JPH0210839B2 - - Google Patents
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- JPH0210839B2 JPH0210839B2 JP2044882A JP2044882A JPH0210839B2 JP H0210839 B2 JPH0210839 B2 JP H0210839B2 JP 2044882 A JP2044882 A JP 2044882A JP 2044882 A JP2044882 A JP 2044882A JP H0210839 B2 JPH0210839 B2 JP H0210839B2
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- heptaminol
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- amidate
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、血圧降下作用を有する新規化合物、
N−(1,5−ジメチル−5−ヒドロキシ)ヘキ
シルアデノシン−5′−ホスホロアミデート(以
下、「ヘプタミノール−AMP−アミデート」と称
する。)に関するものである。 従来、ヌクレオシド−5′−りん酸アミデート
は、核酸関連物質の合成化学分野において、その
反応性からADP、ATPなどの化合物(J.Am.
Chem.Soc.,80,p3752(1958)、ibid.,83,p649
(1961)、Biochim.Biophys.Acta,91(1964)
pp.1−13など参照)やオリゴヌクレオチド合成な
どに広く応用されてきた。近年、ATPアナロー
グであるAMPPNP(Biochemisry,1971,10,
p2484参照)などのアミデート結合をもつた化合
物を用いての研究も行なわれている。また、1974
年には、魚卵毒ジノグネリンがアミデート結合を
もつ化合物であることが発表され、アミデート類
が生理活性の面からも注目を集めてきている。最
近、プロテインのリジン残基とAMPとをアミデ
ート結合させた化合物や、araAMPとプロテイ
ンのアミデートなども合成された。 本発明は、構造式〔〕 で表わされる新規化合物、ヘプタミノール−
AMP−アミデートおよびその塩を提供するもの
である。塩の種類は、本発明化合物の用途目的に
応じて適宜に選択されるベきであり、特に制約は
ない。たとえば、医薬あるいは生化学研究用試薬
用途では、ナトリウム、カリウム、リチウムなど
のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウムな
どのアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩など薬
学的に許容される塩が選択される。 本発明化合物は、血圧降下作用を有するほか、
生理活性物質であるアデノシンとヘプタミノール
との複合体として種々の生理活性が期待されるも
のであり、医薬もしくは生化学研究用試薬として
有用である。 本発明化合物の合成にあたつては、種々の化学
的反応もしくは酵素化学的反応を利用する合成方
法のデザインが採用されうる。そのような合成デ
ザインに基づく原料化合物、反応試薬もしくは反
応溶媒の選択、各反応条件の設定は当業者の知
識、実験に基いて決定することができる。具体的
には、(A)アデノシン−5′−モノりん酸(AMP)
とヘプタミノールとを縮合試薬を用いて縮合させ
る方法(以下、本法を「(A)法」と称する)、(B)P1
−アデノシン−5′P2−ジフエニルピロりん酸など
のAMP活性化誘導体にヘプタミノールを反応さ
せる方法(以下、本法を「(B)法」と称する)など
ヌクレオシド−5′−りん酸アミデートの公知の合
成法に準じて行なうことができる。 (A)法においては、原料化合物のAMPは遊離酸
型、あるいは反応溶媒への溶解性を考慮してトリ
−n−ブチルアミン、リト−n−オクチルアミン
などのトリアルキルアミン塩などをはじめとする
塩型で反応に供することができる。縮合試薬とし
ては、ジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノ
プロピル)カルボジイミド(EDC)、ジトリルカ
ルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジエチル
アミノプロピル)カルボジイミド、1−シクロヘ
キシル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジ
イミド、1−シクロヘキシル−3−(4−ジエチ
ルアミノシクロヘキシル)カルボジイミド、N−
メチル−N,N′−ジt−ブチルカルボジイミジ
ウムテトラフルホロホウ酸塩などのカルボジイミ
ド試薬をはじめ、N−エチル−5−フエニルイソ
オキサゾリウム−3′−スルホナート(ウツドワー
ド試薬K)などを適用することができる。縮合反
応は反応溶媒中で行なわれ、反応溶媒としてはた
とえば水、あるいはアルコール(メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノールなど)、ニ
トリル系溶媒(アセトニトリルなど)、アミド系
溶媒(ジメチルホルムアミドなど)、ピリジン系
溶媒(ピリジン、ピコリンなど)などの有機溶媒
と水との混合溶媒などが用いられる。反応条件は
縮合試薬もしくは反応溶媒の種類に応じて適宜に
最適条件を設定すればよい。 (B)法におけるAMP活性化誘導体、たとえばP1
−アデノシン−5′P2−ジフエニルピロりん酸の調
製は公知の方法を参照すればよい(たとえば、
Biochim.iophys.Acta,91(1964)1−13参照)。
AMP活性化誘導体とヘプタミノールとの反応に
おける使用溶媒、反応条件等も常法による。たと
えば反応溶媒としては、ピリジン系溶媒(ピリジ
ン、ピコリンなど)アミド系溶媒(ホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ドなど)などが用いられる。 このような(A)もしくは(B)法による合成生成物は
エピマー混合物であり、この混合物の分離精製
は、抽出、イオン交換クロマトグラフイー、吸着
クロマトグラフイーなどの方法によつて、さらに
エピマー相互の分離は逆相クロマトグラフイー、
再結晶などの方法によつて行なうことができる。 以下、本発明化合物の合成例および薬理試験例
を示し、本発明のより具体的説明とする。 合成例 1 ((±)ヘプタミノール−AMP−アミデート・
ナトリウム塩の合成) AMP(10mmol,遊離酸型)を水100ml、t−
ブタノール100ml、ヘプタミノール5.77g
(40mmol)の混合溶液に溶解させ、煮沸還流し
ながらDCC8.24g(40mmol)のt−ブタノール
150ml溶液を4時間で滴下し、さらに5時間還流
反応させた。反応終了後、反応液を冷却し、生じ
た沈澱を濾別し、濾液を減圧濃縮した。得られた
残渣に水300mlを加え、エーテルで3回抽出し、
水層を塩酸でPH7に調整してn−ブタノール
(250ml×2)で抽出した。n−ブタノール層を少
量の水で抽出した後、n−ブタノールを減圧留去
した。得られた残渣を水200mlに溶解させ、強酸
性カチオン交換樹脂ダイヤイオンPK216(ナトリ
ウム塩型)30mlカラムを通過させ、カラムを水洗
後、通過液と水洗液とを合わせて減圧濃縮乾固し
た。残渣を少量のエタノールに溶解させ、これに
アセトンを加え、生じた沈澱を濾取した後、減圧
乾燥して(±)ヘプタミノール−AMP−アミデ
ート・ナトリウム塩(エピメリツク混合物)の粉
末3.23g(収率65.1%)を得た。 紫外線吸収スペクトル;λH2O nax:258nm 元素分析:C18H30N6O7PNa・2H2Oとして 計算値 C:40.60,H:6.43,N:15.78 実験値 C:40.51,H:6.01,N:15.76 旋光度;〔α〕20 D:−20゜(c=2,H2O) 核磁気共鳴スペクトル:D2O,δ,DSS内部標
準 8.48(s,1/2,プリン核8−H) 8.41(s,1/2,プリン核8−H) 8.13(s,1,プリン核2−H) 6.08(d,1,J=6.0,リボース残基1′−H) 2.80−3.05(m,1,ヘプタミノール残基メ
チン) 合成例 2 ((+)ヘプタミノール−AMP−アミデート・
ナトリウム塩の合成) AMP(20mmol、遊離酸型)を水200ml、t−
ブタノール200ml、ヘプタミノール11.54g
(80mmol)の混合溶液に溶解させ、煮沸還流し
ながらDCC16.5g(80mmol)のt−ブタノール
300ml溶液を4時間で滴下し、さらに5時間還流
反応させた。反応液を冷却後、生じた沈澱を濾別
し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣に水400
mlを加え、エーテルで3回抽出し、水層を塩酸で
PH7としてn−ブタノール(300ml×4)で抽出
した。n−ブタノール層を少量の水で抽出後、n
−ブタノールを減圧留去した。得られた残渣を逆
相樹脂(オクタデシルシラン処理シリカゲル)カ
ラム(6×22cm)に吸着させ、5〜20%エタノー
ルで溶出した。最初に溶出された化合物のフラク
シヨンを集め、減圧濃縮後、強酸性カチオン交換
樹脂ダイヤイオンPK216(ナトリウム塩型)10ml
カラムを通過させ、水洗後、通過液と水洗液を合
わせ、減圧濃縮乾固した。残渣を少量のエタノー
ルに溶解させ、アセトンを滴下して生じた沈澱を
濾取した後、減圧乾燥して(+)ヘプタミノール
AMP−アミデート・ナトリウム塩の粉末1.04g
を得た。 紫外線吸収スペクトル;λH2O nax:258nm 元素分析:C18H30N6O7PNa・3H2Oとして 計算値 C:39.27,H:6.59,N:15.27 実験値 C:39.38,H:6.30,N:15.24 旋光度;〔α〕20 D:−10゜(c=2,H2O) 核磁気共鳴スペクトル:D2O,δ,DSS内部標
準 8.48(s,1,プリン核8−H) 8.13(s,1,プリン核2−H) 6.09(p,1,J=5.4Hz,リボース残基1′−
H) 2.80−3.05(m,1,ヘプタミノール残基メ
チン) 1.04(d,3,J=6.0Hz,ヘプタミノール残
基メチル) 0.97(s,6,ヘプタミノール残基−イソプ
ロピル−メチル) 合成例 3 ((−)ヘプタミノールAMP−アミデート・ナ
トリウム塩の合成) 合成例2における逆相樹脂カラム処理の後半に
溶出されてくる化合物の画分を集め、減圧濃縮
後、強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオンPK216
(ナトリウム塩型)10mlカラムで処理してナトリ
ウム塩とし、以下も合成例2と同様に処理して
(−)ヘプタミノールAMP−アミデート・ナトリ
ウム塩の粉末1.77gを得た。 紫外線吸収スペクトル;λH2O nax:258nm 元素分析:C18H30N6O7PNa・3H2Oとして 計算値 C:39.27,H:6.59,N:15.27 実験値 C:38.93,H:6.32,N:15.13 旋光度;〔α〕20 D:−36゜(c=2,H2O) 核磁気共鳴スペクトル:D2O,δ,DSS内部標
準 8.42(s,1,プリン核8−H) 8.12(s,1,プリン核2−H) 6.07(d,1,J=6.0Hz,リボース残基1′−
H) 2.80−3.05(m,1,ヘプタミノール残基メ
チン) 1.09(s,6,ヘプタミノール残基イソプロ
ピル−メチル) 0.96(d,3,J=6.0Hz,ヘプタミノール残
基−メチル) 薬理試験例 健康な成熟ネコ(雄、体重4.0Kg)にベントバ
ルビタールナトリウム40mg/Kg腹腔内投与し、麻
酔下にて背位に固定して気管を切開し、気管カニ
ユーレを挿入した。右頚動脈にカニユーレを挿し
て圧トランスデユーサ(MPU−0.5)を介し、ポ
リグラフ(三栄測器製141−6)に血圧を記録し
た。各薬用量の(+)ヘプタミノール−AMP−
アミデート(検体1)、(−)ヘプタミノール−
AMP−アミデート(検体2)は生理食塩水で調
製した。投与法は、大腿静脈にポリエチレンチユ
ーブを挿入し、投与した。結果は、次表のとおり
であつた。 【表】
N−(1,5−ジメチル−5−ヒドロキシ)ヘキ
シルアデノシン−5′−ホスホロアミデート(以
下、「ヘプタミノール−AMP−アミデート」と称
する。)に関するものである。 従来、ヌクレオシド−5′−りん酸アミデート
は、核酸関連物質の合成化学分野において、その
反応性からADP、ATPなどの化合物(J.Am.
Chem.Soc.,80,p3752(1958)、ibid.,83,p649
(1961)、Biochim.Biophys.Acta,91(1964)
pp.1−13など参照)やオリゴヌクレオチド合成な
どに広く応用されてきた。近年、ATPアナロー
グであるAMPPNP(Biochemisry,1971,10,
p2484参照)などのアミデート結合をもつた化合
物を用いての研究も行なわれている。また、1974
年には、魚卵毒ジノグネリンがアミデート結合を
もつ化合物であることが発表され、アミデート類
が生理活性の面からも注目を集めてきている。最
近、プロテインのリジン残基とAMPとをアミデ
ート結合させた化合物や、araAMPとプロテイ
ンのアミデートなども合成された。 本発明は、構造式〔〕 で表わされる新規化合物、ヘプタミノール−
AMP−アミデートおよびその塩を提供するもの
である。塩の種類は、本発明化合物の用途目的に
応じて適宜に選択されるベきであり、特に制約は
ない。たとえば、医薬あるいは生化学研究用試薬
用途では、ナトリウム、カリウム、リチウムなど
のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウムな
どのアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩など薬
学的に許容される塩が選択される。 本発明化合物は、血圧降下作用を有するほか、
生理活性物質であるアデノシンとヘプタミノール
との複合体として種々の生理活性が期待されるも
のであり、医薬もしくは生化学研究用試薬として
有用である。 本発明化合物の合成にあたつては、種々の化学
的反応もしくは酵素化学的反応を利用する合成方
法のデザインが採用されうる。そのような合成デ
ザインに基づく原料化合物、反応試薬もしくは反
応溶媒の選択、各反応条件の設定は当業者の知
識、実験に基いて決定することができる。具体的
には、(A)アデノシン−5′−モノりん酸(AMP)
とヘプタミノールとを縮合試薬を用いて縮合させ
る方法(以下、本法を「(A)法」と称する)、(B)P1
−アデノシン−5′P2−ジフエニルピロりん酸など
のAMP活性化誘導体にヘプタミノールを反応さ
せる方法(以下、本法を「(B)法」と称する)など
ヌクレオシド−5′−りん酸アミデートの公知の合
成法に準じて行なうことができる。 (A)法においては、原料化合物のAMPは遊離酸
型、あるいは反応溶媒への溶解性を考慮してトリ
−n−ブチルアミン、リト−n−オクチルアミン
などのトリアルキルアミン塩などをはじめとする
塩型で反応に供することができる。縮合試薬とし
ては、ジシクロヘキシルカルボジイミド
(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノ
プロピル)カルボジイミド(EDC)、ジトリルカ
ルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジエチル
アミノプロピル)カルボジイミド、1−シクロヘ
キシル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジ
イミド、1−シクロヘキシル−3−(4−ジエチ
ルアミノシクロヘキシル)カルボジイミド、N−
メチル−N,N′−ジt−ブチルカルボジイミジ
ウムテトラフルホロホウ酸塩などのカルボジイミ
ド試薬をはじめ、N−エチル−5−フエニルイソ
オキサゾリウム−3′−スルホナート(ウツドワー
ド試薬K)などを適用することができる。縮合反
応は反応溶媒中で行なわれ、反応溶媒としてはた
とえば水、あるいはアルコール(メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノールなど)、ニ
トリル系溶媒(アセトニトリルなど)、アミド系
溶媒(ジメチルホルムアミドなど)、ピリジン系
溶媒(ピリジン、ピコリンなど)などの有機溶媒
と水との混合溶媒などが用いられる。反応条件は
縮合試薬もしくは反応溶媒の種類に応じて適宜に
最適条件を設定すればよい。 (B)法におけるAMP活性化誘導体、たとえばP1
−アデノシン−5′P2−ジフエニルピロりん酸の調
製は公知の方法を参照すればよい(たとえば、
Biochim.iophys.Acta,91(1964)1−13参照)。
AMP活性化誘導体とヘプタミノールとの反応に
おける使用溶媒、反応条件等も常法による。たと
えば反応溶媒としては、ピリジン系溶媒(ピリジ
ン、ピコリンなど)アミド系溶媒(ホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ドなど)などが用いられる。 このような(A)もしくは(B)法による合成生成物は
エピマー混合物であり、この混合物の分離精製
は、抽出、イオン交換クロマトグラフイー、吸着
クロマトグラフイーなどの方法によつて、さらに
エピマー相互の分離は逆相クロマトグラフイー、
再結晶などの方法によつて行なうことができる。 以下、本発明化合物の合成例および薬理試験例
を示し、本発明のより具体的説明とする。 合成例 1 ((±)ヘプタミノール−AMP−アミデート・
ナトリウム塩の合成) AMP(10mmol,遊離酸型)を水100ml、t−
ブタノール100ml、ヘプタミノール5.77g
(40mmol)の混合溶液に溶解させ、煮沸還流し
ながらDCC8.24g(40mmol)のt−ブタノール
150ml溶液を4時間で滴下し、さらに5時間還流
反応させた。反応終了後、反応液を冷却し、生じ
た沈澱を濾別し、濾液を減圧濃縮した。得られた
残渣に水300mlを加え、エーテルで3回抽出し、
水層を塩酸でPH7に調整してn−ブタノール
(250ml×2)で抽出した。n−ブタノール層を少
量の水で抽出した後、n−ブタノールを減圧留去
した。得られた残渣を水200mlに溶解させ、強酸
性カチオン交換樹脂ダイヤイオンPK216(ナトリ
ウム塩型)30mlカラムを通過させ、カラムを水洗
後、通過液と水洗液とを合わせて減圧濃縮乾固し
た。残渣を少量のエタノールに溶解させ、これに
アセトンを加え、生じた沈澱を濾取した後、減圧
乾燥して(±)ヘプタミノール−AMP−アミデ
ート・ナトリウム塩(エピメリツク混合物)の粉
末3.23g(収率65.1%)を得た。 紫外線吸収スペクトル;λH2O nax:258nm 元素分析:C18H30N6O7PNa・2H2Oとして 計算値 C:40.60,H:6.43,N:15.78 実験値 C:40.51,H:6.01,N:15.76 旋光度;〔α〕20 D:−20゜(c=2,H2O) 核磁気共鳴スペクトル:D2O,δ,DSS内部標
準 8.48(s,1/2,プリン核8−H) 8.41(s,1/2,プリン核8−H) 8.13(s,1,プリン核2−H) 6.08(d,1,J=6.0,リボース残基1′−H) 2.80−3.05(m,1,ヘプタミノール残基メ
チン) 合成例 2 ((+)ヘプタミノール−AMP−アミデート・
ナトリウム塩の合成) AMP(20mmol、遊離酸型)を水200ml、t−
ブタノール200ml、ヘプタミノール11.54g
(80mmol)の混合溶液に溶解させ、煮沸還流し
ながらDCC16.5g(80mmol)のt−ブタノール
300ml溶液を4時間で滴下し、さらに5時間還流
反応させた。反応液を冷却後、生じた沈澱を濾別
し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣に水400
mlを加え、エーテルで3回抽出し、水層を塩酸で
PH7としてn−ブタノール(300ml×4)で抽出
した。n−ブタノール層を少量の水で抽出後、n
−ブタノールを減圧留去した。得られた残渣を逆
相樹脂(オクタデシルシラン処理シリカゲル)カ
ラム(6×22cm)に吸着させ、5〜20%エタノー
ルで溶出した。最初に溶出された化合物のフラク
シヨンを集め、減圧濃縮後、強酸性カチオン交換
樹脂ダイヤイオンPK216(ナトリウム塩型)10ml
カラムを通過させ、水洗後、通過液と水洗液を合
わせ、減圧濃縮乾固した。残渣を少量のエタノー
ルに溶解させ、アセトンを滴下して生じた沈澱を
濾取した後、減圧乾燥して(+)ヘプタミノール
AMP−アミデート・ナトリウム塩の粉末1.04g
を得た。 紫外線吸収スペクトル;λH2O nax:258nm 元素分析:C18H30N6O7PNa・3H2Oとして 計算値 C:39.27,H:6.59,N:15.27 実験値 C:39.38,H:6.30,N:15.24 旋光度;〔α〕20 D:−10゜(c=2,H2O) 核磁気共鳴スペクトル:D2O,δ,DSS内部標
準 8.48(s,1,プリン核8−H) 8.13(s,1,プリン核2−H) 6.09(p,1,J=5.4Hz,リボース残基1′−
H) 2.80−3.05(m,1,ヘプタミノール残基メ
チン) 1.04(d,3,J=6.0Hz,ヘプタミノール残
基メチル) 0.97(s,6,ヘプタミノール残基−イソプ
ロピル−メチル) 合成例 3 ((−)ヘプタミノールAMP−アミデート・ナ
トリウム塩の合成) 合成例2における逆相樹脂カラム処理の後半に
溶出されてくる化合物の画分を集め、減圧濃縮
後、強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオンPK216
(ナトリウム塩型)10mlカラムで処理してナトリ
ウム塩とし、以下も合成例2と同様に処理して
(−)ヘプタミノールAMP−アミデート・ナトリ
ウム塩の粉末1.77gを得た。 紫外線吸収スペクトル;λH2O nax:258nm 元素分析:C18H30N6O7PNa・3H2Oとして 計算値 C:39.27,H:6.59,N:15.27 実験値 C:38.93,H:6.32,N:15.13 旋光度;〔α〕20 D:−36゜(c=2,H2O) 核磁気共鳴スペクトル:D2O,δ,DSS内部標
準 8.42(s,1,プリン核8−H) 8.12(s,1,プリン核2−H) 6.07(d,1,J=6.0Hz,リボース残基1′−
H) 2.80−3.05(m,1,ヘプタミノール残基メ
チン) 1.09(s,6,ヘプタミノール残基イソプロ
ピル−メチル) 0.96(d,3,J=6.0Hz,ヘプタミノール残
基−メチル) 薬理試験例 健康な成熟ネコ(雄、体重4.0Kg)にベントバ
ルビタールナトリウム40mg/Kg腹腔内投与し、麻
酔下にて背位に固定して気管を切開し、気管カニ
ユーレを挿入した。右頚動脈にカニユーレを挿し
て圧トランスデユーサ(MPU−0.5)を介し、ポ
リグラフ(三栄測器製141−6)に血圧を記録し
た。各薬用量の(+)ヘプタミノール−AMP−
アミデート(検体1)、(−)ヘプタミノール−
AMP−アミデート(検体2)は生理食塩水で調
製した。投与法は、大腿静脈にポリエチレンチユ
ーブを挿入し、投与した。結果は、次表のとおり
であつた。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 構造式〔〕 で表わされるN−(1,5−ジメチル−5−ヒド
ロキシ)ヘキシルアデノシン−5′−ホスホロアミ
デートおよびその塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2044882A JPS58140100A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | N−(1,5−ジメチル−5−ヒドロキシ)ヘキシルアデノシン−5′−ホスホロアミデ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2044882A JPS58140100A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | N−(1,5−ジメチル−5−ヒドロキシ)ヘキシルアデノシン−5′−ホスホロアミデ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58140100A JPS58140100A (ja) | 1983-08-19 |
| JPH0210839B2 true JPH0210839B2 (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=12027338
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2044882A Granted JPS58140100A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | N−(1,5−ジメチル−5−ヒドロキシ)ヘキシルアデノシン−5′−ホスホロアミデ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58140100A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5614504A (en) * | 1990-08-01 | 1997-03-25 | The University Of South Florida | Method of making inosine monophosphate derivatives and immunopotentiating uses thereof |
| WO2005074946A1 (en) * | 2004-02-10 | 2005-08-18 | Adenobio N.V. | Stable and active complexes of adenosine and adenosine phosphates with aminoalcohols for the treatment of pulmonary artery hypertension, cardiac failure and other diseases |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP2044882A patent/JPS58140100A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58140100A (ja) | 1983-08-19 |
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