JPH0210856Y2 - - Google Patents
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- JPH0210856Y2 JPH0210856Y2 JP15839384U JP15839384U JPH0210856Y2 JP H0210856 Y2 JPH0210856 Y2 JP H0210856Y2 JP 15839384 U JP15839384 U JP 15839384U JP 15839384 U JP15839384 U JP 15839384U JP H0210856 Y2 JPH0210856 Y2 JP H0210856Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw shaft
- screw
- ball
- cooling medium
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は冷却媒体を流すための中空孔を有する
中空ボールねじの改良に関する。
中空ボールねじの改良に関する。
(従来の技術)
螺旋溝を形成したねじ軸を外部駆動源を用いて
回転させ、ねじ軸に螺合せるボールナツトとボー
ルナツトに接続している移動台をねじ軸の軸方向
に直線摺動せしめるボールねじのねじ軸に中空孔
を設けたものは公知である。
回転させ、ねじ軸に螺合せるボールナツトとボー
ルナツトに接続している移動台をねじ軸の軸方向
に直線摺動せしめるボールねじのねじ軸に中空孔
を設けたものは公知である。
ねじ軸の高速回転及び移動台の高速摺動によつ
てねじ軸全体の温度が上昇する場合があり、これ
を防ぐために玉軸受部及びねじ軸の中空孔に冷却
媒体を送る流路が形成されている。
てねじ軸全体の温度が上昇する場合があり、これ
を防ぐために玉軸受部及びねじ軸の中空孔に冷却
媒体を送る流路が形成されている。
このようなねじ軸の素材として多くの場合シー
ムレスの厚肉管が用いられる。シームレス管は、
圧延ロール間を通つて送られる丸棒の中心にマン
ドレルを当ててまず厚肉の中空材をつくり、次い
で圧延、押抜き等の加工を経て順次その肉厚、径
を変えていく伸管工程によつて製造される。しか
しこの過程において、中空部にマンドレルの消耗
を防ぐための固体潤滑剤として用いられるガラス
粉やスケール等が付着する。これをそのままねじ
軸として利用すると、これらの付着物が冷却材中
に遊離して冷却媒体を送るポンプを摩耗させたり
冷却媒体が軸受の潤滑油をかねているものでは軸
受を摩耗させ、また配管中にたまつて配管が詰ま
るなどの悪影響を生ずるため、従来はこれらの付
着物を取り除くため内面を僅かに削り落とす加工
をしてねじ軸として使用していた。しかし一般に
ねじ軸は中空孔の径に比べてずつと長いため、中
空孔内面の切削に多くの工数が費やされるという
欠点がある。
ムレスの厚肉管が用いられる。シームレス管は、
圧延ロール間を通つて送られる丸棒の中心にマン
ドレルを当ててまず厚肉の中空材をつくり、次い
で圧延、押抜き等の加工を経て順次その肉厚、径
を変えていく伸管工程によつて製造される。しか
しこの過程において、中空部にマンドレルの消耗
を防ぐための固体潤滑剤として用いられるガラス
粉やスケール等が付着する。これをそのままねじ
軸として利用すると、これらの付着物が冷却材中
に遊離して冷却媒体を送るポンプを摩耗させたり
冷却媒体が軸受の潤滑油をかねているものでは軸
受を摩耗させ、また配管中にたまつて配管が詰ま
るなどの悪影響を生ずるため、従来はこれらの付
着物を取り除くため内面を僅かに削り落とす加工
をしてねじ軸として使用していた。しかし一般に
ねじ軸は中空孔の径に比べてずつと長いため、中
空孔内面の切削に多くの工数が費やされるという
欠点がある。
また、電縫管をねじ軸の素材として用いると管
の縫合部のボール溝において疲労はく離を生じ易
いという不具合がある。
の縫合部のボール溝において疲労はく離を生じ易
いという不具合がある。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は上述した従来技術の欠点を解消するこ
と、即ちより少ない工数によつて製造される中空
ボールねじを提供すること、更にその機械的性質
の改善を目的とする。
と、即ちより少ない工数によつて製造される中空
ボールねじを提供すること、更にその機械的性質
の改善を目的とする。
(考案の構成)
本考案は、ねじ軸の中空孔の内面切削を行なう
代りに、冷却媒体の流路として必要な内径を有す
るパイプをねじ軸の成形後にねじ軸の中空孔に圧
入した構造を有する。
代りに、冷却媒体の流路として必要な内径を有す
るパイプをねじ軸の成形後にねじ軸の中空孔に圧
入した構造を有する。
(作用)
本考案によつて、長物の内面切削加工という時
間を要する工程が省略されるため、加工工数を減
少させることができる。更に圧入するパイプの材
質を適当に選択することによつて中空ボールねじ
の機械的性質を改善することができる。
間を要する工程が省略されるため、加工工数を減
少させることができる。更に圧入するパイプの材
質を適当に選択することによつて中空ボールねじ
の機械的性質を改善することができる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面をもとに説明す
る。
る。
第1図は一部を断面図とした中空ボールねじの
側面図を示している。中央部外面に螺旋溝1を有
するねじ軸2は、基台9上に固定されたブラケツ
ト3及び4内にそれぞれ設けられた一組の玉軸受
5,6及び7,8によつてその両端部を軸支され
ている。ブラケツト3と4の内部構造は同じであ
るので、以後上記ブラケツトに関してはブラケツ
ト3についてのみ説明する。
側面図を示している。中央部外面に螺旋溝1を有
するねじ軸2は、基台9上に固定されたブラケツ
ト3及び4内にそれぞれ設けられた一組の玉軸受
5,6及び7,8によつてその両端部を軸支され
ている。ブラケツト3と4の内部構造は同じであ
るので、以後上記ブラケツトに関してはブラケツ
ト3についてのみ説明する。
玉軸受5及び6の間には、環状の内輪間座10
がねじ軸2の支持部外面に嵌合して配置され、環
状の外輪間座11がブラケツト3の内面に嵌合し
て配置されている。内輪間座10と外輪間座11
は同心状に離間して配置されているので、両者の
間に環状の空洞12が形成される。玉軸受5,6
には、そのボール5a,6aに冷却媒体が達し得
るように、環状の空洞12と連通する環状の空洞
13,14が設けられている。冷却媒体としては
一般に潤滑油を用いるが、ねじ軸のみを冷却する
構造にすれば水をベースとした切削油を用いるこ
ともできる。内輪間座10と外輪間座11にはそ
れぞれその径方向に開孔15,16が形成されて
おり、この両開孔15,16は環状の空洞12に
連通し、更に開孔16はブラケツトの貫通孔17
に接続しており、貫通孔17は基台9の貫通孔1
8に接続している。
がねじ軸2の支持部外面に嵌合して配置され、環
状の外輪間座11がブラケツト3の内面に嵌合し
て配置されている。内輪間座10と外輪間座11
は同心状に離間して配置されているので、両者の
間に環状の空洞12が形成される。玉軸受5,6
には、そのボール5a,6aに冷却媒体が達し得
るように、環状の空洞12と連通する環状の空洞
13,14が設けられている。冷却媒体としては
一般に潤滑油を用いるが、ねじ軸のみを冷却する
構造にすれば水をベースとした切削油を用いるこ
ともできる。内輪間座10と外輪間座11にはそ
れぞれその径方向に開孔15,16が形成されて
おり、この両開孔15,16は環状の空洞12に
連通し、更に開孔16はブラケツトの貫通孔17
に接続しており、貫通孔17は基台9の貫通孔1
8に接続している。
玉軸受5,6及び内輪間座10、外輪間座11
はブラケツト3の内面とねじ軸2の外面との間に
嵌合しており、スペーサ19によつて軸方向に位
置づけられ、蓋20とシール21a〜21dによ
つてブラケツト3内に封止されている。
はブラケツト3の内面とねじ軸2の外面との間に
嵌合しており、スペーサ19によつて軸方向に位
置づけられ、蓋20とシール21a〜21dによ
つてブラケツト3内に封止されている。
ねじ軸2は、その軸の中心に穿孔された貫通孔
22とこの貫通孔22に圧入されたパイプ23と
を有している。更にねじ軸2には、内輪間座10
の開孔15とパイプ23の内部に形成された中空
孔24とを接続連通する開孔25が径方向に形成
されている。
22とこの貫通孔22に圧入されたパイプ23と
を有している。更にねじ軸2には、内輪間座10
の開孔15とパイプ23の内部に形成された中空
孔24とを接続連通する開孔25が径方向に形成
されている。
以上の構成から分るように、基台9及びブラケ
ツト3の貫通孔18及び17と、外輪間座11及
び内輪間座10の開孔16及び15と、環状の空
洞12と、開孔25とは冷却媒体を送るための流
路手段をなしており、この流路手段と、中空孔2
4と、ブラケツト4の内部に形成される同様の流
路手段とによつて冷却媒体流路が形成される。し
たがつて外部のポンプ(図略)から送られる冷却
媒体は図の矢印にしたがつて流れる。冷却媒体は
また環状の空洞13,14を介して玉軸受の潤滑
冷却も同時に行うようになつている。
ツト3の貫通孔18及び17と、外輪間座11及
び内輪間座10の開孔16及び15と、環状の空
洞12と、開孔25とは冷却媒体を送るための流
路手段をなしており、この流路手段と、中空孔2
4と、ブラケツト4の内部に形成される同様の流
路手段とによつて冷却媒体流路が形成される。し
たがつて外部のポンプ(図略)から送られる冷却
媒体は図の矢印にしたがつて流れる。冷却媒体は
また環状の空洞13,14を介して玉軸受の潤滑
冷却も同時に行うようになつている。
ねじ軸2の一端部には、外部の駆動源(図略)
と接続するギヤ26が軸受ナツト27によつて固
定され、ねじ軸2の中空孔24はねじ軸2の軸端
に取りつけられた栓28とねじ軸の他端に取りつ
けられた栓29とによつて両端を封止されてい
る。
と接続するギヤ26が軸受ナツト27によつて固
定され、ねじ軸2の中空孔24はねじ軸2の軸端
に取りつけられた栓28とねじ軸の他端に取りつ
けられた栓29とによつて両端を封止されてい
る。
ねじ軸2の外面の螺旋溝1にボールを介して螺
合するボールナツト30が移動台31に接続され
ており、ボールナツト30にはねじ軸2の螺旋溝
1に対向する閉じた螺旋溝(図略)が形成されて
いて、両螺旋溝でつくられる通路に多数のボール
(図略)が転動自在に配され、ギヤ26の回転に
よつてボールナツト30したがつて移動台31が
第1図の左方又は右方に摺動できるようになされ
ている。
合するボールナツト30が移動台31に接続され
ており、ボールナツト30にはねじ軸2の螺旋溝
1に対向する閉じた螺旋溝(図略)が形成されて
いて、両螺旋溝でつくられる通路に多数のボール
(図略)が転動自在に配され、ギヤ26の回転に
よつてボールナツト30したがつて移動台31が
第1図の左方又は右方に摺動できるようになされ
ている。
(考案の効果)
従来と異なり本考案はねじ軸の中空孔をねじ軸
に圧入されたパイプによつて形成している。した
がつて従来行なわれてきたねじ軸内面の切削とい
う工数の多い作業を省略できるので加工工数を著
しく減少することができる。
に圧入されたパイプによつて形成している。した
がつて従来行なわれてきたねじ軸内面の切削とい
う工数の多い作業を省略できるので加工工数を著
しく減少することができる。
更に圧入するパイプには多様な材質のものを選
択できる。一般の電縫管を用いれば低コストで製
造できる。また仕上面のよいアルミニウム管を用
いれば、熱伝導がよく、腐食されにくい等の利点
を有するボールねじを得ることが出来る。又、ね
じ軸の材料より小さい熱膨張率のパイプ材を利用
すれば全体としての熱膨張を抑制できる。更にね
じ軸と圧入管との間に内部応力を生ずるようにす
れば曲りに対する剛性を大きくすることができる
し、ねじ軸と圧入管との材質が異なれば振動に対
する減衰効果も期待され、これらは装置の軽量化
を可能にする。
択できる。一般の電縫管を用いれば低コストで製
造できる。また仕上面のよいアルミニウム管を用
いれば、熱伝導がよく、腐食されにくい等の利点
を有するボールねじを得ることが出来る。又、ね
じ軸の材料より小さい熱膨張率のパイプ材を利用
すれば全体としての熱膨張を抑制できる。更にね
じ軸と圧入管との間に内部応力を生ずるようにす
れば曲りに対する剛性を大きくすることができる
し、ねじ軸と圧入管との材質が異なれば振動に対
する減衰効果も期待され、これらは装置の軽量化
を可能にする。
以上のように、本考案は中空ボールねじ製造上
のネツク工程であつた中空孔の切削工程を省略し
て製造の能率を上げ、加えてねじ軸の機械的性質
を改善するというすぐれた効果をするものであ
る。
のネツク工程であつた中空孔の切削工程を省略し
て製造の能率を上げ、加えてねじ軸の機械的性質
を改善するというすぐれた効果をするものであ
る。
第1図は、本考案による中空ボールねじの、一
部を断面図とした側面図を示す。 主要部分の符号の説明、螺旋溝……1、ねじ軸
……2、{ブラケツト……3,4、玉軸受……5,
6,7,8}支持手段、ボールナツト……30、
貫通孔……22、パイプ……23、冷却媒体流路
……15〜18,12,24。
部を断面図とした側面図を示す。 主要部分の符号の説明、螺旋溝……1、ねじ軸
……2、{ブラケツト……3,4、玉軸受……5,
6,7,8}支持手段、ボールナツト……30、
貫通孔……22、パイプ……23、冷却媒体流路
……15〜18,12,24。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外面に螺旋溝を形成したねじ軸と、 上記ねじ軸を回転自在に軸支する支持手段と、 上記ねじ軸にボールを介して螺合しかつ前記ね
じ軸に対して相対螺旋運動可能なボールナツト
と、 上記ねじ軸を冷却するための冷却媒体流路とを
有する中空ボールねじに於て、 上記冷却媒体流路は上記ねじ軸に形成された貫
通孔に圧入されたパイプを具えてなることを特徴
とする中空ボールねじ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15839384U JPH0210856Y2 (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15839384U JPH0210856Y2 (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6173957U JPS6173957U (ja) | 1986-05-19 |
| JPH0210856Y2 true JPH0210856Y2 (ja) | 1990-03-16 |
Family
ID=30716373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15839384U Expired JPH0210856Y2 (ja) | 1984-10-22 | 1984-10-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0210856Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH112249A (ja) * | 1997-06-10 | 1999-01-06 | Nippon Seiko Kk | ボールねじ用サポートユニット |
| JP3352024B2 (ja) * | 1998-03-31 | 2002-12-03 | 光洋機械工業株式会社 | 送りねじの冷却装置 |
| JP4711465B2 (ja) * | 1999-09-05 | 2011-06-29 | 本田技研工業株式会社 | 斜板式静油圧式無段変速機の斜板駆動装置 |
| JP2001248788A (ja) * | 2000-03-02 | 2001-09-14 | Seiko Epson Corp | 作動機構及びそれを用いたicハンドラ |
| US6779925B2 (en) * | 2002-11-26 | 2004-08-24 | George J. Coates | Bearing assembly |
| JP6785527B2 (ja) * | 2016-03-08 | 2020-11-18 | 三井精機工業株式会社 | 工作機械の送り軸冷却構造 |
-
1984
- 1984-10-22 JP JP15839384U patent/JPH0210856Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6173957U (ja) | 1986-05-19 |
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