタン系樹脂は
強磁性粉末を結着する結合剤として作用するものである
上記塩化ビニル系共重合体およびポリウレタン系樹脂の
他に、各磁性層形成に使用する結合剤として他の樹脂も
併せて使用することができる0例えば、エチレン・酢酸
ビニル共重合体、ニトロセルロース樹脂などのセルロー
ス誘導体、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ
樹脂である。
これらは、単独でも組み合わせでも使用することができ
る。
ただし、磁性層に含まれる上記特定の塩化ビニル系共重
合体は、結合剤中に20〜80重量%の範囲で含有され
ていることが好ましく、さらに好ましくは30〜70重
量%の範囲である。また上記特定のポリウレタン系樹脂
は、結合剤中に20〜80重量%の範囲で含有されてい
ることが好ましく、さらに好ましくは30〜70重量%
の範囲である。
また、本発明は磁性塗液にポリイソシアネート化合物を
添加して用いることができる。ポリイソシアネート化合
物としては、通常ポリウレタン系樹脂等の硬化剤成分と
して使用されているもののなかから選択される。ポリイ
ソシアネート化合物の例としては、トリレンジイソシア
ネート3モルとトリメチロールプロパン1モルとの反応
生成物(例、デスモジュールL〜75(バイエル社製)
 )キシリレンジイソシアネートあるいはへキサメチレ
ンジイソシアネートなどのジイソシアネート3モルとト
リメチロールプロパン1モルとの反応生成物、ヘキサメ
チレンジイソシアネート3モルのビューレット付加化合
物、トリレンジイソシアネート5モルのインシアヌレー
ト化合物、トリレンジイソシアネート3モルとへキサメ
チレンジイソシアネート2モルのイソシアヌレート付加
化合物、イソホロンジイソシアネートおよびジフェニル
メタンジイソシアネートのポリマーを挙げることができ
る。
磁性層に含まれる上記ポリイソシアネート化合物は、結
合剤中に10〜50重量%の範囲で含有されていること
が好ましく、さらに好ましくは20〜40重量%の範囲
である。
また、アクリル酸エステル系のオリゴマーと、七ツマ−
を結合剤としてもちい、放射線照射によって硬化する結
合剤系ももちいることができる。
本発明の磁気記録媒体の磁性層中の全結合剤の含有量は
、通常は強磁性粉末100重量部に対して10〜100
重量部であり、好ましくは20〜40部である。
本発明において、グリシジル化合物及び前記結合剤と混
練されるために用いられる強磁性粉末としては、強磁性
合金粉末、強磁性酸化鉄微粉末、Coドープの強磁性酸
化鉄微粉末、強磁性二酸化クロム微粉末、バリウムフェ
ライトなどが使用できる0強磁性合金粉末、Coドープ
の強磁性酸化鉄微粉末、強磁性酸化鉄、二酸化クロムの
針状比は、2/1〜20八程度、好ましくは571以上
平均長は0.2〜2.0 μm程度の範囲が有効である
。本発明は強磁性合金粉末の結晶子サイズとしては35
0オングストローム以下のとき特に効果的であり、更に
効果的なのは250オングストローム以下である。(結
晶子サイズはX線回折による)また強磁性合金粉末のp
i−1は8以上のとき効果が大きい。
但し本発明の主旨によりこの結晶子サイズ以上の場合で
も本発明の技術を用いることによりt磁変換特性、走行
性、耐久性などの効果が発現され、上記の結晶子サイズ
以下の時に効果的である。強磁性合金粉末は金属分が7
5wt%以上であり、金属分の80−t%以上が強磁性
金属(即ち、Fe、 Co、 Ni。
Fe、Ni、 Co−Ni、 Fe−Co−N1) の
粒子である。
混練、分散、磁性塗液の塗布に用いる有機溶剤としては
、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン系;酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸グリコールモ
ノエチルエーテル等のエステル系;エチルエーテル、グ
リコールジメチJL−エーテル、グリコールモノエチル
エーテル系;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香
族炭化水素;メチレンクロライド、エチレンクロライド
、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンクロルヒドリン
、ジクロルベンゼンなどの塩素化炭化水素等が選択して
使用できる。
前記した強磁性粉末、グリシジル化合物、結合剤などを
混練して本発明の製造方法を行なうに当っては、強磁性
粉末を一定量取り、ニーダー(例えば、加圧ニーダー、
オーブンニーダー)に入れる。これに前記したグリシジ
ル化合物と塩化ビニル系共重合体とポリウレタン樹脂と
、場合によっては他の結合剤を、強磁性粉末100重量
部に対して結合剤と溶剤を合せた量が40〜70重量部
になるように調整して添加し、混練する。混練は上記加
圧ニーダ−やオーブンニーダ−を用いてすり応力が30
〜500kg/−の力で行なう。結合剤と溶剤の量が4
0重量部未満では溶剤が少な過ぎて混練ができない、7
0重量部より多いと溶剤が多過ぎて強練りができない、
溶剤しとては、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン等のケトン系や酢酸エチル、
酢酸メチルなどのエステル系、トルエン、キシレンなど
の芳香族炭化水素が好ましい、特にシクロヘキサノンが
好ましい、この混練工程では磁性塗料(混練物)は固い
石状になるが、次の分散工程において残余の結合剤や溶
剤を加えることによって塗布できるような濃度まで希釈
、分散する。
また、本発明の磁性塗液には、さらに、研磨剤、分散剤
、帯電防止剤、防錆剤等の添加剤を加えてもよい、使用
される研磨剤は、モース硬度が5以上、好ましくは8以
上であれば特に制限はない。
モース硬度が5以上の研磨剤の例としては、AIKO3
(モース硬度9 ) 、Tie(同6 ) 、Tie雪
(同6.5)、510g (同7)、5nOz(同6.
5)、Cr、O,(同9)およびα−FegOz(同5
.5)を挙げることができ、これらを単独あるいは混合
して用いることができる。とくに好ましいのはモース硬
度が8以上の研磨剤である。モース硬度が5よりも低い
研磨剤を用いた場合には、磁性層から研磨剤が脱落しや
すく、またヘッドの研磨作用も殆どないため、ヘッド目
詰まりを発生しやすく、また走行耐久性も乏しくなる。
研磨剤の含有量は、通常、強磁性粉末100重量部に対
して0.1〜20重量部の範囲であり、好ましくは1〜
15重量部の範囲である。帯電防止剤としては、カーボ
ンブラック(特に、平均粒径が10〜300nI11(
ナノメートル、1O−q)のもの)などを含有させるこ
とが望ましい。
磁性塗液を塗布する支持体の素材としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン2.6−ナフタレート
などのポリエステル類;ポリエチレン、ポリプロピレン
などのポリオレフィン類、セルローストリアセテートな
どのセルロースm 1体、ポリカーボネート、ポリイミ
ド、ポリアミドイミドなどプラスチック、その他に余と
に応じてアルミニウム、銅、錫、亜鉛又はこれらを含む
非磁性合金などの非磁性金属類、アルミニウムなどの金
属を蒸着したプラスチック類も使用できる。
支持体の厚みは3〜100 μ、磁気テープとしては好
ましくは3〜20μ、磁気ディスクとしては20〜10
0 μが通常使用される範囲である。
また非磁性支持体の形態はフィルム、テープ、シート、
ディスク、カード、ドラムなどいずれでもよく、形態に
応じて種々の材料が必要に応じて選択される。
また本発明の支持体は帯電防止、転写防止、ワウフラン
ク−防止、磁気記録媒体の強度向上、バック面のマット
化等の目的で、磁性層を設けた側の反対の面(バック面
)にいわゆるバックコートがなされていてもよい。
(作用〕 混練工程において、結晶子サイズが350Å以下の微粒
子の強磁性粉末100重量部に対して、グリシジル化合
物と有機基を介して末端OH基と極性基を有する塩化ビ
ニル系共重合体などは溶剤と合計しても40〜70重量
部という少量で混練りができ、分散性がよく、走行性、
耐久性のよいものが得られる。これは、OH基が比較的
極性の小さい基であって、イソシアネートとの架G1!
度をあげ、走行性、耐久性をあげることに寄与するが、
これのみでは分散性は十分でないから、これからだけで
は上記の効果を生ずる理由を十分説明できないものであ
って、その作用機構は不明であるが、グリシジル化合物
が分散性向上と強練りの補助剤的な役割りをするためと
考えられる。
〔実施例〕
次に実施例をもって本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
なお、実施例中の「部」の表示は「重量部」を示すもの
とする。
実施例1 ′布゛ 強磁性合金粉末(A )          100部
(組成: Fe:9211t%、Ni:8wL%tlc
: 1500 Qe 、針状比;10ハ、PI(8,3
結晶子サイズ250人 塩化ビニル系共重合体(A )       12部(
Mn=25000 。
QPQ(OR)z : 6X10−’eq/g、−0(
CIlzCHzO)t H:6 X 10−’eq/g
)ポリウレタン樹脂(A)         8部(M
n=30000、−5o、Na:8 x 10−’eq
/g)エポキシ樹脂(A) ノボラック型エポキシ樹脂      1.5部エポキ
シ当1180g/eq メチルエチルケトン          30部上記減
量をオープンニーダ−に入れ粉砕し混練する0次いで カーボンブラック           2部α−^1
*Os             2部メチルエチルケ
トン          200部上記塗料の各成分を
サンドミルを用いて120分環混練分散させた。得られ
た分散液に ステアリン酸             2部ポリイソ
シアネート(固型分)      6部(コロネートし
、日本ポリウレタン側型)ブチルステアレート    
      2部メチルエチルケトン        
  50部を加え、さらに20分間攪はん混合したあと
、1μmの平均孔径を有するフィルタを用いてろ過し、
磁性塗料を調製した。得られた磁性塗料を乾燥後の厚さ
が3.0μmになるように、厚さ10μmのポリエチレ
ンテレフタレート支持体の表面にリバースロールを用い
て塗布した。
磁性塗料が塗布された非磁性支持体を、磁性塗料が未乾
燥の状態で3000ガウスの磁石で磁場配向を行ない、
さらに乾燥後、スーパーカレンダー処理を行なった後8
−1幅にスリットして、8龍ビデオテープを製造した。
実施例2 実施例1において、強磁性微粉末(A)を強磁性微粉末
(B) (組成Fe92wt%、Ni 8 wt%、l
1c15000e針状比8/1 、pH9,2、結晶子
サイズ200Å)とした以外は同様にして8龍ビデオ用
テープを製造した。
実施例3 実施例1において、ポリウレタン樹脂(A)をポリウレ
タン樹脂(B )  (Mn = 30.000 、−
COOII8 X 10−’eq/g)とした以外は同
様にして8ミリビデオ用テープを製造した。
実施例4 実施例1において、塩化ビニル系共重合体(A)を塩化
ビニル系共重合体(B )  (Mn = 25.00
0、−COOII 7 Xl0−’eQ/g、0(CH
zCHzO)vH7X 10−’eq/g)とした以外
は同様にして8ミリビデオテープを製造した。
実施例5 実施例1において、塩化ビニル系共重合体(A)を塩化
ビニル系共重合体(C)  (M口= 40,000、
−5OJa  6 X 10−’eq/g、 O+CH
zCHzOh)I  7 X 10−’eQ/g )と
した以外に同様にして8ミリビデオ用テープを製造した
実施例6 実施例1において、ポリウレタン樹脂(A)をポリウレ
タン樹脂(C)  (Mn = 25,000、−0P
O(O旧。
8 X 10−’eq/g)とした以外は同様にして8
ミリビデオ用テープを製造した。
実施例7 実施例1において、エポキシ樹脂(A)をエポキシ樹脂
(B)(アミン型エポキシ、エポキシ当量110g/e
q)とした以外は同様にして8ミリビデオ用テープを製
造した。
比較例1 実施例1において、塩化ビニル系共重合体(A)を塩化
ビニル系共重合体(D)(塩化ビニル酢酸ビニル共重合
体、Mn = 30,000、極性基なし)とした以外
は同様にして8ミリビデオ用テープを製造した。
比較例2 実施例1において、塩化ビニル系共重合体(A)を塩化
ビニル系共重合体(E)  (Mn=30.0QO1−
OPO(OH)!  6 x 10−’eq/g)とし
た以外は同様にして8ミリビデオ用テープを製造した。
比較例3 実施例1において、ポリウレタン樹脂(A)をポリウレ
タン樹脂(D )  (Mn = 25,000、極性
基なし)とした以外は同様にして8ミリビデオ用テープ
を製造した。
比較例4 実施例1において、エポキシ樹脂(A)を除いた以外は
同様にして8ミリビデオ用テープを製造した。
比較例5 実施例1において、オーブンニーグーで混練スる工程を
省いた以外は同様にして8ミリビデオ用テープを製造し
た。
実施例8 実施例1において、混練工程で用いるメチルエチルケト
ンを45部とした以外は同様にして8ミリビデオ用テー
プを製造した。
比較例6 実施例1において、混練工程で用いるメチルエチルケト
ンを80部とした以外は同様にして8ミリビデオ用テー
プを製造した。
(評価項目) 111人皇 標準光沢度計(スガ試験機■製)を用いて入射角45度
、反射角45度における磁性層表面の光沢度を測定した
。なお、表記した値は比較例−1で得られた磁気記録媒
体の磁性層表面の光沢度を100%としたときの値であ
る。
最             (B  m)    び
      (SQ)振動試験磁束計(VSM)(東英
工業l!聯製)を用いて磁場強度(Hm)5kOeにお
ける磁気特性を測定して求めた。
ユ廿 市販の81ビデオテープレコーダー (Fujix−8
)を用いて、5MHzの信号を記録し、この信号を再生
したときの5±IMHzの範囲内に発生するノイズを測
定し、このノイズに対す′る再生信号の比を測定した。
測定は、NV−870HD出力レベル測定機(松下電気
産業■製)を用いて行なった。なお、表記した値は比較
例−1で得られた磁気記録媒体のC/N比をOdBとし
たときの値である。
jL行」1 得られたビデオテープとステンレスポールとを50g<
7)張力(TI)で接触(巻キー’) ケ角180 ’
 )させて、この条件下で、ビデオテープを3.3(J
/Sの速度で走行させるのに必要な張力(T2)を測定
した。この測定値をもとに、下記計算式によりビデオテ
ープの、摩擦係数μをもとめた。
p=1/π−In (T2/TIJ 尚、摩擦係数のテストは、a、25℃、70%RHlb
、40℃、80%RHの2条件で行なった。
1久且 上記)F U J I X  8を用いてスチル状態−
でテストし、再生出力が記録信号の50%になるまでの
時間を測定した。このときUnloardingi能は
解除した。
第1表 〔発明の効果〕 本発明では、磁性塗液中の強磁性粉末の分散状態を改良
して、ひいては磁性層中における強磁性粉末の分散状態
を改良して、磁性層の?!磁変換特性が向上し、かつ優
れた走行性を有する磁気記録媒体を製造することができ
る。混練工程で用いる塩化ビニル系共重合体の極性基、
ポリウレタン樹の極性基及びグリシジル化合物(代表的
にはエホキシ樹脂)のエポキシ基が混練中における強(
n性粉末の分散を十分に行わせるに効果がある。また、
塩化ビニル系共重合体の側鎖の一〇H基は硬化のために
添加されるポリイソシアネートと反応して架橋密度を上
げるので、磁性層の強度が上がり、走行性などが改善さ
れる。
(ほか3名) 手続補正書 昭和63年12月7日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶剤を用いて強磁性粉末を結合剤と混練する工程、得ら
    れた混練物に更に残りの結合剤及び/又は溶剤を加えて
    分散する工程、得られた磁性塗液の分散液を非磁性支持
    体上に塗布、乾燥する工程を有する磁気記録媒体の製造
    方法において、前記の混練する工程で結晶子サイズが3
    50Å以下の強磁性粉末100重量部に対し、グリシジ
    ル化合物と、有機基を介して末端がOH基の側鎖及び極
    性基を有する塩化ビニル系共重合体と、更に極性基を有
    するポリウレタン樹脂及び/又は溶剤を40〜70重量
    部加えて混練し、次に分散する工程で残余の極性基を有
    するポリウレタン樹脂及び/又は溶剤を加えて分散する
    ことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
JP26050788A 1988-10-18 1988-10-18 磁気記録媒体の製造方法 Expired - Lifetime JPH083900B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26050788A JPH083900B2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18 磁気記録媒体の製造方法
US07/423,290 US5045351A (en) 1988-10-18 1989-10-18 Process for producing a magnetic recording medium
US07/908,916 US5258231A (en) 1988-10-18 1992-07-02 Magnetic recording medium having ferromagnetic powder, a binder containing a specified vinyl chloride copolymer, polar group containing polyurethane resin and a fatty acid amide

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26050788A JPH083900B2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18 磁気記録媒体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02108237A true JPH02108237A (ja) 1990-04-20
JPH083900B2 JPH083900B2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=17348921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26050788A Expired - Lifetime JPH083900B2 (ja) 1988-10-18 1988-10-18 磁気記録媒体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH083900B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH083900B2 (ja) 1996-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2872227B2 (ja) 磁気記録媒体用下地層
US20040089564A1 (en) Magnetic tape and magnetic tape cartridge
JPH0313647B2 (ja)
US6689455B2 (en) Method of producing hexagonal ferrite and magnetic recording medium using said hexagonal ferrite
US5868959A (en) Surface modification of magnetic particle pigments
US6638599B2 (en) Magnetic recording medium
JPH11100213A (ja) ヘマタイトの製造方法及び該ヘマタイトを用いた強磁性粉末の製造方法及び磁気記録媒体
JPH02108237A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP2003268404A (ja) 強磁性粉末の製造方法及びそれを用いた磁気記録媒体
JP2592695B2 (ja) 磁気記録媒体
US4567063A (en) Process for producing magnetic recording media
JP2002146405A (ja) 複合金属磁性粒子粉末及び磁気記録媒体
JP3334190B2 (ja) 磁気記録媒体
JP2701303B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH03132921A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH0444625A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS60263327A (ja) 磁気記録媒体
JP2001160211A (ja) 磁気記録媒体
JPS6035732B2 (ja) 磁気記録体
JPH0696438A (ja) 磁気記録媒体
JPH04139619A (ja) 磁気記録媒体
JP2002146404A (ja) 複合金属磁性粒子粉末及び磁気記録媒体
JPH04106719A (ja) 磁気記録媒体
JPH03132920A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH06111283A (ja) 磁気記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080117

Year of fee payment: 12

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 13